JP2922189B2 - Uv遮蔽システム及び非被膜形成ポリマー粒子の分散物並びに脂肪相を含有する光保護性化粧品組成物 - Google Patents
Uv遮蔽システム及び非被膜形成ポリマー粒子の分散物並びに脂肪相を含有する光保護性化粧品組成物Info
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、新規な改良された
水性化粧品組成物に関し、局所使用用、特に紫外線照射
に抗して皮膚などのヒトのケラチン物質を光保護する組
成物(これらの組成物を、以下、単に抗日光組成物と呼
称する)、並びにこれらの種々の応用に関する。この組
成物は、UV照射の遮蔽システム、特定の屈折率を有す
る非被膜形成ポリマー粒子の分散物、及び、特定の屈折
率を有する脂肪相を含む。
水性化粧品組成物に関し、局所使用用、特に紫外線照射
に抗して皮膚などのヒトのケラチン物質を光保護する組
成物(これらの組成物を、以下、単に抗日光組成物と呼
称する)、並びにこれらの種々の応用に関する。この組
成物は、UV照射の遮蔽システム、特定の屈折率を有す
る非被膜形成ポリマー粒子の分散物、及び、特定の屈折
率を有する脂肪相を含む。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】波長3
20−400nm(UVA)の光照射は、ヒトの皮膚に
日焼けを起こすことが知られているが、この照射は特
に、白人の皮膚またはUV感受性皮膚の場合、または連
続的に露光された皮膚の場合に、表皮に損傷を起こしが
ちである。特にUVAは、皮膚の弾力性の喪失やしわの
出現を生じ、未成熟な皮膚老化を導く。
20−400nm(UVA)の光照射は、ヒトの皮膚に
日焼けを起こすことが知られているが、この照射は特
に、白人の皮膚またはUV感受性皮膚の場合、または連
続的に露光された皮膚の場合に、表皮に損傷を起こしが
ちである。特にUVAは、皮膚の弾力性の喪失やしわの
出現を生じ、未成熟な皮膚老化を導く。
【0003】また、波長280−320nm(UVB)
の光照射は、皮膚火傷及び炎症を介した紅班を生じ、あ
るレベルの皮膚老化を導く。従って、UV照射に曝した
後に正しい皮膚質を保つために、露光中に皮膚を保護す
ることが必要とされる。
の光照射は、皮膚火傷及び炎症を介した紅班を生じ、あ
るレベルの皮膚老化を導く。従って、UV照射に曝した
後に正しい皮膚質を保つために、露光中に皮膚を保護す
ることが必要とされる。
【0004】ケラチン物質、特に皮膚を光保護すること
を目的とする多くの化合物が今日までに提案されてい
る。例えば、280−315nmの波長領域及び/また
は315−400nmの領域で吸収することのできる親
水性または親油性の芳香族化合物が挙げられる。UVを
吸収及び/または反射することのできるナノ粒子を含有
する抗日光化粧品組成物も知られている。
を目的とする多くの化合物が今日までに提案されてい
る。例えば、280−315nmの波長領域及び/また
は315−400nmの領域で吸収することのできる親
水性または親油性の芳香族化合物が挙げられる。UVを
吸収及び/または反射することのできるナノ粒子を含有
する抗日光化粧品組成物も知られている。
【0005】皮膚用の抗日光組成物の有効性は、一般的
にサン・プロテクション・ファクター(SPF)によっ
て表され、SPFは、UV遮蔽剤で保護された皮膚に紅
班を生じさせるのに必要なエネルギー量の、未保護の皮
膚に紅班を生じさせるのに必要なエネルギー量に対する
比率で定義される。
にサン・プロテクション・ファクター(SPF)によっ
て表され、SPFは、UV遮蔽剤で保護された皮膚に紅
班を生じさせるのに必要なエネルギー量の、未保護の皮
膚に紅班を生じさせるのに必要なエネルギー量に対する
比率で定義される。
【0006】UV照射遮蔽特性を有し抗日光組成物に用
いられるある種の活性剤は、皮膚または他のヒトのケラ
チン物質に対して潜在的に毒性である。抗日光組成物中
のUV遮蔽剤の含有量を減少させることによって毒性の
危険性を低減させると同時に、そのUV照射の影響に抗
して保護するレベルを維持することが一般的に求められ
ている。
いられるある種の活性剤は、皮膚または他のヒトのケラ
チン物質に対して潜在的に毒性である。抗日光組成物中
のUV遮蔽剤の含有量を減少させることによって毒性の
危険性を低減させると同時に、そのUV照射の影響に抗
して保護するレベルを維持することが一般的に求められ
ている。
【0007】この目的を達成するために、欧州特許出願
公開第681,830号公報では、UV照射を遮蔽するための
有機システム、エチレン/酢酸ビニルコポリマー、及び
粒子形態のアクリルポリマーを、サン・プロテクション
・ファクター(SPF)を向上させるように混合させて
いる。
公開第681,830号公報では、UV照射を遮蔽するための
有機システム、エチレン/酢酸ビニルコポリマー、及び
粒子形態のアクリルポリマーを、サン・プロテクション
・ファクター(SPF)を向上させるように混合させて
いる。
【0008】欧州特許出願公開第669,124号公報では、
この目的を達成するために、抗日光組成物において、U
V照射の遮蔽のための有機システム及び分散液中の架橋
ポリマー中空粒子からなるラテックスを用いている。
この目的を達成するために、抗日光組成物において、U
V照射の遮蔽のための有機システム及び分散液中の架橋
ポリマー中空粒子からなるラテックスを用いている。
【0009】本出願人は、驚くべきことに、特定の屈折
率を有する非被膜形成ポリマー粒子の分散物と特定の屈
折率を有する脂肪相との組み合わせを含む水溶性のUV
照射の遮蔽剤に基づく水性抗日光組成物が、UV遮蔽剤
とポリマー粒子とを組み合わせた従来技術の抗日光組成
物に比較して極めて向上したサン・プロテクション・フ
ァクター(SPF)を持つことを見出した。
率を有する非被膜形成ポリマー粒子の分散物と特定の屈
折率を有する脂肪相との組み合わせを含む水溶性のUV
照射の遮蔽剤に基づく水性抗日光組成物が、UV遮蔽剤
とポリマー粒子とを組み合わせた従来技術の抗日光組成
