JP2914099B2 - 弾性ロールの研磨装置 - Google Patents

弾性ロールの研磨装置

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JP2914099B2 JP16159293A JP16159293A JP2914099B2 JP 2914099 B2 JP2914099 B2 JP 2914099B2 JP 16159293 A JP16159293 A JP 16159293A JP 16159293 A JP16159293 A JP 16159293A JP 2914099 B2 JP2914099 B2 JP 2914099B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、各種塗工紙や塗工シー
トの塗布部に用いられるバッキングロールを始めとす
る、種々のシート状物質の移送行程に介在させる弾性ロ
ールの表面を研磨して平滑化するための研磨装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、各種塗工紙の製造工程における
ブレ−ドコーターやロールコーター等の塗布部では、表
面にゴムライニングを施したバッキングロールを介して
原紙を連続走行させつつ、その表面にブレードや塗布ロ
ールを所定の接触圧で押接して塗布を行う。しかるに、
一巻きの原紙ロールの塗布が終了するまでの間、バッキ
ングロールの表面の同位置に原紙の両側端が当接し、こ
の当接部においてバッキングロールの表面は常に紙厚に
相当する段差がある状態で押圧力を受け続けるため、紙
の側端エッジによりゴム表面に傷が発生する。そして、
このような傷を生じた状態で前よりも紙幅が広い原紙の
塗布を行うと、その傷の部分で塗布むらや筋が発生して
塗工品質を低下させることになる。
【0003】そこで、同じコーターにより塗布する原紙
の紙幅を変更する場合、バッキングロールの表面に生じ
た前記の傷による影響を回避するために、紙幅の広いも
のから順に塗工を施すようにしているが、最終的にはバ
ッキングロールの表面を研磨して傷を除去して再使用す
ることになる。また、バッキングロールの表面は、上記
した紙の側端エッジによる通常の傷以外に、塗工中の紙
切れ事故等により突発的に傷を生じることもあり、この
場合にも研磨が必要となる。
【0004】そして、従来にあっては、上記研磨のため
にバッキングロールをコーターから取外して研磨済みの
予備ロールと交換し、取り外したバッキングロールをロ
ールグラインダー等の研磨設備のある部署へ運び込み、
そこで機械的研磨を施すのが普通であった。また、傷の
程度によっては、バッキングロールを取り外さず、担当
者がサンドペーパーにより手作業で研磨して傷を修復す
る場合もあった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ブレ−
ドコーターやロールコーター等に使用されるバッキング
ロールは大型で且つ大重量であるため、前記従来の機械
的研磨を施す手段では、コーターからの取外し及び予備
ロールとの交換、塗布部と研磨部署間の運搬、研磨部署
での研磨装置へのセット等に非常に手間がかかり、多大
な労力及び時間を費やするという問題があった。また手
作業による手段では、回転しているバッキングロールの
表面にサンドペーパーを押し当てることから、巻き込み
の危険性が高く、作業に高度の熟練を必要とする上、ロ
ール全幅を研磨するまで一定の押し付け力を維持するこ
とが極めて困難であるため、研磨精度が悪くなるという
欠点があった。
【0006】本発明は、上述の状況に鑑み、前記のバッ
キングロールを始めとする種々の弾性ロールの表面に生
じた傷を修復する際に、当該ロールを本来の稼働部より
取り外すことなく、短時間で、しかも安全に且つ自動的
に、該表面を精度よく研磨して傷を除去することが可能
な研磨装置を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の請求項1に係る弾性ロールの研磨装置は、
弾性材料からなる表面層1aを有するロール1の近傍
に、そのロール軸と平行にスクリュー軸3が配設される
と共に、該スクリュー軸3を正逆回転させる回転駆動手
段4が設けられ、このスクリュー軸3に螺合してその回
転によりロール軸と平行に移動する移動部材5に、上記
ロール表面に当接可能な砥面2aを有する研磨部材2が
取り付けられ、該研磨部材2が砥面2aを有する研磨具
本体20とその保持枠21とから構成され、該保持枠2
1に研磨具本体20が移動部材5の移動方向を含む面内
で揺動可能に枢支されてなる構成を採用したものであ
る。
【0008】本発明の請求項2は、上記請求項1の研磨
装置において、移動部材5がスクリュー軸3と平行に配
設された摺動ガイドバー6に摺動自在に保持されてなる
