JP2921659B2 - ビデオ・イメージの寸法変更装置及び方法 - Google Patents

ビデオ・イメージの寸法変更装置及び方法

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JP2921659B2
JP2921659B2 JP7279986A JP27998695A JP2921659B2 JP 2921659 B2 JP2921659 B2 JP 2921659B2 JP 7279986 A JP7279986 A JP 7279986A JP 27998695 A JP27998695 A JP 27998695A JP 2921659 B2 JP2921659 B2 JP 2921659B2
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    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T3/00Geometric image transformations in the plane of the image
    • G06T3/40Scaling of whole images or parts thereof, e.g. expanding or contracting
    • G06T3/4007Scaling of whole images or parts thereof, e.g. expanding or contracting based on interpolation, e.g. bilinear interpolation

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、データ処理システ
ム、より具体的に言えば、データ処理システム中の表示
装置上のビデオ・イメージの寸法を変更する技術に関す
る。
【0002】パーソナル・コンピュータの分野におい
て、マルチメディア・アプリケーションの実行結果をす
ばやく表示させるためには、通常のグラフィック・アプ
リケーションの実行結果を表示することに加えて、動画
の映像も表示できることが必要である。例えば、パーソ
ナル・コンピュータのユーザは、スプレッドシート・ア
プリケーションを含むウインドウを表示すると共に、動
画の映像(VCRまたはビデオ・カメラからの映像)の
ウインドウも表示したいと望むことがある。現在入手可
能なグラフィカル・ユーザ・インターフェース(GU
I)のオペレーティング・システムのユーザは、動画用
のウインドウを任意の寸法に変更可能であることを望ん
でおり、更に、ウインドウの水平方向及び垂直方向の寸
法は、夫々完全に独立して変更可能であることを望んで
いる。加えて、ユーザが他のアプリケーションで仕事を
している間に、他のウインドウを一瞥することができる
ように、ユーザは、ウインドウの寸法を非常に小さくす
ることを望むことがあり得るし、あるいは、ユーザは、
ユーザの注意力を集中するために、ウインドウを表示装
置のスクリーン全体の寸法にしたいと望むことがあり得
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような映像の供給
源は、ビデオ・カメラや、VCRなどの装置からの「生
の」映像の供給源であるかも知れないし、あるいは、ソ
フトウエア・デコンプレッサ、またはハードウエア・デ
コンプレッサからの再伸長映像の供給源であるかも知れ
ない。何れの場合でも、映像供給源は、一定のサイズ
(例えば、160水平画素×120垂直画素)である。
上述した理由によって、ユーザは、表示装置(例えば、
640水平画素×480垂直画素)上の所定のウインド
ウ寸法に合致させるために、映像のストリームを再寸法
付け(再スケール)可能であることを望むことになる。
入力映像ストリームの画像寸法は、所定の出力映像スト
リームの画像寸法よりも小さい(寸法の拡大が必要であ
る)かも知れないし、あるいは、所定の出力映像ストリ
ームの画像寸法よりも大きい(寸法の縮小が必要であ
る)かも知れない。入力映像ストリームを任意の大きな
画像寸法の出力映像ストリームに変更するとか、または
任意の小さな画像寸法の出力映像ストリームに変更する
とかの画像の表示寸法を変更可能にするための必要性
は、本発明により解決されるべき技術課題である。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は、垂直方
向及び水平方向の両方向にある出力画素に対する入力画
素の寄与値の、領域で重み付けられた平均値の関数、及
び垂直方向及び水平方向の両方向にある出力画素に対す
る入力画素の寸法変更比率の関数として、垂直方向及び
水平方向の両方向の重み付け係数を発生し、次に、垂直
方向にある出力画素に対する入力画素の寄与値の、領域
で重み付けられた平均値の関数として垂直方向に発生さ
れた重み付け係数と、ビデオ・イメージの入力された画
素とを積算して、この積算処理によって垂直方向に寸法
変更された画素を発生し、そして、次に、垂直方向に寸
法変更されたこれらの出力画素の重み付け係数と、水平
方向に発生された重み付け係数とを積算して、垂直方向
及び水平方向の寸法変更された画素を発生するための装
置及び方法を提供することにある。
【0005】本発明は、補間処理か、または複製処理の
いずれかを通して入力された画素イメージを実質上論理
的に2倍にすることによって寸法拡大機能を遂行し、次
に、本発明に従って、この論理的に拡大したイメージ
を、所定の画素グリッドの寸法に縮小する処理を遂行す
る。
【0006】本発明の実施例において、垂直方向及び水
平方向の両方向に対して、独立して縮小機能及び拡大機
能を遂行するのが好ましい。
【0007】本発明の良好な実施例は、プロセッサと、
ストレージ装置と、表示装置を含む入/出力手段とを含
むデータ処理システムで実施される。
【0008】
【発明の実施の形態】以下の説明において、本発明の理
解を容易にするために必要な特定のワードや、特定のバ
イト長などのような幾つかの細部が説明される。然しな
がら、このような特定の細部の条件を用いることなく本
発明が実施できることは当業者には自明である。不必要
な細部の説明によって本発明の理解を妨げることがない
ように、公知の回路はブロック図によって示されてい
る。これらのブロック図の細部の説明は、本発明の完全
な理解を得るために不必要であり、当業者には自明な事
項なので、タイミングなどに関する細部の説明は省略し
てある。
【0009】A.領域で重み付けられた平均値を用いる
こと(Area Weighted Averaging) ビデオ・イメージの寸法を縮小する処理において、画素
のアレイは、より小さな画素アレイ中にマップされる。
領域で重み付けられた平均値を用いてイメージの寸法を
変更する方法(weighted average scaling scheme)
は、元のイメージ(入力画像)の表示を、良好な出力イ
メージの表示にするための技術であって、この方法を実
行することによって、入力ビデオ・イメージ中の各領域
の輝度及び色度は、出力ビデオ・イメージ中の各領域に
おいて同じ比率で表示される。
【0010】(a)領域で重み付けられた平均値 下記の数式(1)は、2つの値X1及びX2の重み付けら
れた平均値を算出するための数式である。X1の係数、
即ち重み係数はw1であり、X2の重み係数はw2であ
る。これら2つの変数の重み付けられた平均値は、下記
