JP2925207B2 - 水性の、酸化的に乾燥するアルキド樹脂の製造方法並びにそれらからなる又はそれらを含む水性塗料及び塗料配合物 - Google Patents

水性の、酸化的に乾燥するアルキド樹脂の製造方法並びにそれらからなる又はそれらを含む水性塗料及び塗料配合物

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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、高い固体含量を有する、水性の、酸化的に
乾燥するアルキド樹脂の新規製造方法及びそれらの酸化
的に乾燥する水性塗料及び塗料配合物中での使用に関す
るものである。
ポリエステル又はアルキド樹脂のようなポリヒドロキ
シル化合物を、ジイソシアネート及び少なくとも二つの
イソシアネート反応性基と少なくとも一つのアニオン形
成性基とを含有する化合物と反応させることによって、
耐けん化性のカルボキシル基を含有する水希釈性結合剤
に転化させることは、既に公知である。
米国特許第3412054号は、なかんづく、乾燥性脂肪酸
を含有する水性のポリウレタン分散物の製造のための、
二つのイソシアネート反応性基と一つのアニオン形成性
基とを有する化合物としての2,2−ビス(ヒドロキシメ
チル)−プロピオン酸の使用を記載している。該米国特
許によれば、ジメチロールプロピオン酸を、そのヒドロ
キシル基を用いてエステル化することによってアルキド
樹脂中に導入し、このエステル化したアルキド樹脂を次
いでジイソシアネートと反応させる。ヨーロッパ特許明
細書第0017199号においては、この方法が、均一ではな
い、比較的乾燥が遅く且つ疑問のある塗料特性を有する
生成物を与えるということを述べている。
ヨーロッパ特許第0017199号は、たとえば、天然油脂
とポリオール、たとえば大豆油とペンタエリトリトー
ル、及びイソシアネート基を含有するプレポリマー、た
とえばトリーレンジイソシアネートとジメチロールプロ
ピオン酸との反応生成物から製造される、改良された性
質を有する、油変性カルボキシル基含有ポリウレタン分
散物を記載している。
このことは、二つの比較的高分子量の予備生成物を調
製し、次いでそれを希釈有機溶液、たとえば、アセトン
中で相互に反応させる必要があることを意味する。
十分な貯蔵安定性と良好な塗料特性を得ようとすると
きには、続いてアセトンを留去して、たとえば、ブチル
グリコールのような、可溶化液体で置き換えなければな
らない。アセトンの留去と引続くその回収は、これらの
製品のコストの望ましくない上昇をもたらす。
ヨーロッパ特許第0017199号中に示された実施例にお
いては、油変性したカルボキシル官能性ポリウレタン
は、ポリイソシアネートプレポリマーとポリオールとの
反応後になお0.5〜0.9%のイソシアネート含量を有して
いるが、これらのイソシアネート基は目的どおりに連鎖
の延長のために用いられることはなくて、共溶剤として
用いられるブチルグリコールと反応を受け、且つ/又は
ポリウレタンを分散させるときに水又はアンモニアとの
明確ではない反応を受ける。その結果として、取得され
る製品は、反応条件によって大きく変動し且つ予見し得
ない性質を有している。
これらの結合剤の製造方法に伴なうこれらの欠点は別
として、最近、別の局面、すなわち、増大しつつある環
境意識及びその結果としての塗料工業に対する増大する
要求が前面に出てきている。
最終塗料中で10〜15%の有機溶剤を含有する従来から
公知の結合剤は、塗料の環境適合性に対する厳しい要求
を、もはや満足することができない。
ヨーロッパ特許第0017199号中に記載された製品は、
