JP2918839B2 - 物品搬送装置 - Google Patents

物品搬送装置

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JP2918839B2
JP2918839B2 JP6455796A JP6455796A JP2918839B2 JP 2918839 B2 JP2918839 B2 JP 2918839B2 JP 6455796 A JP6455796 A JP 6455796A JP 6455796 A JP6455796 A JP 6455796A JP 2918839 B2 JP2918839 B2 JP 2918839B2
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邦彦 伊藤
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、前工程より所定
の間隔毎に移送されてきた物品を、下流側に向けて所定
の間隔毎に搬送する物品搬送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の物品搬送装置としては、
例えば特公昭43-22685号公報、実開平6-6207号のものが
ある。この両公報に開示された搬送装置はともに無端索
条部材にリンクからなる押送部材を並設してなるもの
で、実開平6-6207号に開示されたものは図9に示すよう
に前工程の搬送路1に接続された搬送軌道2の上方に相
互に跨ぎ状に配設された無端索条部材、例えばチェーン
3が配設され、このチェーン3には所定の間隔で押送部
材5が設けらけている。この押送部材5は所定の長さの
てこ6とリンク7とからなり、このてこ6は所定の部位
がチェーン3に枢着点aで枢着され、このてこ6の図示
上端部にはリンク7の一端部が枢着点bで枢着され、同
リンク7の他端はてこ6の枢着点aより所定の距離隔て
た点cでチェーン3に連結されている。また、特公昭43
-22685号公報においては、上記リンク7より長いリンク
8が採用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うなリンク7,8の連結方式による押送部材5では、物
品の移送終端で下流側に接続されるコンベヤ、包装部等
の受渡部に物品を受渡し後、リターン側に向けて上昇移
動する際のてこ6の先端の移動軌跡は、実開平6-6207号
に示されている如く各リンクが配置されているものにお
いては、例えば図10に示す軌跡線Kb を辿り、このた
め、受け渡された物品Wの高さが高い場合には、物品W
の後部に押送部材5のてこ6が干渉して安定姿勢での受
渡しが困難であり、また、複数段に段積みされた物品W
の場合では、押送部材5のてこ6と上部に積まれた物品
Wの後部との干渉によって、段積み物品が荷崩れを生ず
る問題がある。また、特公昭43-22685号公報において
は、図11に示すように上記リンク7より長いリンク8
が採用されているが、このような場合には、図12に示
すようにてこ6がリターン側へ上昇移動する際の移動軌
跡は、その初期において先端が一旦前方に変位した後、
後方へもどる軌跡Kc を辿り、上記した物品Wに対し干
渉する同様の問題がある。本発明は、上記従来の問題点
を解決するためになされたもので、押送する物品の高さ
が高いものにおいても、押送部材が物品に干渉すること
なく下流側へ安定姿勢で搬送することのできる物品搬送
装置を提供することを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成するため
に、本発明は次のように構成したものである。即ち、上
流側の物品給送手段の物品給送終端部と下流側の物品移
送手段への物品送り込み位置とに亘り配設される搬送路
と、その搬送路の上方であって物品給送終端部と物品送
り込み位置に亘って配設される継承コンベヤとを備えた
物品搬送装置であって、前記継承コンベヤの無端索道部
材には、所定の間隔で押送部材が配設され、その押送部
材は、前記無端索道部材に所定間隔で配設された前部リ
ンク及び後部リンクと、前記前部リンクに回動自在に枢
着された物品押送面を有するリンクレバーと、一端が前
記リンクレバーに回動可能に枢着されるとともに他端が
前記後部リンクに回動自在に枢着された連結部材とから
なり、前記連結部材の前記リンクレバー及び後部リンク
