JP2909689B2 - 電線端末処理装置 - Google Patents

電線端末処理装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電線端末部に防水チュ
ーブを装着して端子の圧着処理等を行う電線端末処理装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、電線端末部の加工処理を行う電線
端末処理装置として、図4に示される如く、切断処理さ
れた電線1端末部(a)にゴム等からなる防水チューブ
2を套嵌状に装着するチューブ装着処理工程と(b)、
電線1端末部の被覆を剥取り、芯線部3を露出させる被
覆剥取処理工程と(c)、その被覆剥取部分に端子4を
圧着する端子圧着処理工程と(d)を自動的に行うよう
構成された装置があり、防水チューブ2によって端子4
圧着部分に対する水の侵入を有効に防止するよう構成し
ている。
【0003】そして、図5および図6に示される如く、
電線1端末部に套嵌状に装着される防水チューブ2を整
列状に順次送給する防水チューブ送給装置5は、螺旋フ
ィーダー部6とリニアフィーダー部7とを備えてなり、
螺旋フィーダー部6は内面側に螺旋状の整列段部8が形
成されたボール状の振動ボール体9と、振動ボール体9
に所定の振動を付与する振動付与機構10とから構成さ
れている。
【0004】また、リニアフィーダー部7は上面側に直
線状の整列溝部11が形成された細長状の直進ガイド杆
12と、直進ガイド杆12に所定の振動を付与する振動
付与機構13とから構成されている。
【0005】さらに、図5において、14、15は振動
付与機構10や振動付与機構13を制御するコントロー
ラであり、これらコントローラ14、15や螺旋フィー
ダー部6およびリニアフィーダー部7は基板16上に設
置されている。
【0006】そして、リニアフィーダー部7の直進ガイ
ド杆12は、振動ボール体9の整列段部8の延長状に整
列溝部11が合致するよう配置されており、振動ボール
体9内に多数収容された防水チューブ2は、図6の矢印
で示される如く、振動ボール体9の振動により整列段部
8に沿って整列状に順次案内され、その後、直進ガイド
杆12の整列溝部11一端側に受け渡され、直進ガイド
杆12の振動により整列溝部11に沿って他端側に順次
案内されるよう構成されている。
【0007】なお、防水チューブ2が整列状に順次送給
される際、その送給経路途中において防水チューブ2の
姿勢が所定の姿勢でないものは、図示省略の姿勢規制部
により排除されて振動ボール体9内に戻されるよう構成
されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記防
水チューブ送給装置5によれば、振動ボール体9の外周
部にその接線方向に直進ガイド杆12を連結状に配置す
る構造であり、装置5の大型化を招き、延いては電線端
末処理装置の大型化を招いていた。
【0009】また、振動ボール体9の直径が大きくなる
と他の部材との干渉を避けるため直進ガイド杆12をよ
り長く構成する必要が生じ、ここに防水チューブ2の直
進整列部が長くなり、防水チューブ2の送給時に防水チ
ューブ2の詰まりが発生しやすくなる欠点がある。さら
に、防水チューブ2の送給経路が振動ボール体9の整列
段部8と直進ガイド杆12の整列溝部11とによる別体
構造とされているため、整列段部8と整列溝部11との
受け渡し部分で防水チューブ2の詰まりが発生するおそ
れも大であった。従って、防水チューブ2の安定した供
給が得難い欠点があった。
【0010】また、振動ボール体9が基板16に固定さ
れた振動付与機構10の上部に固定状に取り付けられて
いるため、振動ボール体9内からの防水チューブ2の除
去に際しては、防水チューブ2を個々に取り出す必要が
あり、防水チューブ2の除去に手間がかかる欠点があ
る。
【0011】さらに、防水チューブ2の形状が変更され
た場合においては、螺旋フィーダー部6とリニアフィー
ダー部7との全体を交換する必要があり、汎用性に乏し
い欠点があった。
【0012】そこで、本発明は上記問題点に鑑み、電線
