JP2921219B2 - 静電記録装置 - Google Patents

静電記録装置

Info

Publication number
JP2921219B2
JP2921219B2 JP3294786A JP29478691A JP2921219B2 JP 2921219 B2 JP2921219 B2 JP 2921219B2 JP 3294786 A JP3294786 A JP 3294786A JP 29478691 A JP29478691 A JP 29478691A JP 2921219 B2 JP2921219 B2 JP 2921219B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
transfer
developer
developer carrier
electric field
recording medium
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP3294786A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH06110281A (ja
Inventor
靖晃 渡辺
健介 伊藤
正信 渡辺
恭史 諏訪部
圭一 八木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Xerox Co Ltd filed Critical Fuji Xerox Co Ltd
Priority to JP3294786A priority Critical patent/JP2921219B2/ja
Publication of JPH06110281A publication Critical patent/JPH06110281A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2921219B2 publication Critical patent/JP2921219B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、静電記録装置に係
り、特に、現像剤担持体上に担持される帯電した現像剤
薄層にイオン流変調手段により静電潜像を形成し、該静
電潜像が形成された現像剤を記録媒体へ転写する静電記
録装置の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来この種の静電記録装置としては、例
えば特開昭61−169853号公報所載のものが既に
知られている。これは、図9に示すように、現像剤担持
体101と転写電極102とを記録媒体としての記録紙
(普通紙)103を介して対向配置し、現像剤担持体1
01上の静電潜像が形成された現像剤を記録紙103へ
転写するようにしたものである。
【0003】より具体的に説明すると、一般に、ロール
状の現像剤担持体101には、層規制部材(図示せず)
によって帯電した現像剤薄層上にイオン流記録ヘッド
(図示せず)により画像信号に応じた静電潜像が形成さ
れる一方、現像剤担持体101に近接した位置には転写
電極102がギャップStをもって離間配置され、この
転写電極上に記録紙103が搬送されている。そして、
現像剤担持体101と転写電極102との間には転写電
界生成用の転写電源104(電圧Vt)が接続され、転
写電極102から記録紙103への電荷注入によって記
録紙103表面と現像剤担持体101との間に所定の転
写電界が生成され、現像剤担持体101上の現像剤潜像
(現像剤薄層上に形成された静電潜像)105が転写電
界により記録紙103上へギャップ転写されて顕像とな
るのである。
【0004】このようなタイプにおいて、転写電極10
2は、転写位置の機械位置精度や記録紙103の搬送性
を考慮し、記録紙103の進行方向に対してある程度の
幅をもって構成されている。従って、上述した現像剤潜
像105は、その現像剤自身が持つ帯電量によって、転
写電界から受けるクーロン力と現像剤担持体101との
静電的付着力との関係から飛翔開始位置が決まり、図1
0に示すように、転写電極102の手前位置から記録紙
103へ向かって順次飛翔開始し、転写電界S強度が一
番強い現像剤担持体101の最下点において転写動作を
終了するが、その転写幅k’(現像剤潜像が転写する幅
領)は比較的広いものになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
