JP2905700B2 - ストレッチラベル - Google Patents
ストレッチラベルInfo
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- Shaping By String And By Release Of Stress In Plastics And The Like (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Description
缶、ポリエチレンテレフタレート製ボトル(以下PET
ボトルという)等の合成樹脂製容器等の容器に装着され
るストレッチラベル、特に内容物充填後に低温加熱殺菌
処理が施される容器に装着されるストレッチラベルに関
する。
面側に意匠や商標等を印刷した印刷層が設けられたポリ
エチレン系の自己伸縮性のストレッチフィルムが端部同
士を接合され筒状に形成され、図5に示すように、その
径を拡張し、PETボトル等の容器11の上方から外嵌装
着される。
装着された容器11内に飲食品や薬品等が充填された場合
には、飲食品や薬品等が容器11内に充填された後、容器
11の外面から温水シャワーをかけ殺菌する低温加熱殺菌
処理を行う場合がある。
の容器11に通常70乃至90°Cの温水を5乃至40分
間程度かけて殺菌するため、前述したストレッチラベル
10のポリエチレン系樹脂からなるストレッチラベル10
は、温水の熱によって容器11と共に伸長され、容器11の
周方向に伸長して図4に示すようなたるみ12が生じ、ス
トレッチラベル10の外観が損なわれるという問題が生じ
ていた。
生じると、容器11とストレッチラベル11の間に間隙がで
き、この状態で、温水のシャワーをかけられた場合、温
水シャワーの水圧や勢いによってストレッチラベル10が
容器11からずり落ち易いという問題も生じていた。
めになされたもので、低温加熱殺菌処理をした場合でも
たるみが生じにくいストレッチラベルを提供することを
課題とする。
題を解決するための手段としては、自己伸縮性を有する
ストレッチフィルム2 からなり、且つ低温加熱殺菌処理
が施される容器5に外嵌装着される筒状のラベル本体1を
有するストレッチラベルにおいて、前記ラベル本体(1)
は、70°Cに加熱した場合における収縮率が、容器の
周方向で1乃至10%の範囲であることを特徴とする。
体1 の70°Cに加熱した場合における収縮率が、容器
の周方向で1.5乃至5.0%の範囲であることにあ
る。また、前記ラベル本体1が、周方向に1.05乃至
2.0倍延伸したフィルムからなることにある。 さら
に、前記容器5が、炭酸ガス入り飲料が充填されるポリ
エチレンテレフタレート製容器であり、前記ラベル本体
1が前記容器5の胴部に外嵌装着されることにある。
70°Cで加熱した場合に、容器5 に対して周方向A に
収縮するストレッチフィルム2 からなるため、該温度に
おいて、ストレッチラベルは容器5 の周方向A に収縮
し、加熱処理後にも容器5に密着状態で装着されて、た
るみを生じることがない。
であるストレッチフィルムからストレッチラベルを形成
した場合には、周方向の収縮性も適度であるために、ス
トレッチラベルのたるみを防止でき、且つ容器への装着
性も良好である。
%の範囲にした場合には、特に容器への装着性も良好な
状態で、効果的にたるみの発生を防止することができ
る。
説明する。
ィルム2の一面側に印刷層3が形成されたラベル本体
で、該ストレッチフィルム2はエチレン−酢酸ビニル共
重合体からなる厚さ30乃至100μm程度の単層のフ
ィルムからなる。
理を施した場合に、一方向に僅かに収縮する性質を有す
るフィルムからなり、その収縮率は70°Cにおいて1
乃至10%の範囲が好ましい。
低温加熱殺菌処理時の収縮が少ないため、容器に対する
締めつけが十分でなく、ラベルのずり落ちが生じやす
く、また、10%を越えるとフィルムの伸縮性が悪くな
り、容器への装着性が低下するからである。また、同様
の理由により、70°Cにおける収縮率が1.5乃至
5.0%の範囲のものがさらに好ましい。
製造する方法は以下に説明する通りである。まず、エチ
レン−酢酸ビニル共重合体を180°C乃至220°C
の溶融状態でT型口金によりフィルム状に押出し、冷却
ドラムに巻付けて冷却固化する。
2.0倍の延伸倍率で延伸し、熱処理することによっ
て、幅方向に上記のような収縮率を有する前記ストレッ
チフィルム2が製造される。
Tボトル5等の容器に外嵌装着した場合の周方向Aにな
るようにストレッチラベル4が形成される。
インキの接着を良くするため、コロナ処理等の公知の表
面処理が施されている。
一面側、すなわちコロナ処理等の表面処理が施された一
面側にグラビア印刷等の公知の印刷方法によって文字絵
柄等を印刷されて形成されている。
の一面側に印刷層3が形成されたラベル本体1は、図2
に示すように印刷層3が内側になるように筒状に形成さ
れ、両端部1a,1b を接着剤6によって接着される。
ストレッチラベル4をPETボトル5に装着する場合
は、所定寸法に切断された該ストレッチラベル4の径を
拡張しながら開口し、図3に示すように、PETボトル
5の上方から外嵌装着する。
が装着されたPETボトル5に例えば果汁入り炭酸飲料
を充填した場合、PETボトル5内の果汁入り炭酸飲料
を殺菌するために低温加熱殺菌処理を行う。
外面から温度約70乃至90°Cの温水シャワーが5分
乃至40分間程度かけられ、内部の果汁入り炭酸飲料を
加熱殺菌する殺菌方法である。
ル5に外嵌装着して低温加熱殺菌処理を行った場合に
は、ストレッチフィルム1には加熱時にPETボトル5
の周方向Aに収縮するフィルムを使用したため、低温加
熱殺菌処理の温水シャワーの熱で周方向Aに収縮するた
め、フィルムの伸長が見られない。
トル5の胴部に密着した状態になり、従来のストレッチ
ラベルのごとく低温加熱殺菌処理後にPETボトル5の
周方向に膨張して、たるみが生じることがない。
でラベルのずり落ちが生じることを防止できる。
はエチレン−酢酸ビニル共重合体からなる単層のフィル
ムから形成したが、ストレッチフィルム2の材質として
は、エチレン−酢酸ビニル共重合体や低密度ポリエチレ
ン単体やこれらの混合物の単層フィルムの他に、表面に