端末処理装置の小型化を図ると共に、取り扱いが容易
で、防水チューブの供給の安定化および汎用性の向上を
図った防水チューブ送給装置を備えた電線端末処理装置
を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の技術的手段は、防水チューブを整列状に順次送給する
防水チューブ送給装置を備え、電線端末部に防水チュー
ブを装着して加工処理を行う電線端末処理装置におい
て、前記防水チューブ送給装置が、防水チューブを多数
収容する有底円筒状の回転ドラム体と、該回転ドラム体
の軸心を横向き傾斜状として回転ドラム体を載置状に支
持すると共に回転ドラム体を軸心回りに回転駆動させる
回転駆動機構と、前記回転ドラム体の開口より一端部が
挿入状とされ、該一端側から他端側にわたって設けられ
た整列溝部に沿って振動により他端側に防水チューブを
整列状に順次送給するリニアフィーダー部とを備え、前
記回転ドラム体の内周面に掻き揚げ羽根片が張り出し状
に設けられ、前記リニアフィーダー部の挿入状とされた
前記一端部に前記掻き揚げ羽根片によって掻き揚げられ
た防水チューブを受け取り、前記整列溝部に案内する受
取案内片が設けられてなる点にある。
【0014】
【作用】本発明によれば、リニアフィーダー部の一端部
が回転ドラム体内に挿入状として配置されるため、防水
チューブ送給装置の小型化が図れ、ここに電線端末処理
装置全体としての小型化が図れる。
【0015】回転ドラム体の回転時に、回転ドラム体の
掻き揚げ羽根片によって掻き揚げられた防水チューブ
が、リニアフィーダー部の受取案内片上に落下し、受取
案内片に受け取られた防水チューブがリニアフィーダー
部の整列溝部に案内され、リニアフィーダー部の一端側
から他端側に整列溝部に沿って整列状に送給される方式
であり、整列状に送給される送給経路が単一体で構成さ
れており、またその送給経路も比較的短く、防水チュー
ブ送給時における防水チューブの詰まりが発生し難く、
ここに防水チューブの供給の安定化が図れる。
【0016】さらに、回転ドラム体は回転駆動機構に載
置状に支持されているため、回転ドラム体を容易に着脱
でき、またリニアフィーダー部の防水チューブ整列部分
も比較的短く、防水チューブの除去が容易に行え、取り
扱いが容易となる。
【0017】また、異なった形状の防水チューブに対し
てはリニアフィーダー部側のみを交換すればよく、回転
ドラム体側は異なった形状の防水チューブに対しても兼
用して使用でき、汎用性の向上が図れる。
【0018】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
すると、図1において、20は電線端末処理装置として
の両端端子打機であり、両端端子打機20は、測長ユニ
ット22と、フロントクランプ23と、カッターユニッ
ト24と、リアクランプ25と、フロント防水チューブ
送給装置26と、フロントチューブ装着装置27と、フ
ロント端子圧着ユニット28と、リア防水チューブ送給
装置29と、リアチューブ装着装置30と、リア端子圧
着ユニット31と、フロント移動手段32と、リア移動
手段33とから主構成されている。
【0019】フロント移動手段32は、左右方向R、S
に沿って配設された本体35と、本体35上に左右方向
R、Sに沿って移動操作自在に支持された左右移動体3
6とを備えてなり、本体35上に測長ユニット22が固
定状に支持されている。また、前記フロントクランプ2
3は測長ユニット22の前端側に位置して、左右移動体
36上に前後方向P、Qに沿って移動操作自在に支持さ
れている。
【0020】リア移動手段33は、左右方向R、Sに沿
って配設された本体37と、本体37上に左右方向R、
Sに沿って移動操作自在に支持された左右移動体38と
を備えてなり、左右移動体38上にリアクランプ25が
前後方向P、Qに沿って移動操作自在に支持されてい
る。
【0021】そして、電線送給ラインXに沿って矢印P
方向に所定量送給された一対の電線1が、フロントクラ
ンプ23およびリアクランプ25によりそれぞれ把持さ
