JP2912714B2 - Soi型薄膜トランジスタ - Google Patents

Soi型薄膜トランジスタ

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、SOI構造を有する高
性能の薄膜トランジスタに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、薄膜トランジスタは3次元集積回
路や、密着センサおよび平面ディスプレイ用装置の構成
要素として注目されている。特にシリコン薄膜トランジ
スタにおいては、結晶性を単結晶のそれに近づけて高性
能化を図るとともに、最近、その薄膜を超薄膜化(0.1
μm以下)にすることで、固有のメカニズムによって非
常に高いモビリティを得ようとする研究が行なわれてい
る。しかしながら、このような研究において特定の特性
が注目されるのみであり、他のトランジスタ特性がどの
ように変化するのかについてはまだあまり把握されてい
ない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明者らはSOI構
造を有する薄膜トランジスタの全般的な電気特性に関す
る研究を進めた結果、半導体層の膜厚がある所定の膜厚
より薄くなると、ゲート電圧が0Vの時(OFF時)の
ドレイン耐圧が厚膜の場合に比較して急激に劣化するこ
と、そしてこのドレイン耐圧を決めるドレイン端でのア
バランシェブレイクダウンが、一般に厚膜の場合はゲー
ト界面近傍で生じるのに対し、ある所定の膜厚以下では
下地の絶縁基板との界面近傍で生じていることをシミュ
レーションによって突き止めた。
【0004】さらに詳しくいえば、厚い絶縁基板上に薄
膜半導体層、ゲート絶縁膜、ゲート電極を形成して構成
したSOI型MIS−FETにおいて、従来のシミュレ
ーションでは最大電界はゲート界面近傍に集中し、従っ
てアバランシェブレイクダウンは最初にゲート界面近傍
で生じ、その傾向は半導体層の膜厚に依存しないもので
ある。
【0005】本発明者らは、現実のSOI構造では存在
するであろう下地絶縁基板と半導体層との間の界面固定
電荷(Qss)を考慮にいれ、シミュレーションを行なっ
たところ、所定の膜厚以下では、電界はゲート界面側が
下地界面近傍に比較して強いにも係らず、実際アバラン
シェブレイクダウンは、下地界面近傍で生じていること
を突き止めた。詳細なメカニズムは現在解明中である
が、これは恐らく、アバランシェブレイクダウンが電界
のみならず、キャリヤ数にも依存しており、同等のQss
をゲートおよび下地界面近傍に仮定した場合、下地界面
の方がキャリヤ数に対する影響が大きいためと推察され
る。
【0006】本発明の目的は、以上のような新しい知見
に基づき、SOI構造のトランジスタにおいて薄膜化に
よる高モビリティおよび低寄生容量といった高特性を維
持しつつOFF時のドレイン耐圧の劣化を改善した薄膜
トランジスタを提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、第1のゲート
電極第1のゲート絶縁膜半導体層第2のゲート電
第2のゲート絶縁膜とが絶縁性の基板表面上に設け
られているSOI型薄膜トランジスタにおいて、前記第
のゲート電極の電極が、前記第のゲート電極の電
より大きく、前記第1のゲート電極の端と、ソース
・ドレイン領域の端とが離れたオフセットゲート構造を
持ち、前記第2のゲート電極と前記半導体層との間にあ
る前記第2のゲート絶縁膜の厚さが、前記第1のゲート
電極と前記半導体層との間にある前記のゲート絶縁
膜の厚さよりも厚いことを特徴とするSOI型薄膜トラ
ンジスタである。
【0008】以下図面により本発明を詳細に説明する。
【0009】図1(f)は、本発明の特徴を模式的に表
わした図であり、本発明のSOI型薄膜トランジスタの
断面構造の一例を示す図である。
【0010】本発明の薄膜トランジスタは、いわゆるダ
ブルゲート構造のMIS−FETである。ソース・ドレ
イン領域110の接合面は、第2のゲート絶縁膜105
との界面が上側の第2のゲート電極109端にあるが、
図1に示す例では第1のゲート絶縁膜103との界面が
