JP2905723B2 - X線分析装置 - Google Patents

X線分析装置

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JP2905723B2 JP7157107A JP15710795A JP2905723B2 JP 2905723 B2 JP2905723 B2 JP 2905723B2 JP 7157107 A JP7157107 A JP 7157107A JP 15710795 A JP15710795 A JP 15710795A JP 2905723 B2 JP2905723 B2 JP 2905723B2
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  • Analysing Materials By The Use Of Radiation (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、試料表面に1次X線
を照射して、試料の表面層からの2次(蛍光)X線を分
析するX線分析装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、試料の表面層に含まれる不純物
の検出には、X線分析装置が広く用いられる。このう
ち、全反射の蛍光X線分析装置は、S/N比が大きく微
量元素の分析精度に優れるため、最近多く用いられてい
る。この装置は、X線源において発生したX線を分光器
により単色化し、この単色化した1次X線を微小な入射
角(例えば、0.05°〜0.20°程度)で試料に照射する。
そして、この1次X線の照射によって試料から発生する
2次X線を検出器により検出し、その検出結果に基づい
て試料中の元素をエネルギー分析器により分析する。
【0003】この装置を構成する分光器には、最近、単
結晶に代わって、重元素と軽元素とを基板上に交互に蒸
着して、人工的に形成した多層膜の分光素子が広く用い
られている。このような分光素子においても、単結晶の
場合と同様に、反射(回折)した1次(回折)X線中に
高次のX線が含まれる欠点があったが、重元素と軽元素
の構成元素の膜厚の比率を適当に設定することによっ
て、2次線や3次線などを反射しないものを形成できる
ことが知られている。例えば、特公平5-49200 号公報で
本件出願人により開示された多層膜のX線分光素子があ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、分光器
に2次線を反射しない分光素子を用いると、1次線に混
って3次線が反射される。一方、3次線を反射しない分
光素子を用いると1次線に混って2次線が反射される。
このように、1次線に2次線または3次線が混っている
と、試料に入射されるX線強度を上げるために試料への
入射角度を上げた際に、高次線が試料中に入って試料成
分元素を励起し蛍光X線が強く発生してしまう。そうす
ると、バックグラウンド(B)が大きくなり、分析対象
元素からの2次(蛍光)X線であるシグナル(S)とバ
ックグラウンド(B)の比であるS/B比が低くなり、
微量元素の検出精度が低下するという問題があった。
【0005】この発明は上記の問題点を解決して、X線
中の高次線を除去して微量元素の検出精度を向上させる
ことができるX線分析装置を提供することを目的として
いる。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明の請求項1のX線分析装置は、1次X線を
発生するX線源と、1次X線が照射された試料から発生
する2次X線が入射される検出器とを備えたX線分析装
置において、前記X線源と試料との間の1次X線の通路
に、重元素層と軽元素層からなる層対を基板上に多数積
層して構成される複数の多層膜分光素子を直列に配置
し、各多層膜分光素子で除去される1次X線の高次線の
最低次数が相異なることを特徴とする。
【0007】また、請求項2のX線分析装置は、請求項
1において、第1の多層膜分光素子について、重元素層
と軽元素層との厚さが等しく、第2の多層膜分光素子に
ついて、重元素層と軽元素層との厚さの比が1対2また
は2対1である。
【0008】請求項3のX線分析装置は、1次X線を発
生するX線源と、1次X線が照射された試料から発生す
る2次X線が入射される検出器とを備えたX線分析装置
において、前記試料と検出器との間の2次X線の通路
に、重元素層と軽元素層からなる層対を基板上に多数積
層して構成される複数の多層膜分光素子を直列に配置
し、各多層膜分光素子で除去される2次X線の高次線の
最低次数が相異なることを特徴とする。
【0009】また、請求項4のX線分析装置は、請求項
1において、第1の多層膜分光素子について、重元素層
と軽元素層との厚さが等しく、第2の多層膜分光素子に
ついて、重元素層と軽元素層との厚さの比が1対2また
は2対1である。
【0010】
【作用および効果】請求項1のX線分析装置によれば、
X線源と試料との間の1次X線の通路に、重元素層と軽
元素層からなる層対を基板上に多数積層して構成される
複数の多層膜分光素子を直列に配置し、各多層膜分光素
子で除去される1次X線の高次線の最低次数が相異なっ
ている。従って、高次線を含まない1次X線が試料に入
射されるので、試料への入射角度を上げても微量元素の
検出精度が低下しない。これにより、X線中の高次線を
除去して微量元素の検出精度を向上させることができる
X線分析装置を提供することができる。
【0011】また、請求項2のX線分析装置によれば、
第1の多層膜分光素子について、重元素層と軽元素層と
の厚さが等しく、第2の多層膜分光素子について、重元
素層と軽元素層との厚さの比が1対2または2対1であ
り、これによって、2次線と3次線がそれぞれ除去され
る。従って、2次線または3次線を含まない1次X線が
試料に入射されるので、試料への入射角度を上げても微
量元素の検出精度が低下しない。
【0012】請求項3のX線分析装置によれば、試料と
検出器との間の2次X線の通路に、重元素層と軽元素層
からなる層対を基板上に多数積層して構成される複数の
多層膜分光素子を直列に配置し、各多層膜分光素子で除
去される2次X線の高次線の最低次数が相異なってい
る。従って、高次線を含まない2次X線が検出器に入射
されるので、試料への入射角度を上げても微量元素の検
出精度が低下しない。
【0013】また、請求項4のX線分析装置によれば、
第1の多層膜分光素子について、重元素層と軽元素層と
の厚さが等しく、第2の多層膜分光素子について、重元
素層と軽元素層との厚さの比が1対2または2対1であ
り、これによって、2次線と3次線がそれぞれ除去され
る。従って、2次線または3次線を含まない2次X線が
検出器に入射されるので、試料への入射角度を上げても
微量元素の検出精度が低下しない。
【0014】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面に基づいて説
明する。図1に、この発明の一実施例による全反射の蛍
光X線分析装置の断面図を示す。この装置は、励起側に
おいて、1次X線B1を発生するX線源1と、このX線
源1と試料Sとの間の1次X線B1の通路に、複数(こ
の例では2つ)の多層膜分光素子2aおよび2bを直列
に配置した分光器2とを備えている。また、検出側にお
いて、1次X線B1が照射された試料Sから発生する2
次X線B2が入射される半導体検出器(SSD)のよう
な検出器4および多重波高分析器のような分析器6を備
えている。
【0015】この装置は、X線源1において発生したX
線を分光器2により単色化し、この単色化した1次X線
B1を微小な入射角(例えば、0.05°〜0.20°程度)で
シリコンウエハのようなSi(シリコン)を主成分とす
る試料Sに照射する。この1次X線B1の一部が全反射
して反射光線B3となり、他の一部が試料Sを励起して
発生する固有の2次(蛍光)X線B2を検出器4が検出
する。分析器6は、その検出結果に基づいて試料S中の
元素を分析し、目的とするX線スペクトルが得られる。
【0016】ここで、分光器2を構成する多層膜分光素
子2aおよび2bは、1枚目の多層膜分光素子2aで反
射された1次X線B1が続いて2枚目の多層膜分光素子
2bで反射されるように、直列に配置されている。しか
も、この多層膜分光素子2a,2bは、それぞれ除去さ
れる1次X線B1の高次線の最低次数が相異なるように
形成されている。
【0017】この多層膜分光素子2a,2bは、図2に
示すように、重元素層Aと軽元素層Bからなる層対を基
板上に多数積層して構成されている。このような多層膜
分光素子2a,2bの反射強度特性を示す構造因子F
(θ)について、以下の関係式(1)が成立する。ただ
し、重元素層Aの厚さをdA 、軽元素層Bの厚さをd
B、重元素層Aと軽元素層Bとを合計した厚さをd、次
数をm、重元素層Aの濃度をφA 、軽元素層Bの濃度を
φB とする。 |F(θ)|=(d/πm)・sin(mπdA /d)・(φA −φB ) …(1)
【0018】例えば、多層膜分光素子2aの重元素層A
と軽元素層Bの厚さが等しいようにdA :dB =1:
1、すなわち、dA =dB =d/2に設定して、(1)
式に代入すると、 |F(θ)|=(2dA /πm)・sin(mπ/2)
・(φA −φB ) この式において、多層膜分光素子2a内でX線を反射さ
せないためには、上記F(θ)が0でなければならな
い。従って、 m=2,4,6,8,…のとき、|F(θ)|=0 すなわち、重元素層Aと軽元素層Bの厚さが等しい多層
膜分光素子2aで反射された1次X線B1から、2次
線、4次線、6次線、8次線、…が除去される。ただ
し、この1次X線B1中に3次線、5次線、7次線、…
は含まれる。
