JP2906103B2 - 処理装置 - Google Patents

処理装置

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JP2906103B2
JP2906103B2 JP9215093A JP9215093A JP2906103B2 JP 2906103 B2 JP2906103 B2 JP 2906103B2 JP 9215093 A JP9215093 A JP 9215093A JP 9215093 A JP9215093 A JP 9215093A JP 2906103 B2 JP2906103 B2 JP 2906103B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、基板の少なくとも被処
理面を処理液に浸して所定の処理を行う処理装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】半導体デバイス製造のフォトリソグラフ
ィー工程では、半導体ウエハの表面にフォトレジストを
塗布し(レジスト塗布工程)、レジスト上にマスクパタ
ーンを焼き付けてから(露光工程)、レジストの感光部
もしくは非感光部を選択的に現像液に溶解させて(現像
工程)、ウエハ表面にレジストパターンを形成するよう
にしている。従来より、この種の現像工程には、スピン
ナ機構で半導体ウエハを回転させながらノズルより現像
液をウエハ表面に噴霧するスプレー方式、現像液を貯留
した処理槽の中にウエハを浸すディップ方式、ウエハを
水平状態にしてその上に現像液を表面張力で盛るパドル
方式等が用いられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来の現像方法のいずれも、現像液の使用に無駄
があり、現像液の消費量が多いという問題がある。スプ
レー方式およびディップ方式の消費量が多いことはいう
までもないが、パドル方式も表面張力との関係で現像液
を必要以上の厚さ(量)に盛らなければならないこと、
さらには現像液をウエハ上に万遍無く盛ろうとすればど
うしてもウエハの外縁から現像液がこぼれ落ちるのを余
儀なくされることから、現像液の消費量は少なくはな
い。また、これらの従来方法のいずれも、処理中の現像
液つまりウエハ上または処理槽内の現像液と周囲の空気
との接触面積が大きいため、現像液が劣化しやすい上、
温度調整が難しいという問題もある。
【0004】また、個別的には、スプレー方式は、スピ
ンナ機構にウエハを位置決めするのが面倒であること、
回転中のウエハから現像液が飛散するため周りにカップ
を設けなければならないこと、スピンナ機構とカップと
によって装置が大型化・複雑化し、メンテナンスが面倒
であること等の不具合がある。ディップ方式は、現像後
にウエハを処理槽から引き上げて別の場所へ移してリン
ス処理を行わなくてはならず、一箇所で現像工程とリン
ス工程を連続的に行うことができないという不具合があ
る。パドル方式は、ウエハ表面を万遍無く現像液に接液
させるまでに相当の時間を要するという不具合がある。
【0005】本発明は、上記従来の問題点を解決するも
のであり、基板の少なくとも被処理面を処理液に浸して
所定の処理を行う処理装置であって、現像液消費量の節
約化をはかる装置を提供することを目的とする。
【0006】本発明の別の目的は、基板の少なくとも被
処理面を処理液に浸して所定の処理を行う処理装置であ
って、装置の小型化を実現し、操作およびメンテナンス
の容易な装置を提供することにある。
【0007】本発明の他の目的は、基板の少なくとも被
処理面を処理液に浸して所定の処理を行う処理装置であ
って、同一の処理室内で一連の処理を迅速に行える装置
を提供することにある。
【0008】本発明の他の目的は、基板の少なくとも被
処理面を処理液に浸して所定の処理を行う処理装置であ
って、処理中の処理液および基板に対して簡易で精度の
高い温度制御が行える装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明の第1の処理装置は、処理されるべき基板
の外形よりもわずかに大きな空間からなる処理室と、前
記処理室に前記基板を搬入し前記処理室から前記基板を
搬出するための基板搬入搬出口と、前記処理室に処理液
を導入するための処理液導入口と、前記処理室から前記
処理液を排出するための排出口とを有する容器と、前記
処理室の中に前記処理液導入口を介して前記処理液を供
給するための処理液供給手段と、前記処理室内に前記処
理液を負圧吸引力で導入し、前記処理室から前記排出口
を介して前記処理液を負圧吸引力で排出するための負圧
吸引手段とを具備する構成とした。