大きな割合の有機溶剤を含有するばかりでなく、その水
性の形態において、それらは約25%の固形分を有してい
るにすぎない。
しかしながら、最近の高品質の水性のアルキド樹脂
は、そのすぐれた塗料特性に加えて、40%以上の固形分
を有し且つ低率の有機補助溶剤を含有するのみであるこ
とが要求される。
それ故、本発明の目的は、現在の技術の上記の欠点を
克服し且つ高品質の仕上塗料の製造に適していると共
に、40%を越える固形分を有し且つ10%未満、好ましく
は7%未満の有機補助溶剤を含有するのみの水性のアル
キド樹脂の調製して用いることのできる、水性の酸化的
に乾燥するアルキド樹脂の製造のための経済的な方法を
開発することにある。
驚くべきことに、この問題は、以下に記す本発明の方
法によって解決することができるということが見出され
た。本発明の方法は、重量で40%を越える固形分と10重
量%未満の補助溶剤含量を有する、高品質塗料の製造に
適する水性の結合剤を与える一段合成法である。
本発明は: a)70〜88重量%の、 a1)その少なくとも60重量%は少なくとも一種の酸化
乾燥することができる不飽和脂肪酸から成る、40〜70重
量%のモノカルボン酸成分、 a2)7〜20重量%の、少なくとも一種のジカルボン酸
及び又は少なくとも一種のジカルボン酸無水物から成る
ジカルボン酸成分、 a3)0〜10重量%のジオール成分、及び a4)14〜30重量%の少なくとも三官能性のポリオール
成分、 ここで成分a1)〜a4)の百分率の合計は100である、
の反応によって調製した、100〜200のヒドロキシル価及
び5以下の酸価を有するアルキド樹脂と b)4〜7重量%の2,2−ビス(ヒドロキシメチル)ア
ルカンカルボン酸、及び c)10〜23重量%の、168〜294の分子量範囲の、少なく
とも一種の有機ジイソシアネートから成るジイソシアネ
ート成分 と、70〜95重量%の有機溶液中で、成分a)及びb)を
反応器中に導入し、それらを適当な有機溶剤を用いて均
質化し、次いでそれらを0.01〜2.5重量%の適当な触媒
の存在において50〜120℃の温度で、成分c)と反応さ
せることからなる一段合成法で反応させて、10,000〜7
0,000の分子量Mw及び18〜36の酸価を有する樹脂を生成
させ、該樹脂はなお遊離のヒドロキシル基を含有するが
もはやイソシアネート基は含有していないことを特徴と
する、40重量%を越える固形分を有する水性の、酸化的
に乾燥するアルキド樹脂の製造方法に関する。上記の出
発成分a)〜c)の百分率の合計が100である反応混合
物を、次いで水中に分散又は溶解させ且つ反応生成物中
に導入したカルボキシル基の45〜100%を、反応の間又
は反応混合物の分散又は溶解の間に、塩基の添加によっ
てカルボン酸塩基に転化させる。
本発明は、さらにこの方法によって取得した結合剤
の、室温において酸化的に乾燥することができる水性塗
料及び塗料配合物中で又はそれらとしての使用に関す
る。
“アルキド樹脂”の用語は、本発明の関係において、
たとえば、D.H.ソロモンにより“有機塗膜形成要素の化
学”、75〜101頁、ジヨーン ワイリー アンド サン
ズ、ニューヨーク、1697中に記されているような重縮合
の公知の方法によりアルコールとカルボン酸から製造さ
れる重縮合物を意味するために用いる。
酸価に関して以下に記す特定値は、アルキド樹脂a)
中又は本発明の方法の生成物中に存在する遊離及び中和
カルボキシル基の両方に対して適用する。水酸化カリウ
ムを用いる滴定による酸価の定量は、一般に比較的弱い
塩基で中和されているカルボキシル基(カルボン酸塩
基)にも及ぶ。
本発明の方法において使用するアルキド樹脂a)は、
