JP2907297B2 - Icソケット - Google Patents

Icソケット

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JP2907297B2 JP30451790A JP30451790A JP2907297B2 JP 2907297 B2 JP2907297 B2 JP 2907297B2 JP 30451790 A JP30451790 A JP 30451790A JP 30451790 A JP30451790 A JP 30451790A JP 2907297 B2 JP2907297 B2 JP 2907297B2
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信明 岸
紀夫 小林
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、ICソケットに関する。
さらに詳しくは、ICを内部に収納してICの導通検査等
を行なうICソケットにおいて、ICのICリードとの接触構
造等に係る改良に関する。
[従来の技術] 従来、ICソケットとしては、例えば、搭載したICのIC
リードを載接するコンタクトを有するソケット基板と、
ICリードをコンタクトに押圧する足部を有しソケット基
板に回転可能に支持されICを介してソケット基板に閉合
される閉合部とを備えてなるものが知られている。
[発明が解決しようとする課題] 前述の従来のICソケットでは、閉合部がソケット基板
への支持部を中心として回動してソケット基板へ閉合す
ることから、閉合部の足部がソケット基板に搭載されて
いるICのICリードに対して傾斜して接近することにな
り、足部が閉合部のソケット基板への支持部側からその
反対側へと順次ICリードを押圧することになるため、足
部によるICリードの押圧が片掛りとなり、足部のICリー
ドへ接近する移動軌跡が閉合部のソケット基板への支持
部を中心とする円弧形となるため、足部によるICリード
の押圧位置が水平方向へ横ズレしてしまうという問題点
を有している。
なお、このような問題点の解決を指向するものとし
て、例えば、閉合部(押えカバー)と足部(押え部材)
とを別部材として閉合部に対し足部を回動可能等に支持
してなるものがあるが(特公平2-25258号公報参照)、
足部の移動軌跡が円弧形であったりして前記問題点を有
効に解決し得ないものである。
本発明は、このような問題点を考慮してなされたもの
で、足部により均等にICリードを押圧することができ、
しかもその押圧位置のズレを確実に防止することのでき
るICソケットを提供することを課題とする。
[課題を解決するための手段] 前述の課題を解決するため、本発明に係るICソケット
は、次のような手段を採用する。
即ち、請求項1では、搭載したICのICリードを載接す
るコンタクトを有するソケット基板と、ICリードをコン
タクトに押圧する足部を有しソケット基板に回転可能に
支持されICを介してソケット基板に閉合される閉合部と
を備えてなるICソケットにおいて、前記閉合部を、垂直
方向へ延びた長孔に回動軸を支承する構造により回動可
能かつ垂直上下動可能にソケット基板に支持し、閉合部
のソケット基板への支持部付近に閉合部を回動の開方向
と垂直上下動の上方向とへ付勢するバネ材を設け、閉合
部のソケット基板への支持部側とその反対側とに閉合部
のソケット基板への閉合を保持、解除可能なクランプを
夫々設けたことを特徴とする。
また、請求項2では、請求項1のICソケットにおい
て、両クランプを直接または間接に連結し、両クランプ
による閉合部のソケット基板への閉合の解除動作を連係
させたことを特徴とする。
[作用] 前述の手段によると、請求項1では、閉合部が回動可
能かつ垂直上下動可能にソケット基板に支持され回動の
開方向と垂直上下動の上方向とへ付勢されていることか
ら、閉合部がソケット基板へ閉合する際のICリードを押
圧する直前の足部の姿勢が水平であり移動軌跡が垂直と
なるため、足部により均等にICリードを押圧することが
でき、しかもその押圧位置のズレを確実に防止すること
のできるICソケットを提供するという課題が解決され
る。
また、請求項2では、請求項1の作用において、両ク
ランプによる閉合部のソケット基板への閉合の解除動作
を連係させてあることから、1つの解除操作で両クラン
プが共にソケット基板から離脱することになる。
[実施例] 以下、本発明に係るICソケットの実施例を第1図〜第
3図に基いて説明する。
この実施例では、箱形のソケット基板1とこの箱形に
被せられる蓋形の閉合部2とからなるものを示してあ
る。
ソケット基板1は、略中央部にIC3のIC本体31から突
出したICリード32を載接する弾性片形のコンタクト12が
設けられ、下面に放熱口13が開口され、上面に閉合部2
の水平方向へのズレを防止する断面半円形の突条型のガ
イド部14が設けられ、両側壁に夫々後記クランプ4,5が
係止する傾斜突起形の係止部15,16が設けられている。
閉合部2は、ソケット基板1への支持部側端にソケッ
ト基板1に固定された回動軸6に支承される長孔21が閉
合状態で垂直方向へ延びるように設けられ、上面にソケ
ット基板への支持部側からその反対側へ配設されたクラ
ンプ連係溝22とその周囲に隆起形に形成された押圧操作
部23とが設けられ、下面にソケット基板1のガイド部14
と係合する係合溝24とICリード32を押圧する突出板形の
足部25とが設けられている。
従って、閉合部2は、ソケット基板1に対して回動軸
6を中心として回動可能かつ垂直上下動可能であり、ソ
ケット基板1に回動して閉合することによりソケット基
板1に搭載されているIC3のICリード32を足部25で押圧
可能である。
この閉合部2は、回動軸6に嵌装されソケット基板
1、閉合部2に係止するトーションスプリング7によっ
て、回動の開方向と垂直上下動の上方向へと付勢されて
いる。
また、この閉合部2のソケット基板1への支持部端側
とその反対側とには、閉合部2のソケット基板2への閉
合状態を保持、解除するクランプ4,5が夫々取付けられ
ている。このクランプ4,5は、閉合部2に固定された回
動軸41,51と、回動軸41,51に回動可能に支持されてソケ
ット基板1の係止部15,16に係止可能なクランプ爪42,52
