JP2924915B2 - 動力伝達チェーンのロッカジョイント - Google Patents
動力伝達チェーンのロッカジョイントInfo
- Publication number
- JP2924915B2 JP2924915B2 JP2033604A JP3360490A JP2924915B2 JP 2924915 B2 JP2924915 B2 JP 2924915B2 JP 2033604 A JP2033604 A JP 2033604A JP 3360490 A JP3360490 A JP 3360490A JP 2924915 B2 JP2924915 B2 JP 2924915B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pair
- links
- opening
- pins
- chain
- Prior art date
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- Expired - Fee Related
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16G—BELTS, CABLES, OR ROPES, PREDOMINANTLY USED FOR DRIVING PURPOSES; CHAINS; FITTINGS PREDOMINANTLY USED THEREFOR
- F16G13/00—Chains
- F16G13/02—Driving-chains
- F16G13/04—Toothed chains
Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は動力伝達チェーン、特に、かかるチェーン用
の改良されたロッカジョイントに関する。
の改良されたロッカジョイントに関する。
(従来の技術およびその課題) 「無音」の動力伝達チェーン又は逆歯は通常、他の組
みのリンクと綴り合わされた複数の組みの横方向に整合
されたリンクを備えている。各リンクは一対の離間した
開口部を有する本体を備え、一組みのリンクの開口部は
次に隣接する組みの綴り合わせたリンクの開口部と整合
するように配設される。綴り合わされた組みのリンクを
連結するため、枢着手段が整合された各群の開口部に挿
入される。従来技術にて教示されているように、丸形ピ
ン及びロッカジョイントが使用されるが、該ロッカジョ
イントは各々が他方の正面に接触し揺動する正面を備え
る一対のピン及びロッカを備えている。無音チェーンの
各リンクはスプロケットの歯にかみ合わないガイドリン
クを除いて、本体と、及びクロッチ(crotch)により分
離された一対の垂下トウ(toe)とを備え、その各トウ
は本体に向けて拡がる側面により画成される。又、米国
又は英国の標準的なローラチェーンと同様ではあるが、
リンクが綴り合わせたリンクを有するチェーンを構成す
ることも可能である。チェーンの最終的な用途によりそ
の構造が決まる。
みのリンクと綴り合わされた複数の組みの横方向に整合
されたリンクを備えている。各リンクは一対の離間した
開口部を有する本体を備え、一組みのリンクの開口部は
次に隣接する組みの綴り合わせたリンクの開口部と整合
するように配設される。綴り合わされた組みのリンクを
連結するため、枢着手段が整合された各群の開口部に挿
入される。従来技術にて教示されているように、丸形ピ
ン及びロッカジョイントが使用されるが、該ロッカジョ
イントは各々が他方の正面に接触し揺動する正面を備え
る一対のピン及びロッカを備えている。無音チェーンの
各リンクはスプロケットの歯にかみ合わないガイドリン
クを除いて、本体と、及びクロッチ(crotch)により分
離された一対の垂下トウ(toe)とを備え、その各トウ
は本体に向けて拡がる側面により画成される。又、米国
又は英国の標準的なローラチェーンと同様ではあるが、
リンクが綴り合わせたリンクを有するチェーンを構成す
ることも可能である。チェーンの最終的な用途によりそ
の構造が決まる。
チェーンのロッカジョイントは例えば、米国特許第1,
534,494号、同第3,540,302号、同第3,747,776号、同第
4,010,656号及び同第4,507,106号のような先行技術から
周知である。
534,494号、同第3,540,302号、同第3,747,776号、同第
