JP2781468B2 - Soi型薄膜トランジスタの製造方法 - Google Patents

Soi型薄膜トランジスタの製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、SOI構造を有する高
性能の薄膜トランジスタの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、薄膜トランジスタは3次元集積回
路や、密着センサおよび平面ディスプレイ用装置の構成
要素として注目されている。特にシリコン薄膜トランジ
スタにおいては、結晶性を単結晶のそれに近づけて高性
能化を図るとともに、最近、その薄膜を超薄膜化(0.1
μm以下)にすることで、固有のメカニズムによって非
常に高いモビリティを得ようとする研究が行なわれてい
る。しかしながら、このような研究において特定の特性
が注目されるのみであり、他のトランジスタ特性がどの
ように変化するのかについてはまだあまり把握されてい
ない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明者らはSOI構
造を有する薄膜トランジスタの全般的な電気特性に関す
る研究を進めた結果、半導体層の膜厚がある所定の膜厚
より薄くなると、ゲート電圧が0Vの時(OFF時)の
ドレイン耐圧が厚膜の場合に比較して急激に劣化するこ
と、そしてこのドレイン耐圧を決めるドレイン端でのア
バランシェブレイクダウンが、一般に厚膜の場合はゲー
ト界面近傍で生じるのに対し、ある所定の膜厚以下では
下地の絶縁基板との界面近傍で生じていることをシミュ
レーションによって突き止めた。
【0004】さらに詳しくいえば、厚い絶縁基板上に薄
膜半導体層、ゲート絶縁膜、ゲート電極を形成して構成
したSOI型MIS−FETにおいて、従来のシミュレ
ーションでは最大電界はゲート界面近傍に集中し、従っ
てアバランシェブレイクダウンは最初にゲート界面近傍
で生じ、その傾向は半導体層の膜厚に依存しないもので
ある。
【0005】本発明者らは、現実のSOI構造では存在
するであろう下地絶縁基板と半導体層との間の界面固定
電荷(Qss)を考慮にいれ、シミュレーションを行なっ
たところ、所定の膜厚以下では、電界はゲート界面側が
下地界面近傍に比較して強いにも係らず、実際アバラン
シェブレイクダウンは、下地界面近傍で生じていること
を突き止めた。詳細なメカニズムは現在解明中である
が、これは恐らく、アバランシェブレイクダウンが電界
のみならず、キャリヤ数にも依存しており、同等のQss
をゲートおよび下地界面近傍に仮定した場合、下地界面
の方がキャリヤ数に対する影響が大きいためと推察され
る。
【0006】本発明の目的は、以上のような新しい知見
に基づき、SOI構造のトランジスタにおいて薄膜化に
よる高モビリティおよび低寄生容量といった高特性を維
持しつつOFF時のドレイン耐圧の劣化を改善した薄膜
トランジスタを提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、透明絶縁基板
上に、第1の電極、該第1の電極上に第1の絶縁膜、該
第1の絶縁膜上に半導体層を各々形成する工程、トラン
ジスタの不純物拡散層を形成する工程とからなるSOI
型薄膜トランジスタの製造方法において、前記不純物拡
散層が、前記透明絶縁基板側からの背面露光により前記
第1の電極を露光マスクとして形成され、かつ、そのサ
イズが、露光マスクとして用いた第1の電極のサイズよ
り大きく形成されたパターンをイオン注入用マスクとし
て用いることで形成されることを特徴とする。
【0008】以下図面により本発明を詳細に説明する。
【0009】図1(f)は、本発明の特徴を表わした図
であり、本発明により作製したSOI型薄膜トランジス
タの一例の断面構造を示す図である。
【0010】本発明により製造される薄膜トランジスタ
としては、例えば下ゲート構造のMIS−FETが挙げ
られる。ソース・ドレイン領域110の接合面は、絶縁
膜105との界面が上側の第2のゲート電極109端に
あるが、下地絶縁膜103との界面が下側の第1のゲー
ト電極102端よりも外側にある、いわゆるオフセット
ゲート構造を持つものである。
【0011】本発明により製造されるトランジスタは、
そのon動作時においては、オフセット構造を持ってい
るため、トランジスタ全体としてゲート/ドレイン間の
寄生容量がさらに低減し、動作周波数はオフセット無し
の場合に比べ高くなる。
【0012】一方、トランジスタのoff動作時では、
ドレイン接合面と下地絶縁膜103界面での電界はオフ
セットされている分だけ緩和され、ドレイン接合面での
アバランシェブレイクダウンを起しにくくなる。
