JP2907645B2 - 変速伝動構造 - Google Patents

変速伝動構造

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JP2907645B2 JP4199319A JP19931992A JP2907645B2 JP 2907645 B2 JP2907645 B2 JP 2907645B2 JP 4199319 A JP4199319 A JP 4199319A JP 19931992 A JP19931992 A JP 19931992A JP 2907645 B2 JP2907645 B2 JP 2907645B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、走行用や作業用等の各
種の伝動系において、シフトギヤをスライド操作して変
速を行う変速伝動構造で、詳しくは、伝動軸にスプライ
ン構造を介してスライド操作自在にかつ一体回転自在に
外嵌させたシフトギヤを、伝動軸軸芯方向の中間の伝動
位置で一つの変速ギヤに咬合させるとともに、前記中間
の伝動位置の軸芯方向両側の伝動位置の夫々にシフトギ
ヤをスライド操作することにより、その両側の伝動位置
の各位置で前記シフトギヤを前記とは異なる各変速ギヤ
に咬合させて、変速するように構成してある構造に関す
る。
【0002】
【従来の技術】前述のようにシフトギヤをスライド操作
して変速を行う変速伝動構造の一例が、実開平4−50
580号公報に開示されている。この構造では前記公報
の第2図に示すように、外周面にスプライン部を備えた
伝動軸(前記公報の第2図中の11)に、シフトギヤ
(前記公報の第2図中の14)をスライド操作自在、且
つ、一体回転自在に外嵌して、このシフトギヤをスライ
ド操作し、別位置にある所望の変速ギヤ(前記公報の第
2図中の12,17,18)に咬合させることにより、
伝動軸(前記公報の第2図中の11)に伝達されてくる
走行用の動力をシフトギヤにより3段に変速して、この
シフトギヤから下手側の伝動軸(前記公報の第2図中の
15)に伝達している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前述の構造は、コンス
タントメッシュ型式やシンクロメッシュ型式等のような
型式ではなく、シフトギヤのギヤ歯を変速ギヤのギヤ歯
に直接咬合させる型式となっている。従って、シフトギ
ヤと伝動軸のスプライン嵌合部分でのガタや、シフトギ
ヤと変速ギヤとの咬合部分でのガタ等により、伝動軸の
軸芯方向に沿うスラスト力がシフトギヤに対して発生し
易い。これにより、シフトギヤの伝動トルクが特に大き
くなった場合に、前述のスラスト力も大きくなってシフ
トギヤが伝動軸に沿って自然に移動し、変速ギヤから抜
けてしまうような事態を招くおそれがある。
【0004】そこで、例えば図8に示すようにシフトギ
ヤ5を伝動軸1に沿って変速範囲Dでスライド操作し
て、シフトギヤ5を変速ギヤ6,7,8に咬合させる場
合において、伝動軸1のスプライン部に複数本の環状の
溝10を設ける。そして、図8に示すシフトギヤ5の位
置において、シフトギヤ5の内面で溝10が覆われて溝
10が外方に露出しないように、この溝10の位置を設
定することが考えられている。これにより、溝10の角
部がシフトギヤ5の内面のスプライン部に当て付けられ
抵抗が与えられて、図8に示す位置からのシフトギヤ5
の自然な移動を防止するのである。しかし、この図8の
構造においても大きなスラスト力がシフトギヤ5に発生
すると、シフトギヤ5が移動して変速ギヤ8から抜けて
しまうおそれがあった。本発明は、各部のガタ等による
スラスト力で、シフトギヤが変速ギヤから抜けてしまう
ような事態を防止することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る本第1発
明の特徴は、伝動軸にスプライン構造を介してスライド
