JP2902877B2 - 画像情報処理方法及び画像情報処理装置 - Google Patents

画像情報処理方法及び画像情報処理装置

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JP2902877B2 JP4286055A JP28605592A JP2902877B2 JP 2902877 B2 JP2902877 B2 JP 2902877B2 JP 4286055 A JP4286055 A JP 4286055A JP 28605592 A JP28605592 A JP 28605592A JP 2902877 B2 JP2902877 B2 JP 2902877B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は画像情報処理方法及び画
像処理装置に関し、更に詳しく言えば、デジタルドライ
バによるLCDディスプレイの階調表示を多階調化する
ための画像処理方法及び画像処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来例に係る画像処理方法、とりわけL
CDディスプレイの多階調化は、一般に誤差拡散法と呼
ばれている方法によって、擬似輪郭などを抑止し、原画
像に近い画像を得ようとする試みがなされている。この
誤差拡散法は、ある画素に対応する原画像データと画像
表示データとの誤差分である誤差データを隣接する画素
の画像データに加算して、周辺の画素との輝度の均一化
を図る方法である。
【0003】従来例に係る誤差拡散法は、図7に示すよ
うに、8ビットの原画像データ(SD)に基づいて4ビ
ットの画像表示データ(GD)を生成する画像情報処理
装置によってなされる。その構成は、第1のラッチ回路
(1),加算回路(2),マルチプレクサ(3),第2
のラッチ回路(4)及び第3のラッチ回路(5)から成
る。
【0004】当該装置の動作は、まず、ある画素の8ビ
ットの原画像データ(SD)が第1のラッチ回路(1)
に入力され、ドットクロック(DK)に基づいて加算回
路(2)に出力される。同時に第2のラッチ回路(4)
からその画素の直前に処理した画素に対応する誤差デー
タ(EI)が読み出される。なお、この誤差データ(E
I)は、原画像データ(SD)と、画像表示データ(G
D)との誤差分である。例えば原画像データ(SD)が
8ビットで、画像表示データ(GD)が4ビットである
とすると、画像表示データ(GD)は原画像データ(S
D)の上位4ビットをとるので、この場合の誤差データ
(EI)は原画像データ(SD)の下位4ビットという
ことになる。
【0005】次に、加算回路(2)によって8ビットの
原画像データ(SD)と4ビットの誤差データ(EI)
が加算処理されて8ビットの補正画像データ(HD)が
作成され、マルチプレクサ(3)に出力される。なお、
加算回路(2)の加算処理による桁上げの結果、加算回
路(2)から出力されるデータが“0000”となると
困るので、このような場合には、加算回路(2)から出
力されるキャリ信号に基づいて、マルチプレクサ(3)
から4ビットの“1111”が出力される。
【0006】次いで、マルチプレクサ(3)によって、
補正画像データ(HD)が上位4ビットと下位4ビット
に分割され、上位4ビットは画像表示データ(GD)と
して第3のラッチ回路(5)に出力され、下位4ビット
は次の画素の原画像データ(SD)に加算するための誤
差データ(EI)として第2のラッチ回路(4)に出力
される。第3のラッチ回路(5)によって4ビットの画
像表示データ(GD)が不図示のLCDドライバに出力
される。
【0007】上記従来の装置によると、順次、直前の隣
接する画素の誤差データ(EI)が原画像データ(S
D)に加算されるので、隣接する画素との輝度の差が少
なくなり、画像の輝度が平滑化されるので、いわゆる擬
似輪郭などが防止できる。また、フレーム内で画像処理
することにより、フリッカの問題は全く生じない。この
ようにして、原画像に近い画像を得ていた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の誤差拡散法による画像処理方法では、画像の状態に