【0013】さらに不純物拡散層形成用マスクとして、
低抵抗多結晶シリコンや、低抵抗アモルファスシリコン
等の材料を用いた場合、これらの層を第2のゲート電極
として作用させることができるため、形成したトランジ
スタは、ダブルゲート構造にすることができる。この場
合、例えばon動作時、両ゲートを同電位で駆動させる
と、上下界面にチャネルが形成されるため、トランジス
タのgm は見かけ上、2倍になる。
【0014】一方off動作では、ドレイン接合面と上
地絶縁膜105界面でのアバランシェブレイクダウン
は、上地絶縁膜105界面とチャネル領域との界面に蓄
積層が形成され、ドレイン接合端近傍に存在し、アバラ
ンシェブレイクダウンを引き起こすであろう少数キャリ
アの蓄積を防止し、その結果耐圧が向上する。
【0015】上述のトランジスタを形成するには、例え
ば次のようにすれば良い。
【0016】まず、石英等の透明絶縁基板101上に第
1のゲート電極102を、例えば、Al, Al-Si, W, W-Si
等の金属材料を用いて、通常のフォトリソ工程を経て形
成する。次に、第1の絶縁膜103を、例えば、CVD
法やスパッタ法を用いてSiO,SiN, SiON 膜等により形成
する。この上に半導体層104を形成する。半導体層と
しては、本出願人が特開昭63−107016にて提案した、非
晶質基板上への単結晶成長法により成長させその表面を
平坦化した単結晶シリコンや、非晶質シリコン膜や多結
晶シリコン膜をエネルギービーム等で溶融再結晶化した
ものなどを用いることができる。
【0017】次に第2の絶縁膜105を第1の絶縁膜1
03と同様の方法か、熱酸化法により形成した後、第2
のゲート電極材料106、フォトレジスト107を塗布
する。第2のゲート電極材料106としては、CVD法
で作製した低抵抗多結晶シリコンや、低抵抗アモルファ
スシリコンが用いられる。次に、堆積させたフォトレジ
ストあるいは第2のゲート電極材料を通常のフォトリソ
工程を用いてパターニングする。その際の工程を以下に
示す。 すなわち、図1(c),(d)に示すように、
フォトレジスト107をスピン塗布した後、基板101
側から露光(hν)する。露光は別途にフォトマスクを
用いることなく、第1のゲート電極102を露光マスク
として用いる。続いて光が照射され反応したフォトレジ
ストを現像し、残ったレジストパターン108をマスク
として第2のゲート電極材料層106をエッチング除去
し、第2のゲート電極109を形成する。その際、第1
のゲ−ト電極102に比べ、現像後のレジストパターン
108の幅が長さLだけ大きくなるように露光条件を設
定して行なう。
【0018】このような露光条件は次のように設定すれ
ば良い。すなわち、図3に示すように、フォトレジスト
としてはポジ型のレジストを使用した場合、マスク寸法
とレジストライン寸法が同一になる点を適正露光量と
し、それよりも露光量がアンダーとなる場合はパターン
寸法が太くなり、逆にオーバーとなる場合はパターン寸
法は狭くなる。従って、マスク寸法より実際のパターン
寸法がLだけ太くなる露光量で露光を行なえば良い。実
際に本発明者が得たデータでは露光量を適正露光量より
10%減少させることによって、ラインパターン寸法を
0.2 μm大きくすることができる。また、露光装置とし
て、ミラープロジェクション装置やステッパーを用いる
場合は、露光量は適正露光量に設定しておき、投影光の
焦点をずらすことでも上述と同様にLだけ太いパターン
を得ることができる。実際にミラープロジェクション装
置を用いた場合は、1μmデフォーカスさせることでラ
インパターンを0.2 μm太くすることができる。
【0019】最後に第2のゲート電極109をマスクと
して、トランジスタのソース・ドレイン領域110とし
ての不純物拡散層を形成するための不純物の導入を行な
う。この場合、第2のゲート電極109を形成するため
にパターニングされたフォトレジストは除去せずにその
まま残しておいてもよい。
【0020】本発明によれば、不純物拡散層であるソー
ス・ドレイン領域110は、背面露光により形成された
フォトレジストあるいはそのフォトレジストパターンに
よって形成された第2のゲート電極109によってセル
ファラインに形成できる。一方、第2のゲート電極10
9も、第1のゲート電極102によってセルファライン
に形成される。この結果、第1および第2のゲート電極
およびソース・ドレイン領域は全てセルファラインに形
成されることになり、トランジスタの特性のばらつきが
非常に少なく、歩留りが向上する。
【0021】
【実施例】以下実施例により本発明をさらに具体的に説
明する。
【0022】実施例1 図1(a)〜(f)は、本発明の薄膜トランジスタの製
造工程の一例を示す断面フローである。