物に比較して極めて向上したサン・プロテクション・フ
ァクター(SPF)を持つことを見出した。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の化粧品または皮
膚用組成物は、少なくとも1つの脂肪相、水相、親水性
(水溶性)UV照射遮蔽水溶性システム、並びに、非被
膜形成ポリマーの粒子を含有し、前記脂肪相がn1なる
屈折率を有し、前記非被膜形成ポリマーの粒子がn2な
る屈折率を有し、それらが下式: |n2−n1| ≦ 0.07 の関係を満足するように選択される。
膚用組成物は、少なくとも1つの脂肪相、水相、親水性
(水溶性)UV照射遮蔽水溶性システム、並びに、非被
膜形成ポリマーの粒子を含有し、前記脂肪相がn1なる
屈折率を有し、前記非被膜形成ポリマーの粒子がn2な
る屈折率を有し、それらが下式: |n2−n1| ≦ 0.07 の関係を満足するように選択される。
【0011】この明細書では、「UV照射遮蔽システ
ム」なる表現は、UV照射を遮蔽するための単一の化合
物、あるいは、UV照射を遮蔽するための数種の化合物
の混合物、例えば、UVA遮蔽剤とUVB遮蔽剤を含む
混合物のいずれかからなるUV照射の遮蔽剤(screening
out agent)を意味すると解される。
ム」なる表現は、UV照射を遮蔽するための単一の化合
物、あるいは、UV照射を遮蔽するための数種の化合物
の混合物、例えば、UVA遮蔽剤とUVB遮蔽剤を含む
混合物のいずれかからなるUV照射の遮蔽剤(screening
out agent)を意味すると解される。
【0012】この明細書においては、ケラチン物質は、
皮膚、頭皮、毛髪、まつげ、まゆげ及び爪から選択され
る。この明細書では、脂肪相を構成する油及び非被膜形
成ポリマー粒子に各々関連する屈折率n1及びn2は、用
いられる光源がナトリウム列に相当し、室温における従
来からの屈折計で測定される。
皮膚、頭皮、毛髪、まつげ、まゆげ及び爪から選択され
る。この明細書では、脂肪相を構成する油及び非被膜形
成ポリマー粒子に各々関連する屈折率n1及びn2は、用
いられる光源がナトリウム列に相当し、室温における従
来からの屈折計で測定される。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の組成物は、水性及び/又
は有機媒体中に分散された粒子の形態である非被膜形成
ポリマーを少なくとも1つ含有する。特に、水性−アル
コール性、アルコール性、あるいは、油性の分散媒体を
挙げることができる。用いられる非被膜形成ポリマー
は、考えられる媒体中に懸濁された固体粒子の形態でな
ければならず、当該媒体に可溶のポリマーは使用されな
い。
は有機媒体中に分散された粒子の形態である非被膜形成
ポリマーを少なくとも1つ含有する。特に、水性−アル
コール性、アルコール性、あるいは、油性の分散媒体を
挙げることができる。用いられる非被膜形成ポリマー
は、考えられる媒体中に懸濁された固体粒子の形態でな
ければならず、当該媒体に可溶のポリマーは使用されな
い。
【0014】これらの基準を満足する任意のタイプのポ
リマーが使用できる。即ち、ラジカル重合ポリマー、重
縮合ポリマー、及び、任意に修飾されていてもよい天然
起源のポリマーが使用できる。例えば、ポリエステル、
ポリエステルアミド、アルキド、ポリアクリル、ポリビ
ニル、ポリウレタン、ポリスチレン、天然又は修飾炭化
水素ポリマー及びその誘導体、天然又は修飾球状タンパ
ク質等の天然又は修飾タンパク質、あるいはそれらの混
合物である。
リマーが使用できる。即ち、ラジカル重合ポリマー、重
縮合ポリマー、及び、任意に修飾されていてもよい天然
起源のポリマーが使用できる。例えば、ポリエステル、
ポリエステルアミド、アルキド、ポリアクリル、ポリビ
ニル、ポリウレタン、ポリスチレン、天然又は修飾炭化
水素ポリマー及びその誘導体、天然又は修飾球状タンパ
ク質等の天然又は修飾タンパク質、あるいはそれらの混
合物である。
【0015】好ましくは、例えば多官能性架橋剤を用い
て架橋したポリマーが用いられる。これらのポリマー
は、基礎となるポリマーの化学的性質と無関係に、非被
膜形成粒子の形態を保ち、考えられる媒体に溶解しない
という利点を持つ。例えば、エチレングリコール、ジエ
チレングリコールまたはアルキレンのアクリラートまた
はメタクリラートで架橋したポリアクリル、あるいは、
ポリイソシアナートで架橋した重縮合物が挙げられる。
て架橋したポリマーが用いられる。これらのポリマー
は、基礎となるポリマーの化学的性質と無関係に、非被
膜形成粒子の形態を保ち、考えられる媒体に溶解しない
という利点を持つ。例えば、エチレングリコール、ジエ
チレングリコールまたはアルキレンのアクリラートまた
はメタクリラートで架橋したポリアクリル、あるいは、
ポリイソシアナートで架橋した重縮合物が挙げられる。
【0016】この分散物は、30から60重量%のポリ
マー固体を含有するのが好ましい。非被膜形成ポリマー
の分散された粒子は、3から700nm、好ましくは1
0から350nmの範囲のサイズを有し、それにより、
一方では粒子の媒体への溶解を回避し、他方では粒子が
凝集せずに組成物の安定性を向上させると同時に照射を
正しく拡散する。
マー固体を含有するのが好ましい。非被膜形成ポリマー
の分散された粒子は、3から700nm、好ましくは1
0から350nmの範囲のサイズを有し、それにより、
一方では粒子の媒体への溶解を回避し、他方では粒子が
凝集せずに組成物の安定性を向上させると同時に照射を
正しく拡散する。
【0017】本発明の組成物では、ポリマーを、固形分
で、組成物全重量に対して、0.5から30重量%、好
ましくは2から15重量%含有するのが好ましい。非被
膜形成ポリマー粒子の分散物は、従来から知られた技術
に従って調製することができる。特に、種々のサイズの
基本粒子を、このサイズの周りに極めて低い多分散性で
得ることを可能にする乳化重合を挙げることができる。
で、組成物全重量に対して、0.5から30重量%、好