【0010】また、本発明の第2の処理装置は、処理さ
れるべき基板の外形よりもわずかに大きな空間からなる
処理室と、前記処理室に前記基板を入れ前記処理室から
前記基板を出すための基板出入り口と、前記処理室に1
種類または2種類以上の処理液を導入するための1つま
たは複数の処理液導入口と、前記処理室に1種類または
2種類以上のガスを導入するための1つまたは複数のガ
ス導入口と、前記処理室から前記処理液または前記洗浄
液もしくは前記ガスを排出するための排出口とを有する
容器と、前記処理室の中に前記処理液導入口を介して前
記処理液を供給するための処理液供給手段と、前記処理
室の中に前記ガス導入口を介して前記ガスを供給するた
めのガス供給手段と、前記処理室内に前記処理液または
前記ガスを負圧吸引力で導入し、前記処理室から前記排
出口を介して前記処理液または前記ガスを負圧吸引力で
排出するための負圧吸引手段とを具備する構成とした。
【0011】
【作用】本発明の処理装置では、処理容器がジャケット
型に構成され、この処理容器内に設けられた溝状の処理
室に基板と処理液が一緒に収容される。処理液は、処理
室内に負圧で導入されるため、基板の少なくとも被処理
面の回りに薄膜状に処理液が速やかに行き渡る。こうし
て、処理室内で基板の少なくとも被処理面が処理液に接
液することで、所定の処理が行われる。処理後に、処理
室から処理液が排出されるときは、負圧吸引力で処理液
が排出口から速やかに排出される。
【0012】
【実施例】以下、添付図を参照して本発明の一実施例に
よる半導体ウエハ現像装置について説明する。
【0013】図1は、この実施例における半導体ウエハ
現像装置の外観構成を示す斜視図である。図示のよう
に、この半導体ウエハ現像装置は、上面の開口した比較
的扁平な箱型の漏水受けタンク10の中にジャケット型
の容器本体12を収容したものである。容器本体12
は、その上面側部のフランジ12aがタンク10の上面
側部のフランジ10aの上に載るようにしてタンク10
内に装填され、両フランジ12a,10a間に螺着され
るボルト14によってタンク10に脱着可能に取付され
る。タンク10の下面には、容器本体12の各種流体ポ
ートに各種流体供給または排出用の配管を接続するため
の配管接続部16と、タンク10の底に溜った漏水を排
出するためのドレイン管18とが取付されている。ボル
ト14を緩めて、容器本体12を上方(矢印B方向)へ
引き上げると、一点鎖線12’で示すように容器本体1
2をタンク10から取り出せる。なお、容器本体12の
形状、寸法はタンク10の内側形状より少し小さく形成
され、漏水が流通可能な間隔を有するように構成されて
いる。
【0014】図2は、容器本体12の外観形状を示す斜
視図である。図示のように、容器本体12は、処理液で
ある現像液に対して耐性を有する材質たとえばステンレ
ス、樹脂製で、一対の矩形の板体20,22を互いに面
合わせしてボルト24で一体に結合してなるもので、板
体20,22の内側面の間に処理されるべき半導体ウエ
ハWが入るほどの溝状の処理室26を有している。容器
本体12の上端部は開放され、半導体ウエハWを処理室
26に出し入れするための基板出入り口26aとなって
いる。半導体ウエハWは、本半導体ウエハ現像装置に設
置されているウエハ搬送装置(図示せず)のピンセット
28によって処理室26に出し入れされる。ピンセット
28は、半導体ウエハWの裏面の外周縁部を吸着保持し
ながら、半導体ウエハWを処理室26に挿入したり処理
室26から抜いたりする。容器板体22の内側面の上部
には、ピンセット28を処理室26内に案内するための
凹部30が設けられている。容器板体20の外側面に
は、容器本体12に内蔵されている温調機構の蓋32が
ボルト34によって着脱可能に取付されている。
【0015】図3は容器本体12の内部の構造を詳細に
示す分解斜視図であり、図4は容器本体12内の流体路
を示す分解斜視図である。
【0016】図3に示すように、容器板体22の内側面
には、半導体ウエハWの径よりもわずかに大きな幅を有
し下端部が半円形になっている溝または凹部36が形成
されており、この凹部36の外側にU字形のOリング3
8を嵌入するためのU字形の溝40が形成され、このU
字形溝40の外側に容器板体20側からのボルト24を
ナット39側に通すための貫通孔41が一定間隔で形成
されている。
【0017】凹部36の壁面の上部には、上記ピンセッ
ト28を処理室26内に案内するための凹部30が中心
部に設けられるとともに、凹部30内およびその両側に
かけて、つまり壁面の左端部から右端部にかけて、3列
に多数の小孔42,44,46がそれぞれ一定ピッチで
設けられている。
【0018】最上段の列の小孔42は、処理室26内に