4,010,656号及び同第4,507,106号のような先行技術から
周知である。
米国特許第1,534,494号はリンクが略円形の開口部を
有し、各々が長さの異なる一対の円弧状部分を画成する
一対の内向きタブを有し、各開口部がチェーンが関節運
動するとき、相互に揺動する略円形の背面及び反曲線正
面を有する一対のピンを受け入れる動力伝達チェーンを
教示している。
有し、各々が長さの異なる一対の円弧状部分を画成する
一対の内向きタブを有し、各開口部がチェーンが関節運
動するとき、相互に揺動する略円形の背面及び反曲線正
面を有する一対のピンを受け入れる動力伝達チェーンを
教示している。
米国特許第3,540,302号は各部材が相互に揺動状態に
接触する揺動面を有する一対のリンク部材から成るロッ
カジョイントを有するチェーンを開示している。各揺動
面は第1の半径により画成される一方、部材は他部分は
より小さい第2の半径の面により画成される。両方の面
とも凸状である。各部材を受け入れるリンクの開口部は
略矩形であり、各ジョイント部材は離間した切り欠きを
有し、この切り欠き内にリンク部材が着座し、作用荷重
を組立体に伝達する。
接触する揺動面を有する一対のリンク部材から成るロッ
カジョイントを有するチェーンを開示している。各揺動
面は第1の半径により画成される一方、部材は他部分は
より小さい第2の半径の面により画成される。両方の面
とも凸状である。各部材を受け入れるリンクの開口部は
略矩形であり、各ジョイント部材は離間した切り欠きを
有し、この切り欠き内にリンク部材が着座し、作用荷重
を組立体に伝達する。
米国特許第3,742,776号は各々が相互に係合する揺動
面を有する一対の同様の部材を備えるロッカジョイント
を有する無音チェーンを開示している。揺動面は第1の
半径により画成される一方、各部材の背面はより小さい
第2の半径により画成される。揺動する背面は平坦面又
は直線状の面に接続している。チェーンのリンクは円の
直線弦部分を画成する壁部分により接続された内側及び
外側円弧状部分から成る開口部を有している。ロッカジ
ョイントの部材は一組みのリンクの開口部内に楔状に押
し込められ、連結部材の背面とこれら開口部の壁との間
にはスペースが形成される。
面を有する一対の同様の部材を備えるロッカジョイント
を有する無音チェーンを開示している。揺動面は第1の
半径により画成される一方、各部材の背面はより小さい
第2の半径により画成される。揺動する背面は平坦面又
は直線状の面に接続している。チェーンのリンクは円の
直線弦部分を画成する壁部分により接続された内側及び
外側円弧状部分から成る開口部を有している。ロッカジ
ョイントの部材は一組みのリンクの開口部内に楔状に押
し込められ、連結部材の背面とこれら開口部の壁との間
にはスペースが形成される。
米国特許第4,010,656号は各リンクが一対の離間し
た、平滑な壁を有する楕円形の開口部を有する、綴り合
わされた組みのリンクから成るチェーンに関する。ロッ
カジョイントは各々が内転断面形状を有する、即ち、各
々が凸面を有する略三側面である一対の部材を備えてい
る。これらの部材は対の開口部の部分の形状に略適合
し、これらの開口部の部分をその一対の画成凸面と係合
させる。
た、平滑な壁を有する楕円形の開口部を有する、綴り合
わされた組みのリンクから成るチェーンに関する。ロッ
カジョイントは各々が内転断面形状を有する、即ち、各
々が凸面を有する略三側面である一対の部材を備えてい
る。これらの部材は対の開口部の部分の形状に略適合
し、これらの開口部の部分をその一対の画成凸面と係合
させる。
米国特許第4,507,106号は一対の各ピン又はロッカが
同一の断面形状を有すると共に、各々が1つの半径によ
り画成される正面の作用面及び第2及び第3の半径によ
り画成された背面から成る。背面を画成する両半径は第
1の半径よりも徐々に小さくし、さらに小さい半径が正
面及び背面を接続させる。リンクの開口部は平滑で連続
的な壁を有する略円形である。背面は開口部の壁の一部
に適合する一方、ピンは開口部に対して回転する傾向と
なる場合があり、これは望ましくないことである。
同一の断面形状を有すると共に、各々が1つの半径によ
り画成される正面の作用面及び第2及び第3の半径によ
り画成された背面から成る。背面を画成する両半径は第
1の半径よりも徐々に小さくし、さらに小さい半径が正
