JP2920089B2 - 円筒形リニアパルスモータ - Google Patents

円筒形リニアパルスモータ

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JP2920089B2
JP2920089B2 JP12326195A JP12326195A JP2920089B2 JP 2920089 B2 JP2920089 B2 JP 2920089B2 JP 12326195 A JP12326195 A JP 12326195A JP 12326195 A JP12326195 A JP 12326195A JP 2920089 B2 JP2920089 B2 JP 2920089B2
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博文 里見
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、円筒形リニアパルスモ
ータに関する。
【0002】
【従来の技術】図7は、従来のよく知られている円筒形
リニアパルスモータの縦断面図を示したもので、固定子
100と移動子101とから構成されている。固定子1
00はフレーム102内に固定子コア103,104,
105および106を配置し、固定子コア103,10
4相互間と固定子コア105、106相互間に形成され
た凹溝107内にリング状卷線108,109が配置さ
れている。固定子コア103,104はリング状巻線1
08とともに1つの相を形成し、また固定子コア10
5,106はリング状巻線109とともに他の1つの相
を形成している。
【0003】固定子コア103,104,105および
106の内周面には、軸方向に等ピッチで複数個の固定
子小歯110が配設されている。そして、2つの相を形
成している固定子コア103,104と固定子コア10
5,106とは、その間に軸方向に着磁されたリング状
の永久磁石111を配置しており、全体として2相の固
定子100を構成している。
【0004】移動子101は、移動子コア112と軸1
13とからなり、該移動子コア112の外周面には複数
個の移動子小歯114が、固定子小歯110の歯ピッチ
と同一ピッチで軸方向に等ピッチで配設されている。
【0005】この移動子101は、フレーム102の両
端に設けられたブラケット115,116により、軸受
117,118を介して支持されている。
【0006】前記軸受117,118は、通常、スライ
ドブッシュ,リニアブッシュ,リニアベアリングなどと
呼ばれるもので、円筒状の外筒と、複数個の転動球体
と、保持具とから構成されている。
【0007】前記複数個の転動球体は、前記外筒と前記
軸113の外周面との間にあって、該外周面を前記軸方
向に直接、転動しながら前記軸113を支持する。前記
保持具は、前記複数個の転動球体を前記外筒とともに保
持するもので、該転動球体を、前記軸方向に整列して、
前記軸113の外周面を転動させるための案内溝と、該
球体を循環するように返送させるための返送溝とからな
る循環溝が、内周面に複数個、等ピッチで配設されてい
る。
【0008】前記固定子小歯110と移動子小歯114
とは、以下の位置関係にある。すなわち、固定子コア1
06に配設された固定子小歯110が移動子小歯114
と丁度向き合っているとき、固定子コア105に配設さ
れた固定子小歯110は、固定子コア106に比較し
て、歯ピッチの2/4だけ軸方向にずれた位置にある。
また、固定子コア104に配設された固定子小歯110
は、固定子コア106に比較して、歯ピッチの1/4だ
け軸方向にずれた位置にある。さらに、固定子コア10
3に配設された固定子小歯110は、固定子コア106
に比較して、歯ピッチの3/4だけ軸方向にずれた位置
にある。
【0009】そして、入力パルスに応じて、前記リング
状巻線108,109に所定の順序で通電することによ
り、各固定子小歯110と移動子小歯114との間に順
次磁束を発生させて、移動子101をステップ状に歩進
動作させるようになっており、前記円筒形リニアパルス
モータは、基本移動量が移動子小歯114の歯ピッチの
1/4の2相ハイブリッド型リニアパルスモータを構成
している。
【0010】図8は、他の従来の5相円筒形リニアパル