【0023】石英基板101上にスパッタ法にてタング
ステン(W)を2000Å堆積させ、通常のフォトリソ工程
により第1のゲート電極102を形成した。次に、常圧
CVD法にて、反応ガスとしてSiH4/ O2を用い、基板温
度 400℃で第1のゲート絶縁膜(SiO2) 103を 500Å
堆積させた。さらに減圧CVD法を用いてSi3N4 膜を10
00Å堆積させ、このSi3N4 膜を通常のフォトリソ工程を
用いて第1のゲート電極102の直上に1.5 μm角のド
ットを残して他の領域を除去し、減圧CVD法により以
下の条件で結晶成長を行なった。
【0024】SiH2Cl2/HCl/H2 =0.53/1.6/100(l/min.) 150Torr、990 ℃、 120分 この結果、粒径100 μmの単結晶シリコンが成長した。
この表面をメカノケミカル研磨とRIEによるエッチン
グによって平坦化し、厚さ0.1 μmの単結晶半導体層1
04を形成した後、再度RIEにより所望の形状にエッ
チングした(図1(a))。
【0025】次に、常圧CVD法にて、第1のゲート絶
縁膜103を形成した時と同様の条件でSiO2膜105を
1500Å堆積させた。更に、第2のゲート電極材料層10
6として減圧CVD法にて低抵抗ポリシリコンを2000Å
堆積させた。堆積条件としては、SiH4を150sccm、PH3(0.
5%N2希釈)15sccm、圧力0.2Torr、 温度600 ℃で5分間
堆積を行なった(図1(b))。
【0026】ポジ型フォトレジスト107は、スピン塗
布法により塗布され、石英基板101側から光を照射し
露光させた。この時の露光量は、適正露光量より10%ア
ンダーな露光量で露光を行なった(図1(c))。その
後、レジストを現像し(図1(d))、残ったレジスト
パターン108をマスクとして第2のゲート電極材料層
106をRIEにてエッチングし第2のゲート電極10
9を形成させた。本露光条件では、第2のゲート電極1
09の寸法は、第1のゲート電極の寸法より片側当り0.
2 μm大きく形成できた(図1(e))。
【0027】最後に、通常のイオン注入法にて、P+
1E15cm-2、140keVで注入し、ソース・ドレイン領域11
0を形成した。また、形成されたソース・ドレイン領域
を活性化させるため 800℃でアニールを行なった。この
結果、ソース・ドレイン領域接合面は第1のゲート電極
102端より 0.1μmだけオフセットされていることが
SIMSの深さおよびライン分析にて確認された。
【0028】作製したトランジスタを作動させたとこ
ろ、on-off比で106 (A)以上が得られ、充分実用に供
するものであった。またoff 時のドレイン破壊耐圧は、
15V以上であり、単一ゲートのもの、あるいはオフセッ
トされていないものと比較して2倍近い耐圧が得られ
た。
【0029】実施例2 図2(a)〜(c)は、本発明の薄膜トランジスタの製
造工程の他の一例を示す断面フローである。
【0030】石英基板201上にスパッタ法にてタング
ステン(W)を2000Å堆積させ、通常のフォトリソ工程
によりゲート電極202を形成した。次に、常圧CVD
法にて、反応ガスとしてSiH4/O2を用い、基板温度 400
℃でゲート絶縁膜(SiO2)203を500Å堆積させた。さ
らに減圧CVD法を用いてSi3N4膜を1000Å堆積させ、
このSi3N4膜を通常のフォトリソ工程を用いてゲート電
極202の直上に1.5μm角のドットを残して他の領域
を除去し、減圧CVD法により以下の条件で結晶成長を
行なった。
【0031】SiH2Cl2/HCl/H2 =0.53/1.6/100(l/min.) 150Torr、990 ℃、 120分 この結果、粒径100μmの単結晶シリコンが成長した。
この表面をメカノケミカル研磨とRIEによるエッチン
グによって平坦化し、厚さ0.1μmの単結晶半導体層2
04を形成した後、再度RIEにより所望の形状にエッ
チングした。
【0032】次に、常圧CVD法にて、ゲート絶縁膜2
03を形成した時と同様の条件でSiO2膜205を1500Å
堆積させた。
【0033】ポジ型フォトレジスト207は、スピン塗
布法により塗布され、石英基板201側から光を照射し
露光させた。この時の露光量は、適正露光量より10%ア
ンダーな露光量で露光を行なった(図2(b))。その
後、レジストを現像し(図2(c))、残ったレジスト
パターン208をマスクとして。通常のイオン注入法に
て、P+を1E15cm-2、140keVで注入し、ソース・ドレイ
ン領域210を形成した(図2(a))。また、形成さ
れたソース・ドレイン領域を活性化させるため800℃で
アニールを行なった。この結果、ソース・ドレイン領域
