JP2920723B2 - 磁気記録媒体 - Google Patents

磁気記録媒体

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JP2920723B2
JP2920723B2 JP21542293A JP21542293A JP2920723B2 JP 2920723 B2 JP2920723 B2 JP 2920723B2 JP 21542293 A JP21542293 A JP 21542293A JP 21542293 A JP21542293 A JP 21542293A JP 2920723 B2 JP2920723 B2 JP 2920723B2
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順一 堀川
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順 野沢
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は磁気記録媒体に関し、特
に、磁気ディスク、フレキシブルディスク、スチルカメ
ラ、又はビデオ等の磁気記録用金属薄膜媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、磁気記録媒体用合金として保磁
力(Hc)及び残留磁化膜厚積(Mr・δ)の高いCo
Pt系合金が用いられている。このCoPt系合金を用
いて磁気記録媒体を構成する際、その磁気特性を向上さ
せるため、一般に基板と磁性層との間に下地層を形成す
ることが行なわれている。
【0003】このような磁気記録媒体として下地層にC
r及びMoを含み、磁性層にCo及びPtを含むととと
もにMoを含む磁気記録媒体が本発明者らによって提案
されている(特願平4−311224号明細書)。そし
て、この磁気記録媒体では従来のCoPt系磁気記録媒
体の磁気特性(保磁力及び残留磁化膜厚積)に比べてそ
の磁気特性をさらに向上させることができた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、特願平4−
311224号明細書に記載された磁気記録媒体におい
ては、その磁気特性、つまり、保磁力及び残留磁化膜厚
積を向上させることができるが、信号対雑音比(S/N
比)に関しては十分には満足できる値が得られない。つ
まり、媒体ノイズを低減させることが難しいという問題
点がある。
【0005】本発明の目的は磁気特性が良好なばかりで
なくS/N比も良好な磁気記録媒体を提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、非磁性
基板と、該非磁性基板上に形成された下地層と、該下地
層上に形成された磁性層とを有する磁気記録媒体であっ
て、前記下地層は前記非磁性基板側に形成された第1の
層と前記磁性層側に形成された第2の層とを備えてお
り、前記第1の層にはクロムが含まれ、前記第2の層に
はクロム及びモリブデンが含まれ、前記磁性層にはコバ
ルト、白金、及びモリブデンが含まれていることを特徴
とする磁気記録媒体が得られる。
【0007】そして、第1の層の膜厚は第2の層の膜厚
よりも厚いことが望ましく、非磁性基板から磁性層に向
かう方向に第2の層中のMo濃度を高くすることが望ま
しい。加えて、第2の層にはさらにZr,B,P,Z
n,Ti,V,Nb,Ta,Fe,Ni,Re,Cu,
Si,Ga,Ge,Hf,Al,及びWのうち1種以上
を加えるようにしてもよい。
【0008】なお、本発明では非磁性基板と第1の層と
の間に他の層を形成してもよく、また、第2の層と磁性
膜との間に他の層を介在させるようにしてもよい。
【0009】
【作用】本発明では下地層が第1及び第2の層を備え
て、第1の層にクロムを含有し、第2の層にクロム及び
モリブデンを含有させて、しかも下地層上にコバルト、
白金、及びモリブデンを含む磁性層を形成するようにし
たから、第2の層において結晶粒子を均一化させること
ができるばかりでなく磁性層における結晶粒子を均一化
できる。この結果、媒体ノイズを低減できるばかりでな
く磁気特性を良好に維持できる。
【0010】
【実施例】以下本発明について実施例によって説明す
る。
【0011】(実施例1)図1を参照して、直径65m
m厚さ0.9mmのガラス基板1を準備して、このガラ
ス基板1をRFマグネトロンスパッタ装置(図示せず)
のチャンバー内に装着する。そして、チャンバー内を5
×10-7Torr以下の圧力まで減圧する。その後、ア
ルゴンガスをスパッタガスとしてガス圧10mTorr
でスパッタ装置に供給し、基板温度を室温として投入電
力密度を2.5W/cm2 、Crをターゲットとしてガ
ラス基板1上に膜厚1500オングストロームの第1の
層(第1の下地層)2を形成した。続いて、同様にして
アルゴンガスをスパッタガスとして用いてCr90Mo10