面及び背面を接続させる。リンクの開口部は平滑で連続
的な壁を有する略円形である。背面は開口部の壁の一部
に適合する一方、ピンは開口部に対して回転する傾向と
なる場合があり、これは望ましくないことである。
動力伝達チェーンを構成する場合、ロッカジョイント
の一方のピンは他方のピンよりも長くするのが一般的な
方法である。短い方のピンはチェーンの側面に接するガ
イドリンクにより適所に拘束される一方、長い方のピン
は圧力嵌め又はその他の方法にてガイドリンク内に固着
される。他のチェーンにおいて、ガイドリンクはリンク
の中央部分に位置決めされる。何れの場合でもガイドリ
ンクはチェーンがかみ合う一又は2以上のスプロケット
とチェーンとの係合を維持するために利用され、スプロ
ケットに対する力の伝達を行わない。
の一方のピンは他方のピンよりも長くするのが一般的な
方法である。短い方のピンはチェーンの側面に接するガ
イドリンクにより適所に拘束される一方、長い方のピン
は圧力嵌め又はその他の方法にてガイドリンク内に固着
される。他のチェーンにおいて、ガイドリンクはリンク
の中央部分に位置決めされる。何れの場合でもガイドリ
ンクはチェーンがかみ合う一又は2以上のスプロケット
とチェーンとの係合を維持するために利用され、スプロ
ケットに対する力の伝達を行わない。
(課題を解決するための手段) 本発明は動力伝達チェーンに使用するのに適した構造
の改良されたロッカジョイントを備えている。かかるチ
ェーンの一般的な構造については説明した。
の改良されたロッカジョイントを備えている。かかるチ
ェーンの一般的な構造については説明した。
本発明の改良されたロッカジョイントは略同一の断面
形状を有する一対のピンを備えている。これら一対のピ
ンはチェーンを構成する綴り合わされた組みのリンクか
ら成るリンク各群の横方向に整合させた開口部内に受け
入れられ、1組みのリンクの開口部が1つのピンを保持
してその組みのリンクに対して回転しないようにする一
方、他方のピンがその組みのリンクの開口部に対して僅
かに動きかつ回転するのを許容する。この他方のピンは
次に隣接する綴り合わされた組みのリンクの整合した開
口部内に保持されて回転しないようにする一方、その一
方のピンが後者の組みのリンクの開口部に対して動きか
つ回転するのを許容する。この嵌合により、その対のピ
ンの正面の作用面は他方の面に係合しかつ揺動する。
形状を有する一対のピンを備えている。これら一対のピ
ンはチェーンを構成する綴り合わされた組みのリンクか
ら成るリンク各群の横方向に整合させた開口部内に受け
入れられ、1組みのリンクの開口部が1つのピンを保持
してその組みのリンクに対して回転しないようにする一
方、他方のピンがその組みのリンクの開口部に対して僅
かに動きかつ回転するのを許容する。この他方のピンは
次に隣接する綴り合わされた組みのリンクの整合した開
口部内に保持されて回転しないようにする一方、その一
方のピンが後者の組みのリンクの開口部に対して動きか
つ回転するのを許容する。この嵌合により、その対のピ
ンの正面の作用面は他方の面に係合しかつ揺動する。
リンクの各開口部は一方が他方よりも長い一対の円弧
状部分を備え、これらの円弧状部分は開口部の内方に伸
長しかつ略平坦な拡がり面により画成される突起により
分離されている。各対のピンの一方のピンはその背面が
開口部の短い円弧状部分の開口部及び画成する突起の壁
に接触する一方、他方のピンは次に隣接する綴り合わさ
れた組みのリンクの開口部に対して同様に接触する。
状部分を備え、これらの円弧状部分は開口部の内方に伸
長しかつ略平坦な拡がり面により画成される突起により
分離されている。各対のピンの一方のピンはその背面が
開口部の短い円弧状部分の開口部及び画成する突起の壁
に接触する一方、他方のピンは次に隣接する綴り合わさ
れた組みのリンクの開口部に対して同様に接触する。
各ピンは第1の半径によってのみ画成された正面又は
作用面と、第1の半径よりも小さい単一の半径により画
成された背面と、正面から背面まで拡がり、正面と背面
とを接続させる平坦面又は壁という4つの主要な面によ
り画成される。
作用面と、第1の半径よりも小さい単一の半径により画
成された背面と、正面から背面まで拡がり、正面と背面
とを接続させる平坦面又は壁という4つの主要な面によ
り画成される。
(実施例) 添付図面、特に、第1図を参照すると、枢着手段14に
より連結された綴り合わせた組みのリンク12を備え、枢