下側の第1のゲート電極102端よりも外側にあり、下
側の第1のゲート電極102に対しては、いわゆるオフ
セットゲート構造を持つものである。
【0011】本発明のトランジスタは、上下(図中にお
いて)のゲート電極102、および109を同電位で駆
動させると、そのon動作時においては、第2のゲート
絶縁膜105の方が第1のゲート絶縁膜103に比べて
厚いため、主にチャネルは半導体層104と第1のゲー
ト絶縁膜との界面で制御され、相互コンダクタンスgm
は、みかけ上は単一のゲートに比べほとんど変化しない
か、第2のゲート電極109の寄与分だけ若干増大す
る。すなわち、第1のゲート電極102が主なゲートと
して作動するわけであるが、この場合、第2のゲート絶
縁膜105の厚さが厚いため、そのゲート膜容量は小さ
く、第1のゲート電極によってチャネルにかけられた電
界は、第2のゲート絶縁膜によって曲げられることな
く、従ってSOI層を薄膜化した場合の特性(高いキャ
リヤ移動度)はそのまま維持される。さらに、第1のゲ
ート電極102は、オフセット構造を持っているため、
ゲート/ドレイン間の寄生容量がさらに低減され、動作
周波数はオフセットされていない場合に比べ高くするこ
とができる。
【0012】一方、トランジスタのoff動作時では、
ドレイン接合面と第1のゲート絶縁膜103界面での電
界はオフセットされている分だけ緩和され、ドレイン接
合面でのアバランシェブレイクダウンを起しにくくな
る。さらに、ドレイン接合面と第2のゲート絶縁膜10
5界面でのアバランシェブレイクダウンは、第2のゲー
ト絶縁膜105界面とチャネル領域との界面に蓄積層が
形成され、ドレイン接合端近傍に存在し、アバランシェ
ブレイクダウンを引き起こすであろう少数キャリアの蓄
積を防止し、その結果耐圧が向上する。
【0013】上述の第1、第2のゲート絶縁膜の膜厚
は、例えば、第1のゲート絶縁膜界面が主チャネル領域
となった場合、第2のゲート絶縁膜厚は、 V+h(1)<V+h(2)<VDD ここで、 V+h(2)=θd(2)/Cox(2)+2ψB+φms−θss/Cox(2) V+h(1):第1のゲート電極を主ゲートとした時のしきい値電圧 V+h(2):第2のゲート電極を主ゲートとした時のしきい値電圧 Cox(2):第2のゲート絶縁膜容量 ψB :フェルミポテンシャル φms :仕事関数差 θd(2) :第2のゲート絶縁膜界面に誘起される反転層内電荷 VDD :電源電圧 で定義される。
【0014】また、オフセット量は、主ゲート電極のソ
ース・ドレイン端からの距離であり、基本的には、ゼロ
以上であれば効果がある。しかし、あまりオフセット量
が大きいと、トランジスタのgmが低下してしまうの
で、通常、LOFFSET≦5μm、より望ましくはLOFFSET
≦3μmを設定すれば良い。
【0015】上述のトランジスタを形成するには、例え
ば次のようにすれば良い。
【0016】まず、石英等の透明絶縁基板101上に第
1のゲート電極102を、例えば、Al, Al-Si, W, W-Si
等の金属材料を用いて、通常のフォトリソ工程を経て形
成する。次に、第1の絶縁膜103を、例えば、CVD
法やスパッタ法を用いてSiO,SiN, SiON 膜等により形成
する。この上に半導体層104を形成する。半導体層と
しては、本出願人が特開昭63−107016にて提案した、非
晶質基板上への単結晶成長法により成長させその表面を
平坦化した単結晶シリコンや、非晶質シリコン膜や多結
晶シリコン膜をエネルギービーム等で溶融再結晶化した
ものなどを用いることができる。
【0017】次に第2の絶縁膜105を第1の絶縁膜1
03と同様の方法か、熱酸化法により形成した後、第2
のゲート電極材料106、フォトレジスト107を塗布
する。第2のゲート電極材料106としては、CVD法
で作製した低抵抗多結晶シリコンや、低抵抗アモルファ
スシリコンが用いられる。次に、堆積させたフォトレジ
ストあるいは第2のゲート電極材料を通常のフォトリソ
工程を用いてパターニングする。その際の工程を以下に
示す。すなわち、図1(c),(d)に示すように、フ
ォトレジスト107をスピン塗布した後、基板101側
から露光(hν)する。露光は別途にフォトマスクを用