に対する枢着点をそれぞれ前記リンクレバーの回動中心
の移動軌跡よりも内側に設定したことを特徴とする。
【0005】上記のように構成することにより、物品送
り込み位置で押送部材がキャリア側からリターン側へ移
行する過程の初期に、リンクレバーの枢着点を支点とし
てリンクレバーが大きく後傾回動するものであるから、
受渡し位置に段積みした物品に干渉することなく後傾回
動して離反するので、物品の段積み姿勢を乱すことがな
く、したがって、物品の高さが高いものでも下流側へ安
定姿勢で搬送することができる。
【0006】
【実施例】次に、本発明の一実施例を図面にしたがって
説明すると、図1は物品搬送装置21の正面図、図2は
物品搬送装置21の平面図を示すもので、この物品搬送
装置21の上流側には所定の間隔で多数個の上方に開口
する断面略U字形状のバケット16を取付けた物品給送
手段としてのバケットコンベヤ15が水平状に循環間欠
回動可能に配設され、このバケットコンベヤ15の搬入
路17Aの所定の間欠停止位置Aの線C1 上には直交状
に物品搬入コンベヤ18が配設され、また、受渡路17
Bの間欠停止位置Aの線C1 上には直交状に物品搬送装
置21の搬送軌道22が配設され、バケットコンベヤ1
5は図示矢印方向に循環間欠回動される。
【0007】この物品搬送装置21は機枠Mに取付けら
れる搬送軌道22とこの搬送軌道22の上方に配設され
る継承コンベヤ41とからなるもので、この搬送軌道2
2は図3に示すように上板23と左右の側板24とによ
り下方に開口する断面略コ字形状に形成され、この搬送
軌道22は下流側の物品給送手段としての押送アタッチ
コンベヤ31の軌道をも兼ねるもので上板23の中央長
手方向にはアタッチメント36のガイド溝25が形成さ
れるとともに、このガイド溝25の左右には物品Wを案
内する断面略L形状のガイド部材26a,26bがその
間隔を調整可能に取付けられてほぼバケット16の幅で
対設されて物品Wの搬送路27が形成されている。
【0008】また、この搬送軌道22の下流側に配設さ
れる押送アタッチコンベヤ31(上流側の一部のみ示
す)は左右の側板24の所定の位置に従動軸32が取付
部材33を介して取付けられ、同従動軸32には従動鎖
車34が回転可能に取付けられている。このように設け
られた従動鎖車34には下流側に設けられた主動鎖車
(図示せず)との間に無端状チェーン35が掛装される
とともに、同チェーン35には所定の間隔で物品Wを押
送するアタッチメント36が取付けられている。このよ
うに設けられた押送アタッチコンベヤ31は図示矢印方
向へ回動されて、アタッチメント36がキャリヤ側に回
動されるとその押送ピン36aはガイド溝25より上板
23の上方に起立されて、継承位置b2 (送り込み位置
ともいう)で物品Wを継承して押送を開始するように設
けられている。
【0009】このように設けられた上流側の受渡路17
Bのバケット16の間欠停止位置Aと押送アタッチコン
ベヤ31の継承位置b2 の上方に亘って継承コンベヤ4
1が配設されている。この継承コンベヤ41は機枠Mの
所定の高さ位置に形成されるもので、同機枠Mの縦機枠
M1にはライナー部材42を介して支持プレート43が
取付けられ、この支持プレート43はバケットコンベヤ
15の上方位置まで延出する略長方形状に形成されてい
る。前記押送アタッチコンベヤ31の継承位置b2 の上
方位置における支持プレート43には軸受ハウジング4
4が取付けられて駆動軸45が回転可能に支承され、こ
の駆動軸45の外側端部には駆動部(図示せず)にチェ
ーン53を介して連繋される鎖車46が取付けられ、ま
た、内側(搬送路27側)端部には2連の駆動鎖車47
が取付けられている。
【0010】また、支持プレート43のバケットコヤベ
ヤ15側の所定位置には軸受ハウジング44と対応して
ねじ式テークアップ49を介して位置調整可能に軸受4
8が取付けられ、この軸受48には従動軸50が回転可
能に取付けられるとともに、同従動軸50の内側端部に
は駆動鎖車47と対応して2連の従動鎖車51が取付け
られている。このように設けられた2連の鎖車47,5
1間には2連チェーン52が掛装され、この2連チェー
ン52には所定の間隔で押送部材55が取付けられてい
る。
【0011】押送部材55は図3および図4に示すよう
に、無端索道部材としての2連チェーン52に所定間隔
で配設された前部リンク56及び後部リンク58と、前
