JP2003094239A - ロール溝切削装置とバリ取り方法 - Google Patents

ロール溝切削装置とバリ取り方法

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JP2003094239A
JP2003094239A JP2001288602A JP2001288602A JP2003094239A JP 2003094239 A JP2003094239 A JP 2003094239A JP 2001288602 A JP2001288602 A JP 2001288602A JP 2001288602 A JP2001288602 A JP 2001288602A JP 2003094239 A JP2003094239 A JP 2003094239A
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groove
cutting
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JP2001288602A
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Seiji Furukawa
誠二 古川
Shinobu Oya
忍 大矢
Kazuhiko Moriya
一彦 森谷
Kikuo Tatewaki
喜久男 帯刀
Koji Ikuta
公二 生田
Takuo Ishiyama
拓郎 石山
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Nippon Paper Industries Co Ltd
Jujo Paper Co Ltd
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Nippon Paper Industries Co Ltd
Jujo Paper Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 抄紙機等で用いる溝付きロールが摩耗して溝
が浅くなると、一旦、ロール外周面が平滑になるまで研
磨して溝を消し去り、所定深さの溝を改めて切削し直し
ていた。 【解決手段】 ロール研削盤の固定台c(砥石台)上に
ロールの軸方向に滑動自在な溝加工機ベース3を設け、
該溝加工機ベース上に切削鋸刃1と、ロール溝幅と同厚
みのガイド部材10を搭載し、前記ガイド部材で溝加工
機ベースとともに切削鋸刃をロール外周面に沿って先導
させると同時に往復台をロールの軸方向に移動させて、
切削鋸刃により溝の底部を切削する。 【効果】 ガイド部材が切削鋸刃を先導して、正確に切
削鋸刃を旧溝に導くので、溝幅が広がることなく、旧溝
の溝底のみを切削することができる。また、有孔溝付き
ロールの場合、溝底切削時と逆方向に切削すると、孔周
辺に発生するバリを除去することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、製紙工場の抄紙機
のプレスパートで用いる溝付きロールの溝切り及び研削
装置に関する発明である。製紙工場で紙を抄くには、先
ず、紙料のパルプ懸濁液を抄紙機のヘッドボックスから
ほぼ水平に張られた状態で周回するエンドレスのベルト
状のワイヤーメッシュの上に流し込む。パルプの懸濁液
中の水分の大部分はワイヤー上を走行中に、自重により
ワイヤーメッシュの編み目から流出したり、フォイルや
ウェトサクションボックス、ワイヤーサクションボック
ス等からの吸引、搾水されて除去される。
【0002】搾水されたパルプ懸濁液は、パルプ中の繊
維どうしが絡み合って、ある程度の形状保持力を有する
シート状の湿紙となり、次工程のプレスパートに送り込
まれる。プレスパートでは、前記パルプシートはエンド
レスで回転するフェルト上に載せられ、ロールにより加
圧されると同時に更に水分を吸引・搾水される。プレス
パートを経た湿紙は、次のドライヤーパートに送られ、
多数の加熱ロールに表裏を交互に押しつけられ、乾燥さ
れる。
【0003】プレスパートにおいては、湿紙はフェルト
とともにロールニップを通過する際に加圧され、湿紙中
の水は湿紙から押し出され、フェルトに移転する。湿紙
がニップに加圧されている時は、フェルトも加圧されて
