JP2910322B2 - テープフィーダ - Google Patents

テープフィーダ

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JP2910322B2
JP2910322B2 JP3145836A JP14583691A JP2910322B2 JP 2910322 B2 JP2910322 B2 JP 2910322B2 JP 3145836 A JP3145836 A JP 3145836A JP 14583691 A JP14583691 A JP 14583691A JP 2910322 B2 JP2910322 B2 JP 2910322B2
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tape
cover plate
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electronic components
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秀浩 佐保
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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  • Supply And Installment Of Electrical Components (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はテープフィーダに係り、
詳しくは、移載ヘッドによる電子部品のピックアップ位
置において、テープががたつかないように、このテープ
を上方から覆うカバープレートの構造に関する。
【0002】
【従来の技術】抵抗チップ、コンデンサチップ、IC、
LSIなどの電子部品を基板に自動実装する電子部品実
装装置において、電子部品の供給形態として、テープフ
ィーダが多用されている。
【0003】図9は、従来のテープフィーダを示すもの
であって、101は基台、102は基台101の前部に
設けられたスプロケットである。供給リール(図外)か
ら導出されたテープ103は、スプロケット102によ
りピッチ送りされながら、基台101の上面に沿って走
行し、ピックアップ位置Qにおいて、このテープ103
に収納された電子部品Pは、移載ヘッド104のノズル
105に吸着されてピックアップされる。
【0004】この場合、テープ103ががたつくと、ピ
ックアップミスが発生することから、ピックアップ位置
Qには、テープ103の押え手段である2個の開閉レバ
ー106,107が設けられている。一方のレバー10
6は、ピン108に軸着されており、線ばね109のば
ね力により、その先端縁aでテープ103を基台101
の上面に押圧する。
【0005】また他方のレバー107は、ピン110に
軸着されており、板ばね111のばね力により、その先
端縁bでテープ103を基台101の上面に押圧する
(以上図10も参照)。図10において、Pはテープ1
03のポケット112に収納された電子部品である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記従来手段のレバー
106,107は、ピン108,110により片持支持
された構造であって、各々の先端自由端部である先端縁
a,bで、図10の太線に示すように、テープ103を
線押えするようになっている。
【0007】ところが、レバー106,107は片持構
造であるため、レバー106,107を繰り返し開閉す
る間に、レバー103,107はねじれ変形を起こし、
図11に示すように、レバー106,107が横方向に
傾斜して、テープ103をしっかり線押えできなくな
り、点cでの点押え(片当り)しかできなくなって、テ
ープ103の押圧状態が不安定になり、移載ヘッドによ
る電子部品のピックアップミスが発生しやすい問題点が
あった。
【0008】したがって本発明は、上記従来手段の問題
点を解消したテープフィーダを提供することを目的とす
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】このために本発明は、
台の上面に沿ってピッチ送りされるテープを上方から覆
うカバープレートを設け、かつ移載ヘッドのノズルによ
りピックアップされる電子部品を露呈させる窓部をこの
カバープレートに開口し、このカバープレートの一端部
を上記基台の先端部側に回転自在に軸着するとともに、
この一端部を下方に付勢するばね材を設け、また上記基
台側に、上記カバープレートの他方の自由端部に係脱自
在に係合する係合手段と、この上記自由端部を下方に付
勢するばね材を設けたものである。
【0010】
【作用】上記構成によれば、カバープレートはその両端
部をばね材のばね力により下方に付勢されて、テープ側
に押圧されることから、テープを基台側にしっかり面押
えすることができ、またカバープレートの支持構造もし
っかりしたものとなる。
【0011】
【実施例】次に、図面を参照しながら、本発明の実施例
を説明する。