100〜200、好ましくは140〜90のヒドロキシル価及び5
以下、好ましくは3以下の酸価を有している。それら
は、場合によっては常用のエステル化触媒を使用して、
好ましくは溶剤なしで又は共沸結合として、180〜240℃
の温度において、水の除去を伴なって行なわれる、上記
の出発成分a1)〜a4)の公知の反応によって製造するこ
とができる。
出発成分a1)は、122〜340の範囲の分子量を有する少
なくとも一種のモノカルボン酸から成るモノカルボン酸
成分であるが、但し成分a1)の少なくとも60重量%は少
なくとも一種の酸化的に乾燥する脂肪酸から成ることを
条件とする。以下のものは適当なモノカルボン酸の例で
ある:安息香酸、t−ブチル安息香酸、ヘキサヒドロ安
息香酸及び2−エチル−ヘキサン酸のような飽和脂肪
酸;やし油脂肪酸、大豆油脂肪酸、桐油脂肪酸、サフラ
ワー油脂肪酸、ひまし油脂肪酸、リシネン脂肪酸、落花
生油脂肪酸、トール油脂肪酸及びコンジュエン(conjue
n)脂肪酸。
成分a2)は、116〜600の分子量範囲にある少なくとも
一種の有機ジカルボン酸及び/又は少なくとも一種のこ
のようなジカルボン酸の無水物である。以下のものは適
当なジカルボン酸又は無水物である:フタル酸(無水
物)、イソフタル酸、テレフタル酸、テトラヒドロフタ
ル酸(無水物)、ヘキサヒドロフタル酸(無水物)、マ
レイン酸(無水物)、フマル酸、アジピン酸、こはく酸
(無水物)、二量化脂肪酸及びセバシン酸。
成分a3)は、62〜400の分子量範囲にある少なくとも
一種の二価アルコールから成るジオール成分である。以
下のものは適当なジオールの例である:エチレングリコ
ール、1,3−及び1,2−プロピレングリコール、ブタン−
1,4−ジオール、ブタン−1,3−ジオール、ブタン−2,3
−ジオール、ヘキサンジオール、ジエチレングリコー
ル、トリエチレングリコール、水素化ビスフエノール
類、1,4−シクロヘキサンジオール、1,4−シクロヘキサ
ンジメタノール及びネオペンチルグリコール。
成分a4)は、92〜300の分子量範囲にある少なくとも
一種の少なくとも三価、好ましくは三又は四価のアルコ
ールから成る少なくとも三価のポリオール成分である。
トリメチロールプロパン、グリセリン及びペンタエリト
リトールが適当な多価アルコールの例である。成分a4)
は全くペンタエリトリトールから成ることが好ましい。
共沸エステル化を行なう場合には、通常はイソオクタ
ン、キシレン、トルエン又はシクロヘキサンである同伴
剤を、反応後に減圧下に留去する。
成分b)は、全体で少なくとも5炭素原子を有する少
なくとも一種の2,2−ビス(ヒドロキシメチル)アルカ
ンカルボン酸、好ましくは2,2−ビス(ヒドロキシメチ
ル)−プロピオン酸から成る。
成分c)は、168〜294の分子量範囲にある少なくとも
一種の有機ジイソシアネートから成るジイソシアネート
成分である。以下のものは適当なジイソシアネート成分
の例である:ヘキサメチルジイソシアネート、1−イソ
シアナト−3,3,5−トリメチル−5−イソシアナトメチ
ルシクロヘキサン(イソホロンジイソシアネート、略称
IPDI)、トリレン−2,4−ジイソシアネート、トリレン
−2,6−ジイソシアネート、2,4,4−トリメチルヘキサメ
チレン−1,6−ジイソシアネート、ナフタレンジイソシ
アネート及び、たとえば、“メトーデン デル オルガ
ニッシェン ヒェミー”(フーベン−ワイル)、第14/2
巻、第4版、ゲオルグ チーメ フエルラーク、シェツ
ットガルト1963、61〜70頁中に記されているもののよう
な、その他のイソシアネート。
本発明による方法は、72.5〜80重量%の成分a)、4.
