JPH05111869A - ベルト式研摩アセンブリ - Google Patents
ベルト式研摩アセンブリInfo
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- JPH05111869A JPH05111869A JP4098202A JP9820292A JPH05111869A JP H05111869 A JPH05111869 A JP H05111869A JP 4098202 A JP4098202 A JP 4098202A JP 9820292 A JP9820292 A JP 9820292A JP H05111869 A JPH05111869 A JP H05111869A
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- jaw
- polishing
- holder
- belt
- cam
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- Pending
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B24—GRINDING; POLISHING
- B24B—MACHINES, DEVICES, OR PROCESSES FOR GRINDING OR POLISHING; DRESSING OR CONDITIONING OF ABRADING SURFACES; FEEDING OF GRINDING, POLISHING, OR LAPPING AGENTS
- B24B27/00—Other grinding machines or devices
- B24B27/0069—Other grinding machines or devices with means for feeding the work-pieces to the grinding tool, e.g. turntables, transfer means
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B24—GRINDING; POLISHING
- B24B—MACHINES, DEVICES, OR PROCESSES FOR GRINDING OR POLISHING; DRESSING OR CONDITIONING OF ABRADING SURFACES; FEEDING OF GRINDING, POLISHING, OR LAPPING AGENTS
- B24B21/00—Machines or devices using grinding or polishing belts; Accessories therefor
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B24—GRINDING; POLISHING
- B24B—MACHINES, DEVICES, OR PROCESSES FOR GRINDING OR POLISHING; DRESSING OR CONDITIONING OF ABRADING SURFACES; FEEDING OF GRINDING, POLISHING, OR LAPPING AGENTS
- B24B21/00—Machines or devices using grinding or polishing belts; Accessories therefor
- B24B21/002—Machines or devices using grinding or polishing belts; Accessories therefor for grinding edges or bevels
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)
- Constituent Portions Of Griding Lathes, Driving, Sensing And Control (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 細長形状のバ−やレンチ等の工作物が有する
主側面間に延在する弧状端面を研摩して、ムラが生じな
いようにかつ滑らかに仕上げるためのベルト式研摩アセ
ンブリを提供する。 【構成】 この研摩アセンブリ10は、床82に対して
水平方向に移動できる可動プレ−ト86と、可動プレ−
ト86の一端部に対してピン92により軸支されたフレ
−ム72と、床82に固定されたフレ−ム81に取り付
けられ研摩用ベルト17を駆動するベルト研摩装置16
と、フレ−ム81に取り付けられ研摩用ベルト17の背
面を支持するプラテン22と、フレ−ム72により支持
されたホイ−ル28と、このホイ−ル28の外周上に所
定間隔隔てて取り付けられた加工物保持用ホルダ100
とを備えている。可動プレ−ト86の他端部には、フレ
−ム72を上下方向に移動させるための調整装置106
が備えられており、これを操作して、ホルダ100に保
持されている工作物12をベルト17の表面に押圧す
る。
主側面間に延在する弧状端面を研摩して、ムラが生じな
いようにかつ滑らかに仕上げるためのベルト式研摩アセ
ンブリを提供する。 【構成】 この研摩アセンブリ10は、床82に対して
水平方向に移動できる可動プレ−ト86と、可動プレ−
ト86の一端部に対してピン92により軸支されたフレ
−ム72と、床82に固定されたフレ−ム81に取り付
けられ研摩用ベルト17を駆動するベルト研摩装置16
と、フレ−ム81に取り付けられ研摩用ベルト17の背
面を支持するプラテン22と、フレ−ム72により支持
されたホイ−ル28と、このホイ−ル28の外周上に所
定間隔隔てて取り付けられた加工物保持用ホルダ100
とを備えている。可動プレ−ト86の他端部には、フレ
−ム72を上下方向に移動させるための調整装置106
が備えられており、これを操作して、ホルダ100に保
持されている工作物12をベルト17の表面に押圧す
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、細長形状のバ−やレン
チ等の対象物が有する主側面の間に延在し、これらの対
象物の長手方向に亘って直線的でない所定形状を有する
端面、を研摩して滑らかな弧状面に仕上げるために使用
されるベルト式研摩アセンブリに関する。
チ等の対象物が有する主側面の間に延在し、これらの対
象物の長手方向に亘って直線的でない所定形状を有する
端面、を研摩して滑らかな弧状面に仕上げるために使用
されるベルト式研摩アセンブリに関する。
【0002】
【従来の技術】細長形状のバ−やレンチ等の対象物が有
する主側面の間に延在する端面であって、該主側面に対
して平行な面で切断した切断面に見られるような、これ
らの対象物の長手方向に亘って直線的でない所定形状を
有する端面を研摩して滑らかな弧状面に仕上げるために
使用されるベルト式研摩アセンブリが知られている。こ
の種の研摩アセンブリは、これらの対象物を製造する際
に採用される落とし鍛造等の製造方法から生じせしめら
れる目の粗い不均一な端面を、滑らかな弧状の端面に形
成する場合に使用される。このような研摩装置として
は、ベルト式研摩アセンブリ(1)と、バ−操作装置(2)
とを組み合わせた以下のタイプのものが提供されてい
る。すなわち、このベルト式研摩アセンブリ(1)は、研
摩ベルトを、装置のフレ−ムに取り付けられたバックア
ッププラテンを通過する経路に沿った第1方向に駆動す
るための駆動手段を備えている。このバックアッププラ
テンは、その背面に隣接する研摩ベルトを支持し、ベル
トの移動方向に対して平行な支持面を有している。ま
た、このバックアッププラテンは、ベルトの移動方向に
対して直交する方向に丸みを付けられるべき端面の形状
に対応した形状を有している。一方、上記バ−操作装置
(2)により、バ−の端面は、ベルトの移動方向に対して
直角な軸を中心とする弓状経路に沿って移動せしめら
れ、バ−に丸みをつけるべくその支持面に沿って、研摩
剤が備えられたベルト面に強制的に係合せしめられる。
する主側面の間に延在する端面であって、該主側面に対
して平行な面で切断した切断面に見られるような、これ
らの対象物の長手方向に亘って直線的でない所定形状を
有する端面を研摩して滑らかな弧状面に仕上げるために
使用されるベルト式研摩アセンブリが知られている。こ
の種の研摩アセンブリは、これらの対象物を製造する際
に採用される落とし鍛造等の製造方法から生じせしめら
れる目の粗い不均一な端面を、滑らかな弧状の端面に形
成する場合に使用される。このような研摩装置として
は、ベルト式研摩アセンブリ(1)と、バ−操作装置(2)
とを組み合わせた以下のタイプのものが提供されてい
る。すなわち、このベルト式研摩アセンブリ(1)は、研
摩ベルトを、装置のフレ−ムに取り付けられたバックア
ッププラテンを通過する経路に沿った第1方向に駆動す
るための駆動手段を備えている。このバックアッププラ
テンは、その背面に隣接する研摩ベルトを支持し、ベル
トの移動方向に対して平行な支持面を有している。ま
た、このバックアッププラテンは、ベルトの移動方向に
対して直交する方向に丸みを付けられるべき端面の形状
に対応した形状を有している。一方、上記バ−操作装置
(2)により、バ−の端面は、ベルトの移動方向に対して
直角な軸を中心とする弓状経路に沿って移動せしめら
れ、バ−に丸みをつけるべくその支持面に沿って、研摩
剤が備えられたベルト面に強制的に係合せしめられる。
【0003】この従来型ベルト式研摩アセンブリにおい
て、上記バ−操作装置には、所定間隔隔てられた2本の
ロ−ラチェインからなるコンベアベルトを備えたコンベ
アと、該2本のチェイン間を該チェインと交わる方向に
延在する金属製のスラットと、チェインの長手方向に向
き合ったスラットの側において該スラットに取り付けら
れたバ−を収納するための収納容器と、所定間隔隔てら
れ互いに平行に位置せしめられた2本の心棒を有する、
ベルトを駆動するための駆動装置とが備えられている。
なお、各心棒には、夫々、軸方向に隔てられた2つのス
プロケットが備えられており、該スプロケットにより、
所定の張力がチェインにかけられるようになっている。
各収納容器は、該各収納容器内に、スラットに対して平
行に延在する各バ−を収納できるように、また、バ−の
端面がスラットから突出するように構成されている。ま
た、コンベアの一端にあるスプロケットは、心棒の一つ
に取り付けられているスプロケットの廻りにある収納容
器の一つによって、該収納容器内のバ−を円弧状に移動
させることができるように位置せしめられている。これ
によって、収納容器内のバ−は、支持面に沿って研摩ベ
ルトと強制的に係合せしめられ、バ−の端面は研摩され
る。
て、上記バ−操作装置には、所定間隔隔てられた2本の
ロ−ラチェインからなるコンベアベルトを備えたコンベ
アと、該2本のチェイン間を該チェインと交わる方向に
延在する金属製のスラットと、チェインの長手方向に向
き合ったスラットの側において該スラットに取り付けら
れたバ−を収納するための収納容器と、所定間隔隔てら
れ互いに平行に位置せしめられた2本の心棒を有する、
ベルトを駆動するための駆動装置とが備えられている。
なお、各心棒には、夫々、軸方向に隔てられた2つのス
プロケットが備えられており、該スプロケットにより、
所定の張力がチェインにかけられるようになっている。
各収納容器は、該各収納容器内に、スラットに対して平
行に延在する各バ−を収納できるように、また、バ−の
端面がスラットから突出するように構成されている。ま
た、コンベアの一端にあるスプロケットは、心棒の一つ
に取り付けられているスプロケットの廻りにある収納容
器の一つによって、該収納容器内のバ−を円弧状に移動
させることができるように位置せしめられている。これ
によって、収納容器内のバ−は、支持面に沿って研摩ベ
ルトと強制的に係合せしめられ、バ−の端面は研摩され
る。
【0004】また、つぎに示すような別タイプの研摩ア
センブリも提供されている。すなわち、この研摩アセン
ブリは、研摩ベルトを研摩位置を通過する経路に沿って
第1方向に駆動するための駆動手段を有するベルト式研
摩アセンブリ(1)と、バ−の端面をベルトの移動方向に
対して直角な軸を中心とする弓状経路に沿って移動さ
せ、バ−に丸みをつけるべく、研摩位置において研摩剤
を備えたベルト面に強制的に係合させるためのバ−操作
装置(2)とが組み合わされたものから構成されている。
このバ−操作装置には、その外周に取り付けられたバ−
を収納するための収納容器を有するドラムと、該ドラム
を駆動するためのチェ−ン駆動装置とが備えられてい
る。各収納容器は、ドラムの軸に対して平行に延在する
各バ−を収納し、バ−の端面がスラットから突出するよ
うに構成されている。また、ドラムは、その外周に位置
せしめられている収納容器の一つの動きによって、収納
容器内のバ−を弓状に移動させる構成になっている。こ
れによって、バ−は支持面に沿って研摩ベルトに強制的
に係合せしめられ、バ−の端面が研摩されて、丸みが付
けられる。
センブリも提供されている。すなわち、この研摩アセン
ブリは、研摩ベルトを研摩位置を通過する経路に沿って
第1方向に駆動するための駆動手段を有するベルト式研
摩アセンブリ(1)と、バ−の端面をベルトの移動方向に
対して直角な軸を中心とする弓状経路に沿って移動さ
せ、バ−に丸みをつけるべく、研摩位置において研摩剤
を備えたベルト面に強制的に係合させるためのバ−操作
装置(2)とが組み合わされたものから構成されている。
このバ−操作装置には、その外周に取り付けられたバ−
を収納するための収納容器を有するドラムと、該ドラム
を駆動するためのチェ−ン駆動装置とが備えられてい
る。各収納容器は、ドラムの軸に対して平行に延在する
各バ−を収納し、バ−の端面がスラットから突出するよ
うに構成されている。また、ドラムは、その外周に位置
せしめられている収納容器の一つの動きによって、収納
容器内のバ−を弓状に移動させる構成になっている。こ
れによって、バ−は支持面に沿って研摩ベルトに強制的
に係合せしめられ、バ−の端面が研摩されて、丸みが付
けられる。
【0005】上記研摩アセンブリにより、バ−又はレン
チの側面側は研摩され、丸みが付けられるが、この研摩
アセンブリには、幾つかの問題点がある。すなわち、コ
ンベアベルトとスプロケット間において、ホルダ内、又
はチェ−ン駆動装置内にバ−がアソビを有して収納され
ている場合、バ−が、最初に、支持面に沿って研摩ベル
トと係合せしめられた際、このアソビによって、バ−は
一時的であるにせよその駆動装置により駆動されなくな
る。この後、そのように係合することによって生じる力
がベルトと共にバ−を移動させることに向けられるよう
に、バ−が支持面に沿って位置せしめられるまで、その
駆動装置により、バ−は、研摩ベルトに強制的に係合せ
しめられる。しかし、このようなアソビによって、バ−
はベルトと共に移動せしめられ、この結果、バ−の動き
が速くなり過ぎて、バ−は支持面に沿って研摩ベルトと
係合出来なくなる。バ−とベルト間におけるそのような
係合の結果、研摩されるバ−の端面にムラが生じる。こ
れは、最初にベルトと係合するバ−の部分から必要以上
に多くの金属が研摩されるためであり、また、最終的に
ベルトと係合するバ−の部分から所望量の金属が研摩さ
れないためである。また、バ−又はレンチがベルトとの
係合から外れたとき、これらのものはホルダから落ちる
可能性があり危険である。
チの側面側は研摩され、丸みが付けられるが、この研摩
アセンブリには、幾つかの問題点がある。すなわち、コ
ンベアベルトとスプロケット間において、ホルダ内、又
はチェ−ン駆動装置内にバ−がアソビを有して収納され
ている場合、バ−が、最初に、支持面に沿って研摩ベル
トと係合せしめられた際、このアソビによって、バ−は
一時的であるにせよその駆動装置により駆動されなくな
る。この後、そのように係合することによって生じる力
がベルトと共にバ−を移動させることに向けられるよう
に、バ−が支持面に沿って位置せしめられるまで、その
駆動装置により、バ−は、研摩ベルトに強制的に係合せ
しめられる。しかし、このようなアソビによって、バ−
はベルトと共に移動せしめられ、この結果、バ−の動き
が速くなり過ぎて、バ−は支持面に沿って研摩ベルトと
係合出来なくなる。バ−とベルト間におけるそのような
係合の結果、研摩されるバ−の端面にムラが生じる。こ
れは、最初にベルトと係合するバ−の部分から必要以上
に多くの金属が研摩されるためであり、また、最終的に
ベルトと係合するバ−の部分から所望量の金属が研摩さ
れないためである。また、バ−又はレンチがベルトとの
係合から外れたとき、これらのものはホルダから落ちる
可能性があり危険である。
【0006】1989年5月31日に出願された米国出
願(出願番号:07/359729)に記載の研摩アセンブリや、ヨ
−ロッパ特許出願(出願番号:0400901)に記載の研摩アセ
ンブリに関しては、これらの研摩アセンブリにより、対象
物を研摩して小さい弓状面(たとえば、端部の厚さが0.
