JP2913421B2 - 循環式自動原稿供給装置 - Google Patents

循環式自動原稿供給装置

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JP2913421B2 JP2340817A JP34081790A JP2913421B2 JP 2913421 B2 JP2913421 B2 JP 2913421B2 JP 2340817 A JP2340817 A JP 2340817A JP 34081790 A JP34081790 A JP 34081790A JP 2913421 B2 JP2913421 B2 JP 2913421B2
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【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、複写機本体などに付設され、原稿台に収
納した原稿を搬送手段によって本体装置の原稿セット面
上に給送セットし、この原稿を再び原稿台に戻す循環式
自動原稿供給装置に関する。
[従来の技術] 循環式自動原稿供給装置の従来例が、特開平1−2317
39号公報、特開昭60−113225号公報などに記載されてい
る。
従来例は、原稿台に収納した原稿を搬送手段によって
本体装置の原稿セット面上に給送セットし、この原稿を
再び原稿台に戻し、また原稿セット面に給送する動作を
繰り返し、最終処理の終了した原稿を原稿台に収納して
動作が完了する。
[発明が解決しようとする課題] しかし、上記従来例では、処理が終了した原稿を一律
に原稿台に戻しているため、前のオペレータが転写終了
した原稿を原稿台に置き忘れた場合、次のオペレータは
原稿台から前のオペレータの原稿を取り除かなければ、
自分の原稿を原稿台にセットできない不便さがある。
この発明の目的は、前のオペレータが処理済みの原稿
を装置に置き忘れても、次のオペレータが置き忘れた原
稿を取り除かなくても自分の原稿をセット、処理できる
循環式自動原稿供給装置を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するため本願の第1の発明は、原稿台
に収納した原稿を搬送手段によって本体装置の原稿セッ
ト面上に給送セットした後、この原稿を再び前記原稿台
に戻すことを繰り返し、同一原稿を所定回数原稿セット
面上に給紙した後に排出トレイに排出する循環式自動原
稿供給装置のおいて、排出トレイ上の原稿の有無を検知
する排出トレイセンサを設け、この排出トレイセンサが
排出トレイ上に原稿が無いことを検知した場合には、所
定回数原稿セット面に給送セットされた原稿を排出トレ
イに排出し、排出トレイセンサが排出トレイ上に原稿が
有ることを検知した場合には、所定回数原稿セット面に
給送セットされた原稿を原稿台に戻すものである。ま
た、第2の発明は、原稿台に収納した原稿を搬送手段に
よつて本体装置の原稿セット面に給送セットし、この原
稿を再び原稿台に戻すことを所定回数繰り返して行う循
環式自動原稿供給装置において、原稿を収納する排出ト
レイと、原稿台上の原稿の有無を検知する検出手段と、
を備え、所定回数原稿セット面に給送セットされた原稿
を原稿セット面から排出して原稿台に戻した後、所定時
間経過しても検出手段が原稿台上に原稿が有ることを検
知している場合には、原稿を前記原稿台から搬出して前
記排出トレイに排出する。
[作用] この発明は、最終処理の終了した原稿を原稿セット面
から排出後、原稿台に戻さずに排出トレイに排出するよ
うにしているので、前のオペレータが処理済みの原稿を
装置に置き忘れても、次のオペレータが置き忘れた原稿
を取り除かなくても自分の原稿をセット、処理できる。
[実施例] 以下に、この発明の一実施例を第1図ないし第8図を
参照して説明する。
〈構成〉 全体の構成 第2図において、1は循環式自動原稿供給装置、2は
本体装置例えば複写機本体、3は複写済みの用紙の裏面
に複写する場合に使用する複写用紙搬送装置、65は複写
機本体2からの複写済みの用紙を頁順に揃えて排出する
複写用紙反転装置である。
循環式自動原稿供給装置1の構成 第1図において、4は原稿台である。
この原稿台4の最下位の原稿から順次繰り出す繰出し
手段例えば繰出しローラ5が設けられている。また、こ
の繰出しローラ5に原稿を圧接する押さえ部材6と、こ
の押さえ部材6を駆動するソレノイド7が設けられてい
る。
また、原稿台4には、原稿台上の原稿が何回搬送路を