ましくは2から15重量%含有するのが好ましい。非被
膜形成ポリマー粒子の分散物は、従来から知られた技術
に従って調製することができる。特に、種々のサイズの
基本粒子を、このサイズの周りに極めて低い多分散性で
得ることを可能にする乳化重合を挙げることができる。
【0018】本発明の組成物は、親水性(または水溶
性)のUV遮蔽システムを含むが、それらの中で、例え
ば、パラ−アミノ安息香酸及びその塩、アントラニル酸
及びその塩、サリチル酸及びその塩、ケイヒ酸誘導体及
びその塩、ベンズ-x-アゾール(ベンゾチアゾール、ベ
ンズイミダゾール、ベンズオキサゾール)のスルホン酸
誘導体及びその塩、ベンゾフェノンのスルホン酸誘導体
及びその塩、ベンジリデンショウノウのスルホン酸誘導
体及びその塩、第4級アミンで置換されたベンジリデン
ショウノウ誘導体及びその塩、フタリデン−カンホスル
ホン酸誘導体及びその塩、ベンゾトリアゾールのスルホ
ン酸誘導体及びその塩、親水性となるように表面処理さ
れた無機酸化物のナノ粒子、及びそれらの混合物が挙げ
られる。
性)のUV遮蔽システムを含むが、それらの中で、例え
ば、パラ−アミノ安息香酸及びその塩、アントラニル酸
及びその塩、サリチル酸及びその塩、ケイヒ酸誘導体及
びその塩、ベンズ-x-アゾール(ベンゾチアゾール、ベ
ンズイミダゾール、ベンズオキサゾール)のスルホン酸
誘導体及びその塩、ベンゾフェノンのスルホン酸誘導体
及びその塩、ベンジリデンショウノウのスルホン酸誘導
体及びその塩、第4級アミンで置換されたベンジリデン
ショウノウ誘導体及びその塩、フタリデン−カンホスル
ホン酸誘導体及びその塩、ベンゾトリアゾールのスルホ
ン酸誘導体及びその塩、親水性となるように表面処理さ
れた無機酸化物のナノ粒子、及びそれらの混合物が挙げ
られる。
【0019】化学的性質によりUV照射に対する光保護
特性を有する親水性ポリマーを用いることもできる。置
換または非置換のベンゾリデンショウノウ及び/または
ベンゾトリアゾール基を含むポリマーを挙げることがで
きる。しかしながら、これらのポリマーのSPFは、そ
れら自身をUV遮蔽剤として考えるには不十分であるこ
とに注意すべきである。本発明の組成物中に、親水性U
V遮蔽剤を、組成物全重量に対して、0.1から30重
量%の範囲で含有するのが好ましく、0.5から25重
量%の範囲で含有するのがより好ましい。
特性を有する親水性ポリマーを用いることもできる。置
換または非置換のベンゾリデンショウノウ及び/または
ベンゾトリアゾール基を含むポリマーを挙げることがで
きる。しかしながら、これらのポリマーのSPFは、そ
れら自身をUV遮蔽剤として考えるには不十分であるこ
とに注意すべきである。本発明の組成物中に、親水性U
V遮蔽剤を、組成物全重量に対して、0.1から30重
量%の範囲で含有するのが好ましく、0.5から25重
量%の範囲で含有するのがより好ましい。
【0020】本発明の組成物の脂肪相は、1またはそれ
以上の油を含有してよく、それは以下に挙げる群から選
択するのが好ましい。 ・鉱油、例えば、流動パラフィン及び液体ペトロラタム
ジェリー; ・芳香族環を含む炭化水素油、例えば、以下に挙げるよ
うな Finetex社から市販されている製品 Finsolv とい
った安息香酸エステル、 FINSOLV TN:安息香酸C12−C15アルキル EINSOLV SB:安息香酸イソステアリル FINSOLV BOD:安息香酸オクチルドデシル; ・ポリグリセロールエステル、例えば、ポリグリセリル
-2-ジイソステアラート及びポリグリセリル-2-トリイ
ソステアラート; ・動物起源の油、例えば、ペルヒドロスクアレン及びス
クアレン; ・植物起源の油、例えば、スウィート・アーモンド油、
アボカド油、ピーナッツ油、マカダミア油、ブドウ種
油、ナタネ種油、ココナッツ油、マスカット・ローズ
油、トリオレイン油、特に、不飽和脂肪酸を多量に含む
トリグリセリド; ・合成油、例えば、パーセリン油及びイソパラフィン; ・フルオロ又はペルフルオロ油、例えば、ペルフルオロ
伝熱管林、ペルフルオロポリエーテル、Montedison社か
ら市販の製品 Fomblin HC 04, Fomblin HC 25,及び Fom
blin HC R等; ・脂肪酸エステル、例えば、パーセリン油、オクチルド
デシルネオデカノアート、イソデシルイソノナノアー
ト、イソノニルイソノナノアート、オクチルドデシルネ
オペンタノアート、イソプロピルミリスタート、及び、
イソプロピルパルミタート; ・高分子量ポリオレフィン、例えば、ポリブテンまたは
ポリデセン; ・脂肪アルコール、例えば、オクチルドデカノール及び
オレイルアルコール; ・直鎖状、分枝状または環状の、揮発性又は非揮発性
の、有機変性されていてもよいシリコーン、例えば、Rh
one-Poulenc から市販の製品 Silbione 70 641 V200
(ジフェニルジメチコーン)、または、Dow Corning か
ら市販の製品 DC 556(フェニルトリメチコーン)及び
SF 558(メチルフェニルポリシロキサン)、揮発性環状
シリコーンまたは不揮発性直鎖状ポリジメチルシロキサ
ン。
以上の油を含有してよく、それは以下に挙げる群から選
択するのが好ましい。 ・鉱油、例えば、流動パラフィン及び液体ペトロラタム
ジェリー; ・芳香族環を含む炭化水素油、例えば、以下に挙げるよ
うな Finetex社から市販されている製品 Finsolv とい
った安息香酸エステル、 FINSOLV TN:安息香酸C12−C15アルキル EINSOLV SB:安息香酸イソステアリル FINSOLV BOD:安息香酸オクチルドデシル; ・ポリグリセロールエステル、例えば、ポリグリセリル
-2-ジイソステアラート及びポリグリセリル-2-トリイ
ソステアラート; ・動物起源の油、例えば、ペルヒドロスクアレン及びス
クアレン; ・植物起源の油、例えば、スウィート・アーモンド油、
アボカド油、ピーナッツ油、マカダミア油、ブドウ種
油、ナタネ種油、ココナッツ油、マスカット・ローズ
油、トリオレイン油、特に、不飽和脂肪酸を多量に含む
