JPH07304644A - 日焼け止め組成物 - Google Patents

日焼け止め組成物

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JPH07304644A
JPH07304644A JP7110679A JP11067995A JPH07304644A JP H07304644 A JPH07304644 A JP H07304644A JP 7110679 A JP7110679 A JP 7110679A JP 11067995 A JP11067995 A JP 11067995A JP H07304644 A JPH07304644 A JP H07304644A
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sunscreen
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 エチレン/酢酸ビニルコポリマーと、ポリ
(メタクリル酸メチル)のごときアクリル系ポリマー
と、290〜400nmの範囲の紫外線を吸収し得る発
色団有機日焼け止め剤とを含む化粧品日焼け止め組成物
を提供する。 【効果】 エチレン/酢酸ビニルコポリマー及びアクリ
ル系ポリマーは、相互作用して有機日焼け止め剤のSP
F値を上昇させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は日焼け止め組成物、特に
ローション及びクリーム形態の日焼け止め組成物に係わ
る。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】日焼け
止め組成物は、痛みを伴なう日焼けから露出した皮膚を
保護するために野外労働またはレジャーの際に一般に使
用されている。多数の効果的な日焼け止め製剤が市販さ
れており、化粧品または医薬文献に記載されている。一
般に日焼け止め製剤は、有効成分として紫外線吸収性化
合物を含むクリーム、ローションまたはオイルの形態で
調製されている。有効成分は、紅斑誘発性放射線の通過
を遮断して該放射線の皮膚への浸透を防止することによ
り機能する。
【0003】理想的な日焼け止め製剤は皮膚組織に対し
て無毒性且つ非刺激性であり、均一な連続皮膜状にちょ
うど良く施用し得るべきである。製剤は、容認可能な保
管寿命を与えるよう化学的及び物理的に十分に安定であ
らねばならない。製剤がその保護効果を施用後長時間に
わたって保持することは特に望ましい。皮膚上に存在す
るときの有効成分は、化学的または光学的分解、皮膚へ
の吸収、発汗、皮脂(skin oil)または水分に
よる排除に対して耐性である必要がある。美観のために
は、製剤は実質的に無臭である(または着香し得る)べ
きであり、また皮膚または衣服に着色しないのがよい。
【0004】日焼け止め剤は、有効性が高い順に、高度
発色団モノマー有機化合物、無機化合物、低度発色団ポ
リマー有機固体に分類し得る。
【0005】米国特許第5,219,558号明細書
(Woodin,Jr.ら)及び米国特許第4,91
9,934号明細書(Deckerら)は、有効日焼け
止め剤として種々の発色団モノマー有機化合物を含む遮
光(photoprotection)組成物を開示し
ている。実施例では、オクチルメトキシシンナメート
(Parsol MCX)、ベンゾフェノン−3(オキ
シベンゾン)及びオクチルジメチルPABAのごとき市
販の一般日焼け止めを使用している。
【0006】発色団モノマー有機化合物はある種の問題
を有する。かかる化合物は、皮膚上に存在するとき、発
汗、皮脂または水分による排除に対して耐性であらねば
ならない。従って、かかる物質を含む製剤は定着性(s
ubstantivity)を確保すべく添加剤を必要
とする。しかしながら、最良の添加剤を用いてさえ、防
水性及び摩擦落ち抵抗は決して完全には達成されない。
別の、そして恐らくより重要な問題は、皮膚刺激性であ
る。この点に関し、例えばエチレンと酢酸ビニルのコポ