循環したかをカウントするリサイクルセンサ8が設けら
れている。この例のリサイクルセンサ8は原稿台4上の
最上位の原稿に当接し、すべの原稿が送り出されると、
1カウントするようになっている。
繰出しローラ5の後段には、原稿を1枚に分離して送
り出す分離手段として例えば順送り方向に回転するロー
ラ9と、このローラ9に対して逆方向に回転する逆転ベ
ルト10が設けられている。
分離手段の後段には、原稿の先端を突き当てて撓ませ
て原稿の先端の左右不揃え(スキュー)を修正するスキ
ュー修正手段として例えばレジストローラ11、12が設け
られている。
分離手段の後段に搬送手段例えば搬送ベルト13、およ
びセット面カバー14が並設されている。この搬送ベルト
13の一端と原稿セット面14の一端との間隙が、原稿搬入
口15となっている。
16はベルト、17はプーリ、18はプレスローラである。
セット面カバー14は、昇降手段例えばソレノイド19によ
って昇降される。
B5、A4などの搬送方向に所定以下のサイズ(以下、小
サイズ原稿という)の原稿は、原稿搬入口15から搬入
後、搬送ベルト13によって図の左方向に順送され、セッ
トされる。
一方、B4、A3などの搬送方向に所定以上のサイズの原
稿(以下、大サイズ原稿)は、いったん搬送ベルト13に
よって図の左方向に順送されて先端を搬送ベルト13の他
端から出した後、搬送ベルト13を逆転し、原稿の後端側
をセット面カバー14の下に挿入してセットされる。
搬送ベルト13の他端側に、原稿を表裏反転する反転ロ
ーラ20が設けられている。21はプレスローラである。
この反転ローラ20により表裏反転された原稿の後段の
スイッチバック手段に進めるか、または再度原稿セット
面に戻すか、いずれかの方向に切り換えるゲート22が設
けられている。
23は送りローラである。
反転ローラ20の後段には、原稿の先・後端を入れ替え
るスイッチバック手段としてスイッチバックローラ24、
プレスローラ25が設けられている。
スイッチバックローラ24はその正転で原稿を表裏反転
させた後、逆転して原稿の前・後端を入れ替えて送り出
すようになっている。
26は排出ローラである。
なお、搬送ベルト13の排出他端側と原稿台4との間の
原稿搬送路、この例ではスイッチバックローラ24の出口
側に最終複写終了後の原稿を排出する排出トレイ27が設
けられている。
28は原稿台4上の原稿の有無を検出するエンプティセ
ンサである。29はレジストセンサである。30は反転ロー
ラ20を駆動するためのセットセンサである。31はスイッ
チバックローラ24を駆動するスイッチバックセンサであ
る。32は原稿台4に排出する原稿を減速する排出センサ
である。33は排出トレイ27上の原稿の有無を検出する排
出トレイセンサである。
この排出トレイセンサ33が排出トレイ27上に原稿が無
いことを検知した場合には、最終複写の終了した原稿を
原稿セット面4から排出した後、排出トレイ27に排出す
る。しかし、排出トレイセンサ33が排出トレイ27上に原
稿が有ることを検知した場合には、この排出トレイ27上
の原稿と混合することを避けるため、原稿を原稿台4に
戻す。
排出トレイセンサ33が排出トレイ27上に原稿があるこ
とを検知したときには、音、光などの警告を発する警告
手段(図示略)を設けた。
駆動系は、第3図に示すように、繰出し手段と分離手
段とを駆動する分離モータ34と、スキュー修正手段と搬
送ベルトとを駆動する搬送ベルトモータ35と、反転ロー
ラと送りローラとを駆動する反転モータ36と、スイッチ
バック手段と排出ローラとを駆動する排出モータ37とか
ら構成されている。
駆動はCPUなどの制御手段(図示略)により制御され
る。
複写機本体2の構成 第1図において、複写機本体2の原稿セット面38に
は、基準位置38Aが設定されている。原稿の先端は原稿
ストッパ(図示略)に突き当たってこの基準位置38Aの
位置に停止セットされる。
第2図において、複写機本体2は、移動しながら原稿
に向けて照射する照射装置39、反射光を導く反射鏡40
と、露光により帯電潜像を形成する感光ドラム41と、ト
ナーを複写用紙に転写する転写装置42と、転写用紙にト
ナーを定着させる定着装置43などを備えている。
44は複写用紙を収納した用紙カセット、45は用紙搬入
路、46は用紙排出路、47は複写後の用紙を収納する排紙
トレイである。
48は用紙排出路46と複写用紙搬送装置3とを切り換え
るゲートである。49は複写用紙搬送装置3から送られて
きた用紙を表裏反転して用紙搬入路45に合流させる反転
路である。