部リンク56に回動自在に枢着された物品押送用のリン
クレバー61と、一端がリンクレバー61に回動可能に
枢着されるとともに他端が後部リンク68に回動自在に
枢着された連結部材としての連結リンク65とから構成
されている。
【0012】前部リンク56は略三角形状に形成され、
2本のピン57a,57bにより2連チェーン52の駒
にその2連チェーン52の側面側(図3において左側)
に取付けられている。また、後部リンク58は前部リン
ク56よりも背丈の高い(2連チェーン52の移動軌跡
の内側への突出高さが大きい)略変形四辺形状に形成さ
れ、2本のピン57c,57dにより2連チェーン52
側面側に取付けられている。また、この前部リンク5
6の三角頂点側には軸ピン59が取付けられ、この軸ピ
ン59にはベアリング60を介して枢着されて下端部側
が所定の長さで垂下される長尺部61aと、上方に延出
されて後部リンク58とほぼ同じ高さとなる短尺部61
bからなるリンクレバー61が回動可能に枢着されてい
る。すなわち、リンクレバー61の回動中心である枢着
点は、2連チェーン52の移動軌跡の内側に設定されて
いる。
【0013】リンクレバー61の長尺部61a側は搬送
路27内を移動するように設けられ、この長尺部61a
の前側には搬送路27内で物品Wを押送可能で押送アタ
ッチコンベヤ31のアタッチメント36の押送ピン36
aの逃し凹部62aを有する押送板62が着脱可能に取
付けられ、この押送板62がリンクレバー61の物品押
送面を構成する。また、連結リンク65はその一端が短
尺部61bの端部側に連結ピン63により回動可能に枢
着され、他端が後部リンク58の上端部側に連結ピン6
4により回動可能に枢着されている。すなわち、連結リ
ンク64はリンクレバー61及び後部リンク58に対す
る枢着点が、リンクレバー61の回動中心(軸ピン5
9)よりも高い位置、つまり2連チェーン52により移
動される軸ピン59の移動軌跡よりもさらに内側に設定
されている。
【0014】上記のように構成された押送部材55を所
定の間隔で取付けた2連チェーン52はそのキャリヤ側
では支持プレート43に取付けられた上下の下部ガイド
レール66a,66bにより水平状に支持案内され、ま
た、リターン側においても上下の上部ガイドレール67
a,67bにより支持案内される。なお、このキャリヤ
側を押送部材55が移動する場合前後部リンク56,5
8はその下縁側が下部ガイドレール66bに摺接した一
定姿勢で移動されて連結リンク65を介してリンクレバ
ー61を垂直状に保持して移動するように設けられてい
る。このように設けられた継承コンベヤ41は速度v1
で回動するように設けられ、前記押送アタッチコンベヤ
31の速度v2 よりも高速、すなわち、v1 >v2 の関
係に設定されている。
【0015】次に、上記のように構成された物品搬送装
置21の継承コンベヤ41による物品Wの移送について
説明する。先ず、バケットコンベヤ15においては間欠
停止位置Aの搬入路17A側で停止されたバケット16
に対して物品搬入コンベヤ18により例えば物品Wが2
段重ね状に移載され、また、受渡路17Bの間欠停止位
置Aの停止されたバケット16上の2段重ね状の物品W
は、継承コンベヤ41の回動されてきた押送部材55に
より移載位置b1(物品給送終端部ともいう)で後押し
されて、同バケット16と同幅で形成された搬送軌道2
2上の搬送路27側に移載されて同搬送路27に沿って
間欠停止されたバケット16より順次移載押送されてい
く。
【0016】次に、押送部材55がキャリヤ側からリタ
ーン側へ移行する場合の動作を図4(a)(b)〜図7(g)(h)
および図8を参照して説明すると、図4(a) は押送部材
55がキャリヤ側を移動し、押送板62の前面および前
部リンク56を取付けたピン57aが駆動鎖車47のほ
ぼ中心線r上に、押送板62は継承位置b2 に位置され
ている。
【0017】そして、図4(b) に示すように前部リンク
56の駒が駆動鎖車47にかかると前部リンク56が後
部リンク58側へ傾くことに伴いリンクレバー61の回
動支点である軸ピン59が後方へ変位する。一方、連結
リンク65の長さが一定であることから、リンクレバー
61は連結リンク65により図示矢印方向に作用され
て、2連チェーン52が1ピッチ進む毎に軸ピン59を
中心として図5(c)(d)、図6(e) に示すように時計方向
へ回動(後傾回動)されて物品Wより後方へ離反されて
