JP2919025B2 - 複合型ウェブ輪転印刷機 - Google Patents

複合型ウェブ輪転印刷機

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JP2919025B2 JP2226790A JP22679090A JP2919025B2 JP 2919025 B2 JP2919025 B2 JP 2919025B2 JP 2226790 A JP2226790 A JP 2226790A JP 22679090 A JP22679090 A JP 22679090A JP 2919025 B2 JP2919025 B2 JP 2919025B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は特に証券類印刷用の複合型ウェブ輪転印刷機
に関する。この印刷機は、連続して配置した少なくとも
2個の印刷装置と、これらの印刷装置を通して用紙をウ
ェブ状で搬送し、かつ連続稼動式の引張ローラ装置を備
えた1個の搬送装置とを具備する。
〔従来の技術〕
この種の複合型ウェブ印刷機は、例えば米国特許公報
A-4,584,939号により公知であり、これは間接印刷工程
(例えばオフセット印刷工程)により印刷される安全背
景と、凹版印刷工程により印刷される主図案とを備えた
証券類、特に銀行紙幣を、一工程で生産することを可能
にするものである。このために、従来のウェブ印刷機の
慣例として、ウェブ紙は常時、印刷ニップを形成する印
刷装置の各胴の周速度に等しい速度で間断無く搬送され
る。これはウェブ紙をこれらの2個の胴の間で常に把持
することによる。
したがって、連続して配置した複数の印刷装置を備え
る公知のウェブ印刷機においては、ウェブ紙を最初の印
刷装置から次の印刷装置に搬送する間に、許容誤差と見
当誤差とがウェブの搬送方向に相互に加算されてしまう
障害があった。こうした見当誤差は、周囲の状況(特に
2個の印刷装置の間でインキ乾燥装置を通過する間)の
作用として、また乾燥工程の後の加湿の結果として変化
する紙の性質からとりわけ発生するものである。唯一可
能な見当補正はウェブ紙の張力を変えることであるが、
もちろんこれは完全な見当制御を得るには不十分なこと
の多い狭い範囲内でのみ可能なことである。
さらにまた、複数の印刷装置を備えた従来のウェブ印
刷機のセットアップは困難でかつ時間がかかった。これ
は、間接印刷装置と凹版印刷装置とを備えた場合に特に
顕著である。なぜならば、間接印刷装置内で比較的低い
圧力を受け、また凹版印刷装置内で高圧力を受けるウェ
ブ紙の異なる搬送性質を考慮しつつ、2個の印刷装置の
各胴の直径を調整しなければならないためである。
ウェブ紙を連続して搬送する型のウェブ印刷機におけ
る他の障害は、印刷ニップを形成する胴群、すなわち間
接印刷装置のゴム胴と凹版印刷装置の版胴及び圧胴とが
連続面を形成しなければならないこと、及びこれらの胴
の円周長は紙損失が生じないものとして1コピーすなわ
ち1個の証券印刷の長さの倍数に相当しなければならな
いことにある。これらの要求事項は上記の各胴の製造に
関して、シート印刷機で使われる胴に比べてかなりな出
費を伴う。シート印刷機における胴は扇形の形状を有
し、個々のゴム、印刷版、又は印刷カバーは比較的簡単
な方法で個々の扇形胴に固定される。
凹版印刷用のウェブ印刷機の版胴の製造は特に労働集
約的である。これは印刷版を間隙無しに胴ケースに固定
すること、及び胴ケースが完全に同心でありかつ胴ケー
スの外径が常に胴の全長を上回り、それにより完全な見
当合せを確実に得るようにすることが困難なためであ
る。さらにまた、胴ケースの製造は極めて正確な機械工
作を必要とする。これは胴ケースの内周をわずかに円錐
形にして、印刷作業に際し胴ケースを固定する対応する
印刷機軸の円錐形状に正確に適合させなければならない
ためである。これにより胴ケースの製造コストは必然的
に高くなる。凹版印刷用ウェブ印刷機の版胴の幾分複雑
な製造については、例えば米国特許公報A-4,680,067号
に開示されている。
上記の様々な障害はシート印刷機においては発生しな
い。なぜならば、凹版印刷装置が関係する場合に、個々
の印刷版は版胴の扇形部上で個別に固定、クランプ、調
整及び交換が可能であり、そして同様にして圧胴の扇形
部に長期使用可能な印刷カバーを装備できるためであ
る。この印刷カバーの装備は、印刷の品質が同等以下で
その上耐用期間の短い連続材料の層を、高出費を伴う方
法で被覆することに取って代わるものである。
西独特許公報C-3,135,696号は、互いに連続する多様
な判型でウェブの印刷を可能にし、かつ4個の引張ロー
ラ群を備えて作動するウェブ輪転印刷機用の印刷装置を
公知のものとしている。この印刷装置においては、印刷
ニップの前方に第1及び第2引張ローラ群を、かつこれ
らの間にウェブをぴんと張らせるウェブ紙格納部を装備
し、また印刷ニップの後方に第3及び第4引張ローラ群
を、かつこれらの間に同様のウェブ紙格納部を装備す
る。同時に、第2及び第3引張ローラ群はそれぞれ、ウ
ェブの前方移動及び後方移動を駆動する調整可能な電気
駆動装置によって制御される。表裏印刷において作動す
る扇形ゴム胴がウェブ紙に作用する限りは、ウェブ紙は
ゴム胴によって搬送され、反対に各扇形部間に配置した
胴凹部が印刷ニップを通過する場合には、制御された上
記の引張ローラ群はさらに搬送を続ける。この後者の搬
送は、漸進ステップモード又はいわゆるゴーストップモ
ードにおいて生じる。上記の公知の印刷装置はオフセッ
ト印刷装置であり、ウェブ紙がその後さらに他の印刷を
受ける場合には、上記の西独特許公報C-3,135,696号が
明確に開示するように、一定速度で移動するウェブ紙を
さらに処理する1個又はそれ以上の後続印刷装置又は処
理ステーションを備える。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明の目的は、一方では完全な見当補正と印刷長補
正とを容易に実施可能にし、他方では連続面を備えた胴
の製造に伴う障害が生じないような、特に証券印刷用の
複合型ウェブ輸転印刷機を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本発明は、連続して配置
した少なくとも2個の印刷装置と、それら印刷装置を通
してウェブ状の紙を搬送するとともに複数の連続稼働式
の引張ローラ機構を備えた搬送装置とを具備する、特に
証券類印刷用の複合型ウェブ輪転印刷機において、前記
印刷装置のそれぞれの胴群は、印刷ニップを形成すると
ともに、胴凹部によって分断される複数の扇形部を各々
に備え、前記搬送装置は、搬送方向に見て、前記印刷装
置の各々の印刷ニップの前段に、第1のウェブ紙張力保
持手段とこれに続く断続制御可能な第1の引張ローラ装
置とを備え、かつ前記印刷装置の各々の印刷ニップの後
段に、断続制御可能な第2の引張ローラ装置とこれに続
く第2のウェブ紙張力保持手段とを備え、それら第1及