(at%)をターゲットとして、Cr90Mo10の組成を
有する膜厚500オングストロームの第2の層(第2の
下地層)3を第1の下地層2上に形成した。
【0012】次に、アルゴンガスをスパッタガスとして
用いてCo76Pt16Mo8 (at%)をターゲットとし
てCo76Pt16Mo8 の組成を有する膜厚400オング
ストロームの磁性層4を第2の下地層3上に形成した。
同様に、アルゴンガスをスパッタガスとして用いて磁性
層4上に膜厚50オングストロームのCr層5a及び膜
厚300オングストロームのカーボン層5bを形成し、
これらCr層5a及びカーボン層5bを保護層5とし
た。そして、保護層5上にパーフルオロポリエーテルか
らなる潤滑層6を20オングストロームの厚さ塗布して
磁気ディスク(磁気記録媒体)7を得、この磁気ディス
ク7を実施例1とした。
【0013】さらに、比較のため、下地層としてCr層
(つまり、上述の第1の下地層2)のみを有する磁気デ
ィスクを作成し、この磁気ディスクを比較例1とした。
なお、比較例1において他の構成要素は実施例1と同様
である。また、下地層としてCr90Mo10層(つまり、
上述の第2の下地層3)のみを有する磁気ディスクを作
成し、この磁気ディスクを比較例2とした。なお、比較
例2において他の構成要素は実施例1と同様である。
【0014】これら実施例1及び比較例1及び2からそ
れぞれ直径8mmの試料を切り出して、振動試料型磁力
計を用いて、各試料について保磁力(Hc)を測定し
た。この際膜面方向に最大外部印加磁場を12kOeと
して磁場を印加した。
【0015】さらに、実施例1及び比較例1及び2の磁
気ディスクを用いて記録再生出力を測定した。ここで
は、磁気ヘッド浮上量が0.055μmの薄膜ヘッドを
用いて、この薄膜ヘッドと磁気ディスクの相対速度を6
m/sとし、線記録密度80kfci(1インチ当たり
80,000ビットの線記録密度)における記録再生出
力を測定した。さらに、キャリア周波数9.4MHz
で、測定帯域を15MHzとしてスペクトルアナライザ
ーによって各磁気ディスクについて信号記録再生時にお
けるノイズスペクトラムを測定し(媒体ノイズNmで表
す)、S/Nmを求めた。この結果を表1に示す。な
お、上述の測定で用いた薄膜ヘッドはコイルターン数5
0、トラック幅6μm、磁気ヘッドギャップ長0.25
μmである。
【0016】
【表1】
【0017】表1から明らかなように比較例1では、実
施例1に比べて保磁力及び記録再生出力ともに小さく、
さらに、S/Nm比も小さいことが分かる。また、比較
例2では、保磁力及び記録再生出力については実施例1
と同等であるが、媒体ノイズNmが実施例1に比べて大
きく、このため、比較例2ではS/Nmが小さくなって
いる。
【0018】このように、実施例1では下地層としてC
r層とCrMo層を積層した層を用い、しかもCrMo
層上に磁性層(CoPtMo層)を形成しているから、
CrMo層の結晶粒子が均一化されるばかりでなく磁性
層の結晶粒子が均一化されて、保磁力を2000Oeと
高い値とし、且つ、S/N比も改善できる。つまり、実
施例1では、比較例1及び2のように単一の下地層を用
いる場合に比べて良好な磁気特性が得られるばかりでな
くS/N比も改善できる。
【0019】(実施例2)次に、実施例1において第1
の下地層2と第2の下地層3の合計膜厚を2000オン
グストロームのままとして、第1の下地層2と第2の下
地層3との割合(つまり、膜厚比)を種々変化させて磁
気ディスクを作成した(実施例2)。
【0020】これら磁気ディスクについて上述の実施例
1の場合と同様にして保磁力(Hc)、記録再生出力、
媒体ノイズ(Nm)、及びS/Nm比を測定した。そし
て、膜厚比の変化に対する各測定値の変化を図2に示
す。
【0021】図2から明らかなように保磁力(Hc、図
中、○で示す)及び記録再生出力(図中、□で示す)に
ついては膜厚比の変化による影響はないが、媒体ノイズ
(図中、◆で示す)については第2の下地層3の割合が
大きくなるにつれて大きくなる。また、第2の下地層3
の膜厚が第1の下地層2の膜厚より薄い場合は、S/N
mはほぼ同等であるが、逆に第2の下地層3の方が厚く
なると、下地層として第2の下地層3のみを用いた磁気
ディスクのS/Nmは小さくなってしまう。従って、第
2の下地層3の膜厚は第2の下地層の膜厚よりも薄くす
る必要がある。
【0022】(実施例3乃至16)次に、直径48mm
で厚さ0.64mmのガラス基板上に実施例1と同様に
してガラス基板上に膜厚1200オングストロームの第
1の下地層(Cr層)を形成し、この第1の下地層上に
膜厚300オングストロームの第2の下地層(Cr95
5 (at%)層)を形成する。さらに、第2の下地層
上に膜厚450オングストロームの磁性層(Co79Pt
13Mo8 (at%)層)を形成し、この磁性層上にSi
2 を厚さ140オングストローム形成して保護膜と
