JP2902973B2 - バスダクトの接続装置 - Google Patents

バスダクトの接続装置

Info

Publication number
JP2902973B2
JP2902973B2 JP11647695A JP11647695A JP2902973B2 JP 2902973 B2 JP2902973 B2 JP 2902973B2 JP 11647695 A JP11647695 A JP 11647695A JP 11647695 A JP11647695 A JP 11647695A JP 2902973 B2 JP2902973 B2 JP 2902973B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
duct
conductor
bus duct
insulating separator
side plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP11647695A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH08289443A (ja
Inventor
茂 鷲崎
稔 吉田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KYODO KAITETSUKU KK
Original Assignee
KYODO KAITETSUKU KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by KYODO KAITETSUKU KK filed Critical KYODO KAITETSUKU KK
Priority to JP11647695A priority Critical patent/JP2902973B2/ja
Publication of JPH08289443A publication Critical patent/JPH08289443A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2902973B2 publication Critical patent/JP2902973B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Installation Of Bus-Bars (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はバスダクト、特に絶縁被
覆導体密着形、または相間縮小形などの各相一括締付け
式のバスダクトの接続装置に関する。
【0002】
【従来の技術】上記形式のバスダクトには、同相導体相
互のための導電性接続部材、異相導体相互間の絶縁セパ
レータ、最外側導体とダクト側板継ぎ板との間の絶縁セ
パレータ、ダクト側板継ぎ板、および絶縁被覆付きの一
括緊締用ボルトから成る接続ユニットを予め一方のバス
ダクトの端部に組付け、対向接続する他方のバスダクト
の端部を上記接続ユニットに挿入嵌着して上記緊締用ボ
ルト、およびそのボルトに嵌めたナットで一括緊締し、
その接続部の対応開放面をカバーで覆う導体端部突合せ
方式の接続装置がある(例えば実公昭46−30142
号公報)。
【0003】また、接続すべきバスダクトの同相の導体
の端部どうしを重ね合わせ、異相導体相互間、および最
外側導体とダクト側板継ぎ板との間にそれぞれ絶縁セパ
レータを挟み、上記ダクト側板継ぎ板、絶縁セパレータ
および導体を貫いて通した絶縁被覆付きボルトにナット
を嵌めて一括緊締し、その接続部の対応開放面をカバー
で覆う導体端部重ね合わせ方式の接続装置がある。この
導体端部重ね合わせ方式の接続装置のダクト側板継ぎ板
は、バスダクト本体のハウジングの端部に一体に形成し
たもの、あるいは、ハウジングと別に用意したものがあ
る。
【0004】上記導体および絶縁セパレータを貫く一括
緊締用ボルトに代えて、導体の接続箇所および絶縁セパ
レータを避けた導体の幅方向対称位置で、ダクト側板継
ぎ板相互間に一ないし二対のボルトを挿通し、各ダクト
側板継ぎ板の外側でそれら対のボルトに共通に嵌めた板
ばね(ばね座金に相当)を介して緊締することにより、
ダクト側板継ぎ板、導体の接続箇所および絶縁セパレー
タの三部材を一括して圧着固定する式のバスダクト接続
装置がある(例えば実開昭50−112997号公
報)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のバスダクト
接続装置はいずれの形式のもにおいても、絶縁セパレー
タおよび導電性接続部材は導体に固定されていないた
め、導体接続端部相互を挿入・嵌合接続する際、絶縁セ
パレータおよび導電性接続部材が導体の幅方向に、また
接続形式によっては導体の長さ方向にもずれることがあ
り、これらを揃えるのに手間取っていた。また、上記一
括緊締用ボルトの締付けに伴って絶縁セパレータおよび
導電性接続部材が共回りすることがあり、バスダクト相
互を絶縁セパレータおよび導電性接続部材が規定位置か
らずれたままの状態で接続してしまう虞があった。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、従来の絶縁被
覆導体密着形、相間縮小形等の各相一括締付け式バスダ
クトの接続装置における上記の問題に鑑み、導体接続端
部相互を挿入・嵌合接続する際、絶縁セパレータおよび
導電性接続部材が導体の幅方向・長さ方向にずれないよ
うにして導体接続端部の挿入・嵌合を容易にし、バスダ
クトを真っ直ぐ正しく接続することができる。また、一
括緊締用ボルトの締付けの際、絶縁セパレータおよび導
電性接続部材の共回りを防ぐことができる作業性のよい
バスダクト接続装置を得ることを目的とする。
【0007】上記の目的を達成するため本発明は、接続
すべき同相の導体端部を向かい合わせてこれに導電性接
続部材を添わせ、または、接続すべき同相の導体端部を
重ね合わせ、その異相導体間および最外側導体とダクト
側板継ぎ板との間に絶縁セパレータを介在し、それらを
締着具により一括緊締して成るバスダクトの接続装置に
おいて、各絶縁セパレータの導体長さ方向に沿う対応縁
辺に係合部を有し、対向する両ダクト側板継ぎ板間にわ
たした一対の位置決め部材が上記各絶縁セパレータの係
合部に共通に係合している構成としたものである。そし
て、上記位置決め部材のダクト側板継ぎ板との固定箇所
に、バスダクトの幅方向に裕度を持たせたものである。
【0008】