操作自在にかつ一体回転自在に外嵌させたシフトギヤ
を、伝動軸軸芯方向の中間の伝動位置で一つの変速ギヤ
に咬合させるとともに、前記中間の伝動位置の軸芯方向
両側の伝動位置の夫々にシフトギヤをスライド操作する
ことにより、その両側の伝動位置の各位置で前記シフト
ギヤを前記とは異なる各変速ギヤに咬合させて、変速す
るように構成してある変速伝動構造であって、前記中間
の伝動位置にシフト位置するシフトギヤを伝動軸に連動
させる伝動軸側の中間のスプライン部と、前記中間の伝
動位置の軸芯方向両側の伝動位置における伝動軸側のス
プライン部とを分離させる溝部を伝動軸に形成してある
点にある。
【0006】請求項2に係る本第2発明の特徴は、上記
本第1発明の特徴において、中間のスプライン部と軸芯
方向両側のスプライン部とを分離させる両溝部を、中間
の伝動位置にシフト位置するシフトギヤ内面の内方側に
入り込ませてある点にある。
【0007】
【作用】上記本第1発明によると、図1に示すように、
伝動軸1におけるスプライン部2,3,4のうち、中間
のスプライン部4が、両側のスプライン部2,3に対し
て溝部9により分離された状態となっているから、シフ
トギヤ5が中間の伝動位置A3にシフト位置する状態に
おいてシフトギヤ5から変速ギヤ8、又は変速ギヤ8か
らシフトギヤ5に動力が伝達された場合に、伝動軸1の
スプライン部4とシフトギヤ5の内面のスプライン部5
aとの間のガタにより、例えば、図2に示すように伝動
軸1の軸芯方向に対してシフトギヤ5の軸芯方向が少し
斜めに傾いてシフトギヤ5がスラスト力により図2の紙
面左方(他方のスプライン部3側)に移動し始めても、
図2及び図3に示すように、シフトギヤ5の内面のスプ
ライン部5aの角部5bと溝部形成に伴い形成された他
方のスプライン部3の角部3aとの位相が前記シフトギ
ヤの伝動軸に対する傾きと伝動トルクによる伝動軸の捩
じれ作用とによりずれることで、両角部5b,3aが伝
動軸軸芯方向で接当し、この両角部5b,3aの接当作
用により、シフトギヤ5が伝動軸1に沿って中間の伝動
位置A3から他方のスプライン部3側に自然に大きく移
動するようなことがなくなり、その結果、シフトギヤ5
と変速ギヤ8との咬合が保持される。そして、同様にし
て、中間の伝動位置A3にシフト位置するシフトギヤ5
がスラスト力により一方のスプライン部2側に移動し始
めた場合も、シフトギヤ5の内面のスプライン部5aの
角部5bが、溝部形成により形成された一方のスプライ
ン部2の角部に接当し、この両角部5bの接当作用によ
り、シフトギヤ5が伝動軸1に沿って中間の伝動位置A
3から一方のスプライン部2側に自然に大きく移動する
ようなことがなくなり、その結果、シフトギヤ5と変速
ギヤ8との咬合が保持される。
【0008】上記本第2発明によると、両溝部を、中間
の伝動位置にシフト位置するシフトギヤ内面の内方側に
入り込ませてあるから、例えば、図6に示すようにシフ
トギヤ5が中間の伝動位置A3にシフト位置している状
態において、伝動トルクがその中間のスプライン部4に
掛かると、前述のように、中間のスプライン部4とシフ
トギヤ5の内面のスプライン部との間のガタにより、伝
動軸1の軸芯方向に対してシフトギヤ5の軸芯方向が少
し斜めに傾くと同時に、伝動軸1が中間のスプライン部
4付近でたわんで、両側のスプライン部2,3と中間の
スプライン部4と間に半径方向の差(図5の差E及び図
7参照)が生じ、その結果、シフトギヤ5の傾き及び半
径方向の差により、シフトギヤ5の角部5bがさらによ
くシフトギヤ移動方向側のスプライン部2又は3の角部
2a又は3aに接当して、シフトギヤ5の前記の移動が
さらによく抑えられる。
【0009】
【発明の効果】従って、本第1発明によれば、伝動軸
に、中間のスプライン部と両側のスプライン部とを分離
させる溝部を形成するといった加工容易で低コストの手
段により、中間の伝動位置にシフト位置するシフトギヤ