スモータ200の横断面図を示し、固定子201と移動
子202とから構成され、該固定子201の両端ブラケ
ットの内周面に図示しない軸受(リニアベアリング)2
03が配設されたものである。この軸受203は、円周
方向に等間隔で3箇所、それぞれ軸方向に設けられた案
内溝に複数個の転動球体を支持したものである。前記移
動子202の外周面には、その円周方向に等間隔で3箇
所、それぞれ軸方向に凹溝204が設けられ、該凹溝2
04に耐摩耗材からなる軌道部材205がそれぞれ嵌着
されている。そして、該軌道部材205上に沿って前記
複数個の転動球体が転動するようになっている。(特願
平5-310133号) なお、W201ないしW205は、各突極に巻回された
固定子卷線である。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の円筒形リニアパルスモータにあっては、移動子外周
面に嵌着された、軸受(リニアベアリング)の転動球体
を転動させる軌道部材が、固定子突極と対向する位置に
配置されているため、モータ推力の低下と、相ごとの推
力が不均一になるという問題点があった。
【0012】本発明はかかる点に鑑みなされたもので、
その目的は前記問題点を解消し、移動子外周面に嵌着さ
れた、軸受(リニアベアリング)の転動球体を転動させ
る軌道部材が、固定子突極間の開口部と対向する位置に
配置される円筒形リニアパルスモータを提供することに
ある。
【0013】本発明の他の目的は、固定子の固定子コア
を形成する固定子鉄板の数が、相数の整数倍で構成され
る円筒形リニアパルスモータを提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
の本発明の構成は、内周面に沿って配設された複数の突
極のそれぞれに、卷線が巻回され、かつ該突極の先端に
軸方向に沿って複数個の固定子小歯が配設された円筒状
の固定子と、該固定子の軸心と同心に、軸受によって軸
方向に移動自在に支持されるとともに、外周面に該軸方
向に沿って複数個の移動子小歯が等ピッチで配設された
移動子とからなる円筒形リニアパルスモータにおいて、
次のとおりである。
【0015】(1) 前記軸受の軸方向の転動球体の条
列数をN、前記固定子突極数をMとするとき、該固定子
突極数がM≧Nとなるように設定され、かつ前記移動子
の外周面の、前記固定子突極間の開口部に対応する位置
に、前記軸受の転動球体の条列に対応して軸方向に沿っ
て複数の凹溝を形成し、これらの凹溝に前記軸受の転動
球体を転動させるための耐摩耗材からなる軌道部材を嵌
着させることを特徴とする。
【0016】(2) (1)において、前記固定子が、
軸方向に配設された一対の固定子コアと、該一対の固定
子相互間に配設され、かつ軸方向に着磁された永久磁石
と、前記固定子コアの軸方向に並ぶ前記突極相互間に巻
回された固定子卷線とで構成されたことを特徴とする。
【0017】(3) (1)または(2)において、前
記固定子を構成する一対の固定子コアのそれぞれは、該
固定子コアを形成する固定子鉄板が、円周方向に、所定
角度ずつ順次回転積層して形成されるとともに、該固定
子コアのそれぞれは、Lを相数、jを正の整数とすると
き、jL枚の固定子鉄板により形成されることを特徴と
する。
【0018】
【作用】前記のように構成された円筒形リニアパルスモ
ータは、移動子を軸方向に移動可能に支持する軸受の転
動球体を、移動子の外周面の、固定子突極間の開口部に
対応する位置に嵌着されたガイドを兼ねた軌道部材に沿
って、移動子の回動を防止しながら、移動させる。この
ため、相ごとの推力が均一で、かつ固定子小歯からの磁
束の漏れが少なくなり、モータ全体として、小型で高効
率、高推力が得られ、長ストローク化が可能となる。さ
らに、固定子の固定子コアを、固定子鉄板を突極のピッ
チ角度ごと、または所定角度ごとに順次、回転積層して
形成されるとともに、該固定子コアのそれぞれは、Lを
相数、jを正の整数とするとき、jL枚の固定子鉄板に
より形成されることにより、相ごとの小歯の先端面積が
同一となり、相ごとの推力の均一化が得られる。
【0019】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明の好適な実施例
を例示的に詳しく説明する。図1は、本発明の円筒形リ