【作用】バスダクト接続時における絶縁セパレータ、お
よび導電性接続部材の導体幅方向・長さ方向への位置ず
れは、各絶縁セパレータの導体長さ方向に沿う対応縁辺
の係合部に共通に係合している位置決め部材によって抑
止される。また、締着具による一括緊締の際の絶縁セパ
レータ、および導電性接続部材の共回りも、上記位置決
め部材によって抑止される。一括緊締締着具の仮締め状
態と本締め状態における両ダクト側板継ぎ板の間隔の差
は、そのダクト側板継ぎ板と位置決め部材との固定箇所
が持つ裕度によって吸収される。
【0009】
【実施例】本発明に係るバスダクトの接続装置の実施例
を図面について説明する。図1は絶縁被覆導体密着形3
線式バスダクトの突合せ方式接続部の分解斜視図であ
る。互いに接続するバスダクト1・2の対向端部におい
て、各バスダクトの隣合う導体3・3間、および最外側
の導体3とダクト側板4の間に絶縁セパレータ5が入る
間隙Sを形成している。
【0010】ダクト側板4の内面に重ねてねじ止めする
ダクト側板継ぎ板6と、絶縁セパレータ5と、導電性接
続部材7と、一括緊締用締着具としての絶縁被覆付きボ
ルト8とによって接続ユニット9を構成している。そし
て接続ユニット9は、ダクト側板継ぎ板6・絶縁セパレ
ータ5・導電性接続部材7の中央に挿通した絶縁被覆付
きボルト8の仮締めによって予め仮組みされている。1
0・11・12は、絶縁被覆付きボルト8に嵌めるばね
座金・平座金およびナット、13は、バスダクト接続部
の対応開放面をふさぐカバーである。
【0011】導電性接続部材7は、絶縁セパレータ5よ
り一回り小さい互いに略相似の長方形である。その接続
部材7は、絶縁セパレータ5の導体に接する側の面にお
いて、接続部材7の隅角に位置して形成した4個のL字
形凸部14の内側に嵌まって位置決めされている。接続
部材7の中央のボルト通し穴15(絶縁セパレータ5お
よびダクト側板継ぎ板6の各中央のボルト通し穴と共通
に開いている)の導体幅方向両脇に、高さが導体3の厚
さの二分の一より僅かに低い一対の凸部16があり、各
バスダクト1・2の導体3を接続ユニット9に挿入した
ときの導体3の挿入深さ位置を決めると共に、挿入した
導体3の先端がボルト8の軸部の周面に当たるのを防ぐ
ものである(図2〜図4を参照)。以上の構成は従来構
成と略同様である。
【0012】各絶縁セパレータ5の導体幅方向に位置す
る一対の隅角部にL字形に切欠いた係合部17・17
(拡大示部分を参照)が形成されており、両ダクト側板
継ぎ板6・6間にわたした一対の角棒状位置決め部材1
8・18が各絶縁セパレータ5のL字形係合部17・1
7に共通に係合している。すなわち各絶縁セパレータ5
は、一対の位置決め部材18・18によって、図の場合
上下から挟まれた格好で固定される。上記絶縁セパレー
タ5の係合部17・17の位置は、図示例の隅角部に限
るものではなく、各絶縁セパレータ5の導体長さ方向に
沿う対応縁辺上(図5参照)であればどこでもよい。位
置決め部材18と係合部17との係合箇所は、図示例の
ように、導体3の幅方向両側に一対あれば足りる。
【0013】係合部17の形状、それに対応する位置決
め部材18の横断面の形状は任意である。例えば図1の
棒状、その他筒状・平板状、あるいはチャンネル形(図
5参照)など適宜である。また、位置決め部材18の材
質は、鋼・アルミニウム・ステンレスなどの金属製、硬
質合成樹脂など適宜である。
【0014】図1の実施例は、対向するダクト側板継ぎ
板6・6の内側面の各位置決め部材取付け部分に略Z字
形に折り曲げた板片19を溶接等で固着し、そのZ字形
板片19の継ぎ板6から浮いている部分に開けたねじ通
し穴20(拡大示部分を参照)、およびそのねじ通し穴
20に対応して継ぎ板6に開けたねじ23の頭より大径
の穴21を通して、継ぎ板6の外側から位置決め部材1
8の端面のねじ穴22に頭付きねじ23をねじ込んで固
定している。
【0015】Z字形板片19・19を2個対称に取付け
る代わりに、鎖線示24のように、長い帯金の両端にZ
字形折り曲げ部を一体に形成したものをダクト側板継ぎ
板6の内面に取付けてもよい。Z字形板片19のダクト
側板継ぎ板6から浮いている部分、すなわち、ねじ通し
穴20が開いている部分は、撓むことによって継ぎ板6
に対し近接、離反が可能である。
【0016】図1のように、所定の間隔を置いて対向配
置したバスダクト1・2の端部相互の間に、仮組み状態
の接続ユニット9(ボルト8の仮締めによって、接続ユ
ニット9内で向き合っている導電性接続部材7相互の間
隔は、バスダクト1・2の各導体3の厚さより少し広く
保たれている)を、ダクト側板継ぎ板6の端部が両バス
ダクト1・2の側板4の内面に重なるように置き、続い
てその接続ユニット9を、図2・図3のように位置決め
部材18の側のバスダクト1に向かって異相導体3・3
間、および最外側導体3とダクト側板継ぎ板6の間の間
隙Sに絶縁セパレータ5が入るように挿入する。その
際、接続ユニット9内で絶縁セパレータ5に一対の位置
決め部材18が係合しているから、絶縁セパレータ5が
位置ずれすることはない。内外重なったバスダクト1の
側板4とダクト側板継ぎ板6はビス25で固定する。
【0017】次に、図2矢示のように、バスダクト1に
組付けられた接続ユニット9に向かって、反対側のバス
ダクト2を、導電性接続部材7・7が向き合っている絶
縁セパレータ5・5間の間隙に各導体3が入るように挿
入する。ダクト側板継ぎ板6と、その外面に重なったバ
スダクト2の側板4も、上記同様にビス25で固定す
る。
【0018】そして、ボルト8を本締めすることによ
り、図4に示すように、接続ユニット9を介してバスダ
クト接続部が一括緊締される。その時、絶縁セパレータ
5に位置決め部材18が係合しているので、ボルト8の
締め付けにつれて絶縁セパレータ5が共回りすることは
ない。上記ボルト8を本締めしたときと、それ以前の仮
締めの状態のときとでは、接続ユニット9の幅が僅かで
はあるが異なる。このボルト8の本締めの前後における
接続ユニット9の幅の誤差は、Z字形板片19のダクト
側板継ぎ板6から浮いている部分、すなわち位置決め部
材18を支持している部分が撓むことで自動的に吸収調
整される。
【0019】なお、両ダクト側板継ぎ板6・6間にわた
した一対の角棒状位置決め部材18・18は、ダクト側
板継ぎ板6の外側からその継ぎ板6に開けた穴を通して
位置決め部材18の端面のねじ穴に、頭付きねじ等をね
じ込むことによって固定することもできる。その場合の
ボルト8の本締めの前後の接続ユニット9の幅の誤差