れ、カッターユニット24により切断処理されて、フロ
ントクランプ23により把持された電線1と、リアクラ
ンプ25により把持された電線1とに分離される。
【0022】次に、フロントクランプ23に把持された
電線1端末部(図4(a))は、フロントチューブ装着
装置27位置に移動操作され、フロントチューブ装着装
置27位置で、各フロント防水チューブ送給装置26に
より順次送給されてくる防水チューブ2をフロントチュ
ーブ装着装置27が受け取り、各電線1端末部にそれぞ
れ套嵌状に装着処理される(図4(b))。
【0023】その後、電線1端末部はカッターユニット
24位置に戻され、カッターユニット24位置で、カッ
ターユニット24により電線1端末部の防水チューブ2
装着位置より端部側の被覆を剥取り、芯線部3を露出さ
せる被覆剥取処理が行われる(図4(c))。
【0024】次に、被覆剥取処理が行われた電線1端末
部は、フロント端子圧着ユニット28位置に移動操作さ
れ、フロント端子圧着ユニット28位置で、フロント端
子圧着ユニット28によりその被覆剥取部分に端子4が
圧着処理される(図4(d))。
【0025】端子4の圧着処理後、電線1端末部はフロ
ント移動手段32の駆動によりカッターユニット24と
対向する位置に戻される。この後、測長ユニット22に
より電線1が電線送給ラインXに沿って矢印P方向に所
定量送給される。
【0026】その後、フロントクランプ23およびリア
クランプ25により電線がそれぞれ把持され、カッター
ユニット24により切断処理されて、フロントクランプ
23により把持された電線1と、リアクランプ25によ
り把持された電線1とに分離される。そして、フロント
クランプ23により把持された各電線1端末部は前述と
同様に端子4の圧着処理がなされる。
【0027】一方、リアクランプ25に把持された各電
線1端末部(図4(a))は、リアチューブ装着装置3
0位置に移動操作され、リアチューブ装着装置30位置
で、各リア防水チューブ送給装置29により順次送給さ
れてくる防水チューブ2をリアチューブ装着装置30が
受け取り、各電線1端末部にそれぞれ套嵌状に装着処理
される(図4(b))。
【0028】その後、電線1端末部はカッターユニット
24位置に戻され、カッターユニット24位置で、カッ
ターユニット24により電線1端末部の防水チューブ2
装着位置より端部側の被覆を剥取り、芯線部3を露出さ
せる被覆剥取処理が行われる(図4(c))。
【0029】次に、被覆剥取処理が行われた電線1端末
部は、リア端子圧着ユニット31位置に移動操作され、
リア端子圧着ユニット31位置で、リア端子圧着ユニッ
ト31によりその被覆剥取部分に端子4が圧着処理され
る(図4(d))。
【0030】端子4の圧着処理後、図示しない排出手段
により各電線1が所定の電線排出部に排出され、リアク
ランプ25はリア移動手段33の駆動によりカッターユ
ニット24と対向する位置に戻される。このようにして
両端に防水チューブ2が装着された状態で、端子4が圧
着処理されたハーネスが順次製造される。
【0031】前記フロント防水チューブ送給装置26と
リア防水チューブ送給装置29は同様に構成されてお
り、フロント防水チューブ送給装置26について図2お
よび図3に基づきその構造を説明する。
【0032】フロント防水チューブ送給装置26は、リ
ニアフィーダー部40と回転ドラム体41と回転駆動機
構42とを備えてなり、リニアフィーダー部40は基板
43上に配置された振動付与機構44と振動付与機構4
4の上面側に着脱自在に取り付けられた細長状の直進ガ
イド杆45とから構成されている。
【0033】直進ガイド杆45の上面側には長手方向に
沿って直線状の整列溝部46が形成されており、振動付
与機構44により付与された振動により、この整列溝部
46に沿って防水チューブ2が一端側から他端側に整列
状に順次送給されるよう構成されている。
【0034】回転ドラム体41は軸心方向一端側が閉塞
状とされた底部47を有する有底円筒状に構成されてお
り、軸心方向他端側に軸心を中心とする円形の開口48
が形成されている。また、回転ドラム体41の底部47
