JP2922386B2 - ディスク駆動装置およびディスク装置 - Google Patents

ディスク駆動装置およびディスク装置

Info

Publication number
JP2922386B2
JP2922386B2 JP5086281A JP8628193A JP2922386B2 JP 2922386 B2 JP2922386 B2 JP 2922386B2 JP 5086281 A JP5086281 A JP 5086281A JP 8628193 A JP8628193 A JP 8628193A JP 2922386 B2 JP2922386 B2 JP 2922386B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
driving
tray
gear
recording medium
disk
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP5086281A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH06302079A (ja
Inventor
義彦 半田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Consejo Superior de Investigaciones Cientificas CSIC
Original Assignee
Consejo Superior de Investigaciones Cientificas CSIC
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Consejo Superior de Investigaciones Cientificas CSIC filed Critical Consejo Superior de Investigaciones Cientificas CSIC
Priority to JP5086281A priority Critical patent/JP2922386B2/ja
Publication of JPH06302079A publication Critical patent/JPH06302079A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2922386B2 publication Critical patent/JP2922386B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Feeding And Guiding Record Carriers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンパクトディスク等
のディスク状記録媒体のディスク駆動装置およびディス
ク装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、ディスク装置のディスク駆動
装置では、ディスク状記録媒体であるコンパクトディス
ク(以下、CDという)をトレイに載せ、そのトレイを
上記CDの取り出し位置と、駆動位置との間で往復移動
させるものが知られている。
【0003】このようなディスク駆動装置では、CDの
載置されたトレイを取り出し位置から駆動位置の上方に
移動させた後、CDを駆動するためのターンテーブル上
に上記トレイを下降させ、トレイに載置されたCDをタ
ーンテーブルにチャッキングさせて、上記CDをターン
テーブルにより駆動する。
【0004】これにより、前記ディスク装置では、ター
ンテーブルの径方向に移動する光ピックアップによって
CDの記録面を走査して、上記CDからの情報の読み取
りを可能としている。したがって、ディスク装置では、
CDを前記光ピックアップによって精度よく読み取るた
めに、外部からの振動の影響を軽減する必要があり、前
記光ピックアップとターンテーブルとが、防振ゴム等の
弾性体を介して、例えばキャビネットに取り付けられて
いる。
【0005】また、上記CDを取り出す際には、まず、
ターンテーブルを停止した後、トレイをターンテーブル
の上方に移動させ、続いて、上記トレイを取り出し位置
に移動させてCDを取り出している。よって、このよう
な上記ディスク装置では、トレイをターンテーブルに対
して移動させるトレイ搬送機構が設けられている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
構成では、トレイ搬送機構を駆動するためのローディン
グモータが、ターンテーブルを駆動するためのモータと
は別に設けられているため、小形化やコストダウンが困
難であるという問題を招来している。
【0007】また、上記従来の構成では、トレイをター
ンテーブルに対して移動させるから、駆動位置のトレイ
とターンテーブルとの位置との関係を精度よく設定する
ために、トレイ搬送機構をターンテーブルに対して固定