は、位置決め部材取付けねじの締付け具合によって吸収
調整ができる。
【0020】接続が完了したバスダクト1・2の接続部
の対応開放面は、それぞれカバー13をかぶせてふさ
ぐ。そのカバー13は浅い箱形をしていてバスダクト1
・2の側板4の外側に嵌まり、カバー13の外側から側
板4の穴28を通してダクト側板継ぎ板6にねじ込むビ
ス29によって固定する。
【0021】図5は、絶縁セパレータ5と位置決め部材
18の係合部分、およびダクト側板継ぎ板6と位置決め
部材18の取付け部分の他の実施例を示したもので、絶
縁セパレータ5の導体長さ方向に沿う対応縁辺上の対称
位置に、U字形、あるいはコ字形に切欠いた係合部17
・17を形成している。ダクト側板継ぎ板6の位置決め
部材取付け箇所に、導体幅方向に沿った長いU字形、あ
るいはコ字形の切り込み26を入れ、その切り込み26
によって形成された切り込み片27の遊離側の端部27
Aを内向きにL字形に曲げている。
【0022】絶縁セパレータ5・5間に向かい合わせて
渡した一対のチャンネル形位置決め部材18・18の各
両端を、上記切り込み片27の折り曲げ端部27Aに重
ねて該部材18の一方の折り曲げ縁18Aを折り曲げ端
部27Aに係合させると共に、他方の折り曲げ縁18B
を絶縁セパレータ5の係合部17に係合させている。位
置決め部材18とダクト側板継ぎ板6は、位置決め部材
18と折り曲げ端部27Aの重なり部分を貫く頭付きね
じ23によって固定される。一括緊締用ボルト8の本締
めの前後における接続ユニット9の幅の誤差は、切り込
み片27が撓むことで自動的に吸収調整される。
【0023】図6は、バスダクト1・2の端部を相互に
挿し込んで同相の導体3の端部を重ね合わせ、内外重な
った2枚のダクト側板継ぎ板6・6、その内側のダクト
側板継ぎ板6と最外側の導体3の間に介在する絶縁セパ
レータ5、各導体3、および異相導体3・3間に介在す
る絶縁セパレータ5を貫くボルト8で一括緊締する形式
のバスダクトの接続装置に本発明を実施した例の接続前
の斜視図である。
【0024】一括緊締用のボルト8は予め一方のバスダ
クト1に通されて仮締めの状態にあり、その状態におけ
る相手側の導体3と絶縁セパレータ5が挿し込まれる間
隙は少し広めに保たれている。そして、接続する両方の
バスダクト1・2とも、絶縁セパレータ5は導体3に保
持されているが完全固定ではない。上記一括緊締用ボル
ト8は導体3の幅方向に一対並べて挿通されている。
【0025】一括緊締用ボルト8が通っているバスダク
ト1の絶縁セパレータ5の手前側隅角部と、相手側バス
ダクト2の絶縁セパレータ5の奥側隅角部に、前記図1
の場合と同様にL字形に切欠いた係合部17が形成され
ている。そして、一括緊締用ボルト8が通っていないバ
スダクト2の絶縁セパレータ5の係合部17に、ダクト
側板継ぎ板6・6間にわたした位置決め部材18を共通
に係合させている。
【0026】上記位置決め部材18で絶縁セパレータ5
を押さえた側のバスダクト2をボルト8が通っている側
のバスダクト2に挿入すると、位置決め部材18が相手
方バスダクト1の絶縁セパレータ5の係合部17に係合
し、バスダクト2の挿入寸法が規制されるとともに、絶
縁セパレータ5の位置ずれが防止される。この状態でボ
ルト8・8を締め付けることによりバスダクト接続部が
一括接続される。
【0027】ダクト側板継ぎ板6の位置決め部材取付け
箇所に、導体幅方向に沿ったU字形、あるいはコ字形の
切り込み26を入れ、その切り込み26によって形成さ
れた切り込み片27の遊離側の穴に通した頭付きねじ2
3を位置決め部材18の端面のねじ穴にねじ込んで固定
している。一括緊締用ボルト8の本締めの前後における
バスダクト接続部の幅の誤差は、切り込み片27が撓む
ことで自動的に吸収調整される。
【0028】以上説明した実施例は、一括緊締ボルトが
導体を貫いているバスダクト接続部に適用した場合を示
したが、導体および絶縁セパレータを避けた位置にボル
トを通して一括緊締する構成のもの、すなわちダクト側
板継ぎ板の外側に導体の幅方向に板ばねを当て、その板
ばねの両端部の穴、およびダクト側板継ぎ板の穴にボル
トを通して締め付けることにより、バスダクト接続部を
一括緊締接続するものにも本発明を実施することができ
る。また、裸導体を配設した空気絶縁形バスダクトにお
いて、絶縁セパレータを介して導体を一括緊締接続する
接続部など、複数相の導体が並ぶ接続部を、1ないし複
数本のねじ部品で一括緊締接続するものにも実施可能で
ある。
【0029】
【発明の効果】本発明は上述のように、各絶縁セパレー
タの導体長さ方向に沿う対応縁辺にある係合部に、両ダ
クト側板継ぎ板間にわたした一対の位置決め部材が共通
に係合しているので、絶縁セパレータ(導電性接続部材
を具えるものでは該接続部材を含む)は導体端部の長手
方向および幅方向に対して常に所定位置に保持される。
したがって、バスダクト端部相互の接続に際し、導体端
部の挿入・嵌着が容易である。また、ボルト等の一括緊
締用締着具を締め付ける際の絶縁セパレータ(導電性接
続部材を具えるものでは該接続部材を含む)の共回りを
防止するので、バスダクト相互を真っ直ぐ正確に接続す
ることができる。
【0030】位置決め部材のダクト側板継ぎ板に対する
固定箇所がバスダクトの幅方向に裕度を持っているの
で、一括緊締用締着具の仮締め状態のときと本締め状態
のときとで生じる接続ユニットの幅の誤差は吸収調整さ
れてバスダクトの緊締接続に支障はないものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】絶縁被覆導体密着形3線式バスダクトの突合せ
方式接続部に本発明を実施した例の分解斜視図
【図2】突合せ方式接続部の接続途中の状態を示す平面
【図3】突合せ方式接続部の接続途中の内部を示す縦断
正面図
【図4】突合せ方式接続部の接続が終わった状態の一部
横断平面図
【図5】突合せ方式接続部の接続ユニットの他の実施例
の分解斜視図
【図6】絶縁被覆導体密着形3線式バスダクトの重ね合
わせ方式接続部に本発明を実施した例の分解斜視図
【符号の説明】
1 バスダクト 2 バスダクト 3 導体 4 側板 5 絶縁セパレータ 6 ダクト側板継ぎ板 7 導電性接続部材 8 一括緊締用締着具(ボルト) 9 接続ユニット 13 カバー 17 係合部 18 位置決め部材 19 Z字形板片 23 頭付きねじ 26 切り込み 27 切り込み片
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H02G 5/00 - 5/10