トリグリセリド; ・合成油、例えば、パーセリン油及びイソパラフィン; ・フルオロ又はペルフルオロ油、例えば、ペルフルオロ
伝熱管林、ペルフルオロポリエーテル、Montedison社か
ら市販の製品 Fomblin HC 04, Fomblin HC 25,及び Fom
blin HC R等; ・脂肪酸エステル、例えば、パーセリン油、オクチルド
デシルネオデカノアート、イソデシルイソノナノアー
ト、イソノニルイソノナノアート、オクチルドデシルネ
オペンタノアート、イソプロピルミリスタート、及び、
イソプロピルパルミタート; ・高分子量ポリオレフィン、例えば、ポリブテンまたは
ポリデセン; ・脂肪アルコール、例えば、オクチルドデカノール及び
オレイルアルコール; ・直鎖状、分枝状または環状の、揮発性又は非揮発性
の、有機変性されていてもよいシリコーン、例えば、Rh
one-Poulenc から市販の製品 Silbione 70 641 V200
(ジフェニルジメチコーン)、または、Dow Corning か
ら市販の製品 DC 556(フェニルトリメチコーン)及び
SF 558(メチルフェニルポリシロキサン)、揮発性環状
シリコーンまたは不揮発性直鎖状ポリジメチルシロキサ
ン。
【0021】本発明の組成物は全て、周知の方法で、化
粧品または皮膚科分野で共通に用いられるアジュバン
ト、及び、その他の標準的なゲル化剤又は濃化剤;ポリ
マー類;加湿剤;軟化剤;セラミド類などの親水性また
は親油性活性剤;抗フリーラジカル剤;痩身剤;殺菌
剤;金属イオン封鎖剤;抗フケ剤;酸化防止剤;保存
剤;塩基性化または酸性化剤;香料;充填剤;鉱物、合
成、植物または動物ワックス;ペースト状脂肪物質;有
機溶媒;柔軟化剤;相補的光遮蔽剤;発泡防止剤;保存
剤;界面活性剤;充填剤;自己日焼け剤;推進剤;染
料;顔料を含んでもよい。これら種々のアジュバントの
量は、この分野で従来から用いられている量であってよ
い。
粧品または皮膚科分野で共通に用いられるアジュバン
ト、及び、その他の標準的なゲル化剤又は濃化剤;ポリ
マー類;加湿剤;軟化剤;セラミド類などの親水性また
は親油性活性剤;抗フリーラジカル剤;痩身剤;殺菌
剤;金属イオン封鎖剤;抗フケ剤;酸化防止剤;保存
剤;塩基性化または酸性化剤;香料;充填剤;鉱物、合
成、植物または動物ワックス;ペースト状脂肪物質;有
機溶媒;柔軟化剤;相補的光遮蔽剤;発泡防止剤;保存
剤;界面活性剤;充填剤;自己日焼け剤;推進剤;染
料;顔料を含んでもよい。これら種々のアジュバントの
量は、この分野で従来から用いられている量であってよ
い。
【0022】言うまでもなく、当業者は、本発明の組成
物に添加すべき任意の化合物を、本発明の組成物が本来
有している利点を、その添加によって損なわないよう
に、または実質的に損なわないように注意して選択する
であろう。
物に添加すべき任意の化合物を、本発明の組成物が本来
有している利点を、その添加によって損なわないよう
に、または実質的に損なわないように注意して選択する
であろう。
【0023】本発明の組成物は、漿液、乳液、滑らかさ
の程度によらないクリームの形態であってよい。これら
の組成物は、通常の方法によって調製できる。本発明の
組成物は、液体、ペースト状または固体の形態、例え
ば、ゲル、水中油型または油中水型エマルション、また
は軟膏の形態、あるいはムースの形態であってもよい。
の程度によらないクリームの形態であってよい。これら
の組成物は、通常の方法によって調製できる。本発明の
組成物は、液体、ペースト状または固体の形態、例え
ば、ゲル、水中油型または油中水型エマルション、また
は軟膏の形態、あるいはムースの形態であってもよい。
【0024】本発明の組成物は、クリーム等のケア用製
品;ファンデーション、フェイスパウダー、口紅、マス
カラまたはアイライナー等のメークアップ用製品;洗い
落とすまたはそのままにしておくゲル、ローションまた
はシャンプーといった毛髪用製品として用いられる。本
発明の組成物は、UV照射に抗してケラチン物質、特に
皮膚を保護するための製品として用いられる。
品;ファンデーション、フェイスパウダー、口紅、マス
カラまたはアイライナー等のメークアップ用製品;洗い
落とすまたはそのままにしておくゲル、ローションまた
はシャンプーといった毛髪用製品として用いられる。本
発明の組成物は、UV照射に抗してケラチン物質、特に
皮膚を保護するための製品として用いられる。
【0025】また本発明の主題は、上記の組成物の有効
量を、ケラチン支持体(support)に適用することからな
る、UV照射に抗してケラチン物質、特に皮膚を保護す
る化粧方法でもある。
量を、ケラチン支持体(support)に適用することからな
る、UV照射に抗してケラチン物質、特に皮膚を保護す
る化粧方法でもある。
【0026】
【実施例】以下に提供する実施例は、本願発明を例証す
るものであるが、その本質を限定するものではない。
るものであるが、その本質を限定するものではない。
【0027】 調製例A: アクリルポリマーの非被膜形成粒子の分散物の調製 ポリマーの組成: ・メタクリル酸メチル 91重量% ・メタクリル酸 5重量% ・ジメチレングリコールジメタクリラート (架橋剤) 4重量%
【0028】方法:100gの脱塩水、Rhone-Poulenc
社から Abex JKB の商品名で市販のアルキルエトキシス
ルファート界面活性剤の16gの活性材料、及び2.5
gの過硫酸カリウムを、中心に機械的撹拌機、温度計、
及び冷却器を具備するリアクターに導入した。混合物
を、高速撹拌しながら80℃にした。平行して、下記の
2つのいわゆる「注入」溶液S1及びS2を調製した。
社から Abex JKB の商品名で市販のアルキルエトキシス
ルファート界面活性剤の16gの活性材料、及び2.5
gの過硫酸カリウムを、中心に機械的撹拌機、温度計、
及び冷却器を具備するリアクターに導入した。混合物
を、高速撹拌しながら80℃にした。平行して、下記の
2つのいわゆる「注入」溶液S1及びS2を調製した。