リマーを用いて防水性にされた水中油滴型エマルジョン
日焼け止めを報告している、いずれもStrobrid
geの米国特許第5,041,281号明細書及び米国
特許第4,917,883号明細書が参照される。発色
団基を含む有機分子にかなり敏感な人もおり、有害なア
レルギー反応を起こし得る。従って、日焼け止め組成物
中のかかる化合物のレベルを最少限に抑えることはかな
り望ましい。発色団有機化合物を完全に置き換えること
は、望ましくはあるが、ある種の美観も要求される高S
PF組成物では現在のところ不可能である。
【0007】二酸化チタンのごとき無機粒状化合物も日
焼け止め剤として使用されている。実際に二酸化チタン
は、それらを「天然日焼け止め剤」として宣伝している
販売業者にはかなり好評である。無機粒状化合物に係わ
る問題は、かかる物質を高濃度で用いないと高SPF値
が得られないことである。残念ながら、そのような高濃
度では美観が損なわれる。透明な製剤は不透明になり、
多めに使用すると皮膚上に可視の白色皮膜を形成し、消
費者にはマイナスに感じられる。
【0008】ポリマー有機粒子は、日焼け止め製剤に使
用される物質の最後のカテゴリーに包含される。米国特
許第5,008,100号明細書(Zecchino
ら)は、従来の発色団有機化合物と一緒に補助有効日焼
け止め剤としてポリエチレン粒子を含む水中油滴型エマ
ルジョンを報告している。無機材料と同様に、ポリマー
粒子は日焼け止め有効性において劣る。かかる材料を多
量に使用することは、製剤美観に悪影響を及ぼす。
【0009】従って本発明の目的は、日焼け止め指数を
最高にするが、発色団モノマー有機化合物のレベルは最
少限に抑えた日焼け止め組成物を提供することである。
【0010】本発明の別の目的は、皮膚に施用したとき
に優れた美観を示す油水エマルジョン形態の日焼け止め
組成物を提供することである。
【0011】本発明の更に別の目的は、等価の日焼け止
め指数を有する製剤よりヒトに対する刺激がずっと少な
い日焼け止め組成物を提供することである。
【0012】本発明の上記目的及び他の目的は以下の説
明及び実施例から容易に明らかとなろう。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明により提供される
日焼け止め組成物は、 (i)約0.01〜約10重量%のエチレン/酢酸ビニ
ルコポリマー; (ii)約0.01〜約10重量%のアクリル系ポリマ
ー粒子; (iii)約0.1〜約30重量%の、290〜400
nmの紫外線において活性な発色団基を有する有機日焼
け止め剤;及び (iv)約60〜約99.5重量%の医薬上容認可能な
担体 を含む。
【0014】エチレン/酢酸ビニルコポリマーとアクリ
ル系ポリマー粒子とを組合せると、発色団有機日焼け止
め剤を含む組成物の日焼け止め指数(SPF)を著しく
上昇させ得ることが見い出された。エチレン/酢酸ビニ
ル(EVA)コポリマーは従来から日焼け止め組成物に
使用されているが、これまではこの物質は増粘剤として
配合されていた。EVAコポリマーは防水能のためにも
推奨されている。該コポリマーが著しいSPF上昇作用
を有し得ることは今回初めて見い出されたことである。
【0015】本発明のEVAコポリマーはエチレンモノ
マー、即ちCH2=CH2と酢酸ビニルモノマー、即ちC
3COOH=CH2とから形成される。このポリマーは
式CH3(CH2x(CH2CHOOCHCH3yで表わ
される。x:y比は好ましくは約20:1〜約4:1で
あり、より好ましくは12:1〜6:1である。平均分
子量は約2,000〜約2,000,000とし得る。
EVAコポリマーの硬度(dmn ASTMD−5)は
好ましくは約4〜約80、最も好ましくは約9.5であ
る。滴点(ASTMD3954)は好ましくは約60〜
約103℃、最も好ましくは約95℃である。EVAコ
ポリマーは、エマルジョンの油相中に容易に分散するよ
うに十分に小さい平均粒径を有する粒子の形態で組成物
に添加するのが好ましい。
【0016】本発明の組成物に適したEVAコポリマー
