JP2916834B2 - 任意曲線探査機能付地中レーダ - Google Patents

任意曲線探査機能付地中レーダ

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JP2916834B2
JP2916834B2 JP4025994A JP2599492A JP2916834B2 JP 2916834 B2 JP2916834 B2 JP 2916834B2 JP 4025994 A JP4025994 A JP 4025994A JP 2599492 A JP2599492 A JP 2599492A JP 2916834 B2 JP2916834 B2 JP 2916834B2
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孝夫 熊澤
憲明 木村
観治 村沢
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Mitsui Zosen KK
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、地中埋設物を地上か
ら探査する任意曲線探査機能付地中レーダに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、地中の埋設物を探査する方法とし
て各種の方法が提案されているが、基本的には電磁波ま
たは超音波等のパルス波を地中に放射し、埋設物から反
射されてきた反射波を検出する方法によっている。
【0003】この装置は台車に地中レーダ装置を乗せ移
動しながら地中に向けて電波を発射することによって、
地中に不連続な部分、例えば地層の境あるいは埋設物等
があると、その境界から電波が反射されてくるので、反
射電波を検出することによって地中の状態を知ることが
できる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらこのよう
な従来の装置は任意に場所を移動したときの位置情報を
検出する機能がないので、台車の移動は直線状に行わな
ければならず、例えばマンホールの周囲の埋設物を探査
するようなときは、そのマンホールを含む平面を何度も
何度も行き来して必要な情報を収集する必要があり、非
常に長い時間を要するという課題を有していた。
【0005】本発明はこのような状況に鑑みてなされた
もので、左右の車輪の回転数差情報を知ることによっ
て、移動地点の座標情報を得ることができる装置を提供
するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】このような課題を解決す
るため本発明は、台車の左右にそれぞれ設けられ互いに
独立して回転する第1および第2の車輪と、第1の車輪
回転数に対応した数nのパルスを発生する第1のパル
ス発生装置と、第2の車輪回転数に対応した数nのパ
ルスを発生する第2のパルス発生装置と、第1のパルス
発生装置から発生するパルスと第2のパルス発生装置か
ら発生するパルスの差n−nを検出する発生パルス
数差検出手段と、第1のパルス数発生装置から発生する
パルス数と発生パルス数差検出手段出力とから静止系座
標位置を求める位置座標演算手段とを備えるものであ
る。
【0007】位置座標演算手段は、第1のパルス発生装
置から発生するパルス数nA と、発生パルス数差検出手
段の出力nB −nA と、左右の車輪の車輪間隔lとか
ら、単位移動距離当たりの台車の曲率kを算出する。次
に、この曲率kに基づいて、静止系座標基準位置から第
1の車輪へ向かうベクトルをベクトルX、第1の車輪の
軌跡に沿った移動距離をS、そのときの第1の車輪の単
接線ベクトルをベクトルt、第1の車輪から第2の車
輪へ向かう単位法線ベクトルをベクトルnとした場合に
得られる微分方程式を数値演算する。そして、得られた
各ベクトルX,n,tに基づいて、静止系座標基準位置
から台車の重心位置までのベクトルを算出することによ
り、台車の静止系座標位置を算出するようにしたもので
ある。
【0008】
【作用】台車の左右の車輪の回転数差を求めることによ
って台車の回転情報を知ることができ、その回転情報と
一方の車輪の回転数とから移動距離および進行角度を知
ることができ、これから移動座標が刻々と計算できる。
【0009】
【実施例】図1は本発明の一実施例を示すブロック図で
あり、図示しないアンテナおよびレーダ装置が乗せられ
た台車の位置座標検出部分を示している。図1におい
て、台車の左側車輪には、その回転数に応じたパルス数
を発生する左車輪用ロータリーエンコーダ(第1のパル
ス発生装置)1が設けられ、右側車輪にその回転数に応
じたパルス数を発生する右側車輪用ロータリーエンコー
ダ(第2のパルス発生装置)2が設けられ、一方がアッ
プダウンカウンタ3(発生パルス数差検出手段)のアッ