N2 ガスを導入するためのガス導入口であり、図4に示
すように容器板体22内に設けられたガス通路48およ
び容器板体20内に設けられガス通路48に連通するガ
ス通路50を介して容器板体20の下面のガス導入ポー
ト52に通じている。なお、容器板体20の内側面の上
記小孔42と対向する位置にも、一列に多数の小孔54
が設けられており、これらの小孔54は容器板体20内
のガス通路56および上記ガス通路50を介して容器板
体20の下面のガス導入ポート52に通じている。
【0019】凹部36の壁面における中段の列の小孔4
4は、処理室26内にリンス液たとえば純水を導入する
ためのリンス液導入口であり、図4に示すように容器板
体22内に設けられたリンス液通路60を介して容器板
体22の下面のリンス液導入ポート62に通じている。
【0020】最下段の列の小孔46は、処理室26内に
現像液を導入するための現像液導入口であり、図4に示
すように容器板体22内に設けられた現像液通路64を
介して容器板体22の下面の現像液導入ポート66に通
じている。
【0021】容器板体22の凹部36の壁面において、
最下段の列の小孔46よりは下で、かつ処理室26内に
おける半導体ウエハWの上端よりは幾らか高い位置に、
比較的大きな径を有する一対の孔68が左右に設けられ
ている。これらの孔68は、処理室26からあふれた液
体を排出するためのオーバーフロー排出口であり、図4
に示すように容器板体22内に設けられた排液通路70
を介して容器板体22の下面のオーバーフロー排出ポー
ト72に通じている。
【0022】容器板体22の凹部36の下端には、処理
室26内の各種液体またはガスを減圧または負圧で吸引
排出するための大きな径を有する主排出口74が設けら
れている。この主排出口74は、図4に示すように容器
板体22内に設けられた主排出通路76を介して容器板
体22の下面の主排出ポート78に通じている。
【0023】図3において、容器板体20の外側面に
は、蓋32に対応した円形の凹部80が形成され、この
円形凹部80内にさらに一段と深い凹部82が上下方向
に蛇行して延在している。この凹部82の下端に温調水
入口82aが設けられ、凹部82の上端は外側の円弧状
溝部82bを介して温調水出口82cに通じている。こ
れらの温調水入口82aおよび温調水出口82cは、図
4に示すように容器板体20内に設けられた温調水通路
84,86を介してそれぞれ温調水導入ポート88およ
び温調水排出ポート90に通じている。
【0024】容器板体20の凹部80の外周縁部には周
回方向にネジ穴92が一定間隔で設けられており、これ
らのネジ穴92に蓋32の貫通孔94を介してボルト3
4が螺合することで、蓋34が閉じられるようになって
いる。蓋32の内側面には、凹部80内を密閉するため
の環状のOリング96が設けられる。蓋32が閉じる
と、内側には蛇行凹部82に沿って温調水通路83が形
成される。凹部80の外側にはボルト24を容器板体2
2側に通すための貫通孔98がU字状に一定間隔で設け
られている。両容器板体20,22の両側面の上端部に
はネジ穴100,102が設けられており、これらのネ
ジ穴100,102にボルト104がフランジ12aの
貫通孔106,108を介して螺合することで、フラン
ジ12aが両容器板体20,22に一体に固着されるよ
うになっている。
【0025】図5は図1のA−A’線についての縦断面
図であり、図6は容器本体12内のウエハ保持部の構造
を示す部分拡大断面図である。
【0026】図5に示すように、両容器板体20,22
の内側面の上端部はテーパ状に切り落とされ、ウエハ出
入り口26aは半導体ウエハWを通りやすくしている。
容器板体22において、ガス導入口42はガス通路48
よりも下方の位置に配置されており、ガス通路48から
のN2 ガスが所定の傾斜角θたとえば30゜で下向きに
ガス導入口42から処理室26内に吐出されるようにな
っている。リンス液導入口44とリンス液通路60との
間、現像液導入口46と現像液通路64との間も同様の
位置関係にあり、リンス液通路60からのリンス液およ
び現像液通路64からの現像液も傾斜角30゜で下向き
にリンス液導入口44および現像液導入口46からそれ
ぞれ処理室26内に吐出されるようになっている。ま
た、容器板体20においても、ガス通路56からのN2
ガスが傾斜角30゜で下向きにガス導入口54から処理
室26内に吐出されるようになっている。
【0027】半導体ウエハWは、その表面つまり被処理
面を容器板体20側に向け、裏面を容器板体22側に向
けて処理室26内に収容される。図6に示すように、容
器板体22の内壁の凹部36の外周縁部には段部36a
が形成されている。また、容器板体20の内壁にも容器
