JP2906923B2 - 電圧変動抑制装置 - Google Patents

電圧変動抑制装置

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JP2906923B2 JP5154725A JP15472593A JP2906923B2 JP 2906923 B2 JP2906923 B2 JP 2906923B2 JP 5154725 A JP5154725 A JP 5154725A JP 15472593 A JP15472593 A JP 15472593A JP 2906923 B2 JP2906923 B2 JP 2906923B2
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  • Control Of Electrical Variables (AREA)
  • Supply And Distribution Of Alternating Current (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ア−ク炉や交流電気
鉄道など不平衡負荷を有する交流系統の電圧変動を抑制
する装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図5は例えば、三菱電機技報Vol.6
5,No.6,1991,P、60〜65にア−ク炉フ
リッカ補償用アクティブフィルタとして説明されている
従来の電圧変動抑制装置を示す回路構成図である。図に
おいて、1は3相の交流電源、2は系統インピ−ダンス
3を介して交流電源1に接続された受電変圧器、4は交
流遮断器5を介して受電変圧器2に接続された負荷(ア
−ク炉)、6は交流遮断器7を介して受電変圧器2に接
続されたコンデンサ装置で、力率改善と後述するインバ
−タが発生する高調波の吸収を行う。8は多重変圧器9
および交流遮断器10を介して受電変圧器2に接続され
た電力変換装置としてのGTOインバ−タで、後述する
制御装置からの点弧信号によって動作して補償電流を出
力し受電点の電圧変動を抑制する。
【0003】11〜13はそれぞれ負荷4、コンデンサ
装置6およびGTOインバ−タ8の電流iL,iC,iA
を検出する電流検出器、14は各電流検出器からの信号
に基づきGTOインバ−タ8を駆動する点弧信号SG
出力する制御装置である。
【0004】図6は制御装置14の内部構成を示すブロ
ック図である。図において、15は入力される3相電流
をp−q直交座標系の2相量に変換する3Φ/2Φ変換
器、16は入力される信号からp軸直流成分ip1(3
相交流電流における基本波有効正相成分が相当する)を
除去するフィルタ、17は2Φ/3Φ変換器、18は減
算器、19は電流制御器、20はインバ−タ点弧回路で
ある。
【0005】次に動作について説明する。ア−ク炉のよ
うな3相不平衡負荷4が存在すると、受電点の各層電圧
は異なる電圧変動を発生し、電源側に悪影響を及ぼす。
このため電流検出器11により負荷電流iLを検出する
とともに、この電流iLから電流検出器12で検出され
る進相(進み無効)電流を差し引いた検出電流信号を制
御装置14の3Φ/2Φ変換器15に入力してp,q2
相成分に変換する。この変換の演算式等については前掲
文献に詳しいので、ここでは省略し、変換後の出力信号
成分について説明する。
【0006】即ち、図6において、ip1はp軸直流成
分で、3相交流電流における基本波有効正相成分に相当
する。iq1はq軸直流成分で、基本波無効正相成分に
相当する。また、ip2およびiq2はそれぞれp軸およ
びq軸の交流成分で、高調波および逆相成分に相当す
る。フィルタ16は3Φ/2Φ変換器15の変換出力信
号からp軸直流成分ip1を除去し、2軸成分における
電流指令ip=ip2,iq=iq1+iq2として出力
する。2Φ/3Φ変換器17はこれら電流指令ip、i
qを3相に逆変換しGTOインバ−タ8の制御電流基準
A *として出力する。減算器18はこの制御電流基準i
A *と電流検出器13からの帰還電流iAとの偏差を演算
し、この偏差信号を電流制御器19で増幅してインバ−
タ点弧回路20からGTOインバ−タ8に点弧信号SG
を出力する。なお、GTOインバ−タ8は具体的にはい
わゆるPWM制御を行うが、多重変圧器9と組み合わせ
た構成で、電源系統へ流出するPWMキャリアリップル
電流の低減を図っている。