の数式(1)で示したように、これら変数の重み係数の
和を重み係数の和で割った値である。
【0011】
【数1】
【0012】そして、n個の変数の値に対しては下記の
一般式(2)で表わされる。
【0013】
【数2】
【0014】この総括的な一般式は、画素イメージの寸
法変更処理に適用することができる。「領域で重み付け
られた平均値の計算処理」において、寸法変更された画
素(出力画素)は、入力画素を平均化することによって
形成され、各出力画素は、出力画素に寄与する入力画素
の領域によって重み付けられる。n<mとして、標準的
なm×m画素グリッドQが、n×n画素グリッドPに重
ね合わせられる場合の実施例を説明する。n×n画素ア
レイ中の各画素Qjの値を得るために、m×m画素アレ
イから、重ねられた画素Piの重み付けられた平均値を
用いて計算する。この計算の重み付け係数は、下記の数
式(3)で示されているように、n×n画素グリッドか
らの画素で重ねられたm×m画素グリッドの領域に比例
している。
【0015】
【数3】
【0016】本発明の実施例の説明を簡明にするため
に、各画素の持つグレー・レベルのイメージは、0乃至
R(例えば、0乃至255)の範囲を持っているものと
する。本発明に従って、実施例のアルゴリズムは、色彩
を容易に一般化することができる。このアルゴリズムは
画素の輝度も容易に制御できる。以下の説明において、
等方性画素寸法の変更処理を先ず説明し、その後、この
等方性画素寸法の変更処理の説明は異方性画素寸法の変
更処理の説明に一般化される。本発明の寸法変更処理の
実施例は、一定の整数比率で行なわれるものとして説明
されている。
【0017】B.領域で重み付けられた平均値によるイ
メージの寸法変更処理 図1を参照すると、各出力画素Q1が4個の入力画素
(P1、P2、P3、P4)を平均化することによって形成
される2:1のイメージ縮小処理を行なう実施例が示さ
れている。
【0018】
【数4】
【0019】下記の実施例において、すべての画素は同
じに重み付けられる。寸法係数(scale factor)が画素
を均等に分割できない場合には、重み付け係数は、出力
画素に寄与する入力画素の領域に比例して変化する。
【0020】図2を参照すると、4×4入力画素アレイ
201と、3×3出力画素202とが示されている。図
2においては、4×4画素アレイ201が3×3画素ア
レイ202に縮小される実施例を示している。図形20
3は、解決される問題を目で見えるように示した図であ
る。図形203において、3×3画素グリッド202中
の画素は1つおきに斜線が付されており、3×3出力画
素アレイ202は4×4入力画素アレイ201に重ね合
わされている。図形203において、出力画素の寸法
は、入力画素の寸法に比べて大きく見えるように描かれ
ているけれども、これは、理解を助けるための便宜的な
手法である。この便宜的な手法によって、1以上の入力
画素がどのように1つの出力画素中の情報に寄与するか
を分かり易く示すことができる。
【0021】図2に示された出力画素の重み付けられた
平均値は、下記に示す一組の数式(5)の内の最初の行
の分数式に示されている。Q1は、この出力画素に寄与
する複数の入力画素の重み付けられた平均値であり、出
力画素の輝度は、入力画素の輝度範囲と同じ範囲(R)
になるように平均化される。上述の分数式の分子の重み
付け係数は、領域の大きさに比例している。分母の数値
は、その領域の重み付け係数の和を平均した一定数であ
る。下記の数式(5)は、領域の端数的な重み付け値
(例えば、1/2、1/4など)の計算処理の複雑さを
より簡単にする数式に変えている。重み付け係数の平均
値を計算するこの数式は、後述する本発明の実施例にお
いて用いられる。勿論、重み付け係数は、寸法係数に従
って変化する。
【0022】
【数5】
【0023】(a)一次元の寸法変更処理 図3は、4個の画素を3個の画素に縮小する一次元マッ
プ処理の実施例を説明する図である。従って、各出力画
素の重み付け係数は、出力画素に寄与する入力画素の重
み付け係数を計算することによって算出される。これら
の重み付け係数は「線形合同式の数列(Linear Congrue
nt Sequence)」から算出することができる。下記の数
式(6)は「線形合同式の数列」の一般式を示してい
る。 Xi+1 = (a・Xi+b)mod c (6)
【0024】然しながら、この数式は、定義によって、
0からc−1までの範囲の値に制限されている。この数
値の制限範囲を変更するために、この数値を1からmま
での範囲を取ることができるように、この数列(シーケ
ンス)の変形が開発されている。この変形の適用例にお
いて、m及びnは寸法係数である。イメージを縮小する
場合、即ち、mからnに(例えば、4から3に)縮小す
る場合、この数列の変形は、下記の数式(7)で表わさ
れる。 Zi+1 = (Zi−b)mod c (7)
【0025】上述の数式(7)において、b=(n)
で、c=mであり、かつ、Zi=(m-Xi)である。
【0026】上述の数式(7)は、各入力画素の重み付
け係数を算出することのできる一連の項を発生する。
「線形合同式の数列」のこの形式は、Zシーケンスと呼
ばれる。Zシーケンスはm及びnの関数である。例え
ば、m=4からn=3へ寸法変更するためにZシーケン
スは下記の通りとなる。 Z(4:3)=4 1 2 3 4 1 2 3 4
...
【0027】このZシーケンスから下記の重み付け係数
の対のシーケンスを発生することができる。(図3参
照) (3,0 1,2 2,1 3,0 3,0 1,2
2,1 3,0 3,0 ...)
【0028】Zシーケンスの反復しない最小長さLは下
記の数式(8)によって与えられる。
【0029】
【数6】
【0030】上式においてLCM(m,n)は、m及び
nの最小公倍数である。重み付け係数は、下記の数式
(9a)及び(9b)によって、Zの値から直接に算出
することができる。
【0031】
【数7】
【0032】このアルゴリズムは、重み付け係数の対C
1、C2を発生する際の決定変数としてZ値を用いる。
また、入力画素がどのように出力画素に対して整列(ア
ライメント)されるかを知ること、つまり、この入力画
素は、新しい出力画素を開始するのか(PBフラグ)、
または出力画素を終了するのか(PEフラグ)、あるい
は、一方の出力画素を終了し、他方の出力画素を開始す
るように、2つの出力画素の間を分離するのか(PSフ
ラグ)を知ることが必要である。また、これらのフラグ
は、Z決定変数から取り出される。これらのアライメン
ト・フラグは重み付けの計算を管理、即ちステア(stee
r)するために使用される。従って、このZアルゴリズ
ムは、領域の重み付けされた平均値の計算を遂行するの
に必要なすべての情報を供給する。 PB ← Zi = m PS ← Zi − n < 0 (10) PE ← Zi − n = 0
【0033】図4を参照して、Zエンジンの動作を以下
に説明する。Zエンジンへの入力は、要求された寸法係
数nと、前のZ決定変数Zinとである。Zエンジンの出
力は、2つの重み付け係数(C1及びC2)と、3つの
画素アライメント・フラグ(PB、PS、PE)と、次
のZ決定変数Zoutとである。Zエンジンは、数式
(7)、(9a)、(9b)及び(10)の計算を遂行
する。
【0034】C.ラスタ方式のビデオ装置への適用 (a)領域で重み付けられた平均値の計算 実時間でサンプルされる環境において、数式(3)の形