厚み方向に収縮しているので、他に水の逃げ道を用意し
ておかないと、フェルト自体も水で飽和状態になり、水
吸引力も制限される。水の逃げ場を提供するために、フ
ェルトに直接接するプレスロールとして、その表面に溝
を設けたグルーブドロールや、更にロール内部と連通す
る多数のサクション用の孔を一定間隔に設け、ロール内
部から吸引する有孔ロールが用いられる。
【0004】また、溝を設けたうえ、更にサクション用
の孔を設けたグルーブドサクションロールがあり、目的
に応じてこれらロールの中から選択されて用いられる。
溝は、深さが浅すぎると水の逃げ場が少なくなり、深か
すぎると水以外に空気も吸い込み、搾水効率が低下する
ので、設置場所における湿紙の水分に適する深さが必要
である。溝と孔を設けたグルーブドサクションロール
や、溝だけ設けたグルーブドロール(以下、両者を単に
ロールともいう)の表面材は、通常ウレタンゴム製であ
り、長期間使用すると摩耗し、溝深さが浅くなってく
る。そのため、時々溝を所定の深さに切削し直し、溝を
再加工する作業が必要となる。
【0005】湿紙から水分を吸引・搾水するグルーブド
サクションロールのロール外周面の構造は図8のごと
く、約2.5mmの深さの溝がロール外周面全体に螺旋
状に切り込まれ、ロール表面には溝と交差する直径約
2.8mm〜3.0mmの貫通孔が要所にあけられてい
る。このグルーブドサクションロールは、ロール面が平
坦なプレスロールとニップを形成し、湿紙はフェルトと
ともにこのニップを通過するときに加圧され、フェルト
を介して湿紙中の水分がグルーブドサクションロールに
より絞り取られるのである。本発明は、抄紙機における
上述の溝付きロールが摩耗したときに、溝底を切削し、
所定の溝深さに再加工する装置に関する発明及び、上記
装置を用いて、溝を再加工する方法の発明である。
【0006】
【従来の技術】従来は、サクショングルーブドロール及
びグルーブドロールの表面が摩耗し、溝が浅くなると、
一旦、ロール外周面が平滑になるまで研削又は研磨(以
下、研削と研磨を総称して研削という)して溝を消し去
り、その後、所定深さの溝を改めて切削し直していた。
このように、一旦、表面が平滑になるまで研削すると、
研削時間が多くかかるばかりでなく、研削の都度ロール
半径も小さくなるため、数回これを繰り返すと、ロール
の表面材ごと貼り替えなければならなくなり、経済的損
失が大きかった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記問題点を解決する
ために、摩耗して減少した厚み分だけ溝の底部を切削
し、所定の深さの溝に戻すことも試みられているが、溝
底部だけを切削しようとしても、切削して行くに従い、
切削位置が次第に旧溝からズレてしまうため、溝の幅が
次第に旧溝の幅よりも広がってしまう等の欠点があっ
た。
【0008】ロールの溝切りには、通常、ロール研削盤
に切削鋸刃を取り付けて用いられる。ロール研削盤は、
通常、図2上図に示すような構造であり、ガイドレール
b上を円筒型ロールRの軸と平行に移動する往復台c上
に研削砥石が設置され、円筒型ロールRの回転運動と研
削砥石のロール軸方向の送り運動によってロールの外周
仕上げを行うものである。
【0009】図2の下図は、円筒型ロールRがロール支
持台Tの上に搭載され、研削砥石に代わって、ロール支
持台Tがロールの軸方向に平行に移動するタイプのロー
ル研削盤であるが、研削の原理は上図のものと同じなの
で、以下の説明は図2上図のタイプのロール研削盤にて
説明する。また、本発明では、上記2つの型のロール研
削盤の他に、ロール研削盤と類似の構造を持ち、ほぼ原
理に基づいて切削を行う旋盤等の工作機械も用いること
ができるので、これら工作機械も本件発明におけるロー
ル研削盤に含まれるものとする。
【0010】図2の上図のロール研削盤でロールRを研
削する際には、先ずロールRの軸が主軸台及び心押し台
の回転中心と一致するように、ロールRの両端を主軸台
dと心押し台eで支持させる。次ぎに、往復台cを、ロ
ールRの左端又は右端に寄せ、往復台c上の砥石台を前
後に摺動させ、砥石をロールの至近距離まで接近させ
る。続いて、砥石を高速回転させながら、軽くロールR
に接触させ、研削具合を調整する。調整が終了したら、