ニアパルスモータの一実施例を示す縦断面図、図2は、
図1のII−II線による横断面図、図3は図1の軸受部分
の説明断面図である。本実施例は、軸受(ここで、軸受
とは、例えば、リニアベアリング、ボールスプラインな
どをいう)の軸方向の転動球体の条列数Nの数値が、N
=5、固定子突極の数Mが、M=N=5とした場合を示
す。(ただし、前記転動球体の条列数Nは、N≧2であ
る)
【0020】図1ないし図3において、1は円筒状のケ
ース2内に収納された固定子で、この固定子1は軸方向
に並設された一対で、それぞれ前記5個の突極を有する
固定子コア3,4と、これら固定子コア3,4相互間に
配設され、かつ軸方向に着磁されたリング状または分割
配置された永久磁石5と、固定子コア3,4相互間に設
けられた5個の固定子巻線W1ないしW5とで構成され
ている。
【0021】前記固定子コア3,(4)は内周面に、中
心方向に向けて突出したそれぞれ5個の突極6ないし1
0(突極11ないし15)を円周方向に沿って所定間隔
で設けたもので、これら突極6ないし10(突極11な
いし15)の内周面には軸方向に複数個の固定子小歯1
6(歯先部16aと歯底部16b)が等ピッチで設けら
れている。
【0022】前記固定子巻線W1は、固定子コア3と4
の重なり合う2つの突極6と11にまたがって巻回され
ている。これと同様に、固定子巻線W2,W3ないしW
5も、固定子コア3と4の重なり合うそれぞれ2つの突
極7と12,8と13,9と14,および10と15
に、それぞれまたがって巻回されている。
【0023】前記永久磁石5は、固定子コア3と4との
間に挟持され、軸方向に着磁されており、該永久磁石5
の軸方向の厚さは、前記2個の固定子コア3と4に配設
されたそれぞれの固定子小歯16の中心間の距離が歯ピ
ッチの(K+0.5)倍(Kは正の整数とする)となる
ように設定されている。
【0024】上記ケース2の両側にはブラケット17,
18が設けられ、このブラケット17,18の内面側に
嵌入された同形の軸受(リニアベアリング)19,20
が配設されている。この軸受19,20は、通常、リニ
アベアリング、リニアブッシュ、スライドブッシュ、ボ
ールスプラインなどと呼ばれているものである。
【0025】これら軸受19,20は、内周面の円周方
向の5箇所で、それぞれ軸方向にボールガイド21を設
け、該ボールガイド21に複数個のボール(転動球体)
22を支持したものである。このボールガイド21は往
路と復路からなる環状のガイド溝で構成されており、こ
れらボール(転動球体)22が、後述する移動子23に
設けられた凹溝24に嵌着された、ガイドを兼ねた軌道
部材25上に沿って転動しながら移動するものである。
【0026】この軌道部材25は、前記移動子23の外
周面の前記固定子突極6ないし10または突極11ない
し15間の開口部に対応する位置に、前記軸受19,2
0のそれぞれのボールガイド21に対応して(該軸受1
9,20の条数Nと同数)、軸方向に沿って5個の凹溝
24を形成し、これらの凹溝24に嵌着させたものであ
る。そして該軌道部材25は、前記軸受19,20の転
動球体22をガイド、転動させるため、移動子23に比
べて耐摩耗性の高い材料で形成されている。
【0027】このように、前記軌道部材25は、移動子
23の外周面の前記固定子突極6ないし10または突極
11ないし15間の開口部に対応する位置に嵌着される
ため、前記固定子小歯16からの磁束の漏れが少なくな
り、モータ全体として、小型で高効率になる。
【0028】前記移動子23は移動子コアと一体的に中
空状に形成され、かつ移動子軸を兼用している。該移動
子23の外周面の軸方向には、前記固定子小歯16の歯
ピッチと同じで、かつ等ピッチで、複数個のリング状の
移動子小歯26が、鍛造、切削または研削などの機械加
工により形成されている。
【0029】図4は固定子コア3,4を形成している固
定子鉄板27の一例を示したものである。該固定子コア
3,4をそれぞれ構成する固定子鉄板27の数は、Lを
相数、jを正の整数とするとき、jL枚の固定子鉄板に
より形成される。この固定子鉄板27は、5個の突極P
1ないしP5のうちP1およびP2は内径寸法の小さい
突極であり、固定子小歯16の歯先部16aを構成す