式は適当ではない。数式(3)において、単一の出力画
素Qjは、複数の入力画素Piの関数として計算される。
然しながら、ラスタ方式の映像処理の環境において、複
数個の入力画素Pは、同時に利用することはできない。
ラスタ方式における画像情報は走査ライン毎に走査され
るので、画像情報は、入力画素Pの連続したストリング
として利用可能である。サンプル方式の映像処理の環境
におけるアルゴリズムは、ある時点で、しかもその時点
だけで各入力画素Pを処理しなければならない。従っ
て、サンプル方式とは異なって、ラスタ方式において
は、入力画素により影響される出力画素に対する各入力
画素の寄与度が計算される。
【0035】図5を参照すると、入力画素が、一次元的
に縮小された出力画素に寸法変更される場合が示されて
おり、この場合において、与えられた入力画素を出力画
素ストリームにマップする場合は、下記の4つの場合が
ある。即ち、入力画素は、(i)新しい出力画素を開始
することができる場合と、(ii)未処理出力画素に寄与
することができる場合と、(iii)出力画素を終了する
ことができる場合と、(iv)第1の出力画素を終了し、
第2の出力画素を開始するように、2つの出力画素の間
で分離することができる場合とがある。加えて、通過
(pass through)処理の場合(100%の寸法変更の場
合)において、各入力画素が各出力画素に対して1:1
にマップされる場合(v)がある。
【0036】図4のZエンジンは2つの重み付け係数
(C1、C2)を発生し、重み付け係数計算は、下記の
数式(11)に従って、上述の2つの重み付け係数C1
及びC2と、入力画素から2つの部分画素の重み付け係
数(K9、K10)を発生する。 [K1 K2] = [C1 C2] x Pi (11)
【0037】1個の入力画素が最大2個の出力画素に寄
与することができる(1つの入力画素が一方の出力部分
画素を終了し、他方の出力部分画素を開始する)ので、
下記の計算アルゴリズム(数式12乃至15)は、1つ
の未処理画素用累算器(pending accumlator)の出力値
A及び1つの完了画素用累算器(result accumulator)
の出力値Q’を必要とする。この一次元の画素ラインの
累算アルゴリズムは画素アライメント・フラグ(PB、
PS、PE)によって管理される。有効に完了された画
素(有効な完了画素と言う)は「Valid(有効)」
フラグによって表示される。
【0038】
【数8】
【0039】
【数9】
【0040】 Valid = PS|PE (14)
【0041】Q = Q’/N (15)
【0042】上述の数式(15)のアルゴリズムにおい
て、PS|PEは論理フラグ、即ち画素分離フラグ(P
S)及び画素終了フラグ(PE)である。Nは、結果値
を入力範囲に平均化するための係数である。Q’は完了
画素用累算器(平均化前)の出力値で、Aは未処理画素
用累算器の出力値である。PBバーは画素開始フラグ
(PB)の論理ノット(logical not)である。
【0043】(b)二次元の寸法変更への拡張 重み付け係数を発生し、そして、二次元にある重み付け
係数の計算を直接に遂行することは可能であるけれど
も、使用されている計算アルゴリズムを後で画素の拡大
処理に拡張する場合には、2つの段階で別々に各次元の
寸法変更計算処理を遂行する方がより簡易である。この
場合、先ず、画素を垂直方向に処理した後に、垂直方向
に重み付けられた画素は、水平方向に寸法変更するため
の処理に送られる。
【0044】水平方向及び垂直方向の各次元毎に別々の
Zエンジンが必要である。水平方向のZエンジンは1つ
の画素ライン上の各画素に対して反復して動作し、水平
リトレース(水平帰線)でリセットされる。垂直方向の
Zエンジンは1つのフィールドの各ラインに対して反復
して動作し、垂直リトレースでリセットされる。2つの
Zエンジンは別々の重み付け係数(C1V、C2V及びC
H、C2H)及び別々の画素アライメント・フラグ(P
V、PSV、PEV及びPBH、PSH、PEH)を発生す
る。与えられた1つの入力画素ライン上のすべての画素
の垂直方向重み付け係数及び画素アライメント・フラグ
は一定であることには注意を払う必要がある。
【0045】垂直方向の計算を行なうために、1つの入
力画素ラインの各画素のための部分画素データを保持
し、累算することが必要であり、このため、最も長い画
素ラインの長さと同じ長さを持つ1個の画素ライン用キ
ャッシュを必要とする。この画素ライン用キャッシュは
各入力画素のための垂直方向累算器である。垂直セクシ
ョンは、垂直方向の重み付け計算を遂行し(数式1
1)、キャッシュから未処理の部分画素データ(R)を
検索し、キャッシュに戻すための更新された部分画素デ
ータ(W)をストアし、そして完了画素(PV)(垂直
方向で完了された)を水平セクションに送る。2つの出
力ラインの間で分離された(アライメント・フラグPS
Vにより分離された)入力ラインのために、キャッシュ
は、その入力ライン上の各入力画素のために読み取り動
作及び書き込み動作の両方を行なうことには注意を払う
必要がある。垂直セクションの計算アルゴリズムは下記
の通りである。
【0046】 [K9 K10] = [C1V C2V]x Pi
【0047】
【数10】
【0048】
【数11】
【0049】 ValidV = PSV|PEV (18)
【0050】水平セクションは、垂直セクションからの
完了画素(PV)を受け取り、重み付け計算を遂行し、
そして平均化された水平方向の有効な完了画素を出力す
る。水平セクションの計算アルゴリズムは下記の通りで
ある。
【0051】 [K1 K2] = [C1H C2H]x PV (19)
【0052】
【数12】
【0053】
【数13】
【0054】Q = Q’/NH (22)
【0055】 ValidQ = ValidV & ValidH = (PSV|PEV) & (PSH|PEH) (23)
【0056】図6は「縮小(Scale-Down)」処理回路の
アーキテクチャの全体を示すブロック図である。このブ
ロック図は、イメージを縮小する計算アルゴリズムのデ
ータの流れを示している。入力は水平及び垂直方向の寸
法係数(mH、nH、mV、nV)及び入力画素ストリ
ームPiである。入力画素ストリームPiの各画素ライン
に対して、垂直重み付け係数発生器601は、図4に示
したZエンジンに関連して説明したように、2つの垂直
重み付け係数(C1V及びC2V)と、これに関連する垂
直画素アライメント・フラグとを発生する。この画素ラ
イン中の各画素に対して、水平重み付け係数発生器60
2は、図4に示したZエンジンに関連して説明したよう
に、2つの水平重み付け係数(C1H及びC2H)と、こ
れに関連する水平画素アライメント・フラグとを発生す
る。入力画素ストリームPiの画素は、2つの部分画素
の重み付け係数K9、K10を発生するために、垂直積
算器(vertical multiply circuit)603の中で、2
つの垂直重み付け係数C1、C2によって先ず積算され
る(数式11)。アライメント・フラグによって管理さ
れる垂直累算器604は、部分画素重み付け係数K9及
びK10を、キャッシュ605からの未処理の部分画素
データ(若しあれば)と組み合わせ、次に、次の画素ラ
インのために、未処理の部分画素データによってキャッ
シュ605を更新し(必要ならば)、そして、垂直方向
で完了された完了画素(PV)のデータを水平セクショ