の量は、約0.5〜約10重量%、より好ましくは約
0.1〜約2重量%、最適には0.2〜0.5重量%で
ある。
【0017】EVAコポリマーはAllied Sig
nal Corporationから、最も好ましいも
のは品名AC−400で市販されている。他の有用なE
VAコポリマーとしては、Allied Signal
製の品名AC−400A、AC−405、AC−405
5、AC−405T及びAC−430、並びにDuPo
nt Chemical製の品名Elvox 40Pが
挙げられる。
【0018】本発明組成物の第2の必須成分はアクリル
系ポリマーである。特に該ポリマーは、アクリル酸エチ
ル、アクリル酸メチル、メタクリル酸エチル、メタクリ
ル酸メチル、アクリル酸ブチル及びメタクリル酸ブチル
を含むモノマーから誘導されるホモポリマーである。最
も好ましいのは、Wackherr S.A.,フラン
スから品名Covabead PMMAとして市販され
ているマイクロビーズ状のポリ(メタクリル酸メチル)
である。アクリル系ポリマーの粒径は約0.001〜5
μ未満とし得るが、好ましいのは約0.01〜3μ、最
適なものは約0.1〜1μである。
【0019】アクリル系ポリマーの量は約0.01〜約
10重量%、好ましくは約0.1〜約5重量%、最適に
は約0.8〜1.5重量%である。
【0020】本発明組成物の第3の必須成分は、290
〜400nmのいずれかの紫外線を吸収する少なくとも
1種の発色団基を有する有機日焼け止め剤である。発色
団有機日焼け止め剤は、以下のカテゴリー(特定の例を
示す)に分類し得る:p−アミノ安息香酸、その塩及び
その誘導体(エチル、イソブチル、グリセリルエステ
ル;p−ジメチルアミノ安息香酸);アントラニラート
(即ちo−アミノベンゾエート;メチル、メンチル、フ
ェニル、ベンジル、フェニルエチル、リナリル、テルピ
ニル及びシクロヘキセニルエステル);サリチラート
(オクチル、アミル、フェニル、ベンジル、メンチル、
グリセリル及びジプロピレングリコールエステル);ケ
イ皮酸誘導体(メンチル及びベンジルエステル、α−フ
ェニルシンナモニトリル;ブチルシンナモイルピルベー
ト);ジヒドロキシケイ皮酸誘導体(ウンベリフェロ
ン、メチルウンベリフェロン、メチルアセト−ウンベリ
フェロン);トリヒドロキシケイ皮酸誘導体(エスクレ
チン、メチルエスクレチン、ダフネチン、並びにグルコ
シド、エスクリン及びダフニン);炭化水素(ジフェニ
ルブタジエン、スチルベン);ジベンザルアセトン及び
ベンザルアセトフェノン;ナフトールスルホネート(2
−ナフトール−3,6−ジスルホン酸及び2−ナフトー
ル−6,8−ジスルホン酸のナトリウム塩);ジヒドロ
キシ−ナフトエ酸及びその塩;o−及びp−ヒドロキシ
ビフェニルジスルホネート;クマリン誘導体(7−ヒド
ロキシ、7−メチル,3−フェニル);ジアゾール(2
−アセチル−3−ブロモインダゾール、フェニルベンゾ
オキサゾール、メチルナフトキサゾール、種々のアリー
ルベンゾチアゾール);キニン塩(ビスルフェート、ス
ルフェート、クロリド、オレエート及びタンネート);
キノリン誘導体(8−ヒドロキシキノリン塩、2−フェ
ニルキノリン);ヒドロキシ−またはメトキシ−置換ベ
ンゾフェノン;尿酸及びビロール酸(vilouric
acid);タンニン酸及びその誘導体(例えばヘキ
サエチルエーテル);(ブチルカルビチル)(6−プロ
ピルピペロニル)エーテル;ヒドロキノン;ベンゾフェ
ノン(オキシベンゾン、スリソベンゾン、ジオキシベン
ゾン、ベンゾレソルシノール、2,2’,4,4’−テ
トラヒドロキシベンゾフェノン、2,2’−ジヒドロキ
シ−4,4’−ジメトキシベンゾフェノン、オクタベン
ゾン);4−イソプロピルジベンゾイルメタン;ブチル
メトキシジベンゾイルメタン;エトクリレン;及び4−
イソプロピル−ジベンゾイルメタン。
【0021】特に有効なものは、2−エチルヘキシル
p−メトキシシンナメート、4,4’−t−ブチルメト
キシジベンゾイルメタン、2−ヒドロキシ−4−メトキ