従来の転写部構造にあっては、図11に示すように、ロ
ール状の現像剤担持体101の曲率によって、現像剤担
持体101の最下点から離れるにしたがい、転写電界S
の向き106の歪みが大きくなる。このように転写電界
Sの向き106の歪みが大きいところでは、飛翔を開始
した現像剤潜像105は、転写電界Sの向き106にク
ーロン力を受け、現像剤自身が持つ慣性力との合力によ
り飛翔方向が定まるため、記録紙103上の所望の位置
に到着できず、ズレdが生じる。従って、この種の転写
部構造では、画像に乱れが生じ易いという根本的な技術
的課題があるほか、湿度等の環境条件によって記録紙1
03の誘電率や体積抵抗値が大きく変化すると、転写電
界の形成範囲も大きく変化してしまい、画像品質に環境
依存性があるという技術的課題もある。
【0006】このような技術的課題を解決するために、
本願発明者は、転写領域を狭めることを目的とし、転写
電極幅を従来のものより狭くし、転写に必要な電界を現
像剤担持体101の最下点付近に集中させ、現像剤飛翔
開始方向と現像剤が到達すべき記録紙方向とのズレを減
少させるという転写部構造を案出した。
【0007】しかしながら、このタイプにあっては、従
来タイプよりは転写領域幅は減少しているが、転写電極
幅をはるかに越えるものであり、上述した技術的課題の
解決手段としては不十分なものであった。
【0008】ここで、転写電極幅を狭く設定したタイプ
において、転写領域幅が十分に減少しない原因を考察し
てみるに、記録紙103の電気的特性にあると考えられ
る。すなわち、普通紙からなる記録紙103は通常10
11[Ω・cm]オーダの抵抗値であるため、誘電層と
考えられるが、転写電界のような強電界下では導電層と
して扱える。このため、記録紙103中あるいは記録紙
103表面で電位が広がり、この結果、形成される転写
電界の領域も転写電極幅を越えて広くなるものと考えら
れる。
【0009】この発明は、以上の技術的課題を解決する
ためになされたものであって、転写部での画像乱れを低
減し、環境条件の変化に関係なく高品質の画像を常時得
ることができる静電記録装置を提供しようとするもので
ある。
【0010】
【課題を解決するための手段】すなわち、この発明は、
図1に示すように、帯電された現像剤の薄層をその表面
に担持する現像剤担持体1と、この現像剤担持体1上の
現像剤薄層Gに向けて画像信号に応じて変調されたイオ
ン流Iを供給するイオン流変調手段2と、上記現像剤担
持体1上の現像剤を選択的に記録媒体4に転写させる転
写手段3とを備えた静電記録装置を前提とし、上記現像
剤担持体1と転写手段3との間に形成される転写電界の
実質転写幅を最大転写電界部位に規制する転写幅規制手
段5を設けたことを特徴とするものである。
【0011】このような技術的手段において、現像剤担
持体1は円筒型もしくは無端ベルト状のものであり、導
電性の部材あるいは導電性の基体表面に誘電体層を設け
たもので形成されている。誘電体としては、低抵抗から
高抵抗までいずれの値のものを用いてもかまわない。現
像剤担持体1上に供給された現像剤は、現像剤担持体1
の回転あるいは移動によって搬送され、例えば表面に接
触して配置された層形成部材によって、電荷を付与され
るとともに均一な薄層Gとして形成される。
【0012】また、上記現像剤は現像剤担持体1上に担
持されるものであれば一成分系、二成分系のいずれであ
ってもさしつかえなく、また、磁性、非磁性のいずれで
あってもよい。現像剤が一成分系のときは、直接現像剤
担持体1表面に供給される現像剤に接触して摩擦帯電電
荷を付与する方式の層形成手段によって現像剤薄層Gを
形成するようにすればよく、また、二成分系の現像剤を
用いる場合は、例えば、電子写真用の二成分現像器の現
像ロールと、現像剤担持体1とを対向させ、両者の間に
バイアス電圧を印加して現像剤を現像剤担持体1上に均
一に現像させる等の方法によって現像剤担持体1上に帯
電された現像剤の薄層Gを形成するようにすればよい。
【0013】更に、イオン流変調手段2としては、内部
にイオン供給源を有し、画像信号に応じてその外部にイ
オンを選択的に供給できるものならば、どのような形式
のものであっても構わない。
【0014】また、転写幅規制手段5としては、少なく
とも最大転写電界部位の記録媒体4突入手前側に作用す
る転写電界を消去するようなものであればよく、転写手
段3と一体的に設けるようにしてもよいし、また、転写
手段3と別個に設けるようにしてもよい。前者のタイプ
としては、転写手段3に誘電体を介して電極を配し、こ