る。また、P3,P4およびP5は内径寸法の大きな突
極であり、固定子小歯16の歯底部16bを構成する。
【0030】図5は、前記固定子鉄板27を所定角度θ
=72度ずつ順次、回転させながら積層したときに形成
される固定子コア3,4の突極6ないし10および突極
11ないし15の固定子小歯16の様子を移動子23側
から見たものである。ハッチングのある部分が歯先部1
6aを示し、ハッチングのない部分が歯底部16bを示
す。
【0031】固定子鉄板27の厚さをt0 とすると、回
転積層することにより、各突極6ないし10および突極
11ないし15には、歯ピッチがL・t0 、すなわち5
・t 0 、歯厚が2・t0 の固定子小歯16が形成され
る。しかも、突極6,11を基準としたとき、突極7,
12の小歯16のずれは歯ピッチの1/L、すなわち1
/5、突極8,13の小歯16のずれは歯ピッチの2/
L、すなわち2/5、突極9,14の小歯16のずれは
歯ピッチの3/L、すなわち3/5、突極10,15の
小歯16のずれは歯ピッチの4/L、すなわち4/5で
ある。
【0032】一方、固定子コア3と4の重なり合う各突
極の固定子小歯16の位置関係は、永久磁石5の軸方向
の厚さを上述のように調整することにより、小歯16間
の距離が歯ピッチの1/2ずれるように設定されてい
る。
【0033】そして、卷線W1が卷回される相をA相、
卷線W2が卷回される相をB相、卷線W3が卷回される
相をC相、卷線W4が卷回される相をD相、卷線W5が
卷回される相をE相となるように結線することにより、
5相のハイブリッド型リニアパルスモータを構成するこ
とができる。このときのステップごとの基本移動量は、
歯ピッチの1/(2・L)、すなわち(5・t0 )/1
0となり前記固定子鉄板27の厚さt0 の1/2とな
る。
【0034】そして、入力パルスに応じて、各相巻線を
所定の順序で順次励磁していくことにより、各固定子小
歯16と移動子小歯26との間に順次磁束を発生させて
移動子23をステップ状に歩進動作させることができ
る。このように、前記固定子コア3,4をそれぞれ構成
する固定子鉄板27の数を、相数Lの整数倍にすること
により、各相の固定子小歯16の数が同数となり、各相
の推力を均一にすることができる。
【0035】図6は、本発明の円筒形リニアパルスモー
タの他の例を示す前記図2に対応する横断面図で、正の
整数jおよび相数Lの各数値が、j=2,L=5とした
場合を示し、従って、固定子突極の数Mは、M=j・L
=10となる。固定子のそれぞれの固定子コアに配設さ
れる10個の突極31ないし40には、10個の固定子
巻線W1ないしW10が、それぞれ巻回されている。そ
して、軌道部材25は、移動子23の外周面の前記固定
子突極31と32、33と34、35と36、37と3
8、39と40間の開口部に対応する位置に、前記軸受
19,20のそれぞれのボールガイド21に対応して
(該軸受19,20の条数Nと同数)、軸方向に沿って
5個の凹溝24を形成し、これらの凹溝24に嵌着され
ている。作用は、前記実施例の円筒形リニアパルスモー
タと同様である。
【0036】なお、本発明の技術は前記実施例における
技術に限定されるものではなく、同様な機能を果す他の
態様の手段によってもよく、また本発明の技術は前記構
成の範囲内において種々の変更,付加が可能である。
【0037】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の円筒形リニアパルスモータによれば、請求項1、2に
ついては、軸受の軸方向の転動球体の条列数をN、固定
子突極数をMとするとき、M≧Nとなるように設定さ
れ、かつ移動子の外周面の、前記固定子突極間の開口部
に対応する位置に、前記軸受の転動球体の条列に対応し
て軸方向に沿って複数の凹溝を形成し、これらの凹溝に
前記軸受の転動体を転動させるための耐摩耗材からなる
軌道部材を嵌着させたので、前記モータは小型で高推力
を発生し、相ごとの推力が均一になる。
【0038】請求項3については、固定子を構成する一
対の固定子コアのそれぞれは、該固定子コアを形成する
固定子鉄板が、円周方向に、突極のピッチ角度ごと、ま
たは所定角度ずつ順次回転積層して形成されるととも
に、該固定子コアのそれぞれは、Lを相数、jを正の整
数とするとき、jL枚の固定子鉄板により形成されるの