板体22側の凹部36とほぼ同じ寸法の凹部110が設
けられている。ただし、この凹部110の外周縁部はテ
ーパ面110aに形成されている。半導体ウエハWは、
凹部36側の段部36aと凹部110側のテーパ面11
0aとの間で挟まれるようにして保持される。なお、図
6において、半導体ウエハWがたとえば8インチウエハ
で、その厚みDw が0.8mmの場合、半導体ウエハW
の表面(被処理面)と対向する容器板体20側の凹部1
10の深さDa は約1.0mmに選ばれ、半導体ウエハ
Wの裏面と対向する容器板体22側の凹部36の深さD
b は約0.5mmに選ばれてよい。
【0028】図5において、タンク10の底部に取付さ
れている配管接続部16は、容器板体22の底面の主排
出ポート78を外部配管(図示せず)に接続するための
もので、上半部がタンク10の内側で主排出ポート78
に挿入され、下半部がタンク10の外(下方)へ突出し
ている。主排出ポート78に挿入される上半部の外周面
には主排出ポート78をシーリングするためのOリング
112が外嵌され、タンク10の底面と接する上半部の
下面にはタンク10内をシーリングするためのOリング
114が配設され、タンク10の外側に突出する下半部
の基端部にはジョイント用のナット116が螺合する。
他のポート、つまり図4におけるガス導入ポート52、
リンス液導入ポート62、現像液導入ポート66、オー
バーフロート排出ポート72、温調水導入ポート88お
よび温調水排出ポート90をそれぞれ外部配管(図示せ
ず)に接続するための配管接続部16も上記と同様に構
成されていてよい。
【0029】図7は、容器本体12の各種ポートとタン
ク10の外側の各部との接続関係を示す配管図である。
この図において、ガス導入口52には、ガス供給バルブ
(開閉弁)120を挿設した配管122および配管接続
部16を介してN2 ガス供給源124が接続される。リ
ンス液導入口62には、リンス液供給バルブ(開閉弁)
126を挿設した配管128および配管接続部16を介
してリンス液供給源130が接続される。現像液導入口
66には、現像液供給バルブ(開閉弁)132を挿設し
た配管134および配管接続部16を介して現像液供給
源136が接続される。オーバーフロー排出ポート72
は、配管接続部16および配管138を介して排液処理
部(図示せず)に接続される。主排出ポート78は、配
管接続部16およびメインバルブ(開閉弁)140を挿
設した配管142を介してトラップタンク144内の密
閉空間に接続される。トラップタンク144内の密閉空
間は、切換バルブ(3方弁)146を挿設した配管14
8を介して負圧源150と大気圧空間152に接続され
る。トラップタンク144の底には排液排出口144a
が設けられ、この排液排出口144aは排液バルブ(開
閉弁)154を挿設した配管156を介して図示しない
排液処理部に接続される。温調水導入ポート88および
温調水排出ポート90は、配管接続部16および配管1
58を介して温調器160に接続されている。温調器1
60は、容器本体12内の温調水通路83に温調水たと
えば恒温水を循環させるようにポンプ、熱交換器等を有
している。タンク10の底面のドレイン管18は、配管
138を介して図示しない排液処理部に接続されてい
る。なお、容器本体12は、保持された半導体ウエハW
が垂直になるように垂直に立てた状態に設置される。
【0030】次に、図8〜図10も参照して本実施例の
半導体ウエハ現像装置の動作について説明する。先ず、
図8の(A) に示すように、ウエハ搬送装置のピンセット
28が、現像処理を受けるべき半導体ウエハWを容器本
体12の処理室26の中に挿入する。この挿入の際、ピ
ンセット28は、容器板体22側の凹部30に案内され
て処理室26内に入る。図6につき上述したように、半
導体ウエハWは、表面つまり被処理面を容器板体20側
に向け、裏面を容器板体22側に向けて処理室26内に
挿入され、ウエハ外周縁部を容器板体22の凹部36側
の段部36aと容器板体20の凹部110側のテーパ面
110aとの間で挟まれるようにして、処理室26内の
定位置で保持される。
【0031】ピンセット28が処理室26から退出する
と、次にトラップタンク144回りで、排液バルブ15
4が閉じられ、切換バルブ146が負圧源150に切り
換えられ、主排出バルブ140が開けられる。これによ
り、処理室26内は、主排出口74、主排出通路76、
主排出ポート78、配管接続部16、配管142、トラ
ップタンク144および配管148を介して負圧源15
0に接続され、減圧状態になる。この状態で、現像液供
給バルブ132が開けられる。そうすると、現像液供給
源136からの現像液Dが、配管134、配管接続部1
6、現像液通路64を通って現像液導入口46から処理
室26内に供給される。図8の(B) に、この様子を示
す。
【0032】現像液導入口46から処理室26内に導入
された現像液Dは、負圧で引かれて下方に流れ、図8の
(C) に示すように、導入開始直後に処理室26内に発生
する気泡Bを主排出口74から押し出すようにして処理
室26内に充填される。そして、図8の(D) に示すよう
に、処理室26から気泡Bがほぼ完全に抜けるほどに現
像液Dが十分に供給されたなら、主排出バルブ140が
閉じられるとともに、切換バルブ146が大気152側
に切り換えられ、排液バルブ154が開けられる。これ
により、トラップタンク144に回収されている現像液
Dは、配管156を通って図示しない排液処理部に送ら
れる。また、主排出バルブ140が閉じられた直後に現
像液供給バルブ132も閉じられ、現像液Dの供給が終
了する。この終了間際に処理室26からあふれた現像液
Dは、オーバーフロー排出口68から排液通路70、オ
ーバーフロー排出ポート72、配管接続部16および配
管138を通って図示しない排液処理部に送られる。し
たがって、処理室26内では現像液Dが一定の液面に保
たれる。
【0033】上記のように、処理室26内に現像液Dが
一定の液面まで満たされ、半導体ウエハWがその現像液
Dの中に浸かることによって、現像が行われる。この場
合、半導体ウエハWは、その表面(被処理面)が万遍無
く現像液Dに接液するだけでなく、裏面も万遍無く現像
液Dに接液する。図6につき上記した処理室26内の凹
部36,110の寸法から、処理室26内において、半
導体ウエハWの表面側の現像液Dの厚さは約1.0mm
で、半導体ウエハWの裏面側の現像液Dの厚さは約0.
5mmであり、半導体ウエハW全体が現像液Dの液膜で
包まれるようにして、現像処理が行われる。液体静止現
像が行われる場合は、処理室26への現像液Dの供給ま
たは処理室26からの現像液Dの排出は行われず、処理
室26内で静止したままの現像液Dに半導体ウエハWが
所定時間たとえば60秒間浸けられる。処理室26内の
現像液Dは、周囲の空気と触れる面積つまり液面の面積
は基板出入口26a側の部分だけで非常に小さいため、
現像中の劣化は少ない。
【0034】また、現像処理中は、図9の(A) に示すよ
うに、半導体ウエハWの表面と対向する容器板体20内
の温調水通路83に温調器160からの温調水Fが循環
供給されることにより、処理室26内における現像液D
の温度変化が抑えられ、現像処理温度が正確に設定温度
たとえば23゜Cに維持される。
【0035】現像工程が終了すると、処理室26から現
像液Dを排出するため、排液バルブ154が閉められ、
切換バルブ146が負圧源150側に切り換えられ、主
排出バルブ140が開けられる。同時に、図9の(B) に
示すように、リンス液供給バルブ126が開けられ、リ
ンス液供給源130からのリンス液(純水)Rが配管1
28、配管接続部16、リンス液導入ポート62、リン
ス液通路60を通ってリンス液導入口44から処理室2
6内に供給される。主排出口74より下流側の主排出ラ
インが負圧になっているため、処理室26内に供給され
たリンス液Rは図9の(C) に示すように現像液Dを押し
出すようにして下方の主排出口74側に流れる。これに
より、リンス液Rの供給が開始されてから短時間たとえ
ば1〜2秒で、処理室26内の現像液Dの大部分がリン
ス液Rに置換される。さらに、図9の(C) に示すよう
に、10数秒ほどリンス液Rの供給および排出が続けら
れると、現像液Dが完全にリンス液Rで置換される。こ
のリンス工程において、リンスRは半導体ウエハWの表
面(被処理面)側を万遍無く流れるのはもちろん半導体
ウエハWの裏面側をも万遍無く流れるので、半導体ウエ
ハWの両面が良好に洗浄される。また、処理室26の壁
面もリンス液Rによって洗浄される。
【0036】なお、処理室26においてリンス液導入口
44からのリンス液供給流量が主排出口74からの排出
流量を越えるときは、処理室26であふれたリンス液R
はオーバーフロー排出口68から排液通路70、オーバ
ーフロー排出ポート72、配管接続部16および配管1
38を通って図示しない排液処理部に送られる。したが
って、リンス液Rが容器本体12の上部開口(ウエハ出
入り口)12aから外へあふれ出ることはない。
【0037】リンス工程が終了すると、リンス液供給バ
ルブ126が閉じられる。そうすると、主排出ラインは
負圧のままなので、図10の(A) ,(B) に示すように、
処理室26内のリンス液Rは負圧吸引力で強制的に主排
出口74よりトラップタンク144側に排出される。リ
ンス液Rの排出終了時または排出開始時点で、ガス供給