【0007】以上のように、GTOインバ−タ8が負荷
4に発生する無効電流の正相、逆相成分、有効電流の逆
相成分を補償し、受電点の電圧変動を抑制するととも
に、3相平衡化を行う。また、コンデンサ装置6は、G
TOインバ−タ8の発生する高調波の吸収と力率改善を
行う。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来の電圧変動抑制装
置は以上のように構成されており、負荷の変動幅、大き
さ、力率が予め判明している場合は、それに合わせてイ
ンバ−タの容量やコンデンサの容量を決定すればよい
が、これらの変動幅の予測が困難な負荷の場合、最大変
動幅を過大に設定すると必要なインバ−タ容量が大きく
なって装置のコストが大幅に上昇する。反対に、インバ
−タ容量を予想される範囲内で設定すると、短時間でも
予想を越える負荷変動が生じると電圧変動が許容値を越
えることになる。
【0009】以上の様子を図7で示すと、今、インバ−
タMAX容量を図のように設定した場合、負荷変動がそ
の範囲内で生じている時間帯では、インバ−タで発生す
る補償出力を負荷変動に追随させることにより受電点の
電圧変動は十分小さい値にとどまっている。しかし、時
間帯Tに示すように負荷変動が予想を越えてインバ−タ
の補償可能容量を越えると、電圧変動は大幅に増大し許
容幅を越えることになる。
【0010】この発明は以上のような問題点を解消する
ためになされたもので、同じインバ−タ容量であっても
より広範囲な負荷変動に対して電圧変動をその許容内に
抑えることが可能な電圧変動抑制装置を得ることを目的
とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1に係
る電圧変動抑制装置は、フィルタの出力を基本波無効正
相成分とそれ以外の高調波・逆相成分とに分離して出力
する第2のフィルタ、およびこの第2のフィルタからの
基本波無効正相成分から所定のバイアス値を減算する減
算器を備えたものである。
【0012】この発明の請求項2に係る電圧変動抑制装
置は、フィルタの出力を基本波無効正相成分とそれ以外
の高調波・逆相成分とに分離して出力する第2のフィル
タ、負荷の基本波無効正相成分平均値として予め想定さ
れている所定の値を上記第2のフィルタの出力である基
本波無効正相成分から減算する第1の減算器、上記基本
波無効正相成分の時間変化割合に比較して十分長い時定
数を有し上記第1の減算器からの出力をその時間変化を
緩和して出力する第3のフィルタ、および上記第2のフ
ィルタの出力である基本波無効正相成分から上記第3の
フィルタの出力値を減算する第2の減算器を備えもので
ある。
【0013】この発明の請求項3に係る電圧変動抑制装
置は、フィルタの出力を基本波無効正相成分とそれ以外
の高調波・逆相成分とに分離して出力する第2のフィル
タ、電力変換装置の出力電流を検出してその検出値を入
力し、それぞれ互いに異なる基準値と比較して出力する
第1および第2の比較器、上記第1の比較器からの出力
に基づき上記第2のフィルタからの基本波無効正相成分
を減少させる第1のリミッタ、および上記第2の比較器
からの出力に基づき上記第2のフィルタからの高調波・
逆相成分を減少させる第2のリミッタを備えたものであ
る。
【0014】
【作用】請求項1に係る電圧変動抑制装置においては、
減算器からの出力と第2のフィルタからの高調波・逆相
成分との和を制御電流基準として電力変換装置が動作
し、補償電流を交流電源に出力する。従って、バイアス
値に対応して電圧変動の最大値が低減する。
【0015】請求項2に係る電圧変動抑制装置において
は、第2の減算器からの出力と第2のフィルタからの高
調波・逆相成分との和を制御電流基準として電力変換装
置が動作し、補償電流を交流電源に出力する。従って、
負荷の基本波無効正相成分が予め想定した値を越えたと
きには、電流基準を所定の時定数でシフトさせることに
より実質的に電圧変動を抑制する。
【0016】請求項3に係る電圧変動抑制装置において
は、第1および第2のリミッタからの出力の和を制御電
流基準として電力変換装置が動作し、補償電流を交流電
源に出力する。従って、電力変換装置の出力電流が所定
の基準値を越えると、基本波無効正相成分とその他の成
分とに重み付けをして電流基準を低減させ電圧変動の増
大を最小限にとどめる。
【0017】
【実施例】
実施例1.図1はこの発明の実施例1による電圧変動抑