ンに送る(数式16乃至18)。次に、この垂直方向の
完了画素(PV)のデータは、更に2つの他の部分画素
重み付け係数K1、K2を発生するために、2つの水平
重み付け係数によって水平積算回路606の中で積算さ
れる(数式19)。アライメント・フラグによって管理
される水平積算器607はこれらの結果値を未処理の部
分画素データ(若しあれば)と組み合せ、未処理の画素
データをストアし(必要に応じて)、そして、この処理
が終了した時、完了出力画素Qを出力する(数式20乃
至23)。
【0057】D.イメージの拡大処理 (a)拡大処理の方策 イメージの拡大処理を行なう場合に、入力画素ストリー
ムを先ず200%に増大、つまり2倍に拡大した後に、
縮小計算アルゴリズムを適用する方策に対して2つの方
法がある。この事前の2倍の拡大方法は、単純なリプリ
ケーション処理、即ち複製処理か、または線形補間処理
のいずれかによって行なうことができる。実際上では、
画素データ・ストリーム(二次元状態の画素データ・ス
トリーム)を2倍にすることは4倍の演算処理量を必要
とするが、その代わりに、係数発生処理において画素の
補間処理、または画素の複製処理を行なうことによっ
て、画素データの処理量を論理的に2倍にとどめること
ができる。
【0058】従来の技術によって、アルゴリズム中にお
いて実際には決して発生されない「論理的な」入力画素
と、アルゴリズムによって動作される実際の画素との間
の相違を判別することができる。
【0059】例えば、イメージを150%に拡大寸法変
更すること(一次元方向において)は、2個の画素を、
2倍の4個の画素に増加した後、4個の中間的な画素を
3個の画素に縮小寸法変更することと等価であり、この
寸法変更は、2:4:3寸法変更と呼ばれる。この寸法
変更を用いた場合において、(24a)乃至(24c)
は、事前補間処理された画素を寸法変更する場合の重み
付け計算を示し、数式25a乃至25cは補間処理後の
画素値を重み付け係数に移した場合の重み付け係数を示
している。
【0060】
【数14】
【0061】
【数15】
【0062】
【数16】
【0063】上述の数式24a乃至24cによる補間計
算処理の結果値を夫々重み付け係数Q1、Q2及びQ3に移
すと下記のようになる。
【0064】
【数17】
【0065】
【数18】
【0066】
【数19】
【0067】(b)重み付け係数の発生回路 縮小計算アルゴリズムは一度に1つの入力画素を検査す
ることは既に説明した。事前複製処理(一次元におけ
る)を含む拡大処理に対しては、各入力画素に対して2
つの「論理的な」画素を評価しなければならない、つま
り、実際の入力画素と、複製処理された画素とが評価さ
れなければならない。事前補間処理を含む拡大処理に対
しては、各入力画素、つまり実際の入力画素と、隣接
し、補間処理された2つの画素との3つの「論理的な」
画素が評価されなければならない。図7は事前補間処理
された論理的画素ストリームと、事前複製処理された論
理的画素ストリームとを示す図である。
【0068】このZアルゴリズムは各「論理的な」入力
画素のための2つの重み付け係数を発生する。2つの
「論理的な」画素を有する事前複製処理において、各入
力画素のための重み付け係数は合計4個である。事前補
間処理において、各入力画素のための重み付け係数は合
計6個である。図8はこれらの重み付け係数用の記号を
付与する規則を示しており、以下の実施例の説明におい
て、これらの記号が用いられる。
【0069】事前複製処理を含む縮小処理及び拡大処理
の場合には、論理的な画素間に画素情報の重複は無いけ
れども、事前補間処理を含む縮小処理及び拡大処理の場
合には、補間処理された論理的画素は、補間処理された
次の論理画素と重複する(図9)。重み付け係数e及び
fは前の画素の重み付け係数c及びdと同じ値であるこ
とには注意を向けられたい。
【0070】事前複製処理及び事前補間処理のための重
み付け係数を発生するための図10の回路1003、1
004を参照すると、Zエンジン1001及びZエンジ
ン1002(図4に示されたZエンジンと同じ)を2個
組み合せた回路が使用され、これらの回路は各入力画素
に対して一度だけ繰り返し動作を行なう。2つのZエン
ジンは、各々が2つの重み付け係数(a、b及びc、
d)を発生する。加えて、前の重み付け係数c及びdの
値は、次の画素の重み付け係数e及びfとして保存され
る。左側の入力は、寸法係数の項nと、Z値の初期値Z
0と、前の画素から承継したZ値(Zi-1)とである。縮
小処理の場合、Zエンジン1002及びすべての低位セ
クションは使用されない。拡大処理の場合、Zエンジン
1001の出力値ZはZエンジン1002へ送られ、Z
エンジン1002の出力値Zは、次の画素のための値Z
i-1として使用される値である。各Zエンジン100
1、1002は、一対の重み付け係数と一組の画素アラ
イメント・フラグとを発生する。加えて、c、d及びP
2をe、f及びPS3へコピーするためのラッチがあ
る。
【0071】Zエンジン1001は重み付け係数a、b
及び画素アライメント・フラグPB1、PS1、PE1
発生する。Zエンジン1002は重み付け係数c、d及
び画素アライメント・フラグPB2、PS2、PE2を発
生する。事前補間処理に対して、重み付け係数e、fは
前の画素の重み付け係数c、dから承継され、画素アラ
イメント・フラグPS3は前の画素アライメント・フラ
グPS2から承継される。(事前補間処理に対して、P
3は必要とせず、PB3はPB2と同じにされる。)
【0072】図11には、一次元において事前複製処理
を通して拡大処理を行なう場合、与えられた入力画素を
出力画素ストリームにマップするために6つの場合があ
ることが示されている。即ち、入力画素は、(i)完了出
力画素にマップして、第2の未処理出力画素を開始する
ことができる場合と、(ii)、(iii)未処理出力画素を終
了して、第2の未処理出力画素を開始することができる
場合と、(iv)未処理出力画素を終了して、第2の未処理
出力画素を完了することができる場合と、(v)未処理出
力画素を終了して、第2の完了画素にマップし、そして
第3の未処理出力画素を開始することができる場合と、
(vi)200%に拡大の場合に、2つの出力画素にマップ
される場合とがある。
【0073】図12を参照すると、一次元において事前
補間処理により拡大処理を行なう場合、与えられた入力
画素を出力画素ストリームにマップするために8つの場
合があることが示されている。即ち、入力画素は、
(i)、(iii)、(iv)未処理出力画素を終了して、2つの未
処理出力画素を開始することができる場合と、(ii)出力
画素を終了して、1つの未処理出力画素を開始すること
ができる場合と、(v)2つの未処理出力画素を終了し
て、1つの未処理出力画素を開始することができる場合
と 、(vi)2つの未処理出力画素を終了して、2つの未
処理出力画素を開始することができる場合と、(vii)2
00%の拡大処理の場合に、1つの未処理出力画素を終
了して、第2の未処理出力画素を完了し、そして第3の
未処理出力画素を開始することができる場合とがある。
上述の基本的な8つの場合に加えて、補間処理された前
の画素が未確定の時に、画素の縁部において2つの付加
的な境界条件がある(viii)、(ix)。
【0074】(c)重み付け係数の個数を減らすこと 重み付け計算処理において4個、または6個の重み付け
係数を用いる代わりに、論理的な重み付け係数の発生