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 接続すべき同相の導体端部を向かい合わ
    せてこれに導電性接続部材を添わせ、または、接続すべ
    き同相の導体端部を重ね合わせ、その異相導体間および
    最外側導体とダクト側板継ぎ板との間に絶縁セパレータ
    を介在し、それらを締着具により一括緊締して成るバス
    ダクトの接続装置において、各絶縁セパレータの導体長
    さ方向に沿う対応縁辺に係合部を有し、対向する両ダク
    ト側板継ぎ板間にわたした一対の位置決め部材が上記各
    絶縁セパレータの係合部に共通に係合していることを特
    徴とするバスダクトの接続装置。
  2. 【請求項2】 位置決め部材とダクト側板継ぎ板の固定
    箇所は、バスダクトの幅方向に裕度を持っている請求項
    1記載のバスダクトの接続装置。
JP11647695A 1995-04-18 1995-04-18 バスダクトの接続装置 Expired - Fee Related JP2902973B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11647695A JP2902973B2 (ja) 1995-04-18 1995-04-18 バスダクトの接続装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11647695A JP2902973B2 (ja) 1995-04-18 1995-04-18 バスダクトの接続装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH08289443A JPH08289443A (ja) 1996-11-01
JP2902973B2 true JP2902973B2 (ja) 1999-06-07

