JP2915824B2 - 自動車用アンテナ - Google Patents

自動車用アンテナ

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、アンテナエレメントを
車体に固着されたアンテナカバーに着脱自在に装着する
自動車用アンテナに関する。
【0002】
【従来の技術】この種の自動車用アンテナ100は、特
願平6−083633号明細書に記載されているように
自動車の外部、例えば図10に示すように自動車の車体
のルーフの後部に取り付けられている。この自動車用ア
ンテナ100のアンテナカバー101は車体のルーフに
螺着手段により固着されており、そして、このアンテナ
カバー101にアンテナエレメント102が、図11に
図示するようにアンテナエレメント102の雄ネジ部1
03をアンテナカバー101の雌ネジ部104にねじ込
むことにより、着脱自在に取り付けられている。したが
って、たとえば車両洗車の際に洗車機の回転ブラシなど
が衝突したり、車庫入れの際に車庫の天井などに接触し
たりして、アンテナエレメント102が損傷することが
ないように、前もってアンテナエレメント102をアン
テナカバー101から取り外すことができるようにされ
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この様
にアンテナエレメント102を螺着により着脱自在にす
ると、駐車時に盗難される恐れがあることから、駐車時
にはアンテナエレメント102をアンテナカバー101
から取り外す必要がある。ところが、ユーザーは駐車時
にアンテナエレメント102を外すことを忘れたり、あ
るいは取り外しが面倒なことからアンテナエレメント1
02を装着したまま駐車してしまうという問題点があっ
た。
【0004】そこで、本発明は取り外したい時にアンテ
ナエレメントをアンテナカバーから容易に着脱できるに
も係わらず、常時は取りアンテナエレメントを取り外す
ことのできない自動車用アンテナを提供することを目的
としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明の自動車用アンテナでは、アンテナエレメン
トを車体に固着されたアンテナカバーに着脱自在に装着
する自動車用アンテナにおいて、前記アンテナエレメン
トの基端部には、弾性を具備する金属で形成されるとと
もに複数本の脚部を具備する股状の接続金具が設けら
れ、この接続金具の各脚部の先端部の外側面には係合突
起が形成されており、一方、前記アンテナカバーには前
記アンテナエレメントの接続金具の脚部が挿入されて嵌
め込まれる係止穴が設けられ、この係止穴の内面には前
記接続金具の脚部に形成された係合突起が係止される係
止凹部が形成されている。さらに、前記係止凹部に係止
された前記接続金具の脚部の係合突起が前記係止凹部か
ら離脱しない様に、前記各脚部の内側への変形を阻止す
る着脱自在な離脱阻止手段が設けられている。
【0006】そして、前記係止穴の係止凹部がリング状
の係止溝であることが好ましい。さらに、前記離脱阻止
手段が、前記係止穴に嵌め込まれた前記接続金具の脚部
の内側に進退自在な可動ピンと、前記可動ピンを退出さ
せるソレノイドとからなるようにしてもよい。そして、
前記可動ピンは、前記接続金具の脚部の内側に侵入する
様に付勢手段により前記接続金具側に常時付勢されてお
り、また、必要な時のみ車室内のスイッチにより前記ソ
レノイドが励磁されて前記付勢手段の付勢力に抗して前
記可動ピンを前記接続金具の脚部の内側から退出させる
ことが好ましい。さらに、前記離脱阻止手段が、前記係
止穴に嵌め込まれた前記接続金具の脚部の内側に進退自
在な可動ピンと、前記可動ピンを進退させる駆動ワイヤ
とからなるようにしても良い。
【0007】
【作用】本発明によれば、アンテナエレメントをアンテ
ナカバーの係止穴に挿入すると、アンテナエレメントの
基端部に設けられた接続金具の脚部が内側に変形しなが
ら、アンテナカバーの係止穴に押し込まれ、接続金具の
係合突起が係止穴の係止凹部に係止される。そして、こ
の係止状態において、離脱阻止手段が係止穴の係止凹部
に係止された前記接続金具の脚部の係合突起が前記係止
凹部から離脱しない様に、前記各脚部の内側への変形を
阻止している。また、この離脱阻止手段が解除される
と、接続金具の各脚部の内側への変形が許容され、前記