シベンゾフェノン、オクチルジメチル p−アミノ安息
香酸、ジガロイルトリオレエート、2,2−ジヒドロキ
シ−4−メトキシベンゾフェノン、エチル 4−[ビス
(ヒドロキシプロピル)]アミノベンゾエート、2−エ
チルヘキシル−2−シアノ−3,3−ジフェニルアクリ
レート、2−エチルヘキシルサリチラート、グルセリル
p−アミノベンゾエート、3,3,5−トリメチルシ
クロヘキシルサリチラート、メチルアントラニラート、
p−ジメチルアミノ安息香酸またはアミノベンゾエー
ト、2−エチルヘキシル p−ジメチルアミノベンゾエ
ート、2−フェニルベンズイミダゾール−5−スルホン
酸 2−(p−ジメチルアミノフェニル)−5−スルホ
ニオ安息香酸及びこれらの混合物である。
【0022】上記日焼け止め剤の量は通常約0.1〜約
30重量%、好ましくは約2〜約20重量%、最適には
約4〜約10重量%である。
【0023】本発明組成物は水性または無水物のいずれ
かとし得るが、組成物は水性、特にW/OまたはO/W
型の油水エマルジョンであるのが好ましい。水は、存在
する場合には、約5〜約90重量%、好ましくは約35
〜約65重量%、最適には約40〜約50重量%の量と
し得る。
【0024】水のほかに、比較的揮発性の溶剤を本発明
組成物に配合してもよい。最も好ましいのは一価のC
1-3アルカノールであり、これにはエチルアルコール、
メチルアルコール及びイソプロピルアルコールが含まれ
る。一価のアルカノールの量は約5〜約50重量%、好
ましくは約15〜約40重量%、最適には約25〜約3
5重量%とし得る。
【0025】シリコーン油及び合成エステルの形態で皮
膚軟化剤を本発明組成物に配合してもよい。皮膚軟化剤
の量は約0.1〜約30重量%、好ましくは約1〜20
重量%とし得る。
【0026】シリコーン油は揮発性のものと非揮発性の
ものとに分類し得る。本明細書において使用される「揮
発性」なる用語は、周囲温度で測定可能な蒸気圧を有す
る物質を指す。揮発性シリコーン油は、約3〜約9個、
好ましくは約4〜約5個のケイ素原子を含む環状または
線状ポリジメチルシロキサンから選択されるのが好まし
い。
【0027】線状揮発性シリコーン材料は通常は25℃
において約5センチストローク未満の粘度を有し、環状
揮発性シリコーン材料は一般に約10センチストローク
未満の粘度を有する。
【0028】皮膚軟化剤として有用な非揮発性シリコー
ン油としてはポリアルキルシロキサン、ポリアルキルア
リールシロキサン及びポリエーテルシロキサンコポリマ
ーが挙げられる。本発明で有用な実質的に非揮発性のポ
リアルキルシロキサンとしては、例えば、25℃におい
て約5〜約100,000センチストロークの粘度を有
するポリジメチルシロキサンが挙げられる。本発明組成
物で有用な好ましい非揮発性皮膚軟化剤は、25℃にお
いて約10〜約400センチストロークの粘度を有する
ポリジメチルシロキサンである。
【0029】エステル皮膚軟化剤としては、 (1)10〜20個の炭素原子を有する脂肪酸のアルケ
ニルまたはアルキルエステル(例えばイソノニルイソナ
ノノエート、オレイルミリステート、オレイルステアレ
ート及びオレイルオレエート); (2)エーテルエステル(例えばエトキシル化脂肪アル
コールの脂肪酸エステル); (3)多価アルコールエステル(例えばエチレングリコ
ールモノ−及びジ−脂肪酸エステル、ジエチレングリコ
ールモノ−及びジ−脂肪酸エステル、ポリエチレングリ
コール(200〜6000)モノ−及びジ−脂肪酸エス
テル、プロピレングリコールモノ−及びジ−脂肪酸エス
テル、ポリプロピレングリコール2000モノオレエー
ト、ポリプロピレングリコール2000モノステアレー
ト、エトキシル化プロピレングリコールモノステアレー
ト、グルセリルモノ−及びジ−脂肪酸エステル、ポリグ
リセロールポリ脂肪エステル、エトキシル化グルセリル
モノステアレート、1,3−ブチレングリコールモノス
テアレート、1,3−ブチレングリコールジステアレー
ト、ポリオキシエチレンポリオール脂肪酸エステル、ソ
ルビタン脂肪酸エステル、及びポリオキシエチレンソル
