JP2903463B2 - コーン洗浄装置 - Google Patents

コーン洗浄装置

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JP2903463B2
JP2903463B2 JP8184489A JP18448996A JP2903463B2 JP 2903463 B2 JP2903463 B2 JP 2903463B2 JP 8184489 A JP8184489 A JP 8184489A JP 18448996 A JP18448996 A JP 18448996A JP 2903463 B2 JP2903463 B2 JP 2903463B2
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JP
Japan
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cone
cleaning
case
brush
rotating
Prior art date
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JP8184489A
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JPH1025720A (ja
Inventor
勲 能勢
宏吉 川浦
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INFUOMETSUKUSU KK
NIPPON DORO KODAN
Original Assignee
INFUOMETSUKUSU KK
NIPPON DORO KODAN
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Publication date
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  • Refuge Islands, Traffic Blockers, Or Guard Fence (AREA)
  • Cleaning In General (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は道路工事や道路沿線
の植栽の刈り込みあるいは交通事故の処理時において、
車線規制を行う場合に路上に載置するゴム等の軟質材に
よる三角錐状のコーンを洗浄するための装置に関する。
【0002】
【従来の技術】前記コーンは路上において使用されるた
め、粉塵や排気ガスの粒子が表面に付着するので、一定
期間毎に洗浄しているが、従来、この洗浄は洗い場にお
いて作業者が人手によって行っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、道路公団の
管理事務所等には、このコーンが何千本もあるため、こ
の洗浄には多くの人手と多大なる時間を要していた。特
に、コーンは結構重量があるため、人手による洗浄には
作業者に重労働を強いることとなった。
【0004】本発明は前記した問題点を解決せんとする
もので、その目的とするところは、洗浄機内にコーンを
挿入するのみで洗浄が行われるので、作業の短縮と人手
の削減が図れるコーン洗浄装置を提供せんとするにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のコーン洗浄装置
は前記した目的を達成せんとするもので、その手段は、
挿入されたコーンの先端と台部とを安定状態で支持する
支持手段と、該支持手段によって支持されたコーンの外
周面に対向して配置された洗浄用ブラシと、該ブラシと
前記コーンを互いに逆方向に回転させる回転機構と、前
記コーンあるいは前記ブラシに洗浄水を噴霧する散水ノ
ズルと、前記各部材を収容するケースとを具備したもの
である。
【0006】前記支持手段は、ケース側からスプリング
によって付勢されたコーン押上部材と、開閉蓋の裏面に
回転自在に取付けられた回転板との間でコーンを安定状
態で保持し、また、前記回転機構は、モータの回転力に
よってベルトを回転させ、このベルトによって各ブラシ
を回転させ、この回転力を利用してコーンを支持するコ
ーン支持円板を回転させ、このコーン支持円板の回転に
よってコーンをブラシとは逆方向に回転させる。
【0007】また、前記ケースの下部に仕切板を配置
し、洗浄によって生じる前記洗浄水、洗剤および泥等を
貯留する貯留室を形成することが望ましい。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るコーン洗浄装
置の実施の一形態を図面と共に説明する。1は移動可能
にキャスター1aが底面に取付けられたケースにして、
下方に仕切板1bが取付けられ洗浄室Aと貯留室Bとに
仕切られている。すなわち、洗浄室Aで洗浄した水や洗
剤および泥等が仕切板1bに開口された排水孔1cより
貯留室B内に収容されたステンレス容器B1 に貯留され
るように構成されている。
【0009】なお、ステンレス容器B1 内には仕切板B
2 が形成されていおり、泥、水等を分離する分離槽B3
となっている。また、天板1dにはコーンCを逆さまに
して挿入するための開口1eが形成されている。
【0010】2は前記ケース1の天板1dの上面におけ
る前記開口1eの外周部分に固定された平面から見て6
角形のリング状取付板にして、3個の軸受け2aが12
0度間隔で取付けられている。また、3はケース1の仕
切板1bの上面に固定されたリング状軸受板にして、3
個の軸受け3aが120度間隔で取付けられている。
【0011】そして、この上下3個の軸受け2a,3a
との間には、ブラシ4がそれぞれ軸支されている。な
お、軸受け2aに介して軸受け3aは軸支されたブラシ
4がコーンCの円錐形状の傾きと等しい角度となるよう
に内方に偏って取付けられている。
【0012】5は前記軸受板3のリング状中央に取付け
られ、スプリング5aによって上方にバネ付勢されたコ
ーン押上部材にして、コーンCの頂部の開口部に挿入さ
れ、コーンCを押し上げている。6は前記ケース1の天
板1dと前記取付板2との間に回転自在に軸支された3
個のプーリにして、前記3個のブラシ4の回転軸4aに
固定されたプーリ4bの間に位置し、これらのプーリ4