ポリプロピレン系樹脂層を有する等の各種多層フィルム
等が使用できる。すなわち、自己伸縮性を有し、前述し
たような熱収縮性を有するフィルムであればよいのであ
る。
ム2の表面に印刷を施し易くするためにコロナ処理等の
表面処理を施したが、この表面処理を施すことは条件で
はない。
のようなグラビア印刷に限定されるものではなく、上記
のようなフィルムに印刷できる他の公知の印刷方法であ
れば、本発明のストレッチラベルに適用することができ
る。
ッチフィルム2内面全体に設けられているが、全面に印
刷されていることは条件ではなく、例えば部分的に印刷
が施されている印刷層であってもよく、内面及び外面の
両面に設けられていてもよいのである。
菌時に膨張しやすい炭酸ガス入り飲料が充填されるPE
Tボトル用のストレッチラベルとして特に良好なもので
あるが、本発明のストレッチラベル4が装着される容器
はこれに限らず、この他、缶、瓶等どのような容器でも
使用することができる。また、容器内の充填物も食品、
薬品等の種類は問わない。
トレッチラベル4を装着して低温加熱殺菌処理を施した
場合について説明したが、低温加熱殺菌処理を施すこと
は条件ではなく、例えば、本発明のストレッチラベル8
を装着した容器を保温等のため高温状態で保管する場合
にも、ストレッチラベルのたるみの発生を防止できると
いう効果が得られる。
ルは加熱した場合に周方向に収縮する性質を有するスト
レッチフィルムからなるため、ストレッチラベルを装着
した容器に低温加熱殺菌処理を施した場合にも、容器の
周方向に密着状態でストレッチラベルは容器に装着され
たままであり、その結果、低温加熱殺菌処理時の温水シ
ャワー等によってラベルにたるみが生じて容器からずり
落ちることがなく、外観が良好なストレッチラベルを得
ることができる。
省略断面図。
面図。
す斜視図。
す斜視図。
Claims (4)
- 【請求項1】 自己伸縮性を有するストレッチフィルム
(2) からなり、且つ低温加熱殺菌処理が施される容器
(5) に外嵌装着される筒状のラベル本体(1) を有するス
トレッチラベルにおいて、前記ラベル本体(1)は、70
°Cに加熱した場合における収縮率が、容器の周方向で
1乃至10%の範囲であることを特徴とするストレッチ
ラベル。 - 【請求項2】 前記ラベル本体(1) の70°Cに加熱し
た場合における収縮率が、容器の周方向で1.5乃至
5.0%の範囲であることを特徴とする請求項1記載の
ストレッチラベル。 - 【請求項3】 前記ラベル本体(1)が、周方向に1.0
5乃至2.0倍延伸したフィルムからなることを特徴と
する請求項1又は2記載のストレッチラベル。 - 【請求項4】 前記容器(5)が、炭酸ガス入り飲料が充
填されるポリエチレンテレフタレート製容器であり、前
記ラベル本体(1)が前記容器(5)の胴部に外嵌装着される
請求項1〜3の何れかに記載のストレッチラベル。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21706194A JP2905700B2 (ja) | 1994-09-12 | 1994-09-12 | ストレッチラベル |
EP19940250303 EP0664534A3 (en) | 1993-12-27 | 1994-12-27 | Heat shrink label. |
US08/649,154 US5843362A (en) | 1993-12-27 | 1996-05-17 | Method of labeling a container with an elastic stretch label |
US08/963,564 US5891537A (en) | 1993-12-27 | 1997-11-03 | Stretch label |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21706194A JP2905700B2 (ja) | 1994-09-12 | 1994-09-12 | ストレッチラベル |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0883049A JPH0883049A (ja) | 1996-03-26 |
JP2905700B2 true JP2905700B2 (ja) | 1999-06-14 |
Family
ID=16698223
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21706194A Expired - Fee Related JP2905700B2 (ja) | 1993-12-27 | 1994-09-12 | ストレッチラベル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2905700B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6439625B1 (en) * | 2000-03-23 | 2002-08-27 | Medin Corporation | Tamper-proof seal and method for using same |
JP4816997B2 (ja) * | 2001-09-27 | 2011-11-16 | 大日本印刷株式会社 | ストレッチラベル |
CN114408339A (zh) * | 2022-02-25 | 2022-04-29 | 贵州至当科技有限公司 | 聚合物基复合材料增强金属酒壶、酒瓶或水杯及制备方法 |
-
1994
- 1994-09-12 JP JP21706194A patent/JP2905700B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0883049A (ja) | 1996-03-26 |
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JPS6334691Y2 (ja) |
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