接続金具の脚部の係合突起が前記係止凹部から離脱可能
となる。そして、アンテナエレメントを取り外す場合の
み離脱阻止手段を解除しているため、常時はアンテナエ
レメントを取り外すことができず盗難を防止することが
できる。
【0008】また、離脱阻止手段が可動ピンを具備して
いる場合には、可動ピンが接続金具の各脚部の内側に侵
入すると各脚部の内側への変形が阻止され、可動ピンが
接続金具の各脚部の内側から退出すると各脚部の内側へ
の変形が許容される。さらに、取り外しが必要な時の
み、前記ソレノイドに通電して前記付勢手段の付勢力に
抗して前記可動ピンを前記接続金具の脚部の内側から退
出させ、アンテナエレメントを取り外し可能としてい
る。
【0009】
【実施例】本発明の自動車用アンテナの第一実施例を図
1ないし図8を用いて説明する。図1は本発明の自動車
用アンテナの第一実施例の組み立て分解斜視図であり、
図2および図3はその要部を拡大して示す分解斜視図で
ある。これらの図において、アンテナエレメント10は
絶縁体16の上にコイル状に導体15を巻回することに
より構成されている。このアンテナエレメント10の上
端にはアンテナトップ11が設けられており、その下端
部はゴム系等の柔軟性のある合成樹脂によりモールドさ
れてモールド部14とされている。このモールド部14
内においてアンテナエレメント10にトラップコイル1
2が接続されており、このトラップコイル12はさらに
アンテナエレメント10の一部であるコイルスプリング
13に接続されている。そして、コイルスプリング13
は下端部の接続金具17に固着されている。この接続金
具17はアンテナカバー19の上端に着脱可能に取り付
けられており、その詳細については後述する。
【0010】なお、上記コイルスプリング13を内蔵す
る柔軟なモールド部14は、アンテナに外力が加わった
時にこのモールド部14が曲がることにより、加わった
外力を吸収してアンテナエレメント10の折損を防止す
るようにしている。このように構成されたアンテナエレ
メント10のアンテナトップ11からアンテナの基端部
に設けてある接続金具までの電気長は、FMラジオ帯の
約1/4波長とされ、接続金具17からトラップコイル
12の下端までの電気長は、携帯無線電話帯の約1/4
波長とされている。したがって、このアンテナは携帯無
線電話帯、FMラジオ帯に共振しているとともに、アン
テナエレメント10全体によりAMラジオ帯を受信する
ことができるものである。
【0011】そして、アンテナエレメント10が固定さ
れるアンテナカバー19は、アンテナベース18に嵌着
され、かつ、一対のネジ21により螺着・固定されてい
る。アンテナカバー19とアンテナベース18とで形成
される空間には回路基板22が配設され、この回路基板
22は取付け金具23に取り付けられている。そして、
この取付け金具23はカシメ等によりアンテナベース1
8に固定されている。また、この取付け金具23には、
ソレノイド24がカシメ等により固定される固定金具2
5が同様にカシメ等により固定されている。ソレノイド
24の駆動ピン27にはコイルスプリング28が挿入さ
れ、その上から可動ピン29が挿入されている。そし
て、この可動ピン29はソレノイド24の駆動ピン27
にカシメ等により固定されている。なお、31は防水用
のゴム製のダイヤフラムである。
【0012】さらに、アンテナベース18はOリング3
3を介してパッド34に載置されている。このパッド3
4は図示しない車体のルーフの上面に載置され、アンテ
ナベース18の中央部に形成された雄ネジ部18aは、
車体のルーフに穿たれた図示しない穴を貫通して、ルー
フ下面から下方に突出している。そして、このアンテナ
ベース18の雄ネジ部18aにマウンティングナット3
6がねじ込まれることにより、アンテナベース18は車
体のルーフに固定される。また、図1に示すように、電
源コード37はビニールチューブ39が被せられ、そし
て、信号用ケーブル38と結線されて、熱収縮チューブ
41が嵌められ一体化されている。そして、この電源コ
ード37および信号用ケーブル38は、アンテナベース
18の中央の貫通穴を通って、アンテナカバー19内部
の空間に侵入している。そして、電源コード37はソレ
ノイド24に接続され、一方、信号用ケーブル38は可
動ピン29に電気的に接続されている回路基板22に接
続されている。この回路基板22はアンテナエレメント