が変速ギヤから不測に離脱するといった不都合を防止し
て伝動の信頼性を向上できるようになった。
【0010】本第2発明によれば、加工性の困難さ及び
コストアップを招来することなく、中間の伝動位置にシ
フト位置するシフトギヤが変速ギヤから不測に離脱する
といった不都合防止の信頼性をより一層高めることがで
きるようになった。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1はコンバイン等の作業車における走行伝動系
の一部を示しており、エンジン(図示せず)からの走行
用の動力が、伝動ギヤ11を介して伝動軸1に伝達され
ている。伝動軸1の外周面にはスプライン部2,3,4
が形成されており、この伝動軸1のスプライン部2,
3,4に、シフトギヤ5がスプライン嵌合構造により、
伝動軸1に沿ってスライド操作自在、且つ、伝動軸1と
一体回転自在に外嵌されている。
【0012】伝動軸1の下手側に変速ギヤ6,7,8が
配置されており、手動操作式の変速レバー(図示せず)
及びシフトフォーク(図示せず)により、シフトギヤ5
を変速ギヤ6,7,8の各々の咬合させる3つの伝動位
置A1,A2,A3にスライド操作するように構成して
いる。これにより、伝動軸1に伝達されてくる走行用の
動力が、シフトギヤ5により高中低の3段に変速操作さ
れて、このシフトギヤ5及び変速ギヤ6,7,8を介し
て、下手側の走行装置(図示せず)に伝達されるのであ
る。そして、図1に示すように、シフトギヤ5が伝動軸
軸芯方向の中間の高速の伝動位置A3にシフト位置して
いる状態において、シフトギヤ5内面のスプライン部5
a(図2参照)の伝動軸軸芯方向両端の角部5bの両外
側の伝動軸1の部分に、環状の溝部9を左右一対設けて
いる。
【0013】図1に示す状態は、シフトギヤ5が高速の
伝動位置A3にシフト位置している状態であって、この
状態で伝動軸1とシフトギヤ5とを連動させる伝動軸1
の中間のスプライン部4と、これに対して伝動軸軸芯方
向の一方側において伝動軸1とシフトギヤ5とを連動さ
せる伝動軸1の一方のスプライン部2とは、溝部9によ
り略完全に分離された状態となっており、他方、前記中
間のスプライン部4と、これに対して伝動軸軸芯方向の
他方側において伝動軸1とシフトギヤ5とを連動させる
伝動軸1の他方のスプライン部3とは、溝部9により略
完全に分離された状態となっている。そして、シフトギ
ヤ5が中間の伝動位置A3にシフト位置する状態におい
て、シフトギヤ5から中間の伝動位置A3に対応位置す
る変速ギヤ8に走行用の動力が伝達されると、中間のス
プライン部4とシフトギヤ5の内面のスプライン部5a
との間のガタにより、例えば、図2に示すように伝動軸
1の軸芯方向に対して、シフトギヤ5の軸芯方向が少し
斜めに傾くとともに、伝動トルクによる捩じり作用によ
り、中間のスプライン部4のみが伝動軸1の円周方向に
沿って弾性変位(変位B)し、両側のスプライン部2,
3はあまり変位しない状態となる。
【0014】以上のような状態になると図1に示す状態
において、例えば、シフトギヤ5がスラスト力により図
2に示すように紙面左方(他方のスプライン部3側)に
移動し始めても、図2及び図3に示すようにシフトギヤ
5の内面のスプライン部5aの角部5bが、溝部9の形
成に伴い形成された他方のスプライン部3の角部3aに
接当する。従って、この両角部5b,3aの接当作用に
より、シフトギヤ5が伝動軸1に沿って中間の伝動位置
A3から他方の伝動位置A2に自然に移動するようなこ
とはない。そして、前述の手動操作式の変速レバー(図
示せず)及びシフトフォーク(図示せず)により、シフ
トギヤ5のスライド操作が行われた場合には、シフトギ
ヤ5側の角部5bが他方のスプライン部3の角部3aを
乗り越えるので、シフトギヤ5のスライド操作による変
速操作は支障なく行われる。
【0015】逆にシフトギヤ5が他方の中速の伝動位置
A2に位置して、シフトギヤ5がその他方の伝動位置A