した位置に設置していた。
【0008】このため、従来では、光ピックアップをC
Dを精度よく読み取るために防振構造とする必要性か
ら、光ピックアップおよびターンテーブルとトレイ搬送
機構とをキャビネットに対し、防振ゴム等の弾性体を介
して取り付けていた。
【0009】このため、トレイ搬送機構がキャビネット
に対して浮いた状態となっているため、上記トレイ搬送
機構がキャビネットに対して変位し易く、トレイの出入
りするキャビネットの開口と、上記トレイ搬送機構での
トレイの位置とがずれて、上記トレイが出入りする際に
異音等の発生という問題を生じている。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1記載のディスク
駆動装置は、以上の課題を解決するために、回転駆動す
るための中心穴を有するディスク状の記録媒体を、上記
中心穴の周縁部と当接して回転駆動する駆動手段が設け
られ、記録媒体を載置する搬送手段が、上記記録媒体の
取り出し位置と駆動位置との間で往復移動するように設
けられ、記録媒体の回転駆動位置と、搬送手段の移動の
阻害を回避できる退避位置との間で駆動手段を移動させ
る移動手段が設けられ、駆動手段からの駆動力が伝達さ
れて、搬送手段を駆動する伝達手段が、上記駆動手段の
移動に伴って上記駆動力の伝達を断接可能に設けられて
いることを特徴としている。
【0011】請求項2記載のディスク装置は、回転駆動
するための中心穴を有するディスク状の記録媒体を載置
する搬送手段が、上記記録媒体の取り出し位置と駆動位
置との間で往復移動するように設けられ、上記中心穴の
周縁部と当接して回転駆動する駆動手段が、駆動位置で
の搬送手段に対して変位するように設けられ、駆動位置
での記録媒体から情報を読み取る読取手段が駆動手段と
一体的に変位するように設けられ、記録媒体の回転駆動
位置と、搬送手段の移動の阻害を回避できる退避位置と
の間で読取手段および駆動手段を移動させる移動手段が
設けられ、駆動手段からの駆動力が伝達されて、搬送手
段を駆動する伝達手段が、上記駆動手段の移動に伴って
上記駆動力の伝達を断接可能に設けられ、上記読取手段
および駆動手段は、防振のための弾性体を介して前記移
動手段に取り付けられていることを特徴としている。
【0012】
【作用】上記請求項1記載の構成によれば、取り出し位
置にある搬送手段に記録媒体を載置して、上記搬送手段
を駆動位置に移動させる際、駆動手段を移動手段により
退避位置に移動させると共に、その駆動手段の移動によ
り伝達手段が搬送手段に駆動手段の駆動力を伝達でき
る。これにより、上記搬送手段を取り出し位置から駆動
位置に上記駆動力により搬送できる。
【0013】その後、駆動位置にある搬送手段に対して
駆動手段を記録媒体の回転駆動位置に移動手段により移
動させると、記録媒体の中心穴の周縁部に駆動手段を当
接できると共に、駆動手段の移動に伴って駆動力の搬送
手段への伝達を遮断できる。
【0014】したがって、上記駆動手段の駆動力により
搬送手段が駆動されることが防止される一方、上記駆動
力により記録媒体を回転駆動できる。このことから、上
記駆動手段を、搬送手段の駆動と記録媒体の駆動とに兼
用することができる。
【0015】上記請求項2記載の構成によれば、請求項
1記載の構成と同様に、駆動手段を搬送手段と記録媒体
の駆動とに兼用できると共に、駆動された記録媒体を読
取手段により読み取ることができる。
【0016】さらに、防振のための弾性体を介して、読
取手段および駆動手段が移動手段に取り付けられている
から、上記読取手段および駆動手段に対する外部からの
振動により悪影響を軽減できる。
【0017】ところで、従来では、搬送手段としてのト
レイのトレイ搬送機構と、駆動手段としてのターンテー
ブルとの双方を、例えばキャビネットに対して防振ゴム
等の弾性体を介して取り付けていたため、トレイがキャ
ビネットに対して浮いた状態となって変位し易く、トレ
イが出入りするキャビネットの開口に対して上記トレイ
搬送機構でのトレイの位置がずれて、トレイが出入りす
る際に異音等の不都合が発生していた。
【0018】しかしながら、上記構成では、駆動位置に
ある搬送手段に対して駆動手段を変位するように設けた
から、従来のように搬送手段を駆動手段に対して移動さ
せる必要がない。よって、搬送手段を例えばキャビネッ
トに対して弾性体を介して浮いた状態に設定する必要が
なく、前記不都合を回避できる。
【0019】
【実施例】本発明の一実施例について図1ないし図12
に基づいて説明すれば、以下の通りである。ディスク駆
動装置を備えるディスク装置では、図1ないし図4に示
すように、ディスク状の記録媒体としてのコンパクトデ
ィスク(以下、CDという)22を駆動するための機構
部シャーシ1が、図示しないキャビネット内に取り付け
られている。
【0020】上記CD22は、トレイ(搬送手段)20
に載置されて、CD22の駆動可能位置であるローディ
ング位置に移動するようになっている。よって、上記ト
レイ20は、上記ローディング位置と、CD22の取り