プカウント信号入力端子に、他方がダウンカント信号入
力端子に接続されている。
【0010】双方のロータリーエンコーダの一方、この
例では右側車輪用ロータリーエンコーダ2の出力と、ア
ップダウンカウンタ3の出力信号が信号処理器(位置座
標演算手段)4に接続され、供給される2種類の信号に
基づいて絶対位置座標が演算されるようになっている。
【0011】このように構成された装置において台車を
押してアンテナを移動させると左右の車輪に取り付けら
れたロータリーエンコーダ1、2からパルスが発生す
る。台車が直線上を移動しているときは左右のロータリ
ーエンコーダから発生するパルス数が同一であるためア
ップダウンカウンタ3は出力信号が変化しない。しか
し、カーブして計測を行うと右側車輪の回転数と左側車
輪の回転数が異なるので、アップダウンカウンタ3はそ
の差に対応し、また右または左方向の何れにカーブした
かに対応した出力信号を発生する。
【0012】信号処理器4では右車輪用ロータリーエン
コーダ2の出力パルスとアップダウンカウンタ3の出力
信号とから、トラバースピッチΔx、両輪のトレッド1
より実際に移動した軌跡を求めることができる。
【0013】次に、移動軌跡の求め方について説明す
る。図2に示すように正三角形ABCの各頂点の位置に
車輪が取り付けてあり、アンテナ部の中心をG、車輪す
なわちA,Bの軌跡をそれぞれ曲線1、2とする。静止
系基準位置OからA(第1の車輪)に向かうベクトルを
ベクトルXとすると、ΔABC(すなわちアンテナ部)
の中心(重心)Gの軌跡は、次のように決まる。
【0014】曲線1のA点での単位接線ベクトルをベク
トルt(以下、ベクトル変数について、数式および図面
ではアッパースコア記号を用いてベクトル表記するが、
本文ではアッパースコア記号を用いたベクトル表記を省
略する)、単位法線ベクトルをベクトルn(A→Bの方
向)とすると(1)式が成立する。
【0015】
【数3】
【0016】ここで、Sは曲線1に沿った長さ(移動距
離)を表し、kは曲率である。この曲率kが以下のよう
にA、Bに取り付けた車輪の回転の差に関係する。B点
の位置ベクトルをベクトルYとし、AB=1とすると
(2)式のようになり、これをSで微分すると(3)式
のようになる。
【0017】
【数4】
【0018】
【数5】
【0019】曲線2に沿った長さをS’とするとA,B
点の車輪は平行であることから(4)式のようになる。
【0020】
【数6】
【0021】(3)式を用いると(5)式のようにな
る。
【0022】
【数7】
【0023】ΔSをA,Bにおける車輪の移動距離の差
とするとS’=S+ΔSであるから(5)式から(6)
式が求まる。
【0024】
【数8】
【0025】(6)式の左辺は車輪Aが単位長さ進むと
きの車輪Bと車輪Aの移動距離の差であって、直ちにロ
ータリーエンコーダの出力パルス数n、n(車輪
A,Bのロータリーエンコーダが出したパルス数を
、nとする)と結び付けることができ(7)式が
求まる。
【0026】
【数9】
【0027】(6)式(あるいは(7)式)から曲率が
求まるので、(1)式の微分方程式は数値的に積分でき
る。
【0028】
【数10】
【0029】重心Gの軌跡は(9)式によって求めるこ
とができる。
【0030】
【数11】
【0031】以上により、アンテナ部の中心Gの軌跡お
よびその静止系、すなわち基準座標系(x−y系)に対
する回転量θ(x軸とベクトルのなす角)が求まる。こ
の角度差θを後述する(16)式に適用すれば、x−y
系での散乱行列を求めることができる。
【0032】こうしてカーブした曲線上で計測しても、
常に静止系に対するデータに変換可能であるので、埋設
管の絶対的な方向が求まる。
【0033】この装置をレーダに取り付け、レーダ信号
と同時に処理を行えば、図3に示すように、地中の情報
と動いた軌跡の両方を同時に表示することができる。図
3の左側の表示は地中の状態、右側の表示は移動軌跡を
示している。
【0034】以上の説明は本発明の要旨であるが、この
装置はカーブしたコースに沿って台車を移動させても位
置座標を知ることができる。地中埋設物に沿って探査を
行うような場合、カーブしながら探査を行うことが多い
ので、このような用途に特に効力を発揮する。地中埋設
物に沿って探査を行うには座標回転を行いながら探査を
行うものが適しており、以下このことについて説明す
る。
【0035】図4はこの装置に使用するアンテナの構成
を示す平面図である。同図において、7〜9は三角状の
金属板をエレメントとし、その頂点を対向させることで
構成したダイポールアンテナであり、それぞれのダイポ
ールアンテナは矢印で示す偏波面を有し、アンテナ外の
点Aを中心としてその偏波面が図のように120度ずつ
ずらせて回転した状態で配設されている。