同リンクレバー61に取付けられた押送板62の先端側
は図8に示す軌跡線K1 を辿る。
【0018】そして、順次2連チェーン52が1ピッチ
ずつ進行するのに伴い後部リンク58側の2連チェーン
52が駆動鎖車47にかかり始めていくと図6(f),図7
(g)(h)に示すようにリンクレバー61は所定の傾斜姿勢
を維持した状態で回動されて押送板62の先端側は図8
に示す軌跡線K2 を辿り、そして図8の軌跡線の点Ka
より、図4(a) 〜図7(h) のリターン側へ向う図示上部
側の押送部材55の移動に示すように前部リンク56が
リターン側に向うに従い、前部リンク56と後部リンク
58の間隔が変化して連結リンク65は図示破線方向へ
作用して図4(a)(b)、図5(c)(d)に示すようにリンクレ
バー61は軸ピン59を中心として反時計方向へ徐々に
回動されてリンクレバー61は徐々に起立を開始し、図
6(e)(f)図7(g) に示すように前部リンク56が駆動鎖
車47より外れるとリンクレバー61はほとんど起立さ
れた状態となり、押送板62の先端は軌跡線K3 を辿
る。そして、後部リンク58が外れると図7(h) に示す
ようにピン57a〜57d間の2連チェーン52は一直
線の節となり押送部材55は4節連鎖に復され、この状
態でキャリヤ側に向けて移動される。このように押送部
材55は駆動鎖車47の回りを上昇回動する初期におい
ては、その押送板62は物品Wの継承位置b2より大き
く後傾回動されて物品Wより上流側に離反されて同押送
板62の先端は軌跡線K1 を辿り、引続き前傾姿勢を維
持して上昇回動されて同押送板62の先端は軌跡線K2
を辿り、さらに、押送板62は起立回動されて軌跡線K
3 を辿り、同押送板62が駆動鎖車47の回りを回動上
昇する過程でその端部は図示略逆S字形状の軌跡線K
(K1,K2,K3 )を辿ることとなる。
【0019】一方、この押送部材55が物品Wより離反
され軌跡線K1 を辿り始めるタイミングに合わせて押送
アタッチコンベヤ31のアタッチメント36が回動して
至り、その押送ピン36aにより物品Wを後押しして次
工程へ移送される。
【0020】そして、リターン側よりキャリヤ側に移動
される押送部材55の前部リンク56が従動鎖車51に
かかり始めるとピン57a〜57d間の2連チェーン5
2は一直線でなくなり、前部リンク56と後部リンク5
8の間隔も変化され、その押送板62の先端側は上記と
同様に軌跡線K1 ,K2 ,K3 の略逆S字形状の軌跡線
Kを辿り、再び、従動鎖車51よりピン57a〜57d
間の2連チェーン52が外れて一直線の節となり移載位
置b1 で間欠停止されたバケット16上の物品Wを押送
板62により押送して搬送軌道22側へ移送し搬送路2
7に沿って押送アタッチコンベヤ31へ受渡する。以
下、継承コンベヤ41の各押送部材55は上記動作を繰
返してバケットコンベヤ15より押送アタッチコンベヤ
31へ物品Wを受け渡す。
【0021】このように本例搬送装置21の継承コンベ
ヤ41においては、この継承コンベヤ41のチェーン5
2に配設された押送部材55は前部リンク56と後部リ
ンク58とを所定の間隔で設け、この前部リンク56に
は物品Wを押送する押送板62を取付けたリンクレバー
61を2連チェーン52の移動軌跡の内側で枢着し、そ
のリンクレバー61の枢着点の移動軌跡よりも内側でリ
ンクレバー61の上端部(短尺部61b)と後部リンク
58とを連結リンク65により枢着したので、この各押
送部材55がキャリヤ側およびリターン側を移動すると
きは、前後部リンク56,58間のチェーン52は一直
線の節となってバケットコンベヤ15のバケット16上
の物品Wを搬送軌道22の搬送路27へ移載して下流側
の押送アタッチコンベヤ31に向けて移送し、継承位置
b2 で同搬送部材55が駆動鎖車47の回りを回動上昇
する過程の初期に、上記したように押送板62は後傾回
動する軌跡線K1 を辿るものであるから、継承位置b2
に位置した段積みした物品Wに干渉することなく後傾回
動して離反するので物品Wの段積み姿勢を乱すことがな
く、したがって、この継承位置b2 より継承搬送する押
送アタッチコンベヤ31による搬送も安定した姿勢で下
流側の包装工程等に受渡しすることができる。したがっ
て、物品Wの高さが高いもの(搬送路27と軌跡線K2
の許容する高さ)でも下流側へ安定姿勢で搬送すること
ができる。
【0022】なお、本実施例では、継承コンベヤ41に