側の内周面には周方向に所定間隔を有して複数(本実施
例では4枚)の掻き揚げ羽根片49が径方向内方に張り
出し状に設けられている。
【0035】回転駆動機構42は、基板43上に配置さ
れた架台50と、架台50に取り付けられた駆動モータ
51と、回転ドラム体41の軸心を横向き傾斜状として
回転ドラム体41を載置状に支持すべく、架台50の上
部側に、図3に示される如く、回転ドラム体41の軸心
方向、および図2に示される如く、直進ガイド杆45の
両側に離隔して回転自在に支持された4箇所のドラム支
持部52と、各ドラム支持部52上に載置された回転ド
ラム体41をその軸心回りに回転駆動させるべく、駆動
モータ51の駆動軸の回転をドラム支持部52に伝達す
るベルト伝達機構等の動力伝達部53とから構成されて
いる。
【0036】また、図2および図3に示される如く、直
進ガイド杆45の一端側が回転ドラム体41の開口48
より挿入状となるようそれぞれ配置されており、直進ガ
イド杆45の挿入端部には、前記掻き揚げ羽根片49に
よって掻き揚げられた防水チューブ2を受け取り、整列
溝部46に案内するべく、直進ガイド杆45より僅かに
上向き傾斜状に張り出された受取案内片54が設けられ
ている。
【0037】なお、回転ドラム体41の回転時に、掻き
揚げ羽根片49と受取案内片54とが互いに干渉しない
よう適宜長さに構成されており、また、直進ガイド杆4
5は略水平状に配置され、回転ドラム体41は底部47
側が僅かに下がった横向き傾斜状に配置されている。
【0038】そして、図3仮想線で示される如く、回転
ドラム体41の底部側を僅かに持ち上げた状態で、直進
ガイド杆45から離隔する方向に回転ドラム体41を引
き出せば、回転ドラム体41をドラム支持部52上より
取り出せるよう構成されている。また、ドラム支持部5
2上に回転ドラム体41を載置する場合には上記と逆の
作業を行えばよい。
【0039】従って、回転ドラム体41内に防水チュー
ブ2を多数収容した状態で、回転駆動機構42の各ドラ
ム支持部52上に載置させ、駆動モータ51を駆動させ
れば、動力伝達部53を介してドラム支持部52が回転
駆動され、このドラム支持部52の回転により回転ドラ
ム体41が回転される。この回転ドラム体41の回転時
に、収容された防水チューブ2が各掻き揚げ羽根片49
により掻き揚げられ、受取案内片54上に落下される。
受取案内片54上に落下した防水チューブ2は受取案内
片54の傾斜および直進ガイド杆45に付与される振動
により整列溝部46に案内される。そして、整列溝部4
6に案内された各防水チューブ2は、直進ガイド杆45
に付与される振動により、整列溝部46に沿って他端側
のフロントチューブ装着装置27方向に整列状に順次送
給される。
【0040】なお、防水チューブ2が整列状に順次送給
される際、その送給経路としての整列溝部46途中にお
いて防水チューブ2の姿勢が所定の姿勢でないものは、
所定の姿勢の防水チューブ2のみを通過させる図示省略
の姿勢規制部により整列溝部46から排除されて回転ド
ラム体41内に落下するよう構成されている。
【0041】本発明の実施例は以上のように構成されて
おり、リニアフィーダー部40の直進ガイド杆45の一
端部が回転ドラム体41内に挿入状に配置されるため、
防水チューブ送給装置26、29の小型化が図れ、ここ
に両端端子打機20全体としての小型化が図れる利点が
ある。
【0042】回転ドラム体41の回転時に、回転ドラム
体41の掻き揚げ羽根片49によって掻き揚げられた防
水チューブ2が、受取案内片54上に落下し、受取案内
片54に受け取られた防水チューブ2が整列溝部46に
案内され、直進ガイド杆45の一端側から他端側に整列
溝部46に沿って整列状に送給される方式であり、整列
状に送給される送給経路が単一体で構成されており、ま
たその送給経路も比較的短く、ここに防水チューブ2送
給時における防水チューブ2の詰まり発生が有効に防止
でき、チューブ装着装置27、30に対して防水チュー
ブ2を安定して供給することができる。
【0043】さらに、回転ドラム体41は回転駆動機構