いることなく、第1のゲート電極102を露光マスクと
して用いる。続いて光が照射され反応したフォトレジス
トを現像し、残ったレジストパターン108をマスクと
して第2のゲート電極材料層106をエッチング除去
し、第2のゲート電極109を形成する。その際、第1
のゲ−ト電極102、第2のゲート電極109の幅が異
なるように形成する。
【0018】このような露光条件は次のように設定すれ
ば良い。すなわち、図3に示すように、フォトレジスト
としてはポジ型のレジストを使用した場合、マスク寸法
とレジストライン寸法が同一になる点を適正露光量と
し、それよりも露光量がアンダーとなる場合はパターン
寸法が太くなり、逆にオーバーとなる場合はパターン寸
法は狭くなる。実際に本発明者が得たデータでは露光量
を適正露光量より10%減少させることによって、ライ
ンパターン寸法を0.2 μm大きくすることができる。ま
た、露光装置として、ミラープロジェクション装置やス
テッパーを用いる場合は、露光量は適正露光量に設定し
ておき、投影光の焦点をずらすことでも上述と同様にL
だけ太いパターンを得ることができる。実際にミラープ
ロジェクション装置を用いた場合は、1μmデフォーカ
スさせることでラインパターンを0.2 μm太くすること
ができる。
【0019】最後に第2のゲート電極109をマスクと
して、トランジスタのソース・ドレイン領域110とし
ての不純物拡散層を形成するための不純物の導入を行な
う。本発明によれば、不純物拡散層であるソース・ドレ
イン領域110は、レジストパターンによって形成され
た第2のゲート電極109によってセルファラインに形
成できる。一方、第2のゲート電極109も、第1のゲ
ート電極102によってセルフアラインに形成される。
この結果、第1および第2のゲート電極102,109
およびソース・ドレイン領域は全てセルフアラインに形
成されることになり、トランジスタの特性のばらつきが
非常に少なく、歩留りが向上する。
【0020】
【実施例】以下実施例により本発明をさらに具体的に説
明する。
【0021】実施例1 図1(a)〜(f)は、本発明の薄膜トランジスタの製
造工程の一例を示す断面フローである。
【0022】石英基板101上にスパッタ法にてタング
ステン(W)を2000Å堆積させ、通常のフォトリソ工程
により第1のゲート電極102を形成した。次に、常圧
CVD法にて、反応ガスとしてSiH4/O2を用い、基板温
度 400℃で第1のゲート絶縁膜(SiO2)103を500Å堆
積させた。さらに減圧CVD法を用いてSi3N4膜を1000
Å堆積させ、このSi3N4膜を通常のフォトリソ工程を用
いて第1のゲート電極102の直上に1.5μm角のドッ
トを残して他の領域を除去し、減圧CVD法により以下
の条件で結晶成長を行なった。
【0023】SiH2Cl2/HCl/H2 =0.53/1.6/100(l/min.) 150Torr、990 ℃、 120分 この結果、粒径100μmの単結晶シリコンが成長した。
この表面をメカノケミカル研磨とRIEによるエッチン
グによって平坦化し、厚さ0.1μmの単結晶半導体層1
04を形成した後、再度RIEにより所望の形状にエッ
チングした(図1(a))。
【0024】次に、常圧CVD法にて、第1のゲート絶
縁膜103を形成した時と同様の条件でSiO2膜105を
1500Å堆積させた。更に、第2のゲート電極材料層10
6として減圧CVD法にて低抵抗ポリシリコンを2000Å
堆積させた。堆積条件としては、SiH4を150sccm、PH3(0.
5%N2希釈)15sccm、圧力0.2Torr、 温度600 ℃で5分間
堆積を行なった(図1(b))。
【0025】ポジ型フォトレジスト107は、スピン塗
布法により塗布され、石英基板101側から光を照射し
露光させた。この時の露光量は、適正露光量より10%ア
ンダーな露光量で露光を行なった(図1(c))。その
後、レジストを現像し(図1(d))、残ったレジスト
パターン108をマスクとして第2のゲート電極材料層
106をRIEにてエッチングし第2のゲート電極10
9を形成させた。本露光条件では、第2のゲート電極1
09の寸法は、第1のゲート電極の寸法より片側当り0.