で、前記モータは小型で高推力を発生し、相ごとの推力
が均一になる。さらに、固定子コアを、固定子鉄板を所
定角度(突極のピッチ角度)だけ順次回転積層すること
により形成できるので、従来の回転型ステッピングモー
タの積層コア技術が適用でき、生産性も優れている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の円筒形リニアパルスモータの一実施例
を示す縦断面図である。
【図2】図1のII−II線による横断面図である。
【図3】図1の軸受部分の説明断面図である。
【図4】固定子コアを形成する固定子鉄板の平面図であ
る。
【図5】図4の固定子鉄板を所定角度回転積層したとき
に形成される固定子小歯部を移動子側から見た展開図で
ある。
【図6】本発明の円筒形リニアパルスモータの他の例を
示す前記図2に対応する横断面図である。
【図7】従来の円筒形リニアパルスモータの縦断面図で
ある。
【図8】他の従来の5相円筒形リニアパルスモータの横
断面図である。
【符号の説明】
1 固定子 3,4 固定子コア 5 永久磁石 6,7,……10、11,12,……15、31,3
2,……40 突極 16 固定子小歯 19,20 軸受 22 転動球体 23 移動子 24 凹溝 25 軌道部材 26 移動子小歯 27 固定子鉄板 k,j 整数 N 軸受の軸方向の転動球体の条列数 L 相数 P1,P2,……P5 突極 W1,W2,……W10 固定子卷線 t0 固定子鉄板の厚さ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 里見 博文 千葉県柏市篠籠田1400 オリエンタルモ ーター株式会社内 (72)発明者 岡田 正 千葉県柏市篠籠田1400 オリエンタルモ ーター株式会社内 (56)参考文献 特開 昭62−2852(JP,A) 特開 昭49−116512(JP,A) 特開 昭64−19959(JP,A) 特開 平7−170716(JP,A) 実開 昭60−44479(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H02K 41/03 H02K 41/02

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内周面に沿って配設された複数の突極の
    それぞれに、卷線が巻回され、かつ該突極の先端に軸方
    向に沿って複数個の固定子小歯が配設された円筒状の固
    定子と、該固定子の軸心と同心に、軸受によって軸方向
    に移動自在に支持されるとともに、外周面に該軸方向に
    沿って複数個の移動子小歯が等ピッチで配設された移動
    子とからなる円筒形リニアパルスモータにおいて、 前記軸受の軸方向の転動球体の条列数をN、前記固定子
    突極数をMとするとき、該固定子突極数がM≧Nとなる
    ように設定され、かつ前記移動子の外周面の、前記固定
    子突極間の開口部に対応する位置に、前記軸受の転動球
    体の条列に対応して軸方向に沿って複数の凹溝を形成
    し、これらの凹溝に前記軸受の転動球体を転動させるた
    めの耐摩耗材からなる軌道部材を嵌着させることを特徴
    とする円筒形リニアパルスモータ。
  2. 【請求項2】 前記固定子が、軸方向に配設された一対
    の固定子コアと、該一対の固定子相互間に配設され、か
    つ軸方向に着磁された永久磁石と、前記固定子コアの軸
    方向に並ぶ前記突極相互間に巻回された固定子卷線とで
    構成されたことを特徴とする請求項1の円筒形リニアパ
    ルスモータ。
  3. 【請求項3】 前記固定子を構成する一対の固定子コア
    のそれぞれは、該固定子コアを形成する固定子鉄板が、
    円周方向に、所定角度ずつ順次回転積層して形成される
    とともに、該固定子コアのそれぞれは、Lを相数、jを
    正の整数とするとき、jL枚の固定子鉄板により形成さ
    れることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の
    円筒形リニアパルスモータ。
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