ロールRを低速で回転させながら、往復台cをレールb
に沿ってゆっくり移動させてロールRの全面を研削す
る。研削砥石はロール表面を螺旋状に接触・移動しなが
らロール全面を研削する。
【0011】ロールRに溝加工を施すときは、研削砥石
に代えて、溝幅と同じ厚さの切削鋸刃を用いれば、螺旋
状の溝を加工することができる。溝幅は、切削鋸刃の厚
さにより決定され、溝どうしの間隔は、切削鋸刃のロー
ルRに対するロール軸方向への相対的な移動速度と、ロ
ールRの回転速度で決定される。
【0012】最新のロール研削盤には、溝間隔、溝深さ
等の研削条件を設定すると、ロールの回転速度、往復台
のロールに対する相対移動速度をコンピューターにより
自動計算し、所定の溝間隔、溝深さの溝を切削できるも
のがある。また、そのデータを保存しておき、再度同じ
条件又は類似の条件で溝加工を施すときに、保存してお
いたデータを呼び出して用いることができる機能を持っ
たものもある。よって、同一ロールに再度溝加工を施す
際には、摩耗によりロール径が減少した分だけ設定値を
変え、切削鋸刃を切削始点の溝位置に正確に合わせてお
けば、切削鋸刃は正確に旧溝に沿って移動しながら切削
するので、旧溝と同じ幅で溝切削を行うことができるは
ずである。
【0013】ところが、実際には、ロールの回転速度又
は軸方向への移動速度に微少な機械的誤差が発生する。
それがごく微少な誤差でも、溝切削が進行するに従っ
て、その誤差が累積していくため、次第に、旧溝と新た
に切削する溝の位置との間にずれが発生し、且つそのず
れが次第に大きくなっていく。その結果、旧溝よりも溝
幅が広がってしまうのである。
【0014】また、グルーブドサクションロールの場
合、ロール外周面にサクション用の孔があけてあるが、
溝の底部を研削すると、図8のように、孔の周辺に削り
残しのバリが発生する。このバリの発生原因は、孔の周
辺を削るとき、孔付近では削り屑の付け根部分の剛性が
孔の影響により小さくなる為、鋸刃にかからずに削り残
されるために生じる。このバリが残るとサクション性能
が低下するので、除去しなければならないが、今までは
適当な方法がなかったので、孔の部分に棒状ヤスリを差
し込む等人手のかかる方法に頼らざるを得なかった。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明では、以下に述べ
る手段により、上述のロール溝の再加工とバリ取りの2
つの問題点を解決した。
【0016】即ち、請求項1の発明は、ロール軸に対し
て平行移動可能な往復台と、該往復台上でロール軸に対
して垂直方向に前進・後退可能な固定台を備えたロール
研削盤を用いてロール外周面に刻設された螺旋状の溝の
底部を切削する溝切削装置であって、前記固定台上に
は、ロールの軸方向に滑動自在な溝加工機ベースを設け
られ、該溝加工機ベース上には上記ロール溝を切削する
切削鋸刃と、ロール溝幅と同厚みのガイド部材とが位置
調整可能に搭載してある。
【0017】溝がすり減ったロール溝を再加工するとき
は、先ず、前記ガイド部材を上記ロールの端部で、位置
調整してロール溝に嵌合させ、ガイド部材を固定する。
次ぎに、所定の深さで溝を切削できるよう、切削鋸刃の
位置を調整して固定する。
【0018】例えば、ガイド部材の先端がロール溝の底
部に接する状態のときに、切削鋸刃の先端がロール溝に
所定の切削深さで食い込むように切削鋸刃の位置を調整
する。続いて、ガイド部材の先端がロール端部の溝底部
に接するようにロール溝に嵌合させた状態でロールを回
転させれば、ガイド部材はロール外周面に沿ってロール
の軸方向に移動する。ガイド部材は溝加工機ベースに固
定されているから、溝加工機ベースとともにその上に搭
載された切削鋸刃もガイド部材に先導されて、ロール溝
の底部を上記所定の深さで螺旋状に切削していく。図9
はガイド部材が切削鋸刃を先導する様子を示す模式図で
あり、図中、Rはロール、1は切削鋸刃、2はガイド部
材である。
【0019】一方、固定台は、往復台上にあり、往復台
はサーボモーター等の動力によりレール上をロール軸方
向に移動する。往復台の移動速度は、ガイド部材の移動
速度と同速度となるように調整するが、往復台の移動
は、先に述べたように、機械的誤差が累積するため、溝
加工機ベースの運動と完全に一致しない。従って、本発
明においては、溝加工機の運動が往復台の運動の影響を