25インチ、半径が1インチ以下のレンチ)を形成する
ことは困難であり、そのような研摩アセンブリについて
は、回転軸は、多数の工具収納容器が回転軸の周縁部に
位置せしめられるように、十分大きい半径を有していな
ければならない。
願(出願番号:07/359729)に記載の研摩アセンブリや、ヨ
−ロッパ特許出願(出願番号:0400901)に記載の研摩アセ
ンブリに関しては、これらの研摩アセンブリにより、対象
物を研摩して小さい弓状面(たとえば、端部の厚さが0.
25インチ、半径が1インチ以下のレンチ)を形成する
ことは困難であり、そのような研摩アセンブリについて
は、回転軸は、多数の工具収納容器が回転軸の周縁部に
位置せしめられるように、十分大きい半径を有していな
ければならない。
【0007】一般的に、回転軸の半径が大きくなればな
る程、より多くの工具収納容器が回転軸の周縁部に位置
せしめられ、研摩される対象物の数に対して回転軸周縁
部の速度は遅くなる。しかし、回転軸の半径が増すと、
工作物が収納容器によって支持面沿いに研摩ベルトと強
制的に係合せしめられるところの弓状面がより平らに、
すなわち、湾曲部の半径が減少する。その結果、その工
作物が研摩されて形成される面の半径が比較的大きなも
のとなり、従って、このような装置を使用した場合に
は、レンチ又は加工物の端面が研摩されて、該端面に好
ましからざる程に大きなア−ルが付けられる。これによ
って、レンチの端部は、滑らかに仕上げられず、使用者
の手にザラザラした感触を与えたり、見た目に悪い印象
を与えたりする。
る程、より多くの工具収納容器が回転軸の周縁部に位置
せしめられ、研摩される対象物の数に対して回転軸周縁
部の速度は遅くなる。しかし、回転軸の半径が増すと、
工作物が収納容器によって支持面沿いに研摩ベルトと強
制的に係合せしめられるところの弓状面がより平らに、
すなわち、湾曲部の半径が減少する。その結果、その工
作物が研摩されて形成される面の半径が比較的大きなも
のとなり、従って、このような装置を使用した場合に
は、レンチ又は加工物の端面が研摩されて、該端面に好
ましからざる程に大きなア−ルが付けられる。これによ
って、レンチの端部は、滑らかに仕上げられず、使用者
の手にザラザラした感触を与えたり、見た目に悪い印象
を与えたりする。
【0008】
【発明の要旨】本発明によれば、レンチ等の細長形状の
バ−の長手方向沿いに所定の形状を有する主側面間に延
在する面を研摩して、比較的小さくかつ一様な弓状端面
(たとえば、半径0.25in.端部の厚さが0.25i
n.であるレンチ等)を形成することができるベルト式研
摩アセンブリが提供される。
バ−の長手方向沿いに所定の形状を有する主側面間に延
在する面を研摩して、比較的小さくかつ一様な弓状端面
(たとえば、半径0.25in.端部の厚さが0.25i
n.であるレンチ等)を形成することができるベルト式研
摩アセンブリが提供される。
【0009】このベルト式研摩アセンブリは、以下の各
装置から構成される。
装置から構成される。
【0010】すなわち、この装置は、(1)フレ−ム装置
と、(2)前面と背面とを有する背材を備えた研摩用環状
ベルトと、該前面沿いに備えられた研摩用粒子と、この
研摩用ベルトをフレ−ムに対する経路に沿った第1方向
に駆動するための駆動装置とを備えたベルト研摩装置
と、(3)上記経路に沿ってベルトを支持する支持面であ
って、第1方向において直線的でありかつ該第1方向に
対して直交する方向において端面の形状に対応した形状
を有する支持面を備えたバックアップ装置と、(4)外周
と、上記第1方向に対して直角に位置せしめられた軸
と、該軸により限定されるところの径とを備えたホイ−
ルと、ホイ−ルを軸を中心として回転自在にフレ−ム装
置に取り付けるための装置と、ホイ−ルの外周を回転さ
せて該外周をフレ−ムに対する加工物取り付け位置を通
過せしめた後に、第1回転方向に略一定の速度でその支
持面を通過せしめる駆動装置と、(5)径方向外側に位置
する外側部と径方向内側に位置する内側部とを有する複
数のホルダアセンブリであって、上記外側部に沿って加
工物を着脱自在に係合せしめかつ保持するための係合装
置を有するところのホルダアセンブリとから構成されて
いる。
と、(2)前面と背面とを有する背材を備えた研摩用環状
ベルトと、該前面沿いに備えられた研摩用粒子と、この
研摩用ベルトをフレ−ムに対する経路に沿った第1方向
に駆動するための駆動装置とを備えたベルト研摩装置
と、(3)上記経路に沿ってベルトを支持する支持面であ
って、第1方向において直線的でありかつ該第1方向に
対して直交する方向において端面の形状に対応した形状
を有する支持面を備えたバックアップ装置と、(4)外周
と、上記第1方向に対して直角に位置せしめられた軸
と、該軸により限定されるところの径とを備えたホイ−
ルと、ホイ−ルを軸を中心として回転自在にフレ−ム装
置に取り付けるための装置と、ホイ−ルの外周を回転さ
せて該外周をフレ−ムに対する加工物取り付け位置を通
過せしめた後に、第1回転方向に略一定の速度でその支
持面を通過せしめる駆動装置と、(5)径方向外側に位置
する外側部と径方向内側に位置する内側部とを有する複
数のホルダアセンブリであって、上記外側部に沿って加
工物を着脱自在に係合せしめかつ保持するための係合装
置を有するところのホルダアセンブリとから構成されて
いる。
【0011】各ホルダアセンブリには、ホルダアセンブ
リを該ホルダアセンブリの軸を中心として取り付けるた
めの支軸装置が備えられている。なお、この軸は、ホイ
−ルの軸に対して平行に位置せしめられており、また、
ホイ−ルの外周に所定間隔隔てられて位置せしめられて
いる。この支軸装置によって各ホルダアセンブリを、研
摩前の位置と研摩後の位置との間でホルダアセンブリの
軸を中心として回転させることができるように、ホイ−
ルの径方向外側に向かって突出する係合装置が備えられ
る。このホルダアセンブリの研摩前の位置から研摩後の
位置への軸を中心とする運動の向きは、略、ホイ−ルの
第1回転方向にある。
リを該ホルダアセンブリの軸を中心として取り付けるた
めの支軸装置が備えられている。なお、この軸は、ホイ
−ルの軸に対して平行に位置せしめられており、また、
ホイ−ルの外周に所定間隔隔てられて位置せしめられて
いる。この支軸装置によって各ホルダアセンブリを、研
摩前の位置と研摩後の位置との間でホルダアセンブリの
軸を中心として回転させることができるように、ホイ−
ルの径方向外側に向かって突出する係合装置が備えられ
る。このホルダアセンブリの研摩前の位置から研摩後の
位置への軸を中心とする運動の向きは、略、ホイ−ルの
第1回転方向にある。
【0012】この研摩装置には、両端を有するコイルス
プリングを複数個使用して、各ホルダアセンブリを上記
研摩前の位置に付勢するための付勢装置を取り付けるこ
ともできる。各コイルスプリングの一端は、ホイ−ルの
軸に大略隣接した、ホイ−ルの所定位置に固定される。
一方、各コイルスプリングの他端は、ホルダアセンブリ
の上記内側部に固定されている。
プリングを複数個使用して、各ホルダアセンブリを上記
研摩前の位置に付勢するための付勢装置を取り付けるこ
ともできる。各コイルスプリングの一端は、ホイ−ルの
軸に大略隣接した、ホイ−ルの所定位置に固定される。
一方、各コイルスプリングの他端は、ホルダアセンブリ
の上記内側部に固定されている。
【0013】この研摩装置には、加工物を上記支持面に
沿って研摩ベルトに対して強制的に係合せしめるために
ホルダアセンブリがバックアップ装置を通過している
間、付勢装置(スプリング)の力に抗して上記各ホルダア
センブリを研摩前の位置から研摩後の位置へと軸を中心
として回転させるためのピボットカム装置が、支持面に
略隣接したフレ−ム上に備えられている。これによっ
て、加工物は研摩されて、ホイ−ルの径よりも小さな径
が該加工物に形成される。このピボットカム装置は、フ
レ−ムに固定され、この支軸装置と係合させることがで
きるように構成されたカムバ−を備えることが好まし
い。
沿って研摩ベルトに対して強制的に係合せしめるために
ホルダアセンブリがバックアップ装置を通過している
間、付勢装置(スプリング)の力に抗して上記各ホルダア
センブリを研摩前の位置から研摩後の位置へと軸を中心
として回転させるためのピボットカム装置が、支持面に
略隣接したフレ−ム上に備えられている。これによっ
て、加工物は研摩されて、ホイ−ルの径よりも小さな径
が該加工物に形成される。このピボットカム装置は、フ
レ−ムに固定され、この支軸装置と係合させることがで
きるように構成されたカムバ−を備えることが好まし
い。
【0014】略一様な速度で弓状経路に沿って研摩ベル
トに強制的に係合せしめられる上記工作物の端面の移動
は、直径が25cm(10in.)あるホイ−ルと同軸であり
かつ直径が25cm(10in.)以下のハスバ歯車と、該ハ
スバ歯車と係合せしめられかつ該歯車の軸に対して直交
せしめられる軸を有する駆動用ウォ−ムギアと、ハスバ
歯車に対して径方向に移動させることができるようにウ
ォ−ムギアを取り付けるための取り付け装置と、ギア間
におけるガタつきをなくすためにウォ−ムギアの歯を付
勢してハスバ歯車の歯と係合させるための付勢装置とか
ら構成される駆動装置により行なわれることが好まし
い。
トに強制的に係合せしめられる上記工作物の端面の移動
は、直径が25cm(10in.)あるホイ−ルと同軸であり
かつ直径が25cm(10in.)以下のハスバ歯車と、該ハ
スバ歯車と係合せしめられかつ該歯車の軸に対して直交
せしめられる軸を有する駆動用ウォ−ムギアと、ハスバ
歯車に対して径方向に移動させることができるようにウ
ォ−ムギアを取り付けるための取り付け装置と、ギア間
におけるガタつきをなくすためにウォ−ムギアの歯を付
勢してハスバ歯車の歯と係合させるための付勢装置とか
ら構成される駆動装置により行なわれることが好まし
い。
【0015】また、各係合装置は、第1アゴと、ホルダ
アセンブリに対して固定された所定位置において、該第
1アゴをホルダアセンブリの上記外側部に着脱自在に取
り付けるための取り付け装置とから構成されることが好
ましい。この取り付け装置には、ホイ−ルの軸に対して
略平行に延在し、一端に挿入口を有するスロットの如き
構造的な手段を備えることもできる。この第1アゴは、
スロットに確実に適合するように構成された基部と、該
基部をスロット内に着脱自在に保持するための保持装置
とを有している。このスロットは、ホルダアセンブリの
外周面の一部と、ホルダアセンブリの外周に対して鋭角
を有して形成された少なくとも一つの側面とからなる。
本装置には、また、上記基部を上記側面又はスロットの
軸受け面に対して強制的に押圧するための、基部をスロ
ット内に着脱自在に保持するための保持装置を備えるこ
ともできる。
アセンブリに対して固定された所定位置において、該第
1アゴをホルダアセンブリの上記外側部に着脱自在に取
り付けるための取り付け装置とから構成されることが好
ましい。この取り付け装置には、ホイ−ルの軸に対して
略平行に延在し、一端に挿入口を有するスロットの如き
構造的な手段を備えることもできる。この第1アゴは、
スロットに確実に適合するように構成された基部と、該
基部をスロット内に着脱自在に保持するための保持装置
とを有している。このスロットは、ホルダアセンブリの
外周面の一部と、ホルダアセンブリの外周に対して鋭角
を有して形成された少なくとも一つの側面とからなる。
本装置には、また、上記基部を上記側面又はスロットの
軸受け面に対して強制的に押圧するための、基部をスロ
ット内に着脱自在に保持するための保持装置を備えるこ
ともできる。
【0016】上記係合装置は、また、第2アゴと、第
1,2アゴ間に工作物を収納するべく第2アゴが第1ア
ゴから隔てられた状態にある解放位置、及び第1,2ア
ゴ間に工作物を確実に把持できるように構成された係合
位置との間で第1アゴに対して移動自在となるように、
該第2アゴをホルダアセンブリに取り付けるためのアゴ
作動装置を備えることもできる。このアゴ作動装置に
は、第1,2アゴ間に、第2アゴを係合位置に付勢する
べく各ホルダアセンブリに取り付けられるスプリング
と、第2アゴに取り付けられるアゴカム従動子を有する
カム装置が備えられることが好ましい。
1,2アゴ間に工作物を収納するべく第2アゴが第1ア
ゴから隔てられた状態にある解放位置、及び第1,2ア
ゴ間に工作物を確実に把持できるように構成された係合
位置との間で第1アゴに対して移動自在となるように、
該第2アゴをホルダアセンブリに取り付けるためのアゴ
作動装置を備えることもできる。このアゴ作動装置に
は、第1,2アゴ間に、第2アゴを係合位置に付勢する
べく各ホルダアセンブリに取り付けられるスプリング
と、第2アゴに取り付けられるアゴカム従動子を有する
カム装置が備えられることが好ましい。
【0017】このベルト研摩装置には、フレ−ムに取り