び第2の引張ローラ装置はいずれも個別調整式駆動手段
によってウェブを前後移動すべく制御可能であり、同時
に前記第1及び第2の引張ローラ装置は、見当補正及び
印刷長補正用の装置でもあり、少なくとも1個の前記連
続稼働式引張ローラ機構を、第1の前記印刷装置の第1
のウェブ紙張力保持手段の前段、該第1の印刷装置の第
2のウェブ紙張力保持手段と第2の前記印刷装置の第1
のウェブ紙張力保持手段との間、及び該第2の印刷装置
の第2のウェブ紙張力保持手段の後段のそれぞれに装備
し、これによりウェブ紙を、該第1の印刷装置の該第1
のウェブ紙張力保持手段の前段及び該第2の印刷装置の
該第2のウェブ紙張力保持手段の後段のみならず、それ
ら第1及び第2の印刷装置の間で該第1の印刷装置の該
第2のウェブ紙張力保持手段と該第2の印刷装置の該第
1のウェブ紙張力保持手段とによって規定される部分に
おいても、一定の状態で搬送するようにしたことを特徴
とするウェブ輪転印刷機を提供する。
上記の構造により、本発明による複合型ウェブ印刷機
はシート印刷機のあらゆる有利性を利用することがで
き、さらに各印刷装置において独立した見当補正を実施
でき、そのため各々の見当誤差が加算されない利点を特
つ。本発明の有利点は、後述する第1図〜第3図に基づ
く説明の最後に再び詳細に論じる。
特許請求の範囲第2項又は第3項に開示したように、
本発明によるウェブ印刷機は、適切には第1の印刷装置
として1個の間接印刷装置と、少なくとも1個(特に2
個)の凹版印刷装置とを備えることが好ましい。凹版印
刷装置は扇形部を有する圧胴及び版胴を備え、この構造
が前述のようにきわめて有利である。各印刷装置の順列
は、特許請求の範囲第4項に記載したように選択可能で
ある。
西独特許公報C-3,135,696号によって公知とされる引
張ローラ群は、1個の引張ローラとこれにウェブ紙を押
付ける1個の押圧ローラとからなる。しかしながらこの
種の引張ローラ群は、2個のローラ質量を迅速に制動か
つ加遠しなければならず、さらに各ローラ間でのウェブ
紙の滑りを防ぐために2個のローラを互いに高圧力で押
付け合う必要があるため、漸進ステップモードによる作
動には不適当である。こうした不利点を回避するため
に、本発明によるウェブ印刷機は特許請求の範囲第5項
に記載したようなただ1個の吸引ローラからなる引張ロ
ーラ装置を備える。この吸引ローラの典型的実施例は、
その後の従属請求項に開示した。
特許請求の範囲第11項及び第12項には、印刷ニップを
形成する印刷装置の胴群の典型的構造を開示した。また
印刷装置における2個の引張ローラ装置の調整・制御シ
ステムは、好ましくは請求の範囲第13項及び第14項に開
示したような構造を有する。
〔実施例〕
以下、添付図面を参照して本発明をその実施例により
詳細に説明する。
まず初めに、3個の印刷装置A,B,Cを備えた複合型印
刷機の概略構造を、次にウェブ紙の搬送装置及びウェブ
紙の走行過程を説明する。
第1図〜第3図に示した複合型印刷機は3個の印刷装
置A,B,Cを備え、これらの印刷装置を通って、印刷すべ
きウェブPが矢印方向に連続して走行している。最初の
印刷工程は、本発明による印刷機の中央に配置した間接
印刷装置A(第2図)において実施される。間接印刷装
置Aは、本実施例では表裏印刷を実施する多色オフセッ
ト印刷装置である。ここでウェブの両面にはそれぞれ同
時に多色オフセット印刷が与えられる。続いてウェブP
は、印刷機の右端に配置した凹版印刷装置B(第3図)
を通過する。凹版印刷装置Bにおいて、ウェブPの片面
は多色凹版印刷を受け取る。最後にウェブPは、印刷機
の左端に配置したもう1台の凹版印刷装置C(第1図)
を通過し、ここでウェブPの他の面が多色凹版印刷を受
け取る。
オフセット印刷装置として設計された印刷装置Aは、
台1内で並列に取付けた互いに作用し合う2個のゴム胴
2及び3を備える。各ゴム胴2,3は図の矢印方向に回転
し、それぞれ3個の扇形部を備え、それぞれにブランケ
ット2a,3aを固定している。各扇形部は胴凹部2b,3bによ
って分割され、胴凹部2b,3bにはブランケットを係留す
る手段が収容されている。このオフセット印刷装置はし
たがってシート印刷機におけるものと同じ設計のもので
ある。
ゴム胴2,3の各々は、台1に取付けた各4個の版胴群
4,5にそれぞれ相互作用する。版胴群4,5はオフセット印
刷版を備え、各々対応するインキ装置6,7によって異な
る色にインキ着けされる。本実施例において、最上部の
インキ装置は各側で1個のインキ溜めを備え、他の3個
のインキ装置は各側でそれぞれ2個のインキ溜めを備え
る。第2図で各インキ装置に割当てて図示した湿し装置
が示すように、本実施例は湿式オフセット印刷機に関す
るものであるが、その代わりに間接活版印刷装置とし
て、又はこれら2工程の組合せで作動しても良い。一方
の側のインキ装置6は全て可動式インキ装置台8に配置
され、他方の側のインキ装置7は全て可動式インキ装置
台9に配置される。ゴム胴2及び3の周囲にはさらに自
動ゴム洗浄装置10及び11をそれぞれ装備する。これらの
洗浄装置は、印刷機の印刷作業の間は各ゴム胴から切り
離される。ゴム胴2,3の上方には、紫外線によって機能
する紙乾燥装置12を装備し、この乾燥装置12を通って印
刷したばかりのウェブが走行する。
凹版印刷装置Bは、第3図に示すように、台13に取付
けた版胴14とこれに相互作用する圧胴15とを備える。こ
の凹版印刷装置Bもやはりシート印刷機におけるものと
同じものである。すなわち、版胴14は胴凹部14bによっ
て分割した扇形部を備え、各扇形部に3個の印刷版14a
を胴凹部14bに装着した装置によって固定している。こ
れに対応して圧胴15は、胴凹部15bによって分割しかつ
印刷カバー15aを固定する3個の扇形部を備える。版胴1
4は一方で、は集合インキ着け胴16によって間接的にイ
ンキ着けされ、他方ではステンシルローラ19で直接イン
キ着けされる。本実施例において、集合インキ着け胴16
は、インキ装置18によってそれぞれインキ着けされる3
個の色分け胴17に相互作用する。これらの色分け胴17は
ステンシルローラ型に設計され、かつレリーフ状のゾー
ンを備える。レリーフゾーンの輸郭は別々の色に印刷す
べき区画の輸郭に対応する。3個の色分け胴17の全てか
ら生じる異なる色の区画は、集合インキ着け胴16上に集
められて印刷版14aに転写される。ステンシルローラ19
は、版胴14の回転方向に関して集合インキ着け胴16の後
方に配置し、インキ装置20によってインキ着けされる。
ステンシルローラ19の後方には版胴14に係合して事前拭
取り装置22が配備され、さらにその後方に拭取り装置23
が配備される。各胴14,15,16(それぞれ回転方向を矢印
で図示)、ステンシルローラ19、事前拭取り装置22、及
び拭取り装置23は装置台13に取付けられ、色分け胴17、
インキ装置18、及びインキ装置20は可動式インキ装置台
21に配備される。可動式インキ装置台21の引込み位置を
点線で図示する。
上記の凹版印刷装置Bは公知のものであり、本願と同