ビタン脂肪酸エステルが満足の行く多価アルコールエス
テルである); (4)ろうエステル(例えば蜜ろう、鯨ろう、ミリスチ
ルミリステート、ステアリルステアレート); (5)ステロールエステル(例えばそのコレステロール
脂肪酸エステル) が挙げられる。
【0030】最も好ましいエステルはオクチルドデシル
ネオペンタノエート(Elefac1−205(登録商
標)として入手可能)及びイソノニルイソノナノエート
である。
【0031】10〜30個の炭素原子を有する脂肪酸を
本発明組成物に配合することもできる。この例としてペ
ラルゴン酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン
酸、ステアリン酸、イソステアリン酸、ヒドロキシステ
アリン酸、オレイン酸、リノール酸、リシノール酸、ア
ラキドン酸、ベヘン酸及びエルカ酸が挙げられる。
【0032】多価アルコール系保湿剤を本発明組成物に
配合することもできる。保湿剤は、皮膚軟化剤の有効性
を高める助けとなったり、鱗屑形成を低減したり、堆積
した鱗屑の排除を刺激したり、皮膚触感を向上する。典
型的な多価アルコールとしてはグリセロール、ポリアル
キレングリコール及びより好ましくはアルキレンポリオ
ール及びそれらの誘導体、例えばプロピレングリコー
ル、ジプロピレングリコール、ポリプロピレングリコー
ル、ポリエチレングリコール及びその誘導体、ソルビー
ル、ヒドロキシプロピルソルビール、ヘキシレングリコ
ール、1,3−ブチレングリコール、1,2,6−ヘキ
サントリオール、エトキシル化グリセロール、プロポキ
シル化グリセロール及びこれらの混合物が挙げられる。
最良の結果を得るためには保湿剤はプロピレングリコー
ルであるのが好ましい。保湿剤の量は組成物の0.5〜
30重量%、好ましくは1〜15重量%とし得る。
【0033】組成物の約0.01〜約5重量%の量の増
粘剤/粘度上昇剤を配合することもできる。当業者には
周知のように、増粘剤の厳密な量は、所望される組成物
のコンシステンシー及び稠度に従う。増粘剤の例として
はキサンタンゴム、ナトリウムカルボキシメチルセルロ
ース、ヒドロキシアルキル及びアルキルセルロース(特
にヒドロキシプロピルセルロース)、及び架橋アクリル
酸ポリマー、例えばB.F.Goodrichにより商
標Carbopolで販売のものが挙げられる。
【0034】水、溶剤、シリコーン、エステル、脂肪
酸、保湿剤及び/または増粘剤は総括して、本発明の日
焼け止め剤の医薬的に容認可能な担体として見なされ
る。担体の総量は約1〜約99.9重量%、好ましくは
約80〜99重量%である。
【0035】本発明の化粧品組成物は任意の形態とし得
る。かかる形態としては、ローション、クリーム、ステ
ィック、ロールオン方式、ムース、エーロゾル、スプレ
ー、及びパッド適用方式が挙げられる。
【0036】本発明の化粧品組成物には界面活性剤が存
在してもよい。界面活性剤の合計濃度は、組成物全体の
約0.1〜約40重量%、好ましくは約1〜約20重量
%、最適には約1〜約5重量%である。界面活性剤は、
アニオン性、非イオン性、カチオン性及び両性界面活性
剤からなる群から選択し得る。特に好ましい非イオン性
界面活性剤は、疎水性物質1モル当たり約2〜約100
モルの酸化エチレンまたは酸化プロピレンと縮合された
10-20脂肪アルコールまたは脂肪酸疎水性物質;2〜
20モルの酸化アルキレンと縮合されたC2-10アルキル
フェノール;エチレングリコールのモノ−及びジ−脂肪
酸エステル;脂肪酸モノグリセリド;ソルビタン、モノ
−及びジ−C8-20脂肪酸;及びポリオキシエチレンソル
ビタン並びにこれらの組合せである。アルキルポリグリ
コシド及び糖脂肪アミン(例えばメチルグルコンアミ
ド)も適した非イオン性界面活性剤である。
【0037】好ましいアニオン性界面活性剤としては、
せっけん、アルキルエーテルスルフェート及びスルホネ
ート、アルキルスルフェート及びスルホネート、アルキ
ルベンゼンスルホネート、アルキル及びジアルキルスル
ホスクシネート、C8-20アシルイセチオネート並びにこ