【0029】 注入溶液S1(モノマー溶液): ・メタクリル酸メチル 1820g ・メタクリル酸 100g ・エチレングリコールジメタクリラート (架橋剤) 80g 注入溶液S2: ・脱塩水 5000g ・Abex JKB 160g ・過硫酸カリウム 7.5g
【0030】リアクター中の水溶液が80℃に達したと
き、10%の溶液S1を添加し、混合物を15分間反応
させた。次いで、残りの溶液S1と溶液S2を同時に4時
間に渡って注入した。2つの同時添加の最後に、反応媒
体の温度を85℃に上げ、この温度に30分間保持し
た。次いで混合物を撹拌しながら室温まで冷却した。そ
れを、ナイロンガーゼで濾過した。
き、10%の溶液S1を添加し、混合物を15分間反応
させた。次いで、残りの溶液S1と溶液S2を同時に4時
間に渡って注入した。2つの同時添加の最後に、反応媒
体の温度を85℃に上げ、この温度に30分間保持し
た。次いで混合物を撹拌しながら室温まで冷却した。そ
れを、ナイロンガーゼで濾過した。
【0031】以下の特性を有するポリマー粒子分散物が
得られた。 ・平均粒子サイズ:110nm ・Coulter N4 SD タイプの装置による疑似弾性光散乱に
より測定した粒子サイズの多分散性:<0.1 ・80℃の換気オーブン中で一定重量になった乾燥エキ
ス:27% ・屈折率n2:1.49
得られた。 ・平均粒子サイズ:110nm ・Coulter N4 SD タイプの装置による疑似弾性光散乱に
より測定した粒子サイズの多分散性:<0.1 ・80℃の換気オーブン中で一定重量になった乾燥エキ
ス:27% ・屈折率n2:1.49
【0032】調製例B: 架橋ポリスチレンの非被膜形成粒子分散物の調製 下記の反応物を、中心の撹拌機、冷却器、温度計及び窒
素スパージャーを具備する1リットルの円筒形リアクタ
ーに導入した。 ・スチレン 98g ・ジビニルベンゼン(架橋剤) 2g ・Seppic社から AD 33 の商品名で市販の 25EOでポリオキシフェニル化された ノニルフェニル 0.0735g A.M. ・過硫酸カリウム 0.175g ・脱塩水 70g
素スパージャーを具備する1リットルの円筒形リアクタ
ーに導入した。 ・スチレン 98g ・ジビニルベンゼン(架橋剤) 2g ・Seppic社から AD 33 の商品名で市販の 25EOでポリオキシフェニル化された ノニルフェニル 0.0735g A.M. ・過硫酸カリウム 0.175g ・脱塩水 70g
【0033】最初に、水、界面活性剤及び架橋剤から、
撹拌及び窒素散布しながら水溶液を調製し、その後、モ
ノマーを添加した。撹拌は300回転/分に調節した。
官能媒体を72℃に加熱し、この温度に6時間保持し
た。次いで、1時間かけて温度を85℃に上げた。室温
に戻し、ふるいで濾過した。
撹拌及び窒素散布しながら水溶液を調製し、その後、モ
ノマーを添加した。撹拌は300回転/分に調節した。
官能媒体を72℃に加熱し、この温度に6時間保持し
た。次いで、1時間かけて温度を85℃に上げた。室温
に戻し、ふるいで濾過した。
【0034】以下の特性を有するポリマー粒子分散物が
得られた。 ・平均粒子サイズ:60nm ・Coulter N4 SD タイプの装置による疑似弾性光散乱に
より測定した粒子サイズの多分散性:<0.1 ・80℃の換気オーブン中で一定重量になった乾燥エキ
ス:27% ・屈折率n2:1.59
得られた。 ・平均粒子サイズ:60nm ・Coulter N4 SD タイプの装置による疑似弾性光散乱に
より測定した粒子サイズの多分散性:<0.1 ・80℃の換気オーブン中で一定重量になった乾燥エキ
ス:27% ・屈折率n2:1.59
【0035】抗日光組成物の比較 下記の5種類の水中油型エマルション1〜5を調製し
た。 抗日光エマルション1(本発明) ・調製例Aのポリアクリルラテックス (n2=1.49) 10重量%(*A.M. )・ひまし油(n1=1.48) 20重量% ・Chimex社から Mexoryl SL という商品名で市販の トリエタノールアミンでpHを7に調製した50% 水溶液としての4-(4,7,7-トリメチル-3- オキソビシクロ-[2,2,1]ヘプト-2- イリデンメチル)-ベンゼンスルホン酸 (水溶性UV遮蔽剤) 10重量% ・ICI Americas から Symperonic PE/P85 の商品名で 市販のポリオキシエチレン化及びポリオキシプロピ レン化界面活性剤 5重量% ・水 55重量% (*)A.M.=活性成分
た。 抗日光エマルション1(本発明) ・調製例Aのポリアクリルラテックス (n2=1.49) 10重量%(*A.M. )・ひまし油(n1=1.48) 20重量% ・Chimex社から Mexoryl SL という商品名で市販の トリエタノールアミンでpHを7に調製した50% 水溶液としての4-(4,7,7-トリメチル-3- オキソビシクロ-[2,2,1]ヘプト-2- イリデンメチル)-ベンゼンスルホン酸 (水溶性UV遮蔽剤) 10重量% ・ICI Americas から Symperonic PE/P85 の商品名で 市販のポリオキシエチレン化及びポリオキシプロピ レン化界面活性剤 5重量% ・水 55重量% (*)A.M.=活性成分
【0036】 抗日光エマルション2(比較例) ・調製例Bのポリスチレンラテックス (n2=1.59) 10重量%(A.M.) ・ひまし油(n1=1.48) 20重量% ・Chimex社から Mexoryl SL という商品名で市販の トリエタノールアミンでpHを7に調製した50% 水溶液としての4-(4,7,7-トリメチル-3- オキソビシクロ-[2,2,1]ヘプト-2- イリデンメチル)-ベンゼンスルホン酸 (水溶性UV遮蔽剤) 10重量% ・ICI Americas から Symperonic PE/P85 の商品名で 市販のポリオキシエチレン化及びポリオキシプロピ レン化界面活性剤 5重量% ・水 55重量%