し、磁気ディスクを作成した(実施例3)。そして、こ
の磁気ディスクについて実施例1と同様にしてS/Nm
比を測定した。この結果を表2に示す。
【0023】
【表2】
【0024】さらに、第2の下地層、磁性層、及び保護
層の組成を表2に示す組成として、磁気ディスクを作成
した(実施例4乃至実施例16)。そして、これら磁気
ディスクについて実施例1と同様にしてS/Nm比を測
定した。
【0025】表2から明らかなようにCr、Mo、ある
いはさらに他の追加成分を添加した第2の下地層を用い
ても同様にS/Nm比を高くすることができる。
【0026】(実施例17乃至26)さらに、直径65
mmで厚さ0.64mmのガラス基板上に実施例1と同
様にしてガラス基板上に膜厚2000オングストローム
の第1の下地層(Cr層)を形成し、この第1の下地層
上に膜厚600オングストロームの第2の下地層(Cr
85Mo15(at%)層)を形成する。さらに、第2の下
地層上に膜厚500オングストロームの磁性層(Co73
Pt12Mo13Ta2 (at%)層)を形成し、この磁性
層上にTa2 5 を厚さ160オングストローム形成し
て保護膜とし、磁気ディスクを作成した(実施例1
7)。そして、この磁気ディスクについて実施例1と同
様にしてS/Nm比を測定した。この結果を表3に示
す。
【0027】
【表3】
【0028】さらに、第2の下地層、磁性層、及び保護
層の組成を表3に示す組成として、磁気ディスクを作成
した(実施例18乃至実施例26)。そして、これら磁
気ディスクについて実施例1と同様にしてS/Nm比を
測定した。
【0029】表3から明らかなようにCo,Pt,Mo
に他の追加成分を添加した磁性層を用いても同様にS/
Nm比を高くすることができる。
【0030】(実施例27)直径65mmで厚さ0.9
mmのガラス基板をRFマグネトロンスパッタ装置(図
示せず)のチャンバー内に装着し、チャンバー内を4×
10-8Torr以下の圧力まで減圧する。その後、アル
ゴンガスをスパッタガスとしてガス圧10mTorrで
スパッタ装置に供給し、基板温度を室温として投入電力
密度を2.5W/cm2 、Crをターゲットとしてガラ
ス基板上に膜厚1300オングストロームの第1の下地
層を形成した。続いて、スパッタ装置の他のカソードを
用いてMoをターゲットとするとともに上記のCrもタ
ーゲットとしてMo,Crを同時スパッタした。この
際、Moターゲットに対する投入電力密度を0.1W/
cm2 から1.2W/cm2 まで連続的に変化させた。
これによって、膜厚400オングストロームの第2の下
地層を第1の下地層上に形成した。上述のように投入電
力密度を0.1W/cm2 から1.2W/cm2 まで連
続的に変化させた結果、第2の下地層は上方に向かって
順次Mo濃度が増加している。
【0031】さらに、アルゴンガスをスパッタガスとし
てCo74Pt13Mo13(at%)をターゲットとしてC
74Pt13Mo13の組成を有する膜厚450オングスト
ロームの磁性層を第2の下地層上に形成した後、同様
に、アルゴンガスをスパッタガスとして膜厚50オング
ストロームのCr層及び膜厚300オングストロームの
SiO2 層を磁性層上に順次成形して、これらCr層及
びSiO2 層を保護層とした。
【0032】その後、パーフルオロポリエーテルからな
る潤滑層を20オングストロームの厚さ保護層上に塗布
して磁気ディスク(磁気記録媒体)を得、この磁気ディ
スクを実施例27とした。
【0033】この実施例27の磁気ディスクについて振
動試料型磁力計を用いて、保磁力(Hc)を測定した。
この際膜面方向に最大外部印加磁場を12kOeとして
磁場を印加した。この結果、実施例27の保磁力は21
00(Oe)であった。
【0034】さらに、実施例27の磁気ディスクを用い
て記録再生出力を測定した。ここでは、磁気ヘッド浮上
量が0.055μmの薄膜ヘッドを用いて、この薄膜ヘ
ッドと磁気ディスクの相対速度を6m/sとし、線記録
密度80kfciにおける記録再生出力を測定した。こ
の結果、記録再生出力は163μVであった。
【0035】加えて、キャリア周波数9.4MHzで、
測定帯域を15MHzとしてスペクトルアナライザーに
よって実施例27の磁気ディスクについて信号記録再生
時におけるノイズスペクトラムを測定し(媒体ノイズN
mで表す)、S/Nm比を求めた。なお、上述の測定で
用いた薄膜ヘッドはコイルターン数50、トラック幅6
μm、磁気ヘッドギャップ長0.25μmである。この
結果、媒体ノイズNmは2.32μVrms、S/Nm
比は36.9dBであった。
【0036】このように、第2の下地層におけるMo濃
度を上方に向かって増加するように変化させた場合であ
っても、つまり、第2の下地層におけるMo濃度を第1
の下地層から磁性層に向う方向に順次増加するように変
化させた場合でも良好な磁気特性が得られるばかりでな
くS/N比も改善できる。
【0037】上述の実施例では、第2の下地層としてC
