JP2908288B2 - 電流帰還バイアス増幅回路 - Google Patents

電流帰還バイアス増幅回路

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JP2908288B2 JP19032795A JP19032795A JP2908288B2 JP 2908288 B2 JP2908288 B2 JP 2908288B2 JP 19032795 A JP19032795 A JP 19032795A JP 19032795 A JP19032795 A JP 19032795A JP 2908288 B2 JP2908288 B2 JP 2908288B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電流帰還バイアス回
路に関し、特に過大入力信号により経時経年的に発生す
るトランジスタの特性劣化を防止する電流帰還バイアス
増幅回路に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、トランジスタ増幅回路の動作は
バイアス動作点により、A級、B級、C級に分類され
る。トランジスタ増幅回路に入力される入力信号が小信
号の場合は、バイアス動作点を中心に歪みなく増幅され
る(A級動作)が、入力信号が大信号になるとトランジ
スタのベース・エミッタ間の整流動作により逆バイアス
電圧印加となり、バイアス動作点がマイナス側に遷移す
るためB級、C級動作となる。
【0003】このB級、C級動作になると入力信号に波
形歪みが発生するばかりでなく、逆バイアス電圧が常時
トランジスタに印加されるため、トランジスタの電流増
幅率の低下とそれに伴うトランジスタ増幅回路の出力電
圧が経時経年的に発生することになる。
【0004】図6は従来の電流帰還バイアス増幅回路を
示す回路図である。
【0005】従来の電流帰還バイアス増幅回路は、入力
端子1に接続され入力信号のACカップリングを行なう
コンデンサ12と、入力信号を増幅するトランジスタ2
と、増幅された信号をACカップリングして出力端子3
に出力するコンデンサ13と、電源電圧(VCC)14
と、電源電圧(VCC)14を分圧するバイアス抵抗4お
よびベースブリーダ抵抗5と、電流帰還用のエミッタ抵
抗6およびバイパスコンデンサ7と、コレクタ抵抗8と
から構成されている。
【0006】上述の回路に関し、例えば、「基礎電子工
学 電子回路編I 松下電器工学院編 60〜73項、
136〜139項」には、トランジスタの増幅作用、電
流帰還バイアス回路に関する技術が記載されている。
【0007】図7は図6に示す増幅回路の動作を示す図
であり、図7(a)はA級動作を、図7(b)はB級、
C級動作を示す。
【0008】次に、図6および図7を参照して動作を説
明する。
【0009】入力端子1に通常の入力信号が入力された
場合、トランジスタ2のベース・エミッタ電圧VBEは正
常電圧を維持し図7(a)に示すA級動作をする。
【0010】過大入力信号が入力された場合、トランジ
スタ2のベース・エミッタを構成するダイオードによ
り、過大入力信号の整流電流がエミッタ抵抗6に流れる
ことにより発生する電圧降下(エミッタ電圧(V E ))
がベース電圧(V B )15に対して逆電圧として作用
し、ベース電圧(V B )15とエミッタ電圧(V E )及
びベース・エミッタ電圧(V BE )との間にはV BE =V B
−V E の関係があるため、ベース・エミッタ電圧
(V BE )の電圧が低下することによりバイアス動作点が
マイナス側に遷移し、図7(b)に示すB級、C級動作
に変化する。
【0011】このため、トランジスタ2の出力波形に波
形歪みが発生するだけでなく、トランジスタ2のベース
・エミッタ間には逆バイアス電圧が印加され続けること
になる。ここで、図7(a),7(b)のIC はトラン
ジスタ2のコレクタ電流を示す。
【0012】このような逆バイアス電圧印加を避ける一
例として、特開昭64−30464号公報記載の「トラ
ンジスタインバータ装置」が知られている。
【0013】この公報では、トランジスタのコレクタ・
エミッタ間の飽和電圧の変化を検知する電圧検知回路
と、トランジスタのターンオフおよびオフ状態のときに
トランジスタのベース・エミッタ間を逆バイアスする逆
バイアス電源と、電圧検知回路の信号により逆バイアス
電源の電圧値を変化させる逆バイアス用電源変換回路と
を備え、温度等によるコレクタ電流の増加によるトラン
ジスタのコレクタ・エミッタ間の飽和電圧を検出し、こ
れを一定に抑える技術が記載されている。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の電流帰
還バイアス増幅回路は、入力端子に過大入力信号が印加
され続けると、トランジスタのベース・エミッタを構成
するダイオードにより過大入力信号の整流電流がエミッ