出し可能位置であるアンローディング位置との間を往復
移動できるようになっている。
【0021】なお、本実施例では、CD22の挿入口側
を前、その反対側を後と呼び、また、CD22のローデ
ィング位置への移動方向に向かって右側を右、左側を左
と呼び、CD22の回転軸方向を上下方向と呼ぶ。
【0022】機構部シャーシ1には、スピンドルモータ
(駆動部材)2、機構部シャーシ1を移動させるための
キャリアモータ3、CD22から情報を読み取るための
ピックアップ(読取手段)4、キャリアモータ3からの
駆動力が伝達される中間ギヤ5、この中間ギヤ5からの
回転力が伝達されて上記ピックアップ4を駆動するため
のピックアップ用ギヤ6、上記中間ギヤ5からの駆動力
が伝達されて機構部シャーシ1を移動させるための駆動
力を伝達する伝達用ギヤ7が取り付けられている。
【0023】上記ピックアップ4はピックアップ用ホル
ダー4aに取り付けられている。そのピックアップ用ホ
ルダー4aは、機構部シャーシ1に対して前後方向とな
るスピンドルモータ2の回転軸の径方向に移動可能に設
けられている。よって、機構部シャーシ1には、ピック
アップ4が移動してCD22を走査できるように切欠部
1aが形成されている。
【0024】上記ピックアップ用ホルダー4aには、前
記ピックアップ用ギヤ6と歯合可能なピックアップ用ラ
ック4bと、後述する切換用ギヤ12と歯合可能な切換
用ラック4cとが前後方向に延びるように設けられてい
る。このような各ラック4b・4cを設けることによ
り、キャリアモータ3からの駆動力を、後述するように
機構部シャーシ1の移動とピックアップ4の移動とに切
り換えることができる。
【0025】上記スピンドルモータ2の回転軸の先端部
には、CD22の中心穴に嵌合し、上記中心穴の周縁部
に当接して上記CD22を回転駆動するターンテーブル
2aが取り付けられている。また、そのターンテーブル
2aの下方に一体的に回転するトレイ駆動用ギヤ2bが
設けられている。そのトレイ駆動用ギヤ2bは、機構部
シャーシ1上に設置されたローディング用ギヤA(伝達
手段)9と歯合している。
【0026】一方、前記キャリアモータ3の回転軸の先
端部には、ギヤ3aが取り付けられ、そのギヤ3aを前
記中間ギヤ5に歯合させることにより、上記キャリアモ
ータ3の駆動力を中間ギヤ5に伝達している。
【0027】このような機構部シャーシ1は、その四隅
で防振ゴム(弾性体)8を介して取付ビス11により機
構部ホルダー(移動手段)10に取り付けられている。
よって、上記防振ゴム8によって、上記機構部シャーシ
1は、スピンドルモータ2の回転や、ピックアップ4に
おけるCD22の読み取りに対して、外部から振動の悪
影響を軽減できるようになっている。
【0028】上記機構部ホルダー10上には、キャリア
モータ3の駆動力を、機構部シャーシ1の移動用とピッ
クアップ4の移動用とに切り換える切換用ギヤ12と、
キャリアモータ3からの駆動力により機構部シャーシ1
を移動させるためのラックギヤ部13とが設けられてい
る。
【0029】ラックギヤ部13は、機構部ホルダー10
上に立設された一対の案内ピン10aと、それら各案内
ピン10aがそれぞれ挿入される前後方向に延びる一対
の案内用長孔13dとによって、機構部ホルダー10上
を前後方向に移動できるように設けられている。
【0030】また、ラックギヤ部13では、その前部側
にラックギヤ部13の前後方向の移動を左右方向の移動
に変換するためのガイド用長孔13aが穿設されてい
る。上記ガイド用長孔13aには、ローディングシャー
シ14に左右に移動可能に取り付けられた案内板15の
右側端部上に立設された立設ピン15aが挿入されてい
る。上記ガイド用長孔13aは、前後方向に対して傾斜
してなり、ラックギヤ部13が前方向に移動すると、上
記案内板15が左方向に移動するように形成されてい
る。
【0031】また、ラックギヤ部13には、前記伝達用
ギヤ7と同軸な小径ギヤ7aと歯合可能な駆動用ラック
13bと、前記切換用ギヤ12と歯合可能なラック13
cとが前後方向に延びるようにそれぞれ設置されてい
る。
【0032】上記駆動用ラック13bは、伝達用ギヤ7
の小径ギヤ7aと歯合して、上記小径ギヤ7aの反時計
方向の回転によってラックギヤ部13を前方向に移動さ
せて、案内板15の移動を完了するように設定されてい
る。
【0033】さらに、上記駆動用ラック13bは、ラッ
クギヤ部13が前方向に移動して、後述するようにラッ
ク13cと切換用ギヤ12とが歯合して、前記ピックア
ップ用ラック4bをピックアップ用ギヤ6と歯合する位
置まで移動させると、前記小径ギヤ7aとの歯合が解除
されるようになっている。
【0034】一方、前記ラック13cは、ラックギヤ部
13が後部位置にあるときは切換用ギヤ12と歯合せ
ず、かつ、ラックギヤ部13が前方向に移動して、案内
板15の移動を完了すると、切換用ギヤ12と歯合する
位置に設置されている。
【0035】これにより、上記案内板15の移動が完了