r,Moからなる層及び追加成分としてZr,B,P,
Zn,Ti,V,Nb,Ta,Fe,Ni,Re,C
u,Si,Ga,Ge,Hf,及びAlのうち一種以上
を含む層について説明したが、第2の下地層には追加成
分としてさらにW等を用いてもよく、これら追加成分を
添加した場合にも同様にして良好な磁気特性が得られる
ばかりでなくS/N比も改善できる。
【0038】また、磁性層としてCo,Pt,Moから
なる層及び追加成分としてTa,O,N,Cr,Nb,
Mn,W,Pb,Re,V,Zn,及びZrのうち一種
以上を含む層について説明したが、磁性層には追加成分
としてさらにB等を用いてもよく、これら追加成分を添
加した場合にも同様にして良好な磁気特性が得られるば
かりでなくS/N比も改善できる。
【0039】実施例では非磁性基板としてガラス基板を
用いたが、非磁性であれば特に限定する必要はなく、例
えば、結晶化ガラス基板及びアルミニウム基板も用いる
ことができる。
【0040】保護層を形成する場合には保護層の種類は
特に限定されず、単層又は複層からなる保護層を設けて
もよい。この保護層としては実施例に示したように、例
えば、酸化ケイ素(SiO2 )、カーボン(C)、酸化
ジルコニウム(ZrO2 )、窒化ケイ素(Si3 N4
)、窒化ホウ素(BN)、クロム(Cr)、及びクロ
ムモリブデン合金(CrMo)が用いられる。
【0041】潤滑層を形成する際にも潤滑層の種類は特
に限定されず、実施例で示したパーフルオロポリエーテ
ルの他に、例えば、脂肪酸、脂肪酸アミド、脂肪酸エス
テル、フルオロカーボンを用いることができ、これらは
単品で用いてもよく、混合物として用いてもよい。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、非
磁性基板と磁性層との間に第1及び第2の層を有する下
地層を介在させ、第1の層にクロムを含み、第2の層に
クロム及びモリブデンを含み、磁性層にコバルト、白
金、及びモリブデンを含むようにしたから、第2の層に
おいて結晶粒子が均一化されるとともに磁性層における
結晶粒子が均一化されて、保磁力等の磁気特性が良好と
なるばかりでなく媒体ノイズを低減できる。この結果、
高線記録密度における記録再生時のS/N比を向上させ
ることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による磁気記録媒体の一実施例を示す断
面図である。
【図2】本発明による磁気記録媒体において第1及び第
2の下地層の膜厚割合を変化させた際の保磁力、記録再
生出力、媒体ノイズ、及びS/N比の変化を示す図であ
る。
【符号の説明】
1 ガラス基板 2 第1の下地層 3 第2の下地層 4 磁性層 5 保護層 6 潤滑層 7 磁気記録媒体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 野沢 順 東京都新宿区中落合2丁目7番5号 ホ ーヤ株式会社内 (56)参考文献 特開 平7−21543(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G11B 5/66

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 非磁性基板と、該非磁性基板上に形成さ
    れた下地層と、該下地層上に形成された磁性層とを有す
    る磁気記録媒体であって、前記下地層は前記非磁性基板
    側に形成された第1の層と前記磁性層側に形成された第
    2の層とを備えており、前記第1の層にはクロムが含ま
    れ、前記第2の層にはクロム及びモリブデンが含まれ、
    前記磁性層にはコバルト、白金、及びモリブデンが含ま
    れていることを特徴とする磁気記録媒体。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載された磁気記録媒体にお
    いて、前記第1の層の膜厚は前記第2の層の膜厚よりも
    厚いことを特徴とする磁気記録媒体。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載された磁気記録媒
    体において、前記非磁性基板から前記磁性層に向かう方
    向に前記第2の層中のモリブデンはその濃度が高くなる
    ようにしたことを特徴とする磁気記録媒体。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3のいずれかに記載された
    磁気記録媒体において、前記第2の層にはさらにZr,
    B,P,Zn,Ti,V,Nb,Ta,Fe,Ni,R
    e,Cu,Si,Ga,Ge,Hf,Al,及びWのう
    ち1種以上が含まれていることを特徴とする磁気記録媒
    体。
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