付けられ、カムバ−から隔てられた解放用カムと装着用
カムとを備えることができる。これらの解放用カムと装
着用カムとには、アゴカム従動子により係合せしめられ
るべく位置せしめられたカム面が備えられており、これ
によって、第2アゴは、該第2アゴを係合位置に付勢す
るスプリングの力に抗して、解放位置に移動せしめれ
る。
付けられ、カムバ−から隔てられた解放用カムと装着用
カムとを備えることができる。これらの解放用カムと装
着用カムとには、アゴカム従動子により係合せしめられ
るべく位置せしめられたカム面が備えられており、これ
によって、第2アゴは、該第2アゴを係合位置に付勢す
るスプリングの力に抗して、解放位置に移動せしめれ
る。
【0018】各ホルダアセンブリには、ホルダアセンブ
リの上記内側部に取り付けられるレベリングカム従動子
を有するレベリング装置が備えられることが好ましい。
上記フレ−ム装置に取り付けられる解放用カム及び装着
用カムは、ホルダアセンブリをホイ−ルに対して固定す
るために、レベリングカム従動子によって係合せしめら
れるべく形成された面を有する。上記した如く、解放用
カムと装着用カムとは、また、アゴカム従動子により係
合せしめられるべく形成された面を、夫々、有してい
る。これによって、第2アゴは、解放位置に移動せしめ
られ、ホルダアセンブリは、水平位置に位置せしめられ
る。
リの上記内側部に取り付けられるレベリングカム従動子
を有するレベリング装置が備えられることが好ましい。
上記フレ−ム装置に取り付けられる解放用カム及び装着
用カムは、ホルダアセンブリをホイ−ルに対して固定す
るために、レベリングカム従動子によって係合せしめら
れるべく形成された面を有する。上記した如く、解放用
カムと装着用カムとは、また、アゴカム従動子により係
合せしめられるべく形成された面を、夫々、有してい
る。これによって、第2アゴは、解放位置に移動せしめ
られ、ホルダアセンブリは、水平位置に位置せしめられ
る。
【0019】
【実施例】本発明に係る第1実施例を図1〜10に従っ
て詳細に説明する。
て詳細に説明する。
【0020】10は、レンチ12等の細長形状のバ−を
研摩するために使用されるベルト式研摩アセンブリであ
る。図に示されるように、このレンチ12は、該レンチ
12の長手方向に沿って直線的でない可能性のある1対
の主側面と、これらの主側面の間に挟まれ、主側面側か
ら見たときに所定の形状を有するザラついた端面14と
を有している。この研摩装置10は、レンチ12の主側
面間に延在する、比較的小さな同形の弓状端面(たとえ
ば、半径0.25インチ、端部の厚さが0.25インチ
のレンチ等)を研摩して、レンチ12の長手方向に沿っ
て形成されている所定の形状を損なうことなく、上記側
面間に新たなる滑らかな端面を形成することができるよ
うに構成されている。
研摩するために使用されるベルト式研摩アセンブリであ
る。図に示されるように、このレンチ12は、該レンチ
12の長手方向に沿って直線的でない可能性のある1対
の主側面と、これらの主側面の間に挟まれ、主側面側か
ら見たときに所定の形状を有するザラついた端面14と
を有している。この研摩装置10は、レンチ12の主側
面間に延在する、比較的小さな同形の弓状端面(たとえ
ば、半径0.25インチ、端部の厚さが0.25インチ
のレンチ等)を研摩して、レンチ12の長手方向に沿っ
て形成されている所定の形状を損なうことなく、上記側
面間に新たなる滑らかな端面を形成することができるよ
うに構成されている。
【0021】このベルト式研摩装置10は、フレ−ム
と、ベルト式研摩装置等の機械加工装置と、バックアッ
ププラテンと、加工部材供給装置とを備えている。この
機械加工装置は、柔軟な布製の裏材と研摩剤粒子を備え
た前面18、及び背面19とからなり研摩用に使用され
る従来式環状ベルト(たとえば、ミネソタ州セントポ−
ルにあるミネソタ マイニング アンド マニュファク
チュアリング カンパニから、「スリ−エム 331D
スリ−マイト ティ− エム レジン ボンドクロス
ベルト」“3M 331D Three−M−ite T.
M. Resin Bond Cloth Belts"の商品名で販売
されている研摩用ベルト)を有するベルト駆動装置16
と、モ−タ駆動装置(たとえば、ミネソタ州クリスタル
にあるケ−エルケ−工業(KLK Industries)や、イ
ンジアナ州インジアナポリスにあるジ−アンドピ−工業
(G&P Industries)により販売されている垂直式弛
緩ベルト装置)とを有している。このベルト駆動装置1
6により、研摩用ベルト17は、研摩用ベルトに張力を
与えるために所定間隔隔てられたロ−ラを有する(不図
示の)従来式ベルト駆動装置によって、フレ−ムに対す
る経路に沿った第1方向に駆動される。また、上記モ−
タ駆動装置によって、ロ−ラ及び研摩用ベルト17が駆
動される。上記バックアッププラテン22は、フレ−ム
に固定されており、研摩用ベルト17の背面19に隣接
した経路に沿った支持面23を有している。この支持面
23は、研摩用ベルト17が駆動される第1方向(図2,
4参照)において直線的であり、該第1方向に対して直
交する方向に端面14の形状に対応した形状を有してい
る。一方、上記供給装置により、レンチ12の端面14
は、軸26,101を中心とする弓状経路に沿って、略
一定の速度で移動せしめられる。これらの軸26,10
1は、第1方向に対して直角に位置せしめられている。
と、ベルト式研摩装置等の機械加工装置と、バックアッ
ププラテンと、加工部材供給装置とを備えている。この
機械加工装置は、柔軟な布製の裏材と研摩剤粒子を備え
た前面18、及び背面19とからなり研摩用に使用され
る従来式環状ベルト(たとえば、ミネソタ州セントポ−
ルにあるミネソタ マイニング アンド マニュファク
チュアリング カンパニから、「スリ−エム 331D
スリ−マイト ティ− エム レジン ボンドクロス
ベルト」“3M 331D Three−M−ite T.
M. Resin Bond Cloth Belts"の商品名で販売
されている研摩用ベルト)を有するベルト駆動装置16
と、モ−タ駆動装置(たとえば、ミネソタ州クリスタル
にあるケ−エルケ−工業(KLK Industries)や、イ
ンジアナ州インジアナポリスにあるジ−アンドピ−工業
(G&P Industries)により販売されている垂直式弛
緩ベルト装置)とを有している。このベルト駆動装置1
6により、研摩用ベルト17は、研摩用ベルトに張力を
与えるために所定間隔隔てられたロ−ラを有する(不図
示の)従来式ベルト駆動装置によって、フレ−ムに対す
る経路に沿った第1方向に駆動される。また、上記モ−
タ駆動装置によって、ロ−ラ及び研摩用ベルト17が駆
動される。上記バックアッププラテン22は、フレ−ム
に固定されており、研摩用ベルト17の背面19に隣接
した経路に沿った支持面23を有している。この支持面
23は、研摩用ベルト17が駆動される第1方向(図2,
4参照)において直線的であり、該第1方向に対して直
交する方向に端面14の形状に対応した形状を有してい
る。一方、上記供給装置により、レンチ12の端面14
は、軸26,101を中心とする弓状経路に沿って、略
一定の速度で移動せしめられる。これらの軸26,10
1は、第1方向に対して直角に位置せしめられている。
【0022】上記加工部材供給装置は、軸26を有する
ホイ−ル28と、大略円筒形状の外周27と、フレ−ム
に固定される軸受け30によりホイ−ル28の心棒29
が軸支される装置とから構成されることが好ましい。ホ
イ−ル28は、心棒29により、フレ−ム上に軸26を
中心として回転自在に取り付けられる。この軸26は、
ホイ−ル28の外周27を、フレ−ムに対する加工物取
り付け位置33からプラテン22の支持面23へ、順
次、移動せしめるべく、研摩用ベルト17が駆動される
第1方向と直交する方向に位置せしめられている。この
研摩装置には、また、ホイ−ル28の外周27をプラテ
ン22の支持面上を一定の速度で回転させるための駆動
装置が備えられている。
ホイ−ル28と、大略円筒形状の外周27と、フレ−ム
に固定される軸受け30によりホイ−ル28の心棒29
が軸支される装置とから構成されることが好ましい。ホ
イ−ル28は、心棒29により、フレ−ム上に軸26を
中心として回転自在に取り付けられる。この軸26は、
ホイ−ル28の外周27を、フレ−ムに対する加工物取
り付け位置33からプラテン22の支持面23へ、順
次、移動せしめるべく、研摩用ベルト17が駆動される
第1方向と直交する方向に位置せしめられている。この
研摩装置には、また、ホイ−ル28の外周27をプラテ
ン22の支持面上を一定の速度で回転させるための駆動
装置が備えられている。
【0023】このベルト式研摩アセンブリ10には、複
数個のホルダアセンブリ100(図4〜8)が備えられて
いる。これらの各ホルダアセンブリ100は、径方向外
側に位置せしめられる外面と、径方向内側に位置せしめ
られる内面とを有しており、各ホルダアセンブリ100
には、該外面に沿ってレンチ12を着脱自在に係合させ
ると共に保持するための手段が備えられている。
数個のホルダアセンブリ100(図4〜8)が備えられて
いる。これらの各ホルダアセンブリ100は、径方向外
側に位置せしめられる外面と、径方向内側に位置せしめ
られる内面とを有しており、各ホルダアセンブリ100
には、該外面に沿ってレンチ12を着脱自在に係合させ
ると共に保持するための手段が備えられている。
【0024】各ホルダアセンブリ100には、ホルダア
センブリ100を、ホイ−ル28の軸26に対して略平
行であり、ホイ−ル28の外周に所定間隔毎に位置せし
められた軸101に取り付けるための支軸装置が備えら
れている。この支軸装置は、ホルダアセンブリ100に
設けられた円筒形のボア141に取り付けられる円筒形
のブシュ142内に位置せしめられかつ該ブシュ142
と同軸的に位置せしめられる円筒形の心棒140から構
成されることが好ましい。この支軸装置により、ホルダ
アセンブリ100の各ホルダは、ホイ−ル28に対する
研摩前の位置(図5)と研摩後の位置(図7)との間で軸1
01を中心として回転せしめられるべく、ホイ−ル28
の径方向外側に向かって突出する係合装置に取り付けら
れる。研摩前の位置から研摩後の位置へのホルダアセン
ブリ100の移動方向は、略、ホイ−ル28の第1回転
方向に一致する。
センブリ100を、ホイ−ル28の軸26に対して略平
行であり、ホイ−ル28の外周に所定間隔毎に位置せし
められた軸101に取り付けるための支軸装置が備えら
れている。この支軸装置は、ホルダアセンブリ100に
設けられた円筒形のボア141に取り付けられる円筒形
のブシュ142内に位置せしめられかつ該ブシュ142
と同軸的に位置せしめられる円筒形の心棒140から構
成されることが好ましい。この支軸装置により、ホルダ
アセンブリ100の各ホルダは、ホイ−ル28に対する
研摩前の位置(図5)と研摩後の位置(図7)との間で軸1
01を中心として回転せしめられるべく、ホイ−ル28
の径方向外側に向かって突出する係合装置に取り付けら
れる。研摩前の位置から研摩後の位置へのホルダアセン
ブリ100の移動方向は、略、ホイ−ル28の第1回転
方向に一致する。
【0025】上記支軸装置は、また、各ホルダアセンブ
リ100(図9)の内部に取り付けられる大略V字形のカ
ム従動子150から構成されることが好ましい。このV
字形のカム従動子150は、ホルダアセンブリ100を
上記研摩前の位置から上記研摩後の位置へ軸を中心とし
て回転せしめるべく、後述するところのピボットカム装
置と係合させることができるように構成された面を備え
た前部151と後部152とを有する。これによって、
レンチ12は、支持面23沿いに研摩用ベルト17と強
制的に係合せしめられる。
リ100(図9)の内部に取り付けられる大略V字形のカ
ム従動子150から構成されることが好ましい。このV
字形のカム従動子150は、ホルダアセンブリ100を
上記研摩前の位置から上記研摩後の位置へ軸を中心とし
て回転せしめるべく、後述するところのピボットカム装
置と係合させることができるように構成された面を備え
た前部151と後部152とを有する。これによって、
レンチ12は、支持面23沿いに研摩用ベルト17と強
制的に係合せしめられる。
【0026】また、このベルト式研摩アセンブリ10
は、ホイ−ル28上の軸26に略近接した所定位置に取
り付けられた一端と、たとえばアイレット109によっ
てホルダアセンブリ100の径方向内側に取り付けられ
た一端とを有する1対の端部を備えたスプリング104
によって各ホルダアセンブリ100を研摩前の位置へ付
勢するための付勢装置を選択自在に備えることができ
る。
は、ホイ−ル28上の軸26に略近接した所定位置に取
り付けられた一端と、たとえばアイレット109によっ
てホルダアセンブリ100の径方向内側に取り付けられ
た一端とを有する1対の端部を備えたスプリング104