複写用紙反転装置65の構成 第2図において、例えば片面複写済みの用紙の頁順を
揃えるために、複写機本体2から排出される片面複写さ
れた用紙の前・後端を入れ替えかつ表裏反転する複写用
紙反転装置65が設けられている。
この複写用紙反転装置65は、複写済み用紙を受け入れ
る受入れローラ60と、搬送路切替え用のゲート62、受入
れローラ60からの用紙を一度引き入れてから逆転して用
紙の前・後端を入れ替えるとともに表裏反転して送り出
す入替えローラ63と、この入替えローラ63からの用紙を
排出トレイ47に排出する排紙ローラ64とから構成されて
いる。
したがって、複写機本体2から排出される用紙は、受
取りローラ60によって受け入れられ、正逆転可能な入替
えローラ63によりその前・後端を入れ替えられるととも
に表裏反転され、排紙ローラ64により排紙トレイ47に頁
順が狂うことなく排出、収納される。
複写用紙搬送装置3の構成 第2図において、複写用紙搬送装置3は、複写用紙の
表裏両面に複写する場合に使用される。
すなわち、複写用紙搬送装置3は、複写機本体2から
用紙を受け入れて複写機本体2に戻す用紙搬送路50と、
二股搬送路51と、一方向のみに用紙を通すマイラ52と、
正逆転可能で複写済みの用紙の前・後端を入れ替えると
ともに表裏反転する入替えローラ53と、送りローラ54と
から構成されている。
〈動作〉 上記装置の動作を次の4つ場合に分けて説明する。第
8図に各動作に共通のフローチャートが示してある。
(1)A4サイズの原稿を片面複写する場合。
(ただし、排出トレイセンサ33がOFF) (第4図に作動状態図が示してある) 原稿台4にA4サイズの原稿を処理面を下向きに積載セ
ットする(第4図イ)。
次に、オペレータが複写機本体2の操作パネル(図示
略)により片面複写、原稿サイズなどを指示する。
次に、スタートキー(図示略)が押されると、押さえ
部材6が原稿を繰り出しローラ5に圧接し、繰り出しロ
ーラ5が原稿台4の最下位の第1頁の原稿から繰り出す
(第4図ロ)。
次に、ローラ9および逆転ベルト10により原稿は1枚
に分離される。
次に、原稿の先端がレジストローラ11、12によりスキ
ューを修正される。
原稿は原稿搬入口15を介して搬送ベルト13により原稿
セット面38上を搬送、セットされる。
次に複写機本体2で複写する(第4図ハ、ニ)。
このとき2枚目の原稿が繰り出され、スキュー修正さ
れる(第4図ハ、ニ)。
複写終了後、搬送ベルト13から排出された原稿の先端
をセットセンサ30が検出して反転ローラ20が回転して原
稿を反転してから送る(第4図ホ、ヘ)。
このとき2枚目の原稿がセットされ、複写される(第
4図ホ、ヘ)。
次に、スイッチバックセンサ31が原稿の先端を検出し
てスイッチバックローラ24を正転させ、原稿を反転させ
る(第4図ト、チ)。
次に、スイッチバックセンサ31が原稿の後端を検出し
てから所定時間(所定パルス数)経過すると、スイッチ
バックローラ24を減速させ、原稿を排出トレイ27に下向
きに排出する。
もし、原稿台4に原稿を戻すと、この原稿を原稿台4
に置き忘れた場合、次のオペレータが原稿を原稿台4か
ら取り除かなければならない。しかるに、この例のよう
に排出トレイ27に原稿を排出すると、このような不都合
を解消できる。
一方、複写用紙は複写用紙反転装置65を介して表裏反
転され、排紙トレイ47に第1頁を下向き最下位として順
次排出される。
(2)A4サイズの原稿をリサイクルで両面複写する場
合。(ただし、排出トレイセンサがOFF) (第5図に作動状態図が示してある) 繰り出された原稿は原稿搬入口15を介して搬送ベルト
13によりいったん原稿セット面38上を搬送通過された
後、切り換えたゲート22を介して反転ローラ20により表
裏反転されてから、原稿セット面38上にセットされる
(第5図イ〜ニ)。
そして、原稿の一面が複写される(第5図ホ)。
次に、搬送ベルト13により原稿をいったん原稿セット
面38から排出して、反転ローラ20が回転して原稿を表裏
反転した後、搬送ベルト13により原稿セット面38上にセ
ットする(第5図ヘ)。
次に、原稿の他面を複写する(第5図ト、チ)。
次に、搬送ベルト13、反転ローラ20を介して原稿を排
出する(第5図リ、ヌ)。
スイッチバックセンサ31が原稿の後端を検出してから
所定時間(所定パルス数)経過すると、スイッチバック
ローラ24を逆転させ、原稿の前・後端を入れ替えて先に
送る(第5図ル、ヲ)。
なお、この場合において、スイッチバックセンサ31が
原稿の後端を検知してから所定時間経過後かつスイッチ