タ抵抗に流れることにより発生する電圧降下がベース電
圧に対して逆電圧として作用するため、ベース電圧が逆
バイアスされ、さらにトランジスタのベース・エミッタ
間の降伏電圧以上の逆電圧が印加され続けると、経時経
年的にトランジスタの直流電流増幅率が低下し、出力信
号が低下するという欠点を有している。
【0015】また、過大入力信号によりトランジスタの
バイアス動作点が変化し、入力信号波形に波形歪みが生
じるという欠点を有している。
【0016】本発明の目的は、過大入力信号に対してト
ランジスタ増幅回路の波形歪みを抑制しかつ経時経年的
な出力電圧の低下を抑制する電流帰還バイアス増幅回路
を提供することにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明の電流帰還バイア
ス増幅回路は、電流帰還型トランジスタ増幅回路におい
て、前記トランジスタのベース電圧と基準電圧との電圧
差に応じて制御信号を出力する制御回路と、前記制御信
号により抵抗値を可変する可変抵抗回路とを備え、前記
可変抵抗回路の抵抗と前記トランジスタのベースブリー
ダ抵抗との電圧分圧比により前記ベース電圧を一定に保
つことを特徴としている。
【0018】前記可変抵抗回路が、複数のフォトカプラ
と各々が直列接続された複数の抵抗とを有し、これら複
数のフォトカプラおよび抵抗が並列接続されたことを特
徴としている。
【0019】前記制御回路が、前記ベース電圧と前記基
準電圧との電圧差を増幅する差動増幅器と、前記差動増
幅器の出力電圧をディジタル信号に変換するA/D変換
器とを備えたことを特徴としている。
【0020】また、前記可変抵抗回路が、前記差動増幅
器の出力電圧により抵抗値を変える可変抵抗素子から構
成されたことを特徴としている。
【0021】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0022】図1は本発明の電流帰還バイアス増幅回路
の一つの実施の形態を示す回路図である。
【0023】図1に示す本実施の形態は、入力端子1に
接続され入力信号のACカップリングを行なうコンデン
サ12と、入力信号を増幅するトランジスタ2と、増幅
された信号をACカップリングして出力端子3に出力す
るコンデンサ13と、電源電圧(VCC)14と、電源電
圧(VCC)14を分圧する可変抵抗回路10およびベー
スブリーダ抵抗5と、電流帰還用のエミッタ抵抗6およ
びバイパスコンデンサ7と、コレクタ抵抗8と、トラン
ジスタ2のベース電圧(VB )15および基準電圧(V
A )11を比較しその電圧差から可変抵抗回路10の抵
抗値を可変する制御回路9とから構成されている。
【0024】なお、図1において図6に示す構成要素に
対応するものは同一の参照数字または符号を付し、その
説明を省略する。
【0025】図2は可変抵抗回路の一例を示す詳細ブロ
ック図である。
【0026】可変抵抗回路10は、フォトカプラ17−
1〜17−nと、抵抗18−1〜18−nとから構成さ
れている。抵抗18−1,18−2,…,18−nの一
端は並列に電源電圧(VCC)14と接続され、他の一端
はそれぞれがフォトカプラ17−1,17−2,…,1
7−nと直列に接続されている。
【0027】フォトカプラ17−1,17−2,…,1
7−nのそれぞれの入力には、制御回路9からのn本の
ビット制御信号16−1,16−2,…,16−nが入
力される。
【0028】フォトカプラ17−1,17−2,…,1
7−nの他の端子は、トランジスタ2のベース電圧(V
B )15に並列に接続される。
【0029】図3は制御回路の一例を示す詳細ブロック
図である。
【0030】制御回路9は、基準電圧(VA )11とベ
ース電圧(VB )15との電圧差を増幅する差動増幅器
19と、差動増幅器19の出力電圧をA/D変換しフォ
トカプラ17−1〜17−nのオンオフ制御を行なうビ
ット制御信号16−1〜16−nを出力するA/D変換
器20とから構成されている。
【0031】図4は図1の実施の形態の動作を説明する
図である。図4(a)は入力信号レベルを示す図であ
り、図4(b)はトランジスタのベース電圧VB を示す
図であり、図4(c)はトランジスタのベース・エミッ
タ間電圧VBEを示す図である。
【0032】図5は動作点の差異による本実施の形態の
動作を説明する図である。
【0033】図5(a)は図4(a)の入力信号レベル
がA点の場合のA級動作を示し、図5(b)は図4
(a)の入力信号レベルがB点の場合のB級動作を示
し、図5(c)は図4(a)の入力信号レベルがC点の
場合のA級動作を示す。
【0034】次に、図1、図2、図3、図4および図5
を参照して本実施の形態の動作をより詳細に説明する。
【0035】外部回路から高周波信号を入力端子1に入
力する。入力した高周波信号はコンデンサ12を通り、
トランジスタ2で増幅される。
【0036】トランジスタ2で増幅された高周波信号は