によって各ホルダアセンブリ100を研摩前の位置へ付
勢するための付勢装置を選択自在に備えることができ
る。
【0027】また、この研摩装置10は、ホルダアセン
ブリ100がバックアッププラテン22を通過中に、上
記付勢装置(スプリング104)により作用せしめられる
力に抗して各ホルダアセンブリ100を研摩前の位置か
ら研摩後の位置へ軸を中心として回転させるべく、支持
面23に略隣接するフレ−ムに取り付けられるピボット
カム装置を備えている。これによって、レンチ12等の
加工部材は、ホイ−ル28の半径よりも小さい半径でも
ってレンチ12を研摩することができるように、支持面
23に沿って研摩用ベルト17に対して強制的に係合せ
しめられる。このピボットカム装置は、フレ−ムに固定
され、上記支軸装置のカム従動子150の前部151と
後部152とに係合せしめることができるように構成さ
れたカムバ−160から構成されることが好ましい。
ブリ100がバックアッププラテン22を通過中に、上
記付勢装置(スプリング104)により作用せしめられる
力に抗して各ホルダアセンブリ100を研摩前の位置か
ら研摩後の位置へ軸を中心として回転させるべく、支持
面23に略隣接するフレ−ムに取り付けられるピボット
カム装置を備えている。これによって、レンチ12等の
加工部材は、ホイ−ル28の半径よりも小さい半径でも
ってレンチ12を研摩することができるように、支持面
23に沿って研摩用ベルト17に対して強制的に係合せ
しめられる。このピボットカム装置は、フレ−ムに固定
され、上記支軸装置のカム従動子150の前部151と
後部152とに係合せしめることができるように構成さ
れたカムバ−160から構成されることが好ましい。
【0028】上記カム従動子150の前部151は、弓
状であることが好ましく、該前部151は、ホルダアセ
ンブリ100がバックアッププラテン22を通過する際
に、カムバ−160と係合せしめられるように構成され
ることが好ましい。バ−160と前部151とが係合す
ることにより、又は、バ−160と後部152とが係合
することにより、ホルダアセンブリ100は、アセンブ
リ100がバックアッププラテン22を通過する際に、
軸101を中心として回転せしめられる。ホルダアセン
ブリ100をこの位置で軸支することによって、ホルダ
アセンブリ100を回転させることなく研摩した場合と
比較して、レンチ12の縁沿いに、より小さなア−ルを
形成することができる。
状であることが好ましく、該前部151は、ホルダアセ
ンブリ100がバックアッププラテン22を通過する際
に、カムバ−160と係合せしめられるように構成され
ることが好ましい。バ−160と前部151とが係合す
ることにより、又は、バ−160と後部152とが係合
することにより、ホルダアセンブリ100は、アセンブ
リ100がバックアッププラテン22を通過する際に、
軸101を中心として回転せしめられる。ホルダアセン
ブリ100をこの位置で軸支することによって、ホルダ
アセンブリ100を回転させることなく研摩した場合と
比較して、レンチ12の縁沿いに、より小さなア−ルを
形成することができる。
【0029】図8に示すように、カム従動子150がバ
−160を通過した後には、ホルダアセンブリ100
は、スプリング104によって、ホイ−ル28の外周に
対する研摩前の位置に帰還せしめられる。厚さ1.5イ
ンチのカムバ−160を使用することにより、レンチ1
2の端部が研摩された後に、スプリング104がホルダ
アセンブリ100を回転させてレンチ12がベルト17
に係合せしめられることはなくなる。また、カム従動子
150に上記の如く後部152を形成することにより、
レンチ12をゆっくりと滑らかに、研摩後の位置から研
摩前の位置へ移動させることができ、従って、レンチ1
2が、たとえば、アゴ35,36等の係合装置から外れ
て、振り落とされることが防止される。
−160を通過した後には、ホルダアセンブリ100
は、スプリング104によって、ホイ−ル28の外周に
対する研摩前の位置に帰還せしめられる。厚さ1.5イ
ンチのカムバ−160を使用することにより、レンチ1
2の端部が研摩された後に、スプリング104がホルダ
アセンブリ100を回転させてレンチ12がベルト17
に係合せしめられることはなくなる。また、カム従動子
150に上記の如く後部152を形成することにより、
レンチ12をゆっくりと滑らかに、研摩後の位置から研
摩前の位置へ移動させることができ、従って、レンチ1
2が、たとえば、アゴ35,36等の係合装置から外れ
て、振り落とされることが防止される。
【0030】本装置には、所定間隔隔てられた第1,2
アゴ35,36が、ホイ−ル28上、外周27の回りに
所定間隔をおいて取り付けられている。この係合装置
は、第1アゴ35と、該アゴ35をホルダアセンブリ1
00に対する固定された位置においてホルダアセンブリ
100の径方向外側に位置せしめられた外面に着脱自在
に挿着するための手段と、第2アゴと、第1,2アゴ3
5,36が隔てられレンチ12を第1,2アゴ35,36
間で自在に収納できる解放位置(加工物取り付け位置3
3における第1,2アゴ35,36を参照)と、レンチ1
2をアゴ35,36間で確実に把持するように構成され
た係合位置(プラテン22に隣接したアゴを参照)との間
で、第1アゴに対して移動自在に上記第2アゴをホルダ
アセンブリ100に取り付けるための後述のアゴ作動装
置と、ホルダアセンブリ100がプラテン22の支持面
23を通過した際に、第1,2アゴ35,36をそれらの
係合位置に位置せしめるための装置とを備えている。
アゴ35,36が、ホイ−ル28上、外周27の回りに
所定間隔をおいて取り付けられている。この係合装置
は、第1アゴ35と、該アゴ35をホルダアセンブリ1
00に対する固定された位置においてホルダアセンブリ
100の径方向外側に位置せしめられた外面に着脱自在
に挿着するための手段と、第2アゴと、第1,2アゴ3
5,36が隔てられレンチ12を第1,2アゴ35,36
間で自在に収納できる解放位置(加工物取り付け位置3
3における第1,2アゴ35,36を参照)と、レンチ1
2をアゴ35,36間で確実に把持するように構成され
た係合位置(プラテン22に隣接したアゴを参照)との間
で、第1アゴに対して移動自在に上記第2アゴをホルダ
アセンブリ100に取り付けるための後述のアゴ作動装
置と、ホルダアセンブリ100がプラテン22の支持面
23を通過した際に、第1,2アゴ35,36をそれらの
係合位置に位置せしめるための装置とを備えている。
【0031】上記各対の第1,2アゴ35,36に関し
て、第1アゴ35は、後述するように、ホルダアセンブ
リ100に対する所定位置におけるホルダアセンブリ1
00の径方向外側の面に着脱自在に装着される。上記第
2アゴ36は、軸ピン40(図6参照)を含む手段によっ
て、ホルダアセンブリ100に対して解放位置と係合位
置との間で回転自在にホルダアセンブリ100に取り付
けられる。
て、第1アゴ35は、後述するように、ホルダアセンブ
リ100に対する所定位置におけるホルダアセンブリ1
00の径方向外側の面に着脱自在に装着される。上記第
2アゴ36は、軸ピン40(図6参照)を含む手段によっ
て、ホルダアセンブリ100に対して解放位置と係合位
置との間で回転自在にホルダアセンブリ100に取り付
けられる。
【0032】上記アゴ作動装置は、第2アゴ36を第
1,2アゴ35,36の係合位置に付勢するために第1,
2アゴ35,36間に取り付けられたスプリング42(図
4,10参照)と、ホイ−ル28の軸26に対して平行な
軸を中心として第2アゴ36に回転自在に取り付けられ
た円筒形のカム従動子43及びフレ−ムに取り付けられ
た第1カム45(装着用カム)と第2カム46(解放用カ
ム)とを備えたカム装置とを有している。第1,2カム4
5,46は、対に構成されている第1,2アゴ35,36
がプラテン22に先行する加工物取り付け位置33にあ
るとき、又は、第1,2アゴ35,36がプラテン22を
通過した加工物取り外し位置にあるとき、第2アゴ36
を第1,2アゴ35,36の解放位置に位置せしめるべく
カム従動子43と係合し、フレ−ムに対してホイ−ル2
8の最も下に位置する部分に沿って固定されたカム面を
有している。第1,2アゴ35,36は、加工物取り付け
位置33にある解放位置から、係合位置へ移動せしめら
れる。この係合位置において、第1,2アゴ35,36
は、プラテン22の支持面23を通過後、加工物取り外
し位置48へ移動せしめられる。ここで、第1,2アゴ
35,36は、再度、解放位置へ移動せしめられ、研摩
作業が完了したレンチ12が不図示の収納容器内に落下
せしめられる。
1,2アゴ35,36の係合位置に付勢するために第1,
2アゴ35,36間に取り付けられたスプリング42(図
4,10参照)と、ホイ−ル28の軸26に対して平行な
軸を中心として第2アゴ36に回転自在に取り付けられ
た円筒形のカム従動子43及びフレ−ムに取り付けられ
た第1カム45(装着用カム)と第2カム46(解放用カ
ム)とを備えたカム装置とを有している。第1,2カム4
5,46は、対に構成されている第1,2アゴ35,36
がプラテン22に先行する加工物取り付け位置33にあ
るとき、又は、第1,2アゴ35,36がプラテン22を
通過した加工物取り外し位置にあるとき、第2アゴ36
を第1,2アゴ35,36の解放位置に位置せしめるべく
カム従動子43と係合し、フレ−ムに対してホイ−ル2
8の最も下に位置する部分に沿って固定されたカム面を
有している。第1,2アゴ35,36は、加工物取り付け
位置33にある解放位置から、係合位置へ移動せしめら
れる。この係合位置において、第1,2アゴ35,36
は、プラテン22の支持面23を通過後、加工物取り外
し位置48へ移動せしめられる。ここで、第1,2アゴ
35,36は、再度、解放位置へ移動せしめられ、研摩
作業が完了したレンチ12が不図示の収納容器内に落下
せしめられる。
【0033】図6,10に最も良く示すように、第1,2
アゴ35,36は、第1,2アゴ35,36間に取り付け
られたピン49と、ベルト17によって丸みを付けられ
るレンチ12の端面14の反対側に位置する端面を支持
するためのピン50とによって、レンチ12がこれらの
第1,2アゴ35,36間の所定位置に位置せしめられる
ように構成されており、異なった形状のレンチに対して
異なった形状のアゴが必要である。このような異なった
形状のアゴは、第1アゴ35を着脱自在に装着するため
の後述の装置、及び、特定のレンチ又はバ−と係合せし
められるように形成された第2アゴ36の接触部分52
を変更するための装置の助けを借りて使用することがで
きる。図4,6に最も良く示されるように、可動性の第
2アゴ36の上記接触部52を変更するための装置は、
ピン40に軸支される基部53を有する第2アゴ36を
備えている。上記カム従動子43は、基部53に取り付
けられており、この基部53には、ホイ−ル28の大略
径方向、中心に向かって突出する軸支式の支持ピン54
が備えられている。そして、この支持ピン54に、第2
アゴ36の接触部52が軸支されている。上記ピン54
により軸支される上記第2アゴ36の接触部52の回転
運動により、第2アゴ36は、アゴ35,36間にある
レンチ12と確実に接触せしめられる。この接触部52
は、ピン54上の所定位置に保持される一方、第2アゴ
36の基部上に固定された端部を有する板バネ56によ
って基部53に押圧せしめられる。この板バネ56に
は、第2アゴ36の接触部52上のリップと係合せしめ
るべく、その末端に突出部57が取り付けられている。
必要時には、接触部52は、板バネ56を押圧しながら
第2アゴ36の接触部52に形成された穴の盗みから突
出部57を引き出し、接触部52をピン54から取り外
す如く持ち上げた後に、新たな接触部をピン54上に位
置せしめ、それを所定位置に保持するべく板バネ56の
弾力により突出部57を新たな接触部に形成されている
穴の盗み内に挿入することにより、容易に、異なった形
状の接触部に取り替えられる。
アゴ35,36は、第1,2アゴ35,36間に取り付け
られたピン49と、ベルト17によって丸みを付けられ
るレンチ12の端面14の反対側に位置する端面を支持
するためのピン50とによって、レンチ12がこれらの
第1,2アゴ35,36間の所定位置に位置せしめられる
ように構成されており、異なった形状のレンチに対して
異なった形状のアゴが必要である。このような異なった
形状のアゴは、第1アゴ35を着脱自在に装着するため
の後述の装置、及び、特定のレンチ又はバ−と係合せし
められるように形成された第2アゴ36の接触部分52
を変更するための装置の助けを借りて使用することがで
きる。図4,6に最も良く示されるように、可動性の第
2アゴ36の上記接触部52を変更するための装置は、
ピン40に軸支される基部53を有する第2アゴ36を