【0036】図5はこのアンテナを介して電波を送受信
するレーダ装置である。同図において1、2はロータリ
ーエンコーダであり、所定距離走行する度に図6(a)
に示すような距離パルスを発生するようになっている。
11はツインエンコーダ回路(図1のアップダウンカウ
ンタ3および信号処理器4からなる)、12は全体の制
御を行うレーダコントローラ、13は電波を送信する送
信回路である。
【0037】また、14は地中からの反射波を受信する
受信回路、25はレーダコントローラ12と受信回路1
4の双方から供給された信号をもとに所定の信号処理を
行い地中埋設物に関する情報を収集する信号処理器、1
6はアンテナ7〜9のうち、後述する方法で一つを送信
回路13に、他の一つを受信回路14に接続する偏波切
換回路、20および21は車輪である。
【0038】このように構成された装置の動作は次の通
りである。この装置の走行に伴い、車輪20、21に取
り付けたロータリーエンコーダ1,2が図6(a)に示
すような距離パルスを発生する。
【0039】距離パルスは、ツインエンコーダ回路11
を介してレーダコントローラ12に供給され、その周期
Tがある値より長い条件のもとに、その周期の間に図6
(b)に示すように3つの偏波切換用パルスを順次発生
させる。このパルスは偏波切換回路16に供給され、偏
波切換回路16は表1に示すように、アンテナ7〜9の
うち一つを受信用、他の一つを送信用とするように、2
つのアンテナを順次選択する。
【0040】
【表1】
【0041】表1において送信用および受信用アンテナ
は相互に逆になっても良い。また、送信用に用いなかっ
た他の2つのアンテナを同時に用いてその2つの信号を
合成しても良い。したがって切換パルスが発生する都
度、送信アンテナと受信アンテナが切換えられる。
【0042】レーダコントローラ12は切換パルスが発
生してから所定時間だけ図6(c)に示すように送信回
路13を制御して電波を送信させる。そして電波の送信
と同時に受信回路14を制御して、所定時間だけ受信回
路14を動作させる。この送信および受信の時間は次の
切換パルスが発生するまでの時間より短く設定されてい
る。
【0043】このように送信の偏波が120度おきに回
転し、受信の偏波もこれと120度の位相差をもって1
20度おきに回転するので、あらゆる方向に電波が送出
されまたあらゆる方向から反射波が受信されることにな
る。したがって、従来のものは偏波方向が固定されてい
たので埋設方向によっては検出が難しい場合があった
が、この装置は偏波方向が刻々と変わるので、どのよう
な埋設方向の埋設物でも検出することができる。
【0044】受信回路14で受信された信号とツインエ
ンコーダ回路11からの信号はレーダコントローラ1
2、電気/光変換ユニット22、光ファイバケーブル2
3、光/電気変換ユニット24を介して信号処理器25
に供給され、距離に対応する埋設物の情報が検出され
る。このように受信アンテナから得られる信号をそのま
ま利用しても、偏波方向が回転するので所望の目的を達
成することができるが、信号処理器15で以下のように
散乱行列を求めることによって、更に効率の良い検出が
行える。
【0045】地表面に直交するx,y軸を想定するとレ
ーダの送信および受信信号は次の散乱行列の関係にあ
る。なお、以下に記載する式10〜16中で、アッパー
スコア記号を付したものは行列、アッパースコア記号の
付していないものはスカラ量を表している。
【0046】
【数12】
【0047】ここで、i,jはXまたはy方向の成分で
あり、(10)式は(11)式のように展開できる。
【0048】
【数13】
【0049】ここで、S11はx方向偏波の電波を出し
x方向偏波の反射波を検出した成分、S12はx方向偏
波の電波を出しy方向偏波の反射波を検出した成分、S
21はy方向偏波の電波を出しx方向偏波の反射波を検
出した成分、S22はy方向偏波の電波を出しy方向偏
波の反射波を検出した成分である。
【0050】このうち、S11からS22の成分はレー
ダ受信信号から求める必要がある。煩雑になるのでその
誘導課程の記載は省略するが、結論としてモード1、
2、3におけるレーダ受信信号をそれぞれf(t)、
(t)、f(t)とすると信号処理器25によっ
て(12)式から(15)式の演算を行えば良い。
【0051】
【数14】
【0052】このようにして求められた散乱行列の各成
分のうち送信と受信電波の偏波方向が同じであるS11
(t)、S22(t)は地中において埋設物が特定方向
成分を持たないもの、すなわち地層または空洞のように
全方向成分を有するものの測定に適している。また、送
信と受信電波の偏波方向が直交するS12(t)、S
21(t)は地中における埋設物が特定の方向成分を有
するもの、すなわち埋設管のようなものの測定に適して
いる。
【0053】埋設管を調査する場合、埋設管はどのよう