と、重み付け係数計算との間で係数の個数を減らすステ
ップを介在させることができる。このステップは、事前
複製処理における4個の係数を3個の係数に減少し、そ
して、事前補間処理における6個の係数を4個の係数に
減少する。重み付け係数の個数を減少する処理は、共通
の出力画素に寄与する論理的な重み付け係数を一緒に集
めることによって、関連した論理的な重み付け係数を結
合する。例えば、事前複製の重複の(i)の場合、重み付
け係数c1はa+cである。画素アライメント・フラグ
は画素の境界を決めるために使用されるので、重み付け
係数C1、C2及びC3は下記の通りである。
【0075】
【数20】
【0076】
【数21】
【0077】
【数22】
【0078】(d)事前複製の計算処理 事前複製計算処理においては、1個の入力画素が最大3
個までの出力画素に寄与することができ、3個の内のだ
だ1個のみを、前の画素から未処理にすることができ
る。従って、縮小処理を行なう場合においては、1つの
未処理画素用の累算器(出力値はA)が必要とされる。
事前複製計算処理の結果値用累算器は1個ではなく、2
個の結果値用累算器(出力値はQ’A及びQ’B)が必要
である。
【0079】各画素は、3個の部分画素の項を形成する
ために3個の重み付け係数によって重み付けられる。 「K1 K2 K3] = [C1 C2 C3]・Pi (29)
【0080】若し未処理の部分画素があれば(若しPB
1が「偽」であれば)、その未処理の部分画素は、第1
の結果値用累算器の内容(QA)を形成するためにK1
に加えられる。
【0081】
【数23】
【0082】第2の結果値用累算器(QB)は、下記の
数式(31)のように、無条件でK2でロードされる。 Q'B = K2 (31)
【0083】未処理画素用累算器は、複製された画素が
2個か、あるいは3個の出力画素に寄与するか否かに基
づいて重み付け係数K2か、またはK3のいずれかでロ
ードされる。
【0084】
【数24】
【0085】第1の結果値用累算器の内容(Q’A)は
常に有効である(拡大される場合、少なくとも1個の画
素が各入力画素に対して出力されるから)。
【0086】 ValidA = 1 (33)
【0087】そして、若し下記の条件(数式34)、 ValidB = (PS1 | PE1)&(PS2 | PE2) (3 4) が満足されれば、結果値用累算器の内容(Q’B)は有
効である。
【0088】数式(29)乃至数式(34)は事前複製
計算アルゴリズムを説明するためのものである。各入力
画素は3個の部分画素を発生する3個の重み付け係数
(K1、K2、K3)によって重み付けられる。第1の
結果値用累算器の内容Q’Aは常に有効であり、第2の
結果値用累算器の内容Q’Bは数式(34)によって管
理される。
【0089】(e)重み付け係数の発生 重み付け係数の発生処理において補間計算処理を行なう
ときに、重み付け係数の数を減少するステップは、関連
した重み付け係数を組み合わせる前に、補間計算処理さ
れた重み付け係数e、f及びc、dを半分だけ重み付け
る。
【0090】補間計算処理された重み付け係数の数を、
可能な限り少ない数に減らすために、本発明に従って、
下記の数式のような重み付け係数の項を導入する。a及
び(f/2+a)のための2つの別個の項の代わりに、
f=0の場合にはa項だけを使用するという事実を利用
して上述の2つの別個の項を単一の項に結合することが
できる。同様に、b項が必要な場合には、(b+c/
2)だけを用いて、b項と(b+c/2)項とを結合す
ることができる。
【0091】
【数25】
【0092】
【数26】
【0093】
【数27】
【0094】
【数28】
【0095】図13は収れん型重み付け係数の補間処理
/計算ステップ減少処理(converged coefficient inte
rpolation/reduction)回路ブロック(1301、13
02)を説明するための図である。入力信号は、図10
の重み付け係数発生回路1003、1004からの6個
の重み付け係数a乃至fと、現在の画素アライメント・
フラグ(PB1、PB2、PB3、PS2、PE2及び
PS3)と、寸法変更モード信号(縮小モード、拡大モ
ード、事前補間モード、または拡大事前複製モード)と
である。一連の加算器1303は要求された重み付け係
数の項(例えば、b+c、a+f/2など)を作成し、
そして、4個のマルチプレクサ1304は、重み付け係
数C1、C2、C3及びC4のために使用すべき値を選
択する。加算器1303及びマルチプレクサ1304の
動作は、画素アライメント・フラグと、数式(35)乃
至数式(38)の演算処理を行なうデコード回路130
5からの寸法変更モード信号とによって制御される。
【0096】事前補間計算処理された重み付け係数を発
生するために3個のZエンジンを用いる必要は無い。図
9に示したように、e、f係数と、前のc、d係数とが
重複していることには注意を払う必要がある。従って、
事前補間計算処理用の2個のZエンジンに対して下記の
条件を付加するだけで十分である。 ei = ci-1 (39) fi = di-1 (40) PS3i = PS2i-1 (41)
【0097】図4はこの2個のZエンジンのアーキテク
チャを示している。
【0098】(f)事前補間の計算処理 事前補間計算処理において、1つの入力画素は4個まで
の出力画素に寄与することができる。これは、2個の未
処理画素用累算器(出力値はA及びB)と、2個の結果
値用累算器(出力値はQA及びQB)とを必要とする。 Q’A = K1+A (42)
【0099】
【数29】
【0100】
【数30】
【0101】
【数31】
【0102】 ValidA = 1 (46) ValidB = (PS3|PB1)&(PS1|PE1) (47)
【0103】(g)二次元への拡張 縮小処理に用いられた方法と同じ方法が、二次元の拡大
処理に拡張するために使用される。この拡大処理は、2
つの段階で遂行され、先ず、画素を垂直方向に処理し、
次に、垂直方向に重み付けられた画素を、水平方向の寸
法変更処理に送る。各次元は別個にZエンジンと、重み
付け係数の数を減少する回路とを持っている。垂直積算
器1601(図17参照)において行なわれる垂直方向
重み付け係数の計算処理は下記のようになる。 [K9 K10 K11 K12] = [C1V C2V C3V C4V]・ Pi (48)
【0104】同様に、水平積算器1602(図18参
照)において遂行される水平方向重み付け係数の計算処
理は下記のようになる。 [K1 K2 K3 K4] = [C1H C2H C3H C4H]・PVa (49a) [K5 K6 K7 K8] = [C1H C2H C3H C4H]・PVa (49b)
【0105】垂直方向の次元において、入力画素ライン
の各画素に対して2個の部分画素の係数を累算する必要
があり、これは最も長い入力画素ラインと同じ長さの画
素ラインのための2つのキャッシュを必要とする。図1
4のブロック図は、収れん型垂直方向累算器を示す図で
ある。この回路の入力は、垂直部分画素の係数計算回路
(積算器)からの4個の重み付け係数K9乃至K12
と、この入力画素とマッチする2個のキャッシュ値(R
1及びR2)と、画素アライメント・フラグから取り出
された関連ステアリング制御信号とである。2個の加算
器1402、1403は、重み付け係数項、K9+R1
及びK10+R2を発生するために使用される。4個の
マルチプレクサ1404において、各マルチプレクサ