備えている。上記カム従動子43は、基部53に取り付
けられており、この基部53には、ホイ−ル28の大略
径方向、中心に向かって突出する軸支式の支持ピン54
が備えられている。そして、この支持ピン54に、第2
アゴ36の接触部52が軸支されている。上記ピン54
により軸支される上記第2アゴ36の接触部52の回転
運動により、第2アゴ36は、アゴ35,36間にある
レンチ12と確実に接触せしめられる。この接触部52
は、ピン54上の所定位置に保持される一方、第2アゴ
36の基部上に固定された端部を有する板バネ56によ
って基部53に押圧せしめられる。この板バネ56に
は、第2アゴ36の接触部52上のリップと係合せしめ
るべく、その末端に突出部57が取り付けられている。
必要時には、接触部52は、板バネ56を押圧しながら
第2アゴ36の接触部52に形成された穴の盗みから突
出部57を引き出し、接触部52をピン54から取り外
す如く持ち上げた後に、新たな接触部をピン54上に位
置せしめ、それを所定位置に保持するべく板バネ56の
弾力により突出部57を新たな接触部に形成されている
穴の盗み内に挿入することにより、容易に、異なった形
状の接触部に取り替えられる。
【0034】このホルダアセンブリ100の各ホルダに
は、ホルダアセンブリ100の径方向内側に取り付けら
れたレベリングカム従動子166を有するレベリング装
置が備えられることが好ましい。フレ−ムに取り付けら
れた第1,2カム45,46は、ホルダアセンブリ100
を加工物取り付け位置33と加工物取り外し位置48に
あるホイ−ル28に固定するために、レベリングカム従
動子166により係合せしめられるべく形成された面を
有する。第1,2カム45,46は、また、カム従動子4
3に係合せしめられるべく位置に位置せしめられてお
り、これによって、第2アゴ36は、解放位置に移動せ
しめられると共に、ホルダアセンブリは、加工物取り付
け位置33と加工物取り外し位置48におけるスプリン
グ104の付勢力に抗して、研摩前の位置と研摩後の位
置との略中間点において、ホイ−ル28と略平行な位置
に位置せしめられる。レベリングカム従動子166とカ
ム従動子43とは、各軸が、V字形のカム従動子150
から隔てられているので、これらは、ホルダアセンブリ
100が支持面22を通過した際には、カムバ−160
と係合せしめられることはない。ホルダアセンブリ10
0を加工物取り付け位置33における水準位置に位置せ
しめることにより、第1,2アゴ35,36間にあって、
まだ研摩されていないレンチ12を、使用者にとって使
い勝手の良い方向に向けることができる。ホルダアセン
ブリ100を加工物取り外し位置48における水準位置
に位置せしめることにより、研摩後のレンチ12を、ホ
イ−ル28に対して所定位置に位置せしめられている不
図示の収納容器内に正確に落下させることができる。
は、ホルダアセンブリ100の径方向内側に取り付けら
れたレベリングカム従動子166を有するレベリング装
置が備えられることが好ましい。フレ−ムに取り付けら
れた第1,2カム45,46は、ホルダアセンブリ100
を加工物取り付け位置33と加工物取り外し位置48に
あるホイ−ル28に固定するために、レベリングカム従
動子166により係合せしめられるべく形成された面を
有する。第1,2カム45,46は、また、カム従動子4
3に係合せしめられるべく位置に位置せしめられてお
り、これによって、第2アゴ36は、解放位置に移動せ
しめられると共に、ホルダアセンブリは、加工物取り付
け位置33と加工物取り外し位置48におけるスプリン
グ104の付勢力に抗して、研摩前の位置と研摩後の位
置との略中間点において、ホイ−ル28と略平行な位置
に位置せしめられる。レベリングカム従動子166とカ
ム従動子43とは、各軸が、V字形のカム従動子150
から隔てられているので、これらは、ホルダアセンブリ
100が支持面22を通過した際には、カムバ−160
と係合せしめられることはない。ホルダアセンブリ10
0を加工物取り付け位置33における水準位置に位置せ
しめることにより、第1,2アゴ35,36間にあって、
まだ研摩されていないレンチ12を、使用者にとって使
い勝手の良い方向に向けることができる。ホルダアセン
ブリ100を加工物取り外し位置48における水準位置
に位置せしめることにより、研摩後のレンチ12を、ホ
イ−ル28に対して所定位置に位置せしめられている不
図示の収納容器内に正確に落下させることができる。
【0035】第1アゴ35をホルダアセンブリ100の
径方向外側に着脱自在に装着するための装置からなる上
記係合装置の部分には、ホルダアセンブリ100の各ホ
ルダの径方向外側の面に取り付けられ、軸26に略平行
に延在するスロット61を形成すると共に、一端に入口
を有する構造的な手段を備えることもできる。第1アゴ
35は、スロット61に確実に係合させることができる
ように構成された基部62と、この基部62をスロット
61内に着脱自在に保持するための手段を有している。
ホルダアセンブリ100の各ホルダは、その径方向外側
に外周面を有している。スロット61は、その外周面の
部分と、ホルダアセンブリ100の外周面に対して鋭角
に配置された少なくとも一つの側面又は支え面95とか
ら形成される。スロット61は、ダブテ−ルスロットか
ら構成されることが好ましいが、ホルダアセンブリ10
0の外面に対して鋭角に配置されたただ一つの側面を有
するスロットから構成されることもできる。基部62を
スロット61内に着脱自在に保持するための装置には、
基部62をスロット61の側面又は支え面95に対して
押圧するための装置を備えることもできる。
径方向外側に着脱自在に装着するための装置からなる上
記係合装置の部分には、ホルダアセンブリ100の各ホ
ルダの径方向外側の面に取り付けられ、軸26に略平行
に延在するスロット61を形成すると共に、一端に入口
を有する構造的な手段を備えることもできる。第1アゴ
35は、スロット61に確実に係合させることができる
ように構成された基部62と、この基部62をスロット
61内に着脱自在に保持するための手段を有している。
ホルダアセンブリ100の各ホルダは、その径方向外側
に外周面を有している。スロット61は、その外周面の
部分と、ホルダアセンブリ100の外周面に対して鋭角
に配置された少なくとも一つの側面又は支え面95とか
ら形成される。スロット61は、ダブテ−ルスロットか
ら構成されることが好ましいが、ホルダアセンブリ10
0の外面に対して鋭角に配置されたただ一つの側面を有
するスロットから構成されることもできる。基部62を
スロット61内に着脱自在に保持するための装置には、
基部62をスロット61の側面又は支え面95に対して
押圧するための装置を備えることもできる。
【0036】上記スロット61には、その開口の両側に
分岐する支え面95が形成されている。上記基部62
は、該基部62の底に設けられる受け口を形成する面
と、支え面95と係合せしめられるように構成されたシ
ョルダ面とを有している。基部62をスロット61の支
え面95に対して押圧するための装置には、基部62を
ホルダアセンブリ100に対する所定位置に位置せし
め、基部62の受け口を形成する面と面とを係合させる
ことができるように、戻り止め面77を有する戻り止め
装置が備えられている。この戻り止め装置は、戻り止め
面77が基部62の受け口面と係合せしめられる固定位
置と、基部62をスロット61内で滑らせることができ
るように、戻り止め面77が受け口から解放される解放
位置との間で移動自在となるようにホルダアセンブリ1
00に取り付けられる。
分岐する支え面95が形成されている。上記基部62
は、該基部62の底に設けられる受け口を形成する面
と、支え面95と係合せしめられるように構成されたシ
ョルダ面とを有している。基部62をスロット61の支
え面95に対して押圧するための装置には、基部62を
ホルダアセンブリ100に対する所定位置に位置せし
め、基部62の受け口を形成する面と面とを係合させる
ことができるように、戻り止め面77を有する戻り止め
装置が備えられている。この戻り止め装置は、戻り止め
面77が基部62の受け口面と係合せしめられる固定位
置と、基部62をスロット61内で滑らせることができ
るように、戻り止め面77が受け口から解放される解放
位置との間で移動自在となるようにホルダアセンブリ1
00に取り付けられる。
【0037】コイルスプリング157により、戻り止め
面77は、固定位置に付勢される。また、コイルスプリ
ング157により、基部62のショルダ面98は、軸2
6から径方向外側へ押圧され、スロット61の外周にあ
る支え面95と係合せしめられる。これによって、基部
62のショルダ面98とスロット61の支え面95と
は、確実に摩擦係合せしめられ、新たなる面が加工材料
に形成されている間、基部62はスロット61内に確実
に保持される。
面77は、固定位置に付勢される。また、コイルスプリ
ング157により、基部62のショルダ面98は、軸2
6から径方向外側へ押圧され、スロット61の外周にあ
る支え面95と係合せしめられる。これによって、基部
62のショルダ面98とスロット61の支え面95と
は、確実に摩擦係合せしめられ、新たなる面が加工材料
に形成されている間、基部62はスロット61内に確実
に保持される。
【0038】コイルスプリング157は、2つの端を有
しており、その一端はL形の作動部材21に、また他端
はホルダアセンブリ100に、夫々、係合せしめられて
いる。上記L形作動部材21により、戻り止め装置76
は、コイルスプリング157の力に抗して固定位置から
解放位置へ移動せしめられる。また、このL形作動部材
21により、上記ショルダ面と支え面95との摩擦係合
に打ち勝って、基部62と第1アゴ35とを別タイプの
ものと交換することができる。この作動装置により、基
部62が軸方向にスロット61内に挿入、又は、該基部
62がスロット61から取り外される前に、コイルスプ
リング157により作用せしめられる力を解放すること
ができる。
しており、その一端はL形の作動部材21に、また他端
はホルダアセンブリ100に、夫々、係合せしめられて
いる。上記L形作動部材21により、戻り止め装置76
は、コイルスプリング157の力に抗して固定位置から
解放位置へ移動せしめられる。また、このL形作動部材
21により、上記ショルダ面と支え面95との摩擦係合
に打ち勝って、基部62と第1アゴ35とを別タイプの
ものと交換することができる。この作動装置により、基
部62が軸方向にスロット61内に挿入、又は、該基部
62がスロット61から取り外される前に、コイルスプ
リング157により作用せしめられる力を解放すること
ができる。
【0039】上記L字型作動部材21は、その径方向に
位置せしめられた外端に、基部62と第1アゴ35とを
別タイプのものと交換するべく戻り止め装置を固定位置
から解放位置に移動させるために、ハンドルから突出す
る2つのタングを有するフォ−ク形のバ−等の不図示の
手動装置を収納するべく構成された1対の開口32を形
成する面を有している。
位置せしめられた外端に、基部62と第1アゴ35とを
別タイプのものと交換するべく戻り止め装置を固定位置
から解放位置に移動させるために、ハンドルから突出す
る2つのタングを有するフォ−ク形のバ−等の不図示の
手動装置を収納するべく構成された1対の開口32を形
成する面を有している。
【0040】研摩用ベルト17が駆動される第1方向に
対して直交する方向に延在する端面14の形状に対応す
る形状を有するバックアッププラテン22は、異なった
形状のレンチ又はバ−に応じて取り替えることができ
る。すなわち、このバックアッププラテン22は、不図
示のボルトによって、フレ−ムに取り外し自在に取り付
けられている。研摩用ベルト17の背面に隣接する経路
に沿って備えられた、プラテン22の支持面23には、
イリノイ州クリスタルレイクにあるプロセス エンジニ
アリング コ−ポレイション(Process Engineering
Corporation)から発売されている、厚さ約1/8i
n.のグラファイト製背材からなる層が備えられてい
る。この背材によって、レンチ12が押圧されてその上
を移動する研摩用ベルト17により強制的に研摩される
とき、研摩用ベルト17の背材は、固定された支持面2
3沿いに滑ることができるようになっている。この支持
面23の背後には、しなやかで柔軟かつ撓むことのでき
る材料(たとえば、アワゴム)を備えることもできる。こ
れによって、支持面23は、レンチ12の形状に応じて
変形することができる。
対して直交する方向に延在する端面14の形状に対応す
る形状を有するバックアッププラテン22は、異なった
形状のレンチ又はバ−に応じて取り替えることができ
る。すなわち、このバックアッププラテン22は、不図
示のボルトによって、フレ−ムに取り外し自在に取り付
けられている。研摩用ベルト17の背面に隣接する経路