コンデンサ13を通り出力端子3から外部回路に出力す
る。
【0037】可変抵抗回路10は、電源電圧(VCC)1
4とトランジスタ2のベースとの間に接続され、制御回
路9からのビット制御信号16により抵抗値を可変する
機能を有している。ベースブリーダ抵抗5はトランジス
タ2のベースとグランド間に接続されている。可変抵抗
回路10およびベースブリーダ抵抗5は、電源電圧(V
CC)14を分圧した電圧をベース電圧(VB )15とし
てトランジスタ2のベースに与える。エミッタ抵抗6
は、トランジスタ2のエミッタとグランド間に接続さ
れ、トランジスタ2の増幅利得の低下を防止している。
【0038】トランジスタ2のベース電圧(VB )15
とエミッタ電圧(VE )およびベース・エミッタ電圧V
BEとの間には、VBE=VB −VE の関係がある。
【0039】コレクタ抵抗8は電源電圧(VCC)14と
トランジスタ2のコレクタとに接続され、コレクタ電流
(IC )を制限するために挿入される。
【0040】制御回路9の一方の入力はトランジスタ2
のベース電圧(VB )15に接続され、他方は基準電圧
(VA )11と接続されており、ベース電圧(VB )1
5の変動を基準電圧(VA )11との比較により検出
し、検出した電圧に対応して可変抵抗回路10の抵抗値
を可変するビット制御信号16を出力する。
【0041】図4(a)のA点のように、入力端子1に
通常の入力信号が入力されている場合、ベース電圧(V
B )15は図4(b)のD点のように正常電圧が維持さ
れているため、トランジスタ2のベース・エミッタ電圧
BEは正常電圧を維持し、図5(a)のようなA級動作
をする。
【0042】これに対し、例えば、図4(a)のB点の
ようにトランジスタ2に過大入力信号が印加され、過大
入力信号がトランジスタ2のベース・エミッタ間で構成
されたダイオードにより整流されることにより発生する
逆バイアス電圧により、図4(b)のE点のようにベー
ス電圧(VB )15が低下し図5(b)のB級動作にな
った場合、制御回路9は基準電圧(VA )11と低下し
たベース電圧(VB )15との電圧差を検出し、ベース
電圧(VB )15を上昇させるよう、表1に従って可変
抵抗回路10のフォトカプラ17−1〜17−nをオン
オフさせて抵抗値を小さくする。
【0043】表1で″1″はフォトカプラのオンを、″
0″はオフを示す。抵抗値を小さくするためにはオンの
数を増加させ、抵抗値を大きくするためにはオフの数を
増加させ、合成抵抗値を制御する。
【0044】
【表1】
【0045】つまり、ベース電圧(VB )15と基準電
圧(VA )11との電圧差V1 〜Vn の値に応じてフォ
トカプラ17−1〜17−nのオンオフ制御を行ない、
可変抵抗回路10とベースブリーダ抵抗5との分圧比を
変化させ、ベース電圧(VB)15を基準電圧(VA
11に等しい電圧にもどす。
【0046】この動作により、図4(c)のG点のよう
にトランジスタ2のベース・エミッタ電圧VBEは正常電
圧を維持し、図5(c)のようなA級動作が維持され
る。
【0047】一方、図4(a)のC点に示すようにトラ
ンジスタ2の動作が過大入力状態から正常状態に復帰す
ると、過大入力時における可変抵抗回路10の抵抗値
は、図4(b)のF点のようにベース電圧(VB )15
が基準電圧(VA )11より高いため、制御回路9はベ
ース電圧(VB )15を下げるように、表1に従って可
変抵抗回路10のフォトカプラ17−1〜17−nをオ
ンオフさせて抵抗値を大きくする。これにより、可変抵
抗回路10とベースブリーダ抵抗5との分圧比を変化さ
せ、ベース電圧(VB )15を基準電圧(VA )11に
等しい電圧にもどす。
【0048】このため、図4(c)のH点のようにトラ
ンジスタ2のベース・エミッタ電圧VBEは正常電圧を維
持し、図5(c)のようなA級動作が維持される。
【0049】制御回路9は基準電圧(VA )11とトラ
ンジスタ2のベース電圧(VB )15とを比較し、可変
抵抗回路10の抵抗値を可変しフィードバックループを
構成することにより、最終的にベース電圧(VB )15
と基準電圧(VA )11とが等しくなるように可変抵抗
回路10を制御する。過大入力信号が印加されてもベー
ス電圧(VB )15の低下分を可変抵抗回路10の抵抗
値を小さくすることにより補うことができる。このた
め、ベース電圧(VB )15が正常にもどり、ベース電
流も正常電流となりエミッタ電圧およびエミッタ電流も
正常となるため、トランジスタ2のベースエミッタ間の
逆バイアス状態が回避でき、トランジスタ2の直流電流
増幅率の低下を防止できる。
【0050】図3を参照して制御回路9の動作を詳細に
説明すると、ベース電圧(VB )15と基準電圧(V
A )11との電圧差が差動増幅器19で増幅され、A/
D変換器20に出力される。
【0051】A/D変換器20は基準電圧(VA )11