受けないよう、溝加工機を固定台上でロールの軸方向に
滑動自在の構造としたのである。従って、本発明におい
ては、往復台と固定台は、単に溝加工機ベースを支える
為に溝加工機ベースの移動に合わせて移動するに過ぎな
い。
【0020】請求項1の発明では、ロールが固定され、
切削鋸刃がロール軸と平行に移動するのに対して、請求
項2の発明は、切削鋸刃が移動する代わりにロール支持
台上のロールが移動する方式のロール研削盤を用いたロ
ール溝切削装置の発明である。溝底部を切削する原理
は、請求項1の発明と同じなので、詳細な説明は省略す
る。
【0021】請求項3の発明は、請求項1又は請求項2
のロール溝切削装置において、ガイド部材が、軸支され
た自由回転するホイールからなることを特徴とする。ホ
イールは1枚でもよいが、同じものを溝間隔と同間隔に
複数枚配置しておくことが望ましい。ガイド部材の役割
は、溝加工機ベースを介して切削鋸刃をロール溝に沿っ
て正確に先導することであるが、ロールが回転する一
方、ガイド部材がロールと同調して回転しないと、ロー
ルとガイド部材との間に摩擦抵抗が発生する。
【0022】従って、請求項3の発明では、ガイド部材
ができるだけ滑らかにロールに沿って移動するよう、ガ
イド部材を自由回転するホイールとしたものである。ま
た、図7に示すように、ガイド部材がホイール2である
場合、ホイール2がロール溝に嵌合する部分の面積が極
めて小さく、嵌合に緩みが生じやすいので、それを補う
ために、複数枚を同一軸に軸支させて用いることが望ま
しい。
【0023】請求項4の発明は、請求項1又は請求項2
のロール外周面に刻設された螺旋状の溝の底部を切削す
るロール溝切削装置において、図7上、符号12で示す
ように、ガイド部材のロール溝に嵌合する部分の形状が
凹型曲面であるプレート1枚又はロールの溝間隔と同間
隔で配置された複数枚のプレートからなることを特徴と
する。前記凹型曲面の曲率半径は、ロール溝の底面の凸
型曲面の曲率半径と一致させることが理想的であるが、
必ずしも一致させる必要はなく、ロール溝の底面の凸型
曲面の曲率半径の0.8〜1.5倍の範囲内であれば、
ほぼ満足できる結果を得られる。ガイド部材が同図の符
号2に示すホイールの場合、ロール溝に嵌合する部分が
極めて小さいが、プレート12である場合は、ホイール
2よりも嵌合する部分を大きくすることができるので、
嵌合に緩みが発生しにくい。
【0024】そのため、ガイド部材をプレート12とし
た場合、プレート12の強度さえ十分であれば、複数枚
設けず、一枚でも十分である。勿論、ロール溝間隔と同
じ間隔に複数枚配置してもよいが、自由回転するホイー
ルに比べて、プレート12の場合は摩擦抵抗大きいか
ら、この点からも枚数は必要最小限とする方がよい。プ
レート12には、アルミ、ステンレス板等の強度があり
耐摩耗性に優れたものを用いることが好ましい。
【0025】請求項5の発明は、請求項1〜4の何れか
に記載のロール溝切削装置において、固定台上にロール
の軸方向に滑動可能に設けられた溝加工機ベースの滑動
機構が、ロールの軸方向と平行なレールと直線運動軸受
けからなることを特徴とするロール溝切削装置の発明で
ある。直線運動軸受けは、商品名でリニアガイドとも呼
ばれ、レールに沿って滑動する部分にベアリングを介在
させた機構である。ベアリングを介在させることによ
り、滑動部分の摩擦抵抗を極めて小さくし、小さな外力
でも、溝加工機べースを滑らかにレールに沿って摺動さ
せることができる。
【0026】請求項6の発明は、固定台上において、溝
加工機ベースの滑動範囲を規制するストッパーが設けら
れており、該ストッパーと溝加工機ベースとがコイルバ
ネ、板バネ又は空気バネ等の緩衝機構を介して相互に接
近・離脱自在となっていることを特徴とする請求項1〜
5の何れかに記載のロール溝切削装置である。固定台上
で、溝加工機ベースは、小さな外力によりロールの軸方
向に自由に動くが、ある程度その動きを規制する必要が
ある。
【0027】溝切削作業の開始時において、まず、切削
鋸刃を先導するガイド部材をロールの端部の溝に食い込
ませる必要がある。その操作を図6で説明する。ガイド
部材であるホイール2がロール溝に食い込み、その先端
部が溝の底部に接するとき、切削鋸刃が所定の深さでロ
ール溝底部を切削できるよう、切削鋸刃とホイール2の
