JP2912890B2 - 地中埋設物用防護板 - Google Patents

地中埋設物用防護板

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JP2912890B2
JP2912890B2 JP9119003A JP11900397A JP2912890B2 JP 2912890 B2 JP2912890 B2 JP 2912890B2 JP 9119003 A JP9119003 A JP 9119003A JP 11900397 A JP11900397 A JP 11900397A JP 2912890 B2 JP2912890 B2 JP 2912890B2
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JP
Japan
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underground
protection plate
protective plate
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plate main
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JP9119003A
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JPH10141577A (ja
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行宏 小出
晴夫 中山
義和 渡辺
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NITSUTO KOGYO KK
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NITSUTO KOGYO KK
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  • Protection Of Pipes Against Damage, Friction, And Corrosion (AREA)
  • Laying Of Electric Cables Or Lines Outside (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電線管等の地中埋
設物を保護するために用いられる地中埋設物用防護板に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】電線管、ケーブルトラフ、ガス管、水道
管等の地中埋設物は、後で行われる工事の際につるはし
等の工具や掘削機の先端により誤って傷つけられるおそ
れがある。このために、従来から図8に示されるような
地中埋設物用防護板10を地中埋設物11の上方に設置
し、地中埋設物11を保護している。
【0003】ところが、従来の地中埋設物用防護板10
は図8に示される通り長方形であったため、地中埋設物
11が曲がっている場合にはそれに沿って曲線状に配置
すると、地中埋設物用防護板10の端部に隙間12がで
きてしまう。このため、これらの隙間12につるはし等
の先端が入り込み、電線等の地中埋設物を傷つけること
があった。また、地中埋設物11は単線の場合と複線の
場合とで横幅が異なるため、幅の広い複線用の地中埋設
物用防護板10を単線用に用いると無駄が生じ、2種類
の幅の地中埋設物用防護板10を工事現場で準備するこ
とも煩雑であるという問題があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記した従来
の問題点を解決するためになされたもので、第1の目的
は地中埋設物に沿って曲線状に配置した場合にも、端部
に隙間が形成されることのない地中埋設物用防護板を提
供することである。また第2の目的は、地中埋設物の幅
に応じて使い分けることができる地中埋設物用防護板を
提供することである。さらに第3の目的は、相互間の連
結が容易な地中埋設物用防護板を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を解決するた
めになされた本発明の地中埋設物用防護板は、地中埋設
物の上方に埋設してこの地中埋設物を防護するための防
護板であって、防護板本体の接続方向の一方の端面を凸
円弧状とし、他方の端面を曲率半径がほぼ等しい凹円弧
状としたことを特徴とするものである。また上記の第2
の目的は、防護板本体の中心に、接続方向に延びる分割
線を設けておくことによって達成することができる。さ
らに上記の第3の目的は、隣接する防護板本体の接続方
向の端面間を、前記防護板本体に設けた連結孔に挿入さ
れる脚部を両端に持つかすがい状の連結具により接続す
ることによって達成することができる。
【0006】
【発明の実施の形態】以下に本発明の好ましい実施の形
態を示す。図1は本発明の実施の形態を示す図であり、
1は平板状の防護板本体である。この防護板本体1は例
えばポリエチレン等のプラスチック製とすることができ
るが、コンクリート製としてもよい。この防護板本体1
は多数枚を接続して用いられるものであり、その接続方
向の一方の端面2を凸円弧状とし、接続方向の他方の端
面3を凹円弧状としてある。この端面2の円弧の曲率半
径と他方の端面3の円弧の曲率半径とはほぼ等しく形成
されている。
【0007】また、防護板本体1の中心部には複数個の
アンカー孔4が透設されており、図1(B) に示すように
プラスチックアンカー5等を打ち込んで地中に固定でき
るようになっている。さらに、防護板本体1の中心には
接続方向に延びる分割線6を設け、工事現場において容
易に2分割できるようにしておくことが好ましい。この
分割線6は例えばV溝やミシン目とすればよい。
【0008】このように構成された本発明の地中埋設物
用防護板は、従来のものと同様に図2に示すように電線
管等の地中埋設物11の上方に埋設し、この地中埋設物
11を防護するものである。そして地中埋設物11が曲
がっている場合には、地中埋設物用防護板もそれに沿っ
て曲線状に配置されることとなる。しかし本発明の地中
埋設物用防護板は、図3に示すように防護板本体1の接
続方向の両端面2、3を曲率半径がほぼ等しい凹円弧状
としてあるため、曲線状に配置しても従来のような隙間
が接続部にできることはない。従って、後工事の際につ
るはし等の工具の先端が接続部に入り込むことがなくな