8〜6.5重量%の成分b)及び14〜21重量%の成分c)を
用いて行なうことが好ましい。この好適実施形態におい
ても、百分率の合計は100である。
出発成分a)〜c)の性質及び割合は、反応の完了後
に取得した生成物が、較正したスチラゲル上のゲル浸透
クロマトグラフイーによって測定して、10,000〜70,00
0、好ましくは15,000〜45,000の分子量Mw、18〜36、好
ましくは21〜31の酸価、及び遊離イソシアネート基の不
在において少なくとも40のヒドロキシル価を有する生成
物を取得するように選択する。
本発明による反応を遂行するためには、アルキド樹脂
a)、2,2−ビス(ヒドロキシメチル)−アルカンカル
ボン酸b)及び溶剤を均質化し、次いで50〜120℃にお
いて1分乃至2時間以内にジイソシアネートc)を加
え、発熱反応の熱を利用しながら、80〜140℃の温度に
おいて、前記の特性値を有する樹脂が得られるまで反応
混合物を撹拌する。
ジブチルすずオキシド、ジブチルすずジラウレート又
はトリメチルアミンのような適当な触媒を、反応の促進
させ且つ水で希釈することができる生成物を生じさせる
ために、全反応混合物の重量に基づいて、0.01〜2.5重
量%の量で使用する。
反応は、イソシアネートに対して不活性な溶剤中で70
〜95%の固形分で行なう。以下のものは適当な溶剤の例
である:ジメチルジグリコール、N−メチルピロリド
ン、N−メチルカプロラクトン、アセトン、酢酸エチル
グリコール又はこれらの水で希釈できる溶剤とその他の
溶剤、たとえば酢酸n−ブチル、酢酸メトキシプロピ
ル、キシレン、トルエン又はソルベントナフサとの混合
物。
残留有機溶剤の量がきわめて低いことを要する場合に
は、溶剤又は溶剤の一部を、中和又は水中への樹脂の分
散の前及び/又は間及び/又は後に、留去することがで
きる。
ある種の性質を得るために、ウレタン化反応後に少量
の他の有機溶剤を添加することもできる。以下のもの
は、そのような溶剤の例である:エタノール、n−プロ
パノール、イソ−プロパノール、n−ブタノール、イソ
−ブタノール、t−ブタノール、ペンタノール、ヘキサ
ノール、オクタノール、ブチルグリコール、エチルグリ
コール、ブチルジグリコール、エチルジグリコール、メ
チルジグリコール及びメトキシプロパノール。
70〜95%の樹脂溶液を水中に分散又は溶解させ且つ/
又は、カルボキシル基の部分的又は完全な中和が以前の
段階で生じていなかった場合には、樹脂溶液を水と中和
剤の混合物中に分散又は溶解させる。
中和剤は、アニオン形成の可能な基の45〜100%、好
ましくは50〜80%を中和するために必要な量で使用す
る。
特に、たとえばトリエチルアミンのような第三アミン
を中和剤として用いる場合には、それらはイソシアネー
ト付加反応に対する触媒としても機能するから、その反
応の前に添加することができる。
以下のものは適当な中和剤の例である:アルカリ金属
水酸化物、アンモニア、ジメチルアミン、ジエチルアミ
ン、ジプロピルアミン、ジブチルアミン、トリメチルア
ミン、トリエチルアミン、トリプロピルアミン、トリブ
チルアミン、トリエタノールアミン、モノエタノールア
ミン、N−ジメチルエタノールアミン、N−メチルエタ
ノールアミン、ジエタノールアミン、N−メチルジエタ
ノールアミン、モノイソプロパノールアミン、ジイソプ
ロパノールアミン、トリイソプロパノールアミン、モル
ホリン、N−メチルモルホリン、2−アミノ−2−メチ
ル−1−プロパノール及びこれらの塩基の混合物。アン
モニアとトリエチルアミンが特に好適である。
このようにして調製された水性アルキド樹脂の固形分
は40重量%を越え、有機溶剤含量は10重量%未満、好ま
しくは7重量%未満である。
本発明によって取得した生成物は、室温において酸化
的乾燥を受ける水性塗料又は塗料配合物として申し分の
ないものであるが、塗料技術において用いてられる通常
の助剤及び添加剤、たとえば、顔料、乾燥促進剤、アン
チスキニング剤、増粘剤、レベリング剤及び泡止め剤を
添加することが好ましい塗料。これらの添加剤の一部
は、製造プロセスを妨害することがないものであれば、
水性結合剤の製造の前に添加しておいてもよい。このよ
うにして、室温において酸化的に乾燥することができる
高品質の水性塗料及び塗料配合物が得られる。それら