して、さらにラックギヤ部13が前方向に移動すると、
その移動により切換用ギヤ12を介して切換用ラック4
cを後方向に移動させる。よって、切換用ラック4cを
有するピックアップ用ホルダー4aが後方向に移動し
て、そのピックアップ用ラック4bと前記ピックアップ
用ギヤ6とを歯合させるようになっている。
【0036】このような各ラック13b・13cとを設
けることにより、キャリアモータ3からの駆動力を、機
構部シャーシ1の移動とピックアップ4の移動とに切り
換えることができる。
【0037】前記機構部ホルダー10は、ローディング
シャーシ14の後端側の取付部14aに、左右に延びる
支軸10bによって回動自在に取り付けられ、一方、機
構部ホルダー10の回動端となる前端に突設された一対
の移動用ピン10cが案内板15の一対の移動用長孔1
5bにそれぞれ挿入されていて、機構部ホルダー10の
先端部がほぼ上下方向に回動するようになっている。
【0038】上記移動用長孔15bは左から右につれて
下から上に向かう斜面状長孔に設定されている。これに
より、ラックギヤ部13が前方向に移動すると、案内板
15が右方向に移動して上記機構部ホルダー10は、支
軸10bを中心として、その先端部が上方に回転移動す
る。
【0039】前記ローディングシャーシ14上には、案
内板15、前記ローディング用ギヤA9と歯合可能なロ
ーディング用ギヤB16、そのローディング用ギヤB1
6の小径ギヤ16aと歯合しているローディング用ギヤ
C17が設置されている。
【0040】さらに、ローディングシャーシ14上に
は、移動可能にトレイ20が取り付けられ、さらに、ラ
ックギヤ部13の位置を検出する検出スイッチ18、ト
レイ20の位置を検出するトレイ検出スイッチ19が設
置されている。また、ローディングシャーシ14には、
ターンテーブル2aの上方に、ディスク押さえアッセン
ブリ21が設置されている。
【0041】このため、ローディングシャーシ14の上
部に、ディスク押さえアッセンブリ21を支持するアッ
センブリホルダー14bが設けられている。そのアッセ
ンブリホルダー14bは、ターンテーブル2aが退避位
置のときトレイ20の移動の阻害を回避するようにディ
スク押さえアッセンブリ21を支持すると共に、CD2
2を載せたターンテーブル2aが駆動位置まで移動し、
CD22を挟んでディスク押さえアッセンブリ21を上
方に移動させると、上記ディスク押さえアッセンブリ2
1と離間するように形成されている。
【0042】前記トレイ20は、ローディングシャーシ
14上に前後方向に移動可能に取り付けられると共に、
トレイ20の駆動用のトレイラック部20aをトレイ2
0の下面に前後方向に延びるように備える一方、CD2
2を載置して所定位置に保持する凹部20bをトレイ2
0の上面に有している。
【0043】さらに、上記トレイ20には、上記凹部2
0bの中心部に、前記ターンテーブル2aが回転可能に
挿通する中心孔20cが形成され、また、前記ピックア
ップ4がCD22を走査できるように、その中心孔20
cからCD22の径方向に延びるように切欠部20dが
形成されている。
【0044】前記ディスク押さえアッセンブリ21は、
ターンテーブル2aの上方に設けられ、吸引用のマグネ
ット21aを内蔵し、ターンテーブル2aの頂部に設置
された金属板と上記マグネット21aとが吸引して、そ
の吸引力と自重とによりCD22をターンテーブル2a
に密着させ、ターンテーブル2aによって上記CD22
を安定に回転駆動するようになっている。
【0045】また、前記ローディング用ギヤC17はロ
ーディング用ギヤB16の小径ギヤ16aと歯合してい
る一方、ローディング用ギヤC17と同軸の小径ギヤ1
7aはトレイラック部20aと歯合している。これによ
り、上記ローディング用ギヤB16からの駆動力を減速
して上記トレイラック部20aに伝達し、トレイ20を
駆動するようになっている。
【0046】そして、上記ローディング用ギヤB16
は、機構部シャーシ1やターンテーブル2aと一体的に
移動するローディング用ギヤA9と歯合可能となってお
り、上記ターンテーブル2aが下方に回転移動したとき
に上記ローディング用ギヤA9と歯合し、ターンテーブ
ル2aが上方に回転移動したときに上記ローディング用
ギヤA9との歯合が解除されるように設定されている。
【0047】したがって、ローディング用ギヤB16お
よびローディング用ギヤA9を介してトレイ20がター
ンテーブル2aへの駆動力によって駆動されるとき、上
記ターンテーブル2aは下方に移動した退避位置となっ
ていて、上記トレイ20の移動の阻害が回避される。
【0048】一方、上記ターンテーブル2aが上方に移
動してCD22を駆動する駆動位置にあると、ローディ
ング用ギヤB16とローディング用ギヤA9との歯合が
解除されていて、上記トレイ20が駆動されて移動する
ことが防止される。
【0049】次に、上記構成の各動作について説明す
る。ローディングシャーシ14から前方向に突出したト
レイ20は、CD22の取り出し可能位置となってい