着手段14が一対のピン16、18(ピン及びロッカと称され
る場合がある)を有するロッカジョイントを備える「無
音」型チェーン10が図示されている。リンク12(第2図
参照)は本体13と、枢着手段14を受け入れる一対の離間
した開口部20と、及びそれぞれ外側面24及び内側面26に
より画成される一対のトウ22とを有している。この内側
面にはクロッチ28が接続する。ガイドリンク30は組みの
リンクの側面に接触し、チェーンがかみ合う1又は2以
上のスプロケット(図示せず)上にチェーンを保持する
働きをする。この構造において、ピン16は開口部32を通
って伸長し、通常、その両端が据え込み又はピーニング
加工される一方、ピン18は長さが短く、ガイドリンクに
より拘束される。ガイドリンクは所望であれば、チェー
ンの中心に位置決めすることが出来る。かかる構造にお
いて、中央ガイドリンクはスプロケットの中央溝に係合
し、チェーンとスプロケットとのかみ合いを確実にし、
ピン及びロッカーの両方はその端部にてピーニング加
工、据え込み加工され又はその他の方法で組立体内に固
着される。
より連結された綴り合わせた組みのリンク12を備え、枢
着手段14が一対のピン16、18(ピン及びロッカと称され
る場合がある)を有するロッカジョイントを備える「無
音」型チェーン10が図示されている。リンク12(第2図
参照)は本体13と、枢着手段14を受け入れる一対の離間
した開口部20と、及びそれぞれ外側面24及び内側面26に
より画成される一対のトウ22とを有している。この内側
面にはクロッチ28が接続する。ガイドリンク30は組みの
リンクの側面に接触し、チェーンがかみ合う1又は2以
上のスプロケット(図示せず)上にチェーンを保持する
働きをする。この構造において、ピン16は開口部32を通
って伸長し、通常、その両端が据え込み又はピーニング
加工される一方、ピン18は長さが短く、ガイドリンクに
より拘束される。ガイドリンクは所望であれば、チェー
ンの中心に位置決めすることが出来る。かかる構造にお
いて、中央ガイドリンクはスプロケットの中央溝に係合
し、チェーンとスプロケットとのかみ合いを確実にし、
ピン及びロッカーの両方はその端部にてピーニング加
工、据え込み加工され又はその他の方法で組立体内に固
着される。
第3図及び第4図に図示するように、ピン16、18の断
面形状は略同一である。これらのピンは押出し成形され
た1本の金属材料から切断することが出来る。上述のよ
うに、ピン16はピン18よりも長くしてもよい。
面形状は略同一である。これらのピンは押出し成形され
た1本の金属材料から切断することが出来る。上述のよ
うに、ピン16はピン18よりも長くしてもよい。
各ピン16、18は第1の半径36によってのみ画成された
正面又は作用面34と、半径36よりも小さい単一の半径40
によってのみ画成された背面又は正面38と、及び正面か
ら背面まで拡がり、正面と背面とを接続させる略平坦面
42、43とを有している。平坦面42、43はその長さが略同
様であり、背面及び正面の中心を通る仮想の中心線に対
する角度関係も同様である。
正面又は作用面34と、半径36よりも小さい単一の半径40
によってのみ画成された背面又は正面38と、及び正面か
ら背面まで拡がり、正面と背面とを接続させる略平坦面
42、43とを有している。平坦面42、43はその長さが略同
様であり、背面及び正面の中心を通る仮想の中心線に対
する角度関係も同様である。
各リンクの開口部20は相互に鏡像であり、各々収斂面
48、50及び52、54により画成された一対の内方伸長突起
44、46を有する略円形の形状である。これらの突起44、
46は一対の円弧状部分56、58により分離されており、該
円弧状部分56は円弧状部分58よりも小さく、リンクの端
部に向けてリンクの中心から外方向に位置決めされてい
る。小さい方の円弧状部分56の半径60はピン16の半径40
に略適合する一方、収斂面48、50はピンの平坦面42、43
に略適合する。一対のピン16、18が第3図及び第4図に
示すように開口部20内に挿入されると、その一方のピン
の背面は円弧状部分56に係合する一方、平坦面42、43は
面48、50に接触する。ピンが開口部に嵌入することによ
り、該ピンは開口部内にてリンクに対して回転すること
が出来ない。他方の円弧状部分58及び突起面52、54は回
転しないように保持されたピン16上にて対のピンの他方