の電極と現像剤担持体1とを同電位にした態様を挙げる
ことができ、また、後者のタイプとしては、現像剤担持
体1と転写手段3との空隙に、現像剤担持体1と同電位
の電極を挿入する態様を挙げることができる。
【0015】
【作用】上述したような技術的手段によれば、転写幅規
制手段5が転写手段3の記録媒体4への電荷注入範囲を
制限し、実質転写幅を現像剤担持体1の最下点付近(最
大転写電界部位)に規制する。従って、現像剤担持体1
上の現像剤潜像は最大転写電界部位にて平行な転写電界
に沿って記録媒体4に転写されるため、現像剤担持体1
上の現像剤潜像が歪んだ転写電界に沿って記録媒体側に
転写されることはなくなり、また、記録媒体4の電気的
特性の変化に対しても、安定した領域のみに転写電界が
形成される分、転写電界の形成範囲が大きく変化するこ
とはない。
【0016】
【実施例】以下、添付図面に示す実施例に基づいてこの
発明を詳細に説明する。 ◎実施例1 図2は実施例1に係る静電記録装置の全体構成を示す。
同図において、現像剤ホッパ11内には、現像剤12、
現像剤供給ロール13等が収容されている。また、前記
現像剤ホッパ11内には、ロール状表面を有する回転可
能な現像剤担持体14(この実施例では半径10mm)
の一部分が収容されており、現像剤担持体14の残部は
前記現像剤ホッパ11から露出している。
【0017】前記現像剤担持体14の前記現像剤ホッパ
11内に収容された部分と露出した部分との境界部に対
応する現像剤ホッパ11には層規制部材19が支持され
ている。この層規制部材19は、前記現像剤ホッパ11
内部で現像剤担持体14表面に付着した現像剤12を均
一な帯電した薄層にするためのもので、前記現像剤担持
体14表面に押し付けられている。
【0018】また、前記現像剤12の薄層が表面に付着
した現像剤担持体14に近接した位置にはイオン流記録
ヘッド20が配設されている。このイオン流記録ヘッド
20は、アルミニウム製のハウジング21を有し、この
ハウジング21には、イオン生成室22と、このイオン
生成室22に空気を導入する空気導入口23と、生成さ
れたイオンを空気とともに排出するイオン排出口24と
が設けられている。そして、前記ハウジング21と前記
現像剤担持体14との間には現像剤担持体14側がマイ
ナスとなるようなバイアス電源、すなわちイオン取出電
源25が設けられており、このイオン取出電源25は、
そのバイアス電圧Vexが0.1〜3.0KVoltの
範囲で自動調整可能に構成されている。
【0019】そしてまた、前記空気導入口23には、空
気供給源Aから空気が供給されるようになっている。空
気供給源Aは、圧縮空気供給用電源26およびこの圧縮
空気供給用電源26によって駆動されるモータ27およ
び送風用のファン28から構成されている。前記圧縮空
気供給用電源26は、その出力電圧Vbが自動調整可能
に構成されており、その出力電圧Vbを10〜100V
oltの範囲で調整することによりファン28の搬送す
る空気量が調整されるようになっている。このファン2
8から送られた空気が流入する前記イオン生成室22内
には、イオン発生源としての陽極(放電ワイヤ)29が
配設されている。この陽極29と前記ハウジング21と
の間には、直流高圧のイオン発生電源30が接続され、
イオン発生電源30の出力電圧Vcは2.0〜4.0K
Voltの範囲で作業者の手作業により調整可能に構成
されている。
【0020】更に、前記ハウジング21には、絶縁スペ
ーサ40を介してガラス製の絶縁基板41が支持されて
おり、この絶縁基板41上には、画像信号出力回路43
から入力される画像信号に応じて高電位(ハイレベル)
または低電位(ローレベル)となる制御電極42が画素
密度毎に配列されている。そして、前記制御電極42が
形成された絶縁基板41の表面と前記ハウジング21の
外面との間にイオン流出口44が形成され、前記イオン
排出口24から排出された空気およびイオンが前記イオ
ン流出口44に流入するようになっている。そして更
に、前記イオン流出口44に流入したイオンは、前記制
御電極42が低電位に保持されている場合は、空気流と
ともに前記現像剤担持体14側に流出するが、高電位に
保持されている場合には制御電極42の電位によってせ
き止められるようになっている。したがって、前記イオ
ン流出口44からは前記画像信号に応じて変調された変
調イオン流が流出し、現像剤担持体14上の現像剤薄層
に画像信号に応じた静電潜像が形成されるようになって
いる。
【0021】また、前記現像剤担持体14に近接して転