バルブ120が開けられる。これにより、N2 ガス供給
源124からのN2 ガスが配管122、配管接続部16
およびガス通路48,56を通ってガス導入口42,5
2より処理室26内に供給される。図10の(C) に示す
ように、処理室26内に供給されたN2 ガスは、下方の
主排出ライン側からの負圧吸引力によって半導体ウエハ
Wの表面および裏面に沿って勢い良く下方へ流れ、処理
室26内に残留しているリンス液Rを押し出すようにし
て、さらには半導体ウエハWまたは処理室26の壁面に
付着しているパーティクルを巻き込むようにして、主排
出口74より排出される。このように、処理室26の上
部から供給されたN2 ガスは処理室26の下端の主排出
口74側に負圧で排気されるため、処理室26内のパー
ティクルが容器外部へ飛散するおそれはない。
【0038】上記のようなN2 ガスの送風によって、半
導体ウエハWの液切りおよび乾燥が行われ、同時に処理
室26の壁面の液切りおよび乾燥も行われる。そして、
所定のタイミングで、図10の(D) に示すように、ウエ
ハ搬送装置のピンセット28が処理室26内に入ってき
て半導体ウエハWを吸着保持して持ち上げる。このウエ
ハ搬出時、半導体ウエハWの表面(被処理面)および裏
面はそれぞれガス導入口54,42の前を通過する際
に、強い風圧のN2 ガスを吹き付けられる。このエアー
ナイフ効果によって、半導体ウエハWに未だ残留または
付着していたリンス液またはパーティクルも除去され
る。なお、この場合、イオン化したN2 ガスを使用する
と、半導体ウエハWの帯電をも防止することができる。
【0039】半導体ウエハWが容器本体12から搬出さ
れた後、ガス供給バルブ120が閉じられる。また、ト
ラップタンク144に溜っているリンス処理液を排液処
理部へ送るため、切換バルブ146が大気側に切り換え
られるとともに、排液バルブ154が開けられる。トラ
ップタンク144内の排液は、次の現像処理が開始され
るまでのインターバル中に全て排出される。その間、ト
ラップタンク144側のミストが処理室26側に入り込
まないように、主排出バルブ140は閉じられている。
【0040】次の現像処理までの待ち時間が長い場合、
あるいは長期にわたって現像処理が行われない場合は、
配管または容器本体12内の流体通路等に残留している
現像液、リンス液の変質あるいはパーティクルの発生を
防止するために、たとえば次のような手順でダミーディ
スペンスが行われてよい。すなわち、容器本体12の処
理室26内に半導体ウエハWを収容しない状態で、上記
と同様の操作で処理室26に、最初に現像液Dを所定時
間だけ流し込み、次にリンス液Rを所定時間だけ流し込
み、最後にN2 ガスを所定時間だけ噴出させる。このよ
うなダミーディスペンスによって、配管または流体通路
内に残留していた古い現像液およびリンス液が棄てられ
るとともに、処理室26の内壁もクリーニングされる。
したがって、現像処理の歩留まり低下を防ぐことができ
る。
【0041】上記したように、本実施例の半導体ウエハ
現像装置では、ジャケット型の容器本体12の内部に設
けられた溝状の処理室26の中で半導体ウエハWが現像
液に浸かって現像処理を施される。現像液は処理室26
内に負圧吸引力で導入されるため、半導体ウエハWの回
りに現像液が速やかに行き渡る。半導体ウエハWの被処
理面と接液する現像液の厚み(量)は、処理室26の寸
法によって任意に決めることが可能であり、表面張力の
制限を受けない。したがって、現像液の使用量を可及的
に少なくすることができる。また、溝状の処理室26の
中に現像液が満たされるため、現像液が空気に触れる面
積が小さく、現像液の劣化は少ない。
【0042】また、本実施例の半導体ウエハ現像装置で
は、処理室26の中に半導体ウエハWを収容するだけで
よく、スピンナ機構等のウエハ保持回転機構が不要であ
り、現像液・リンス液飛散防止用のカップも要らない。
また、半導体ウエハWを回転させなくて済むので、特別
なセンタリング機構も要らない。このため、小型・簡易
・低コストで、取扱いおよびメンテナンスの容易なウエ
ハ現像装置を実現することができる。
【0043】さらに、処理室26の中に現像液やリンス
液およびN2 ガスを導入するためのポート、流体通路お
よび吐出口が容器本体12に設けられており、タンク1
0の配管接続部16に外部の配管が接続されることで、
処理室26が現像液供給源136、リンス液供給源13
0等の各種流体供給源およびトラップタンク144等の
排液回収部に接続される。これにより、各配管に挿設さ
れたバルブが作動することによって、任意のタイミング
で任意の液体またはガスを処理室26内に供給したり処
理室26から排出することができ、処理室26内で現像