じ出願人による欧州特許公報B-091,709号に開示され
る。
凹版印刷装置Bにおいて片面を印刷したウェブPは、
第3の印刷装置Cにおいて他面を多色凹版印刷画像で印
刷する。第3の印刷装置Cは印刷装置Bの鏡像として構
成したもう1つの凹版印刷装置である。印刷装置B及び
Cの構造が同じであるため、印刷装置Cの各部材は印刷
装置Bと同じ参照符号にプライムマークを付して(すな
わち13′〜23′で)示した。したがって印刷装置Cにつ
いては特に説明はしない。
上記の印刷装置A,B,Cの全てと後述するウェブPの搬
送装置とは、印刷機の共通の主スタンド24に収容され
る。搬送装置及びウェブPの移送過程について、本願発
明を理解するために欠かせない事項のみを以下に説明す
る。
ウェブPはロール紙(図示せず)から巻きを解かれ、
ウェブ送り装置25(第2図)及び転換ロッド26を介し
て、1個の引張ローラと1個の押圧ローラとからなる第
1の引張ローラ機構27に給送される。このときウェブP
は、第1の引張ローラ機構の引張ローラの周囲に巻取ら
れ、押圧ローラによって引張ローラに押付けられる。第
1の引張ローラ機構27と後述の引張ローラ機構34(第3
図)、34′(第1図)及び48(第3図)とは一律に駆動
されることが好ましい。次にウェブPは、ウェブの横整
列調整装置28を介して、偏向ローラを越えて第1のウェ
ブ紙張力保持手段である第1のウェブ紙格納部29に給送
される。本実施例において、ウェブ紙格納部29は真空室
を以って作用する。この種のウェブ紙格納部は公知であ
り、引張ローラ機構27とウェブ紙格納部29の入口との間
で、所定の圧力空気によってウェブ紙Pに対する張力を
所定値に保持し続ける。
ウェブ紙格納部29の出口において、ウェブPは引張ロ
ーラ装置30を通過する。引張ローラ装置30は、ウェブP
の前方及び後方移動のために独立して断続的に制御され
る。本実施例では上記の独立制御式引張ローラ装置30
は、引張ローラとして、作用する1個の吸引ローラ30b
を備える。吸引ローラ30bの構造は以下で詳述する。吸
引ローラ30bは、電子制御モータ形式の独立調整駆動装
置30aによって制御される。ウェブ紙格納部29から出た
ウェブは、吸引ローラ30bの周りを下方からほぼ180°に
わたって取巻き、続いて偏向ローラで誘導して2個のゴ
ム胴2及び3からなる印刷ニップを通過する。その後ウ
ェブは乾燥装置12を通過し、そして第2の引張ローラ装
置31に属する吸引ローラ31bの周りを上方から再びほば1
80°にわたって取巻く。主スタンド24上の台部24aに取
付けた上記の引張ローラ装置31は、引張ローラ装置30と
同様の構造を有し、ウェブを前後方向に移動させるため
に断続的に制御可能であり、そして電子制御モータ形式
の独立調整駆動装置31aによって同様に駆動される。引
張ローラ装置31を通過した後、ウェブは第2のウェブ紙
張力保持手段である第2のウェブ紙格納部32に送られ
る。ウェブ紙格納部32は、上記のウェブ紙格納部29と全
く同様の構造を有し、かつ同様に制御可能である。続い
てウェブPは、複数の偏向ローラを介して、第2図及び
第3図に示した右方向へ誘導され、ウェブの両面に作用
する湿し装置52と所望の反復長にウェブ紙の行程を適合
させる装置33とを通り、もう一つの引張ローラ機構34へ
と移行する。引張ローラ機構34は引張ローラ機構27と全
く同じ構造を有し、一津に駆動される引張ローラとウェ
ブをこの引張ローラに押付ける押圧ローラとを備える
(第3図)。次にウェブが通過するローラ34aは、ウェ
ブの張力を適合させるとともに装置33及び引張ローラ機
構34を制御する。
続いてウェブPは、ウェブの湿気及び温度を測る装置
35、ウェブの横整合を調整する装置36、及び偏向ローラ
を介して、第2の印刷装置Bに属する第1のウェブ紙張
力保持手段である第1のウェブ紙格納部37に移行する。
第1のウェブ紙格納部37は前述の各ウェブ紙格納部と同
じ構造を有し、かつ同様に制御できる。ウェプ紙格納部
32とウェブ紙格納部37との間で、ウェブ紙は調節自在な
力による一定の張力を受け続け、引張ローラ機構34を一
定速度で通過する。
ウェブ紙格納部37から出たウェブは、続いてやはり断
続的に制御した引張ローラ装置38の吸引ローラ38bの周
りを下方からほば180°にわたって取巻き、偏向ローラ
に誘導されて凹版印刷装置Bの版胴14と圧胴15との間の
印刷ニップを通週し、その後同じく断続的に制御した引
張ローラ装置39の吸引ローラ39bの周りをほぼ180°にわ
たって取巻き、そして印刷装置Bに属する第2のウェブ
紙張力保持手段である第2のウェブ紙格納部40に進入す
る。引張ローラ装置38及び39は前述の引張ローラ装置と
同じ構造を有し、ウェブ紙格納部37及び40の間を走行す
るウェブの部分を前方及び後方に移動するための独自に
調整された駆動装置38a及び39aによってそれぞれ制御さ
れる。ウェブが吸引ローラ39bの周りを取巻く際に、印
刷装置Bによって印刷されなかったウェブの面が吸引ロ
ーラ39bに当接する。
ウェブ紙格納部40から出たウェブは、次に印刷画像を
走査するビデオ監視装置41を通過し、そして偏向ローラ
で偏向した後、主スタンド24上に装備した乾燥室42を通
過する。乾燥室42は複数の熱風乾燥器43を備える。ウェ
ブは乾燥室42の左側から出て(第2図)、主スタンド24
上に載置した台部24b内を通過する。台部24bで、ウェブ
は2個の駆動冷却ローラ44を取巻き、これらのローラ間
で湿し装置45を通って走行する。続いてウェブは台部24
aの上に設けた偏向ローラを介して誘導され、そしてさ
らに第2図及び第1図に示すように左方向へ移行して湿
し装置46に達し、湿し装置46でウェブの両面を加湿す
る。
凹版印刷装置Cの版胴14′と圧胴15′との間の印刷ニ
ップを通るウェブの移行を含んだ搬送装置の後続部所
は、前述の部所33〜45に対応し、かつ印刷装置Bを通過
したウェブの走行に一致する。湿し装置46に後続するこ
れらの部所は、対応する同じ参照番号にプライムマーク
を付して(すなわち33′〜45′で)示し、以って詳しく
説明はしない。ただし以下の点のみ註記する。すなわち
第1のウェブ紙張力保持手段である第1のウェブ紙格納
部37′及び第1の引張ローラ装置38′の断続制御式吸引
ローラ381bは、印刷装置Cの印刷ニップの前段に配備
し、また第2の引張ローラ装置39′の断続制御式吸引ロ
ーラ39b′及び第2のウェブ紙張力保持手段である第2
のウェブ紙格納部40′は印刷ニップの後段に配備し、そ
れにより印刷装置C内のウェブの各部位が、独自に調整
される駆動装置38′a及び39′aによってそれぞれ前後
に再び移動可能になっている点である。印刷装置Cで印
刷されないウェブの面は、吸引ローラ39′bを取巻く。
ウェブPは、冷却ローラ群44′と湿し装置45′とを備
えた台部24′b(第2図)を通過した後、第2図及び第
3図に示すように図の右方向へ移行し、台部24a及び乾
燥室42の上に設置したステー47に取付けた偏向ローラに