に沿って備えられた、プラテン22の支持面23には、
イリノイ州クリスタルレイクにあるプロセス エンジニ
アリング コ−ポレイション(Process Engineering
Corporation)から発売されている、厚さ約1/8i
n.のグラファイト製背材からなる層が備えられてい
る。この背材によって、レンチ12が押圧されてその上
を移動する研摩用ベルト17により強制的に研摩される
とき、研摩用ベルト17の背材は、固定された支持面2
3沿いに滑ることができるようになっている。この支持
面23の背後には、しなやかで柔軟かつ撓むことのでき
る材料(たとえば、アワゴム)を備えることもできる。こ
れによって、支持面23は、レンチ12の形状に応じて
変形することができる。
【0041】上記ホイ−ル28は、所定の径(たとえ
ば、76cm又は30in.)を有している。また、この装
置には、ホイ−ル28の外周27を所定の一定速度で回
転させるための駆動装置として、ホイ−ル28に対して
同軸的に固定されたハスバ歯車68(このハスバ歯車6
8は、約61cm又は24in.の直径を有しており、これ
は、所望の如く、ホイ−ル28の直径である25cm又は
10in.内にある。)と、ハスバ歯車68とホイ−ル2
8との軸26に対して直交する軸を有するウォ−ムギア
69とが備えられている。このウォ−ムギア69は、速
度調整可能な不図示のモ−タにより駆動され、ハスバ歯
車68と係合せしめられる。また、この装置には、ハス
バ歯車68に対して半径方向に移動せしめることができ
るようなウォ−ムギア69の取り付け装置と、ギア6
8,69間のガタツキを防止するべく、ウォ−ムギア6
9の歯を付勢してハスバ歯車68の歯に確実に係合させ
ることができるような付勢装置とが備えられている。こ
のウォ−ムギア69をハスバ歯車68に対して径方向に
移動可能なように取り付けるための取り付け装置と、ウ
ォ−ムギア69の歯を付勢してハスバ歯車68に係合さ
せるための付勢装置とは、ウォ−ムギア69が回転自在
に取り付けられるフレ−ムの部分70を有している。そ
して、このフレ−ムの部分70には、ウォ−ムギア69
の軸に対して直交する方向に突出し、ホイ−ル28が取
り付けられるフレ−ムの部分72に設けられた受け口内
において縦方向の滑動が可能となるように収納された複
数個の平行ピン71と、ホイ−ル28が取り付けられる
ところのフレ−ムの部分72と、ウォ−ムギア69が取
り付けられるところのフレ−ムの部分70との間にある
ピン71の周囲に位置せしめられるコイルスプリング7
3とが備えられている。
ば、76cm又は30in.)を有している。また、この装
置には、ホイ−ル28の外周27を所定の一定速度で回
転させるための駆動装置として、ホイ−ル28に対して
同軸的に固定されたハスバ歯車68(このハスバ歯車6
8は、約61cm又は24in.の直径を有しており、これ
は、所望の如く、ホイ−ル28の直径である25cm又は
10in.内にある。)と、ハスバ歯車68とホイ−ル2
8との軸26に対して直交する軸を有するウォ−ムギア
69とが備えられている。このウォ−ムギア69は、速
度調整可能な不図示のモ−タにより駆動され、ハスバ歯
車68と係合せしめられる。また、この装置には、ハス
バ歯車68に対して半径方向に移動せしめることができ
るようなウォ−ムギア69の取り付け装置と、ギア6
8,69間のガタツキを防止するべく、ウォ−ムギア6
9の歯を付勢してハスバ歯車68の歯に確実に係合させ
ることができるような付勢装置とが備えられている。こ
のウォ−ムギア69をハスバ歯車68に対して径方向に
移動可能なように取り付けるための取り付け装置と、ウ
ォ−ムギア69の歯を付勢してハスバ歯車68に係合さ
せるための付勢装置とは、ウォ−ムギア69が回転自在
に取り付けられるフレ−ムの部分70を有している。そ
して、このフレ−ムの部分70には、ウォ−ムギア69
の軸に対して直交する方向に突出し、ホイ−ル28が取
り付けられるフレ−ムの部分72に設けられた受け口内
において縦方向の滑動が可能となるように収納された複
数個の平行ピン71と、ホイ−ル28が取り付けられる
ところのフレ−ムの部分72と、ウォ−ムギア69が取
り付けられるところのフレ−ムの部分70との間にある
ピン71の周囲に位置せしめられるコイルスプリング7
3とが備えられている。
【0042】また、フレ−ム装置における相対的可動部
分と調整装置とにより、第1,2アゴ35,36内に位置
せしめられるレンチ12と、支持面23とが適切に配置
される。これによって、端面14に所望のア−ルを形成
するべく、レンチ12は、支持面23に沿って位置する
研摩用ベルト17と係合せしめられる。このフレ−ム装
置の上記可動部分には、ベルト駆動装置16のフレ−ム
81と、該フレ−ム81が固定位置において取り付けら
れる床82と、該床82上の所定位置に支持される2つ
の平行なレ−ルアセンブリ83とを備えた固定部(1)
と、横方向に移動自在なプレ−ト86と4つの直線的な
軸受けアセンブリ87とからなる横方向に移動自在な可
動部85(2)と、水平に軸支された軸支プレ−ト89を
備えた水平方向に軸支されることができる軸支部分88
と、ホイ−ル28の軸26に対して平行な水平軸により
軸支されて回転するプレ−ト86に対して垂直方向に軸
支される部分72とが備えられている。この軸受けアセ
ンブリ87は、可動プレ−ト86の底面から突出してお
り、レ−ルアセンブリ83沿いに直線移動ができるよう
に該レ−ルアセンブリ83の周囲に取り付けられてい
る。また、上記軸支プレ−ト89は、上記可動プレ−ト
86の上面と、面と面で接しており、研摩ベルト17に
隣接しかつ該研摩ベルト17の略中心に位置せしめられ
る軸90を中心として、可動プレ−ト86に対する水平
方向の回転運動を可能ならしめるべくプレ−ト86,8
9を貫通するボルトによって取り付けられている。一
方、上記部分72は、可動プレ−ト86に対して垂直方
向に軸支されており、ホイ−ル28の軸26に対して平
行な水平軸を中心として回転せしめられることができ
る。それは、垂直方向に軸支される部分72を通して延
在するピボットピン92及び研摩ベルトに隣接するその
両側に位置せしめられた軸支プレ−ト86により構成さ
れている。
分と調整装置とにより、第1,2アゴ35,36内に位置
せしめられるレンチ12と、支持面23とが適切に配置
される。これによって、端面14に所望のア−ルを形成
するべく、レンチ12は、支持面23に沿って位置する
研摩用ベルト17と係合せしめられる。このフレ−ム装
置の上記可動部分には、ベルト駆動装置16のフレ−ム
81と、該フレ−ム81が固定位置において取り付けら
れる床82と、該床82上の所定位置に支持される2つ
の平行なレ−ルアセンブリ83とを備えた固定部(1)
と、横方向に移動自在なプレ−ト86と4つの直線的な
軸受けアセンブリ87とからなる横方向に移動自在な可
動部85(2)と、水平に軸支された軸支プレ−ト89を
備えた水平方向に軸支されることができる軸支部分88
と、ホイ−ル28の軸26に対して平行な水平軸により
軸支されて回転するプレ−ト86に対して垂直方向に軸
支される部分72とが備えられている。この軸受けアセ
ンブリ87は、可動プレ−ト86の底面から突出してお
り、レ−ルアセンブリ83沿いに直線移動ができるよう
に該レ−ルアセンブリ83の周囲に取り付けられてい
る。また、上記軸支プレ−ト89は、上記可動プレ−ト
86の上面と、面と面で接しており、研摩ベルト17に
隣接しかつ該研摩ベルト17の略中心に位置せしめられ
る軸90を中心として、可動プレ−ト86に対する水平
方向の回転運動を可能ならしめるべくプレ−ト86,8
9を貫通するボルトによって取り付けられている。一
方、上記部分72は、可動プレ−ト86に対して垂直方
向に軸支されており、ホイ−ル28の軸26に対して平
行な水平軸を中心として回転せしめられることができ
る。それは、垂直方向に軸支される部分72を通して延
在するピボットピン92及び研摩ベルトに隣接するその
両側に位置せしめられた軸支プレ−ト86により構成さ
れている。
【0043】ホイ−ル121により手動で操作される調
整装置120は、垂直方向に軸支されているフレ−ムの
部分72に取り付けられており、該調整装置120は、
ネジ山が切られ軸方向に移動自在な可動ロッド122を
有するネジジャッキ部(たとえば、ミネソタ州セントポ
−ルにあるミネソタ ベアリングから発売されているジ
ャキュレ−タ ティ−エム“JaculatorT.M.")を有
している。このロッド122は、可動プレ−ト89を押
圧するべく、その下端に軸受けを有している。ホイ−ル
121を回転させることよって、フレ−ムの部分72と
軸支プレ−ト89との間に延在しているロッド122の
部分の長さを変化させることができる。これによって、
部分72は、軸支プレ−ト89に対して、ピン92を中
心として回転せしめられ、また、レンチ12の長手方向
に沿った支持面23上で、レンチ12の端面14と、研
摩ベルト17との係合状態が変化せしめられる。
整装置120は、垂直方向に軸支されているフレ−ムの
部分72に取り付けられており、該調整装置120は、
ネジ山が切られ軸方向に移動自在な可動ロッド122を
有するネジジャッキ部(たとえば、ミネソタ州セントポ
−ルにあるミネソタ ベアリングから発売されているジ
ャキュレ−タ ティ−エム“JaculatorT.M.")を有
している。このロッド122は、可動プレ−ト89を押
圧するべく、その下端に軸受けを有している。ホイ−ル
121を回転させることよって、フレ−ムの部分72と
軸支プレ−ト89との間に延在しているロッド122の
部分の長さを変化させることができる。これによって、
部分72は、軸支プレ−ト89に対して、ピン92を中
心として回転せしめられ、また、レンチ12の長手方向
に沿った支持面23上で、レンチ12の端面14と、研
摩ベルト17との係合状態が変化せしめられる。
【0044】ネジ調整アセンブリ125は、軸受けブロ
ック108に回転自在に取り付けられている軸に固定さ
れたホイ−ル106を手動で操作することができる。こ
の軸受けブロック108は、フレ−ム装置の可動プレ−
ト86に取り付けられており、その軸は、ユニバ−サル
ジョイント129によって、軸支プレ−ト89に一端を
固定された伸縮自在なロッドアセンブリ107に取り付
けられている。ホイ−ル106を回転させることによっ
て、(そのネジ山の切られたロッド部を、内面にネジ山
が切られたその受け口部にねじ回すことによって)可動
ロッド122の長さを変化させることができる。これに
よって、軸支プレ−ト89とホイ−ル28とが可動プレ
−ト86の上端面に取り付けられた軸90を中心として
回転せしめられ、支持面23に沿って、レンチ12の一
端と研摩ベルト17とが係合せしめられる。
ック108に回転自在に取り付けられている軸に固定さ
れたホイ−ル106を手動で操作することができる。こ
の軸受けブロック108は、フレ−ム装置の可動プレ−
ト86に取り付けられており、その軸は、ユニバ−サル
ジョイント129によって、軸支プレ−ト89に一端を
固定された伸縮自在なロッドアセンブリ107に取り付
けられている。ホイ−ル106を回転させることによっ
て、(そのネジ山の切られたロッド部を、内面にネジ山
が切られたその受け口部にねじ回すことによって)可動
ロッド122の長さを変化させることができる。これに
よって、軸支プレ−ト89とホイ−ル28とが可動プレ
−ト86の上端面に取り付けられた軸90を中心として
回転せしめられ、支持面23に沿って、レンチ12の一
端と研摩ベルト17とが係合せしめられる。
【0045】ネジ調整アセンブリ110は、軸受けブロ
ック113に回転自在に取り付けられた軸に固定された
ホイ−ル111により手動によって操作できる。この軸
受けブロック113は、レ−ルアセンブリ83が固定さ
れているところの床82に固定されたプレ−ト上に取り
付けられている。その軸は、ユニバ−サルジョイント1
14によって、可動プレ−ト86に固定された一端を有
する伸縮自在なロッドアセンブリ112に取り付けられ
ている。ホイ−ル111を回転させることにより(その
ネジ山の切られたロッド部を、内面にネジ山が切られた
その受け口部内で回転させることによって)、ロッドア
センブリ112の長さを変化させることができる。これ
によって、可動プレ−ト86は、軸26と平行な水平方
向に移動せしめられ、軸支部分88を通してそれが支持
するホイ−ル28は、レンチ12と研摩ベルト17とが
プラテン22に沿って接っするように調整せしめられ
る。
ック113に回転自在に取り付けられた軸に固定された
ホイ−ル111により手動によって操作できる。この軸
受けブロック113は、レ−ルアセンブリ83が固定さ
れているところの床82に固定されたプレ−ト上に取り
付けられている。その軸は、ユニバ−サルジョイント1
14によって、可動プレ−ト86に固定された一端を有