のピンが揺動するのを許容し、よって、チェーンを後方
に屈曲させることなく、チェーンの関節動作を可能にす
る。
48、50及び52、54により画成された一対の内方伸長突起
44、46を有する略円形の形状である。これらの突起44、
46は一対の円弧状部分56、58により分離されており、該
円弧状部分56は円弧状部分58よりも小さく、リンクの端
部に向けてリンクの中心から外方向に位置決めされてい
る。小さい方の円弧状部分56の半径60はピン16の半径40
に略適合する一方、収斂面48、50はピンの平坦面42、43
に略適合する。一対のピン16、18が第3図及び第4図に
示すように開口部20内に挿入されると、その一方のピン
の背面は円弧状部分56に係合する一方、平坦面42、43は
面48、50に接触する。ピンが開口部に嵌入することによ
り、該ピンは開口部内にてリンクに対して回転すること
が出来ない。他方の円弧状部分58及び突起面52、54は回
転しないように保持されたピン16上にて対のピンの他方
のピンが揺動するのを許容し、よって、チェーンを後方
に屈曲させることなく、チェーンの関節動作を可能にす
る。
ピン18は次に隣接する綴り合わされた組みのリンク開
口部20に対して同一の関係を有する。即ち、該ピン18は
その組みのリンクに対して回転しないように保持される
が、次に隣接する綴り合わされた組みのリンクに対して
は可動である。
口部20に対して同一の関係を有する。即ち、該ピン18は
その組みのリンクに対して回転しないように保持される
が、次に隣接する綴り合わされた組みのリンクに対して
は可動である。
第1図は部品は細部を示すために切り欠いた本発明によ
り構成されるチェーンの一部分の縦方向断面図、 第2図は本発明による典型的なチェーンリンクの平面
図、 第3図は一対のピンを備え、及び本発明による綴り合わ
された組みのリンクを開口部内に有するロッカジョイン
トの拡大端面図、 第4図は本発明のショイントを示す拡大縮尺によるチェ
ーンの一部分の図である。 12:リンク、14:枢着手段 16、18:ピン、20:開口部 22:トウ 24、26:側面、28:クロッチ 30:ガイドリンク、32:開口部 34:作用面、36:第1の半径 38:背面 42、43:平坦面, 44、46:伸長面 48、50、52、54:収斂面 56、58:円弧状部分、60:半径
り構成されるチェーンの一部分の縦方向断面図、 第2図は本発明による典型的なチェーンリンクの平面
図、 第3図は一対のピンを備え、及び本発明による綴り合わ
された組みのリンクを開口部内に有するロッカジョイン
トの拡大端面図、 第4図は本発明のショイントを示す拡大縮尺によるチェ
ーンの一部分の図である。 12:リンク、14:枢着手段 16、18:ピン、20:開口部 22:トウ 24、26:側面、28:クロッチ 30:ガイドリンク、32:開口部 34:作用面、36:第1の半径 38:背面 42、43:平坦面, 44、46:伸長面 48、50、52、54:収斂面 56、58:円弧状部分、60:半径
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特公 昭55−20092(JP,B2) 特公 昭54−52180(JP,B2) 実公 昭50−38673(JP,Y1) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F16G 13/02 - 13/06 F16G 5/18
Claims (5)
- 【請求項1】リンクと枢着部材との組立体から成る動力
伝達チェーンのロッカジョイントにおいて、 チェーンが他方の組みのリンクと綴り合わされた複数の
組みのリンクを備え、各リンクが端部と、中央本体部材
と、一対の略丸形の離間した開口部とを有し、前記開口
部の各々が離間しかつ略内方に伸長する突起により分離
された一対の円弧上部分により画成される面を有し、各
突起が一対の拡がる略平坦な面により画成され、前記突
起が一方の円弧状部分が他方の円弧状部分よりも小さい
ように離間され、 前記枢着部材がその正面の作用面が相互に係合しかつ揺
動する略同一の断面形状を有する一対のピンを備え、該
一対のピンの各々が第1の半径によってのみ画成された
作用面と、前記開口部の前記小さい円弧状部分に合致す
る第2の半径によってのみ画成された背面とを備え、前
記第1の半径が前記第2の半径よりも大きく、作用面及