制装置で、特にその制御装置14の内部構成を示すブロ
ック図である。即ち、図5で示した装置全体の構成は従
来と同一であり、図示、説明を省略する。
【0018】図1において、電流検出器11で検出され
た3相負荷電流iLは3Φ/2Φ変換器15によりp−
q直交座標系の2相量に変換される。なお、この発明の
実施例では、電流検出器12で検出されるコンデンサ装
置6の進み無効電流iCは、基本波無効正相成分iqC
して負荷電流の同成分iq1から減算されるが詳しくは
後述する。3Φ/2Φ変換器15で変換された両軸成分
の電流ip1+ip2およびiq1+iq2は従来と同様フ
ィルタ16によりそのp軸直流成分ip1(3相交流電
流における基本波有効正相成分が相当する)が除去さ
れ、p軸交流成分ip2,q軸直流成分iq1およびq軸
交流成分iq2に分離して出力される。
【0019】そして、この分離された成分の内、3相交
流電流における基本波無効正相成分に相当するiq1
減算器21に入力され、ここで前述した電流検出器12
からのコンデンサ電流iqCが減算されiq1′として出
力される。この電流成分iq1′は、GTOインバ−タ
8が補償すべき無効電流に相当する値となる。更に、こ
の電流成分iq1′は減算器22に入力され、ここで所
定のバイアス分IqBが減算されiq1″として出力され
る。このバイアス分IqBは、それをiq1′から減算す
ることによって受電点の電圧が常時その基準値よりずれ
ることになるので、その設定についてはこの現象も考慮
して決定する。
【0020】電流成分iq1″は加算器23でフィルタ
16からの電流成分iq2と加算される。フィルタ16
および加算器23からの電流指令ip=ip2およびi
q=iq1″+iq2は2Φ/3Φ変換器17により3相
に変換されGTOインバ−タ8の制御電流基準iA *とし
て出力される。これ以降の構成、動作は従来と同様であ
るので説明は省略する。
【0021】図2は従来の図7と比較する形でこの発明
における動作および効果を示したタイムチャ−トであ
る。この内、負荷変動は従来の場合と同一のパタ−ンに
設定しているが、バイアス分IqBを設定した分インバ
−タ出力が一方(遅れ出力)側へずれており、この結
果、受電点の電圧は常に一定値だけ基準値よりずれてい
る。しかし、時間帯Tで負荷が急増しても、インバ−タ
はそのMAX容量を出力することで電圧変動を吸収して
いることが判る。
【0022】実施例2.図3はこの発明の実施例2によ
る電圧変動抑制装置で、特にその制御装置14の内部構
成を示すブロック図である。以下、図1の実施例1と異
なる部分を中心に説明する。フィルタ16で分離出力さ
れた電流成分iq1は減算器21および22を経て新た
な減算器24に入力される。この減算器24は減算器2
2の出力である電流成分iq1″から想定無効電流Iq
AVを減算する。この想定無効電流IqAVには、負荷4の
変動する基本波無効正相成分の平均値として予め想定さ
れている値を設定する。勿論、図3に示すように、前段
にコンデンサおよびバイアスの電流iqC、iqBを減算
する回路を挿入する場合は、この想定無効電流IqAV
設定値にもこれら減算分を考慮しておく必要がある。
【0023】25は上記無効電流の時間変化割合に比較
して十分長い時定数を有し、減算器24からの出力をそ
の時間変化を緩和して出力する低周波フィルタで、具体
的には例えばリングカウンタ−やPC(Program
mable Controller)で構成する。26
は電流成分iq1″から低周波フィルタ25の出力を減
算する減算器で、その出力iq1^は加算器23でフィ
ルタ16からのq軸交流成分iq2と加算される。
【0024】この実施例では、実際の負荷変動が予想し
ていた変動パタ−ンからかなり異なった場合でも、実質
的にバイアスすべき電流基準量が自動的に補正されるこ
とになり、より広範囲な負荷条件における電圧変動抑制
が達成される訳である。
【0025】実施例3.図4はこの発明の実施例3によ
る電圧変動抑制装置で、特にその制御装置14の内部構
成を示すブロック図である。この実施例は負荷が過大と
なりそれに伴ってGTOインバ−タ8の出力電流が非常
に増大しその限界値を越える可能性がある場合、その出
力電流を基に制御電流基準iAを低減し、インバ−タを
過負荷から保護する電流リミッタ回路を備えたものであ
る。この場合、当然負荷量から要求される補償出力を制
限するためその分電圧変動は増大するが、その電流基準