【0012】図1はテープフィーダの斜視図である。1
は長板状の基台であり、その後部にはテープ2の供給リ
ール3が設けられており、またその前部には、テープ2
のピッチ送り手段としてのスプロケット4が設けられて
いる。スプロケット4が回転すると、テープ2は基台1
の上面に案内されて、移載ヘッド50のノズル51によ
るピックアップ位置Qへ向かってピッチ送りされる。
【0013】5は、基台1の略中央部上面に設けられた
カバーテープ2aの剥離爪である(図2も参照)。この
剥離爪5は、開閉アーム6の先端部に装着されている。
この開閉アーム6はピン7に軸着されており、また線ば
ね材8により下方に弾発されている。
【0014】9は基台1の側壁面に装着されたブラケッ
トであり、このブラケット9に爪状の係合子11がピン
12により軸着されている(図7も参照)。13は係合
子11の付勢用ばね材である。この係合子11は、開閉
アーム6の後部に開口された係合部14に係脱自在に係
合する。
【0015】係合子11の爪部11aが係合部14から
離脱している状態で開閉アーム6はばね材8のばね力に
下方に付勢されて、剥離爪5はテープ2の上面に押圧さ
れており、その先端エッジ5aにより、テープ2の上面
に貼着されたカバーテープ2aは折り返し剥離され、巻
取りリール10に巻き取られる。
【0016】またテープ2の交換等のために、剥離爪5
を開放したいときは、図7に示すように、開閉アーム6
の後端部を指先で下方に押圧する。すると係合子11の
爪部11aは係合部14に係合し、開閉アーム6や剥離
爪5は開放状態を保持する(図7鎖線参照)。このよう
に、開閉アーム6や剥離爪5を開放状態に保持させるこ
とにより、テープ2の基台1上面からの取りはずしや、
基台1上面への挿通などのテープ2の交換を簡単に行う
ことができる。
【0017】また元に戻したいときは、指先にて係合子
11の頭部を図7において右方に押す。すると爪部11
aは係合部14から離脱し、ばね材8のばね力により、
開閉アーム6は時計方向に弾発され、剥離爪5はテープ
2の上面に押圧される。以上のように本手段によれば、
剥離爪5の開閉を指先のワンタッチ操作で簡単に行うこ
とができる。
【0018】図1及び図2において、21は基台1の前
端部に装着されたフレームであり、このフレーム21に
は、カバープレート22の一端部がピン23により回転
自在に軸着されている。カバープレート22は、基台1
の上面をピッチ送りされるテープ2を上方から覆う。
のピン23は、フレーム21に形成された縦長の長孔2
4に軸支されており、またこのピン23は、コイルばね
材25により下方に付勢されている。図1に示すよう
に、このカバープレート22には、スプロケット4のピ
ン4aが嵌入する溝部26や、テープ2に収納された電
子部品Pをピックアップ位置Qにおいて露呈させるため
の窓部27が開口されている。
【0019】31は基台1の側壁面にピン32により回
転自在に軸着されたレバー状の係合手段である。この係
合手段31は、コイルばね材33により時計方向に付勢
されており、またその上端部には、上記カバープレート
22の先端自由端部に切欠形成された係合部28に係脱
自在に係合する突起34が設けられている。
【0020】図3は、カバープレート22を閉じた状態
を示している。この状態で、カバープレート22は、ば
ね材25,33のばね力により、その両端部を下方に付
勢されており、したがって基台1上のテープ2をしっか
り面押えすることができる。このようにテープ2をしっ
かり押圧することにより、移載ヘッド50による電子部
品Pのピックアップミスを解消できる。なお図8に示す
ように、カバープレート22の内面には、テープ2のポ
ケット2bに収納された電子部品Pの逃げ用溝30が形
成されている。
【0021】図2において、カバープレート22と上記
剥離爪5の間には、小さなギャップGがあり、このギャ
ップGから、カバーテープ2aは巻取りリール10側へ
導出される。
【0022】図2に示すように、剥離爪5はカバープレ
ート22とは別体であって、カバープレート22の手前
側(テープの送り方向における上流側)に設けられてい
る。剥離爪5は、ビス29により、テープ送り方向にス
ライドさせて位置調整自在に開閉アーム6に装着されて
おり、剥離爪5を位置調整することにより、ギャップG
の大きさを変えることができる。
【0023】従来、カバーテープは、基台上のテープを
覆うトンネル状のカバー部材に形成されたスリットから
剥離導出させるようになっていた。しかしながらこのよ
うな従来手段では、スリットの巾を小さくすることには
限度があることから、カバーテープの内面に付着した微
小な電子部品が、このスリットから飛び出したり、スリ
ットに引っ掛かりやすいものであったが、上記手段によ
れば、上記ギャップGを小さくして、このようなトラブ
ルが発生するのを解消できる。
【0024】図1及び図4において、41は基台1の側
壁面に軸着された駆動レバーである。そのアーム部41
aにはロール状の被押圧部42が設けられている(図
5,図6も参照)。
【0025】43は、マシン側の押圧子であり、この押
圧子43が下降して被押圧部42を下方に押圧すると、