バックローラ24を減速して逆転すればスイッチバック動
作を確実に行うことができるとともに、さらに排出ロー
ラ26に連動するようにすれば排出原稿の整合性も向上す
る。
排出ローラ26が原稿を原稿台4に向けて排出する。原
稿の後端を排出センサ32が検出すると、排出ローラ26の
回転速度を低減する(第5図ワ、カ)。
一回の複写工程ごと、原稿は原稿台4、原稿セット面
38、原稿台4を循環される。原稿が何回循環したか(リ
サイクル数)をリサイクルセンサ8がカウントする。
今、複写部数を10部(置数10)とすると、サイクルセ
ンサ8が原稿の一回複写後に1カウントし、(置数−1
回)この例では9回カウントしたとき、排出トレイ27に
排出する。
もし、原稿台4に原稿を戻すと、この原稿を原稿台4
に置き忘れた場合、次のオペレータが原稿を原稿台4か
ら取り除かなければならない。しかるに、この例のよう
に排出トレイ27に原稿を排出すると、このような不都合
を解消できる。
(3)A3サイズの原稿をリサイクルで片面複写する場
合。(ただし、排出トレイセンサがOFF) (第6図に作動状態図が示してある) 繰り出された原稿は原稿搬入口15を介して搬送ベルト
13によりいったん原稿セット面38上を搬送する。このと
き、セット面カバー14はソレノイド19ONで原稿セット面
38に圧接されている(第6図イ、ロ)。
さらに、搬送ベルト13が原稿の先端側を反転ローラ20
により出すと共に後端を原稿セット面38に引き込む。搬
送ベルト13を逆転して原稿の後端側をセット面カバー14
の下面に挿入して、原稿をセットする。このとき、セッ
ト面カバー14はソレノイド19OFFでセット面カバー14を
原稿セット面38から離間させている(第6図ハ)。
次に、セット面カバー14をソレノイド19ONで原稿セッ
ト面38に圧接した後、原稿を複写する(第6図ニ)。
次に、原稿をスイッチバック手段を介して原稿台4に
戻す(第6図ホ〜リ)。
上記循環を繰り返し、最後の複写を終了した原稿を排
出トレイ27に排出する。
(4)A3サイズの原稿を片面複写する場合。
(だだし、排出トレイセンサがON) (第7図に作動状態図が示してある) 排出トレイセンサ33がONであるから、最後の複写を終
了した原稿は排出トレイ27に排出せずに、原稿台4に戻
して、排出トレイ27上の原稿と混合しないようにしてい
る。
〈実施例の効果〉 上記実施例によると、次の効果を奏する。
(1)排出トレイセンサ33が排出トレイ27上に原稿が無
いことを検知した場合には、最終複写の終了した原稿を
原稿台4に戻さずに排出トレイ27に排出する。したがっ
て、次のオペレータは原稿台4に置き忘れた原稿を取り
除く不便さを解消できる。
(2)排出トレイセンサ33が排出トレイ27上に原稿が有
ることを検知した場合には、最終複写の終了した原稿を
原稿台4に戻するので、排出トレイ27上の前のオペレー
タの原稿と混合することがない。
(3)排出トレイセンサ33が排出トレイ27上に原稿が有
ることを検知した場合には、警告を発するので、排出ト
レイセンサ33上の原稿が事前に取り除かれることが期待
される。
(4)搬送ベルト13から排出された原稿の前・後端入れ
替え、初めに原稿台4に収納された姿勢と同じ姿勢で原
稿台4に戻すスイッチバックローラ24、プレスローラ25
などからなるスイッチバック手段が、排出トレイ27に原
稿を排出する排出手段を兼用している。したがって、機
構を簡素化できる。
〈変形例〉 この発明の上記実施例に限定されるものではなく、種
々の変形例が実施可能である。
(1)例えば、第9図に示すように、最終循環している
原稿を原稿セット面38から排出して原稿台4に戻した
後、タイマーなどにより所定時間経過してもエンプティ
センサ28が原稿台38上に原稿が有ることを検知すると原
稿の置き忘れと判断し、かつ排出トレイセンサ33が排出
トレイ27上に原稿が無いことを検知した場合には、原稿
を原稿台4から搬出して排出トレイ27に排出する。
なお、原稿台4からの排出は、複写動作を行わず、原
稿セット面38上を通過させて排出トレイ27に排出するよ
うにしてもよいし、原稿セット面38上とは異なる通路を
設けて、排出トレイ27に排出するようにしてもよい。
しかし、所定時間経過しても原稿台4上に原稿が有る
ことを検知しても、排出トレイセンサ33が排出トレイ27
上に原稿が有ることを検知した場合には、原稿の混合を
避けるため、最終循環終了後の原稿を原稿台4に放置す
る。
(2)上記実施例では前のオペレータの原稿が排出トレ