Family

ID=14688055

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11647695A Expired - Fee Related JP2902973B2 (ja) 1995-04-18 1995-04-18 バスダクトの接続装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2902973B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4849977B2 (ja) * 2006-07-06 2012-01-11 共同カイテック株式会社 バスダクト接続部
CN108899835B (zh) * 2018-06-01 2024-01-02 江苏士林电气设备有限公司 一种密集母线应急专用接头

Also Published As

Publication number Publication date
JPH08289443A (ja) 1996-11-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5749671A (en) Bus bar assembly, fastening system therefor, and method
US6435888B1 (en) Captive splice assembly for electrical bus and method for using same
US5783779A (en) Adjustable busway elbow section
KR930010604B1 (ko) 플럭-인 모선로 섹숀
KR930010603B1 (ko) 모선로 섹숀
US4979906A (en) Busway weatherproof housing
US4181396A (en) Aluminum-copper electrical joint
JP2902973B2 (ja) バスダクトの接続装置
JP4401505B2 (ja) バスダクト接続部
JP4401506B2 (ja) バスダクト接続装置
JP3593449B2 (ja) バスダクト接続装置
GB2390489A (en) Trunking and coupling means therefor
JPH08250165A (ja) アース構造
KR20080090907A (ko) 판형 회전방지구가 적용된 부스 덕트 연결용 조인트 키트
US3484538A (en) Electrical bus bar system
JP3628134B2 (ja) バスダクト設置構造
JPH0412744Y2 (ja)
JP2003304626A (ja) プラグイン分岐構造
JPH09182263A (ja) 腕金用取付金具
JPS6215363Y2 (ja)
JPH0455423Y2 (ja)
JPS6237394Y2 (ja)
JPH041660Y2 (ja)
JPS605689Y2 (ja) 導体接続装置
JP2591712Y2 (ja) バスダクトの壁貫通構造

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 19990216

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees