JP2906510B2 - スイッチ装置 - Google Patents

スイッチ装置

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JP2906510B2
JP2906510B2 JP2005657A JP565790A JP2906510B2 JP 2906510 B2 JP2906510 B2 JP 2906510B2 JP 2005657 A JP2005657 A JP 2005657A JP 565790 A JP565790 A JP 565790A JP 2906510 B2 JP2906510 B2 JP 2906510B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は複数の機能を果たすことの可能なスイッチ装
置に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、可変抵抗器を使用する電子機器において、例え
ばプリント基板上に実装された可変抵抗器を機器外部よ
り調整する場合、実開昭61−44803号に記載されるよう
な回転継手を用いたものがあった。かかる従来技術の構
成の一例を第8図に示す。
図において回転継手10は全体が略円柱状に形成されて
おり、上面にはドライバ等によって回転させるための溝
10aが設けられ、下面にもプリント基板7に実装された
可変抵抗器8の回転溝8aと共に回転させるための溝10b
が設けられている。回転継手10の側面には相互に平行な
フランジ10c、10dが設けられ、その間に環状の弾性部材
からなるOリング11が嵌め込まれる。さらにフランジ10
dの下部には斜め下方の左右に弾性変形自在な弾性突片1
0e、10fを突出させている。
一方ケースカバー9には、可変抵抗器8の回転軸位置
に、回転継手10の2つのフランジ10c、10dよりやや大径
の円柱孔9aと、それよりやや小径の円筒孔9bが、上下2
段に同心に形成されている。
上述の回転継手10はケースカバー9の円筒孔9a,9b内
に嵌入され、フランジ部10dと弾性突片10e,10fが夫々ケ
ースカバー9の円筒孔9a及び9bの段部と、ケースカバー
9の下面とを狭持することにより保持されている。又、
前記回転継手10と可変抵抗器8とは、回転継手10の下面
の溝10bと、可変抵抗器8の上面の溝8aとを連結する連
結板12によって連結されている。
以上の構成により回転継手10の上部の溝10aにドライ
バ等を挿入して回転させることにより、連結板12を介し
て可変抵抗器8が回転し、その抵抗値を調整することが
可能となる。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、上述した様な従来の操作部構造は、回
転調整作用しか果たすことができず、大きさの制約等か
ら他の機能を持たせることは困難であった。
本発明は、かかる従来技術の欠点を克服するためにな
されたものであり、可変抵抗器等の回転調整部品の調整
を可能とすると共に、プッシュスイッチの機能をも果た
すことができる操作部構造を提供することを目的とする
ものである。
〔課題を解決するための手段〕 請求項1に記載のスイッチ装置は、ケースカバーに形
成された筒状の孔内に往復移動可能で、かつ、軸回転可
能に挿入されたスイッチ部材と、スイッチ部材をケース
カバーの表面方向に付勢する付勢手段と、スイッチ部材
の回転を回転調整部品に伝達する伝達手段と、スイッチ
部材が押圧されたとき、基板上のパターンと接触する、
円環状で弾性変形可能な接触手段とを備えることを特徴
とする。
請求項2に記載のスイッチ装置は、スイッチを操作す
るとき操作される操作手段と、操作手段をケースカバー
の表面方向に付勢する付勢手段と、操作手段が押圧され
たとき、基板上のパターンと接触する、円環状で弾性変
形可能な接触手段とを備え、操作手段は、ケースカバー
に形成された筒状の孔内に往復移動可能で、かつ、軸回
転可能に挿入された第1の部材と、第1の部材の回転に
より回転調整部品を操作する第2の部材とを備えること
を特徴とする。
〔作用〕
上記の構成のスイッチ装置においては、スイッチ部材
または操作手段を付勢手段の付勢力に抗して押圧するこ
とにより、これと協働する接触手段が基板上のパターン
と接触して、スイッチ動作をなすことができる。又、上
記構成のスイッチ装置は移動手段または第1の部材の回
動動作により、これと係合する伝達手段または第2の部
材を介して、回転調整部品を調整することも可能とな
る。
従って、本発明によるスイッチ装置はスイッチ作用及
び回転調整作用の2つの作用を、単一の操作部構成によ
って果たすことができる。
また、装置の小型化が可能になる。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を、第1図及び第2図を参照
して説明する。
第1図は本発明による電子機器の操作部構造の一実施
例を示す断面図であり、第1図(a)はスイッチOFF状