の低減量を基本波無効正相成分とその他の成分とのいず
れかに重みを持たせることにより、電圧変動の増大を最
小限に留めんとするものである。
【0026】図4において、27は電流検出器13から
のGTOインバ−タ8の出力電流iAを入力し、電流リ
ミッタ回路の制御信号に増幅する増幅器、28および2
9は増幅器27からの信号が所定の設定値を越えたとき
所定の勾配でその出力信号が増大する第1および第2の
比較器で、比較する基準特性値は個別に設定可能となっ
ている。30はレベル1の信号を発生する信号発生器、
31および32は、信号発生器30からの出力とそれぞ
れ比較器28および29からの出力との減算を行う減算
器、33は電流成分Iq1′に減算器31からの出力を
乗算し電流成分iq1″として出力する乗算器、34お
よび35はそれぞれ電流成分ip2およびiq2に減算器
32からの出力を乗算しそれぞれ電流成分ip2′およ
びiq2′として出力する乗算器である。
【0027】次に動作について説明する。負荷4が特に
大きくなり想定最大負荷を越えると、それに伴ってGT
Oインバ−タ8の出力電流iAも過大となり、いずれか
の相の電流ピ−ク値が設定値を越えると比較器28、2
9の出力が正の値で立上る。これにより、減算器31、
32からは1より小さい値の信号が出力されることにな
る。従って、各乗算器33、34、35はそれぞれの入
力信号を低減して出力する。各乗算器からの信号はp,
q両軸成分の電流指令ip,iqに集約され3相に変換
されて制御電流基準iA *となる。即ち、GTOインバ−
タ8の過大電流を検出して制御電流基準iA *を制限し、
出力電流を絞り込む。
【0028】この場合、比較器28および29で設定す
る基準特性値を適当に調整することにより、乗算器33
および乗算器34、35の乗数を変えることができる。
これによって、基本波無効正相成分とその他の成分と
で、そのいずれかに重み付けをすることでき、電圧変動
がより小さくなる条件設定を追求することができる。
【0029】実施例4.なお、上記各実施例では、検出
した3相負荷電流iLを3Φ/2Φ変換器15によりp
−q2軸成分に変換した後、そのp軸直流成分ip1
フィルタ16で除去することにより基本波有効正相成分
を除去する構成としたが、2相変換を行わず、フィルタ
のみで同成分を除去する構成としてもよい。また、上記
各実施例では、基本波有効正相成分の除去およびその除
去したものを更に基本波無効正相成分とそれ以外の高調
波・逆相成分とに分離するのを1個のフィルタ16で処
理する方式としたが、それぞれ別のフィルタで処理する
方式としてもよい。更に、上記各実施例ではコンデンサ
装置6を併設した場合について説明したがこの場合、イ
ンバ−タの出力すべき補償電流の制御は、上記コンデン
サ装置6を負荷4の一部とみなして行う必要があるため
電流成分iq1から減算器21によりコンデンサ分iqC
を減ずる方式を採用したが、必ずしもこの方式に限られ
る訳ではない。勿論、コンデンサ装置を併設しない場合
もこの発明は同様に適用することができ同等の効果を奏
する。
【0030】
【発明の効果】以上のように、この発明の請求項1に係
る電圧変動抑制装置においては、分離された基本波無効
正相成分から所定のバイアス値を減算するようにしたの
で、電力変換装置の容量を不変とすれば電圧変動が減少
し、電圧変動を不変とすれば電力変換装置の容量を低減
することができる。
【0031】また、請求項2に係る電圧変動抑制装置に
おいては、分離された基本波無効正相成分から、所定の
想定平均値との偏差を更に所定のフィルタを介して求め
た出力を減算するようにしたので、実際の負荷変動に対
して電圧変動が小さくなるよう電流基準を自動的に調整
する。
【0032】更に、請求項3に係る電圧変動抑制装置に
おいては、所定の第1および第2の比較器、第1および
第2のリミッタを備えたので、電力変換装置の出力電流
が所定の基準値を越えると基本波無効正相成分とその他
の成分とに重み付けをして電流基準を低減させ電圧変動
の増大を最小限にとどめる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例1による電圧変動抑制装置
の、特にその制御装置14の内部構成を示すブロック図
である。
【図2】図1の装置の動作および効果を説明するための
タイムチャ−トである。
【図3】この発明の実施例2による電圧変動抑制装置
の、特にその制御装置14の内部構成を示すブロック図