【0037】 抗日光エマルション3(比較例) ・調製例Bのポリスチレンラテックス (n2=1.59) 10重量%(A.M.) ・アジピン酸ジオクチル(n1=1.423) 20重量% ・Chimex社から Mexoryl SL という商品名で市販の トリエタノールアミンでpHを7に調製した50% 水溶液としての4-(4,7,7-トリメチル-3- オキソビシクロ-[2,2,1]ヘプト-2- イリデンメチル)-ベンゼンスルホン酸 (水溶性UV遮蔽剤) 10重量% ・ICI Americas から Symperonic PE/P85 の商品名で 市販のポリオキシエチレン化及びポリオキシプロピ レン化界面活性剤 5重量% ・水 55重量%
【0038】 抗日光エマルション4(比較例) ・ひまし油(n1=1.48) 20重量% ・Chimex社から Mexoryl SL という商品名で市販の トリエタノールアミンでpHを7に調製した50% 水溶液としての4-(4,7,7-トリメチル-3- オキソビシクロ-[2,2,1]ヘプト-2- イリデンメチル)-ベンゼンスルホン酸 (水溶性UV遮蔽剤) 10重量% ・ICI Americas から Symperonic PE/P85 の商品名で 市販のポリオキシエチレン化及びポリオキシプロピ レン化界面活性剤 5重量% ・水 65重量%
【0039】 抗日光エマルション5(比較例) ・調製例Aのポリアクリルラテックス (n2=1.49) 10重量%(A.M.) ・アジピン酸ジオクチル(n1=1.423) 20重量% ・ICI Americas から Symperonic PE/P85 の商品名で 市販のポリオキシエチレン化及びポリオキシプロピ レン化界面活性剤 5重量% ・水 65重量%
【0040】エマルション1〜3及び5の調製方法 30mlのネジ蓋付きフラスコ中、水溶性UV遮蔽剤の
存在下、室温で、水に界面活性剤を分散した。油を70
℃に加熱し、次いで水相に注入した。得られた混合物中
に存在する成分を、70℃において、機械的撹拌機を用
いて、18000回転/分で5分間撹拌した。次いで、
エマルションを室温においた。次に、このエマルション
を超音波で処理した。パルスと非パルスは各秒ごとに変
化させ、10分間行った。エマルション調製の最後に、
室温でラテックスを添加し、次いで全混合物を、Vortex
タイプのホモジェナイズ機を用いて均質化した。
存在下、室温で、水に界面活性剤を分散した。油を70
℃に加熱し、次いで水相に注入した。得られた混合物中
に存在する成分を、70℃において、機械的撹拌機を用
いて、18000回転/分で5分間撹拌した。次いで、
エマルションを室温においた。次に、このエマルション
を超音波で処理した。パルスと非パルスは各秒ごとに変
化させ、10分間行った。エマルション調製の最後に、
室温でラテックスを添加し、次いで全混合物を、Vortex
タイプのホモジェナイズ機を用いて均質化した。
【0041】サン・プロテクション・ファクターの試験 a)一般的概念 UV照射に抗する皮膚上のプロテクション・ファクター
が、上記のエマルション1〜5の各々に対して、仏国特
許出願公開第2,719,989号公報に記載の方法および装置
を用いて決定された。この方法によると、スペクトルが
反射により, in vivo で記録される。皮膚上への光入射
に関係なく、一部は、空間の全ての方向において表面に
よって鏡面反射され、いかなるスペクトル情報も含まな
いが、他の部分は皮膚に浸透し、内部構造で散乱され、
そこから等方的に出現する。このエネルギーは、それが
通過した層に関する情報、特に表面に適用された遮蔽剤
に関する情報を含んでいる。このエネルギーを選択して
測定する必要がある。偏光が用いられる。
が、上記のエマルション1〜5の各々に対して、仏国特
許出願公開第2,719,989号公報に記載の方法および装置
を用いて決定された。この方法によると、スペクトルが
反射により, in vivo で記録される。皮膚上への光入射
に関係なく、一部は、空間の全ての方向において表面に
よって鏡面反射され、いかなるスペクトル情報も含まな
いが、他の部分は皮膚に浸透し、内部構造で散乱され、
そこから等方的に出現する。このエネルギーは、それが
通過した層に関する情報、特に表面に適用された遮蔽剤
に関する情報を含んでいる。このエネルギーを選択して
測定する必要がある。偏光が用いられる。
【0042】入射光E(λ)は入射面で偏光され、散乱
光ED(λ)は入射面に垂直な偏光器のアウトレットで
皮膚表面に垂直に測定され、反射光ER(λ)は入射面
に対して平行な偏光器のアウトレットで測定される。そ
して、「疑似輝度スペクトル(pseudo-brilliance spect
rum)」と呼ばれる皮膚の吸収スペクトルは、ER(λ)
/ED(λ)の比で決定される。
光ED(λ)は入射面に垂直な偏光器のアウトレットで
皮膚表面に垂直に測定され、反射光ER(λ)は入射面
に対して平行な偏光器のアウトレットで測定される。そ
して、「疑似輝度スペクトル(pseudo-brilliance spect
rum)」と呼ばれる皮膚の吸収スペクトルは、ER(λ)
/ED(λ)の比で決定される。
【0043】この装置はキセノンランプを具備し、それ
に続いて、測定プローブに導入される光ファイバに接続
されたモノクロメータを備える。2本の光ファイバは、
このプローブから出て、各々散乱光及び光倍率器及びそ
れに伴うエレクトロニクス方向に反射された光を輸送す
る。この装置は、コンピュータで制御される。
に続いて、測定プローブに導入される光ファイバに接続
されたモノクロメータを備える。2本の光ファイバは、
このプローブから出て、各々散乱光及び光倍率器及びそ
れに伴うエレクトロニクス方向に反射された光を輸送す
る。この装置は、コンピュータで制御される。
【0044】各抗日光組成物のプロテクション・ファク
ターは、以下の式に従って計算される。 I = ΣiαiDBiKi ここで、αiは、与えられた波長範囲iにおけるCOLIPA
標準に従った紅班効力係数を表し;DBiは、与えられ
た波長範囲iにおける疑似輝度の変化を表し;Kiは、
与えられた波長範囲iにおいて用いたランプのスペクト