は、水平セクションに送るための2個の完了垂直部分画
素の係数(PVa及びPVb)と、次の画素ラインで検索
するためにキャッシュ1603、1604(図18)中
にストアするための2個の未処理部分画素のキャッシュ
値(W1及びW2)とを発生するために、上述の6個の
項から下記の数式で示された1組のサブセットを選択す
る。
【0106】 PVa = K9 + R1 (50)
【0107】
【数32】
【0108】
【数33】
【0109】
【数34】
【0110】水平方向画素の処理において、垂直方向画
素の計算は2つの完了画素を発生するから、水平方向の
累算ロジックのために2つのコピーを持つことが必要で
ある。図15を参照すると、水平方向の累算回路が示さ
れており、この水平方向累算回路は上方の累算器150
1及び下方の累算器1502と呼ばれる2個の収れん型
水平方向累算器(夫々は2つの垂直方向部分画素の入力
を持っている)を含んでいる。これら2つの累算器は同
じなので、その内の一方だけについて説明する。上方の
累算器1501への入力は、水平重み付け計算回路(積
算器)からの4個の部分画素の重み付け係数K1乃至K
4と、未処理画素用累算器からの2個の出力値(A及び
B)と、水平方向画素アライメント・フラグから取り出
された関連ステアリング制御信号とである。2つの加算
器1503、1504は累算器の係数項K1+A及びK
2+Bを発生するのに用いられる。4個のマルチプレク
サ1505の夫々のマルチプレクサは、2個の完了出力
画素の係数(Qa及びQb)と、次の入力画素のために保
存される2個の未処理の部分画素の係数(A及びB)と
を発生するために上述の6個の項のサブセットから選択
する。
【0111】 QA = K1 + A (54)
【0112】
【数35】
【0113】
【数36】
【0114】
【数37】
【0115】更に、図17及び図18を参照すると、収
れん型累算回路のアーキテクチャにおけるデータ流を示
すブロック図示されており、このブロック図は、既に説
明した機能を組み合わせたものであって、上述した寸法
変更アルゴリズムに従って処理されるデータの流れを示
した図である。
【0116】(h)境界条件 事前補間計算処理において、境界条件の問題が生じる。
1つの画素ラインの最初の画素及び1つの映像フィール
ドの最初のラインにおいて、前の画素、または前の画素
ラインは使用することができない。前の画素、または前
の画素ラインに関する喪失データを再度利用するため
に、最初の画素及び最初の画素ラインを論理的に複製す
る。2つの境界が重複している場合(上述のケース(i
i)及び(vii)の場合)のために、アルゴリズムに対し
て2つの調節を行なう必要がある。承継された重み付け
係数e及びfは境界点において未知なので、重み付け係
数の補間処理は下記の数式によって修正される。
【0117】
【数38】
【0118】そして、未処理画素のデータがなければ、
累算器は下記の数式によって修正される。
【0119】
【数39】
【0120】境界問題を含むケースにおいては、重み付
け係数を結合した項(f/2+a)が含まれているの
で、この項をf=0に初期化する必要がある。
【0121】本発明を実施するための代表的なハードウ
ェアの環境が図18に示されている。図18は通常のマ
イクロプロセッサのような中央処理装置10と、システ
ム・バス12を介して相互接続されている複数の他の装
置を有する本発明に従ったワークステーションの代表的
なハードウェア構成を示している。図18に示されたワ
ークステーションは、ランダム・アクセス・メモリ(R
AM)14と、読取専用メモリ(ROM)16と、ディ
スク装置20及びテープ駆動装置40をシステム・バス
12に接続するための入/出力(I/O)アダプタ18
と、キーボード、マウス26、スピーカ28、マイクロ
フォン32や、タッチ・スクリーン(図示せず)等を接
続するためのユーザ・インターフェース・アダプタ22
と、このワークステーションを他のデータ処理ネットワ
ークに接続するための通信アダプタ34と、表示装置3
8をシステム・バス12に接続するためのディスプレイ
・アダプタ36とを含んでいる。
【0122】本発明は図6、図17及び図18はアダプ
タ36の中で実施することができる。
【0123】実用上において、「垂直係数発生装置」は
1つのフィールドの各画素ラインに対して1度だけ繰り
返えされ(係数及び画素フラグはその画素ライン上の画
素に対して一定である)、そして、「水平係数発生装
置」は1つのライン上の各画素に対して一度繰り返えさ
れる。「垂直係数発生装置」及び「水平係数発生装置」
は、同時に動作することはないから、垂直状態と水平状
態との間で単一の係数発生装置を共有するために多重化
の従来技術を利用することができる。多重化の技術は本
発明の主要部を構成しないから、細部の説明はしない。
【0124】まとめとして、本発明の構成に関して以下
の事項を開示する。
【0125】(1)垂直方向にある出力画素に対する入
力画素の寄与値の、領域で重み付けられた平均値の関
数、及び上記垂直方向にある上記出力画素に対する上記
入力画素の寸法変更比率の関数として垂直方向の重み付
け係数を発生する手段と、水平方向にある出力画素に対
する入力画素の寄与値の、領域で重み付けられた平均値
の関数、及び上記水平方向にある上記出力画素に対する
上記入力画素の寸法変更率の関数として水平方向の重み
付け係数を発生する手段と、上記垂直方向にある出力画
素に対する入力画素の寄与値の、領域で重み付けられた
平均値の関数、及び上記垂直方向に向けられている上記
出力画素に対する上記入力画素の上記寸法変更比率の関
数として、上記垂直方向に発生された上記重み付け係数
によって上記ビデオ・イメージの入力画素を積算する第
1の積算手段を含み、そして、該第1の積算手段は垂直
方向に寸法変更された画素を発生することと、上記水平
方向にある出力画素に対する入力画素の寄与値の、領域
で重み付けられた平均値の関数、及び上記水平方向に向
けられている上記出力画素に対する上記入力画素の上記
寸法変更比率の関数として、上記水平方向に発生された
上記重み付け係数によって上記垂直方向に寸法変更され
た画素を積算する第2の積算手段を含み、そして、該第
2の積算手段は垂直方向及び水平方向に寸法変更された
画素を発生することとを具備するビデオ・イメージの寸
法変更装置。 (2)上記垂直方向において発生された上記重み付け係
数は上記垂直方向の上記入力画素の補間処理の結果値の
関数である(1)に記載のビデオ・イメージの寸法変更
装置。 (3)上記水平方向において発生された上記重み付け係
数は上記垂直方向の上記入力画素の複製処理の結果値の
関数である(1)に記載のビデオ・イメージの寸法変更
装置。 (4)上記水平方向において発生された上記重み付け係
数は上記水平方向の上記入力画素の補間処理の結果値の
関数である(1)に記載のビデオ・イメージの寸法変更
装置。 (5)上記水平方向において発生された上記重み付け係
数は上記水平方向の上記入力画素の複製処理の結果値の
関数である(1)に記載のビデオ・イメージの寸法変更
装置。 (6)垂直方向の重み付け係数を発生する上記手段は上
記垂直方向の上記入力画素を論理的に2倍にする手段を
含む(1)に記載のビデオ・イメージの寸法変更装置。 (7)水平方向の重み付け係数を発生する上記手段は上
記水平方向の上記入力画素を論理的に2倍にする手段を
含む(1)に記載のビデオ・イメージの寸法変更装置。 (8)水平方向の重み付け係数を発生する上記手段は、