する伸縮自在なロッドアセンブリ112に取り付けられ
ている。ホイ−ル111を回転させることにより(その
ネジ山の切られたロッド部を、内面にネジ山が切られた
その受け口部内で回転させることによって)、ロッドア
センブリ112の長さを変化させることができる。これ
によって、可動プレ−ト86は、軸26と平行な水平方
向に移動せしめられ、軸支部分88を通してそれが支持
するホイ−ル28は、レンチ12と研摩ベルト17とが
プラテン22に沿って接っするように調整せしめられ
る。
【0046】上記研摩装置が、バ−又はレンチの端部に
おける直線部分に丸みを付けるために使用される場合、
使用される研摩ベルトには、必ずしも、柔軟な背材が備
えられる必要はない。研摩ベルト17は、研摩されるべ
きバ−又はレンチの形状に従って、プラテン22の代わ
りに、特定の形状に形成された外周又は円筒形の外周を
有するホイ−ルによって支持されることもできる。この
プラテン22は、完全に省略することができ、また、研
摩ベルト17は、支持するに足りるテンションのみを有
する弛みベルトとして駆動されることもできる。また、
加工物取り外し位置48は、プラテン22と加工物取り
付け位置33との間における任意の位置に位置せしめる
ことができる。さもなくば、作業者は、研摩されるべき
レンチが第1,2アゴ35,36間に位置せしめられる前
に、加工物取り付け位置33において研摩完了後のレン
チを取り除くこともできる。第1,2アゴ35,36をそ
れらの解放位置と係合位置との間で移動せしめるための
作動装置には、空気式装置や油圧式装置、又は上記の如
くスプリングやカムを使用する以外の機械式装置を使用
することもできる。上記ホイ−ル28の半径を大きくし
て(たとえば、30in.)、研摩されるレンチやバ−の端
部に大きな半径を有する端面を形成したり、上記ホイ−
ル28の半径を小さくして(たとえば、10in.)、研摩
されるレンチ又はバ−の端部に小さな半径を有する端面
を形成したりすることができる。ホイ−ル28が軸支さ
れるフレ−ム装置の部分72は、可動プレ−ト86に対
してピン92を中心として垂直方向に軸支されるように
する代わりに、ホイ−ル28の軸26に対して直交する
方向に位置せしめられたレ−ル上に、可動プレ−ト86
とフレ−ムの部分72との間で移動自在となるように取
り付けることもできる。上記ベルト駆動装置16は、研
摩用ベルトが、接触ホイ−ルがあたかもバックアッププ
ラテンとして機能せしめられるが如く移動せしめられる
ところの接触ホイ−ルに置き換えることもできる。そし
て、上記変形例に係るベルト研摩装置は、たとえば、鋳
造品等に形成された湯口等の突出物をこれらの鋳造品か
ら研摩するなど、バ−等の端面以外の端面を研摩する際
にも用いることができる。
おける直線部分に丸みを付けるために使用される場合、
使用される研摩ベルトには、必ずしも、柔軟な背材が備
えられる必要はない。研摩ベルト17は、研摩されるべ
きバ−又はレンチの形状に従って、プラテン22の代わ
りに、特定の形状に形成された外周又は円筒形の外周を
有するホイ−ルによって支持されることもできる。この
プラテン22は、完全に省略することができ、また、研
摩ベルト17は、支持するに足りるテンションのみを有
する弛みベルトとして駆動されることもできる。また、
加工物取り外し位置48は、プラテン22と加工物取り
付け位置33との間における任意の位置に位置せしめる
ことができる。さもなくば、作業者は、研摩されるべき
レンチが第1,2アゴ35,36間に位置せしめられる前
に、加工物取り付け位置33において研摩完了後のレン
チを取り除くこともできる。第1,2アゴ35,36をそ
れらの解放位置と係合位置との間で移動せしめるための
作動装置には、空気式装置や油圧式装置、又は上記の如
くスプリングやカムを使用する以外の機械式装置を使用
することもできる。上記ホイ−ル28の半径を大きくし
て(たとえば、30in.)、研摩されるレンチやバ−の端
部に大きな半径を有する端面を形成したり、上記ホイ−
ル28の半径を小さくして(たとえば、10in.)、研摩
されるレンチ又はバ−の端部に小さな半径を有する端面
を形成したりすることができる。ホイ−ル28が軸支さ
れるフレ−ム装置の部分72は、可動プレ−ト86に対
してピン92を中心として垂直方向に軸支されるように
する代わりに、ホイ−ル28の軸26に対して直交する
方向に位置せしめられたレ−ル上に、可動プレ−ト86
とフレ−ムの部分72との間で移動自在となるように取
り付けることもできる。上記ベルト駆動装置16は、研
摩用ベルトが、接触ホイ−ルがあたかもバックアッププ
ラテンとして機能せしめられるが如く移動せしめられる
ところの接触ホイ−ルに置き換えることもできる。そし
て、上記変形例に係るベルト研摩装置は、たとえば、鋳
造品等に形成された湯口等の突出物をこれらの鋳造品か
ら研摩するなど、バ−等の端面以外の端面を研摩する際
にも用いることができる。
【図1】 本発明に係るベルト式研摩装置の部分正面図
である。
である。
【図2】 図1に示されたベルト式研摩装置の部分側面
図である。
図である。
【図3】 図1に示されたベルト式研摩装置のホイ−ル
の要部斜視図である。
の要部斜視図である。
【図4】 図1に示されたベルト式研摩装置の4−4線
部分拡大断面図である。
部分拡大断面図である。
【図5】 研摩前の位置と研摩後の位置との間で移動せ
しめられているホルダを順次示した図1のベルト式研摩
装置の部分拡大側面図である。
しめられているホルダを順次示した図1のベルト式研摩
装置の部分拡大側面図である。
【図6】 研摩前の位置と研摩後の位置との間で移動せ
しめられているホルダを順次示した図1のベルト式研摩
装置の部分拡大側面図である。
しめられているホルダを順次示した図1のベルト式研摩
装置の部分拡大側面図である。
【図7】 研摩前の位置と研摩後の位置との間で移動せ
しめられているホルダを順次示した図1のベルト式研摩
装置の部分拡大側面図である。
しめられているホルダを順次示した図1のベルト式研摩
装置の部分拡大側面図である。
【図8】 研摩前の位置と研摩後の位置との間で移動せ
しめられているホルダを順次示した図1のベルト式研摩
装置の部分拡大側面図である。
しめられているホルダを順次示した図1のベルト式研摩
装置の部分拡大側面図である。
【図9】 図5に示されたホルダの部分拡大斜視図であ
る。
る。
【図10】 図4の10−10線部分拡大断面図であ
る。
る。
10 ベルト式研摩アセンブリ 12 レンチ 14 端面 16 ベルト
駆動装置 17 研摩用ベルト 18 前面 19 背面 21 L字形
作動部材 22 バックアッププラテン 23 支持面 26 軸 27 外周 28 ホイ−ル 29 心棒 30 軸受け 32 開口 33 加工物取り付け位置 35 第1ア
ゴ 36 第2アゴ 40 ピン 42 スプリング 43 カム従
動子 45 第1カム 46 第2カ
ム 48 加工物取り外し位置 49 ピン 50 ピン 52 接触部 53 基部 54 支持ピ
ン 56 板バネ 57 突出部 61 スロット 62 基部 68 ハスバ歯車 69 ウォ−
ムギア 70 部分 71 平行ピ
ン 72 部分 73 コイル
スプリング 77 戻り止め面 81 フレ−
ム 82 床 83 レ−ル
アセンブリ 85 可動部 86 可動プ
レ−ト 87 軸受けアセンブリ 88 軸支部
分 89 軸支プレ−ト 90 軸 92 ピン 95 支持面 98 ショルダ面 100 ホルダ
アセンブリ 101 軸 104 スプ
リング 106 ホイ−ル 107 ロッ
ドアセンブリ 108 軸受けブロック 109 アイ
レット 110 ネジ調整装置 111 ホイ
−ル 112 ロッドアセンブリ 113 軸受
けブロック 114 ユニバ−サルジョイント 120 調整
装置 121 ホイ−ル 122 可動
ロッド 125 ネジ調整装置 129 ユニ
バ−サルジョイント 140 心棒 141 ボア 142 ブッシュ 150 カム
従動子 151 前部 152 後部 157 コイルスプリング 160 カム
バ− 166 カム従動子
駆動装置 17 研摩用ベルト 18 前面 19 背面 21 L字形
作動部材 22 バックアッププラテン 23 支持面 26 軸 27 外周 28 ホイ−ル 29 心棒 30 軸受け 32 開口 33 加工物取り付け位置 35 第1ア
ゴ 36 第2アゴ 40 ピン 42 スプリング 43 カム従
動子 45 第1カム 46 第2カ
ム 48 加工物取り外し位置 49 ピン 50 ピン 52 接触部 53 基部 54 支持ピ
ン 56 板バネ 57 突出部 61 スロット 62 基部 68 ハスバ歯車 69 ウォ−
ムギア 70 部分 71 平行ピ
ン 72 部分 73 コイル
スプリング 77 戻り止め面 81 フレ−
ム 82 床 83 レ−ル
アセンブリ 85 可動部 86 可動プ
レ−ト 87 軸受けアセンブリ 88 軸支部
分 89 軸支プレ−ト 90 軸 92 ピン 95 支持面 98 ショルダ面 100 ホルダ
アセンブリ 101 軸 104 スプ
リング 106 ホイ−ル 107 ロッ
ドアセンブリ 108 軸受けブロック 109 アイ
レット 110 ネジ調整装置 111 ホイ
−ル 112 ロッドアセンブリ 113 軸受
けブロック 114 ユニバ−サルジョイント 120 調整
装置 121 ホイ−ル 122 可動
ロッド 125 ネジ調整装置 129 ユニ
バ−サルジョイント 140 心棒 141 ボア 142 ブッシュ 150 カム
従動子 151 前部 152 後部 157 コイルスプリング 160 カム
バ− 166 カム従動子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ロバート・ポール・ミラー アメリカ合衆国55144−1000ミネソタ州セ ント・ポール、スリーエム・センター(番 地の表示なし) (72)発明者 ブラツドリー・ウオーレン・ケラー アメリカ合衆国55144−1000ミネソタ州セ ント・ポール、スリーエム・センター(番 地の表示なし)
Claims (18)
- 【請求項1】 対象物に新たなる面を形成するために使
用されるベルト式研摩アセンブリであって、フレ−ム装
置と、該フレ−ム装置に取り付けられたベルト式研摩機
構とを備え、 該ベルト式研摩機構は、前面と背面とを備えた支持体
と、該前面沿いに備えられた研摩剤粒子とからなる研摩
用連続ベルトと、 該ベルトをフレ−ム装置に対する所定経路に沿って第1
方向に駆動するためのベルト駆動装置と、 ベルトを上記経路に沿って支持するための支持面を有す
る支持装置と、 外周と、上記第1方向に対して直角に交わる方向に位置
する軸と、該軸から規定される半径とを有するホイ−ル
と、 該ホイ−ルを上記軸を中心として回転自在に上記フレ−
ム装置に取り付けるための取り付け装置と、 ホイ−ルの上記外周を回転せしめるための駆動装置であ
って、該外周が上記支持面のそばを一様な速度で第1回
転方向に通過せしめられるようにするためのホイール駆
動装置と、 対象物を保持する複数個のホルダからなり、各ホルダは
径方向外側に位置する外側部と径方向内側に位置する内
側部とを有するホルダアセンブリであって、各ホルダは
上記対象物を上記外側部沿いに着脱自在に係合せしめか
つ保持するための係合装置を有するホルダアセンブリ、
とを備えたベルト式研摩アセンブリにして、 上記ホルダは、該ホルダを、ホイ−ルの軸に対して平行
であり、ホイ−ルの外周に所定間隔ごとに位置せしめら
れた軸、を中心として取り付けるための軸支式取り付け
装置であって、ホイ−ルの径方向外側に突出する上記係
合装置を有する上記各ホルダを上記軸を中心として研摩
前の位置と研摩後の位置との間で大略上記第1回転方向
に回動自在に取り付けるための軸支式取り付け装置と、 各ホルダを上記研摩前の位置に付勢するための付勢装置
と、 上記対象物を研摩して、該対象物にホイ−ルの半径より
も小さい半径を有する面を形成することができるよう
に、対象物を上記ベルトと強制的に係合せしめるべく、
ホルダが上記支持装置を通り過ぎる間に上記付勢装置に
より作用せしめられる力に抗して各ホルダを上記研摩前
の位置から上記研摩後の位置へ回転させるための、上記
支持面に略隣接した位置に取り付けられるピボットカム
装置とを備えたことを特徴とするベルト式研摩アセンブ
リ。 - 【請求項2】 上記各係合装置は、第1アゴと、該第1
アゴから所定間隔隔てられた第2アゴとからなる可動ク
ランプ装置であって、第1,2アゴが、第1,2アゴ間に
上記対象物を受け入れるために第2アゴが第1アゴから
自由に隔てられた解放位置と、第1,2アゴ間に対象物
を確実に把持するための係合位置との間で、相対的に移
動する可動クランプ装置と、 該可動クランプ装置を、対象物取り付け位置における解
放位置に移動させるべく上記フレーム装置に取り付けら
れるカム面を備えたアゴ作動装置であって、各第1,2