対して、上流側の物品給送手段としてのバケットコンベ
ヤ15が直交し、下流側の物品移送手段としての押送ア
タッチコンベヤ31が直線ラインとなるようにレイアウ
トしているが、このようなレイアウトに限らず、継承コ
ンベア41に対して上流側の物品給送手段を直線ライン
にしたり下流側の物品移送手段と直交するようにしても
よい。上流側を直線ラインとしたときは、上流側からの
物品を継承コンベヤ41の各押送部材により押送する際
には、キャリア側にリターンする際にチェーンのピッチ
移動に対するリンクレバー61の回動が従来に比べて素
早く行われるので、上流側からの受入タイミングを速く
設定できて物品の受渡し時間を短く設定できるととも
に、上流側の物品給送手段と継承コンベヤ41との継承
距離を短く設定できる。また、下流側を直交ラインとし
たときは、物品高さが高い物品であっても安定した状態
でかつ定位置で物品の受渡しを行うことが可能となる。
【0023】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
押送する物品の高さが高いものにおいても、押送部材が
物品に干渉することなく下流側へ安定姿勢で搬送するこ
とができる。また、各押送部材の無端索道部材への配設
ピッチを従来のものに比して小さく設定しても同様の効
果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】物品搬送装置の正面図である。
【図2】物品搬送装置の平面図である。
【図3】物品搬送装置の断面図である。
【図4】(a)(b)押送部材の動作説明図である。
【図5】(c)(d)押送部材の動作説明図である。
【図6】(e)(f)押送部材の動作説明図である。
【図7】(g)(h)押送部材の動作説明図である。
【図8】押送部材の押送板先端の軌跡線図である。
【図9】従来の搬送装置の略体図である。
【図10】従来の押送部材のてこの軌跡線図である。
【図11】従来の他の搬送装置の略体図である。
【図12】従来の押送部材のてこの軌跡線図である。
【符号の説明】
15 バケットコンベヤ(物品給送手段) 21 物品搬送装置 27 搬送路 31 押送アタッチコンベヤ(物品移送手段) 41 継承コンベヤ 52 2連チェーン 55 押送部材 56 前部リンク 58 後部リンク 61 リンクレバー 62 押送板 65 連結リンク b1 移載位置(物品給送終端部) b2 継承位置(物品送り込み位置)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭57−196011(JP,U) 実公 昭55−27609(JP,Y2) 実公 昭50−25200(JP,Y1) 実公 昭44−4103(JP,Y1) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B65G 19/02 B65G 19/22 B65G 19/26 B65G 47/84

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上流側の物品給送手段の物品給送終端部
    と下流側の物品移送手段への物品送り込み位置とに亘り
    配設される搬送路と、その搬送路の上方であって物品給
    送終端部と物品送り込み位置に亘って配設される継承コ
    ンベヤとを備えた物品搬送装置であって、 前記継承コンベヤの無端索道部材には、所定の間隔で押
    送部材が配設され、その押送部材は、前記無端索道部材
    に所定間隔で配設された前部リンク及び後部リンクと、
    前記前部リンクに回動自在に枢着された物品押送面を有
    するリンクレバーと、一端が前記リンクレバーに回動可
    能に枢着されるとともに他端が前記後部リンクに回動自
    在に枢着された連結部材とからなり、前記連結部材の前
    記リンクレバー及び後部リンクに対する枢着点をそれぞ
    れ前記リンクレバーの回動中心の移動軌跡よりも内側に
    設定した物品搬送装置。
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JP2015042554A (ja) * 2013-08-26 2015-03-05 大森機械工業株式会社 搬送装置

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