b,6との間にベルト7が巻回されている。
【0013】なお、前記プーリ6の内の2個のプーリ
は、2段プーリ6と6a,6と6bとなっており、プー
リ6aはケース1の天板1dに固定されたモータ8の出
力軸に固定されたプーリ8aとの間にベルト9が巻回さ
れている。従って、モータ8が回転することにより、ベ
ルト9を介してベルト7が回転されて各ブラシ4が回転
するものである。
【0014】10は前記ケース1の天板1d上に軸支さ
れた複数(実施例では6個)のローラ11が外周に形成
された溝10aに挿入されることによって回転自在に取
付けられたコーン支持円板にして、中央にコーンCの4
角形状の台部C1 が嵌合されるテーパ状の支持孔10b
が形成されている。
【0015】また、このコーン支持円板10の前記溝1
0aと平行してベルト溝10cが形成され、このベルト
溝10cと前記プーリ6bとの間にベルト12が巻回さ
れている。従って、前記モータ8が回転してプーリ6b
が回転することにより、コーン支持円板10も回転する
ものである。
【0016】13は前記取付板2の中央開口部を塞ぐ6
角形状の開閉蓋にして、ケース1に回転自在に軸支され
た回転軸13aに支持金具13bを介して取付けられて
いる。この開閉蓋13の裏面には軸13cを介してコー
ンCの台部C1 の裏面を押圧する回転板14が回転自在
に支持されている。なお、13dは開閉蓋13の裏面に
固定された補強梁である。
【0017】15は前記ケース1の上面に回動自在に軸
支されたハンドルにして、このハンドル15にはプーリ
15aが固定されている。そして、このプーリ15aに
は、前記開閉蓋13を軸支する回転軸13aに固定され
たプーリ13eとの間にタイミングベルト等のベルト1
6が巻回されている。
【0018】従って、ハンドル15を回転することによ
り、プーリ15aが回転されるので、ベルト16を介し
てプーリ13e、回転軸13aが回転され、開閉蓋13
が回動して取付板2の開口部を開閉する。なお、ハンド
ル15は、これを倒した状態においてロックするための
ロック杆17がケース1に取付けられている。
【0019】18は前記ケース1の内壁面よりアーム1
8aを介して固定された3本の散水ノズルにして、前記
3個のブラシ4とコーンCとの接触面の全面に渡って洗
浄水を噴霧する長さに形成されている。なお、洗浄水と
しては、洗剤を含んでいてもよい。
【0020】次に、前記した如く構成した本発明のコー
ン洗浄装置の動作について説明するに、先ず、コーンC
を洗浄するには、ハンドル15を実線の状態から仮想線
の位置までロック杆17によるロックを解除して起立さ
せる。ハンドル15を起立させると、ベルト16を介し
て開閉蓋13が起立して、取付板2の開口部が開放され
るので、コーンCを逆さまにして挿入する。
【0021】コーンCが完全に挿入されると、コーン支
持円板10のテーパ状支持孔10bにコーンCの台部C
1 が嵌合される。また、コーンCの先端はコーン押上部
材5に当接しスプリング5aのバネ力によって押し上げ
られた状態となる。この状態において、ハンドル15を
倒して開閉蓋13により取付板2の開口部を塞ぐと、回
転板14がコーンCの台部C1 の裏面に当接するので、
前記スプリング5aのバネ力に抗して押し下げ、コーン
Cはコーン押上部材5と回転板14との間に安定状態で
保持される。なお、この状態において、コーンCの外周
面は3本のブラシ4と接触状態にある。
【0022】次いで、散水ノズル18から洗浄水をブラ
シ4とコーンCとの接触面に向けて噴霧すると共に、モ
ータ8を回転させてブラシ4を回転させると、各ブラシ
4は図2、図4に示す如く時計方向に回転し、また、コ
ーンCもコーン支持円板10により時計方向に高速回転
する。従って、ブラシ4とコーンCとは互いに逆方向に
回転するので、単位時間当たりの接触面積が大きくなっ
て短時間で洗浄が行える。
【0023】そして、洗浄による洗浄水および洗剤およ
び泥は、仕切板1bに開口された排水孔1cより貯留室
B内に収容されたステンレス容器B1 に流れ込み貯留さ
れる。全てのコーンAの洗浄が終了した場合には、ケー
ス1をキャスター1aによって排水場に持っていき、ス
テンレス容器B1 の排水口(図示せず)を開き排水した
後、該容器B1 を引き出して中に溜まった泥を処分する
ことができる。
【0024】コーンCの洗浄が終了したなら、モータ8
を停止させ、ハンドル15を起立させて開閉蓋13を開
放することにより、コーンCが押し上げられて取り出す
ことができるので、洗浄の終わったコーンCを取り出
し、次のコーンCを挿入して前記したと同様な操作を行
うことによって洗浄を次々と行えるものである。
【0025】なお、前記した実施の形態にあっては、コ
ーン押上部材5をケース1の下方に配置し、また、コー
ン支持円板10をケース1の上方に配置してコーンCを
上方からケース1内に挿入するものについて説明した
が、コーン支持円板10をケース1の側面に配置し、該
コーン押上部材5もケース1の側内面に配置してコーン
Cをケース1の側面から挿入するようにしてもよい。
【0026】
【発明の効果】本発明は前記したように、コーンを下向
きあるいは横向きにしてケース内に挿入支持し、コーン
の外周面と接触するブラシを回転させると共に洗浄水を
噴霧することにより、コーンの外面汚れを効率よく洗浄
することができる。また、ブラシをコーンと逆方向に回
転することにより、単位時間当たりの接触面積が大きく
なって短時間で洗浄を行うことができる。
【0027】また、洗浄水や洗剤および泥等は貯留室内
に一旦貯留されるので、適切な場所での廃棄が行え、従
って、環境汚染等の問題も生じることがない等の効果を
有するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るコーン洗浄装置の断面図である。
【図2】同上の平面図である。
【図3】ブラシとコーンの回転機構を示す側面図であ
る。
【図4】散水ノズルの取付位置を示す平面図である。
【符号の説明】
A 洗浄室 B 貯留室 C コーン 1 ケース 1c 仕切板 2 取付板 4 ブラシ 5 コーン押上部材 8 モータ 10 コーン支持円板 13 開閉蓋 14 回転板 18 散水ノズル
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) E01F 13/00 B08B 1/04

