JP2908922B2 - 半導体装置およびその製造方法 - Google Patents

半導体装置およびその製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数の外部リード端子
を有する半導体装置、およびその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の半導体装置としては、例えば、特
開昭62−160748号公報、特開平3−12986
5号公報に記載されたものがある。
【0003】前者の半導体装置は、複数の外部リード端
子の変形による平坦度のバラツキを抑えると共に、作業
工数の削減を図るために、半田材料で形成され、各リー
ド端子を一体的に連結する半田材ブロックが設けられて
いるものである。この半田材ブロックは、各リード端子
の接続対象側と反対側、つまり表面側から、半田材ブロ
ックとなる板状の半田材を加圧して、各リード端子に取
付けている。また、その他の方法として、半田材ブロッ
クの大きさに型彫りした治具に溶融半田材を溶かし込
み、そこに集積回路パッケージをその裏面を上にして置
き、溶融半田材を冷却固化させて、半田材ブロックを形
成している。したがって、半田材ブロックは、リード端
子の表面側に設けられ、少なくともリード端子の接続面
側、つまり裏面側には設けられていない。なお、溶融半
田材を冷却固化させるものでも、各リード端子を何ら固
定することなく、各リード端子の平坦度のバラツキが存
在するまま、冷却固化させてしまっているため、接続面
側に半田材が回り込むものもあるだろうが、接続面側に
半田材が回り込まないものも存在する可能性が非常に高
い。
【0004】また、後者の半導体装置は、前者のものと
ほぼ同様の目的で、各リード端子の表面側から半田テー
プが取付けられいるものである。しがって、後者のもの
も、リード端子の接続面側には半田材は施されていな
い。
【0005】これらの半導体装置は、これを基板等に接
続する際、半田材ブロック等を溶融させる過程で各リー
ド端子毎に分離し、一度に、各リード端子と対応するパ
ッドのみとを接続させようというものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、いずれ
の従来技術においても、半導体装置が接続される基板の
パットに、基本的には、各リード端子の接続面が直接接
触してしまうので、半田材がそこに入り込みにくく、各
リード端子とパッドとが確実に接続しない場合がある。
また、半田材ブロック等を用いる場合、これを溶融させ
る過程で、各リード端子ごとに確実に分離することが非
常に重要なことであるが、いずれの従来技術において
も、そのための配慮がほとんどなされておらず、半田ブ
リッジが発生し、各リード端子が対応するパッドのみな
らず、他のパッドとも接合してしまう可能性が高い。こ
のような可能性は、近年のように、リード端子相互間の
間隔が非常に小さくなってくると、非常に高まってしま
い、是非とも避けなければならないことである。
【0007】以上のように、従来技術では、外部リード
端子の変形を防止、および基板等との接続作業の工数低
減を図ることができるものの、各リード端子と対応する
パッドとの接続不良が比較的多くなってしまうという問
題点がある。本発明は、このような従来の問題点につい
て着目してなされたもので、外部リード端子の変形を防
止、および基板等との接続作業の工数低減を図ることが
できると共に、各外部リード端子と対応するパッドとの
接続信頼性を高めることができる半導体装置、およびそ
の製造方法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
の半導体装置は、共晶点を有しない半田材で形成され、
複数の外部リード端子の接続対象側に少なくとも設けら
れ、かつ該外部リード端子相互を連結する半田材ブロッ
クを有し、複数の前記外部リード端子は、前記接続対象
側に、該外部リード端子の長手方向に沿う凹部または切
欠き部が形成されていることを特徴とするものである。
【0009】また、前記目的を達成するための他の半導
体装置において、絶縁材で形成され、複数の前記外部リ
ード端子の接続対象側に少なくとも設けられ、かつ該外
部リード端子相互を連結する絶縁材ブロックが、該外部
リード端子の先端側に有していると共に、共晶点を有し
