JP2913669B2 - フィードバッククランプ回路 - Google Patents

フィードバッククランプ回路

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JP2913669B2 JP1150202A JP15020289A JP2913669B2 JP 2913669 B2 JP2913669 B2 JP 2913669B2 JP 1150202 A JP1150202 A JP 1150202A JP 15020289 A JP15020289 A JP 15020289A JP 2913669 B2 JP2913669 B2 JP 2913669B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、ディジタル情報を処理する場合等に用い
て好適なフィードバッククランプ回路に関する。
〔発明の概要〕
この発明は、ディジタル情報を利用してクランプ制御
を行うフィードバッククランプ回路において、入力信号
に予め含まれるディジタルのコントロールコード信号を
判別し、その判別出力に応じて帰還ループのゲイン又は
不感帯幅をコントロールすることにより、VTRやディス
ク等のノイズ量の多いソースのときでも、安定したクラ
ンプ動作ができるようにしたものである。
〔従来の技術〕
A/D変換器を介するディジタルのフィードバッククラ
ンプ回路として従来第8図に示すようなものがある。同
図において、入力端子(1)からの入力信号はクランプ
回路(2)において、端子(3)からのクランプパルス
の期間所定のクランプ電位にクランプされて、A/D変換
器(4)でA/D変換されて出力端子(5)に取り出され
る。
また、A/D変換器(4)の出力信号の一部が差分検出
器(6)において、端子(7)からの基準電位期間(又
はクランプ電位期間)を表わすパルスの間基準電位(又
はクランプ電位)と比較され、その差分が反転アンプ
(8)で増幅され、D/A変換器(9)でD/A変換された後
ローパスフィルタ(10)を通ってクランプ電位としてク
ランプ回路(2)に供給される。そして差分検出器
(6)の両入力が常に一定になるようにフィードバック
がかけられる。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところで、第8図の如き構成のフィードバッククラン
プ回路の場合、入力端子(1)からの入力端子のノイズ
量が大きい時に帰還ループのアンプ(8)のゲイン及び
ローパスフィルタ(10)の時定数を一定にしておくと、
ノイズによりクランプ回路(2)に与えられるクランプ
電位がガタガタしてしまう。これに対処するためにアン
プ(8)のゲインを下げたり、ローパスフィルタ(10)
の時定数を長くするとクランプ能力が低下してしまう欠
点がある。
この発明は斯る点に鑑みてなされたもので、ノイズ量
の多いソースでも安定したクランプ動作が可能なフィー
ドバッククランプ回路を提供するものである。
〔課題を解決するための手段〕
この発明のフィードバッククランプ回路は、帰還ルー
プを有し、入力信号をクランプするクランプ手段2と、
上記入力信号に予め含まれるコントロールコード信号を
判別する判別手段20と、上記判別手段の出力に応じて上
記帰還ループのゲインを制御するゲイン制御手段8と、
を備えるものである。また、この発明のフィードバック
クランプ回路は、帰還ループを有し、入力信号をクラン
プするクランプ手段2と、上記入力信号に予め含まれる
コントロールコード信号を判別する判別手段20と、上記
判別手段の出力に応じて上記帰還ループの不感帯幅を制
御する不感帯幅制御手段8と、を備えるものである。
〔作用〕
判別手段(20)でディジタルのコントロールコード信
号を判別し、その判別出力に応じて利得制御手段(8)
において帰還ループのゲイン又は不感帯幅をコントロー
ルする。すなわち入力信号の種類に応じてS/Nの悪い信
号を示すコードのときはゲインを下げる領域を広げるか
または不感帯幅を広げ、S/Nの良い信号を示すコードの
ときはゲインを下げる領域を狭めるか又は不感帯幅を狭
める。これによりノイズが多少多く含まれる入力信号が