である。
【図4】この発明の実施例3による電圧変動抑制装置
の、特にその制御装置14の内部構成を示すブロック図
である。
【図5】従来の電圧変動抑制装置を示す回路構成図であ
る。
【図6】図5の、特に制御装置14の内部構成を示すブ
ロック図である。
【図7】従来の装置の動作および効果を説明するための
タイムチャ−トである。
【符号の説明】
1 交流電源 4 負荷 8 GTOインバ−タ(電力変換装置) 11,13 電流検出器 14 制御装置 16 フィルタ(フィルタ16、第2のフィルタ) 22 減算器 23 加算器 24 減算器(第1の減算器) 25 低周波フィルタ(第3のフィルタ) 26 減算器(第2の減算器) 28 第1の比較器 29 第2の比較器 33 乗算器(第1のリミッタ) 34,35 乗算器(第2のリミッタ) iL 負荷電流 iA 補償電流(出力電流) iA * 制御電流基準 IqB バイアス IqAV 想定無効電流

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 交流電源に接続された負荷の電流を検出
    する電流検出器、検出した負荷電流からその基本波有効
    正相成分を除去して出力するフィルタ、およびこのフィ
    ルタからの出力を制御電流基準として動作し補償電流を
    上記交流電源に出力することによりその電圧変動を抑制
    する電力変換装置を備えた電圧変動抑制装置において、 上記フィルタの出力を基本波無効正相成分とそれ以外の
    高調波・逆相成分とに分離して出力する第2のフィル
    タ、およびこの第2のフィルタからの基本波無効正相成
    分から所定のバイアス値を減算する減算器を備え、この
    減算器からの出力と上記第2のフィルタからの高調波・
    逆相成分との和を上記制御電流基準としたことを特徴と
    する電圧変動抑制装置。
  2. 【請求項2】 交流電源に接続された負荷の電流を検出
    する電流検出器、検出した負荷電流からその基本波有効
    正相成分を除去して出力するフィルタ、およびこのフィ
    ルタからの出力を制御電流基準として動作し補償電流を
    上記交流電源に出力することによりその電圧変動を抑制
    する電力変換装置を備えた電圧変動抑制装置において、 上記フィルタの出力を基本波無効正相成分とそれ以外の
    高周波・逆相成分とに分離して出力する第2のフィル
    タ、上記負荷の基本波無効正相成分平均値として予め想
    定されている所定の値を上記第2のフィルタの出力であ
    る基本波無効正相成分から減算する第1の減算器、上記
    基本波無効正相成分の時間変化割合に比較して十分長い
    時定数を有し上記第1の減算器からの出力をその時間変
    化を緩和して出力する第3のフィルタ、および上記第2
    のフィルタの出力である基本波無効正相成分から上記第
    3のフィルタの出力値を減算する第2の減算器を備え、
    この第2の減算器からの出力と上記第2のフィルタから
    の高調波・逆相成分との和を上記制御電流基準としたこ
    とを特徴とする電圧変動抑制装置。
  3. 【請求項3】 交流電源に接続された負荷の電流を検出
    する電流検出器、検出した負荷電流からその基本波有効
    正相成分を除去して出力するフィルタ、およびこのフィ
    ルタからの出力を制御電流基準として動作し補償電流を
    上記交流電源に出力することによりその電圧変動を抑制
    する電力変換装置を備えた電圧変動抑制装置において、 上記フィルタの出力を基本波無効正相成分とそれ以外の
    高調波・逆相成分とに分離して出力する第2のフィル
    タ、上記電力変換装置の出力電流を検出してその検出値
    を入力し、それぞれ互いに異なる基準値と比較して出力
    する第1および第2の比較器、上記第1の比較器からの
    出力に基づき上記第2のフィルタからの基本波無効正相
    成分を減少させる第1のリミッタ、および上記第2の比
    較器からの出力に基づき上記第2のフィルタからの高調
    波・逆相成分を減少させる第2のリミッタを備え、上記
    両リミッタからの出力の和を上記制御電流基準としたこ
    とを特徴とする電圧変動抑制装置。
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