2に対応位置する変速ギヤ7に咬合している場合、シフ
トギヤ5から変速ギヤ7に走行用の動力が伝達される
と、他方のスプライン部3とシフトギヤ5の内面のスプ
ライン部5aとの間のガタにより、伝動軸1の軸芯方向
に対してシフトギヤ5の軸芯方向が少し斜めに傾む。そ
して、伝動トルクによる捩じり作用により他方のスプラ
イン部3のみが伝動軸1の円周方向に沿って弾性変位
し、他のスプライン部4,2はあまり変位しない状態と
なる。
【0016】以上のような状態になると図2及び図3に
示す場合と同様に、シフトギヤ5がスラスト力によって
他方の伝動位置A2から図1の紙面右方(中間の伝動位
置A3側)に移動し始めても、シフトギヤ5の内面のス
プライン部5aの反対側の角部5bが、中間のスプライ
ン部4の溝部9の形成に伴い形成された角部に接当する
ので、この両角部5bの接当作用により、シフトギヤ5
が伝動軸に沿って他方の伝動位置A2から中間の伝動位
置A3に自然に移動するようなことはない。以上のシフ
トギヤ5における他方の伝動位置A2と中間の伝動位置
A3との関係は、一方の伝動位置A1と中間の伝動位置
A3との間においても同様に生じる。
【0017】〔第1別実施例〕 図4に示すように、伝動軸1における中間のスプライン
部4の一方の面4bを削ることにより、伝動軸1の両側
のスプライン部2,3と中間のスプライン部4との間
に、位相のずれCを事前に与えておくように構成しても
よい。このように構成すれば伝動トルクが中間のスプラ
イン部4に掛かった場合に、図2に示す変位Bよりも大
きな位相のずれが、中間のスプライン部4と両側のスプ
ライン部2,3との間に発生する。この場合は、シフト
ギヤ5を中間の伝動位置A3に操作している状態を特に
重要視して、この中間の伝動位置A3からシフトギヤ5
が自然に移動しないようにする為の構造となる。
【0018】〔第2別実施例〕 図1の構造において、伝動軸1における両側のスプライ
ン部2,3の外径よりも、中間のスプライン部4の外径
を僅かに小に設定して、図5に示すように両側のスプラ
イン部2,3と中間のスプライン部4において、半径方
向に差Eを与えておいてもよい。この図5のように構成
すれば伝動トルクが中間のスプライン部4に掛かった場
合に、図2に示すような変位Bによる円周方向での位相
のずれ、及び半径方向の差Eにより、シフトギヤ5の角
部5bがさらによく両側のスプライン部2,3の角部2
a,3aに接触する。この場合も図4と同様に、シフト
ギヤ5を中間の伝動位置A3に操作している状態を特に
重要視して、この中間の伝動位置A3からシフトギヤ5
が自然に移動しないようにする為の構造となる。
【0019】〔第3別実施例〕 図1の構造において溝部9の幅を大きくして、図6に示
すようにシフトギヤ5を中間の伝動位置A3に操作して
いる状態において、両側のスプライン部2,3の角部2
a,3aがシフトギヤ5の角部5bの両外側に位置し、
スプライン部4の角部4aがシフトギヤ5の内面側に位
置するように構成してもよい。この図6のように構成す
れば伝動トルクが中間のスプライン部4に掛かった場合
に、図2に示すような変位Bによる円周方向の位相のず
れが生じると共に、伝動軸1が中間のスプライン部4付
近でたわんで、図7に示すように両側のスプライン部
2,3及び中間のスプライン部4と間に半径方向の差が
生じて、シフトギヤ5の角部5bがさらによく両側のス
プライン部2,3の角部2a,3aに接当する。この場
合も図4と同様に、シフトギヤ5を中間に伝動位置A3
に操作している状態を特に重要視して、この中間の伝動
位置A3からシフトギヤ5が自然に移動しないようにす
る為の構造となる。
【0020】〔第4別実施例〕 図1の構造において、中間のスプライン部4の歯の大き
さをそのままにしておいて、中間のスプライン部4の歯
数を両側のスプライン部2,3よりも少なくしてもよ
い。このように構成すれば伝動トルクが中間のスプライ
ン部4に掛かった場合に、図2に示すような変位Bによ