位置調整を済ませた往復台をロールの端部に向けて移動
する。そして、先導するホイール2をロールRの溝の端
部に食い込ませるのであるが、その原理は、ネジ棒にボ
ルトを食い込ませるのと同じである。即ち、ボルトを回
転させながらネジ棒に軽く押し付けて食い込ませるのと
同じ原理である。
【0028】ロールの端部において、最初にホイールの
食い込みを首尾よく行うには、溝加工機ベースの滑動が
余り滑らかでない方がよい。余り滑らかに動きすぎる
と、最初にホイールがロール端部に接近、衝突した時
に、ホイールが衝突時の反発力によってはじき返され
て、ロール溝に首尾よく食い込まないことがある。請求
項6の発明は、溝加工機ベースの滑動範囲を規制するス
トッパーが、固定台上に設けられている。ストッパーは
溝加工機ベースの一端又は両端に設けられており、該ス
トッパーと溝加工機ベースとがコイルバネ、板バネ又は
空気バネ等の緩衝機構を介して相互に接近・離脱自在の
滑動構造としている。このような構造にすれば、溝加工
機ベースは、その滑動範囲の中央では、極めて滑らかに
滑動するが、移動範囲の中央から左右いずれの方向に遠
ざかるにつれて滑動性が減少し、ホイールを溝壁に押し
付ける力が強くなる。よって、最初にホイールがロール
端部に接近、衝突した時の反発力が抑えられ、ガイド部
材のロール溝への食い込みを首尾よく行うことができる
のである。
【0029】上記ストッパーは、例えば、図4又は図5
において符号7で示すような構造のものであり、溝加工
機ベース3の滑動範囲の一方の端又は両端に設ける。緩
衝機構がコイルバネの場合、一方の端に設けるだけで
も、溝加工機ベース3はその滑動範囲の中央では、極め
て滑らかに滑動するが、移動範囲の中央から左右にいず
れかに遠ざかるにしたがって滑動性が減少し、ホイール
を溝壁に押し付ける力が強くなる。緩衝機構は、本研削
装置を長期間使用する間、繰り返し伸縮又は圧縮される
ので、コイルバネのように、できるだけ長期にわたって
復元力を維持できるものが好ましく、また、加工機ベー
スの一端だけでなく両端に設けることが好ましい。ま
た、溝加工機ベースに一カ所突出部を設け、固定台上に
前記突出部を挟むようにして1対のストッパーを設け、
コイルバネ、板バネ又は空気バネ等の緩衝機構を介して
溝加工機ベースの突出部とストッパーが相互に接近・離
脱自在の構造としてもよい。
【0030】請求項7の発明は、請求項1〜6の装置を
用いて、グルーブドサクションロールの溝底を切削し、
続いて、切削鋸刃の刃の表裏を反転するとともに、切削
鋸刃の回転方向を逆にして、再度溝底に沿って切削鋸刃
を移動して溝底を刃先で擦ることを特徴とするグルーブ
ドサクションロールの孔周辺のバリ取り方法である。こ
のバリの発生原因は、鋸刃で削り取られるべき削り屑の
付け根部分の剛性が孔の影響により小さくなる為、鋸刃
にかからずに削り残されるために生じる。鋸刃を逆回転
させ、逆方向から溝底部を擦るように切削すれば、バリ
が除去できることが判明し、請求項7の発明に至った。
【0031】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい実施の形
態を図面に基づいて説明する。図1は、本発明の溝加工
装置の実施形態の一例の主要部を示す平面図である。上
記主要部は、図3に示すように、公知の研削盤の往復台
に搭載して用いられる。図4は、図1の斜視説明図(た
だし、モーターは図示していない)であり、図5は、図
4の部分拡大図である。
【0032】図中、1は切削鋸刃、2はホイールで、同
じ形状のものが同軸にそれぞれ4枚及び3枚が取り付け
られている。切削鋸刃1は、駆動モーター6の動力によ
り回転する。駆動モーター6の回転は、鋸刃駆動側ハウ
ジング9及び鋸刃傾斜角度調整ハウジング8を経て鋸刃
に伝えられる。図中、駆動モータ6は固定台f上に設置
されているが、溝加工機ベース3上でもよい。但し、駆
動モータは重量が大きく、溝加工機ベース3が滑らかに
動くのを阻害するので、固定台f上が望ましい。
【0033】鋸刃傾斜角度調整ハウジング8は、必要に
応じて切削鋸刃1の角度を調整する時に用いる。例え
ば、ロール面に螺旋状に溝を切削する場合、溝はロール
軸に垂直でなく、やや傾斜させる必要があり、この傾斜
角度の調整を鋸刃傾斜角度調整ハウジング8により行