イ27に有る場合には、次のオペレータの原稿を原稿台4
に戻しているが、排出トレイ27上において前のオペレー
タの原稿と次のオペレータの原稿とを区別する原稿区別
手段、例えば排出トレイ上の収納位置をずらしたり、両
原稿の間に仕切り部材を挟むなどの手段を用いれば、後
続のオペレータの原稿を排出トレイに排出することがで
きる。
(3)上記実施例では前のオペレータの原稿が排出トレ
イに有る場合に、次のオペレータの原稿を原稿台に戻す
動作をせずに、排出トレイから原稿を取り除くように警
告を発するだけとしたものもこの発明に包含される。
[発明の効果] 以上説明したこの発明では、搬送手段の排出側と原稿
台との間の原稿搬送経路に排出トレイを設け、最終処理
の終了した原稿を原稿セット面から排出後、原稿台に戻
さずに排出トレイに排出するので、前のオペレータが処
理済みの原稿を装置に置き忘れても、次のオペレータが
置き忘れた原稿を取り除かなくても自分の原稿をセッ
ト、処理できる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第8図はこの発明の一実施例を示した図であ
る。 第1図は原稿供給装置と複写機本体の一部の正面図であ
る。 第2図は装置全体の正面図である。 第3図は駆動系を示す正面図である。 第4図(イ)〜(リ)は排出トレイセンサOFFで小サイ
ズ原稿を片面複写する場合の作動状態図である。 第5図(イ)〜(タ)は小サイズ原稿をリサイクルで両
面複写する場合の作動状態図である。 第6図(イ)〜(リ)は大サイズ原稿をリサイクルで複
写する場合の作動状態図である。 第7図は(イ)〜(ヌ)排出トレイセンサONの場合の作
動状態図である。 第8図(イ)〜(ハ)は装置の作動状態を示すフローチ
ャートである。 第9図は別の実施例の作動状態を示すフローチャートで
ある。 1:循環式自動原稿供給装置 2:複写機本体 3:複写用紙搬送装置 13:搬送ベルト、14:セット面カバー 15:原稿搬入口 24:スイッチバックローラ 25:プレスローラ、27:排出トレイ 38:原稿セット面

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】原稿台に収納した原稿を搬送手段によって
    本体装置の原稿セット面上に給送セットした後、この原
    稿を再び前記原稿台に戻すことを繰り返し、同一原稿を
    所定回数原稿セット面上に給紙した後に排出トレイに排
    出する循環式自動原稿供給装置のおいて、 前記排出トレイ上の原稿の有無を検知する排出トレイセ
    ンサを設け、 この排出トレイセンサが前記排出トレイ上に原稿が無い
    ことを検知した場合には、所定回数原稿セット面に給送
    セットされた原稿を前記排出トレイに排出し、前記排出
    トレイセンサが前記排出トレイ上に原稿が有ることを検
    知した場合には、所定回数原稿セット面に給送セットさ
    れた原稿を前記原稿台に戻すことを特徴とする循環式自
    動原稿装置。
  2. 【請求項2】原稿台に収納した原稿を搬送手段によって
    本体装置の原稿セット面に給送セットし、この原稿を再
    び前記原稿台に戻すことを所定回数繰り返して行う循環
    式自動原稿供給装置において、 原稿を収納する排出トレイと、 前記原稿台上の原稿の有無を検知する検出手段と、を備
    え、 所定回数原稿セット面に給送セットされた原稿を前記原
    稿セット面から排出して前記原稿台に戻した後、所定時
    間経過しても前記検出手段が前記原稿台上に原稿が有る
    ことを検知している場合には、原稿を前記原稿台から搬
    出して前記排出トレイに排出することを特徴とする循環
    式自動原稿供給装置。
  3. 【請求項3】前記排出トレイ上の原稿の有無を検知する
    排出トレイセンサと、 この排出トレイセンサが前記排出トレイ上に原稿が無い
    ことを検知した場合には、原稿を前記原稿台から搬出し
    て前記排出トレイに排出し、前記排出トレイセンサが前
    記排出トレイ上に原稿が有ることを検知した場合には、
    最終循環終了後の原稿を前記原稿台に放置することを特
    徴とする請求項2記載の循環式自動原稿供給装置。
JP2340817A 1990-11-30 1990-11-30 循環式自動原稿供給装置 Expired - Lifetime JP2913421B2 (ja)

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