接合面はゲート電極202端より0.1μmだけオフセッ
トされていることがSIMSの深さおよびライン分析に
て確認された。
【0034】作製したトランジスタを作動させたとこ
ろ、on-off比で106(A)以上が得られ、充分実用に供
するものであった。またoff 時のドレイン破壊耐圧は、
15V以上であり、オフセットされていないものと比較し
て2倍近い耐圧が得られた。
【0035】更に言えば、オフセット構造を達成するた
めには、1回のフォトリソ工程(マスクは必要なし)で
形成でき、更に、ゲート電極とセルフアラインに形成で
きるため、工程の簡略化、ばらつきの低減が実現でき
た。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように、SOI型薄膜トラ
ンジスタの製造工程において、不純物拡散層が、透明絶
縁基板側からの背面露光により第1の電極を露光マスク
として形成され、かつ、そのサイズが、露光マスクとし
て用いた第1の電極のサイズより大きく形成されたパタ
ーンをイオン注入用マスクとして用いることで形成され
るオフセットタイプのダブルゲートMOSFETは、ゲ
ート/ドレイン間の寄生容量をさらに小さくでき、動作
速度の早いトランジスタとすることができ、off時の
ドレイン破壊耐圧を向上できた。さらにこれらの結果の
キーである上下2つのゲート電極と、ソース・ドレイン
領域をセルファラインで形成できるため、特性のばらつ
きを押え、歩留まりを向上させることができた。
【0037】SOI型薄膜トランジスタの製造工程にお
いて、不純物拡散層が、透明絶縁基板側からの背面露光
によりゲート電極を露光マスクとして形成され、かつ、
そのサイズが、露光マスクとして用いたゲート電極のサ
イズより大きく形成されたパターンをイオン注入用マス
クとして用いることで形成されるオフセットタイプのM
OSFETは、ゲート/ドレイン間の寄生容量を更に小
さくでき、動作速度の早いトランジスタとすることがで
き、off時のドレイン破壊耐圧を向上できた。更にこ
れらの結果のキーであるゲート電極と、ソース・ドレイ
ン領域をセルフアラインで形成できるため、特性のばら
つきを抑え、歩留まりを向上させることができた。
【0038】さらに、MOSFETとしてnチャネルの
MOSFETを示したが、逆の極性であっても同様の効
果が得られることは言うまでもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の薄膜トランジスタの製造工程の一例を
示す断面フローである。
【図2】本発明の薄膜トランジスタの製造工程の他の一
例を示す断面フローである。
【図3】本発明の薄膜トランジスタを製造するに当た
り、露光量とラインパターン巾の関係を示すグラフであ
る。 101,201 透明絶縁基板 102 第1のゲート電極 202 ゲート電極 103 第1のゲート絶縁膜 203 ゲート絶縁膜 104,204 半導体層 105 第2のゲート絶縁膜 205 SiO2膜 106 第2のゲート電極材料層 107,207 フォトレジスト 108,208 レジストパターン 109 第2のゲート電極 110,210 ソース・ドレイン領域

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 透明絶縁基板上に、第1の電極、該第1
    の電極上に第1の絶縁膜、該第1の絶縁膜上に半導体層
    を各々形成する工程、トランジスタの不純物拡散層を形
    成する工程とからなるSOI型薄膜トランジスタの製造
    方法において、前記不純物拡散層が、前記透明絶縁基板
    側からの背面露光により前記第1の電極を露光マスクと
    して形成され、かつ、そのサイズが、露光マスクとして
    用いた第1の電極のサイズより大きく形成されたパター
    ンをイオン注入用マスクとして用いることで形成される
    ことを特徴とするSOI型薄膜トランジスタの製造方
    法。
  2. 【請求項2】 前記不純物拡散層形成のためのイオン注
    入用マスクが、少なくともホトレジストを含む単層ある
    いは、多層構造のマスクであることを特徴とする請求項
    1記載の製造方法。
  3. 【請求項3】 前記不純物拡散層形成のためのイオン注
    入用マスクが、少なくとも低抵抗多結晶シリコン、また
    は、金属材料からなる電極材料を含む単層あるいは多層
    構造のマスクであることを特徴とする請求項1記載の製
    造方法。
  4. 【請求項4】 前記半導体層が、シリコン層であること
    を特徴とする請求項1記載の製造方法。
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