は、たとえば木材、紙、金属、プラスチック又はガラス
のような基体に、たとえば、吹付け、フラッジング、浸
漬、ローラー塗り、へら塗り又ははけ塗りのような、公
知の方法によって、塗布することができる。
この塗料は、室温において又は強制高温乾燥下に乾燥
して透明な、架橋した、光沢のある塗膜を形成する。
以下の実施例において示す百分率は、すべて重量百分
率である。
実施例 1 撹拌機、冷却及び加熱装置を備えた5の反応器中
に、367gのインフタル酸、752gのペンタエリトリトー
ル、1549gの大豆油脂肪酸、774gのコンジユバンドール
(conjuvandol)脂肪酸及びエステル化触媒としての1.6
gのジブチルすずオキシドを計り入れ、窒素を通じなが
らその反応混合物を1時間以内に140℃まで加熱する。
次いで反応混合物を5時間で190℃に加熱し、酸価が約
2.5となるまでこの温度に保つ。この特別な低分子量ア
ルキド樹脂のOH価は164であり、収量は3220gである。反
応混合物を120℃に冷却したのち、636gのN−メチルピ
ロリドン、255gのビス−(ヒドロキシメチル)−プロピ
オン酸及び4.1gのジブチルすずジラウレートを加え、そ
の混合物を100〜120℃で均質となるまで撹拌し、次いで
75℃まで冷却する。次いで789gのイソホロンジイソシア
ネートを全部一度に加え、その反応混合物を、発熱反応
の熱を利用しながら、約110℃において、イソシアネー
ト基が検出できなくなるまで撹拌する。高度に粘稠な、
約28の酸価(100%)を有し且つなお遊離のヒドロキシ
ル基を含有する、水で希釈できるアルキド樹脂1)の87
%樹脂溶融物を得る。4800gのこの87%樹脂溶融物を476
0gの水と94gのトリエチルアミンの混合物中に溶解す
る。混合物の温度は約60℃である。次いでこの水性アル
キド樹脂1)の撹拌を50〜60℃で2時間続け、62.6gの
アンチスキニング剤 アスシニンRコンク(バイエルA
G)の添加後に、混合物を濾過する。約43%の固形分と
約7のpHを有する水性アルキド樹脂1)を得る。中和度
は約50%である。
実施例 2 261gのフタル酸無水物、244gのイソフタル酸、1562g
の大豆油脂肪酸、323gの安息香酸、759gのペンタエリト
リトール及び85gの1,4−シクロヘキサンジメタノール
を、撹拌機と冷却及び加熱装置を備えた5リットルの反
応器中に計り入れ、1時間当り5〜6リットルの速度で
窒素を通じながら内容物を140℃に加熱する。次いで反
応混合物を220℃まで8時間で加熱し、酸価が3以下と
なるまでこの温度に保つ。この特別な低分子量アルキド
樹脂のOH価は164であり、収量は3000gである。反応混合
物を80℃に冷却したのち、593gのN−メチルピロリドン
と234gの2,2−ビス(ヒドロキシメチル)−プロピオン
酸を加える。反応混合物を均質化し、105gのトリエチル
アミンを加える。次いで734gのイソホロンジイソシアネ
ートを全部一度に加え、発熱反応の熱の使用によって、
100〜110℃において、イソシアネート基を検出すること
ができなくなるまで撹拌する。高度に粘稠な約28(100
%)の酸価を有し且つなお遊離のヒドロキシル基を含有
する水で希釈することができるアルキド樹脂2)の87%
樹脂溶融物を取得する。
4658gのこの樹脂溶融物を4280gの水中に分散又は溶解
する。この水性アルキド樹脂2)を50〜60℃で、さらに
2時間撹拌し続け、58gのアンチスキンニング剤 アス
シニンRコンク(バイエルAG)の添加後に濾過する。約
44%の固形分と約7.2のpHを有する水性アルキド樹脂
2)を取得する。中和度は約60%である。
実施例 3 撹拌機、冷却及び加熱装置を付した5リットルの反応
基中に118gのヘキサヒドロフタル酸無水物、393gのイソ
フタル酸、1104gの大豆油脂肪酸、442gの落花生油脂肪
酸、481gの安息香酸及び858gのペンタエリトリトールを
計り入れ、窒素流下に1時間で140℃に加熱する。次い
で反応混合物を8時間で220℃まで加熱し酸価が3未満
となるまで撹拌する。この特別なアルキド樹脂のOH価は
170であり、収量は3125gである。反応混合物を120℃ま
で冷却し、313gのN−メチルピロリドン、202gの酢酸n