る。このとき、トレイ20の検知部が当接によりトレイ
検出スイッチ19をON状態としており、そのON状態
を示す信号により、図示しない制御部はスピンドルモー
タ2およびキャリアモータ3をストップさせている。
【0050】また、このようにCD22の取り出し可能
位置となっているトレイ20の状態では、案内板15
は、移動可能範囲の左端で停止しており、また、ラック
ギヤ部13は、その移動可能範囲の後端で停止してい
る。
【0051】このため、機構部ホルダー10は、その移
動用ピン10cが移動用長孔15bにより押し下げられ
た状態であるからターンテーブル2aは下方の退避位置
となっている。よって、前記ディスク押さえアッセンブ
リ21とターンテーブル2aとの間をトレイ20および
CD22が前後に移動できる状態となっている。
【0052】このような状態において、セット側スイッ
チ(図示せず)によりスピンドルモータ2を回転させる
信号が制御部に入力されると、上記スピンドルモータ2
が反時計方向に回転し、その回転駆動力が、ローディン
グ用ギヤA9、ローディング用ギヤB16およびローデ
ィング用ギヤC17を介してトレイラック部20aに伝
達され、トレイ20が後方向に移動する。
【0053】このようにトレイ20が後進し、図5ない
し図8に示すように、CD22の駆動可能位置に達する
と、トレイ検出スイッチ19が、トレイ20の取り出し
可能位置でのON状態と反対方向に切り換わって同様に
ON状態を示す信号を出力し、この信号によってスピン
ドルモータ2の回転が停止される。このとき、トレイ2
0はローディングシャーシ14の一部と当接しており正
確に位置決めされる。
【0054】また、上記トレイ検出スイッチ19のON
によって、キャリアモータ3が時計方向に回転し、ギヤ
3a、中間ギヤ5、ピックアップ用ギヤ6および伝達用
ギヤ7を回転させる。上記伝達用ギヤ7の小径ギヤ7a
は、前記駆動用ラック13bと歯合しており、そのラッ
クギヤ部13はキャリアモータ3の回転によって前方向
に移動し始める。
【0055】このようなラックギヤ部13の移動によっ
て、そのガイド用長孔13aに沿って立設ピン15aが
右方向に移動して、案内板15が右方向に移動する。こ
のような案内板15の右方向への移動によって、その各
移動用長孔15bにそれぞれ挿入されている各移動用ピ
ン10cが、上記各移動用長孔15bに沿って上昇し、
よって、機構部ホルダー10は支軸10bを中心として
回転移動する。
【0056】このような機構部ホルダー10の移動によ
り、図9ないし図12に示すように、ターンテーブル2
aは、上昇してトレイ20上のCD22の中心穴に嵌ま
りこみ、さらに、上記CD22を所定量上昇させてトレ
イ20から離間させると共に前記ディスク押さえアッセ
ンブリ21との間で上記CD22を挟持する。
【0057】一方、前記ローディング用ギヤA9は機構
部ホルダー10と共にローディングシャーシ14に対し
て移動する一方、そのローディング用ギヤB16と歯合
していたローディング用ギヤB16は上記ローディング
用ギヤA9との歯合が解除される。
【0058】このとき、ラックギヤ部13は、案内板1
5の移動をほぼ完了するまで前方向に移動すると、ラッ
クギヤ部13のラック13cが切換用ギヤ12と歯合す
るようになっている。よって、さらに、上記ラックギヤ
部13が前方向に移動すると、切換用ギヤ12が時計方
向に回転し、その切換用ギヤ12と歯合している切換用
ラック4cを後進させる。
【0059】したがって、上記切換用ラック4cを備え
るピックアップ用ホルダー4aは、ラックギヤ部13の
前方向の移動によって後進すると、ピックアップ用ホル
ダー4aのピックアップ用ラック4bがピックアップ用
ギヤ6と歯合するようになっている。
【0060】さらに、上記ラックギヤ部13が前方向に
移動して、ピックアップ用ラック4bとピックアップ用
ギヤ6との歯合が確実なものとなると、前記駆動用ラッ
ク13bと伝達用ギヤ7の小径ギヤ7aとの歯合が解除
される。
【0061】これにより、キャリアモータ3の駆動力
は、中間ギヤ5およびピックアップ用ギヤ6を介してピ
ックアップ用ホルダー4aに伝達され、ピックアップ4
を前後方向に駆動できるようになる。一方、上記キャリ
アモータ3の駆動力のラックギヤ部13への伝達は解除
されるので、上記駆動力によってターンテーブル2aの
位置が変動することが回避される。
【0062】また、トレイ20上のCD22は、ディス
ク押さえアッセンブリ21とターンテーブル2aとによ
って、ターンテーブル2aに固定、つまりチャッキング
され、ターンテーブル2aの回転によって、安定に回転
可能となる。
【0063】これらにより、上記ターンテーブル2aを
スピンドルモータ2によって、一方、ピックアップ4を
キャリアモータ3によって駆動することにより、CD2
2は再生可能となる。
【0064】また、このような状態では、駆動用ラック
13bと伝達用ギヤ7の小径ギヤ7aとが離間している
から、機構部シャーシ1は、機構部ホルダー10に対し
て各防振ゴム8を介してのみ結合されることになる。