よって、台部24cへと誘導される。台部24cにおいて、ウ
ェブPはもう1つの引張ローラ機構48の定速駆動引張ロ
ーラと押圧ローラとの間を通過し、そしてもう1つの湿
し装置49へと進入する。ウェブPは偏向ローラ群によっ
て誘導され、もう1つのビデオ監視装置50を通過して印
刷機の出口51へと移行する。そしてウェブPは出口51か
ら他の制御及び処理ステーション(特に切断ステーショ
ン)へと搬送される。
上記のように、本実施例による印刷機の搬送装置は、
ウェブ紙がロール紙の状態から印刷装置Aの第1のウェ
ブ紙格納部29まで、印刷装置Aの第2のウェブ紙格納部
32から印刷装置Bの第1のウェブ紙格納部37まで、印刷
装置Bの第2のウェブ紙格納部40から印刷装置Cの第1
のウェブ紙格納部37′まで、及び印刷装置Cの第2のウ
ェブ紙格納部40′から後段の位置において、連続的に移
動するような構造を有し、また3個の印刷装置A,B,Cの
全てにおいて、各印刷装置の第1及び第2のウェブ紙格
納部の間でそれぞれの印刷ニップを通過するウェブの部
分が、いわゆる漸進ステップ操作モードによる制御のも
とで前後に移動するような構造を有する。印刷装置Aに
関して以下に簡潔に説明する(第2図参照)。
ゴム胴2,3のブランケット2a,3aがウェブPに作用しか
つ印刷の間ウェブPをクランプする限りは、ウェブPは
回転する2個のゴム胴2,3及び吸引ローラ30b,31bによっ
て印刷ニップ速度で搬送される。しかし、2個の胴の凹
部2b,3bが互いに対向して位置し、これに対応して短時
間ウェブPを解放する際には、引張ローラ装置30,31だ
けでウェブを引続き搬送する。この短い局面の間に、2
個のゴム胴2,3の間にあるウェブ紙は、一瞬の間に制動
されて通常の印刷ニップ速度から停止に至り、次いで後
退方向に加速され、その後再度制動されて停止し、最後
に前進方向に印刷ニップ速度まで加速される。そこで2
個のゴム胴2,3及び吸引ローラ30b,31bによって再度印刷
ニップ速度で搬送が継続され、同時に2個のゴム胴2,3
の上記胴凹部に続くブランケット部は、ウェブPを再度
クランプして両面に連続した印刷を実施する。前述の漸
進ステップ移動は、紙の節約のために、ウェブ紙に連続
して転写される印刷画像が互いに所定の重複間隔をもっ
て続くように制御され、また胴を交換することなく、搬
送方向に測って例えば605mm〜685mmの反復長さで印刷判
型を絶えず変えることを可能にするそれ自体公知の方法
で制御される。漸進ステップモードにおいて、移動した
ゴム胴2,3の外周に関してウェブPが前方及び後方に移
動する長さを調節すること、及びこれに応じて駆動手段
30a,31aの調整を計画することは十分に適切である。さ
らに、引張ローラ装置30,31は、見当制御及び印刷長制
御を継続して実施する。これを第11図に関して以下に詳
しく説明する。
第11図は印刷装置、例えば特に印刷装置の胴群である
2個のゴム胴2,3と引張ローラ装置30,31とを備えた印刷
装置A、の2個の引張ローラ装置用の調整及び制御シス
テムを示す信号流れ図である。第11図では最上部にウェ
ブ紙Pの軌道を概略で示す。ウェブ紙Pの軌道はウェブ
紙格納部29を通り、吸引ローラ30b上を走り、2個のゴ
ム胴2,3の間の印刷ニップを通り、吸引ローラ31b上を走
り、そしてウェブ紙格納部32を通る。吸引ローラ30bは
実際値伝達手段としてエンコーダE0を備える。エンコー
ダE0は吸引ローラ30bの実際位置の置αi(矢印で図
示)、すなわち吸引ローラ30bの角位置を測定する。吸
引ローラ31bは同様に、吸引ローラ3!1の実際位置の置β
iを測定する実際値伝達手段としてエンコーダE1を備え
る。印刷装置の一方の胴(本実施例ではゴム胴3)は、
所定置伝達手段としてエンコーダEを備える。エンコー
ダEは、ゴム胴3とこれに対向して同時に動くゴム胴2
との回転角ψを測定する。印刷ニップの前段には、ウェ
ブ紙P上に例えば透かし模様等によって設けた見当マー
クRMを読取る読取り機L1を配備する。見当マークRMの位
置はXで表示する。印刷ニップの後段には2個の読取り
機L2及びL3を配置する。読取り機L2及びL3は、印刷装置
Aにおいて印刷始点及び先行印刷の印刷終点に付された
印刷マークDMを読取る。各印刷マークDM間の距離は印刷
長DLiの実際値を示す。
第11図によれば、調整及び制御システムは漸進ステッ
プ発生機PS、この発生機の出力に接続した例えば処理コ
ンピュータ形式の制御装置R、及び各4個の入力を備え
た2個のコンパレータ(比較装置)V1,V2を備える。コ
ンパレータV1は入力側で3個のエンコーダE,E0,E1と読
取り機L1とに接続し、出力側で制御装置Rに接続する。
同様にコンパレータV2は、入力側で3個のエンコーダE,
E0,E1と読取り機L2,L3とに接続し、出力側で制御装置R
に接続する。制御装置Rは、入力側でやはり3個のエン
コーダE,E0,E1に接続し、かつパワー出力ステージLSTG
にそれぞれ接続する2個の出力を有する。この出力の一
方は引張ローラ装置30を制御し、他方は引張ローラ装置
31を制御する。
上記のシステムは次のように作動する。
好ましくは主処理コンピュータPRによって、各入力部Sr
及びSdにおいて、所定の平均反復長RLを漸進ステップ発
生機PSに、所定の印刷長DLを制御装置Rにそれぞれ入力
する。公知のように反復長は、連続印刷の印刷始点から
印刷終点までの距離を示す。漸進ステップ発生機PSは、
この反復長RLに必要な漸進ステップを算出する。引張ロ
ーラ装置30,31は、ゴム胴2,3の回転角又は回転速度の
関数として、見当及び印刷長補正を考慮して調整され
る。
コンパレータV1は、ゴム胴2,3の回転角と読取機L1
により読取った見当マークRMの位置Xとを比較し、見当
マークRMの理想位置Xに対して生じ得る偏差ΔXを制御
装置Rに転送する。コンパレータV2は、ゴム胴2,3の回
転角と読取機L2,L3により読取った印刷長の実際値DLi
とを比較し、印刷長DLの所定値に対して生じ得る偏差Δ
DLを制御装置Rに転送する。
ゴム胴2,3の回転角、吸引ローラ30b,31bの実際位置
の値αi,βi、及び偏差ΔX,ΔDLの関数として、制御装
置Rは所定値α,,α及びβ,,、すなわち吸
引ローラ30b,31bのそれぞれ所定位置、速度、加速度の
値を、各吸引ローラ30b,31bの対応制御を確実にするそ
れぞれのパワー出力ステージLSTGに対する制御値として
事前設定する。したがって漸進ステップモードの終端に
おけるウェブ紙の所定位置の値は、反復長の理想値RLに
対して生じ得る偏差ΔXが相殺されるように事前設定さ
れる。さらに漸進ステップモードの間の印刷装置前段に
おけるウェブ紙の伸びは、生じ得る偏差ΔDLを相殺し、
それにより所定の印刷長DLを正確に維持するようにし
て、ウェブ張力の適切な調整により制御される。ウェブ
紙の個々の伸びは吸引ローラ30b,31bの角位置及び角速
度の測定値から得られ、2個の吸引ローラの一時的な角
速度の相異によって変えることができる。
漸進ステップモードの後、印刷段階において、2個の