写電極15が例えばSt(この実施例では50μm)だ
け離間して配設されており、それらの間には、転写電極
15側がプラスとなるようなバイアス電源16(この実
施例では1KVolt)が設けられている。また、前記
現像剤担持体14及び転写電極15の間に転写用の記録
紙80を搬送する記録紙搬送用ローラ17,18が適当
な位置に設けられている。
【0022】この実施例において、上記転写電極15
は、図3に示すように、例えばロール状の現像剤担持体
14の最下点に対向した部位に配置される約0.2mm
幅の電極板51(この実施例ではSUS鋼,アルミニウ
ム、黄銅等の金属)からなり、この電極板51の記録紙
80排出側にはアクリル樹脂等の絶縁部材52が一体的
に固着されている。一方、上記転写電極15の記録紙8
0突入側には、例えば0.5mm厚のアクリル樹脂等の
絶縁部材61を介してガード電極(この実施例ではSU
S鋼,アルミニウム、黄銅等の金属)60が一体的に固
着されており、転写電極15としての電極板51,絶縁
部材52,ガード電極60,絶縁部材61からなるブロ
ックの現像剤担持体14との対向面は、緩やかな曲率の
記録紙80の搬送面70を構成している。そして、上記
ガード電極60は現像剤担持体14と同電位に保たれて
いる。
【0023】次に、この実施例に係る静電記録装置の作
動について説明する。先ず、現像剤担持体14上に層規
制部材19により摩擦帯電された現像剤薄層が形成さ
れ、この現像剤薄層上にはイオン流記録ヘッド20によ
り画像信号に応じた静電潜像が形成される。この状態に
おいて、現像剤潜像(現像剤薄層上の静電潜像)Tが転
写部に到達すると、現像剤担持体14と転写電極15と
の間に転写電界Sが形成されていることから、現像剤潜
像Tは転写電界Sの作用に基づいて記録紙80上にギャ
ップ転写される。このとき、上記転写電極15は現像剤
担持体14の最下点に対応した箇所に配置され、しか
も、ガード電極60と現像剤担持体14との間が同電位
に保たれているため、上記転写電界Sの作用領域がガー
ド電極60側でカットされると共に、転写電界Sの実質
的な転写幅k(現像剤潜像Tが転写する範囲)が現像剤
担持体14の最下点位置を終了点として狭い範囲に設定
され、従来のように、歪んだ転写電界に基づく現像剤潜
像Tの転写動作が回避される分、画像の乱れ現象は有効
に回避される。
【0024】このような動作過程における転写部構造の
性能を評価するために、曲率が10mmの転写面を有し
且つ幅寸法が5mmの転写電極を用いたもの(比較例
1)、並びに、図4に示すように、転写電極15として
実施例と同様な電極板51を用い、この電極板51の両
側に絶縁部材52,53を固着した構造のもの(比較例
2)を比較対象とし、実施例1と比較した。図5は記録
紙の含水率と転写幅との関係を示すもので、含水率が増
加したとしても、実施例1の転写幅は比較例1,2に比
べて小さく、1.25mm程度に収まっていることが確
認される。また、図6は記録紙の含水率と画質グレード
との関係を示すもので、比較例1,2にあっては、含水
率が増加すると、4.0%程度で許容レベル(グレード
3)を越えてしまうが、実施例1にあっては、含水率が
増加したとしても、許容レベル(グレード3)内に収ま
っていることが確認される。
【0025】また、この実施例においては、転写電極1
5として、0.2mm幅の電極板51を用いているが、
例えば図7に示すように、実施例1でいう電極板51及
び絶縁部材52の領域全部を導電性の電極部材54で構
成したとしても、実施例1と同様な効果が得られた。こ
の場合、電極部材54のうち実質的に転写動作に寄与す
るのは、現像剤担持体14の最下点部位(言い換えれ
ば、最大転写電界部位)に対応した領域であり、それ以
外の領域は現像剤担持体14との間で転写電界を形成す
るが、実質的には転写動作機能を発揮しないのである。
【0026】◎実施例2 図8は実施例2に係る静電記録装置の転写部構造を示
す。同図において、転写電極15は、従来と同様の構
成、例えば現像剤担持体14と同様な曲率の転写面を有
し且つ所定幅(例えば5mm程度)の金属で構成されて
いる。また、上記現像剤担持体14と転写電極15との
空隙90部分のうち、現像剤担持体14の最下点部位よ
りも記録紙突入側には、シールド電極81が挿入配置さ
れている。このシールド電極81は、ポリエチレンテレ
フタレート等の絶縁性フィルム82上にアルミニウム蒸
着された導電層83を積層したものであり、この導電層
83と現像剤担持体14とを同電位に保つようになって