【0019】また、多層膜分光素子2bの重元素層Aと
軽元素層Bとの厚さの比が1対2になるようにdA :d
B :d=1:2:3に設定して、(1)式に代入する
と、 |F(θ)|=(d/πm)・sin(mπ/3)・
(φA −φB ) この式において、多層膜分光素子2b内でX線を反射さ
せないためには、同様に、上記F(θ)が0でなければ
ならない。従って、 m=3,6,9,…のとき、|F(θ)|=0 すなわち、重元素層Aと軽元素層Bとの厚さの比が1対
2の多層膜分光素子bで反射された1次X線から、3次
線、6次線、9次線、…が除去される。ただし、この1
次X線B1中に2次線、4次線、5次線、…は含まれ
る。このように、多層膜分光素子2aおよび2bは、そ
れぞれ除去される1次X線B1の高次線の最低次数が相
異なるように形成される。
【0020】このような多層膜分光素子2a,2bが直
列に配置された状態で、まず、X線源1において発生し
たX線が1枚目の多層膜分光素子2aで反射されると、
反射された1次X線B1から、2次線、4次線、6次
線、8次線、…が除去される。次に、これらの高次線が
除去された1次X線B1が2枚目の多層膜分光素子2b
で反射されると、1次X線B1から、3次線、6次線、
9次線、…が除去される。従って、多層膜分光素子2
a,2bで反射されて試料Sへ入射する1次X線B1か
ら高次線(2次線、3次線、…)が除去されることにな
る。このように、高次線を含まない1次X線B1が試料
Sに入射されるので、バックグラウンド(B)が小さく
なり、分析対象元素からの2次(蛍光)X線であるシグ
ナル(S)とバックグラウンド(B)のS/B比が向上
し、試料Sへの入射角度を上げても微量元素の検出精度
が低下しない。
【0021】また、このように、複数の多層膜分光素子
を連ねることにより、1次X線B1の反射強度の特性曲
線がシャープになる。例えば、図1のように多層膜分光
素子2a,2bを2連にすることにより、図3(A)の
1枚目の多層膜分光素子2aで反射された1次X線B1
よりも、図3(B)の2枚目の多層膜分光素子2bで反
射された1次X線B1の方が、反射強度の特性曲線がシ
ャープになる。つまり、特性曲線S1の頂点において、
反射強度は1枚目が入射強度の約90%に、2枚目が
(0.92 )=0.81の約81%になって反射強度は
減少するが、この場合、特性曲線S2の裾野方向に反射
強度が小さくなるにしたがって反射強度の減少の度合い
が大きくなる。例えば、1枚目で反射強度が約10%の
とき、2枚目で(0.12 )=0.01の約1%になっ
て反射強度は大きく減少する。このため、特性曲線S2
の裾野が小さくなり、特性曲線がシャープになる。図3
(A)において、特性曲線S1は、例えば図示20の分
析対象元素のスペクトラムのバックグラウンドになって
いるが、図3(B)において、特性曲線S2はバックグ
ラウンドにならない。従って、元素の検出精度が向上す
る。
【0022】なお、この実施例では、多層膜分光素子2
aの重元素層Aと軽元素層Bの厚さが等しく、多層膜分
光素子2bの重元素層Aと軽元素層Bとの厚さの比が1
対2としているが、2対1としてもよい。
【0023】また、この実施例では、2次線、4次線、
…を除去する多層膜分光素子2aの後に3次線、6次
線、…を除去する多層膜分光素子2bを配置している
が、多層膜分光素子2bの後に多層膜分光素子2aを配
置してもよい。
【0024】なお、この実施例では、2〜3次線、4次
線、6次線、8〜10次線を除去しているが、多層膜分
光素子2aおよび2bに続いて多層膜分光素子2cおよ
び2dを図4のように直列に配置すると、5次線および
7次線も除去される。すなわち、多層膜分光素子2cの
膜厚をdA :dB :d=1:4:5とすると、5次線、
10次線、…が除去され、多層膜分光素子2dの膜厚を
dA :dB :d=1:6:7とすると、7次線、14次
線、…が除去される。実用上、1次X線B1に含まれる
高次線は10次線まで除去すれば十分であるので、4枚
の多層膜分光素子2a〜2dがあれば足りる。
【0025】また、以下のような特公平5-49200 号公報
で本件出願人により開示された多層膜分光素子を用いる
方法もある。この多層膜分光素子は、図5に示すよう
に、軽元素Bで形成された板状体の表面および内部に間
隔d1 をもって上記表面と平行な複数層の重元素層Aを
形成すると共にその各重元素層と平行に微小間隔d2
もって形成された重元素層Aを設けて、任意の整数を
m、また除去しようとする反射波の次数をnとすると
き、次式(2)が成立するように間隔d1 および間隔d
2 を設定している。 n=d1 /d2 ・(m+1/2) …(2)
【0026】(2)式において、多層膜分光素子2aを
1 /d2 =6に設定すれば、上記と同様に3次線、9
次線、15次線、…が除去される。また、多層膜分光素
子2bをd1 /d2 =4に設定すれば、上記と同様に2