構成を採用したものである。
【0009】本発明の請求項3は、上記請求項1又は2
の研磨装置において、移動部材5には支持杆7がロール
表面に対する離接方向に揺動自在に一端側で枢着され、
この支持杆7を介して研磨部材2が取付位置を当該支持
杆7の長手方向に可変に取り付けられてなる構成を採用
したものである。
【0010】
【作用】請求項1の研磨装置では、スクリュー軸3を回
転駆動することにより、移動部材5に保持された研磨部
材2がロール軸と平行に移動するから、ロール1を回転
させつつスクリュー軸3を回転駆動するだけで、自動的
に確実にロール全幅にわたり均等に高精度の研磨を施せ
ると共に、研磨部材2の保持枠21に研磨具本体20が
移動部材5の移動方向を含む面内で揺動可能に枢支され
ているため、研磨具本体20が回転するロール表面に摺
接しつつロール軸方向に移動する過程でロールの表面に
対する引っ掛かりを生じかけたとき、研磨具本体20の
首振りによって引っ掛かりが避けられ、もってロール表
面への食い込みが防止される。
【0011】請求項2の構成では、移動部材5と研磨部
材2の荷重が摺動ガイドバー6にて支承され、スクリュ
ー軸3にはかからず、もって移動部材5ひいては研磨部
材2のロール軸方向の移動安定性が向上し、砥面2aと
バッキングロール1の表面との摺接状態も安定し、研磨
部材2の研磨部材の跳ね上がりや振動を生じにくくな
る。
【0012】請求項3の構成では、支持杆7の揺動によ
り研磨部材2がロール表面に対して離接方向に変位でき
るため、例えばロールの回転軸心が振れたり摺動ガイド
部等に振動が加わっても、砥面2aのロール表面に対す
る摺接圧の変動が少なく、該ロール表面に無理な押圧力
が働かず、安定した研磨状態となる。また研磨部材2の
取付位置を支持杆7の長手方向に調整できるから、該研
磨部材2のロール表面に対する摺接位置を任意に設定で
きる。
【0013】
【実施例】図1〜図3は本発明の研磨装置をブレ−ドコ
ーターAのバッキングロール1に適用した一実施例を示
す。図1に示すように、このブレ−ドコーターAでは、
バッキングロール1の凸軸部1b,1bを軸受部8,8
を介して水平状態に軸支した左右両側の架台9,9上
に、ブラケット9a,9bがそれぞれ立設され、両ブラ
ケット9a,9b間にスクリュー軸3と摺動ガイドバー
6とがバッキングロール1のロール軸と平行に架設され
ており、スクリュー軸3の一端側のプーリー3aと、片
側のブラケット9aに取り付けられた可変速可逆転モー
タ4のプーリー4aとの間にタイミングベルト4bが巻
装され、これにより該スクリュー軸3が任意回転速度で
正逆回転し得るように設定されている。なお、バッキン
グロール1は、図3に示すように、ゴムライニングから
なる表面層1aを有している。
【0014】摺動ガイドバー6は、図2及び図3に示す
ように、角筒上の金属フレーム6aと、その下部に嵌合
固着されたガイドレール6bとから構成されており、こ
のガイドレール6bにより移動部材5を摺動自在に保持
している。この移動部材5は、下向き開放コ字状の本体
枠5aの上部に、ガイドレール6bに係合した吊り枠部
5bとスクリュー軸3に螺合したナット部5cとが一体
に固設されており、スクリュー軸3の回転に伴ってバッ
キングロール1のロール軸と平行に移動する。しかし
て、本体枠5aの両側内面には図3に示すように前方へ
開放した嵌合溝10,10が設けてあり、各嵌合溝10
の奥端位置に内外に透通するピン孔11が穿設されると
共に、該本体枠5aの片側外面には略C字形のロック片
12が枢着されている。12aは該ロック片12を回動
不能に締め付けるセットハンドルである。
【0015】7は研磨部材2を移動部材5に取り付ける
ための支持杆であり、略く字形に曲折した縦帯板状をな
し、その上端にパイプ状取付部13が固着されると共
に、下端に左右両側へ張出する把手14が固着されてお
り、取付部13の小外径の両端部13a,13aを移動
部材5の嵌合溝10,10に挿嵌して、該取付部13及
び両ピン孔11,11に取付ピン15を挿通し、その係
止溝15aにロック片12を係嵌してセットハンドル1
2aを締め付けることにより、移動部材5に抜落不能に
且つバッキングロール1に対して離接方向に揺動自在に
連結できるようになされている。
【0016】研磨部材2は、台板20aの上面中央に連
結凸部20bを一体形成した研磨具本体20と、支持杆
7の上部7aを挿通させた下向き開放コ字形の保持枠2
1とから構成されており、該保持枠21の二股部に研磨
具本体20の連結凸部20bが嵌合し、この嵌合部に連
結ピン22が挿通している。この連結ピン22は研磨具
本体20に対して回転不能で且つ保持枠21に対して回
転可能であり、これによって研磨具本体20は支持杆7
と直交する面内、つまり移動部材5の移動方向を含む面
内で揺動可能であるとと共に、保持枠21に螺着したセ