吸引ローラ30b,31bはゴム胴2,3の周速度と同位相の周速
度で作動し、このとき同時にウェブの所定の伸びが維持
される。
印刷機の第1の印刷装置(本実施例では印刷装置A)
に進入するウェブ紙Pが、事前に適用した見当マーク又
は見当マークとして作用する透かし模様を持たない場合
は、当然ながら読取機L1及びコンパレータV1は作動しな
い。印刷長に対するコンパレータV2は上記のように作動
する。反復長RLの所定値を入力部Srに入力することによ
り、漸進ステップモードの終端におけるウェブ紙の所定
位置の値を事前設定し、印刷マークDMが印刷開始部を形
成することを考慮して、反復長RLが引張ローラ装置30,3
1の制御量の適切な算出によって先確に維持される。し
たがってこの場合印刷装置Aで発生した印刷マークDMの
一つが見当マークの作用を果たし、これに関連して反復
長が、その結果すなわち見当が、印刷装置Aでただちに
連続する印刷の間に制御される。
いずれの場合でも、第1の印刷装置内で適用されて印
刷開始点を示す印刷マークは、第2の印刷装置及び後続
の印刷装置(本実施例では印刷装置B及びC)において
見当マークとして作用する。この見当マークの位置Xを
印刷ニップの前段で読取り、各印刷装置の胴群の回転角
と比較して、生じ得る偏差ΔXの決定及び補正を行な
う。
印刷版によって、印刷画像を包囲しかつ後に切断され
る余白に印刷した印刷マークの代わりに、搬送方向前方
における印刷画像限界と余白との間、及び後方の印刷画
像限界と余白との間の十分なコントラストを、印刷長及
び反復長の調整に利用する印刷マーク信号の生成に使用
することもできる。
凹版印刷装置Bの吸引ローラ38b,39b、及び凹版印刷
装置Cの吸引ローラ38′b,39′bは、第11図を参照して
説明した上記の制御・調整システムと同じ構造のシステ
ムにより制御される。したがって、これらの印刷装置B,
Cにおいて引張ローラ装置38,39及び38′,39′もまた同
様にして見当及び印刷長補正を遂行する。これにより凹
版印刷装置B及びCでは、事前に為された印刷に関して
見当合せを行なった状態で印刷が実施される。調整は、
第1の印刷装置Aにおいて設けた見当マークとして機能
する印刷マークの作用として、またそれぞれの印刷装置
B及びCにおいて生成した印刷マークの作用として実施
される。この場合、版胴14,14′又は圧胴15,15′には所
定値伝達手段としてエンコーダEを備える。
ここでエンコーダの代わりに、他の公知の角位置伝達
装置を使用することもできる。
印刷機に好適に装備した主処理コンピュータPRは、各
印刷装置A,B,Cの調整・制御システムを全体として統合
しかつ最適化する。
本発明の他の実施例においては、コンピュータ制御に
よる反復長の連続的変更により、典型的実施例の相異な
る3個の印刷装置A,B,Cを通通する同じ又は異なる又は
絶えず幾分変化する単位時間当りの紙の処理量を得るこ
とが可能になる。したがって印刷機は、ウェブ印刷機の
印刷作業を妨害する起り得る全ての影響に対して、関連
し合う圧胴及び版胴の直径の時間消費的でコスト高な変
更を行なわずとも、迅速な対応が可能である。例えば乾
燥時のウェブの収縮、再加湿時のウェブの膨張、グラビ
ア、凹版、オフセットの各印刷時のウェブ張力の変化又
は圧力の著しい相異により生じる印刷長の変動、異なる
紙質、ロール間の透かし模様の跳び、等の課題は、コン
ピュータ制御のウェブ紙の独立した漸進ステップ駆動に
よる多種印刷装置の本発明に係るデカップリング(相互
作用の分断)の結果として解決される。
また、これにより有利な方法として、3個の印刷装置
A,B,Cの各々において、必要とあらば個々の印刷工程の
間に、異なる反復長のみならず印刷長補正のための異な
るウェブ紙張力を有した作動も可能である。
複合型印刷機における見当補正及び印刷長補正用の従
来一般的な専用装置は、その作用を引張ローラ装置が遂
行するために本発明では不用となっている。
さらに他の有利点は、連続印刷工程の間に許容誤差と
見当誤差とが互いに加算されることに特に起因する、見
当合せに関する従来の一般的な課題が回避される点にあ
る。このような見当誤差はまた、乾燥段階及び加湿段階
の結果としての変化を経たウェブ紙の特性及び反応に特
に依存する。しかしながら、印刷装置B及びCにおける
調整した漸進ステップモードにより、許容誤差と見当誤
差とは完全に相殺し合う。事実、印刷装置内で事前に発
生するあらゆる見当誤差は潮進ステップモードにより完
全に排除され、そのため見当制御を行なう場合に各印刷
工程はいわば新規なものとして始まる。
一様な連続ウェブ紙の搬送を含む複合型印刷機の不利
点、すなわちオフセット印刷装置と凹版印刷装置との間
の搬送状況の調整、及びオフセットゴム胴と凹版印刷装
置の版胴との直径の正確なマッチングが非常に困難であ
るという不利点もまた解決される。
さらに、使用される凹版印刷装置において、版胴上の
個々の印刷版を固定し、クランプし、整列させる十分試
験済みの公知の方法、すなわちシート印刷機として設計
した凹版印刷機の公知の有利点が利用可能であり、これ
によりウェブ印刷用の凹版印刷機及びその胴群に関連し
た複雑さの全てを排除することができる。さらに、シー
ト印刷機のように、圧胴に耐用期間の長い公知の証明済
印刷カバーを備えることができ、これにより凹版印刷の
明確に知覚できるエンボシング特性を得ることができ
る。
第4図〜第9図は、引張ローラ装置30,31,38,39,3
8′,39′の吸引ローラ30b,31b,38b,39b,38′b,39′bの
好適な実施例を示す。第4図によれば、図の吸引ローラ
はローラケース61からなる。ローラケース61は軽量の炭
素繊維補強プラスチック(CFK)、特にプラスチックを
注入した炭素繊維から製造され、このため比較的低い回
転慣性を備える。漸進ステップモードにおいて、吸引ロ
ーラを繰返し一瞬の間に敏速に制動しかつ律動的に加速
しなければならないため、回転部分の慣性モーメントは
できる限り低くする必要がある。第7図はローラケース
61を独立部材として示す。ローラケース61は、典型的に
約100cmの軸方向の全長と約15cmの直径とを備える。中
断線が示すように、第4図及び第7図の図解は吸引ロー
ラを軸方向に短縮して示す。
ローラケース61の一端に外側の環状フランジ61aを形
成し、他端は円錐形に先細らせて連接フランジ61bを形
成する。ローラケース61はその周囲に複数の吸引口62を
備える。吸引口62の分布状態は後ほど説明する。環状フ
ランジ61aには、好ましくは軽金属からなる突縁部63を
ねじ64で固定する ローラケース61は、好ましくは金属からなる静止した
中空ローラコア65の周囲を回転可能である。ローラケー
ス61の連接フランジ61bに対向するローラコア65の先端
には、金属製の軸受ジャーナル66を固定する。軸受ジャ
ーナル66の基部はローラコア65の内部を密閉する。ロー
ラコア65の周囲には、互いに特定の角距離(本考案では
180°の角距離)を隔てて、2個の半径方向隔壁69を固