ルを日光スペクトルに変換することのできる補正係数を
表す。
ターは、以下の式に従って計算される。 I = ΣiαiDBiKi ここで、αiは、与えられた波長範囲iにおけるCOLIPA
標準に従った紅班効力係数を表し;DBiは、与えられ
た波長範囲iにおける疑似輝度の変化を表し;Kiは、
与えられた波長範囲iにおいて用いたランプのスペクト
ルを日光スペクトルに変換することのできる補正係数を
表す。
【0045】係数αi及びKiは、日光遮蔽に関する文献
において周知であり、特に、「日光遮蔽組成物の in vi
vo 及び in vitro 試験の比較(A comparison of in viv
o and in vitro testing of sunscreen formula)」, Ph
otochem. and Photobiol., 1978, vol.29, pp. 559-566
なる記事、及び、COLIPAによる1984年1月の装置
(instalment)「SPF試験法(SPF test methods)」に記
載されている。このようにして得られたプロテクション
・ファクターIは、市販の抗日光製品に通常与えられる
保護指数(SPF:サン・プロテクション・ファクタ
ー)と比較できる。
において周知であり、特に、「日光遮蔽組成物の in vi
vo 及び in vitro 試験の比較(A comparison of in viv
o and in vitro testing of sunscreen formula)」, Ph
otochem. and Photobiol., 1978, vol.29, pp. 559-566
なる記事、及び、COLIPAによる1984年1月の装置
(instalment)「SPF試験法(SPF test methods)」に記
載されている。このようにして得られたプロテクション
・ファクターIは、市販の抗日光製品に通常与えられる
保護指数(SPF:サン・プロテクション・ファクタ
ー)と比較できる。
【0046】b)実験方法:測定は、個体群の前腕内側
において行った。各腕上に2つの測定領域を決定し、プ
ローブを保持して復位させる必要のある電極を用いて明
確に境界を定めた。上記のエマルション1から5の各々
を、Gilson マイクロピペット各領域に2mg/cm2の
速度で適用した(48cm2当たり48μl)。各適用
の前に、試験製品を機械的撹拌機によって再均質化し
た。
において行った。各腕上に2つの測定領域を決定し、プ
ローブを保持して復位させる必要のある電極を用いて明
確に境界を定めた。上記のエマルション1から5の各々
を、Gilson マイクロピペット各領域に2mg/cm2の
速度で適用した(48cm2当たり48μl)。各適用
の前に、試験製品を機械的撹拌機によって再均質化し
た。
【0047】用いた波長範囲は,280−400nmで
あった。輝度スペクトル測定は、前記の範囲で、5nm
刻みで行った。得られる結果の揺らぎを低減するため
に、それらの測定は、適用前及び適用から15分後に行
った。皮膚が製品のいかなる残存物も持たないように、
測定間隔は少なくとも48時間おいた。
あった。輝度スペクトル測定は、前記の範囲で、5nm
刻みで行った。得られる結果の揺らぎを低減するため
に、それらの測定は、適用前及び適用から15分後に行
った。皮膚が製品のいかなる残存物も持たないように、
測定間隔は少なくとも48時間おいた。
【0048】得られる結果が個体の影響を受けないよう
に、全ての抗日光製品は、同じ個体群に対して測定し
た。試験した個体群について、エマルション1から5各
々の平均サン・プロテクション・ファクターIを計算し
た。結果を下記の表1に示す。
に、全ての抗日光製品は、同じ個体群に対して測定し
た。試験した個体群について、エマルション1から5各
々の平均サン・プロテクション・ファクターIを計算し
た。結果を下記の表1に示す。
【0049】
【表1】
【0050】これらの結果は、n1なる屈折率を有する
ラテックス及びn2なる屈折率を有する脂肪相とが、|
n2−n1| ≦ 0.07(即ち0.01)となるよう
に選択されて含有する本発明の抗日光エマルション1
は、ラテックス及び脂肪相を含むものの、|n2−n1|
が各々0.11及び0.17となる抗日光エマルション
2及び3に比較して、極めて高い平均サン・プロテクシ
ョン・ファクターを有することを示している。
ラテックス及びn2なる屈折率を有する脂肪相とが、|
n2−n1| ≦ 0.07(即ち0.01)となるよう
に選択されて含有する本発明の抗日光エマルション1
は、ラテックス及び脂肪相を含むものの、|n2−n1|
が各々0.11及び0.17となる抗日光エマルション
2及び3に比較して、極めて高い平均サン・プロテクシ
ョン・ファクターを有することを示している。
【0051】また、これらの結果は、ラテックス及び脂
肪相を含むが、|n2−n1|が各々0.11及び0.1
7となる抗日光エマルション2及び3が、ラテックスを
含まない抗日光エマルション4と同等の平均サン・プロ
テクション・ファクターしか持たないことも示してい
る。言い換えれば、エマルション2及び3で用いられる
ラテックス/脂肪相の組み合わせは、水溶性UV遮蔽剤
に基づくエマルションのサン・プロテクション・ファク
ターを向上させることができない。
肪相を含むが、|n2−n1|が各々0.11及び0.1
7となる抗日光エマルション2及び3が、ラテックスを
含まない抗日光エマルション4と同等の平均サン・プロ
テクション・ファクターしか持たないことも示してい
る。言い換えれば、エマルション2及び3で用いられる
ラテックス/脂肪相の組み合わせは、水溶性UV遮蔽剤
に基づくエマルションのサン・プロテクション・ファク
ターを向上させることができない。
【0052】最後に、これらの結果は、本発明における
ラテックス/脂肪相の組み合わせは、水溶性UV遮蔽剤
を含有しないエマルションで用いた場合、実質的にUV
照射吸収効果を持たないことも示している。
ラテックス/脂肪相の組み合わせは、水溶性UV遮蔽剤