駆動レバー41は図4において反時計方向に揺動し、ス
プロケット4はピッチ回転し、テープ2はピッチ送りさ
れる。なお、スプロケット4のピッチ回転手段は周知手
段であり、したがってその詳細な説明は省略する。44
は駆動レバー41の回転限度を規定するストッパー、4
5はストッパー44に装着された弾性クッション部材で
ある。このクッション部材45は、駆動レバー41がス
トッパー44に当った際の衝撃により、テープ2のポケ
ット内のチップPががたつくのを防止する。
【0026】ところで、被押圧部42の高さは、テープ
フィーダの組立て誤差や成形誤差のために微妙にばらつ
く。このように被押圧部42の高さがばらつくと、押圧
子43の押圧による駆動レバー41の揺動もばらつきを
生じる。そこで本装置は、このような問題点を解消する
ために、次のように構成している。
【0027】図6において、47は偏心ピンであり、回
転子48を上記アーム部41aに装着している。上記被
押圧部42はこの回転子48に装着されており、ドライ
バー46で偏心ピン47を回転させて、回転子48を回
転させることにより、被押圧部42の上面の高さHを微
調整できるようにしている。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、カバープ
レートの両端部を、ばね材のばね力によりテープ側へ付
勢するようにしているので、ピックアップ位置において
テープを基台側にしっかり押圧し、テープのがたつきを
解消して、テープに収納された電子部品を移載ヘッドの
ノズルにより確実にピックアップすることができる。
た剥離爪をカバープレートとは別体にして位置調整自在
としたことにより、剥離爪とカバープレートのギャップ
を極力小さくして、微小な電子部品がこのギャップから
飛び出したり、このギャップに引っ掛かるのを解消でき
る。またカバープレートの内面に、テープのポケットに
収納された電子部品の逃げ用溝を形成したことにより、
電子部品をカバープレート内をスムーズにピックアップ
位置まで送ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るテープフィーダの斜視図
【図2】本発明に係るテープフィーダの部分側面図
【図3】本発明に係るテープフィーダの部分側面図
【図4】本発明に係るテープフィーダの部分側面図
【図5】本発明に係るテープフィーダの駆動アームの部
分斜視図
【図6】本発明に係る部分断面図
【図7】本発明に係るテープフィーダの部分側面図
【図8】本発明に係るテープフィーダの部分断面図
【図9】従来手段のテープフィーダの部分側面図
【図10】従来手段のテープフィーダの部分平面図
【図11】従来手段のテープフィーダの部分断面図
【符号の説明】
1 基台 2 テープ 3 供給リール 4 ピッチ送り手段 22 カバープレート 25 ばね材 31 係合手段 33 ばね材

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電子部品が収納されたテープを案内する基
    台と、この基台の後部に設けられたテープの供給リール
    と、この基台の前部に設けられたテープのピッチ送り手
    段とを備えたテープフィーダにおいて、上記基台の上面
    に沿ってピッチ送りされる上記テープを上方から覆うカ
    バープレートを設け、かつ移載ヘッドのノズルによりピ
    ックアップされる電子部品を露呈させる窓部をこのカバ
    ープレートに開口し、このカバープレートの一端部を上
    記基台の先端部側に回転自在に軸着するとともに、この
    一端部を下方に付勢するばね材を設け、また上記基台側
    に、上記カバープレートの他方の自由端部に係脱自在に
    係合する係合手段と、この自由端部を下方に付勢するば
    ね材を設けたことを特徴とするテープフィーダ。
  2. 【請求項2】テープの上面に貼着されたカバーテープを
    テープから剥離させる剥離爪を上記カバープレートとは
    別体に設け、この剥離爪をテープの送り方向における上
    流側である上記カバーテープの手前にテープ送り方向に
    位置調整自在に設けることにより、カバーテープと剥離
    爪のギャップの大きさを変えられるようにしたことを特
    徴とする請求項1記載のテープフィーダ。
  3. 【請求項3】前記カバープレートの内面に、テープのポ
    ケットに収納された電子部品の逃げ用溝を形成したこと
    を特徴とする請求項1または2記載のテープフィーダ。
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KR100493183B1 (ko) * 2002-10-22 2005-06-02 삼성테크윈 주식회사 테이프 이송수단 및 이를 구비한 캐리어테이프 피더
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CN103407775B (zh) * 2013-06-19 2016-03-30 昆山市烽禾升精密机械有限公司 放料机

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