−ブチル、244gの2,2−ビス−(ヒドロキシメチル)−
プロピオン酸及び4gのジブチルすずジラウレートを加
え、その反応混合物を均質化し、80℃まで冷却したの
ち、795gのIPDIを1時間で加える。次いで反応混合物を
110〜120℃でイソシアネート基が検出できなくなるまで
撹拌する。次いで混合物中に強い窒素流を通じることに
よって酢酸ブチルを留去したのち、ブチルグリコールを
加えて固体含量を87%に調節する。次いで78gのオクタ
ン酸鉛と15.5gのオクタン酸コバルトを加え、反応混合
物を均質化する。次いで樹脂溶融物を4700gの水と138g
のトリエチルアミンの混合物中に分散又は溶解させる。
混合温度は約50℃である。この水性アルキド樹脂の撹拌
を50〜60℃で2時間続け、次いで73gのアンチスキニン
グ剤 アスシニンRコンク(バイエルAG)の添加後に濾
過する。約44%の固形分と7.0のpHを有する水性アルキ
ド樹脂3)を取得する。中和度は約70%である。
実施例 4 撹拌器と冷却及び加熱装置を備えた5リットルの反応
器中に182.3gのフタル酸無水物、204.6gのイソフタル
酸、1381gの大豆油脂肪酸、255.7gの安息香酸及び671g
のペンタエリトリトールを計り入れ、窒素流を通じなが
ら1時間で140℃に加熱する。次いで反応混合物を8時
間にわたって220℃まで加熱し、酸価が3以下となるま
でこの温度に保つ。この特別な、低分子量アルキド樹脂
のOH価は173であり、収量は2500gである。反応混合物を
130℃まで冷却し、次いで360gのn−メチルピロリド
ン、195gの2,2−ビス−(ヒドロキシメチル)−プロピ
オン酸と3.3gのジブチルすずオキシドを加え、反応混合
物を均質化し、80℃まで冷却したのち、620gのイソホロ
ンジイソシアネートを加える。反応混合物を110〜120℃
においてNCOが検出できなくなるまで保つ。次いで217g
のブチルグリコール、33.2gのエトキシル化ノニルフエ
ノール及び12.4gのオクタン酸コバルトを加え、その混
合物を均質化する。約29(100%)の酸価を有し且つな
お遊離のヒドロキシル基を含有する、水で希釈すること
ができるアルキド樹脂4)の85%樹脂溶融物を取得す
る。
3406gの水と37gのアンモニア(33%)の混合物中に樹
脂溶融物を分散又は溶解する。混合温度は約60℃であ
る。この水性アルキド樹脂を50〜60℃でさらに2時間の
撹拌を続け、次いで51.8gのアンチスニング剤 アスシ
ニンRコンクの添加後に濾過する。45%の固形分と約6.
8のpHを有する水性アルキド樹脂4)を取得する。中和
度は約50%である。
本発明に従って実施例中に記すようにして調製した水
性アルキド樹脂結合剤は、室温において少なくとも1年
間、40℃において少なくとも6ケ月の貯蔵において安定
である。
これらのアルキド樹脂結合剤から調製した白色塗料
(顔料:結合剤=0.65:1)は約25秒の塗布粘度において
約45〜65%の固形分を有し且つ約5%の有機共溶剤を含
有する。
室温で乾燥するときに、それらは3〜8時間で粘着性
がなくなり、24時間の乾燥後に、水と溶剤に対する良好
な耐性を有するようになる。結合剤は、高い硬度/弾性
比を有し且つ、たとえば、吹付け、浸漬、流延及び刷毛
塗りによって、容易に塗布することができる。塗膜は、
すぐれた膜光学的性質を有し、光沢値(角度20゜)は70
〜80%である。
本発明の主な特徴および態様を記すと次のとおりであ
る。
1.a)a1)40〜70重量%の、その少なくとも60重量%の
酸化的に乾燥することができる少なくとも一種の不飽和
脂肪酸を含有する、モノカルボン酸成分、 a2)7〜20重量%の、少なくとも一種のジカルボン
酸、少なくとも一種のジカルボン酸無水物、あるいは両
者である、ジカルボン酸成分、 a3)0〜10重量%のジオール成分、及び a4)10〜30重量%の少なくとも一種の三官能性ポリ
オール成分 を反応させることによって製造した、100〜200のヒドロ
キシル価及び5以下の酸価を有する、70〜88重量%のア
ルキド樹脂、 b)4〜7重量%の2,2−ビス(ヒドロキシメチル)
−アルカンカルボン酸;及び c)10〜23重量%の168〜294の分子量を有する少なく
とも一種の有機ジイソシアネートを含有するジイソシア