を含有しないエマルションで用いた場合、実質的にUV
照射吸収効果を持たないことも示している。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI C08L 89/00 C08L 89/00 101/12 101/12 (56)参考文献 特開 平7−330567(JP,A) 特開 平4−39312(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A61K 7/00 - 7/50
Claims (14)
- 【請求項1】 少なくとも1つの脂肪相、水相、水溶性
UV照射遮蔽システム、及び、非被膜形成ポリマーの粒
子を含有し、前記脂肪相がn1なる屈折率を有し、前記
非被膜形成ポリマーの粒子がn2なる屈折率を有し、そ
れらが下式: |n2−n1| ≦ 0.07 の関係を満足するように選択されることを特徴とする化
粧品又は皮膚適用用組成物。 - 【請求項2】 非被膜形成ポリマーが、水性及び/又は
有機媒体中に分散された粒子の形態であることを特徴と
する請求項1記載の組成物。 - 【請求項3】 非被膜形成ポリマーが、ラジカル重合ポ
リマー、重縮合ポリマー、及び、任意に修飾されていて
もよい天然ポリマーから、|n2−n1|≦0.07とな
るように選択されることを特徴とする請求項1または2
記載の組成物。 - 【請求項4】 非被膜形成ポリマーが、ポリエステル、
ポリエステルアミド、アルキド、ポリアクリル、ポリビ
ニル、ポリウレタン、ポリスチレン、天然又は修飾炭化
水素ポリマー及びその誘導体、天然又は修飾球状タンパ
ク質等の天然又は修飾タンパク質から、単独又は混合物
として選択されることを特徴とする請求項3記載の組成
物。 - 【請求項5】 非被膜形成ポリマーが、架橋しているこ
とを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の組成
物。 - 【請求項6】 非被膜形成ポリマーが、水性、水性−ア
ルコール性、またはアルコール性分散物の形態、あるい
は、脂肪相中の分散物の形態であることを特徴とする請
求項1から5のいずれかに記載の組成物。 - 【請求項7】 非被膜形成ポリマーの分散された粒子
が、3から700nmの範囲のサイズを有することを特
徴とする請求項1から6のいずれかに記載の組成物。 - 【請求項8】 非被膜形成ポリマーを、固形分で、組成
物全体に対して、0.5から30重量%含有することを
特徴とする請求項1から7のいずれかに記載の組成物。 - 【請求項9】 水溶性UV照射遮蔽システムが、パラ−
アミノ安息香酸及びその塩、アントラニル酸及びその
塩、サリチル酸及びその塩、ケイヒ酸誘導体及びその
塩、ベンズ-x-アゾールのスルホン酸誘導体及びその
塩、ベンゾフェノンのスルホン酸誘導体及びその塩、ベ
ンジリデンショウノウのスルホン酸誘導体及びその塩、
第4級アミンで置換されたベンジリデンショウノウ誘導
体及びその塩、フタリデン−カンホスルホン酸誘導体及
びその塩、ベンゾトリアゾールのスルホン酸誘導体及び
その塩、親水性となるように表面処理された無機酸化物
のナノ粒子、及びそれらの混合物からなる群から選択さ
れることを特徴とする請求項1から8のいずれかに記載
の組成物。 - 【請求項10】 水溶性UV照射遮蔽システムを、組成
物全重量に対して、0.1から30重量%の範囲で含有
することを特徴とする請求項1から9のいずれかに記載
の組成物。 - 【請求項11】 脂肪相が、鉱油;芳香族環を含む炭化
水素油;ポリグリセロールエステル;動物起源の油;植
物起源の油;合成油;フルオロ又はペルフルオロ油;脂
肪酸エステル;脂肪アルコール;直鎖状、分枝状または
環状の、揮発性又は非揮発性の、有機変性されていても
よいシリコーンからなる群から選択される1又はそれ以
上の油を含有することを特徴とする請求項1から10の
いずれかに記載の組成物。 - 【請求項12】 ケア用製品、メークアップ用製品、洗
い落とすまたはそのままにしておく毛髪用製品として用
いられる請求項1から11のいずれかに記載の組成物。 - 【請求項13】 UV照射に抗してケラチン物質を保護
するための製品として用いられる請求項1から11のい
ずれかに記載の組成物。 - 【請求項14】 請求項1から13のいずれかに記載の
組成物を、ケラチン支持体に適用することからなるUV
照射に抗してケラチン物質を保護する化粧方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
FR9702800A FR2760361B1 (fr) | 1997-03-10 | 1997-03-10 | Compositions cosmetiques photoprotectrices contenant un systeme filtrant les rayons uv, une dispersion de particules de polymeres non-filmogene et une phase grasse |
FR9702800 | 1997-03-10 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10259117A JPH10259117A (ja) | 1998-09-29 |
JP2922189B2 true JP2922189B2 (ja) | 1999-07-19 |
Family
ID=9504560
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10057065A Expired - Lifetime JP2922189B2 (ja) | 1997-03-10 | 1998-03-09 | Uv遮蔽システム及び非被膜形成ポリマー粒子の分散物並びに脂肪相を含有する光保護性化粧品組成物 |
Country Status (8)
Country | Link |
---|---|
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