10で受信した信号を増幅する機能を有しているが、必
ずしもアンテナカバー19内部に設ける必要はなく、ア
ンテナカバー19外部に設けることも可能である。な
お、この場合には、信号用ケーブル38は可動ピン29
に電気的に接続される。
【0013】図4はアンテナカバー19の説明図であ
り、(a)はその上面図、(b)はその縦断面図、
(c)はその底面図、(d)はその横断面図である。こ
れらの図において、アンテナカバー19の頂部には開口
が穿たれ、その開口にはアンテナエレメント10の接続
金具17を取り付けるための取付け金具46が埋め込ま
れている。この取付け金具46に接続金具17をロック
する構造は、図5ないし図7に図示されており、図5は
そのロック状態を、図6はロックが解除された状態を、
また、図7はアンテナエレメント10がアンテナカバー
19から離脱された状態を図示している。なお、図7に
おいて、Aは接続金具17の底面を図示している。そし
て、この図7において、接続金具17は弾性を具備する
金属で構成され、その先端は円柱にスリットを入れた形
状であり、二股に分かれて一対の脚部が形成されてい
る。また、その各脚部の先端部の外側面には係合突起と
しての突出部17aが形成されている。
【0014】一方、アンテナカバー19に埋め込まれた
取付け金具46は略円筒状をしておりその中央部には係
止穴46aが形成されている。そして、その係止穴46
aの内面にはOリング47用のリング状の溝48が形成
されている。さらに、その下方には同様なリング状の係
止凹部である係止溝49が形成されている。また、取付
け金具46に挿入される接続金具17の先端部分の外径
は係止穴46aの内径と略同じ大きさであるが、接続金
具17の突出部17aが形成されている部分の外径は係
止穴46aの内径よりも少し大きい。そして、ダイヤフ
ラム31の中央部の穴に可動ピン29が嵌め込まれ、ま
た、ダイヤフラム31の外側の端部はアンテナカバー1
9の内面に水蜜に固着されている。
【0015】そして、アンテナエレメント10を取り付
けるには、接続金具17の脚部を係止穴46aに挿入す
る。この際に、接続金具17の突出部17aは係止穴4
6aの内面により内側に変位されながら奥に押し込ま
れ、この突出部17aが係止穴46aの係止溝49まで
挿入される。すると、接続金具17の挿入途中において
は内側に曲げられていた接続金具17の脚部が、その弾
性による復帰力により元の状態に復帰して、突出部17
aは外側に変位して係止溝49に係合する。また、接続
金具17の先端によりコイルスプリング28に抗して押
し込まれた可動ピン29が、この時にコイルスプリング
28の付勢力により接続金具17の脚部内に侵入する。
そして、図5に図示するロック状態となる。
【0016】そして、この可動ピン29は突出部17a
が形成された脚部の内側に接触して突出部17aの内側
への変位を阻止する。したがって、アンテナエレメント
10を引っ張っても、接続金具17の突出部17aは係
止穴46aの係止溝49に係止された状態を維持する。
この様に、可動ピン29は、突出部17aが係止溝49
から離脱するのを阻止する離脱阻止手段として機能して
おり、アンテナエレメント10を係止穴46aから引き
抜くことはできない。なお、係止溝49はリング状に形
成されているので、アンテナエレメント10はその軸を
中心に回転することが可能である。
【0017】そして、可動ピン29を駆動するソレノイ
ド24は図8に図示する電気回路により制御されてい
る。この電気回路において、エンジンキーをONした
時、たとえば自動車の走行中などにおいては、スイッチ
52はOFFとなっており、ソレノイド24には通電さ
れておらず、図5に示す様に可動ピン29は、コイルス
プリング28で付勢されて突出した状態となり、アンテ
ナエレメント10の着脱は不可能となる。その結果、自
動車の走行中にアンテナエレメント10がアンテナカバ
ー19から離脱して落下するようなことはない。
【0018】ここで、自動車を停止させてエンジンキー
をOFFにし、スイッチ52をONしてソレノイド24
を励磁する。すると、可動ピン29はコイルスプリング
28に抗してソレノイド24に引きつけられ、図6に図
示する引っ込んだ状態となる。したがって、接続金具1
7の脚部が内側に変形可能状態となり、アンテナエレメ
ント10の着脱が可能となる。すなわち、この図6に図