う。切削鋸刃1の回転軸とホイール2の回転軸は、ほぼ
一致しているが、相互に連結していないので、切削鋸刃
1が回転しても、ホイール2は回転しない。ホイール2
は、ロールRとの接触により回転する。切削鋸刃1の先
端は、ホイール2の先端部よりもロール軸近くになるよ
うに設定しておくと、ホイール2を再切削すべき溝の底
部に接触させて溝切削を行うと、ロール軸との距離の差
分だけの深さで溝が切削される。
【0034】溝加工機ベース3は、溝切削に付すべきロ
ールの軸方向に滑動自在に固定台f上に設置されてい
る。即ち、溝加工機ベース3の下部には、固定台fに取
り付けられたレール4上を滑動するガイド部品10が取
り付けられ、溝加工機ベース3は、固定台f上でロール
Rの軸方向に滑動自在な構造となっている。ガイド部品
10の滑動機構は、一般に直線運動軸受けと呼ばれるも
ので、レールとの接触部分にベアリングが設けられ、ベ
アリングにより溝加工機ベース3がレール4上をきわめ
て滑らかに摺動する。
【0035】固定台fは、図4に示すように、往復台c
上に前進、後退できるようレールg上を摺動可能な構造
となっている。標準的なロール研削盤は、ロールの軸方
向に移動する往復台cと、往復台c上をロールRの軸方
向と垂直な方向に摺動可能な固定台fは標準装備として
設けられている。ロールの研削作業は、研削砥石を適度
な圧力でロールに当接した状態で、往復台cの往復運動
により、研削砥石をロールの軸方向に移動して行う。本
発明の装置は、固定台fの上に、さらにロールの軸方向
に滑動自在な溝加工機ベース3を設けた点に特徴があ
る。そして、溝加工機ベース3はロールの軸方向に滑動
自在に取り付けられているが、滑動の為の駆動装置はな
く、外力により自由に且つ滑らかに滑動する構造となっ
ている。
【0036】溝加工機ベース3の移動範囲の一方の端又
は両端には、図1に示すように、ストッパー7が設けら
れ、溝加工機ベース3はコイルバネによって、左右の動
きを規制されている。即ち、図5において、溝加工機ベ
ース3が右方に移動しようとすると、それに比例して、
コイルバネが収縮して、溝加工機ベース3を左方に引き
戻そうとする力が働く。逆に、溝加工機ベース3が左方
に移動しようとすると、前記コイルバネが伸び、溝加工
機ベース3を右方に引き戻そうとする力が働く。従っ
て、コイルバネは、溝加工機ベース3を常に中央の位置
に寄せる働きがあり、この中央の位置近傍においては、
極めて滑らかに滑動するが、溝加工機ベース3の位置が
左右何れかに偏ると、中央に戻そうとする力が働くの
で、溝研削作業の開始時に、図6に示す矢印の方向に往
復台を移動させれば、切削鋸刃1を先導するホイール2
をロール溝にスムーズに食い込ませることができるので
ある。コイルバネは、溝加工機ベース3の滑動範囲の一
方の端だけに設けてもよいが、両端に設けてもよい。
【0037】
【発明の効果】溝付きロールの溝を再加工するに当たっ
て、請求項1〜4の装置を用いることにより、ガイド部
材が切削鋸刃を先導して、正確に切削鋸刃を旧溝に導く
ので、溝幅が広がることなく、本件発明の目的である旧
溝の溝底のみを切削することができる。請求項5の発明
は、溝加工機ベースの滑動を滑らかにするための滑動機
構として、最も効果的な直線運動軸受けを用いた発明で
ある。請求項6の発明は、ロール溝再加工作業の開始時
に、切削鋸刃を先導するガイド部材がロール溝に首尾よ
く食い込むようにした発明である。請求項7の発明は、
グルーブドサクションロールの溝を加工する際に、吸引
孔周辺に発生するバリを極めて簡単に除去する方法の発
明である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のロール溝切削装置の主要部の平面図
【図2】 ロール研削盤の平面説明図
【図3】 本発明によるロール溝切削装置の全体説明図
【図4】 図1の斜視説明図
【図5】 図4の部分拡大図
【図6】 ホールがロール溝に食い込む様子の説明図
【図7】 ホイールとプレートの嵌合状態の比較説明図
【図8】 グルーブドサクションロールのロール面の構
造図
【図9】 ガイド部材が切削鋸刃を先導する様子を示す
模式図
【符号の説明】