ない半田材で形成され、複数の前記外部リード端子の接
続対象側に少なくとも設けられ、かつ該外部リード端子
相互を連結する半田材ブロックが、該外部リード端子の
基端側に有し、 複数の前記外部リード端子は、前記接続
対象側に、該外部リード端子の長手方向に沿う凹部また
は切欠き部が形成されていることを特徴とするものであ
る。
【0010】また、前記目的を達成するための他の半導
体装置は、共晶点を有しない半田材で形成され、複数の
前記外部リード端子の接続対象側に少なくとも設けら
れ、かつ該外部リード端子相互を連結する半田材ブロッ
クを有し、 前記半田材ブロックは、複数の前記外部リー
ド端子相互間に絞り部が形成されていることを特徴とす
るものである。 また、前記目的を達成するためのさらに
他の半導体装置は、絶縁材で形成され、複数の前記外部
リード端子の接続対象側に少なくとも設けられ、かつ該
外部リード端子相互を連結する絶縁材ブロックが、該外
部リード端子の先端側に有していると共に、 共晶点を有
しない半田材で形成され、複数の前記外部リード端子の
接続対象側に少なくとも設けられ、かつ該外部リード端
子相互を連結する半田材ブロックが、該外部リード端子
の基端側に有し、 前記半田材ブロックは、複数の前記外
部リード端子相互間に絞り部が形成されていることを特
徴とするものである。
【0011】なお、前記半田材ブロックの半田材組成
は、SnとPbとBiとを有して形成されていることが
好ましい。さらに、前記半田材ブロックの半田材には、
少なく とも、Au、Ga、Snのうち、一の金属が添加
されていることが好ましい。また、半田濡れ性を高める
ために、複数の前記外部リード端子の表面のうち、全部
または一部に、少なくともAu、Pd、Snのうち一の
金属を含むメタライズ層を形成するとよい。
【0012】前記目的を達成するための半導体装置の製
造方法は、複数の外部リード端子を有し、半田材で形成
された半田材ブロックで該外部リード端子相互が連結さ
れている半導体装置の製造方法において、複数の前記外
部リード端子に主ダイバーが接続されている状態で、該
外部リード端子の先端部相互を絶縁材で連結し、その
後、前記主ダイバーを切断してから、複数の前記外部リ
ード端子に対して電気的特性を検査し、前記半田材ブロ
ックを前記外部リード端子の基端側に形成することを特
徴とするものである。
【0013】
【作用】複数の外部リード端子は、半田材ブロックによ
り相互に連結され、保護されているので、半導体装置の
搬送時や基板搭載時等に、多少の外力が加わっても、複
数の外部リード端子、それぞれが上下左右に変形するこ
とがない。これにより、よって、外部リード端子を剛性
の小さい材料、すなわち線径の細い材料を用いることが
できると共に、外部リード端子相互間の狭ピッチ化を図
ることができ、高密度で高信頼性の半導体製品を得るこ
とができる。また、搬送時や基板搭載時に半導体装置の
外部リード端子が損傷することはほとんどないので、半
導体装置の歩留まりを高めることができる。
【0014】半導体装置を基板等に搭載する際には、半
田材ブロックを加熱溶融する。この際、外部リード端子
の接続対象側の面と接続対象の表面との間に存在するこ
とになるので、この間に半田ぬれ間隔が得られ、半田材
が外部リード端子の接続対象側面と接続対象の表面との
間に十分に広がり、接続信頼性を高めることができる。
半田材ブロックは、加熱溶融の過程で、各外部リード端
子毎に分離し、それぞれが一度に対応するパッドに接続
される。したがって、作業効率を高めることもできる。
【0015】半田材ブロックの他に、絶縁材ブロックを
有するものでは、外力に対する強度を高めることができ
ると共に、半田材ブロックを溶融している際において
も、常に、前述した濡れ間隔を一定の状態で保つことが
できるので、より確実に、外部リード端子の接続対象側
面と接続対象の表面との間に半田材を広げることができ
る。
【0016】また、半田材ブロックを形成する半田材が
共晶点を有しないもの、つまり、固相点と液相点との間
に半溶融状態域を有するものでは、一般的な共晶点半田
合金よりも、半田材ブロックが各外部リード端子毎に分
離し易くななる。すなわち、一般的な共晶点半田合金で
は、濡れ拡がる前に半田合金が共晶点において突然融
け、その表面張力により、球状化現象を起こし、各外部