【0065】以上、トレイ20に載置されたCD22が
取り出し位置から、駆動位置に移動させて再生されるま
でのローディング操作の各動作について説明したが、そ
の逆の動作、すなわちCD22を駆動位置から取り出し
位置に移動させるアンローディング操作の各動作につい
て説明する。
【0066】まず、CD22を駆動するピックアップ4
を支持するピックアップ用ホルダー4aが前方向にある
待機位置に移動すると、切換用ラック4cと切換用ギヤ
12とが歯合してラックギヤ部13を後方向に移動さ
せ、前記駆動用ラック13bと小径ギヤ7aとを歯合さ
せる。その後は、上記ローディング操作と逆方向である
だけで同様であるので省略する。
【0067】このように上記実施例の構成では、トレイ
20の駆動と、CD22の駆動とを単一のスピンドルモ
ータ2にて兼用できるから、従来必要であったトレイの
駆動用のローディングモータを省くことができて、軽量
化、小形化、コストダウンを図ることができる。
【0068】その上、上記構成では、CD22を再生可
能状態とすると、機構部シャーシ1と機構部ホルダー1
0とが防振ゴム8を介して結合されており、外部からキ
ャビネット(図示せず)やローディングシャーシ14を
介して伝達される振動を低減できるから、外部の振動に
対する耐振性を従来と同様に維持できる。
【0069】さらに、機構部シャーシ1を保持する機構
部ホルダー10を、ローディングシャーシ14に対して
変位するように設けたから、上記ローディングシャーシ
14は、キャビネットに対して耐振構造となる防振ゴム
を介して取り付ける必要がなく固定できる。
【0070】ところで、従来では、ローディングシャー
シが、ターンテーブルに対して変位してCDを上記ター
ンテーブルにローディングしていたため、上記ローディ
ングシャーシに対しても、弾性ゴム等を介してキャビネ
ットに浮いた状態で取り付ける防振構造を必要としてい
る。
【0071】このため、上記ローディングシャーシがキ
ャビネットに対して変位し易く、ローディングシャーシ
上を移動するトレイが、そのトレイの出入りするキャビ
ネットの開口と合わなくなって、上記トレイの出入によ
り異音の発生や、出し入れ不能等の不都合を生じること
があった。
【0072】しかしながら、上記実施例の構成は、ロー
ディングシャーシ14がキャビネットに固定されて、浮
いた状態ではないから、上記ローディングシャーシ14
上を移動するトレイ20が、キャビネットに対して変位
することが防止される。したがって、トレイ20の出入
りする上記キャビネットの開口に対して、トレイ20の
位置が変位することによる、上記トレイ20の出入りに
対する異音の発生や、上記トレイ20の出し入れ不能等
の不都合を回避できる。
【0073】なお、上記実施例の構成では、記録媒体と
してCD22を用いた例を挙げたが、トレイ20に載置
してローディングされるディスク状記録媒体であれば、
特に限定されることはなく、例えばレーザーディスクや
光磁気ディスク等にも適用可能である。
【0074】
【発明の効果】本発明の請求項1記載のディスク駆動装
置は、以上のように、記録媒体を載置する搬送手段が上
記記録媒体の取り出し位置と駆動位置との間で往復移動
するように設けられると共に、記録媒体の回転駆動位置
と搬送手段の移動の阻害を回避できる退避位置との間
で、記録媒体を回転駆動する駆動手段を移動させる移動
手段が設けられ、かつ、駆動手段からの駆動力が伝達さ
れて搬送手段を駆動する伝達手段が、上記駆動手段の移
動に伴って上記駆動力の伝達を断接可能に設けられてい
る構成である。
【0075】それゆえ、上記構成は、駆動手段の駆動力
により記録媒体が回転駆動されるときには、上記駆動力
による搬送手段の駆動が回避されるので、駆動手段を、
搬送手段の駆動と記録媒体の駆動とに兼用することがで
きる。
【0076】この結果、上記構成は、従来必要であった
搬送手段用のローディングモータを省くことができるか
ら、軽量化、コストダウンを図ることができるという効
果を奏する。
【0077】本発明の請求項2記載のディスク装置は、
記録媒体の取り出し位置から移動して上記記録媒体の駆
動位置にある搬送手段に対して、記録媒体を回転駆動す
る駆動手段が変位するように設けられると共に、駆動位
置での記録媒体から情報を読み取る読取手段が駆動手段
と一体的に変位するように設けられ、記録媒体の回転駆
動位置と、搬送手段の移動の阻害を回避できる退避位置
との間で読取手段および駆動手段を移動させる移動手段
が設けられ、駆動手段からの駆動力が伝達されて搬送手
段を駆動する伝達手段が、上記駆動手段の移動に伴って
上記駆動力の伝達を断接可能に設けられ、上記読取手段
および駆動手段は、防振のための弾性体を介して前記移
動手段に取り付けられている構成である。
【0078】それゆえ、上記構成は、防振のための弾性
体を介して、読取手段および駆動手段が移動手段に取り
付けられているから、上記読取手段および駆動手段に対
する外部からの振動による悪影響を軽減できる。
【0079】その上、上記構成は、駆動位置にある搬送
