JP2920759B1 - エアーカーテン装置及びその気流吹出し方法 - Google Patents

エアーカーテン装置及びその気流吹出し方法

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JP2920759B1
JP2920759B1 JP10063970A JP6397098A JP2920759B1 JP 2920759 B1 JP2920759 B1 JP 2920759B1 JP 10063970 A JP10063970 A JP 10063970A JP 6397098 A JP6397098 A JP 6397098A JP 2920759 B1 JP2920759 B1 JP 2920759B1
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Abstract

【要約】 【課題】 防虫効果に優れ、且つ、室内への気流の影響
を低減することが可能なエアーカーテン装置及びその気
流吹出し方法を提供する。 【解決手段】 遮蔽対象とする室内空間2への出入口3
に通路空間6を形成し、その両側壁部5a,5bに、通
路空間を横方向に横断するエアーカーテン気流A,Bの
吹出口11a,11bを対向して設けると共に、該吹出
口に室外7に面した吸入口17a,17bから吸入した
空気を圧送する送風手段15a,15bと空気流路(1
8a,18b、16a,16b、13a,13b)、前
記空気をろ過する手段20a,20bを備え、前記各吹
出口11a,11bの吹出し方向a,bを、夫々の吹出
し位置から室外7側に向けて適宜の吹出し角度α,βを
なし且つ通路空間6内で互いに交差するように配向し
た。また、各側の吹出し風速を互いに異ならせ、一側を
相対的に高風速、他側を相対的に低風速とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主に衛生管理され
た室内空間の出入口に設置して該室内への害虫の侵入を
防止するために用いられるエアーカーテン装置及びその
気流吹出し方法に関する。
【0002】
【従来の技術】食品メーカー等においては、衛生管理上
搬入口からの室内への害虫の侵入を防止する必要があ
り、通常、原料等の搬入の妨げとならない様に搬入口を
気流により遮蔽するエアーカーテン装置が利用されてい
る。
【0003】従来、防虫用のエアーカーテン装置として
は、図7に示す如く、室内71への出入口72の両側に
対向してファン73a,73b、フィルタ74a等より
なるエアーカーテン装置75a,75bを設け、夫々の
吹出口76a,76bと吸入口77a,77bとを室内
71側と室外78側とにずらして逆勝手に配置し、一方
の吹出口76aから他方の吸入口77bに至るエアーカ
ーテン気流Paと、その室外側にあって、他方の吹出口
76bから一方の吸入口77aに至る逆向きのエアーカ
ーテン気流Pbとを発生させ、出入口72部分で気流を
循環させることで室内71への害虫の侵入を防止するよ
うにした装置が公知である。
【0004】しかし、上記装置においては、各エアーカ
ーテン気流Pa,Pb共、100%吸入,循環されると
いう訳ではなく、ある程度の漏洩気流Pc,pe及び、
同量の浸入気流Pd,Pfが恒常的に発生しており、こ
れらの気流に乗じて害虫79が室内71へ侵入するとい
う問題が有った。また、入室者や、搬入物によってエア
ーカーテン気流Pb,Paが遮られると、その反対側に
気流の弱い部分が生じることになり、このようなケース
での害虫の侵入も懸念される。更に、室内71側への漏
洩気流Pe,侵入気流Pfの影響及びそれに伴う室内7
1の圧力変動が生じるという問題も有った。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は従来の技術の
上記の点に鑑みて、防虫効果に優れ、且つ、室内への気
流の影響を低減することが可能なエアーカーテン装置及
びその気流吹出し方法を提供することを目的としてなさ
れたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】遮蔽対象とする室内空間
への出入口に両側壁部と天井部及び床面で形成される通
路空間を形成し、その両側壁部に、通路空間を横方向に
横断するエアーカーテン気流の吹出口を対向して設ける
と共に、該吹出口に空気を圧送する送風手段と空気流
路、及び、前記空気をろ過する手段を備え、前記各吹出
口の吹出し方向を、夫々の吹出し位置から室外側に向け
て適宜の吹出し角度をなし且つ通路空間内で互いに交差
するように配向したエアーカーテン装置において、各側
のエアーカーテン気流の風速を互いに異ならせ、一側を
相対的に高風速、他側を相対的に低風速とした。また、
上記エアーカーテン装置において、各側の吹出口に圧送
する空気を吸入する吸入口を室外に面して設けた。更
に、吹出口の吹出し方向を変更可能とした。
【0007】
【発明の実施の形態】図1及び図2に本発明エアーカー
テン装置の代表的な実施形態を示し、以下、図面と共に
説明する。
【0008】図において、本発明のエアーカーテン装置
1は、遮蔽対象とする室内2への出入口3に設置され、
該出入口3の両側に設けた側部ケーシング4a,4b
と、出入口3の上側に設けた天井部4cとからなり、各
側部ケーシング4a,4bの対向側壁部5a,5bと天
井面5c、及び床面5dによって出入口3に短いトンネ
ル状の通路空間6を形成している。
【0009】側部ケーシング4a,4bは基本的に同構
造であって、夫々、側壁部5a,5bの室内2側の側縁
に沿った部分に、上下方向全体に亘ってエアーカーテン
気流の吹出口11a,11b(吹出しルーバー)を設
け、その背後は側部ケーシング4a,4b内を隔壁12
a,12bで区画してなる陽圧部13a,13bとなっ
ている。そして、該陽圧部13a,13bにはモータ1
4a,14bで駆動されるファン15a,15b(送風
手段)の吐出口を連通しており、該ファン15a,15
bの吸込口は陰圧部16a,16b内に開口している。
【0010】一方、側部ケーシング4a,4bの室外7
に面した正面部分には吸入口17a,17b(吸込みル
ーバー)を開口し、その背後には一次フィルター19
a,19b、二次フィルタ20a,20bからなる空気
ろ過手段を設け、集塵部18a,18bを構成ている。
上記一次フィルター19a,19bは、金属メッシュ等
で形成された防虫網フィルタであり、該部分で害虫を捕
獲し害虫の死骸等の外部への散乱及び二次フィルタ20
a,20bへの付着を防止するものである。また、二次
フィルタ20a,20bは集塵及び空気ろ過を目的とし
たもので、不織布フィルタ、繊維メッシュフィルタ等で
構成される。
【0011】吹出口11a,11bは、図3に示す如
く、側壁部5a(5b)の表面に対して傾斜角α′
(β′)をなして室外7側に傾斜した状態に突出した風
向制御部材21a(21b)により、吹出し方向a
(b)が、側壁部5a(5b)に垂直な方向を基準とし
た吹出し角度α(β)だけ室外7側に偏向し、且つ、そ
の吹出し方向a(b)の方向に配向されたルーバー22
により平行なエアーカーテン気流を形成可能としてい
る。
【0012】上記吹出し角度α(β)は出入口に形成さ
れる通路空間6の有効通路幅W(若しくはそれと有効通
路延長Dとのアスペクト比)に合わせて次のように設定
される。
【0013】先ず、夫々の吹出口11a,11bから吹
出されるエアーカーテン気流(a),(b)は上側に気
流の空白部を生じないために天井部4cの存在する通路
空間6の範囲内で合流する必要がある。従って、夫々の
吹出し方向線a,bは図2に示す如く少なくとも通路空
間6の室外側端6e、即ち、天井部4cの前端部以内で
交差する必要が有る。尚、図示例では天井部4cと側部
ケーシング4a,4bの前端が同一仮想平面上にある
が、天井部4cのみが前方に張出している場合や、側部
ケーシング4a,4bが室外7側の天井まで達している
ような場合は、その分通路空間6が延長されているもの
と見ることができる。
【0014】また、エアーカーテン気流(a),(b)