1 切削鋸刃 2 ホイール 3 溝加工機ベース 4 レール 5 タイミングベルト 6 駆動モーター 7 ストッパー 8 鋸刃傾斜角度調整ハウジング 9 鋸刃駆動側ハウジング 10 ガイド部品 11 ロール溝 12 プレート a ベッド b ガイドレール c 往復台 d 主軸台 e 心押し台 f 固定台 g レール R ロール T ロール支持台
フロントページの続き (72)発明者 森谷 一彦 北海道苫小牧市勇払143 日本製紙株式会 社勇払工場内 (72)発明者 帯刀 喜久男 北海道苫小牧市勇払143 日本製紙株式会 社勇払工場内 (72)発明者 生田 公二 北海道苫小牧市勇払143 日本製紙株式会 社勇払工場内 (72)発明者 石山 拓郎 北海道苫小牧市勇払143 日本製紙株式会 社勇払工場内 Fターム(参考) 3C040 AA03 JJ00 3C043 AC13 CC11 DD06

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ロール軸に対して平行移動可能な往復台
    と、該往復台上でロール軸に対して垂直方向に前進・後
    退可能な固定台を備えたロール研削盤を用いてロール外
    周面に刻設された螺旋状の溝の底部を切削するロール溝
    切削装置であって、 前記固定台上にロールの軸方向に滑動自在な溝加工機ベ
    ースが設けられ、該溝加工機ベース上には上記ロール溝
    を切削する切削鋸刃と、ロール溝幅と同厚みのガイド部
    材とが位置調整可能に搭載され、前記ガイド部材をロー
    ル端部で上記ロール溝に嵌合させた状態でロールを回転
    させることにより、前記ガイド部材で溝加工機ベースを
    ロール外周面に沿って先導させると同時に往復台をロー
    ルの軸方向に移動させて、切削鋸刃によりロール外周面
    に刻設された螺旋状の溝の底部を切削するロール溝切削
    装置。
  2. 【請求項2】ロール軸に対して平行移動可能なロール支
    持台と、ロール軸に対して垂直方向に前進・後退可能な
    固定台を備えたロール研削盤を用いてロール外周面に刻
    設された螺旋状の溝の底部を切削する溝切り装置であっ
    て、 前記固定台上にロールの軸方向に滑動自在な溝加工機ベ
    ースが設けられ、該溝加工機ベース上には上記ロール溝
    を切削する切削鋸刃と、ロール溝幅と同厚みのガイド部
    材とが位置調整可能に搭載され、前記ガイド部材をロー
    ル端部で上記ロール溝に嵌合させた状態でロールを回転
    させることにより、前記ガイド部材で溝加工機ベースを
    ロール外周面に沿って先導させると同時にロールを軸方
    向に移動させて、切削鋸刃によりロール外周面に刻設さ
    れた螺旋状の溝の底部を切削するロール溝切削装置。
  3. 【請求項3】ガイド部材が、軸支され自由回転する1枚
    又は溝間隔と同間隔に配置された複数枚のホイールから
    なることを特徴とする請求項1又は請求項2の何れかに
    記載のロール溝切削装置。
  4. 【請求項4】ガイド部材のロール溝に嵌合する部分の形
    状が凹型曲面である1枚又はロールの溝間隔と同間隔で
    配置された複数枚のプレートからなることを特徴とする
    請求項1又は請求項2のいずれかに記載のロール溝切削
    装置。
  5. 【請求項5】溝加工機ベースの滑動機構が、ロールの軸
    方向と平行なレールと直線運動軸受けからなることを特
    徴とする請求項1〜4の何れかに記載のロール溝切削装
    置。
  6. 【請求項6】固定台上に、溝加工機ベースの滑動範囲を
    規制するストッパーが設けられており、該ストッパーと
    溝加工機ベースとがコイルバネ、板バネ又は空気バネ等
    の緩衝機構を介して相互に接近・離脱可能となっている
    ことを特徴とする請求項1〜5の何れかに記載のロール
    溝切削装置。
  7. 【請求項7】請求項1〜6の何れかに記載のロール溝切
    削装置を用いて、グルーブドサクションロールの溝底を
    切削し、続いて、切削鋸刃の刃の表裏を反転するととも
    に、切削鋸刃の回転方向を逆にして再度溝底に沿って切
    削鋸刃を移動して溝底を刃先で擦ることを特徴とするグ
    ルーブドサクションロールの孔周辺のバリ取り方法。
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