と外部からのタイミングパルス21により差動増幅器1
9の出力電圧をA/D変換し、電圧差に応じたディジタ
ルデータを出力する。A/D変換器20は基準電圧内蔵
のものがあり、その場合には基準電圧(VA )11との
接続は不用となる。
【0052】このディジタルデータは各々が″1″レベ
ルまたは″0″レベルの信号であり、フォトカプラ17
−1〜17−nのオンオフを制御するビット制御信号1
6−1〜16−nとして、可変抵抗回路10に出力され
る。
【0053】なお、可変抵抗回路10は本実施の形態に
示した構成要素に代えて、差動増幅器19の出力電圧に
より直接アナログ的に制御される電圧可変抵抗素子によ
り構成してもよい。
【0054】電圧可変抵抗素子としては、例えば、電界
効果トランジスタ(FET)のソース、ドレイン間のチ
ャンネル抵抗をゲートに印加した電圧により可変するF
ET可変抵抗回路が挙げられる。
【0055】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の電流帰還
バイアス増幅回路は常時トランジスタのベース電圧を監
視し、ベース電圧が一定となるように可変抵抗回路の抵
抗値を制御することによりベース電圧を常に正規の電圧
に保持できるため、過大入力信号による経時経年的なト
ランジスタの出力低下を防止しかつ入力信号の波形歪み
を抑制できるという効果を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電流帰還バイアス増幅回路の一つの実
施の形態を示す回路図である。
【図2】可変抵抗回路の一例を示す詳細ブロック図であ
る。
【図3】制御回路の一例を示す詳細ブロック図である。
【図4】図1の実施の形態の動作を説明する図である。
【図5】動作点の差異による本実施の形態の動作を説明
する図である。
【図6】従来の電流帰還バイアス増幅回路を示す回路図
である。
【図7】図6に示す増幅回路の動作を示す図である。
【符号の説明】
1 入力端子 2 トランジスタ 3 出力端子 4 バイアス抵抗 5 ベースブリーダ抵抗 6 エミッタ抵抗 7 バイパスコンデンサ 8 コレクタ抵抗 9 制御回路 10 可変抵抗回路 11 基準電圧(VA ) 12 コンデンサ 13 コンデンサ 14 電源電圧(VCC) 15 ベース電圧(VB ) 16,16−1,16−2,16−n ビット制御信
号 17−1,17−2,17−n フォトカプラ 18−1,18−2,18−n 抵抗 19 差動増幅器 20 A/D変換器 21 タイミングパルス
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−83041(JP,A) 特開 平6−252659(JP,A) 特開 平6−45854(JP,A) 特開 昭58−178612(JP,A) 実開 平7−33022(JP,U) 松下電器工学院編「基礎電子工学 電 子回路編▲I▼」(昭55−6−1)p. 136〜139 (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H03G 3/10 H03F 1/32

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電流帰還型トランジスタ増幅回路におい
    て、前記トランジスタのベース電圧と基準電圧との電圧
    差に応じて制御信号を出力する制御回路と、前記制御信
    号により抵抗値を可変する可変抵抗回路とを備え、前記
    可変抵抗回路の抵抗と前記トランジスタのベースブリー
    ダ抵抗との電圧分圧比により前記ベース電圧を一定に保
    つことを特徴とする電流帰還バイアス増幅回路。
  2. 【請求項2】 前記可変抵抗回路が、複数のフォトカプ
    ラと各々が直列接続された複数の抵抗とを有し、これら
    複数のフォトカプラおよび抵抗が並列接続されたことを
    特徴とする請求項1記載の電流帰還バイアス増幅回路。
  3. 【請求項3】 前記制御回路が、前記ベース電圧と前記
    基準電圧との電圧差を増幅する差動増幅器と、前記差動
    増幅器の出力電圧をディジタル信号に変換するA/D変
    換器とを備えたことを特徴とする請求項1記載の電流帰
    還バイアス増幅回路。
  4. 【請求項4】 前記可変抵抗回路が、前記差動増幅器の
    出力電圧により抵抗値を変える可変抵抗素子から構成さ
    れたことを特徴とする請求項1記載の電流帰還バイアス
    増幅回路。
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CN106527298A (zh) * 2016-12-29 2017-03-22 南宁职业技术学院 线性降压数控电源
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