リード端子毎に完全に溶融分離し難い。これに対して、
半溶融状態域を有する半田合金では、濡れ拡がりつつ溶
融するので、球状化現象を起こしずらく、各外部リード
端子毎に溶融分離し易くなる。特に、Sn−Pb−Bi
の三元素組成のものでは、表面張力が小さく、かつ濡れ
性も良好なので、外部リード端子毎の溶融分離性は高ま
る。また、外部リード端子にメタライズ層を施したもの
も、濡れ性が向上するので、溶融分離性は高まる。
【0017】溶融分離性を高める方法としては、以上の
ように適切な材料を用いるのみならず、各外部リード端
子の相互間に絞り部を設けることによっても可能であ
る。
【0018】このように、半田材ブロックの溶融分離性
を高めることにより、各外部リード端子は対応するパッ
ドのみと接続することができ、電気的なショートトラブ
ルを防ぐことができる。また、溶融分離性を高めること
により、外部リード端子相互間の狭ピッチ化を図ること
ができ、高密度の半導体装置を得ることができる。
【0019】
【実施例】以下、本発明に係る各種実施例及び参考例
ついて図面を用いて説明する。まず、図1から図9に基
づき、本発明に係る半導体装置の第1の参考例について
説明する。本参考例の半導体装置は、図1および図3に
示すように、フラットパッケージ型の樹脂モールド半導
体素子10の各外部リード端子11,11,…に相互間
を連結するように半田材ブロック20,20,…を設け
たものである。
【0020】ほぼ正方形の半導体素子本体10の各辺に
は、線経300μmから500μm程度の複数の外部リー
ド端子11,11,…が約0.3mmピッチで設けられてい
る。この外部リード端子11は、図2に示すように、芯
材12が、例えば、ファーニ材(Fe−42%Ni)から
なり、その表面にメタライズ層13が形成されているも
のである。メタライズ層13は、芯材12側に施されて
いる7μm程度のNiと、その外側に施されている0.
3μm程度のAu、Pd、SnまたはSn合金とから成
る。
【0021】半田材ブロック20は、例えば、Sn−1
8wt%Bi−45wt%Pb半田合金(融点:液相点16
0℃、136℃固相点)で形成されており、半導体素子
本体10の一辺に設けられているすべての外部リード端
子11,11,…を相互に連結するように設けられてい
る。ここで、一の外部リード端子11と半田材ブロック
20との接合関係に注目してみると、図1および図2に
示すように、外部リード端子11の一部分において、そ
の全周を覆うように、半田材ブロック20が設けられて
いる。すなわち、半田材ブロック20は、外部リード端
子11の表面側のみならず、接続対象である導体パッド
41側、つまり裏面側15にも設けられている。
【0022】このように、本参考例の半導体装置には、
半田ブロック20が設けられ、しかも、それは外部リー
ド端子11の一部分において全周を覆うように設けられ
ているので、搬送時や多層回路基板への搭載時に、小さ
な外力が加わっても、外部リード端子が半田材ブロック
20から外れることがなく、また外部リード端子11が
上下左右にほとんど変形することもなく、仮に変形した
としても、半導体素子本体10の一辺に設けられている
複数の外部リード端子11,11,…がほとんど同じよ
うな変形をするので、修正も容易で、基板40実装の際
の外部リード端子11と導体パッド41との接続を容易
に行えるようになると共に、接続信頼性を高めることも
できる。また、外部リード端子20は、ほとんど変形す
ることがないので、外部リード端子として線径の細いも
のを用いることができると共に、外部リード端子相互間
の狭ピッチ化を図ることができる。さらに、搬送時や基
板搭載時に半導体装置の外部リード端子11が損傷する
ことはほとんどないので、半導体装置の歩留まりを高め
ることができる。
【0023】次に、図4から図6を用いて、本参考例
半導体装置を多層配線基板40に搭載する際の作用につ
いて説明する。多層回路基板40は、ガラスエポキシ基
板のCu張り基板からエッチングなどでパターン化して
導体パッド41を形成し、そこにプリフラックスを塗布
したものである。まず、図4(a)、図5(a)および図6
(a)に示すように、外部リード端子11および半田材ブ
ロック20に予めロジン系フラックスを塗布してから、
多層配線基板40の目的の位置に搭載する。