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 挿入されたコーンの先端と台部とを安定
    状態で支持する支持手段と、該支持手段によって支持さ
    れたコーンの外周面に対向して配置された洗浄用ブラシ
    と、該ブラシと前記コーンを互いに逆方向に回転させる
    回転機構と、前記コーンあるいは前記ブラシに洗浄水を
    噴霧する散水ノズルと、前記各部材を収容するケースと
    を具備したことを特徴とするコーン洗浄装置。
  2. 【請求項2】 前記ケースの下部に仕切板を配置し、洗
    浄によって生じる前記洗浄水、洗剤および泥等を貯留す
    る貯留室を形成したことを特徴とする請求項1記載のコ
    ーン洗浄装置。
JP8184489A 1996-07-15 1996-07-15 コーン洗浄装置 Expired - Lifetime JP2903463B2 (ja)

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JP8184489A JP2903463B2 (ja) 1996-07-15 1996-07-15 コーン洗浄装置

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JP8184489A JP2903463B2 (ja) 1996-07-15 1996-07-15 コーン洗浄装置

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JPH1025720A JPH1025720A (ja) 1998-01-27
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DE102010052698A1 (de) * 2010-11-26 2012-05-31 Dürr Systems GmbH Reinigungsgerät und Reinigungsbürste für einen Zerstäuber und entsprechendes Reinigungsverfahren

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JPH1025720A (ja) 1998-01-27

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