いる。従って、この実施例においても、実施例1と同様
な作用、効果を奏する。
【0027】
【発明の効果】以上説明してきたように、請求項1,2
いずれかに記載の発明によれば、転写幅規制手段によっ
て現像剤潜像の転写幅を最大転写電界部位に対応する狭
いものに設定し、現像剤担持体上の現像剤潜像を平行な
転写電界に沿って記録媒体側に転写するようにしたの
で、現像剤担持体上の現像剤潜像が歪んだ転写電界に沿
って記録媒体側に転写される事態を有効に回避すること
ができ、画像の乱れ現象を有効に防止することができる
ばかりか、記録媒体の電気的特性の変化に対しても、安
定した領域のみに転写電界が形成される分、転写電界の
形成範囲が大きく変化することはなく、記録媒体の電気
的特性の変化に影響されることなく、安定した転写動作
を実現することができる。
【0028】更に、請求項1,2に記載の発明によれ
ば、現像剤潜像の転写幅設定を簡単な構成で且つ確実に
行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明に係る静電記録装置の構成を示す説
明図である。
【図2】 実施例1に係る静電記録装置の全体構成を示
す説明図である。
【図3】 実施例1に係る転写部構造の詳細を示す説明
図である。
【図4】 比較例2における転写部構造を示す説明図で
ある。
【図5】 実施例1,比較例1,2に対する記録紙の含
水率と転写幅との関係を示すグラフ図である。
【図6】 実施例1,比較例1,2に対する記録紙の含
水率と画質グレードとの関係を示すグラフ図である。
【図7】 実施例1の変形例を示す説明図である。
【図8】 実施例2に係る静電記録装置の転写部構造の
詳細を示す説明図である。
【図9】 従来における静電記録装置の転写部構造を示
す説明図である。
【図10】 図9の従来例における転写動作状態を示す
説明図である。
【図11】 従来例における歪んだ転写電界による画像
の乱れ現象を示す説明図である。
【符号の説明】
1…現像剤担持体,2…イオン流変調手段,3…転写手
段,4…記録媒体,5…転写幅規制手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 諏訪部 恭史 神奈川県海老名市本郷2274番地 富士ゼ ロックス株式会社 海老名事業所内 (72)発明者 八木 圭一 神奈川県海老名市本郷2274番地 富士ゼ ロックス株式会社 海老名事業所内 (56)参考文献 特開 平2−248969(JP,A) 特開 昭56−165163(JP,A) 特開 平4−186387(JP,A) 実開 昭62−6752(JP,U) 特公 昭60−10624(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G03G 13/05 G03G 13/16 G03G 15/05 G03G 15/16

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 帯電された現像剤の薄層をその表面に担
    持する現像剤担持体(1)と、この現像剤担持体(1)
    上の現像剤薄層(G)に向けて画像信号に応じて変調さ
    れたイオン流(I)を供給するイオン流変調手段(2)
    と、記録媒体に接触配置される転写電極を有し且つ上記
    現像剤担持体(1)上の現像剤を選択的に記録媒体
    (4)に転写させる転写手段(3)と、上記現像剤担持
    体(1)と転写手段(3)との間に形成される転写電界
    の実質転写幅を最大転写電界部位に規制する転写幅規制
    手段(5)とを備え、 転写幅規制手段(5)は、転写電極の記録媒体突入側に
    誘電体を介して電極を配すると共に、この電極と現像剤
    担持体とを同電位にし、最大転写電界部位の記録媒体突
    入手前側に作用する転写電界を消去するものであること
    を特徴とする静電記録装置。
  2. 【請求項2】 帯電された現像剤の薄層をその表面に担
    持する現像剤担持体(1)と、この現像剤担持体(1)
    上の現像剤薄層(G)に向けて画像信号に応じて変調さ
    れたイオン流(I)を供給するイオン流変調手段(2)
    と、記録媒体に接触配置される転写電極を有し且つ上記
    現像剤担持体(1)上の現像剤を選択的に記録媒体
    (4)に転写させる転写手段(3)と、上記現像剤担持
    体(1)と転写手段(3)との間に形成される転写電界
    の実質転写幅を最大転写電界部位に規制する転写幅規制