ネート成分 を反応させることから成る、40重量%を越える固形分を
有する水性の、酸化的に乾燥するアルキド樹脂の製造方
法にして、 成分a)及びb)を反応器中に導入し、成分a)及び
b)を有機溶媒を用いて均質化し、成分a)及びb)を
0.01〜2.5重量%の触媒の存在下50〜120℃の温度におい
て成分c)と反応させ、それによって10,000〜70,000の
分子量及び18〜36の酸価を有する樹脂を取得し、該樹脂
は遊離のヒドロキシル基を含有するのが遊離のイソシア
ネート基は含有せず、且つその後に反応混合物を水中に
分散又は溶解することによって、反応の間に又は反応混
合物の分散あるいは溶解の間にジカルボキシル基の45〜
100%がカルボン酸エステル基に転化されている生成物
を取得することから成る、70〜95重量%の有機溶液中の
一段合成である該製造方法。
2.プロセス中の有機溶剤の量を生成物の溶剤含量が10重
量%より低くなるように調節する、上記第1項記載の方
法。
3.成分a4)は、ペンタエリトリトールである、上記第1
項記載の方法。
4.成分b)は、2,2−ジメチロールプロピオン酸であ
る、上記第1項記載の方法。
5.成分c)は、1−イソシアナト−3,3,5−トリメチル
−5−イソシアナトメチル−シクロヘキサンである、上
記第1項記載の方法。
6.成分a)は、反応成分a1)〜a4)の無溶剤縮合又は共
沸縮合によって製造する、上記第1項記載の方法。
7.上記第1項記載の方法によって製造した、水性の、酸
化的に乾燥するアルキド樹脂。
8.上記第1項記載の方法によって製造した、水性の、酸
化的に乾燥するアルキド樹脂から成る水性結合剤を含有
する常温において酸化的に乾燥する改良した水性塗料又
は塗料組成物。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ロタール・フライター ドイツ連邦共和国デー4150クレーフエル ト・ベーレンシユトラーセ 7 (72)発明者 ボルフガング・ベルナー ドイツ連邦共和国デー5060ベルギツシユ グラート バツハ2・バツハシユトラー セ1 (56)参考文献 特開 昭55−133450(JP,A)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】a)a1)40〜70重量%の、その少なくとも
    60重量%の酸化的に乾燥することができる少なくとも一
    種の不飽和脂肪酸を含有する、モノカルボン酸成分、 a2)7〜20重量%の、少なくとも一種のジカルボン酸、
    少なくとも一種のジカルボン酸無水物、あるいは両者で
    ある、ジカルボン酸成分、 a3)0〜10重量%のジオール成分、及び a4)10〜30重量%の少なくとも一種の三官能性ポリオー
    ル成分 を反応させることによって製造した、100〜200のヒドロ
    キシル価及び5以下の酸価を有する、70〜88重量%のア
    ルキド樹脂、 b)4〜7重量%の2,2−ビス(ヒドロキシメチル)−
    アルカンカルボン酸;及び c)10〜23重量%の168〜294の分子量を有する少なくと
    も一種の有機ジイソシアネートを含有するジイソシアネ
    ート成分 を反応させることから成る、40重量%を越える固形分を
    有する水性の、酸化的に乾燥するアルキド樹脂の製造方
    法にして、 成分a)及びb)を反応器中に導入し、成分a)及び
    b)を有機溶媒を用いて均質化し、成分a)及びb)を
    0.01〜2.5重量%の触媒の存在下に50〜120℃の温度にお
    いて成分c)と反応させ、それによって10,000〜70,000
    の分子量及び18〜36の酸価を有する樹脂を取得し、該樹
    脂は遊離のヒドロキシル基を含有するが遊離のイソシア
    ネート基は含有せず、且つその後に反応混合物を水中に
    分散又は溶解することによって、反応の間に又は反応混
    合物の分散あるいは溶解の間にカルボキシル基の45〜10
    0%がカルボン酸エステル基に転化されている生成物を
    取得することから成る、70〜95重量%の有機溶液中の一
    段合成である該製造方法。
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