入力された場合でも、クランプ電位がダタつくことがな
く、安定したクランプ動作が可能となる。
〔実施例〕
以下、この発明の一実施例を第1図〜第7図に基づい
て詳しく説明する。
第1図は本実施例の回路構成を示すもので、同図にお
いて、第8図と対応する部分には同一符号を付し、その
詳細説明は省略する。
本実施例ではA/D変換器(4)の後にコントロールコ
ード判別器(20)を設け、これによりA/D変換器(4)
の出力側に得られる信号に含まれるコントロールコード
を判別し、入力信号の種類を識別する。そして、その判
別出力に応じて反転アンプ(8)のゲインをコントロー
ルしたり不感帯幅をコントロールしたりするようにす
る。このために反転アンプ(8)の入出力特性を第3図
〜第5図に示す特性のいずれかに予め設定しておく。
ここで入力端子(1)に供給される入力信号にはBS放
送信号やVTR,DISC等からの信号等があり、VTRやDISCに
は一般に特有のコントロールコードが割り当てられてい
る。これはBS放送とは異なる信号形式をとるためであ
り、コントロールコードにより、どの信号(BS/VTR/DIS
C)のどういう形式のものが入力されたかが判別でき、
これにより入力信号の種類にあった信号処理が可能とな
る。
第6図はコントロールコードの一例を示したもので、
例えばコントロールコードが連続する25ビットから成る
とすると、19ビット目にはBS放送かそれ以外かが割り当
てられ、19ビット目が“0"であればBS放送、“1"であれ
ばその他であることがわかる。また、20ビット目はDISC
かVTR等のソースの判別が割り当てられ、“0"であればD
ISC、“1"であればVTRであることがわかる。更に25ビッ
ト目はソースのノイズ量の識別に割り当てられ、“0"で
あればノイズ小のソースであり、“1"であればノイズ大
のソースであることがわかる。
この第6図のコントロールコードより例えば第7図の
如きコードの割り当てが考えられ、識別が可能となる。
例えばビット目が“1"で25ビット目が“0"であればノイ
ズ小でS/Nの良いVTRがソースであり、20ビット目が“1"
で25ビット目も“1"であればノイズ大でS/Nの悪いVTRが
ソースであることがわかる。また、20ビット目が“0"で
25ビット目も“0"であればノイズ小のDISCがソースであ
り、20ビット目が“0"で25ビット目が“1"であればノイ
ズ大のDISCがソースであることがわかる。
そこで、コントロール判別器(20)で判別した結果、
19ビット目が“0"であれば、BS放送であるので他のコー
ドビットの如何を問わず優先的に反転アンプ(8)の入
出力特性を第2図の如くコントロールする。一方、判別
した結果19ビット目が“1"であれば第7図のコード割り
当てに従って処理を行う。
すなわち例えば反転アンプ(8)の入出力特性を第3
図の如き特性に設定しておくと、判別器(20)で20ビッ
ト目が“1"で25ビット目が“1"であれば、つまり第7図
で云えばコードが“11"であれば、ソースはノイズ大のV
TRであるので第3図のゲインを下げる領域a1は広げら
れ、20ビット目が“1"で25ビット目が“0"であれば、つ
まり第7図で云えばコードが“10"であればソースはノ
イズ小のVTRであるので第3図のゲインを下げる領域a1
は狭められる。また、判別器(20)で20ビット目が“0"
で25ビット目が“1"であれば、つまり第7図で云えばコ
ードが“01"であればソースはノイズ大のDISCであるの
で第3図のゲインを下げる領域a1は広げられ、20ビット
目が“0"で25ビット目が“0"であれば、つまり第7図で
云えばコードが“00"であればソースはノイズ小のDISC
であるので第3図のゲインを下げる領域a1は狭められ
る。
また、例えば反転アンプ(8)の入出力特性を第4図
の如き特性に設定しておくと、判別器(20)で20ビット
目が“1"で25ビット目が“1"であれば、つまり第7図で
云えばコードが“11"であれば、ソースはノイズ大のVTR
であるので第4図の不感帯幅a2は広げられ、20ビット目
が“1"で25ビット目が“0"であれば、つまり第7図で云
えばコードが“10"であればソースはノイズ小のVTRであ