な方向に埋設されているか不定であり、例えば送信電波
の偏波方向と埋設管の埋設方向が直交するような状態で
は送信された電波が埋設管から反射しないので、反射波
を検出することができない。また、送信電波の偏波方向
と埋設管の埋設方向が平行な場合、受信電波の偏波方向
が電波受信方向が反射波と直交するのでやはり反射波を
検出することができない。
【0054】このためには、電波の偏波方向と埋設管の
埋設方向を45度に保てば受信レベルは最大値が得られ
ることになる。したがって、散乱行列を座標変換させれ
ば良い。すなわち、 (16)式の演算をすれば良い。
【0055】
【数15】
【0056】このように、受信した散乱ベクトルデータ
を任意の角度θだけ回転させたデータを得ることによっ
て埋設管の埋設方向に関わらず受信データを得ることが
できる。したがって、測定するときは埋設管の埋設方向
を考慮すること無く受信データを収集し、解析時に角度
θを変えながら得られる信号が最大となるような角度を
探せば、S/N比の良い信号が得られる。
【0057】
【発明の効果】以上説明したように本発明は左右の車輪
回転数情報に基づいて位置座標を知ることができるよう
にしたので、任意の移動経路を取ることができ、効率良
い地中埋設物の探査が行えるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例の構成を示すブロック図で
ある。
【図2】 移動軌跡の計算方法を説明するための図であ
る。
【図3】 本発明を適用した装置の表示画面の一例を示
す図である。
【図4】 アンテナの配列状態を示す図である。
【図5】 レーダ装置全体の構成を示すブロック図であ
る。
【図6】 各部の波形を示す図である。
【符号の説明】
1、2…ロータリーエンコーダ、3…アップダウンカウ
ンタ、4…信号処理器(位置座標演算手段)、11…ロ
ータリーエンコーダ、12…レーダコントローラ、13
…送信回路、14…受信回路、15…信号処理器、16
…偏波切換回路
フロントページの続き (72)発明者 熊澤 孝夫 愛知県名古屋市緑区大高町字北関山20番 地の1 中部電力株式会社電力技術研究 所内 (72)発明者 木村 憲明 岡山県玉野市玉原3丁目16番1号 三井 造船株式会社玉野研究所内 (72)発明者 村沢 観治 岡山県玉野市玉原3丁目16番1号 三井 造船株式会社玉野研究所内 (72)発明者 上牟田 千尋 岡山県玉野市玉原3丁目16番1号 三井 造船株式会社玉野研究所内 (72)発明者 小西 益生 岡山県玉野市玉原3丁目16番1号 三井 造船株式会社玉野研究所内 (56)参考文献 特開 昭63−142284(JP,A) 特開 平1−304312(JP,A) 特開 昭63−16267(JP,A) 特開 平2−107916(JP,A) 実開 昭62−132489(JP,U)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 台車に送信アンテナを乗せて移動させな
    がら地中に電波を送信し、地中から反射されてくる信号
    により地中の状態を検出する地中埋設物探査レーダにお
    いて、 台車の左右にそれぞれ設けられ互いに独立して回転する
    第1および第2の車輪と、 第1の車輪回転数に対応した数nA のパルスを発生する
    第1のパルス発生装置と、 第2の車輪回転数に対応した数nB のパルスを発生する
    第2のパルス発生装置と、 第1のパルス発生装置から発生するパルスと第2のパル
    ス発生装置から発生するパルスの差nB −nA を検出す
    る発生パルス数差検出手段と、 第1のパルス数発生装置から発生するパルス数と発生パ
    ルス数差検出手段出力とから静止系座標位置を求める位
    置座標演算手段とを備え、 位置座標演算手段は、 第1のパルス発生装置から発生するパルス数nA と、発
    生パルス数差検出手段の出力nB −nA と、左右の車輪
    の車輪間隔lとから、単位移動距離当たりの台車の曲率
    kを、 【数1】 により算出し、 この曲率kに基づいて、静止系座標基準位置から第1の
    車輪へ向かうベクトルをベクトルX、第1の車輪の軌跡
    に沿った移動距離をS、そのときの第1の車輪の単位
    線ベクトルをベクトルt、第1の車輪から第2の車輪へ
    向かう単位法線ベクトルをベクトルnとした場合に得ら
    れる微分方程式、 【数2】 を数値演算し、 得られた各ベクトルX,n,tに基づいて、静止系座標
    基準位置から台車の重心位置までのベクトルを算出する
    ことにより、台車の静止系座標位置を算出することを特
    徴とする任意曲線探査機能付地中レーダ。
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