定する。隔壁69は好ましくは金属製であり、相互間に第
6図に明示する吸引チャンバ72を形成する。さらにロー
ラコア65の周囲には、隔壁69の軸方向の両側端にそれぞ
れ環状壁67及び68を固定する。環状壁67,68はやはり好
ましくは金属製であり、吸引チャンバ72を軸方向の側面
で閉鎖する。環状壁68は、ローラコア65の前記突縁部63
に対向する側の端部において、突き出した連接子68bに
よって軸方向に延長される。連接子68bは、吸引ローラ
の静止部分を印刷機の台に固定しかつ真空発生源に連結
するために使われる。吸引チャンバ72の中で、ローラコ
ア65の外周壁は比較的大きな通通オリフィス70を備え
る。ローラコア65に固定した部材66,67,68,69の全て
は、本実施例では溶接により固定される。
第4図に示したように、ローラケース61はその一端で
突縁部63とともに、軸受71′(本実施例では玉軸受)に
よって連接子68bに回転可能に取付けられ、また他端で
連接フランジ61bとともに、やはり玉軸受として設計し
た軸受71によってローラコア65の軸受ジャーナル66に回
転可能に取付けられる。このとき同時に、ローラケース
61の内周部と隔壁69の半径方向外縁部及び環状壁67,68
の外周部との間の間隙が、空気の通過に対して少なくと
もほば密封状態にあるように配置される。本実施例で
は、この配置は適切なシール材73によって遂行される。
シール材73は、隔壁69の半径方向外縁部に設けた軸に平
行な窪み69aと、環状壁67,68の外周に設けた環状の窪み
67a,68a(第5図参照)とに挿入される。シール材73は
特に、例えば自己粘着性ブラシであることが好ましい。
しかし、いかなる特別なシール材をも挿入せずに、ロー
ラケース61の内周部と隅壁69及び環状壁67,68との間に
ごくわずかな間隙のみを設けて配置することもできる。
こうした狭い間隙は、空気の通過に対して高い抵抗を及
ばすため、吸引チャンバ72内に必要な真空を維持するに
十分なシールをもたらす。
組立てた状態で、連接子68bを真空源に継続して連結
し、これによりオリフィス70を介してローラコア65の内
側及び吸引チャンバ72の内部に、そしてその結果吸引チ
ャンバ72内に各々開口する吸引口62に、十分に高度な真
空を維持する。このため、吸引ローラの周囲を180°に
わたって取巻いたウェブ紙は、吸引チャンバ72の範囲内
で、ローラケース61の外周に対して押圧され、すなわち
強い吸収カによって保持される。ローラケース61の表面
は例えばニッケルめっきによるプラズマ被覆を施すこと
が好ましく、ローラケース61のこのような適切な表面処
理により表面に耐衝撃性及び耐摩耗性を与えるとともに
いくらかの粗さを与えることになる。これにより、漸進
ステップモードで生じる吸引ローラの高加速時でさえ
も、吸引ローラとウェブ紙との間の滑りが確実に無くな
り、このためウェブ紙は吸引ローラのあらゆる動きに確
実に追従するようになる。
ウェブ紙を取巻きの末端、すなわち吸引チャンバ72の
末端で吸引ローラから容易かつ完全に解放するために、
吸引口62は第8図に示したような特殊な方法で分布す
る。第8図はローラケース61の一部分を平面に広げて示
すが、第8図によれば、吸引口62は互いに平行なジグザ
グ線に、すなわちローラケース61上でジグザグ状に延び
る螺旋部分にそれぞれ沿って配置される。したがって、
隣接する吸引口62はそれぞれ互いの方向にかつ軸方向に
関して平行に有角にずれて位置する。本実施例ではずれ
の角度は6°に相当する。円周方向に関しては図のよう
に、連続する吸引口は互いに30°の間隔を開けて位置
し、また母線に沿って、すなわち軸方向に平行に位置す
る隣接した吸引口間の距離は、本実施例では約5cmに相
当する。これにより、一方では取巻きの末端で真空を連
続的に確実に解除してウェブを吸引ローラから容易に解
放し、また他方ではウェブを吸引ローラ上で取巻きの全
範囲にわたって確実に良好に付着させる。吸引口62の形
状を第9図に拡大して示すが、第9図によれば、吸引口
62のケース内部側は円筒穴からなり、ケース外部側は円
錐状に広がっている。
ローラケース61の完全な釣合いは、連接フランジ61b
の円錐壁に設けた適切な寸法と配置を備える孔74によっ
て都合良く遂行される(第4図及び第7図参照)。孔74
は、適切であればねじ64用のねじ穴間における環状フラ
ンジ61aにも設ける。このような孔74では十分でない場
合には、完全な釣合いを得るために他の面に小さな鋲を
接着する。
ローラケース61はその一体的連接フランジにおいて、
駆動モータの軸に直接押付けられる。
小さな判型の印刷時には、オフセット印刷装置のゴム
胴群と、円周方向において対応した短い印刷版を担持し
た凹版印刷装置の版胴とに、大きな判型の印刷時よりも
円周方向において相互間に広い間隔を有する。したがっ
て漸進ステップモードの間に、すなわち相互作用する2
個の胴のそれぞれの胴凹部が互いに対向して位置すると
きに挟まれた時間に、大きな判型の印刷時よりも長いウ
ェブ長が胴に対して移動しなければならない。したがっ
て小さな判型の印刷時に、連続する2つの印刷の間に漸
進ステップモードに有用な十分な時間を備えるために、
印刷ニップを形成する胴群を次のように有利に構成す
る。すなわち、圧胴に関しては、胴凹部の円周方向長さ
を脱着自在かつ交換可能な異なる長さの充填材を用いて
変動可能にし、またゴム胴に関しては、適当な寸法のブ
ランケットの裏張りを用いて個々の判型に適合可能にす
る。
第10図は凹判印刷装置の圧胴の実施例を示す(上記実
施例においては圧胴15)。圧胴15は、金属製充填材54を
胴凹部15bに挿入して備える。胴の扇形部15aにクランプ
した印刷カバー53は、公知の方法すなわちカバー先端53
aを胴凹部15b内に係止することにより、クランプ軸58に
固定する。印刷カバー53の他端は、胴凹部15bに係止し
た隣の印刷カバーの先端53bと全く同じ方法で、隣接す
る胴凹部に固定する。カバー先端53bは、胴凹部15bの第
10図で右側の壁とクランプ材59との間にクランプする。
クランプ材59は回転自在カム60によって付勢される。カ
ム60はウォームホイールを備え、このためウォーム60a
によって張力を受ける。ウォーム60aは、クランプ材59
を締付けたりゆるめたりするために適当なスパナによっ
て回転させられる。
充填材54は、胴凹部15bの第10図で左側の壁に平坦な
側面によって当接し、かつ胴凹部15bの底部に平坦な底
面によって当接する。充填材54の表面は湾曲し、胴扇形
部15aの円筒状の表面の延長を為す。第10図に示すよう
に、充填材54の右上縁部は円弧状になっており、このた
め印刷カバー53はこの縁部を越えて延びることができ
る。充填材54は、方向の異なる複数の固定ねじ55,56,57
によってしっかりと動かないように保持される。固定ね
じ55,56,57は、第10図の実施例では胴凹部15bの底部に
対して鉛直方向、傾斜方向、及び実質的平行方向に延
び、印刷時に生じる高圧力にもかかわらず充填材54を固