示するロック解除状態において、アンテナエレメント1
0を引っぱると、接続金具17の突出部17aは内側に
変位し、係止穴46aの係止溝49との係合が解除され
て、アンテナエレメント10を係止穴46aから取り外
すことができる。
【0019】ところで、この図6のロック解除状態にお
いて、ソレノイド24への通電がOFFされると、可動
ピン29はコイルスプリング28の付勢力により、接続
金具17の突出部17aが形成された脚部と脚部との間
の空間に侵入し、再び図5に図示するロック状態にな
り、アンテナエレメント10の着脱が不可能とされる。
なお、駐車時や洗車時には、エンジンを停止し、スイッ
チ52を操作することによりアンテナエレメント10を
取り外して保管するようにすればよい。スイッチ52の
操作が解除された後は、アンテナエレメント10がアン
テナカバー19の取付け金具46にロックされるので、
アンテナエレメント10を取り外すことは不可能とな
り、盗難を防止することができる。さらに、ソレノイド
24への通電時間はスイッチ操作時の短時間とされるの
で、通電時に回路基板22などが加熱される恐れは殆ど
ない。
【0020】次に、本発明の自動車用アンテナの第二実
施例について、図9を用いて説明する。第二実施例の説
明において、第一実施例と同じ構成部材には同じ符号を
用いて、その説明は省略する。この第二実施例は第一実
施例と相違し、第一実施例のソレノイド24の代わり
に、駆動ワイヤ61が設けられ、この駆動ワイヤ61は
ガイドチューブ62に挿入されており、所謂プッシュプ
ルケーブルを構成している。63はガイドチューブ62
を支持するワイヤブラケットである。そして、この駆動
ワイヤ61の端部は自動車内部の運転席等に配置されて
いる。また、第二実施例においては、取付け金具46の
下端部には可動ピン29との防水をする第二のOリング
64が設けられている。したがって、アンテナエレメン
ト10が引き抜かれている状態においても、ダイヤフラ
ム31の内部に雨水等が侵入することを防止することが
できる。
【0021】第二実施例において、アンテナエレメント
10を取り外す際には、駆動ワイヤ61を運転席などの
自動車内部においてコイルスプリング28の付勢力に抗
して引っ張り、可動ピン29を引っ込んだ状態としてお
き、アンテナエレメント10を取り外すようにする。ま
た、アンテナエレメント10をアンテナカバー19に取
り付ける際には、アンテナエレメント10を取付け金具
46に挿着すれば、アンテナエレメント10の接続金具
17の先端により押し込まれた可動ピン29がコイルス
プリング28の付勢力により自動的に接続金具17の脚
部内に侵入して、アンテナエレメント10が取り付け金
具46にロックされる。
【0022】以上の説明においては、自動車用アンテナ
は自動車のルーフに取り付けられているが、自動車用ア
ンテナは車体の適宜箇所たとえばボンネット等に取り付
けることも可能である。なお、車体において一番高い位
置にあるルーフに取り付けると、受信感度を高めること
ができる。また、接続金具17の先端は二股に分かれて
いるが、股状に分かれていれば、その数は三股やその他
に適宜変更可能である。そして、可動ピンの進退は、ソ
レノイド、モータ、油圧ピストンなどの駆動装置を用い
て行うことも、また手動により行うことも可能である。
また、電気回路も、運転者が任意の時にスイッチを押す
ことにより、可動ピンが作動する回路にするなど適宜変
更可能である。
【0023】
【発明の効果】本発明は以上のように構成されているの
で、離脱阻止手段が解除されない限りは、アンテナエレ
メントはアンテナカバーの係止穴から引き抜くことはで
きない。したがって、従来の螺着手段による固着の様に
簡単に盗難される恐れはない。さらに、アンテナエレメ
ントは引っ張ることにより取り外すことができるので、
その取り外しの作業が簡単となる。また、適宜必要な時
にアンテナエレメントをアンテナカバーの係止穴から取
り外すことが可能である。また、前記自動車のエンジン
キーがOFFになると、OFF後一定時間のみ、アンテ
ナエレメントが取り外し可能となるので、駐車時などに
アンテナエレメントを引き抜くのを忘れても、一定時間
後取り外し不可能となるのでアンテナエレメントを盗難
されることがない。また、自動車が走行中にはアンテナ
エレメントは取り外すことが不可能となるので、走行中
の振動等により、アンテナエレメントが自動車から離脱