上記ビデオ・イメージの画素ライン上の各画素に対して
反復動作し、水平リトレースにおいてリセットしかつ、
垂直方向の重み付け係数を発生する上記手段は、イメー
ジ・フィールドの各画素ラインに対して反復動作し、垂
直リトレースにおいてリセットすることを含む(1)に
記載のビデオ・イメージの寸法変更装置。 (9)垂直方向にある出力画素に対する入力画素の寄与
値の、領域で重み付けられた平均値の関数、及び上記垂
直方向にある上記出力画素に対する上記入力画素の寸法
変更比率の関数として垂直方向の重み付け係数を発生す
るステップと、水平方向にある出力画素に対する入力画
素の寄与値の、領域で重み付けられた平均値の関数、及
び上記水平方向にある上記出力画素に対する上記入力画
素の寸法変更率の関数として水平方向の重み付け係数を
発生するステップと、上記垂直方向にある出力画素に対
する入力画素の寄与値の、領域で重み付けられた平均値
の関数、及び上記垂直方向に向けられている上記出力画
素に対する上記入力画素の上記寸法変更比率の関数とし
て、上記垂直方向に発生された上記重み付け係数によっ
て上記ビデオ・イメージの入力画素を積算する第1の積
算ステップを含み、そして、該第1の積算ステップは垂
直方向に寸法変更された画素を発生することと、上記水
平方向にある出力画素に対する入力画素の寄与値の、領
域で重み付けられた平均値の関数、及び上記水平方向に
向けられている上記出力画素に対する上記入力画素の上
記寸法変更比率の関数として、上記水平方向に発生され
た上記重み付け係数によって上記垂直方向に寸法変更さ
れた画素を積算する第2の積算ステップを含み、そし
て、該第2の積算手段は垂直方向及び水平方向に寸法変
更された画素を発生することとを具備するビデオ・イメ
ージの寸法変更方法。 (10)上記垂直方向において発生された上記重み付け
係数は上記垂直方向の上記入力画素の補間処理の結果値
の関数である(9)に記載のビデオ・イメージの寸法変
更方法。 (11)上記水平方向において発生された上記重み付け
係数は上記垂直方向の上記入力画素の複製処理の結果値
の関数である(9)に記載のビデオ・イメージの寸法変
更方法。 (12)上記水平方向において発生された上記重み付け
係数は上記水平方向の上記入力画素の補間処理の結果値
の関数である(9)に記載のビデオ・イメージの寸法変
更方法。 (13)上記水平方向において発生された上記重み付け
係数は上記水平方向の上記入力画素の複製処理の結果値
の関数である(9)に記載のビデオ・イメージの寸法変
更方法。 (14)垂直方向の重み付け係数を発生する上記ステッ
プは上記垂直方向の上記入力画素を論理的に2倍にする
ステップを含む(9)に記載のビデオ・イメージの寸法
変更方法。 (15)水平方向の重み付け係数を発生する上記ステッ
プは上記水平方向の上記入力画素を論理的に2倍にする
ステップを含む(9)に記載のビデオ・イメージの寸法
変更方法。 (16)水平方向の重み付け係数を発生する上記ステッ
プは、上記ビデオ・イメージの画素ライン上の各画素に
対して反復動作し、水平リトレースにおいてリセットし
かつ、垂直方向の重み付け係数を発生する上記ステッ
プは、イメージ・フィールドの各画素ラインに対して反
復動作し、垂直リトレースにおいてリセットすることを
含む(9)に記載のビデオ・イメージの寸法変更方法。 (17)bは0よりも大きく、かつ、mに等しいか、ま
たは小さい整数として、m×n画素グリッドから(m+
b)×n画素グリッドにビデオ・イメージを拡大するた
めの装置において、cは0よりも大きい整数で、かつb
よりも大きな数として、m×n画素グリッドから(m+
c)画素グリッドに論理的に拡大する手段と、上記(m
+c)×n画素グリッドから上記(m+b)×n画素グ
リッドに縮小する手段とを含むイメージ拡大装置。 (18)m×n画素グリッドから(m+c)×n画素グ
リッドに上記ビデオ・イメージを拡大する上記手段は、
m軸に沿って画素を補間処理、または複製処理する手段
を含む(17)に記載のイメージ拡大装置。
【0126】
【発明の効果】マルチメディア・アプリケーションにお
いて、本発明は、グラフィック・アプリケーションの画
像表示寸法を変更することに加えて、動画用のウインド
ウの表示を任意の寸法に変更することができ、更に、ウ
インドウの水平及び垂直の寸法を夫々、完全に独立して
変更可能であり、しかも入力イメージの輝度及び色度は
出力イメージにおいて同じ比率で表示される。
【図面の簡単な説明】
【図1】2:1に縮小する寸法変更処理を説明するため
の図である。
【図2】4:3に縮小する寸法変更処理を説明するため
の図である。
【図3】一次元において4:3に縮小する寸法変更処理
を説明するための図である。
【図4】Zエンジンの論理的ブロック図である。
【図5】種々の寸法縮小画素を重ね合わせたケースを示
す図である。
【図6】ビデオ・イメージの寸法を減少する処理を行な
うハードウェアを説明するための図である。
【図7】事前複製処理された画素ストリームと事前補間
処理された画素ストリームとを説明するための図であ
る。
【図8】事前複製処理及び事前補間処理のための論理的
な画素の重み付け係数を説明するための図である。
【図9】事前補間処理において論理的な画素が重複する
ことを示す図である。
【図10】2つのZエンジンを有する重み付け係数発生
回路のブロック図である。
【図11】一次元の寸法変更処理において、事前複製処
理の場合に重複する画素を説明するための図である。
【図12】一次元の寸法変更処理において、事前複製処
理の場合に重複する画素を説明するための図である。
【図13】重み付け係数の補間処理/処理ステップの減
少処理を行なうハードウェアを示すブロック図である。
【図14】垂直累算器のハードウェアを示すブロック図
である。
【図15】水平累算器のハードウェアを示すブロック図
である。
【図16】図17と図18との関係を示す図である。
【図17】縮小及び拡大を行なうための収れん型寸法変
更処理におけるデータ流を説明するためのブロック図で
ある。
【図18】縮小及び拡大を行なうための収れん型寸法変
更処理におけるデータ流を説明するためのブロック図で
ある。
【図19】本発明を実施するために用いるデータ処理装
置を説明するためのブロック図である。
【符号の説明】
10 中央処理装置(CPU) 12 システム・バス 14 読取専用メモリ(ROM) 16 ランダム・アクセス・メモリ(RAM) 18 I/Oアダプタ 20 ディスク駆動装置 22 ユーザ・インターフェース・アダプタ 24 キーボード 26 マウス 28 スピーカ 32 マイクロフォン 34 通信アダプタ 36 ディスプレイ・アダプタ 38 表示装置 40 テープ駆動装置 201 4×4画素アレイ 202 3×3画素アレイ 601 垂直重み付け発生器 602 水平重み付け発生器 603 垂直積算器 604 垂直累算器 605、1603、1604 キャッシュ 606 水平積算回路 607 水平積算器 1001、1002 Zエンジン 1003、1004 重み付け係数を発生する回路 1301、1302 収れん型重み付け係数の補間処理
/計算ステップ減少処理回路 1303、1402、1403、1503、1504