定位置に確実に保持する。
本実施例において、充填材54を備えた圧胴15は、半径
F1の範囲、すわなち胴凹部15bの有効円周長が最小とな
る範囲まで延びる最大印刷判型を備える。より小さな印
刷判型に対しては、対応して円周方向により短い充填材
を使用する。半径F2で示す範囲の最小の印刷判型用に
は、対応して幅の狭い充填材を使用する。このとき印刷
カバー53は、第10図に鎖線で示すように、比較的長い胴
凹部15bに係合する範囲において小さな勾配で延びる。
このように、胴凹部の有効円周長を変えるために、クラ
ンプ軸58又はクランプ材59による印刷カバーの両端の固
定状態を修正する必要が無く、適切な寸法の充填材を使
用することにより、胴扇形部すなわち印刷カバーの支持
部の延長又は短縮が十分に可能である。
間接印刷装置Aのゴム胴に関して、胴凹部の円周長を
調整するための方法は、ブランケット支持部を適切な寸
法にする、すなわち適切に端を切取ることにある。胴凹
部の円周長が長いほど、漸進ステップモードの実施に要
する時間が増える。
図面を参照して説明した上記の複合型印刷機により、
ウェブの前面に、4色刷湿式オフセット印刷を、また湿
し装置を作動せずに乾式オフセット版を使った場合には
乾式オフセット印刷を、又は両者の複合印刷を与えると
ともに、3色選択印刷と単色直接凹版印刷とからなる4
色凹版印刷を与え、そしてウェブの反対側の面に、同様
に4色オフセット印刷と4色凹版印刷とを与えることが
可能となる。
本発明は上記の典型的実施例に限定するものではな
く、印刷装置の形式、数、順列、引張ローラ装置の制御
形式、及び吸引ローラの構造に関して多くの変更例を許
容するものである。また印刷装置のみならず、例えば穿
孔装置及び/又は切断装置を本発明の印刷機に組込むこ
ともできる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図は左から並列に配置して本発明の複合型
ウェブ印刷機を示し、うち第2図は第1の間接印刷装置
の図、第3図及び第1図は後続する2個の凹版印刷装置
の図である。 第4図は第6図のIV-IV線に沿った引張ローラ装置の吸
引ローラの軸方向断面図、第5図は第4図の矢印V方向
から見た一部断面部分図、第6図は第4図のVI-VI線に
沿った吸引ローラの半径方向拡大断面図、第7図は吸引
ローラケースの断面図、第8図は吸引ローラケースを1
面に広げて吸引口の分布を示す部分図、第9図は第7図
の位置IXにおける吸引ローラケースの拡大断面図で吸引
口の形状を示す図、第10図は一方の凹版印刷装置の圧胴
の胴凹部領域を示す部分説明図、第11図は印刷装置の2
個の引張ローラ装置に対する調整・制御システムの信号
工程系統図である。 A……間接印刷装置、B,C……凹版印刷装置、2,3……ゴ
ム胴、14,14′……版胴、15,15′……圧胴、27,34,3
4′,48……引張ローラ機構、29,32,37,40;37′,40′…
…ウェブ紙格納部、30,31,38,39,38′,39′……引張ロ
ーラ装置、30b,31b,38b,39b,38′b,39′b……吸引ロー
ラ、53……印刷カバー、54……充填材、61……ローラケ
ース、65……ローラコア。
フロントページの続き (72)発明者 ヨハネス ゲオルク シャエデ ドイツ連邦共和国,8700 ビュルツブル ク,ロルツィンクシュトラーセ 1 (72)発明者 ヨーアヒム アルフレート ハインツ ラップ ドイツ連邦共和国,8702 マルゲトシェ ーフハイム,マインシュトラーセ 11 (56)参考文献 特開 昭58−55246(JP,A) 特開 昭60−42044(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B41F 11/00 - 11/02 B41F 13/02 B65H 19/10 B65H 20/10 - 20/16

Claims (14)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】連続して配置した少なくとも2個の印刷装
    置(A,B)と、それら印刷装置を通してウェブ(P)状
    の紙を搬送するとともに複数の連続稼働式の引張ローラ
    機構(27,34,34′)を備えた搬送装置とを具備する、特
    に証券類印刷用の複合型ウェブ輪転印刷機において、 前記印刷装置のそれぞれの胴群(2,3;14,15)は、印刷
    ニップを形成するとともに、胴凹部によって分断される
    複数の扇形部を各々に備え、 前記搬送装置は、搬送方向に見て、前記印刷装置(A,
    B)の各々の印刷ニップの前段に、第1のウェブ紙張力
    保持手段(29;37)とこれに続く断続制御可能な第1の
    引張ローラ装置(30;38)とを備え、かつ前記印刷装置
    (A,B)の各々の印刷ニップの後段に、断続制御可能な
    第2の引張ローラ装置(31;39)とこれに続く第2のウ
    ェブ紙張力保持手段(32;40)とを備え、それら第1及
    び第2の引張ローラ装置(30,31;38,39)はいずれも個
    別調整式駆動手段(30a,31a;38a,39a)によってウェブ
    (P)を前後移動すべく制御可能であり、 同時に前記第1及び第2の引張ローラ装置(30,31;38,3
    9)は、見当補正及び印刷長補正用の装置でもあり、 少なくとも1個の前記連続稼働式引張ローラ機構(27,3
    4,34′)を、第1の前記印刷装置(A)の第1のウェブ
    紙張力保持手段(29)の前段、該第1の印刷装置(A)
    の第2のウェブ紙張力保持手段(32)と第2の前記印刷
    装置(B)の第1のウェブ紙張力保持手段(37)との
    間、及び該第2の印刷装置(B)の第2のウェブ紙張力
    保持手段(40)の後段のそれぞれに装備し、これにより
    ウェブ紙を、該第1の印刷装置の該第1のウェブ紙張力
    保持手段の前段及び該第2の印刷装置の該第2のウェブ
    紙張力保持手段の後段のみならず、それら第1及び第2
    の印刷装置(A,B)の間で該第1の印刷装置の該第2の
    ウェブ紙張力保持手段(32)と該第2の印刷装置の該第
    1のウェブ紙張力保持手段(37)とによって規定される
    部分においても、一定の状態で搬送するようにしたこ
    と、 を特徴とするウェブ輪転印刷機。
  2. 【請求項2】前記印刷装置の1つが間接印刷装置(A)
    であり、前記印刷装置の他の1つが凹版印刷装置(B)
    であることを特徴とする請求項1記載のウェブ輪転印刷
    機。
  3. 【請求項3】3個の印刷装置(A,B,C)を備え、搬送方
    向から見て第1の印刷装置(A)は間接印刷装置であっ
    て、相互作用する2個のゴム胴(2,3)を備えて表裏同
    時印刷用の構造を有し、また第2及び第3の印刷装置
    (B,C)は凹版印刷装置であって、それぞれがウェブの
    1面と次に他面に各々多色凹版印刷を実施し、最後に追