れらの組合せが挙げられる。
【0038】本発明組成物は、C1-20α−ヒドロキシカ
ルボン酸及びそれらの塩を含んでもよい。塩はアルカリ
金属、アンモニウム及びC1-12アルカノールアンモニウ
ム塩であるのが好ましい。酸の例としては、グリコール
酸、乳酸及び2−ヒドロキシカプリル酸が挙げられる。
最も好ましいのはグリコール酸及び2−ヒドロキシカプ
リル酸並びにこれらのアンモニウム塩の組合せである。
かかる材料の量は、化粧品組成物の約0.01〜約15
重量%、好ましくは約0.1〜約8重量%、最適には約
0.1〜1重量%とし得る。
【0039】望ましくは、潜在的に有害な微生物の増殖
から保護するため、保存剤を本発明の化粧品組成物に配
合してもよい。本発明組成物に適した従来公知の保存剤
としてはパラ−ヒドロキシ安息香酸のアルキルエステル
が挙げられる。最近になって使用されるようになった他
の保存剤として、ヒダントイン誘導体、プロピオン酸
塩、及び種々の第四級アンモニウム化合物が挙げられ
る。化粧品業者は適当な保存剤に熟知しており、保存剤
チャレンジ試験を満足すると共に製品に安定性を与える
よう常法で選択し得る。特に好ましい保存剤はフェノキ
シエタノール、メチルパラベン、プロピルパラベン、イ
ミダゾリジニルウレア、ナトリウムデヒドロアセテート
及びベンジルアルコールである。保存剤は、組成物の用
途、及び保存剤とエマルジョン中の他の成分とに起こり
得る非相容性を配慮して選択すべきである。保存剤は、
組成物の約0.01〜約2重量%の量で使用するのが好
ましい。
【0040】本発明の化粧品組成物には微量添加成分が
存在してもよい。かかる成分としてはビタミン類(例え
ばビタミンB6、ビタミンC、ビタミンAパルミテー
ト、ビタミンEアセテート、ビオチン、ナイアシン及び
DL−パンテノール)が挙げられる。特に好ましいの
は、the Brooks Company,USAか
らVitazyme Cとして入手可能なビタミンC/
ポリペプチド複合体の組合せである。ナイアシン、ビタ
ミンB6及びビオチンはRoche Pharmace
uticalsから入手可能である。
【0041】他の添加成分として酵素系のものがある。
特に好ましいのは、the Brooks Compa
ny,USAからBiocell SODとして市販さ
れているスーパーオキシドジスムターゼである。
【0042】再生可能給源由来の天然植物性材料も多く
の場合に化粧品組成物に望ましい。例えば本発明の化粧
品組成物は、Nurture Inc.,Missou
la,Montanaから商標Microat SFで
市販されている、オート麦由来のβ−グルカンを含み得
る。別の天然材料としては、Alban Muller
International/Tri−K Indu
stries,Inc.,Emerson,New J
erseyからAmigel(登録商標)として市販さ
れているCTFA名 菌核ゴムを有する重合グルコース
が挙げられる。前記各材料の量は約0.01〜約10重
量%、好ましくは約0.05〜約1重量%、最適には約
0.1〜0.5重量%とし得る。
【0043】着色料、香料、不透明剤及び研磨剤を本発
明組成物に配合することもできる。これらの各物質は約
0.05〜約5重量%、好ましくは0,1〜3重量%と
し得る。
【0044】
【実施例】以下、実施例によって本発明の実施態様を更
に説明する。本明細書及び特許請求の範囲において言及
する全ての部、パーセント及び割合は、特に記載のない
限り、重量によるものである。
【0045】実施例1 EVAコポリマーとポリ(メタクリル酸メチル)マイク
ロビーズによるSPFに対する効果を評価するために一
連の実験を実施した。表1は、完全に製剤化されている
が但し日焼け止めを含まない基本組成物を示す。
【0046】日焼け止め剤を含むまたは含まない製剤化
された組成物のin vitroSPFを、Optom
etrics USA,Inc.Ayer,マサチュ−
セッツ製造のSPF−290アナライザーを用いて評価
した。