2μm大きく形成できた(図1(e))。
【0026】最後に、通常のイオン注入法にて、P+を1
E15cm-2、140keVで注入し、ソース・ドレイン領域 1
10を形成した。また、形成されたソース・ドレイン領
域を活性化させるため 800℃でアニールを行なった。こ
の結果、ソース・ドレイン領域接合面は第1のゲート電
極102端より0.1μmだけオフセットされていること
がSIMSの深さおよびライン分析にて確認された。
【0027】作製したトランジスタを作動させたとこ
ろ、on-off比で106(A)以上が得られ、充分実用に供
するものであった。またoff 時のドレイン破壊耐圧は、
15V以上であり、単一ゲートのもの、あるいはオフセッ
トされていないものと比較して2倍近い耐圧が得られ
た。
【0028】実施例2 図2(a)〜(c)は、本発明の薄膜トランジスタの製
造工程の他の一例を示す断面フローである。
【0029】石英基板201上にスパッタ法にてタング
ステン(W)を2000Å堆積させ、通常のフォトリソ工程
により第1のゲート電極202を形成した。次に、常圧
CVD法にて、反応ガスとしてSiH4/O2を用い、基板温
度 400℃で第1のゲート絶縁膜(SiO2)203を500Å堆
積させた。さらに減圧CVD法を用いてSi3N4膜を1000
Å堆積させ、このSi3N4膜を通常のフォトリソ工程を用
いて第1のゲート電極202の直上に1.5μm角のドッ
トを残して他の領域を除去し、減圧CVD法により以下
の条件で結晶成長を行なった。
【0030】SiH2Cl2/HCl/H2 =0.53/1.6/100(l/min.) 150Torr、990 ℃、 120分 この結果、粒径100μmの単結晶シリコンが成長した。
この表面をメカノケミカル研磨とRIEによるエッチン
グによって平坦化し、厚さ0.1μmの単結晶半導体層2
04を形成した後、再度RIEにより所望の形状にエッ
チングした。
【0031】次に、常圧CVD法にて、第1のゲート絶
縁膜203を形成した時と同様の条件でSiO2膜205を
1500Å堆積させた。
【0032】ポジ型フォトレジスト207は、スピン塗
布法により塗布され、石英基板201側から光を照射し
露光させた。この時の露光量は、適正露光量で露光を行
なった。その後、レジストを現像し、残ったレジストパ
ターン207をマスクとして。通常のイオン注入法に
て、P+を1E15cm-2、140keVで注入し、ソース・ドレイ
ン領域210を形成した(図2(a))。また、形成さ
れたソース・ドレイン領域を活性化させるため 800℃で
アニールを行なった。
【0033】更に、第2のゲート電極材料層206とし
て減圧CVD法にて低抵抗ポリシリコンを2000Å堆積さ
せた。堆積条件としては、SiH4を150sccm、PH3(0.5%N2
釈)15sccm、圧力0.2Torr、 温度600 ℃で5分間堆積を
行なった。
【0034】ポジ型フォトレジスト208は、スピン塗
布法により塗布され、石英基板201側から光を照射し
露光させた。この時の露光量は、適正露光量より10%オ
ーバーな露光量で露光を行なった(図2(b))。その
後、レジストを現像し、残ったレジストパターン208
をマスクとして第2のゲート電極材料層206をRIE
にてエッチングし第2のゲート電極209を形成させ
た。本露光条件では、第2のゲート電極209の寸法
は、第1のゲート電極の寸法より片側当り0.2μm小さ
く形成できた(図2(c))。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のSOI型
薄膜トランジスタは、ゲート/ドレイン間の寄生容量を
さらに小さく、動作速度の早いトランジスタとすること
ができ、off時のドレイン破壊耐圧を向上できた。さ
らに、上下2つのゲート電極と、 ソース・ドレイン領
域をセルフアラインで形成したため、特性のばらつきを
抑え、歩留まりを向上させることができた。
【0036】さらに、MOSFETとしてnチャネルの
MOSFETを示したが、逆の極性であっても同様の効
果が得られることは言うまでもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の薄膜トランジスタの製造工程の一例を
示す断面フローである。
【図2】本発明の薄膜トランジスタの製造工程の他の一
例を示す断面フローである。
【図3】本発明の薄膜トランジスタを製造するに当た
り、露光量とラインパターン巾の関係を示すグラフであ
る。101,201 透明絶縁基板 102,202 第1のゲート電極 103,203 第1のゲート絶縁膜 104,204 半導体層 105,205 第2のゲート絶縁膜 106,206 第2のゲート電極材料層 107 フォトレジスト 108,207,208 レジストパターン 109,209 第2のゲート電極 110,210 ソース・ドレイン領域

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1のゲート電極第1のゲート絶縁膜
    半導体層第2のゲート電極第2のゲート絶縁膜
    が絶縁性の基板表面上に設けられているSOI型薄膜ト
    ランジスタにおいて、前記第のゲート電極の電極
    が、前記第のゲート電極の電極より大きく、前記第
    1のゲート電極の端と、ソース・ドレイン領域の端とが
    離れたオフセットゲート構造を持ち、前記第2のゲート
    電極と前記半導体層との間にある前記第2のゲート絶縁
    の厚さが、前記第1のゲート電極と前記半導体層との
    間にある前記のゲート絶縁膜の厚さよりも厚いこと
    を特徴とするSOI型薄膜トランジスタ。
  2. 【請求項2】 前記第1のゲート電極は、前記絶縁性の
    基板の表面上に設けられ、前記第2のゲート電極は前記
    半導体層を介して、前記第1のゲート電極の上方に設け
    られている請求項1記載のSOI型薄膜トランジスタ。
  3. 【請求項3】 前記第2のゲート電極をマスクとしてソ
    ース・ドレイン領域形成のための不純物の注入が行われ
    たことを特徴とする請求項1記載のSOI型薄膜トラン
    ジスタ。
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