    加した該第3の印刷装置もやはり印刷ニップの前段及び
    後段にウェブ紙張力保持手段(37′,40′)と断続制御
    可能な引張ローラ装置(38′,39′)とを備え、そして
    また前記搬送装置は、2個の該凹版印刷装置の間と好ま
    しくは該第3の印刷装置の後段とに、それぞれ乾燥装置
    (42,43;42′,43′)を備えることを特徴とする請求項
    2記載のウェブ輪転印刷機。
  4. 【請求項4】前記印刷装置の第1が凹版印刷装置であ
    り、その後段に前記間接印刷装置とこれに次いでもう1
    つの凹版印刷装置とを備えるか、又は反対にもう1つの
    凹版印刷装置とこれに次いで前記間接印刷装置とを備え
    ることを特徴とする請求項2記載のウェブ輪転印刷機。
  5. 【請求項5】前記引張ローラ装置(30,31;38,39)の各
    々は引張ローラとしてただ1個の吸引ローラ(30b,31b;
    38b,39b)を備え、該吸引ローラの吸引効果はウェブ紙
    を巻取る外周部分に沿って絶えず効力を有するとともに
    ウェブ紙を巻取らない残りの外周部分には効果を及ぼさ
    ず、該ウェブ紙の巻取りが好ましくは180°の範囲にわ
    たって行なわれることを特徴とする請求項1〜4のいず
    れか一項記載のウェブ輪転印刷機。
  6. 【請求項6】前記引張ローラ装置の前記吸引ローラは、
    固定した中空のローラコア(65)と該ローラコアの周囲
    を回転可能な軽量材料製のローラケース(61)とからな
    り、該ローラケースの外周に複数の吸引口(62)を分布
    して備え、また該ローラコア(65)は一方の側に印刷機
    の台に固定して真空源に連結するための軸方向連接子
    (68b)を備え、他方の側に軸受ジャーナル(66)を備
    え、かつ外周上に互いに特定の角距離だけ離間して位置
    し相互間に吸引チャンバ(72)を形成する2個の半径方
    向隔壁(69)を備え、また該吸引チャンバ内での該ロー
    ラコア(65)の外周壁は複数の通過オリフィス(70)を
    備え、そしてまた該ローラケース(61)は一端で該軸受
    ジャーナル(66)に他端で該連接子(68b)に軸受(71,
    71′)によって回転可能に取付けられ、該ローラケース
    (61)の内周部と該隔壁(69)の半径方向外縁部との間
    の間隙が少なくとも実質的気密であることを特徴とする
    請求項5記載のウェブ輪転印刷機。
  7. 【請求項7】前記ローラコア(65)の両端に、前記吸引
    チャンバ(72)を2個の軸方向端部で閉鎖する環状壁
    (67,68)を固定し、また前記ローラケース(61)の内
    周部と該環状壁(67,68)の外周部との間の間隙は少な
    くとも実質的気密であり、前記連接子(68b)と同じ側
    に配置した該環状壁(68)は好ましくは該連接子(68
    b)と一体であり、該ローラケース(61)に固定した突
    縁部(63)を一方の前記軸受(71′)によって回転可能
    に該連接子(68b)に装着し、そしてまた該連接子(68
    b)の反対の側の該ローラケース(61)の先端は円錐状
    に徐々に細くなって連接フランジ(61b)を形成し、該
    連接フランジ(61b)は駆動モータの回転軸に固定する
    ためのものであって他方の前記軸受(71)によって前記
    軸受ジャーナル(66)に装着されることを特徴とする請
    求項6記載のウェブ輪転印刷機。
  8. 【請求項8】前記間隙に特に自己粘着性ブラシからなる
    シール材(73)を配置するか、又は該間隙をごくわずか
    にして該シール材を使わずに前記吸引チャンバ(72)内
    に所望の真空を維持するに十分な気密性を持たせたこと
    を特徴とする請求項6又は7記載のウェブ輸転印刷機。
  9. 【請求項9】前記ローラケース(61)はプラスチックを
    注入した炭素繊維からなることを特徴とする請求項6〜
    8のいずれか一項記載のウェブ輪転印刷機。
  10. 【請求項10】前記ローラケース(61)に設けた隣接す
    る前記吸引口(62)は、ジグザグ状に配置した螺旋部に
    沿って広がるようにそれぞれ角度的にずれて配置される
    ことを特徴とする請求項6〜9のいずれか一項記載のウ
    ェブ輸転印刷機。
  11. 【請求項11】凹版印刷装置(B,C)を備え、印刷判型
    の長さ変更がある場合に圧胴の胴凹部(15b,15b′)の
    円周方向長さを長さの異なる交換可能な充填材(54)に
    よって変えることができ、該充填材(54)によって印刷
    カバー(53)の末端部分を支持することを特徴とする請
    求項1〜10のいずれか一項記載のウェブ輪転印刷機。
  12. 【請求項12】印刷ニップを形成する2個のゴム胴(2,
    3)を有した間接印刷装置(A)を備え、印刷判型の長
    さ変更がある場合に、該ゴム胴の少なくとも一方におい
    て胴凹部(2b,3b)の円周方向長さをブランケット裏張
    りの適切な利用によって変えることができることを特徴
    とする請求項1〜11のいずれか一項記載のウェブ輪転印
    刷機。
  13. 【請求項13】1個の前記印刷装置に設けた2個の前記
    引張ローラ装置の調整・制御システムは、所望の反復長
    (RL)に関した信号を受取る漸進ステップ発生手段(P
    S)と・ウェブ紙(P)上で読取られた見当マークの位
    置(X)と印刷装置の胴群の角位置(ψ)とを比較しか
    つ該見当マークの理想位置からの偏差(ΔX)を決める
    第1の比較手段(V1)と、該印刷装置内で生じた印刷の
    印刷長(DLi)を読取って該印刷装置の胴群の角位置
    (ψ)と比較しかつ所望の印刷長からの偏差(ΔDL)を
    決める第2の比較手段(V2)と、好ましくは処理コンピ
    ュータ形式であり、該漸進ステップ発生手段(PS)及び
    2個の該比較手段(V1,V2)に接続して該印刷装置胴群
    の角位置(ψ)及び該引張ローラ装置(30,31)の角位
    置(αi,βi)に関する信号及び所望の印刷長(DL)に
    関する信号を受取り、かつ該引張ローラ装置(30,31)
    の2個の駆動手段を制御する2個のパワー出力ステージ
    (LSTG)に制御量を伝達する制御手段(R)とを具備す
    ることを特徴とする請求項1〜12のいずれか一項記載の
    ウェブ輪転印刷機。
  14. 【請求項14】印刷機全体に対して、また各印刷装置
    (A,B,C)の調整・制御システムを統合しかつ最適化す
    るために、主処理コンピュータ(PR)を設けたことを特
    徴とする請求項13記載のウェブ輪転印刷機。
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