42の各ドラム支持部52に載置状に支持されている構
造であり、回転ドラム体41を容易に着脱でき、また直
進ガイド杆45における防水チューブ2の直進整列部分
も比較的短く、防水チューブ2の除去が容易に行え、取
り扱いが容易となる。
【0044】また、異なった形状の防水チューブ2に対
しては、直進ガイド杆45をその防水チューブ2に対応
する姿勢規制部を備えた直進ガイド杆45に交換し、回
転ドラム体41内の防水チューブ2を交換することによ
って容易に対応できる。即ち、リニアフィーダー部40
側の直進ガイド杆45のみを交換すればよく、回転ドラ
ム体41側は異なった形状の防水チューブ2に対しても
兼用して使用でき、汎用性の向上が図れる。
【0045】なお、上記実施例において、一対の電線1
を加工処理する両端端子打機20を示しているが、その
他の電線端末処理装置であってもよい。
【0046】
【発明の効果】以上のように、本発明の電線端末処理装
置によれば、備えられた防水チューブ送給装置が、防水
チューブを多数収容する有底円筒状の回転ドラム体と、
該回転ドラム体の軸心を横向き傾斜状として回転ドラム
体を載置状に支持すると共に回転ドラム体を軸心回りに
回転駆動させる回転駆動機構と、前記回転ドラム体の開
口より一端部が挿入状とされ、該一端側から他端側にわ
たって設けられた整列溝部に沿って振動により他端側に
防水チューブを整列状に順次送給するリニアフィーダー
部とを備え、前記回転ドラム体の内周面に掻き揚げ羽根
片が張り出し状に設けられ、前記リニアフィーダー部の
挿入状とされた前記一端部に前記掻き揚げ羽根片によっ
て掻き揚げられた防水チューブを受け取り、前記整列溝
部に案内する受取案内片が設けられてなるものであり、
防水チューブ送給装置の小型化により電線端末処理装置
の小型化が図れ、防水チューブの除去における取り扱い
が容易となり、また防水チューブの供給の安定化および
汎用性の向上が図れる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す概略平面図である。
【図2】防水チューブ送給装置の平面図である。
【図3】防水チューブ送給装置の側面図である。
【図4】電線端末部の加工処理手順を示す説明図であ
る。
【図5】防水チューブ送給装置の従来例を示す斜視図で
ある。
【図6】従来例における防水チューブ送給装置の平面説
明図である。
【符号の説明】
1 電線 2 防水チューブ 20 両端端子打機 26 フロント防水チューブ送給装置 29 リア防水チューブ送給装置 40 リニアフィーダー部 41 回転ドラム体 42 回転駆動機構 44 振動付与機構 45 直進ガイド杆 46 整列溝部 48 開口 49 掻き揚げ羽根片 50 架台 51 駆動モータ 52 ドラム支持部 53 動力伝達部 54 受取案内片

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 防水チューブを整列状に順次送給する防
    水チューブ送給装置を備え、電線端末部に防水チューブ
    を装着して加工処理を行う電線端末処理装置において、 前記防水チューブ送給装置が、防水チューブを多数収容
    する有底円筒状の回転ドラム体と、該回転ドラム体の軸
    心を横向き傾斜状として回転ドラム体を載置状に支持す
    ると共に回転ドラム体を軸心回りに回転駆動させる回転
    駆動機構と、前記回転ドラム体の開口より一端部が挿入
    状とされ、該一端側から他端側にわたって設けられた整
    列溝部に沿って振動により他端側に防水チューブを整列
    状に順次送給するリニアフィーダー部とを備え、前記回
    転ドラム体の内周面に掻き揚げ羽根片が張り出し状に設
    けられ、前記リニアフィーダー部の挿入状とされた前記
    一端部に前記掻き揚げ羽根片によって掻き揚げられた防
    水チューブを受け取り、前記整列溝部に案内する受取案
    内片が設けられてなることを特徴とする電線端末処理装
    置。
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