【0024】次に、コンベア式加熱炉、例えば熱風と遠
赤外線加熱部を具備した加熱炉で、加熱ピーク温度19
0±10℃に加熱する。すると、Sn−18wt%Bi−
45wt%Pb半田合金で形成された半田材ブロック20
は、図4(b)、図5(b)および図6(b)に示すように、各
外部リード端子11,11,…表面にぬれ拡がり始め、
そして各外部リード端子11,11,…間の半田合金2
1,21、…が、各外部リード端子11,11,…側に
吸収され始める。この現象がさらに進行すると、外部リ
ード端子11への半田合金21のぬれ拡がりが拡張し、
リード11,11間の半田合金21はより一層外部リー
ド端子11側に吸収されてくびれる。ここで重要なこと
は、外部リード端子11の裏面側15、すなわち、パッ
ドとの接合面側にも、半田材が施されていることであ
る。このため、図5(b)に示すように、外部リード端子
11の裏面15とパッド表面42との間に半田濡れ間隔
が得られ、半田合金21が外部リード端子11の裏面1
5とパッド表面42との間に十分に広がる。外部リード
端子11の裏面15とパッド表面42との間は、この間
に半田合金21がまったくないと、この間において接続
されないが、ここが広すぎても、いわゆる毛細管現象に
より溶融金属が拡がらないので、接続性の点で好ましく
ない。したがって、適正な半田濡れ間隔を維持しつつ、
十分な半田合金量を確保するためには、外部リード端子
11の裏面15側のみならず、表面14側にも半田合金
21を施すことが好ましい。
【0025】最終的には、図4(c)、図5(c)および図6
(c)に示すように、半田材ブロック20は、各外部リー
ド端子11,11,…毎に完全に溶融分離し、各外部リ
ード端子11,11,…は、十分かつ良好な半田フェレ
ット22を形成し、対応する導体パッド41,41,…
のみとの信頼性のある半田接合部が形成されている。
【0026】半田材ブロック20が各外部リード端子1
1,11,…毎に完全に溶融分離する主要因としては、
以下の3点が掲げられる。第1点は、半田材ブロック1
1(Sn−18wt%Bi−45wt%Pb半田合金)の組
成が、共晶点を有しない、すまり、固相点と液相点との
間に半溶融状態域を有していることである。一般的な、
例えば、Sn−37wt%Pbなどの共晶点半田合金で
は、183℃の共晶点を有しているため、濡れ拡がる前
に半田合金が突然融け、その表面張力により、球状化現
象を起こし、各外部リード端子毎に完全に溶融分離する
ことは難しい。これに対して、本参考例の半田材ブロッ
ク20は、136℃(固相点)から160℃(液相点)
の間で半溶融状態域を有するので、濡れ拡がりつつ溶融
し、球状化現象を起こしずらく、各外部リード端子1
1,11,…毎に溶融分離しやすい。
【0027】第2点は、半田合金の表面張力が小さいこ
とである。図7に示すように、Sn−37wt%Pbの共
晶点半田合金は、190℃から210℃において、53
1dyne/cmから530dyne/cmの表面張力を有するのに対
して、本実施例の半田合金(Sn−18wt%Bi−45
wt%Pb)は、190℃において、465dyne/cmの表
面張力しかない。このことは、半溶融状態域を有してい
る点と相乗的に作用して、前述した球状化現象を起こり
にくくしていることを意味している。
【0028】第3点は、図8に示すように、濡れ性が良
好であることである。濡れ性が良いと、溶融した半田合
金は、固まりと成って1ヶ所に停滞することなく、外部
リード端子11全体に拡がり、外部リード端子11と導
体パッド41との接合性が高まる。特に、本参考例
は、外部リード端子11に、半田濡れ性の良いメタライ
ズ層13を施してたので、その効果は特に顕著である。
【0029】したがって、以上の要因により、Sn−1
8wt%Bi−45wt%Pb半田合金から成る半田材ブロ
ック20は、加熱することによって徐々に溶け、溶融金
属本来の特有である表面張力による球状化が進む前に、
各外部リード端子11に濡れ拡がり、各外部リード端子
11,11,…ごとに完全に溶融分離する。このよう
に、半田材ブロック20の溶融分離性が高いこと、およ
び、前述したように外部リード端子11が外力から保護
されることが、相まって、本参考例のように、外部リー
ド端子11,11相互間のピッチ0.3mm、さらにはこれ
以下にすることができ、半導体装置の高密度化を図るこ