と、クランプ爪42,52を係止方向へ付勢するコイルスプ
リング43,53とからなる。さらに、このクランプ4,5のク
ランプ42,52の端部は、閉合部2のクランプ連係溝22内
に摺動可能に設けられた連係部材8を介して連結してい
る。また、一方のクランプ4のクランプ42の端部とコイ
ルスプリング5とは、閉合部2の押圧操作部23付近に位
置している。
このような実施例によると、IC3をソケット基板1に
搭載しICリード32をコンタクト12に載接した後、閉合部
2の押圧操作部23を押して閉合部2をソケット基板1に
閉合することにより、閉合部2の足部25でICリード32を
押圧することができる。
このとき、閉合部2を回動させた後の閉合部2の足部
25でのICリード32の押圧開始時点には、第1図(A)に
示すように、足部25が水平状態でICリード32に当接し、
その状態より閉合部2を押下げると、多数配列せるコン
タクト12の弾力とスプリング7との均衡により足部25は
水平状態のまま垂直に下動することができ(第3図)、
足部25で均等にICリード32を押圧して片押しになること
がない。従って、足部25によるICリード32の押圧位置が
ズレることはなく、ICリード32を損傷することなく、IC
リード32、コンタクト12の確実な導通を得ることができ
る。
このような閉合は、クランプ4,5のコイルスプリング4
3,53に抗するクランプ爪42,52のソケット基板1の係止
部15,16への係止により保持される。また、この閉合状
態はクランプ4,5の離脱により解除されるが、一方のク
ランプ4のクランプ爪42の端部を押すことにより、両ク
ランプ4,5のクランプ爪42,52をソケット基板1の係止部
15,16から同時に離脱させることができる。さらに、ソ
ケット基板1への閉合を解除された閉合部2は、スプリ
ング7が閉合部2を回動の開き方向へ付勢しているた
め、クランプ4,5の離脱と同時に閉合部2が回動し自動
的に開き動作することになる。従って、IC3のソケット
基板1への搭載、取出しを効率的に行なうことができ
る。
第4図及び第5図は閉合部2を均圧に下動させるため
に押圧レバー10を付設した場合を示す。
押圧レバー10は、前記回動軸6に閉合部2と同軸上回
動自在に支承されて閉合部2上に配置され、このレバー
10の下面には閉合部2の操作部23上対称位置に当接する
押圧部10a,10aを突設してなる。
又、押圧レバー10には、前記クランプ42の端部、すな
わち操作面42aに対向する位置に窓孔10bを開口するとと
もに操作面42aを隆起状に形成して前記窓孔10b内に臨ま
せる。
従って、閉合部2を閉動し足部25でICリード32を押圧
開始する際には、押圧レバー10を押圧操作することによ
って、閉合部2の操作部23に押圧部10a,10aを介して均
等な押圧力がかかり、閉合部2が傾くことなく足部25を
水平状態に維持したまま確実に垂直に下動する(第4
図)。
又、クランプ4,5を解除する際には、押圧レバー10の
窓孔10bを通してクランプ42の操作面42aを加圧操作する
ことができる。
[発明の効果] 以上のように本発明に係るICソケットは、請求項1で
は、閉合部の足部が水平状態を保持されてICリードに対
して垂直に下動して押圧するため、ICリードへの押圧が
均等になりその押圧位置もズレたりすることなく、ICリ
ードを確実に押圧することができる効果がある。また、
この効果により、ICリード、コンタクトの確実な導通を
得ることができ、導通検査等の検査精度を向上すること
ができる効果を生ずる。
さらに、請求項1では、バネ材によって閉合部が回動
の開方向へ付勢されているため、クランプの解除によっ
て自動的に閉合部を開くことができ、ICのソケット基板
への搭載、取出しを効率的に行なうことができる効果が
ある。
さらに、請求項2では、請求項1の効果に加えて、両
クランプの解除を連係することができるため、閉合部の
ソケット基板への閉合の解除を簡単かつ速やかに行なう
ことができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図(A)は本発明に係るICソケットの実施例を示す
閉じかけた状態の正面断面図、第1図(B)は第1図
(A)の要部の縦断面図、第2図は第1図(A)の平面
図、第3図は閉じた状態の正面断面図、第4図は他の実
施例を示す正面断面図、第5図はその平面図である。 1……ソケット基板、12……コンタクト 2……閉合部、21……長孔 25……足部 3……IC、32……ICリード 4,5……クランプ 6……回動軸 7……スプリング
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−87281(JP,A) 特開 平3−155081(JP,A) 特開 平3−155080(JP,A) 実開 平3−50786(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H01R 33/76 H01L 23/32

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】搭載したICのICリードを載接するコンタク
    トを有するソケット基板と、ICリードをコンタクトに押
    圧する足部を有しソケット基板に回転可能に支持されIC
    を介してソケット基板に閉合される閉合部とを備えてな
    るICソケットにおいて、前記閉合部を、垂直方向へ延び
    た長孔に回動軸を支承する構造により回動可能かつ垂直
    上下動可能にソケット基板に支持し、閉合部のソケット
    基板への支持部付近に閉合部を回動の開方向と垂直上下
    動の上方向とへ付勢するバネ材を設け、閉合部のソケッ
    ト基板への支持部側とその反対側とに閉合部のソケット
    基板への閉合を保持、解除可能なクランプを夫々設けた
    ことを特徴とするICソケット。
  2. 【請求項2】請求項1のICソケットにおいて、両クラン
    プを直接または間接に連結し、両クランプによる閉合部
    のソケット基板への閉合の解除動作を連係させたことを
    特徴とするICソケット。
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