手段に対して駆動手段を変位するように設けたから、従
来のように搬送手段を駆動手段に対して移動させる必要
がなく、搬送手段を例えばキャビネットに対して、浮い
た状態ではなく固定した状態に設定できる。これによ
り、従来生じ易かった搬送手段のキャビネットに対する
出入りの際の異音等の発生という不都合を回避できると
いう効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のディスク駆動装置およびディスク装置
におけるトレイの取り出し位置での要部平面図である。
【図2】上記ディスク駆動装置およびディスク装置にお
けるトレイの取り出し位置での要部左側面図である。
【図3】上記ディスク駆動装置およびディスク装置にお
けるトレイの取り出し位置での要部右側面図である。
【図4】上記ディスク駆動装置およびディスク装置にお
けるトレイの取り出し位置での要部正面図である。
【図5】上記ディスク駆動装置およびディスク装置にお
けるトレイの駆動位置、かつ、ターンテーブルの退避位
置での要部平面図である。
【図6】上記ディスク駆動装置およびディスク装置にお
けるトレイの駆動位置、かつ、ターンテーブルの退避位
置での要部左側面図である。
【図7】上記ディスク駆動装置およびディスク装置にお
けるトレイの駆動位置、かつ、ターンテーブルの退避位
置での要部右側面図である。
【図8】上記ディスク駆動装置およびディスク装置にお
けるトレイの駆動位置、かつ、ターンテーブルの退避位
置での要部左側面図である。
【図9】上記ディスク駆動装置およびディスク装置にお
けるターンテーブルの駆動位置での要部平面図である。
【図10】上記ディスク駆動装置およびディスク装置に
おけるターンテーブルの駆動位置での要部左側面図であ
る。
【図11】上記ディスク駆動装置およびディスク装置に
おけるターンテーブルの駆動位置での要部右側面図であ
る。
【図12】上記ディスク駆動装置およびディスク装置に
おけるターンテーブルの駆動位置での要部正面図であ
る。
【符号の説明】
2a ターンテーブル(駆動手段) 9 ローディング用ギヤA(伝達手段) 10 機構部ホルダー(移動手段) 20 トレイ(搬送手段) 22 CD(記録媒体)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】回転駆動するための中心穴を有するディス
    ク状の記録媒体を、上記中心穴の周縁部と当接して回転
    駆動する駆動手段が設けられ、 記録媒体を載置する搬送手段が、上記記録媒体の取り出
    し位置と駆動位置との間で往復移動するように設けら
    れ、 記録媒体の回転駆動位置と、搬送手段の移動の阻害を回
    避できる退避位置との間で駆動手段を移動させる移動手
    段が設けられ、 駆動手段からの駆動力が伝達されて、搬送手段を駆動す
    る伝達手段が、上記駆動手段の移動に伴って上記駆動力
    の伝達を断接可能に設けられていることを特徴とするデ
    ィスク駆動装置。
  2. 【請求項2】回転駆動するための中心穴を有するディス
    ク状の記録媒体を載置する搬送手段が、上記記録媒体の
    取り出し位置と駆動位置との間で往復移動するように設
    けられ、 上記中心穴の周縁部と当接して回転駆動する駆動手段
    が、駆動位置での搬送手段に対して変位するように設け
    られ、 駆動位置での記録媒体から情報を読み取る読取手段が駆
    動手段と一体的に変位するように設けられ、 記録媒体の回転駆動位置と、搬送手段の移動の阻害を回
    避できる退避位置との間で読取手段および駆動手段を移
    動させる移動手段が設けられ、 駆動手段からの駆動力が伝達されて、搬送手段を駆動す
    る伝達手段が、上記駆動手段の移動に伴って上記駆動力
    の伝達を断接可能に設けられ、 上記読取手段および駆動手段は、防振のための弾性体を
    介して前記移動手段に取り付けられていることを特徴と
    するディスク装置。
JP5086281A 1993-04-13 1993-04-13 ディスク駆動装置およびディスク装置 Expired - Lifetime JP2922386B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5086281A JP2922386B2 (ja) 1993-04-13 1993-04-13 ディスク駆動装置およびディスク装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5086281A JP2922386B2 (ja) 1993-04-13 1993-04-13 ディスク駆動装置およびディスク装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH06302079A JPH06302079A (ja) 1994-10-28
JP2922386B2 true JP2922386B2 (ja) 1999-07-19