ットボルト23を連結ピン22に締め付けることによ
り、揺動不能に固定できる。また保持枠21は、固定ボ
ルト21a,21aを緩めることによって支持杆7の上
部7aに沿って移動可能となり、該支持杆7の上部7a
の任意位置に固定できる。
【0017】研磨具本体20は、台板20aの下面側が
バッキングロール1の周面に対応する凹湾曲面をなし、
この下面側にゴムや合成樹脂の軟質発泡体等よりなる弾
性層24を介してサンドペーパー25を重ね合わせ、該
サンドペーパー25の前後両端部を押さえ板26,26
で挟んで台板20aの前後端部の上面側に取付ねじ2
7,27にて締着することにより、下面側を砥面2aを
構成している。
【0018】なお、図2に示すように、支持杆7の下部
7bは、上縁に一定間隔置きに係合凹部16…が形成さ
れており、把手17a付きの略コ字枠状の錘17を跨嵌
させ、その内底部に固着した係止ピン18,18を2ヶ
所の係合凹部16,16に係合した状態でセットハンド
ル19を締め付けて固定するようなされている。
【0019】上記構成において、ブレ−ドコーターAに
よる原紙への塗布を行っている通常の稼働状態では、移
動部材5から支持杆7が取り外されている。しかして、
塗布過程でバッキングロール1の表面層1aに生じた傷
を研磨により修復する必要がある場合、移動部材5に支
持杆7を連結すると共に、該支持杆7に保持させた研磨
部材2を当該支持杆7の上部7aの所定位置に固定し、
また必要とあれば錘17を支持杆7の下部の所要位置に
跨嵌させて固定する。なお、このとき、移動部材5は予
め摺動ガイドバー6の一端側に位置させておく。
【0020】次に支持杆7を把手14で持ち上げ、研磨
部材2の砥面2aがバッキングロール1の表面から離れ
た状態で該バッキングロール1を低速で回転させる。そ
して、支持杆7を手放して自重により研磨部材2の砥面
2aをバッキングロール1の表面に摺接させ、バッキン
グロール1の回転速度を研磨に適した回転数まで上げ、
スクリュー軸3を回転駆動する。これにより、移動部材
5がロール軸と平行に移動し、これに伴ってバッキング
ロール1の表面層1aが研磨部材2の砥面2aにより研
磨され、傷が除去される。なお、移動部材5が摺動ガイ
ドバー6の他端側に達すれば、スクリュー軸3を逆回転
させて該移動部材5を逆方向に折り返し移動させればよ
い。しかして、通常の傷の修復は、移動部材5つまり研
磨部材2を一往復させる程度で済む。
【0021】上記研磨においては、砥面2aが一定荷重
でバッキングロール1の表面に押し付けられ、且つ一定
速度でロール軸方向に移動するから、表面層1aが全体
にわたって均当に研磨され、表面の凹凸やロール軸方向
の研磨深さ変動を生じる恐れはない。また支持杆7の揺
動により研磨部材2がロール表面に対して離接方向に変
位できるため、例えばバッキングロール1の回転軸心が
振れたり摺動ガイド部等に振動が加わっても、砥面2a
のロール表面に対する摺接圧の変動が少なく、該ロール
表面に無理な押圧力が働かず、安定した研磨状態が確保
され、高い研磨精度が得られる。更に、上記実施例の構
成では、研磨具本体20の台板20aとサンドペーパー
25との間に弾性層24が介在するため、砥面2aが弾
力的にバッキングロール1の表面に押接し、もって安定
した振動の少ない研磨状態となる。なお、サンドペーパ
ー25が目詰まりすれば、その交換により良好な砥面2
a繰り返し再現できる。
【0022】しかして、研磨部材2の研磨具本体20を
保持枠21に揺動可能な状態に設定してあるため、砥面
2aがバッキングロール1に摺接しつつロール軸方向に
移動していく過程で、研磨具本体20の首振りによる逃
げでバッキングロール1の表面に対する引っ掛かりや食
い込みを生じにくくなり、これらに起因した部分的な削
れ過ぎ等の研磨むらが回避され、より高い研磨精度が得
られる。また必要とあれば、砥面2aのロール軸方向へ
の移動における前縁側での引っ掛かりや食い込みを避け
るために、研磨具本体20をその移動前縁側がバッキン
グロール1の表面より若干浮く状態に保持枠21に固定
することも可能である。更に表面層の材質や傷の程度に
よっては、支持杆7を手で押さえてバッキングロール1
への押し付け力を強めることもできる。
【0023】因みに、25mm厚,硬度65〜75度の
ゴムライニングを施した径965mm,長さ2150m
mのバッキングロール1を対象として、研磨部材2のサ
ンドペーパー25として#400のものを用い、研磨具
本体20を保持枠21に固定せずに揺動可能とし、且つ
錘17を取り付けない状態において、バッキングロール
1の回転速度を砥面2aの接触時16rpm、研磨時1
00rpm、移動部材5の送り速度を530mm/分と
する設定条件で、該移動部材5の一往復による研磨を施
したところ、塗布過程でバッキングロール1の表面に生