アゴを対象物取り付け位置における解放位置へ移動せし
め、可動クランプ装置が上記支持面を通過したときに第
1,2アゴを上記係合位置に位置せしめ、ホイ−ルの最
も下の部分に沿ったフレ−ム装置に対して固定された対
象物取り外し位置において各第1,2アゴを上記解放位
置に移動せしめ、上記対象物取り外し位置を通過後に各
対をなす第1,2アゴを、上記対象物取り付け位置から
上記支持面へ、順次、移動せしめるためのアゴ作動装置
と、 ホルダが上記支持面を通過している間、第1,2アゴを
上記係合位置に位置せしめるために第1,2アゴ間に取
り付けられたスプリングとからなり、 上記ホイール駆動装置により、ホルダは、フレ−ム装置
に対する上記対象物取り付け位置から上記支持面を通過
せしめられた後、さらに、上記対象物取り外し位置を通
過せしめられることを特徴とする請求項1記載のベルト
式研摩アセンブリ。 - 【請求項3】 上記ピボットカム装置は、上記フレ−ム
装置に取り付けられ、上記軸支式取り付け装置に係合す
るように構成されたカムバ−を備え、 上記各係合装置は、第1アゴと、該第1アゴを上記ホル
ダに対する固定された所定位置においてホルダの上記外
側部に着脱自在に取り付けるためのアゴ取り付け装置
と、第2アゴと、第1,2アゴ間で上記対象物を受け取
るために、第2アゴが第1アゴに対して第1アゴから自
由に隔てられている解放位置及び第1,2アゴ間で対象
物を確実に把持するための係合位置との間で移動自在に
第2アゴをホルダに取り付けるためのアゴ作動装置とを
有し、 該アゴ作動装置は、第2アゴを上記係合位置に付勢する
べく第1,2アゴ間に備えられたスプリングと、第2ア
ゴに取り付けられるアゴカム従動子を備えたカム装置と
を有し、 フレ−ム装置には、上記カムバ−から軸方向に偏いせし
められた、解放用カムとロ−ディングカムとが備えら
れ、該解放用カムと該ロ−ディングカムとは、第2アゴ
を上記係合位置に付勢する上記スプリングの力に抗して
第2アゴを上記解放位置に移動させるべくアゴカム従動
子により係合せしめられるカム面を有することを特徴と
する請求項1記載のベルト式研摩アセンブリ。 - 【請求項4】 上記各ホルダは、該ホルダの上記内側部
に取り付けられたレベリングカム従動子を備えたレベリ
ング装置を有し、 上記解放用カムと上記ロ−ディングカムとは、夫々、ホ
ルダを上記ホイ−ルに対して固定するために、レベリン
グカム従動子により係合せしめられるべく形成された面
を有し、 上記両カムが有する面は、また、上記第2アゴを上記解
放位置に移動させ、上記各ホルダを上記研摩前の位置に
付勢するための上記付勢装置により作用せしめられる力
に抗して、ホルダを上記研摩前の位置と上記研摩後の位
置との略中間に位置する水平位置に位置せしめるため
に、上記アゴカム従動子により係合せしめられるべく形
成された面を有することを特徴とする請求項3記載のベ
ルト式研摩アセンブリ。 - 【請求項5】 上記アゴ取り付け装置には、上記ホイ−
ルの上記軸に対して略平行に延在するスロットを形成
し、その一端にはめ込み開口を有するように構成された
構造的な手段が上記各ホルダの上記外側部に備えられ、 上記第1アゴは、スロット内に確実に係合せしめられる
基部を有し、 アゴ取り付け装置には、さらに、上記基部を上記スロッ
ト内に着脱自在に保持するための保持装置が備えられた
ことを特徴とする請求項3記載のベルト式研摩アセンブ
リ。 - 【請求項6】 上記各ホルダの上記外側部は外周面を有
し、 上記スロットは、この外周面の一部と、ホルダの外周面
に対して鋭角に形成された少なくとも一つの側面とによ
り形成され、 上記保持装置には、上記基部を側面に対して押圧するた
めの押圧装置が備えられたことを特徴とする請求項5記
載のベルト式研摩アセンブリ。 - 【請求項7】 上記付勢装置には、1対の端部を有する
コイルバネが複数個備えられ、コイルバネの一端部は上
記ホイ−ルの上記軸に略隣接したホイ−ル上の所定位置
に固定される一方、コイルバネの他端部は上記ホルダの
上記内側部に固定されたことを特徴とする請求項1記載
のベルト式研摩アセンブリ。 - 【請求項8】 上記軸支式取り付け装置は、上記各ホル
ダに取り付けられた大略V字形状のカム従動子を備え、 該カム従動子は、上記ピボットカム装置と係合せしめら
れるべく構成された面を有する前縁部と後縁部とを備
え、 ホルダが上記研摩前の位置から上記研摩後の位置へ移動
せしめられることにより、上記対象物は、上記支持面沿
いに位置している上記ベルトと強制的に係合せしめら
れ、 上記対象物の研摩後に、ホルダが上記研摩後の位置から
上記研摩前の位置に移動せしめられるとき、その対象物
が上記係合装置から振り落とされないように、上記前縁
部が有する面と上記後縁部が有する面とは分岐している
ことを特徴とする請求項1記載のベルト式研摩アセンブ
リ。 - 【請求項9】 上記ピボットカム装置は、上記フレ−ム
装置に取り付けられたカムバ−であって、上記軸支式取
り付け装置に係合せしめられるべく構成されたカムバ−
を備え、 この軸支式取り付け装置は、各ホルダに取り付けられる
大略V字形状のカム従動子を備え、 該カム従動子は、上記カムバ−と係合せしめられるべく
構成された面を有する前縁部と後縁部とを備え、 ホルダが上記研摩前の位置から上記研摩後の位置へ移動
せしめられることにより、上記対象物は、上記支持面沿
いに位置している上記ベルトと強制的に係合せしめら
れ、 上記対象物の研摩後に、ホルダが上記研摩後の位置から
上記研摩前の位置に移動せしめられるとき、その対象物
が上記係合装置から振り落とされないように、上記前縁
部が有する面と上記後縁部が有する面とは分岐している
ことを特徴とする請求項1記載のベルト式研摩アセンブ
リ。 - 【請求項10】 上記カムバ−は、約1.5インチの幅
を有することを特徴とする請求項9記載のベルト式研摩
アセンブリ。 - 【請求項11】 対象物に新たなる面を形成するために
使用される研摩アセンブリであって、フレ−ム装置と、
該フレ−ム装置に取り付けられる機械加工装置とを備
え、 該機械加工装置は、対象物を研摩するための研摩装置
と、 対象物をフレ−ム装置に対する研摩経路に沿って研摩す
るための研摩用駆動装置と、 対象物を供給する供給軸と、対象物を供給し該供給軸か
ら規定される供給半径とを備えた弓状外周部を有する部
材を備えた対象物供給装置と、 該対象物供給装置の少なくとも一部を対象物供給経路沿
いに上記供給半径の周囲で回転させるべく、対象物供給
装置をフレ−ム装置に取り付けるための供給装置取り付
け装置と、 対象物供給装置の外周部分の少なくとも一部を上記機械
加工装置を通過する第1方向に回転させるための回転駆
動装置と、 対象物を保持する複数個のホルダからなり、各ホルダは
径方向外側に位置する外側部と径方向内側に位置する内
側部とを有するホルダアセンブリであって、各ホルダは
上記対象物を上記外側部沿いに着脱自在に係合せしめか
つ保持するための係合装置を有するホルダアセンブリ、
とを備えた研摩アセンブリにして、 上記ホルダは、該ホルダを、上記供給軸に対して平行で
あり、上記対象物供給装置の外周に所定間隔ごとに位置
せしめられた軸、を中心として取り付けるための軸支式
取り付け装置であって、対象物供給装置の径方向外側に
突出する上記係合装置を有する上記各ホルダを上記軸を
中心として研摩前の位置と研摩後の位置との間で大略上
記第1方向に回動自在に取り付けるための軸支式取り付
け装置と、 上記対象物を研摩して該対象物に対象物供給装置の半径
よりも小さい半径を有する面を形成することができるよ
うに、対象物を上記機械加工装置と強制的に係合せしめ
るべくホルダが機械加工装置を通り過ぎる間に、各ホル
ダを上記研摩前の位置から上記研摩後の位置へ回転させ
るために、機械加工装置に略隣接した位置に取り付けら
れるカム装置とを備えたことを特徴とする研摩アセンブ
リ。 - 【請求項12】 上記研摩装置は、前面と背面とを備え
た支持体と、該前面沿いに備えられた研摩剤粒子とから
なる研摩用連続ベルトと、上記対象物供給経路沿いに該
ベルトを支持するための支持面を有する支持装置とを備
え、 上記対象物供給装置は、外周と、上記第1方向に対して
直角に位置せしめられた軸と、該軸から規定されるとこ
ろの半径とを有するホイ−ルを備え、 さらに、上記ホルダを上記研摩前の位置に付勢するため
の付勢装置が備えられたことを特徴とする請求項11記
載の研摩アセンブリ。 - 【請求項13】 上記各係合装置は、第1アゴと、該第
1アゴから所定間隔隔てられた第2アゴとからなる可動
クランプ装置であって、第1,2アゴが、第1,2アゴ間
に上記対象物を受け入れるために第2アゴが第1アゴか
ら自由に隔てられた解放位置と、第1,2アゴ間に対象
物を確実に把持するための係合位置との間で、相対的に
移動する可動クランプ装置と、 上記第1,2アゴを対象物取り付け位置において解放位
置から移動せしめ、上記ホルダが上記機械加工装置を通
過している間、第1,2アゴを係合位置に位置せしめる
ためのアゴ作動装置であって、各第1,2アゴを対象物
取り付け位置における解放位置へ移動せしめ、可動クラ
ンプ装置が上記支持面を通過したときに第1,2アゴを
上記係合位置に位置せしめ、上記対象物供給装置の最も
下の部分に沿ったフレ−ム装置に対して固定された対象
物取り外し位置において各第1,2アゴを上記解放位置
に移動せしめ、上記対象物取り外し位置を通過後に、各
対をなす第1,2アゴを、上記対象物取り付け位置から
上記機械加工装置へ、順次、移動せしめるためのアゴ作
動装置とを備え、 上記ホルダは、上記回転駆動装置によって、上記フレ−
ム装置に対する上記対象物取り付け位置から上記機械加
工装置へ、順次、移動せしめられることを特徴とする請
求項11記載の研摩アセンブリ。 - 【請求項14】 上記各係合装置は、第1アゴと、該第
1アゴを上記ホルダの上記外側部における所定位置に着
脱自在に取り付けるための第1アゴ取り付け装置と、第
2アゴと、該第2アゴを第1アゴに対して解放位置と係
合位置との間で軸を中心として回転自在にホルダに取り
付けるための第2アゴ取り付け装置とを備え、 上記アゴ作動装置は、第2アゴを上記係合位置に付勢す
るために第1,2アゴ間に備えられたスプリングと、第
2アゴに取り付けられたアゴカム従動子及び上記フレ−
ム装置に取り付けられたカムとからなるカム装置とを有
し、 該カムは、第2アゴを上記解放位置に移動させるため
に、アゴカム従動子により係合せしめられるべく形成さ
れたカム面を有することを特徴とする請求項11記載の
研摩アセンブリ。 - 【請求項15】 上記各ホルダは、該各ホルダの上記内
側部に取り付けられたレベリングカム従動子と、上記フ
レ−ム装置に取り付けられた上記カムとを有するカム装
置から構成されたレベリング装置を備え、 上記カム面は、上記第2アゴを上記解放位置に移動さ
せ、ホルダを上記対象物供給装置に対する上記研摩前の
位置と研摩後の位置との略中間で水平に位置せしめるた
めに、レベリングカム従動子と上記アゴカム従動子とに
より係合せしめられるべく構成されたことを特徴とする
請求項14記載の研摩アセンブリ。 - 【請求項16】 上記第1アゴ取り付け装置には、上記
軸に対して略平行に延在するスロットを形成し、その一
端にはめ込み開口を有するように構成された構造的な手
段が上記各ホルダの上記外側部に備えられ、 上記第1アゴには、スロット内に確実に係合せしめられ
る基部と、該基部をスロット内に着脱自在に保持するた
めの保持装置とが備えられたことを特徴とする請求項1
4記載の研摩アセンブリ。 - 【請求項17】 上記各ホルダの上記外側部は外周面を
有し、 上記スロットは、該外周面の一部と、外周面に対して鋭
角に形成された少なくとも一つの側面とにより形成さ
れ、 上記保持装置には、上記基部を上記側面に対して押圧す
るための押圧装置が備えられたことを特徴とする請求項
16記載の研摩アセンブリ。 - 【請求項18】 上記各ホルダを上記研摩前の位置に付
勢するための上記付勢装置には、1対の端部を有するコ
イルバネが複数個備えられ、その一端は、上記対象物供
給装置の所定位置に取り付けられる一方、その他端は、
ホルダの上記内側部に取り付けられることを特徴とする
請求項11記載の研摩アセンブリ。
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---|---|---|---|
US686774 | 1984-12-27 | ||
US68677491A | 1991-04-17 | 1991-04-17 |
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- 1992-04-17 JP JP4098202A patent/JPH05111869A/ja active Pending
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