る円周方向の位相のずれが生じると共に、伝動軸1が中
間のスプライン部4付近でたわんで、図7に示すように
両側のスプライン部2,3及び中間のスプライン部4と
間に半径方向の差が生じて、シフトギヤ5の角部5bが
さらによく両側のスプライン部2,3の角部2a,3a
に接触する。この場合も図4と同様に、シフトギヤ5を
中間の伝動位置A3に操作している状態を特に重要視し
て、この中間の伝動位置A3からシフトギヤ5が自然に
移動しないようにする為の構造となる。
【0021】以上の図1〜図7の構造では伝動軸1の外
周全周に亘る溝部9としているが、この溝部9を伝動軸
1の外周の各位相に部分的に設けてもよい。図1〜図7
の構造ではシフトギヤ5から変速ギヤ6,7,8に動力
が流れる構成であるが、この関係を逆にして、変速ギヤ
6,7,8からシフトギヤ5に動力が流れるように構成
してもよい。本発明は走行用の伝動系ばかりでなく、作
業装置への伝動系等の各種の伝動系に適用できる。
【0022】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にする為に符号を記すが、該記入により本発明は添
付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】伝動軸及びシフトギヤ付近の正面図
【図2】図1に示す状態からシフトギヤが紙面左方に移
動した場合の、スプライン部付近の拡大正面図
【図3】図2におけるF−F方向から見た側面図
【図4】第1別実施例における伝動軸のスプライン部付
近の拡大正面図
【図5】第2別実施例における伝動軸のスプライン部付
近の拡大側面図
【図6】第3別実施例における伝動軸及びシフトギヤ付
近の正面図
【図7】図6の第3別実施例において伝動軸がたわんだ
状態でのスプライン部付近の拡大側面図
【図8】本発明と比較する為に提示した比較例における
伝動軸及びシフトギヤ付近の正面図
【符号の説明】
1 伝動軸 2,3,4 伝動軸のスプライン部 5 シフトギヤ 6,7,8 変速ギヤ 9 伝動軸の溝部 A1,A2,A3 シフトギヤの伝動位置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F16H 3/22 F16D 3/06 F16H 55/17

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 伝動軸(1)にスプライン構造を介して
    スライド操作自在にかつ一体回転自在に外嵌させたシフ
    トギヤ(5)を、伝動軸軸芯方向の中間の伝動位置(A
    3)で一つの変速ギヤ(8)に咬合させるとともに、前
    記中間の伝動位置(A3)の軸芯方向両側の伝動位置
    (A1),(A2)の夫々にシフトギヤ(5)をスライ
    ド操作することにより、その両側の伝動位置(A1),
    (A2)の各位置で前記シフトギヤ(5)を前記とは異
    なる各変速ギヤ(6),(7)に咬合させて、変速する
    ように構成してある変速伝動構造であって、前記中間の伝動位置(A3)にシフト位置するシフトギ
    ヤ(5)を伝動軸(1)に連動させる伝動軸(1)側の
    中間のスプライン部(4)と、前記中間の伝動位置(A
    3)の軸芯方向両側の伝動位置(A1),(A2)にお
    ける伝動軸(1)側のスプライン部(2),(3)とを
    分離させる溝部(9)を伝動軸(1)に形成してある
    速伝動構造。
  2. 【請求項2】 中間のスプライン部(4)と軸芯方向両
    側のスプライン部(2),(3)とを分離させる両溝部
    (9)を、中間の伝動位置(A3)にシフト位置するシ
    フトギヤ(5)内面の内方側に入り込ませてある請求項
    1記載の変速伝動構造。
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