Family

ID=13882452

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5086281A Expired - Lifetime JP2922386B2 (ja) 1993-04-13 1993-04-13 ディスク駆動装置およびディスク装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2922386B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100290760B1 (ko) * 1998-06-18 2001-06-01 구자홍 기록매체재생장치
KR100288925B1 (ko) * 1998-09-18 2001-05-02 구자홍 광기록재생장치의트레이구조

Also Published As

Publication number Publication date
JPH06302079A (ja) 1994-10-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5204850A (en) Loading apparatus for a disc-shaped recording medium
US5119357A (en) Disc player
KR100192194B1 (ko) 디스크 플레이어
EP0535646B1 (en) Pickup feeding apparatus for a double-sided reproducing disc player
EP1004117B1 (en) Supporting structure of floating chassis of disc apparatus
JP2922386B2 (ja) ディスク駆動装置およびディスク装置
JPH05266562A (ja) ディスクローディング装置
JPH03147562A (ja) ディスクプレーヤ
JPH0463456B2 (ja)
JPH05266565A (ja) ディスクローディング装置
JP3427666B2 (ja) ディスク装置
JP2550919B2 (ja) ディスク装置
JP2658054B2 (ja) デイスクプレーヤ
JP3701820B2 (ja) 記録媒体駆動装置
JP2636701B2 (ja) ディスク装置
KR100202047B1 (ko) 디스크플레이어의픽업구동기구
JPH11162062A (ja) 光ディスク装置
JP4848328B2 (ja) ディスク装置
JPH0795385B2 (ja) 記録円盤の装着装置
JP2003317357A (ja) ディスク装置
JP2003257167A (ja) ディスク装置のカートリッジ保持機構
JPH10283704A (ja) ディスク再生装置
KR19990023450U (ko) 광 디스크 플레이어의 광 픽업 유니트 완충장치
JPH07226055A (ja) ディスクドライブ装置
JPH1186400A (ja) ディスクレコード再生装置

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080430

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090430

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090430

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100430

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100430

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110430

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120430

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120430

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130430

Year of fee payment: 14

EXPY Cancellation because of completion of term