態、第1図(b)はスイッチON状態を夫々表している。
又、第1図(c)はケースカバーの断面を示し、さらに
第2図は第1図の操作部構造の分解斜視図である。
これらの図において9はケースカバーであり、このケ
ースカバー9には第1図(c)に示す様に、厚み方向上
方に開口する円筒孔9cと、厚み方向下方に開口し、前記
円筒孔9cの開口径よりも若干大なる径の円筒孔9dによっ
て、断面凸形の孔が形成されている。尚、円筒孔9cの内
径は後述するスイッチ部材3の外径と略等しく形成され
ている。
本発明によるスイッチ装置の押圧スイッチとして作用
するスイッチ部材3は、ケースカバー9の円筒孔9c,9d
に嵌入する様、略円筒形状をなしている。そして、前記
スイッチ部材3の上面にはドライバ等を挿入する挿入溝
3dが形成され、側面にはパッキン2を埋め込む凹部3b
と、円筒孔9cと9dの段部と係合するフランジ部3cを備え
ている。又スイッチ部材3の下面には切欠3aを備える開
口凹部3eが形成されている。
また、本発明による操作部構造の回転継手5は、前記
スイッチ部材3(第1の部材)の開口凹部3e内に摺動
(往復移動)自在に嵌入され、かつ前記切欠3aと係合す
る突部5bを側面に備えている。さらに回転継手5(伝達
手段、第2の部材)の下面には、回転調整部品8の凹部
8aに連結する連結部5aが設けられている。
前記スイッチ部材3と前記回転継手5との間にバネ等
よりなる付勢手段4が設けられており、これによりスイ
ッチ部材3は常時図面上方向に付勢されている。そして
前記フランジ部3cと、ケースカバー9の円筒孔9c及び9d
によって形成される段部とが当接し、スイッチ部材3の
突出を防止している。
又、前記スイッチ部材3のフランジ部3cの下面には円
環状の導電性部材からなる接触端子6(接触手段)が、
基板7上のパターン1と対応する位置に取り付けられて
いる。この接触端子6は下面を絞り形状となし、さらに
複数のすり割り6aを形成して、上下方向に弾性変形自在
となる様になされている。接触端子6を例えば第7図に
示すように、熱電性ゴムにより構成した場合、すり割り
6aは必ずしも必要ない。
次に上述した操作部構造の動作について説明する。
第1図(a)において、スイッチ部材3は付勢手段4
の付勢作用により、図面上方に付勢されて、接触端子6
は、基板7上のパターン1と非接触の状態となってい
る。この状態でドライバをスイッチ部材3の上面の挿入
溝3dに挿入して軸回転させると、回転継手5は側面の突
部5bによってスイッチ部材3と係合しているため、回転
力が回転継手5に伝達される。従って回転継手5の下面
の連続部5a及び回転調整部品8の凹部8aを介して回転調
整部品8が回転調整されることになる。
次に、スイッチ部材3を付勢手段4の付勢力に抗して
図面下方に押圧すると、第1図(b)に示す様に接触端
子6が基板7上のパターン1と接触する。パターン1は
第3図に示す様に、その一部が不連続となっていて、通
常はその両端が非導通状態となっているが、円環状の接
触端子6が接触することによって導通状態となる。従っ
て、スイッチ部材3の押圧動作によってスイッチONの状
態となる。
接触端子6にはすり割り6aが形成され、押圧されたと
き弾性変形するので、接触端子6とパターン1との接触
は確実に行なわれる。
押圧力を解除すれば、スイッチ部材3は付勢手段4に
より上方に付勢され、接触端子6はパターン1と非接触
となり、スイッチOFF状態となるのである。
尚、接触端子6は円環状であるため、第1図(b)の
状態では、スイッチON状態を保持したまま、ドライバに
よる回転調整を行うことも可能である。
上述の様な操作部構造は、例えば光検出器の感度調整
に用いた場合に有効となる。例えば第4図に示す様に、
LED、半導体レーザー等の光源12からの出射光を被検査
物13に照射し、その反射光を光検出器14により検出し
て、被検査物の有無や変位、表面状態等を検査する装置
がある。この様な検査装置においては、光源12からの出
射光の被検査物13上への投光位置の確認、及び光検出器
14の感度調整が必要となる。
この様な検査装置において、本発明による操作部構造
を適用し、そのスイッチ作用(押圧動作)によって光源
12の発光光量を増加させて、被検査物13上の投光位置を
確認し、回転調整作用によって光検出器14の感度調整を
行う様にすることができる。即ち光源12と光検出器14と
いう2つの調整要素に対して、単一の操作部構造により
両者を調整することが可能となるのである。
次に本発明の第2の実施例を第5図を参照して説明す
る。尚、同図において第1図と対応する部分には同一符
号を付与し、その説明は省略する。又、第5図(a)及
び(b)は第1図と同様に夫々スイッチOFF及びON状態
を示している。
第5図においては、第1図における接触端子6に代え
て、スイッチ部材3のフランジ部3cの下部にスリット3e
を形成することにより弾性変形自在な弾性片3dを形成し
たものである。
この場合、弾性片3dのパターン1と接触する部分、お