とができる。
【0030】半田合金のこのような溶融分離現象に関し
て、一試験を行ったので、図9を用いて説明する。この
試験は、複数の導体パッド間に、Sn−37wt%Pb半
田合金から成る半田ペースト、および本参考例のSn−
18wt%Bi−45wt%Pb半田合金から成る半田ペー
ストを一文字印刷して、溶融分離現象を比較したもので
ある。
【0031】Sn−37wt%Pb半田合金から成る半田
ペーストは、図9(b)に示すように共晶点を有し、か
つ表面張力が大きいため、共晶点において融けた半田ペ
ーストは、非常に大きな球状体28を形成してしまう。
これに対して、Sn−18wt%Bi−45wt%Pb半田
合金から成る半田ペーストは、図9(a)に示すように、
半溶融状態域を有し、表面張力が小さいため、非常に小
さな球状体29しかできない。このように、非常に小さ
な球状体は、外部端子リードを設けることにより、消滅
させることができる。
【0032】また、本参考例のSn−18wt%Bi−4
5wt%Pb半田合金は、図8に示すように、融点(13
6℃から160℃)が低く、作業温度を190℃程度に
抑えることができるので、融点が183℃で作業温度が
220℃の一般的な共晶点半田合金(Sn−37wt%P
b)よりも、多層配線基板や半導体チップへの熱影響を
少なくすることができる。なお、本発明に係る半田材ブ
ロックは、Sn−18wt%Bi−45wt%Pbでなくと
も、基本的には、半溶融状態域を有するSn−Pbの二
元素系であればよく、これに融点を下げる等の目的でB
iを加え三元素系であってもよい。さらに、これら二元
素系、三元素系のものに、Au、Ga、Sbを微量添加
したものを用いてもよい。このような添加物は、合金層
の成長を少なくして半田の脆化防止や、濡れ性の向上等
に効果があると考えられている。
【0033】次に、本発明に係る第1の実施例につい
て、図10および図11を用いて、説明する。本実施例
は、図10に示すように、外部リード端子11aの横断
面形状を丸形にしたもので、その他の構成は、第1の参
考例と同様である。このように、外部リード端子11a
の横断面形状を丸形すると、図11に示すように、外部
リード端子11aの裏面15側とパッド表面42との間
に、外部リード端子11aの長手方向に伸びる、仮想の
毛細管部分23が形成され、溶融金属が非常に濡れ拡が
り易くなり、パッド41との接合性、および各外部リー
ド端子11a,11aの分離性を高めることができる。
なお、同様の効果を得るためには、外部リード端子の横
断面形状が丸形である必要はなく、外部リード端子の裏
面15側において、外部リード端子の長手方向に沿っ
て、切欠き部(ここでは、横断面形状が四角形のものの
角を本実施例のように丸くすることも切り欠いているも
のとする。)や凹部を有すればよい。このような形状に
より、切欠き部や凹部が、仮想の毛細管部分となり、溶
融金属が濡れ拡がりやすくなる。
【0034】次に、本発明に係る第2の参考例につい
て、図12から図14を用いて説明する。本参考例は、
図12および図14に示すように、第1の参考例と同様
に、半田材ブロック20を設けると共に、各外部リード
端子11,11,…の先端側に、これらを連結する絶縁
材ブロック30を設けたものである。絶縁材ブロック3
0は、耐熱性および絶縁性を有する、例えば、ポリイミ
ド樹脂等で形成されている。
【0035】このように、2重のブロック20,30を
設けることにより、半導体装置の搬送時や多層回路基板
への搭載時における外力に対して、より外部リード端子
11の変形を小さくすることができる。また、半田材ブ
ロック20が溶けてしまうと、外部リード端子11をフ
ラットパッケージ型に対応するよう加工したときの加工
歪が出てきて、外部リード端子11が反ったり異方向に
変形してしまうことが予想される。そこで、絶縁材ブロ
ック30により、半田材ブロック20が融けている際
も、各外部リード端子11を固定することで、このよう
な変形を抑えることができる。なお、このような半田溶
融時における加工歪みの発生は、外部リード端子が狭ピ
ッチ化指向のために剛性の大きいリン青銅等で形成され
た場合に比較的顕著に見られる現象なので、このような
場合に、特に、絶縁材ブロック30を施すことが好まし
い。
【0036】また、絶縁材ブロック30が設けられてい