るので第4図の不感帯幅a2は狭められる。また、判別器
(20)で20ビット目が“0"で25ビット目が“1"であれ
ば、つまり第7図で云えばコードが“01"であればソー
スはノイズ大のDISCであるので第4図の不感帯幅a2は広
げられ、20ビット目が“0"で25ビット目が“0"であれ
ば、つまり第7図で云えばコードが“00"であればソー
スはノイズ小のDISCであるので第4図の不感帯幅a2は狭
められる。
また、例えば反転アンプ(8)の入出力特性を第5図
の如き特性に設定しておくと、判別器(20)で20ビット
目が“1"で25ビット目が“1"であれば、つまり第7図で
云えばコードが“11"であれば、ソースはノイズ大のVTR
であるので第5図のゲインを下げる領域と不感帯幅a3
広げられ、20ビット目が“1"で25ビット目が“0"であれ
ば、つまり第7図で云えばコードが“10"であればソー
スはノイズ小のVTRであるので第5図のゲインを下げる
領域と不感帯幅a3は狭められる。また、判別器(20)で
20ビット目が“0"で25ビット目が“1"であれば、つまり
第7図で云えばコードが“01"であればソースはノイズ
大のDISCであるので第5図のゲインを下げる領域と不感
帯幅a3は広げられ、20ビット目が“0"で25ビット目が
“0"であれば、つまり第7図で云えばコードが“00"で
あればソースはノイズ小のDISCであるので第5図のゲイ
ンを下げる領域と不感帯幅a3は狭められる。
このようにゲインまたは不感帯幅をコントロールされ
た反転アンプ(8)からの出力信号はD/A変換器(9)
でD/A変換され、ローパスフィルタ(10)を通ってクラ
ンプ電位としてクランプ回路(2)に供給される。これ
によりノイズが多少多く含まれる入力信号が入力された
場合でも、クランプ電位がガタつくことがなく、安定し
たクランプ動作が可能となる。
〔発明の効果〕
この発明のフィードバッククランプ回路は、入力信号
に予め含まれるコントロールコード信号を判別し、その
判別結果に応じて帰還ループのゲインまたは不感帯幅を
コントロールするようにしたので、VTRやディスク等の
ノイズ量の多いソースに対しても、安定したクランプ動
作を行うことができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を示す回路構成図、第2図
〜第5図はこの発明によるアンプの入出力特性図、第6
図及び第7図はこの発明の動作説明に供するための図、
第8図は従来例を示す回路構成図である。 (2)はクランプ回路、(4)はA/D変換器、(6)は
差分検出器、(8)はアンプ、(9)はD/A変換器、(1
0)はローパスフィルタ、(20)はノイズ検出回路であ
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−229972(JP,A) 特開 昭59−19470(JP,A) 特開 昭64−71270(JP,A) 特開 昭60−10880(JP,A) 特開 昭57−67380(JP,A) 特開 昭63−252070(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04N 5/16 - 5/18

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】帰還ループを有し、入力信号をクランプす
    るクランプ手段と、 上記入力信号に予め含まれるコントロールコード信号を
    判別する判別手段と、 上記判別手段の出力に応じて上記帰還ループのゲインを
    制御するゲイン制御手段と、を備えることを特徴とする
    フィードバッククランプ回路。
  2. 【請求項2】帰還ループを有し、入力信号をクランプす
    るクランプ手段と、 上記入力信号に予め含まれるコントロールコード信号を
    判別する判別手段と、 上記判別手段の出力に応じて上記帰還ループの不感帯幅
    を制御する不感帯幅制御手段と、を備えることを特徴と
    するフィードバッククランプ回路。
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