よびその近傍を金属被膜して導電性を確保しても良い
し、あるいはスイッチ部材3の全体を導電性材料により
形成しても良い。
この実施例の場合には一体成型が可能であるため、部
品点数の増加を抑えることができる。
さらに、本発明の第3の実施例を第6図を参照して説
明する。
第6図(a)及び(b)は、第1図あるいは第5図と
同様に、スイッチのOFF状態、ON状態を夫々示してい
る。第6図の実施例においては、第1図の実施例におけ
る付勢手段4に代えて、回転継手5の上面に一体に弾性
変形自在な弾性片5cを形成している。
この実施例の場合も、部品点数を削減することができ
ることになる。尚、弾性片5cはスイッチ部材3側に設け
ても良いことはもちろんである。
さらに、前記第1乃至第3の実施例においては、回転
継手5とスイッチ部材3は夫々に形成した突部5bと、切
欠3aとを係合させて、回動方向への力を伝達する様にし
たが、スイッチ部材3の開口凹部3eと、回転継手5の外
形を多角形状にして係合させれば、前記切欠3a、突部5b
を形成しなくとも良い。
尚、上記した実施例は、本発明の電子機器の操作部構
造の一例にすぎず種々の改良が可能であることは言うま
でもない。
又、本発明の適用範囲についても、上記実施例に限定
されることなく、いかなる電子機器に対しても適用可能
である。
〔発明の効果〕
以上の様に、本発明のスイッチ装置によれば、スイッ
チ部材または第1の部材を往復移動自在かつ軸回転自在
とし、スイッチ部材または第1の部材が押圧されたとき
接触手段をパターンに接触させ、スイッチ部材または第
1の部材が回転されたとき、その回転を伝達手段または
第2の部材により回転調整部品に伝達するようにしたの
で、押圧動作によるスイッチ作用と回転動作による回転
調整作用とを単一の操作部構造によって実現できる。従
って、2つのスイッチを1つにすることができ、装置の
小型化が可能になる。また、接触手段を円環状とし、か
つ、弾性変形可能としたので、スイッチON状態を保持し
たまま、ドライバによる回転調整が可能となる。
又、基板上のパターンと接触する接触手段を、スイッ
チ部材または操作手段と一体に形成したり、付勢手段
を、伝達手段またはスイッチ部材もしくは第1の部材と
一体に形成することができるため、部品点数の増加を招
くことがない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の電子機器の操作部構造の一実施例の構
成を示す断面図、 第2図は本発明の電子機器の操作部構造の一実施例の構
成を示す分解斜視図、 第3図は基板上のパターンと本発明の接触端子との関係
を示す斜視図、 第4図は本発明の電子機器の操作部構造を適用する検査
装置の原理を説明する図、 第5図乃至第7図は本発明の操作部構造の他の実施例の
構成を示す断面図、 第8図は従来の電子機器の操作部構造の一例の構成を示
す断図である。 1…パターン 3…スイッチ部材 4…付勢手段 5…回転継手 6…接触端子 7…プリント基板 8…回転調整部品

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ケースカバーに形成された筒状の孔内に往
    復移動可能で、かつ、軸回転可能に挿入されたスイッチ
    部材と、 前記スイッチ部材をケースカバーの表面方向に付勢する
    付勢手段と、 前記スイッチ部材の回転を回転調整部品に伝達する伝達
    手段と、 前記スイッチ部材が押圧されたとき、基板上のパターン
    と接触する、円環状で弾性変形可能な接触手段と を備えることを特徴とするスイッチ装置。
  2. 【請求項2】スイッチを操作するとき操作される操作手
    段と、 前記操作手段をケースカバーの表面方向に付勢する付勢
    手段と、 前記操作手段が押圧されたとき、基板上のパターンと接
    触する、円環状で弾性変形可能な接触手段と を備え、 前記操作手段は、 前記ケースカバーに形成された筒状の孔内に往復移動可
    能で、かつ、軸回転可能に挿入された第1の部材と、 前記第1の部材の回転により回転調整部品を操作する第
    2の部材と を備えることを特徴とするスイッチ装置。
  3. 【請求項3】請求項1または2に記載のスイッチ装置を
    光検出器に用いるときの使用方法において、 前記スイッチ部材または第1の部材の押圧動作により光
    源の発光量を制御し、前記伝送手段または第2の部材の
    回転動作により光検出の感度を制御する ことを特徴とする使用方法。
  4. 【請求項4】請求項1または2に記載のスイッチ装置を
    用いて光を検出する光検出器において、 前記スイッチ部材または第1の部材は、光源の発光量を
    制御するとき押圧され、前記伝達手段または第2の部材
    は、光検出の感度を制御するとき回転される ことを特徴とする光検出器。
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