ることにより、図13に示すように、半田材ブロック2
0の溶融中においも、外部リード端子11の裏面15側
とパッド表面42との間に、常に最適な濡れ間隙を得る
ことができるので、より確実に溶融金属が濡れ拡がり、
接続信頼性を高めることができる。
【0037】次に、本発明に係る第2の実施例につい
て、図15を用いて説明する。本実施例は、基本的には
第2の参考例と同様のものであるが、半田材ブロック2
0aの各外部リード端子11,11相互間に絞り部25
を設けたものである。このように、各外部リード端子1
1,11相互間に絞り部25を設けることにより、半田
材ブロック20aを各外部リード端子11,11毎に、
より確実に分離させることができる。
【0038】なお、本実施例では、絶縁材ブロック30
を併用しているため、外部リード端子11の変形防止に
対する半田材ブロック20aの剛性を考慮する必要はな
いが、絶縁材ブロック30を施さない場合には、半田材
ブロック20aの剛性を考慮して、絞り部25の大きさ
を決定する必要がある。
【0039】次に、以上の実施例及び参考例の半導体装
置の製造装置、および製造方法について、図16から図
20を用いて説明する。半導体製造装置は、図16から
図18に示すように、外部リード端子11の先端側に絶
縁材ブロック30を形成するための絶縁材ブロック形成
機構50、リードフレームの主ダイバー17を切断する
主ダイバー切断刃52、半導体装置の電気特性を検査す
るため電気特性検査機構53、主ダイバー切断時および
電気特性検査時に半導体装置が載置されるテーブル5
6、この際に外部リード端子11をこのテーブル56に
押し付けて固定する固定端57,57、外部リード端子
11に半田材ブロックを形成するための半田材ブロック
形成機構58と、外部リード端子11を曲げ加工する曲
げ加工機構(図示されていない)とを有して構成されて
いる。絶縁材ブロック形成機構50は、金型51,51
の他に、ここに樹脂を押し込むための装置(図示されて
いない。)等を有している。また、半田材ブロック形成
機構58は、外部リード端子の表面側および裏面側から
半田合金26を供給する金型59,59と、これを加熱
・加圧する機構等を有している。電気特性検査機構53
は、各外部リード端子11,11,…に接触する接触針
54と、これが外部リード端子11に触れる際に外部リ
ード端子11にあまり荷重がかからないように、上下方
向に柔軟に接触針を支持する接触針支持部55と、電気
特性が適正なものであるか否かを判定する判定部(図示
されていない。)とを有してる。
【0040】半導体装置の製造方法について、図20に
示すフローチャートに従って説明する。まず、図16に
示すように、絶縁材形成ブロック形成機構50の金型5
1に、外部リード端子11に何ら処理を施していない半
導体装置(但し、メタライズ層の形成等は既に行われて
いる。)をセットする。そして、金型51の空洞部にポ
リイミド樹脂等を押し込んで加圧し、絶縁材ブロック3
0を形成する(ステップ1)。
【0041】次に、図17に示すように、絶縁材ブロッ
ク30が取付けられた半導体装置をテーブル56上に置
き、外部リード端子11を固定端57,57で固定す
る。そして、主ダイバー切断刃52を用いてリードフレ
ームの主タイバー17を切断する(ステップ2)。この
ように、絶縁材ブロック形成時には、外部リード端子1
1と主ダイバー17とは接続されているので、その際お
よび以前に外部リード端子11が変形することはほとん
どない。また、主ダイバー切断時および後述する半田材
ブロック形成時には、絶縁材ブロック30が既に形成さ
れているので、この際においても、外部リード端子11
が変形することはない。
【0042】主ダイバー17を切断すると、外部リード
端子11を固定端57,57で固定したまま、電気特性
検査機構53の接触針54を各外部リード端子11,1
1,…に接触させて、電気特性を検査する(ステップ
3)。次に、各外部リード端子11,11,…をフラッ
トパッケージ型用に曲げ加工した後(ステップ4)、半
田材ブロック20を形成する(ステップ5)。半田材ブ
ロック形成時には、図18に示すように、各外部リード
端子の表面14側および裏面25側に、横断面形状が丸
形の半田合金26を配し、両側より金型59,59で加
圧・加熱して形成する。この際、加熱の温度としては1