じた傷が完全に消えた。なお、この間の所要時間は10
分程度であった。そして、研磨後のバッキングロール1
の表面は、表面粗さ計による平均表面粗さが6μm以下
であり、非常に良好な仕上がり状態であることが確認さ
れた。
【0024】なお、支持杆7は、上記実施例では錘17
の取り付け及び手操作による押し付けが可能な構造であ
るが、例えばその上部7aのみからなる短いものとして
もよい。研磨部材2の砥面2aにはサンドペーパー25
以外の材料を用いてもよく、また該砥面2aをバッキン
グロール1の表面に押し付けるのに、研磨部材2及び支
持杆7の自重のみを利用してもよいし、適当な錘を附加
したり、ばねやエアシリンダー等にて押圧する構成を採
用してもよい。更に本発明においては、スクリュー軸3
及び摺動ガイドバー6の配設位置、研磨部材2,移動部
材5,摺動ガイドバー6、支持杆7等の構造、これら相
互の連結構造及び固定構造等、細部構成については実施
例以外に種々設計変更可能である。また、本発明の研磨
装置は、塗工紙の製造工程におけるブレ−ドコーターや
ロールコーター等の塗布部に用いるバッキングロールに
限らず、紙を始めとする種々のシート状物質の移送行程
に介在させる弾性材料からなる表面層を有する種々のロ
ールの表面研磨に適用可能である。
【0025】
【発明の効果】請求項1の研磨装置によれば、極めて簡
単な装置構成により、紙を始めとする種々のシート状物
質の移送行程に介在させる種々の弾性ロールの表面に生
じた傷を修復する際に、当該ロールを本来の稼働部より
取り外すことなく、短時間で、しかも安全に且つ自動的
に、該表面を精度よく研磨して傷を除去することが可能
となる。
【0026】しかも請求項1の研磨装置によれば、砥面
がロールに摺接しつつロール軸方向に移動していく際
に、ロールの表面に対する引っ掛かりや食い込みを生じ
にくく、これらに起因した部分的な削れ過ぎ等の研磨む
らが回避され、より高い研磨精度が得られる。
【0027】請求項2の研磨装置によれば、移動部材ひ
いては研磨部材のロール軸方向の移動安定性が向上し、
研磨中の研磨部材の跳ね上がりや振動を生じにくく、高
い研磨精度が得られる。
【0028】請求項3の研磨装置によれば、ロールの回
転軸心が振れたり摺動ガイド部等に振動が加わっても、
該ロール表面に無理な押圧力が働かず、安定した研磨状
態が得られると共に、操作性、ロールの大きさ、ロール
周辺の設備情況等に応じて、研磨部材のロール表面に対
する摺接位置を調整できるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の研磨装置をブレ−ドコーターのバッ
キングロールに適用した一実施例の正面図。
【図2】 図1のII−II線の断面矢視図。
【図3】 同研磨装置の要部の分解斜視図。
【符号の説明】
1 バッキングロール(ロール) 1a 表面層 2 研磨部材 3 スクリュー軸 4 可逆転モータ(回転駆動手段) 5 移動部材 6 摺動ガイドバー 7 支持杆 20 研磨具本体 21 保持枠 A ブレ−ドコーター(ロール本来の稼働部)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭64−34832(JP,A) 実開 昭58−143900(JP,U) 実開 昭57−161592(JP,U) 実開 平2−33264(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B24B 5/37

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 弾性材料からなる表面層を有するロール
    の近傍に、そのロール軸と平行にスクリュー軸が配設さ
    れると共に、該スクリュー軸を正逆回転させる回転駆動
    手段が設けられ、このスクリュー軸に螺合してその回転
    によりロール軸と平行に移動する移動部材に、上記ロー
    ル表面に当接可能な砥面を有する研磨部材が取り付けら
    れ、該研磨部材は砥面を有する研磨具本体とその保持枠
    とから構成され、該保持枠に研磨具本体が移動部材の移
    動方向を含む面内で揺動可能に枢支されてなる弾性ロー
    ルの研磨装置。
  2. 【請求項2】 移動部材がスクリュー軸と平行に配設さ
    れた摺動ガイドバーに摺動自在に保持されてなる請求項
    1記載の弾性ロールの研磨装置。
  3. 【請求項3】 移動部材には支持杆がロール表面に対す
    る離接方向に揺動自在に一端側で枢着され、この支持杆
    を介して研磨部材が取付位置を当該支持杆の長手方向に
    可変に取り付けられてなる請求項1または2に記載の弾
    性ロールの研磨装置。
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