    手段(5)とを備え、 転写幅規制手段(5)は、上記現像剤担持体(1)と転
    写電極との空隙のうち記録媒体突入側に、現像剤担持体
    と同電位の電極を挿入し、最大転写電界部位の記録媒体
    突入手前側に作用する転写電界を消去するものであるこ
    とを特徴とする静電記録装置。
JP3294786A 1991-10-16 1991-10-16 静電記録装置 Expired - Lifetime JP2921219B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3294786A JP2921219B2 (ja) 1991-10-16 1991-10-16 静電記録装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3294786A JP2921219B2 (ja) 1991-10-16 1991-10-16 静電記録装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH06110281A JPH06110281A (ja) 1994-04-22
JP2921219B2 true JP2921219B2 (ja) 1999-07-19

Family

ID=17812263

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3294786A Expired - Lifetime JP2921219B2 (ja) 1991-10-16 1991-10-16 静電記録装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2921219B2 (ja)

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56165163A (en) * 1980-05-26 1981-12-18 Konishiroku Photo Ind Co Ltd Electrostatic recording method
JPS6010624A (ja) * 1983-06-29 1985-01-19 Mitsubishi Electric Corp パタ−ン形成方法
JP2727475B2 (ja) * 1990-11-21 1998-03-11 キヤノン株式会社 画像形成装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH06110281A (ja) 1994-04-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2921219B2 (ja) 静電記録装置
JP2000267429A (ja) 画像形成装置
JP2002108099A (ja) 現像装置
JPH11338276A (ja) 画像形成装置
JPS5930563A (ja) 現像装置
JPH1097106A (ja) 静電記録装置及びこれに用いる搬送ロール
US7146125B2 (en) Transfer roller with resistivity range
JP2860104B2 (ja) 現像装置
US10372056B2 (en) Image forming apparatus having grid electrode with opening and non-opening portions
JPH0740579A (ja) 画像形成装置
JP3552397B2 (ja) 画像形成装置
JPH10232553A (ja) 現像装置、帯電装置および転写装置
JPH0624030A (ja) 記録装置用トナー
JP2833194B2 (ja) 静電記録装置
JPH07125296A (ja) 画像形成装置
JPH0789119A (ja) 画像形成装置
JPH10239947A (ja) 帯電装置、現像装置および転写装置
JP2000267470A (ja) コロナ転写帯電装置
JPH0772704A (ja) 帯電方法、帯電装置、及び同装置を有する画像形成装置
JP2000187371A (ja) 帯電装置、現像装置および画像形成装置
JPH0732642A (ja) 画像形成装置
JPH07117258A (ja) 画像形成装置
JPH06305179A (ja) 画像形成装置
JPH09244416A (ja) 湿式現像装置
JPH1124392A (ja) 現像装置