は、いずれか一方の吹出口が入室者によって遮られた場
合にも、他方の吹出口からの気流のみで通路空間6を遮
蔽できるように該通路空間6の範囲内で対向する側壁5
a,5bに到達することが好適である。一方、エアーカ
ーテン気流(a),(b)を滑らかに合流させると共
に、排出効果を高めるためにはそれらの交差角γを小さ
くし、且つ、吹出し角α,βを大きくすることが好まし
い。従って、以上の観点から吹出し方向線a,bが対向
する側壁5a,5bの室外側端6eに向かい、即ち、平
面視において通路空間6の対角線をなすように吹出し角
度α,βを設定することが好適である。更に、後述する
エアーカーテン気流の吹出し風速の高低差により、通路
空間6の中心より低風速の吹出口側(図示例では11b
側)にやや偏位した地点で交差するように吹出し角度
α,βを設定することが好適である。
【0015】上記の吹出し角度α,βの設定を適切にす
るためには、風向制御部材21a,21bの形状を適切
にすることは勿論であるが、設置状況や吹出し風速に応
じて最適化されることが好ましい。
【0016】そこで、図3に示す如く、ルーバー22を
軸22xを中心として回動可能に設け、吹出し方向a
(b)を調節可能とすることが好適である。この際、各
ルーバー22を図示しないリンク等で連結して、各ルー
バー22が平行に保持された状態で、吹出し方向a
(b)が変更されるようにしても良い。
【0017】尚、図4(a)に示す如く、風向制御部材
21a(21b)自体を側壁部5a(5b)に対して回
動可能、若しくは取付け角度α″(β″)を変更可能に
設けるようにすることもできる。また、吹出し角度α
(β)が小さい場合は、図4(b)に示す如く、傾斜し
た風向制御部材21a(21b)を設けずに、側壁部5
a(5b)に直接吹出し口11a′を開口し、ルーバー
22′の回動のみで吹出し方向a′を調節するように構
成しても良い。
【0018】そして、夫々の吹出口11a,11bから
吹出されるエアーカーテン気流A,Bは、以下に述べる
如く、一方の吹出口11aの吹出し風速が高風速、他方
の吹出口11bの吹出し風速が低風速に設定されてい
る。
【0019】即ち、図示例のエアーカーテン装置1にお
いては、各側のファン15a,15bの設置台数が異な
り、図中左側の側部ケーシング4bが6台であるのに対
し、右側の側部ケーシング4aが7台と、1台多く設置
され、右側が全体としての送風能力が大きくなるように
してある。更に、図示例のエアーカーテン装置1では、
上記一方の吹出口11aの開口面積(開口幅)を小さ
く、他方の吹出口11bの開口面積を大きくするか、若
しくはそのように変更,調節可能としている。一般に、
吹出し風速は、風量に比例し、吹出口11a,11bの
開口面積に反比例する。従って、ファン全体としての送
風能力が大きく、且つ、吹出口の開口面積が小さい一方
の吹出口11aの吹出し風速は、他方の吹出口11bに
比べて高風速となる。
【0020】次に、上記実施形態に基づいて作用を説明
する。
【0021】側部ケーシング4a,4b内のファン15
a,15bが作動することにより、室外7の空気は吸入
口19a,19bから一次フィルター19a,19b、
二次フィルタ20a,20bを介してろ過され陰圧部1
6a,16b内に吸入される。そして、該空気はファン
15a,15bで陽圧部13a,13bに圧送され、各
吹出口11a,11bから通路空間6内に吹出されるこ
とで、該通路空間6に図5に示す如きエアーカーテン気
流A,Bを形成する。
【0022】各エアーカーテン気流A,Bは夫々の吹出
口11a,11bの風向制御部材21によって、その吹
出し角度α,βを制御され、室外7側に向けて斜に吹出
され通路空間6内で合流するが、一方の吹出口11aの
吹出し風速は、他方の吹出口11bに比べて高風速であ
るため、前記一方の吹出口11aから吹出されるエアー
カーテン気流Aの風圧が優勢となり、他方のエアーカー
テン気流Bの吹出し方向が該一方のエアーカーテン気流
Aに沿って殆ど一方的に変更される形で合流し、そのま
ま室外7に排出される。