り、地中埋設物11を的確に保護することができる。な
お、各防護板本体1はプラスチックアンカー5等を打ち
込んで地中に固定することもできる。
【0009】また、地中埋設物11が幅の狭いものであ
る場合には、図4のように分割線6から防護板本体1を
分割して使用することができる。この場合にも防護板本
体1の接続方向の両端面2、3を曲率半径がほぼ等しい
凹円弧状としてあるため、曲線状に配置しても従来のよ
うな隙間ができることはない。なお、この分割は工事現
場において容易に行うことができるので、本発明の地中
埋設物用防護板は地中埋設物11の幅に応じて簡便に使
い分けることができる。
【0010】図5、図6は請求項3の発明の実施形態を
示す図であり、隣接する防護板本体1、1の端面間がか
すがい状の連結具13により連結されている。この連結
具13は樹脂製であって両端に図6に示されるような一
方の脚部14を持ち、各防護板本体1の凸円弧状の端面
2の曲率中心に形成された連結孔15に挿入し、他方の
脚部14を凸円弧状の端面2に当接する防護板本体1の
他方の端面3の中央付近に設けた連結孔17に挿入する
ことによって、隣接する防護板本体1、1を連結してい
る。
【0011】図6に示すように、連結具13の脚部14
は短円筒にスリットを入れた形状であり、弾性変形が容
易となっている。またこの脚部14の先端はテーパ状に
形成されるとともに抜け止め用の段部16が形成されて
いるため、防護板本体1の連結孔15にハンマー等によ
り圧入されると、その後は容易には抜けないようになっ
ている。
【0012】このように連結具13により防護板本体
1、1を連結すると、各防護板本体1は端面の距離を一
定に拘束されるが、相互の角度は自由に変えることがで
きる。従って、地中埋設物11が曲がっている場合に
は、地中埋設物用防護板もそれに沿って曲線状に配置す
ることができ、しかも端面間に隙間を生じない。また連
結具13は脚部14を防護板本体1の連結孔15及び連
結孔17に打ち込むだけで容易に連結することができ
る。
【0013】また図7に示すように、分割線6を中心と
して連結孔15の両側に連結孔18、18を設ける。同
様にして、分割線6を中心として連結孔17の両側に連
結孔19、19を設ける。分割したときに連結する場合
は、連結具13の一方の脚部14を連結孔18に挿入
し、他方の脚部14を凸円弧状の端面2に当接する防護
板本体1の連結孔19に挿入し、防護板本体1、1を連
結することにより、分割せずに連結した場合と同様の効
果を得ることができる。
【0014】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明の地中埋
設物用防護板は、防護板本体の接続方向の一方の端面を
凸円弧状とし、他方の端面を曲率半径がほぼ等しい凹円
弧状としたので、地中埋設物の形状に沿って曲線状に配
置した場合にも、端部に隙間が形成されることがなく、
地中埋設物を的確に保護することができる。また防護板
本体の中心に、接続方向に延びる分割線を設けることに
より、地中埋設物の幅に応じて工事現場において容易に
分割して使用することができる利点がある。さらに隣接
する防護板本体の接続方向の端面間を、前記防護板本体
に設けた連結孔に挿入される脚部を両端に持つかすがい
状の連結具により接続することにより、相互の屈曲を可
能としたまま連結の容易化を図ることができる利点があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の地中埋設物用防護板を示す図であり、
(A) は平面図、(B) は側面図である。
【図2】使用状態を示す断面図である。
【図3】本発明の地中埋設物用防護板を曲線状に配置し
た状態を示す平面図である。
【図4】本発明の地中埋設物用防護板を分割し、曲線状
に配置した状態を示す平面図である。
【図5】連結具による連結状態を示す平面図である。
【図6】連結具による連結状態を示す要部の拡大断面図
である。
【図7】分割して連結する場合に使用する連結孔の位置
を示す平面図である。
【図8】従来例を示す平面図である。
【符号の説明】
1 防護板本体 2 接続方向の一方の端面 3 接続方向の他方の端面 4 アンカー孔 5 プラスチックアンカー 6 分割線 10 従来の地中埋設物用防護板 11 地中埋設物 12 隙間 13 連結具 14 脚部 15 連結孔 16 抜け止め用の段部 17 連結孔 18 連結孔 19 連結孔
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F16L 59/00 F16L 1/024 H02G 9/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 地中埋設物の上方に埋設してこの地中埋
    設物を防護するための防護板であって、防護板本体の接
    続方向の一方の端面を凸円弧状とし、他方の端面を曲率
    半径がほぼ等しい凹円弧状としたことを特徴とする地中
    埋設物用防護板。
  2. 【請求項2】 防護板本体の中心に、接続方向に延びる
    分割線を設けた請求項1に記載の地中埋設物用防護板。
  3. 【請求項3】 隣接する防護板本体の接続方向の端面間
    を、前記防護板本体に設けた連結孔に挿入される脚部を
    両端に持つかすがい状の連結具により接続した請求項1
    または2に記載の地中埋設物用防護板。
JP9119003A 1996-09-13 1997-05-09 地中埋設物用防護板 Expired - Lifetime JP2912890B2 (ja)

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JP24316096 1996-09-13
JP8-243160 1996-09-13
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JPH10141577A JPH10141577A (ja) 1998-05-29
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JP4767066B2 (ja) * 2006-03-31 2011-09-07 中国電力株式会社 埋設物標示装置
CN101895083B (zh) * 2010-05-27 2011-08-31 北京泛亚电通工贸有限责任公司 一种新型电缆沟盖板

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