して落下することはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の自動車用アンテナの第一実施例の組み
立て分解斜視図である。
【図2】第一実施例の要部の組み立て分解斜視図であ
る。
【図3】第一実施例の他の要部の組み立て分解斜視図で
ある。
【図4】アンテナカバーの説明図で、(a)はその上面
図、(b)はその縦断面図、(c)はその底面図、
(d)はその横断面図である。
【図5】アンテナエレメントの接続金具がアンテナカバ
ーの取付け金具にロックされた状態を図示する要部断面
図である。
【図6】アンテナエレメントの接続金具がロックから解
除された状態を図示する要部断面図である。
【図7】アンテナエレメントがアンテナカバーから離脱
した状態を図示する要部断面図である。
【図8】第一実施例の電気回路図である。
【図9】第二実施例の横断面図で、(a)が全体図で、
(b)が要部拡大図である。
【図10】自動車用アンテナが取り付けられた自動車の
斜視図である。
【図11】従来の自動車用アンテナの要部拡大図であ
る。
【符号の説明】
10 アンテナエレメント 17 接続金具 17a 突出部(係合突起) 19 アンテナカバー 24 ソレノイド 28 コイルスプリング(付勢手段) 29 可動ピン(離脱阻止手段) 46a 係止穴 49 係止溝(係止凹部) 61 駆動ワイヤ
フロントページの続き (72)発明者 ディ−タ− ハッセマ− ドイツ連邦共和国,ポストファクス 1710,バーンフォフスブラッツ 1,D −6090 リュッセルスハイム アダム オペル アーゲー,テクニカル デベロ ップメント センター ヨーロッパ内 (56)参考文献 特開 平7−94929(JP,A) 実開 昭61−21107(JP,U) 実開 昭58−101510(JP,U) 実開 昭57−72606(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H01Q 1/32

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アンテナエレメントを、車体に固着さ
    れたアンテナカバーに着脱自在に装着する自動車用アン
    テナにおいて、 前記アンテナエレメントの基端部には、弾性を具備する
    金属で形成されるとともに複数本の脚部を具備する股状
    の接続金具が設けられ、この接続金具の各脚部の先端部
    の外側面には係合突起が形成されており、 一方、前記アンテナカバーには、前記アンテナエレメン
    トの接続金具の脚部が挿入されて嵌め込まれる係止穴が
    設けられ、この係止穴の内面には前記接続金具の脚部に
    形成された係合突起が係止される係止凹部が形成され、 さらに、前記係止凹部に係止された前記接続金具の脚部
    の係合突起が前記係止凹部から離脱しない様に、前記各
    脚部の内側への変形を阻止する着脱自在な離脱阻止手段
    が設けられていることを特徴とする自動車用アンテナ。
  2. 【請求項2】 前記係止穴の係止凹部がリング状の係
    止溝であることを特徴とする請求項1記載の自動車用ア
    ンテナ。
  3. 【請求項3】 前記離脱阻止手段が、前記係止穴に嵌
    め込まれた前記接続金具の脚部の内側に進退自在な可動
    ピンと、前記可動ピンを進退させるソレノイドとからな
    っていることを特徴とする請求項1または2記載の自動
    車用アンテナ。
  4. 【請求項4】 前記可動ピンは、付勢手段により前記
    接続金具の脚部の内側に侵入する様に、前記接続金具側
    に常時付勢されており、必要な時のみ車室内のスイッチ
    により前記ソレノイドが励磁されて、前記付勢手段の付
    勢力に抗して前記可動ピンを前記接続金具の脚部の内側
    から退出させることを特徴とする請求項3記載の自動車
    用アンテナ。
  5. 【請求項5】 前記離脱阻止手段が、前記係止穴に嵌
    め込まれた前記接続金具の脚部の内側に進退自在な可動
    ピンと、前記可動ピンを進退させる駆動ワイヤとからな
    っていることを特徴とする請求項1または2記載の自動
    車用アンテナ。
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