加算器 1304、1505 マルチプレクサ 1305 デコード回路 1401 収れん型垂直方向累算器 1501、1502 累算器 1601 垂直積算器 1602 水平積算器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 デイビッド・カール・フランク アメリカ合衆国ニューヨーク州、オッシ ニング、スプリング・ロード 34 (56)参考文献 特開 平5−268462(JP,A) 特開 昭63−311865(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G06T 3/40 H04N 1/393

Claims (16)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 垂直方向にある出力画素に対する入力画
    素の寄与値の、領域で重み付けられた平均値の関数、及
    び上記垂直方向にある上記出力画素に対する上記入力画
    素の寸法変更比率の関数として垂直方向の重み付け係数
    を発生する手段と、 水平方向にある出力画素に対する入力画素の寄与値の、
    領域で重み付けられた平均値の関数、及び上記水平方向
    にある上記出力画素に対する上記入力画素の寸法変更率
    の関数として水平方向の重み付け係数を発生する手段
    と、 ビデオ・イメージの水平方向の1ラインの画素を保持す
    る1ライン画素保持手段と、 上記ビデオ・イメージの逐次の入力画素および上記1ラ
    イン画素保持手段に保持され上記逐次の入力画素に隣接
    する画素を上記垂直方向の重み付け係数によって積算
    し、垂直方向に寸法変更された画素を発生する第1の積
    算手段と、 上記垂直方向に寸法変更された画素を逐次受け取り、隣
    接する前記寸法変更された画素を上記水平方向の重み付
    け係数によって積算し、垂直方向及び水平方向に寸法変
    更された画素を発生する第2の積算手段とビデオ・イメ
    ージの水平方向の1ラインの画素が垂直方向及び水平方
    向に寸法変更されたとき、上記次の1ラインの画素で上
    記1ライン画素保持手段を更新する手段と、 を具備するビデオ・イメージの寸法変更装置。
  2. 【請求項2】 上記垂直方向において発生された上記重
    み付け係数は上記垂直方向の上記入力画素の補間処理の
    結果値の関数である請求項1に記載のビデオ・イメージ
    の寸法変更装置。
  3. 【請求項3】 上記垂直方向において発生された上記重
    み付け係数は上記垂直方向の上記入力画素の複製処理の
    結果値の関数である請求項1に記載のビデオ・イメージ
    の寸法変更装置。
  4. 【請求項4】 上記水平方向において発生された上記重
    み付け係数は上記水平方向の上記入力画素の補間処理の
    結果値の関数である請求項1に記載のビデオ・イメージ
    の寸法変更装置。
  5. 【請求項5】 上記水平方向において発生された上記重
    み付け係数は上記水平方向の上記入力画素の複製処理の
    結果値の関数である請求項1に記載のビデオ・イメージ
    の寸法変更装置。
  6. 【請求項6】 垂直方向の重み付け係数を発生する上記
    手段は上記垂直方向の上記入力画素を論理的に2倍にす
    る手段を含む請求項1に記載のビデオ・イメージの寸法
    変更装置。
  7. 【請求項7】 水平方向の重み付け係数を発生する上記
    手段は上記水平方向の上記入力画素を論理的に2倍にす
    る手段を含む請求項1に記載のビデオ・イメージの寸法
    変更装置。
  8. 【請求項8】 水平方向の重み付け係数を発生する上記
    手段は、上記ビデオ・イメージの画素ライン上の各画素
    に対して反復動作し、水平リトレースにおいてリセット
    し、かつ、垂直方向の重み付け係数を発生する上記手段
    は、イメージ・フィールドの各画素ラインに対して反復
    動作し、垂直リトレースにおいてリセットすることを含
    む請求項1に記載のビデオ・イメージの寸法変更装置。
  9. 【請求項9】 垂直方向にある出力画素に対する入力画
    素の寄与値の、領域で重み付けられた平均値の関数、及
    び上記垂直方向にある上記出力画素に対する上記入力画
    素の寸法変更比率の関数として垂直方向の重み付け係数
    を発生するステップと、 水平方向にある出力画素に対する入力画素の寄与値の、
    領域で重み付けられた平均値の関数、及び上記水平方向
    にある上記出力画素に対する上記入力画素の寸法変更率
    の関数として水平方向の重み付け係数を発生するステッ
    プと、 ビデオ・イメージの水平方向の1ラインの画素を1時保
    持するステップと、 上記ビデオ・イメージの逐次の入力画素および上記1時
    保持ステップで保持され上記逐次の入力画素に隣接する
    画素を上記垂直方向の重み付け係数によって積算し、垂
    直方向に寸法変更された画素を発生する第1の積算ステ
    ップと、 上記垂直方向に寸法変更された画素を逐次受け取り、隣
    接する前記寸法変更された画素を上記水平方向の重み付
    け係数によって積算し、垂直方向及び水平方向に寸法変
    更された画素を発生する第2の積算ステップと ビデオ・イメージの水平方向の1ラインの画素が垂直方
    向及び水平方向に寸法変更されたとき、上記1ライン画
    素保持ステップで上記次の1ラインの画素を更新保持さ
    せるステップと、 を具備するビデオ・イメージの寸法変更方法。
  10. 【請求項10】 上記垂直方向において発生された上記
    重み付け係数は上記垂直方向の上記入力画素の補間処理
    の結果値の関数である請求項9に記載のビデオ・イメー
    ジの寸法変更方法。
  11. 【請求項11】 上記垂直方向において発生された上記
    重み付け係数は上記垂直方向の上記入力画素の複製処理
    の結果値の関数である請求項9に記載のビデオ・イメー
    ジの寸法変更方法。
  12. 【請求項12】 上記水平方向において発生された上記
    重み付け係数は上記水平方向の上記入力画素の補間処理
    の結果値の関数である請求項9に記載のビデオ・イメー
    ジの寸法変更方法。
  13. 【請求項13】 上記水平方向において発生された上記
    重み付け係数は上記水平方向の上記入力画素の複製処理
    の結果値の関数である請求項9に記載のビデオ・イメー
    ジの寸法変更方法。
  14. 【請求項14】 垂直方向の重み付け係数を発生する上
    記ステップは上記垂直方向の上記入力画素を論理的に2
    倍にするステップを含む請求項9に記載のビデオ・イメ
    ージの寸法変更方法。
  15. 【請求項15】 水平方向の重み付け係数を発生する上
    記ステップは上記水平方向の上記入力画素を論理的に2
    倍にするステップを含む請求項9に記載のビデオ・イメ
    ージの寸法変更方法。
  16. 【請求項16】 水平方向の重み付け係数を発生する上
    記ステップは、上記ビデオ・イメージの画素ライン上の
    各画素に対して反復動作し、水平リトレースにおいてリ
    セットし、かつ、垂直方向の重み付け係数を発生する上
    記ステップは、イメージ・フィールドの各画素ラインに
    対して反復動作し、垂直リトレースにおいてリセットす
    ることを含む請求項9に記載のビデオ・イメージの寸法
    変更方法。
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