び背面が作用面から背面まで拡がる平坦な面により接続
され、 前記一対のピンの一方が一対の突起間にて一組みのリン
ク開口部内に受け入れられ、その背面が前記小さい円弧
状部分により画成された面に係合する一方、その平坦面
が隣接する突起の平坦面に係合し、これにより、前記ピ
ンが該組みのリンクに対して回転するのを阻止し、 前記一対のピンの他方が、前記一組みのリンクが前記開
口部に対する同一の相対的関係にて綴り合わされた組み
のリンクの開口部内に受け入れられ、チェーンがそのジ
ョイントを中心として関節動作をするとき、作用面が相
互に動くのに伴い、前記他方のピンの背面がリンクの他
方の開口部内にて可動であるようにしたことを特徴とす
る動力伝達チェーンのロッカジョイント。 - 【請求項2】前記ピンの前記平坦面が長さが略等しいこ
とを特徴とする請求項1記載の動力伝達チェーンのロッ
カジョイント。 - 【請求項3】リンクと枢着部材との組立体から成る動力
伝達チェーンのロッカジョイントにおいて、 チェーンが他方の組みのリンクと綴り合わされた複数の
組みのリンクを備え、各リンクは一対の離隔した開口部
を有し、各開口部が一対の円弧状部分により画成され、
その内の一方の円弧状部分が他方の円弧状部分よりも長
さが短く、前記短い円弧状部分がリンクの中心から外方
向に配置され、前記円弧状部分の長さが前記開口部の内
方向に収斂しかつ内方向に開口部中心の手前まで伸長す
る略同一の突起により画成され、前記突起が略平坦な面
により画成され、一組みのリンクの一組みの開口部が次
に隣接する組みの綴り合わされたリンクの別の組みの開
口部と整合することにより、整合された開口部の群を形
成し、 さらに、チェーンは、前記整合された開口部の各群にお
いて、組みのリンクを連結させると共に、チェーンの関
節動作を許容し、各々が凸型の正面の作用面及び凸型の
背面を有する一対の枢着部材を備え、各枢着部材がピン
からなり、 各ピンの作用面は相互に対向しかつ揺動し、第1の半径
のみにより画成され、各ピンの背面は前記作用面よりも
小さい第2の半径のみにより画成され、各ピンの作用面
及び背面は作用面から背面まで拡がる略平坦な面により
接続されると共に、各背面が前記開口部の短い円弧状部
分の形状に合致する形状を備え、 前記一対のピンの一方のピンの背面は小さい半径を有す
る一組みのリンクの開口部の面に係合し、前記ピンの平
坦面が短い円弧状部分を画成する前記突起の平坦面に係
合し、従って、チェーンが関節動作をするときピンの回
転を阻止し、 前記一対のピンの他方は該他方のピンと係合する開口部
の面との係合から離れ、 前記一対のピンが前記一組みのリンクに綴り合わされた
次に隣接する組みのリンクの開口部に対して同一の関係
を有することを特徴とする動力伝達チェーンのロッカジ
ョイント。 - 【請求項4】大きい円弧状部分を画成する前記突起の面
が前記対のピンの他方が回転動作するのを制限すること
を特徴とする請求項3記載のロッカジョイント。 - 【請求項5】前記ピンの開口部がチェーンの後方屈曲性
を制限する形状であるようにしたことを特徴とする請求
項3記載のロッカジョイント。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US07/313,531 US4904231A (en) | 1989-02-22 | 1989-02-22 | Rocker joint for chain |
US313531 | 1989-02-22 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02292547A JPH02292547A (ja) | 1990-12-04 |
JP2924915B2 true JP2924915B2 (ja) | 1999-07-26 |
Family
ID=23216093
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2033604A Expired - Fee Related JP2924915B2 (ja) | 1989-02-22 | 1990-02-14 | 動力伝達チェーンのロッカジョイント |
Country Status (5)
Country | Link |
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