・リンス・乾燥の一連の工程処理を迅速に行うことがで
きる。
【0044】また、上記のように、処理室26内におい
て現像液が空気に触れる面積は小さいため、現像液の温
度変化が小さい。さらに、本実施例の半導体ウエハ現像
装置では、処理室26内の半導体ウエハWの被処理面と
対向する容器板体20の内部に温調水を循環供給し、現
像処理中の現像液および半導体ウエハWの温度を設定値
に維持するようにしている。処理室26は半導体ウエハ
Wの外形よりもわずかに大きなサイズであるから、容器
本体12に内蔵される温調機構はコンパクトに構成され
る。温調すべき容積は、容器本体12と比較して十分に
小さいので、温調は効果的に行われる。
【0045】また、本実施例の半導体ウエハ現像装置で
は、ジャケット型の容器本体12を立てて配置するの
で、横方向の占有面積が少なくて済む。この省スペース
の利点は、複数の容器本体12が並べて設置され、その
設置個数が増大するほどますます顕著になる。したがっ
て、容器本体12の増設やレイアウトの変更等が容易で
ある。
【0046】以上、本発明の好適な一実施例を説明した
が、本発明はそれに限定されるものではなく、その技術
的思想の範囲内で種々の変形・変更が可能である。たと
えば上記実施例では、現像液、リンス液およびN2 ガス
の各液またはガス毎に容器本体12に異なる通路(4
8,56),60,64および導入口42,44,46
を設けたが、それらの液またはガスの全部または一部
(たとえばリンス液とN2ガス)を同一(共通)の導入
口から処理室26内に供給するようにしてもよい。ま
た、それらの導入口42,44,46を構成する小孔の
個数、口径、設置位置等を任意に変更することが可能で
ある。また、主排出口74を2つ以上に設けることも可
能である。また、容器本体12から現像液、リンス液ま
たはN2 ガスの供給または導入手段を省いて、外部から
ノズル等によって容器本体の上部開口(ウエハ出入り
口)12aを介して現像液、リンス液またはN2 ガスを
処理室26内に供給することも可能であり、処理室26
内で現像工程だけを行い、リンス工程および乾燥処理を
他の場所で行うようにしてもよい。また、N2 ガスに代
えて清浄な空気あるいはヘリウム、アルゴン等の他の不
活性ガスを用いてもよい。
【0047】また、上記実施例では、配管接続部16を
タンク10の底面に設けたが、タンク10の側面に設け
ることも可能であり、タンク10を省いて容器本体12
の底面または側面に設けることも可能である。したがっ
て、たとえば現像液が処理室26の下部から導入され上
部から排出されるように構成することも可能である。ま
た、容器本体12の上面に密閉可能な開閉蓋を取付し
て、容器本体12を斜めにまたは水平に配置して1つま
たは多段配置することも可能である。また、上記実施例
では、容器本体12の内部に温調水通路を設けて処理室
26内の温調を行うようにしたが、そのような温調水通
路を設けずに、容器本体12を丸ごと温調水の中に入れ
て温調を行うようにしてもよい。
【0048】また、上記実施例では、容器本体12を垂
直方向に立てて配置した例について説明したが、容器本
体12内に段部36aとテーパ面110aとの間に挟ま
れるようにして保持された半導体ウエハWが隙間によっ
てがたつきやすい場合には、図11に示すように、半導
体ウエハWの被処理面が上面側となるように容器本体1
2を垂直線Vに対して5〜45゜程度の範囲内で傾斜さ
せて設置してもよい。こうすることにより、半導体ウエ
ハWが段部36a側に片寄った状態で保持されるため、
処理中にがたつくことがなく、現像液を被処理面に対し
て一定にすることができる。
【0049】また、半導体ウエハWを容器本体12内に
保持した際に、半導体ウエハWの外周縁部が容器本体1
2の段部36aやテーパ面110aに接触するのを避
け、外周縁(エッジ)部分のレジストが現像されずに残
ってしまうのをなくしたい場合には、図12に示すよう
に真空吸着によって保持するようにしてもよい。この場
合、半導体ウエハWの被処理面でない側の中心部分や外
周縁部より内側の部分に1箇所または複数箇所、真空吸
着部161を処理室26内に突出させて設け、半導体ウ
エハWの外周部を処理室26内壁よりも少なくとも1〜
2mm程度離した状態で保持する。なお、真空吸引口1
62に連通する配管163等については、詳細な説明は
省略する。
【0050】また、上記実施例は半導体ウエハ現像装置
に係るものであったが、本発明は基板の少なくとも被処
理面を処理液に浸して所定の処理を行う任意の処理装置
に適用可能であり、たとえば洗浄処理装置やウェットエ
ッチング装置等にも適用可能である。したがって、本発
明における基板には、半導体ウエハに限らず、LCD基