00℃前後が、加圧加重としては100kg前後が、最も
望ましい。ここで、各外部リード端子11,11,…の
表面14側および裏面15側に配する半田合金の形状
は、半田合金が外部リード端子の全周を覆うように変形
させるために、板状のものよりも柱状、すなわち横断面
形状が丸形の方が好ましい。また、第2の実施例で説明
した絞り部25を有する半田材ブロック20aを形成す
るには、このような形状に対応する金型を用いることに
より容易に形成することができる。
【0043】以上のステップ1からステップ5までの工
程により、各外部リード端子11,11,…を変形させ
ることなく、第3の実施例および第4の実施例で説明し
た半田材ブロック20および絶縁材ブロック30を有す
る半導体装置を製造することができる。第1の参考例
よび第1の実施例で説明した半田材ブロック20のみの
半導体装置は、半田材ブロック20を形成した後(ステ
ップ5)、絶縁材ブロック30部分を切断することで製
造することができる。
【0044】
【発明の効果】本発明によれば、半田材ブロックが設け
られているので、外部リード端子の変形を防止、および
基板等との接続作業の工数低減を図ることができると共
に、半田材ブロックは外部リード端子の少なくとも接合
対象側に有するので、各外部リード端子とパッドとの接
続信頼性を高めることができる。
【0045】また、半田材ブロックが共晶点を有してい
ない半田材で形成され、且つ絞り部が形成されているも
のでは、半田材ブロックが各外部リード端子ごとに分離
しやすくなるので、各外部リード端子は対応するパッド
のみと接続され、各外部リード端子と対応するパッドと
の接続信頼性を高めることができる。また、外部リード
端子の長手方向に沿って、切欠き部又は凹部が形成され
ているものでは、切欠き部や凹部が、仮想の毛細管部分
となり、溶融金属が濡れ拡がり易くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る第1の参考例の半導体装置の要部
斜視図である。
【図2】本発明に係る第1の参考例の半導体装置の要部
断面図である。
【図3】本発明に係る第1の参考例の半導体装置の全体
斜視図である。
【図4】本発明に係る第1の参考例の半導体装置を基板
に搭載する際の過程を説明するための説明図である。
【図5】本発明に係る第1の参考例の半導体装置を基板
に搭載する際の過程を説明するための説明図である。
【図6】本発明に係る第1の参考例の半導体装置を基板
に搭載する際の過程を説明するための説明図である。
【図7】半田材の組成と表面張力との関係を示す説明図
である。
【図8】半田材の組成と半田材特性との関係を示す説明
図である。
【図9】半田合金の溶融分離現象を示すための説明図で
ある。
【図10】本発明に係る第1の実施例の半導体装置の要
部側面図である。
【図11】本発明に係る第1の実施例の半導体装置の要
部斜視図である。
【図12】本発明に係る第2の参考例の半導体装置の要
部断面図である。
【図13】本発明に係る第2の参考例の半導体装置を基
板に搭載した際の要部断面図である。
【図14】本発明に係る第2の参考例の半導体装置の全
体斜視図である。
【図15】本発明に係る第2の実施例の半導体装置の要
部斜視図である。
【図16】本発明に係る一実施例の製造過程における半
導体装置およびその製造装置の要部断面図である。
【図17】本発明に係る一実施例の製造過程における半
導体装置およびその製造装置の要部断面図である。
【図18】本発明に係る一実施例の製造過程における半
導体装置およびその製造装置の要部断面図である。
【図19】本発明に係る一実施例の半導体装置の要部断
面図である。
【図20】本発明に係る一実施例の半導体装置の製造順
序を示すフローチャートである。
【符号の説明】
11,11a…外部リード端子、13…メタライズ層、
14…表面、15…裏面、17…主ダイバー、20,2
0a…半田材ブロック、25…絞り部、30…絶縁材ブ
ロック、40…多層配線基板、41…導体パッド、50
…絶縁材ブロック形成機構、51…金型、52…主ダイ
バー切断刃、53…電気特性検査機構、54…接触針、
56…テーブル、57…固定端、58…半田材ブロック