【0023】このため、合流(または衝突)地点での気
流の乱れや、脈動による渦気流の発生と、それに伴う室
内2側への気流の侵入が抑制され、それに乗じた害虫の
室内2への侵入を防止すると共に、室内2での気圧変
動、及び室内2への気流の影響を最小限に抑えることが
できる。また、エアーカーテン気流A,B自体が室外7
側に向けて斜に吹出されるので、害虫に対して風圧がよ
り強力に作用し、エアーカーテン気流A,B自体の防虫
効果も向上している。
【0024】更に、風向制御部材21a,21bを突設
した部分では、その分通路空間6が狭くなっているが、
室外7側では逆に通路空間6が拡開されており、このよ
うに通路空間6を室外7側に向かうにつれて拡開するこ
とによってエアーカーテン気流A,Bの排出性を高め、
害虫の排除能力を一層高めることができる。
【0025】また、図6に示す如く、入室者が出入口3
の通路空間6に侵入し、該入室者によっていずれか一方
のエアーカーテン気流(図示例ではA′)が遮られた場
合には、即座に反対側のエアーカーテン気流B′が入室
者の背後に回り込み入室者によって偏向されたエアーカ
ーテン気流A′と合流する新しい気流を形成するので、
入退出者や搬入,排出物に乗じた室内2への害虫の侵入
を防止することができる。
【0026】尚、上記実施形態では、基本的に同じ送風
能力を有するファン15a,15bの台数を異ならせる
と共に、夫々の吹出口11a,11bの開口面積を大小
異ならせることにより、各側のエアーカーテン気流A,
Bの吹出し風速を異ならせる場合を示したが、ファン1
5a,15b単体としての送風能力を異ならせるように
したり、逆にファンの送風能力、台数は同じにして吹出
口11a,11bの開口面積のみを大小異ならせること
で、各側のエアーカーテン気流A,Bの吹出し風速を異
ならせることもできる。また、吹出しルーバー22の角
度を平行にせずに、吹出し側において気流が拡散するよ
うにして低風速気流を発生させるようにすることもでき
る。
【0027】また、上記実施形態では、吸入口17a,
17bを側部ケーシング4a,4bの室外7側正面に設
ける場合を示したが、室外7側の外側面や、吹出口11
a,11bより室外側の対向側壁5a,5b部分に設け
ても良い。更に、上記実施形態では、出入口3(壁8)
の前面側にエアーカーテン装置1を配置して、通過有効
幅Wを広く確保した例を示したが、図7の従来例に示し
たように出入口3の中間部にエアーカーテン装置1全体
を組み入れる形で設置したり、壁8等の建築構造物に組
み入れるようにすることもできる。
【0028】
【発明の効果】本発明のエアーカーテン装置は、上述の
通り、遮蔽対象とする室内空間への出入口に両側壁部と
天井部及び床面で形成される通路空間を形成し、その両
側壁部に、通路空間を横方向に横断するエアーカーテン
気流の吹出口を対向して設けると共に、該吹出口に空気
を圧送する送風手段と空気流路、及び、前記空気をろ過
する手段を備え、前記各吹出口の吹出し方向を、夫々の
吹出し位置から室外側に向けて適宜の吹出し角度をなし
且つ通路空間内で互いに交差するように配向したエアー
カーテン装置において、各側の風速を互いに異ならせ、
一側を相対的に高風速、他側を相対的に低風速とするア
ンバランス気流を採用したので、各側のエアーカーテン
気流の合流地点における気流の乱れや、脈動による渦気
流の発生とそれに伴う室内への侵入気流及びそれに乗じ
た害虫の侵入を抑制できる。
【0029】また、いずれも室外側に向けて吹出す吹出
し気流のみからなる対面プッシュ方式のエアーカーテン
気流によって、室内への侵入気流の発生とそれに乗じた
害虫の侵入を効果的に防止することができ、且つ、入室
者等によりいずれか一方のエアーカーテン気流が遮られ
た場合にもその背後に他方の気流が回り込み新たなエア
ーカーテン気流を形成でき、遮蔽効果が良好である。
【0030】そして、上記エアーカーテン装置におい
て、各側の吹出口に圧送する空気を吸入する吸入口を室
外に面して設けたので、室内への気流の影響や、圧力変
動を最小限に抑制することができる。