【0047】SPF−290の光学系は、連続UV−V
IS源、カラー補償フィルター、分散プレート、格子モ
ノクロメーター及び検出器から構成されている。紫外線
(UVB)及び近紫外線(UVA)はキセノンアークラ
ンプによって照射した。給源から放出された放射線は、
太陽スペクトルをより近似するように減衰される。放射
線ビームが試料に到達すると、そこで、サンプルまたは
基板により透過、吸収または反射のいずれかが起こる。
透過した放射線は、更にそれを減衰させる一連の分散プ
レートを通過する。次いでビームはモノクロメーターに
入り、最終的に単色放射線が検出器の感光表面に衝突す
ると、表面に衝撃を与えた放射線の強度に比例するシグ
ナルを生ずる。
【0048】測定に際しては、ホルダーに支持されたT
ranspore(登録商標)テープ上に80μlのサ
ンプルを塗布した。サンプルは、約40cm2の表面を
被覆するように、6.4×6.4cm2の面積に塗布し
た。標準的なin vivoSPF試験に使用されるの
と同様に2μl/cm2の量のサンプルを試験テープ上
に分配した。サンプル組成物においてSPF測定値を収
集した。
【0049】表IIは、各々が基本組成物を使用すると
共に種々の量の有機日焼け止め剤、EVAコポリマー及
び/またはPMMAを含む組成物A〜Hを示す。表II
Iは、8種の組成物の日焼け止め活性をSPF値で示
す。
【0050】
【表1】
【0051】
【表2】
【0052】
【表3】
【0053】
【表4】
【0054】有機日焼け止め剤のみを含む基本組成物
(組成物A)のSPF値24.7は、EVAコポリマー
及びPMMAの存在下で34.2に増加したことが判
る。本発明を示す組成物B参照。それぞれ組成物C及び
DのようにEVAコポリマーまたはPMMAのいずれか
が不在であると、SPFは再び約24に低下した。
【0055】実施例2 別の本発明日焼け止め組成物を表IVに示す。
【0056】
【表5】
【0057】実施例3 別の本発明の日焼け止め組成物を表Vに示す。該組成物
はローション形態である。
【0058】
【表6】
【0059】
【表7】
【0060】実施例4 別の本発明日焼け止め組成物を表VIに示す。該組成物
はクリーム形態である。
【0061】
【表8】
【0062】
【表9】
【0063】上記説明及び実施例は本発明の特定の実施
態様を示すものである。これらに照らして、種々の変形
態様が当業者には示唆され、それら全ては本発明の主旨
及び範囲に含まれるものとする。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (i)約0.01〜約10重量%のエチ
    レン/酢酸ビニルコポリマー; (ii)約0.01〜約10重量%のアクリル系ポリマ
    ー粒子; (iii)約0.1〜約30重量%の、290〜400
    nmの紫外線において活性な発色団基を有する有機日焼
    け止め剤;及び (iv)約60〜約99.5重量%の医薬上容認可能な
    担体 を含む日焼け止め組成物。
  2. 【請求項2】 前記アクリル系ポリマーがポリ(メタク
    リル酸メチル)である請求項1に記載の組成物。
  3. 【請求項3】 前記アクリル系ポリマーが平均粒径0.
    001〜5μ未満を有する請求項1に記載の組成物。
  4. 【請求項4】 前記アクリル系ポリマーが約0.8〜約
    1.5重量%の量で存在する請求項1に記載の組成物。
  5. 【請求項5】 前記エチレン/酢酸ビニルコポリマーが
    約0.1〜約2重量%の量で存在する請求項1に記載の
    組成物。
  6. 【請求項6】 水分と油分が存在してエマルジョンを形
    成している請求項1に記載の組成物。
  7. 【請求項7】 更に約0.01〜約10重量%のβ−グ
    ルカンを含む請求項1に記載の組成物。
  8. 【請求項8】 更に約0.01〜約10重量%の菌核ゴ
    ムを含む請求項1に記載の組成物。
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