形成機構、59…金型。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大井 輝男 茨城県勝田市大字稲田1410番地 株式会 社 日立製作所 東海工場内 (72)発明者 八矢 登志広 茨城県勝田市大字稲田1410番地 株式会 社 日立製作所 東海工場内 (72)発明者 大塚 憲一 東京都小平市上水本町5丁目20番1号 株式会社 日立製作所 武蔵工場内 (56)参考文献 特開 平3−129865(JP,A) 特開 平2−205064(JP,A) 特開 平3−49295(JP,A) 特開 昭63−122256(JP,A) 特開 昭47−20664(JP,A) 実開 平1−52249(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H01L 23/50

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の外部リード端子を有する半導体装置
    において、共晶点を有しない 半田材で形成され、複数の前記外部リ
    ード端子の接続対象側に少なくとも設けられ、かつ該外
    部リード端子相互を連結する半田材ブロックを有し、 複数の前記外部リード端子は、前記接続対象側に、該外
    部リード端子の長手方向に沿う凹部または切欠き部が形
    成されていることを 特徴とする半導体装置。
  2. 【請求項2】複数の外部リード端子を有する半導体装置
    において、 絶縁材で形成され、複数の前記外部リード端子の接続対
    象側に少なくとも設けられ、かつ該外部リード端子相互
    を連結する絶縁材ブロックが、該外部リード端子の先端
    側に有していると共に、共晶点を有しない 半田材で形成され、複数の前記外部リ
    ード端子の接続対象側に少なくとも設けられ、かつ該外
    部リード端子相互を連結する半田材ブロックが、該外部
    リード端子の基端側に有し、 複数の前記外部リード端子は、前記接続対象側に、該外
    部リード端子の長手方向に沿う凹部または切欠き部が形
    成されていることを 特徴とする半導体装置。
  3. 【請求項3】複数の外部リード端子を有する半導体装置
    において、 共晶点を有しない半田材で形成され、複数の前記外部リ
    ード端子の接続対象側に少なくとも設けられ、かつ該外
    部リード端子相互を連結する半田材ブロックを有し、 前記半田材ブロックは、複数の前記外部リード端子相互
    間に絞り部が形成されている ことを特徴とする半導体装
    置。
  4. 【請求項4】複数の外部リード端子を有する半導体装置
    において、絶縁材で形成され、複数の前記外部リード端子の接続対
    象側に少なくとも設けられ、かつ該外部リード端子相互
    を連結する絶縁材ブロックが、該外部リード端子の先端
    側に有していると共に、 共晶点を有しない半田材で形成され、複数の前記外部リ
    ード端子の接続対象側に少なくとも設けられ、かつ該
    部リード端子相互を連結する半田材ブロックが、該外部
    リード端子の基端側に有し、 前記半田材ブロックは、複数の前記外部リード端子相互
    間に絞り部が形成されている ことを特徴とする半導体装
    置。
  5. 【請求項5】複数の外部リード端子を有し、半田材で形
    成された半田材ブロックで該外部リード端子相互が連結
    されている半導体装置の製造方法において、 複数の前記外部リード端子に主ダイバーが接続されてい
    る状態で、該外部リード端子の先端部相互を絶縁材で連
    結し、 その後、前記主ダイバーを切断してから、複数の前記外
    部リード端子に対して電気的特性を検査し、 前記半田材ブロックを前記外部リード端子の基端側に形
    成することを特徴とする半導体装置の製造方法。
  6. 【請求項6】前記半田材ブロックを形成した後、複数の
    前記外部リード端子の前記絶縁材が設けられている部分
    を切断することを特徴とする請求項5記載の半導体装置
    の製造方法。
  7. 【請求項7】前記半田材ブロックを、複数の前記外部リ
    ード端子の接続対象側およびこれに対向する側に形成す
    ることを特徴とする請求項5または6記載の半導体装置
    の製造方法。
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