【0031】更に、上記吹出口の吹出し方向を変更可能
としたので、通路幅や送風能力等、実際の設置状況に応
じてエアーカーテン気流の吹出し方向を最適化できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施形態のエアーカーテン装置を示す一
部切開した正面図である。
【図2】本発明実施形態のエアーカーテン装置を示す平
断面図である。
【図3】吹出口部分を示す要部拡大平断面図である。
【図4】(a),(b)は、吹出口部分の他の実施形態
を示す要部拡大平断面図である。
【図5】本発明実施形態のエアーカーテン装置における
気流の状態を示す平断面図である。
【図6】本発明実施形態のエアーカーテン装置におい
て、入室者がある場合の気流の状態を示す平断面図であ
る。
【図7】従来のエアーカーテン装置を示す平断面図であ
る。
【符号の説明】
1 エアーカーテン装置 2 室内 3 出入口 4a,4b 側部ケーシング(空気流路) 4c 天井部 5a,5b 側壁部 6 通路空間 7 室外 11a,11b 吹出口 12a,12b 隔壁 13a,13b 陽圧部 14a,14b モータ 15a,15b ファン(送風手段) 16a,16b 陰圧部 17a,17b 吸入口 18a,18b 集塵部 19a,19b 一次フィルタ(防虫網フィルタ) 20a,20b 二次フィルタ(不織布フィルタ) 21a,21b 風向制御部材 22 ルーバー A,B エアーカーテン気流 a,b 吹出し方向 α,β 吹出し角度
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭46−3691(JP,A) 特開 平8−42897(JP,A) 特開 昭63−169435(JP,A) 特公 昭46−15827(JP,B1) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F24F 9/00 F25D 17/08

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遮蔽対象とする室内空間への出入口に両
    側壁部と天井部及び床面で形成される通路空間を形成
    し、その両側壁部に、通路空間を横方向に横断するエア
    ーカーテン気流の吹出口を対向して設けると共に、該吹
    出口に空気を圧送する送風手段と空気流路、及び、前記
    空気をろ過する手段を備え、前記各吹出口の吹出し方向
    を、夫々の吹出し位置から室外側に向けて適宜の吹出し
    角度をなし且つ通路空間内で互いに交差するように配向
    したエアーカーテン装置において、各側のエアーカーテ
    ン気流の風速を互いに異ならせ、一側を相対的に高風
    速、他側を相対的に低風速としたことを特徴とするエア
    ーカーテン装置。
  2. 【請求項2】 吹出口に圧送する空気を吸入する吸入口
    を室外に面して設けた請求項1記載のエアーカーテン装
    置。
  3. 【請求項3】 吹出口の吹出し方向を変更可能とした請
    求項1または2記載のエアーカーテン装置。
  4. 【請求項4】 遮蔽対象とする室内空間への出入口に両
    側壁部と天井部及び床面で形成される通路空間を形成
    し、その両側壁部に、通路空間を横方向に横断するエア
    ーカーテン気流の吹出口を対向して設けると共に、該吹
    出口に空気を圧送する送風手段と空気流路、及び、前記
    空気をろ過する手段を備え、前記各吹出口の吹出し方向
    を、夫々の吹出し位置から室外側に向けて適宜の吹出し
    角度をなし且つ通路空間内で互いに交差するように配向
    したエアーカーテン装置において、各側のエアーカーテ
    ン気流の風速を互いに異ならせ、一側を相対的に高風
    速、他側を相対的に低風速とすることを特徴とするエア
    ーカーテン装置の気流吹出し方法。
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