次線、6次線、10次線、…が除去される。従って、こ
の多層膜分光素子2a,2bを上記と同様に直列に配置
すると、試料Sへ入射する1次X線B1から高次線(2
次線,3次線)が除去されるので、S/B比が向上す
る。
【0027】次に、図6に、この発明を回折X線分析装
置に適用した第2実施例の側面図を示す。このX線分析
装置は、第1実施例のように試料Sにおいて1次X線B
1を全反射させるものではなく、比較的大きな入射角度
で入射させるものである。この装置は、励起側に、1次
X線B1を発生するX線源1を備え、検出側において、
試料Sと検出器8との間であって1次X線B1が照射さ
れた試料Sから発生する2次(回折)X線B2の通路
に、複数(この例では2つ)の多層膜分光素子2a,2
bを直列に配置した分光器2と、2次(回折)X線B2
が入射されるシンチレーションカウンタのような検出器
8と分析器6とを備えている。この多層膜分光素子2
a,2bには第1実施例と同様のものが用いられ、それ
ぞれ除去される2次(回折)X線B2の高次線の最低次
数が相異なる。この場合、X線源1からの1次X線B1
が試料Sに照射して、試料Sから発生する2次(回折)
X線B2に高次線が含まれないので、検出器8に入射さ
れる分析対象元素からの2次(回折)X線であるシグナ
ル(S)とバックグラウンド(B)のS/B比が低くな
り、試料Sへの入射角度を上げても微量元素の検出精度
が低下しない。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例に係る蛍光X線分析装置を
示す側面図である。
【図2】多層膜分光素子の一例を示す断面図である。
【図3】1次X線B1の反射強度の特性曲線を示す図で
ある。
【図4】多層膜分光素子を4連にした状態を示す側面図
である。
【図5】多層膜分光素子の一例を示す断面図である。
【図6】第2実施例のX線分析装置を示す側面図であ
る。
【符号の説明】
1…X線源、2…分光器、2a〜2d…多層膜分光素
子、4…検出器、S…試料、B1…1次X線、B2…2
次(蛍光)X線。
フロントページの続き (72)発明者 庄司 孝 大阪府高槻市赤大路町14番8号 理学電 機工業株式会社内 (56)参考文献 特開 平5−11100(JP,A) 特開 平4−372898(JP,A) 特開 昭63−191951(JP,A) 特公 平5−49200(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G01N 23/00 - 23/227 G21K 1/06

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1次X線を発生するX線源と、 1次X線が照射された試料から発生する2次X線が入射
    される検出器とを備えたX線分析装置において、 前記X線源と試料との間の1次X線の通路に、重元素層
    と軽元素層からなる層対を基板上に多数積層して構成さ
    れる複数の多層膜分光素子を直列に配置し、 各多層膜分光素子で除去される1次X線の高次線の最低
    次数が相異なることを特徴とするX線分析装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 第1の多層膜分光素子について、重元素層と軽元素層と
    の厚さが等しく、 第2の多層膜分光素子について、重元素層と軽元素層と
    の厚さの比が1対2または2対1であるX線分析装置。
  3. 【請求項3】 1次X線を発生するX線源と、 1次X線が照射された試料から発生する2次X線が入射
    される検出器とを備えたX線分析装置において、 前記試料と検出器との間の2次X線の通路に、重元素層
    と軽元素層からなる層対を基板上に多数積層して構成さ
    れる複数の多層膜分光素子を直列に配置し、 各多層膜分光素子で除去される2次X線の高次線の最低
    次数が相異なることを特徴とするX線分析装置。
  4. 【請求項4】 請求項3において、 第1の多層膜分光素子について、重元素層と軽元素層と
    の厚さが等しく、 第2の多層膜分光素子について、重元素層と軽元素層と
    の厚さの比が1対2または2対1であるX線分析装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106872504A (zh) * 2017-04-28 2017-06-20 广西壮族自治区梧州食品药品检验所 一种x射线荧光分析鉴别真伪朱砂的方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106872504A (zh) * 2017-04-28 2017-06-20 广西壮族自治区梧州食品药品检验所 一种x射线荧光分析鉴别真伪朱砂的方法

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