板、ガラス基板、プリント基板、CD基板その他の基板
も含まれる。
【0051】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の処理装置
によれば、基板の外形よりもわずかに大きな空間からな
る処理室の中に基板を収容し、負圧吸引力で処理室へ処
理液を導入し処理室から処理液を排出するようにしたの
で、狭い処理室空間であっても所望の処理を行うことが
できる。これにより、現像液消費量の節約化、装置の小
型化、操作およびメンテナンスの簡易化が可能であり、
同一容器で異なる処理を連続的に実行することも可能で
あり、基板および処理液に対して簡易で効率的かつ精度
の高い温度制御を行うことも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における半導体ウエハ現像装
置の外観構成を示す斜視図である。
【図2】実施例の半導体ウエハ現像装置の容器本体の外
観構成を示す斜視図である。
【図3】実施例における容器本体の内部の構成を示す分
解斜視図である。
【図4】実施例における容器本体内の流体路の構成を示
す分解斜視図である。
【図5】図1のA−A線についての縦断面図である。
【図6】実施例の容器本体内のウエハ保持手段の構成を
示す部分断面図である。
【図7】実施例における容器本体の各種ポートと外部の
各部との接続関係を示す配管図である。
【図8】実施例の半導体ウエハ現像装置における現像処
理の動作を説明するための略断面図である。
【図9】実施例の半導体ウエハ現像装置におけるリンス
処理の動作を説明するための略断面図である。
【図10】実施例の半導体ウエハ現像装置における乾燥
処理の動作を説明するための略断面図である。
【図11】実施例の半導体ウエハ現像装置における容器
本体の設置例を説明するための略断面図である。
【図12】実施例の半導体ウエハ現像装置における容器
本体内のウエハ保持手段の他の例の構成を示す略断面図
である。
【符号の説明】
10 タンク 12 容器本体 16 配管接続部 20,22 容器板体 30 ピンセット案内用凹部 36 容器板体22の凹部 42 N2 ガス導入口 44 リンス液導入口 46 現像液導入口 48 N2 ガス通路 52 N2 ガス導入ポート 54 N2 ガス導入口 56 N2 ガス通路 60 リンス液通路 62 リンス液導入ポート 64 現像液通路 66 現像液導入ポート 68 オーバーフロー排出口 70 オーバーフロー排出通路 72 オーバーフロー排出ポート 74 主排出口 78 主排出ポート 83 温調水通路 124 N2 ガス供給源 130 リンス液供給源 136 現像液供給源 144 トラップタンク 160 温調器

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 処理されるべき基板の外形よりもわずか
    に大きな空間からなる処理室と、前記処理室に前記基板
    を入れ前記処理室から前記基板を出すための基板出入り
    口と、前記処理室に処理液を導入するための処理液導入
    口と、前記処理室から前記処理液を排出するための排出
    口とを有する容器と、 前記処理室の中に前記処理液導入口を介して前記処理液
    を供給するための処理液供給手段と、 前記処理室内に前記処理液を負圧吸引力で導入し、前記
    処理室から前記排出口を介して前記処理液を負圧吸引力
    で排出するための負圧吸引手段と、 を具備したことを特徴とする処理装置。
  2. 【請求項2】 処理されるべき基板の外形よりもわずか
    に大きな空間からなる処理室と、前記処理室に前記基板
    を入れ前記処理室から前記基板を出すための基板出入り
    口と、前記処理室に1種類または2種類以上の処理液を
    導入するための1つまたは複数の処理液導入口と、前記
    処理室に1種類または2種類以上のガスを導入するため
    の1つまたは複数のガス導入口と、前記処理室から前記
    処理液または前記洗浄液もしくは前記ガスを排出するた
    めの排出口とを有する容器と、 前記処理室の中に前記処理液導入口を介して前記処理液
    を供給するための処理液供給手段と、 前記処理室の中に前記ガス導入口を介して前記ガスを供
    給するためのガス供給手段と、 前記処理室内に前記処理液または前記ガスを負圧吸引力
    で導入し、前記処理室から前記排出口を介して前記処理
    液または前記ガスを負圧吸引力で排出するための負圧吸
    引手段と、 を具備したことを特徴とする処理装置。
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