よらず、一律に隣接する画素の原画像データ(SD)に
誤差データ(EI)を加算して、隣接する画素との輝度
の差を少なくしていたので、例えば、画像が急峻に変化
する画像のエッジ部分では、隣接する画素との輝度の差
が少なくなることにより、画像のエッジがぼけて表示さ
れるという問題があった。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は上記従来の欠点
に鑑み成されたもので、図1のフローチャートに示すよ
うに、1フレーム内の第1の画素に対応する第1の原画
像データと第1の画像表示データとの誤差分である第1
の誤差データを、前記第1の画素に隣接する第2の画素
に対応する第2の原画像データに加算した後に、該加算
処理の結果であるPビットのデータの上位Lビットを前
記第2の画素の画像表示に対応するLビットの第2の画
像表示データとして用いる誤差拡散法において、前記第
1の原画像データと、前記第2の原画像データとの差分
をとり、該差分が、一定値を越えた場合には、前記第2
の原画像データと前記第1の誤差データとの加算処理を
行わずに、第2の原画像データの上位Lビットを前記第
2の画素の画像表示に対応する第2の画像表示データと
して用いることで、画像が急峻に変化する画像のエッジ
部分でのぼけを防止することが可能になる画像情報処理
方法及び画像情報処理装置を提供するものである。
【0010】
【作 用】本発明に係る画像情報処理方法によれば、図
1のフローチャートに示すように、第1の原画像データ
と、第2の原画像データとの差分をとり、該差分が、一
定値を越えた場合には、第2の原画像データと第1の誤
差データとの加算処理を行わずに、第2の原画像データ
の上位Lビットを第2の画素の画像表示に対応する第2
の画像表示データとして用いている。
【0011】このため、画像が急峻に変化する画像の端
部では、その部分を挟んだ二画素の原画像データの差が
大きいので、隣接する画素への誤差データの加算処理が
なされない。よって、該端部を挟んだ画素の輝度の差が
少なくなることによって生じる画像の端部のぼけを防止
することが可能になり、画像の端部が鮮明で原画像に近
い画像を表示することが可能になる。
【0012】さらに、本発明に係る画像情報処理装置に
よれば、図2に示すように、加算手段と、情報生成手段
と、保持手段と、比較手段とを具備している。例えば、
保持手段によって第1の原画像データが一時保持されて
比較手段に出力され、加算手段によって1フレーム内の
第1の画素に対応する第1の原画像データと第1の画像
表示データとの誤差分である第1の誤差データが、第1
の画素に隣接する第2の画素に対応する第2の原画像デ
ータに加算処理され、Pビットのデータが作成されて、
情報生成手段に出力され、情報生成手段によって、駆動
制御信号に基づいて、第1の誤差データと第2の原画像
データとの加算処理結果であるPビットのデータ又は第
2の原画像データの上位Lビットが、第2の画素に対応
する第2の画像表示データとして出力され、比較手段に
よって第1の原画像データと、第2の原画像データとの
差分がとられ、該差分が、一定値を越えた場合には、駆
動制御信号が情報生成手段に出力され、一定値を越えな
い場合には、駆動制御信号が出力されない。
【0013】このため、例えば、比較手段によって、画
像が急峻に変化する箇所では、情報生成手段に駆動制御
信号が出力され、該駆動制御信号が出力されると、情報
生成手段によって、隣接する画素への誤差拡散がなされ
ず、原画像データの上位Lビットがそのまま画像表示デ
ータとされるようにすることができる。これにより、一
定値を適切に設定することで、画像が急峻に変化する端
部などでは、該部分を挟んで隣接する画素の原画像デー
タと誤差データとの加算処理をしないようにすることが
可能になるので、本発明に係る画像情報処理方法が実現
できる。
【0014】
【実施例】以下に本発明に係る画像情報処理装置及び画
像情報処理方法の一実施例を図3〜図6を参照しながら
詳細に説明する。本発明の一実施例に係る画像情報処理
装置は、不図示の原画像データを出力する出力部と、L
CDディスプレイを駆動するLCDドライバとの間に設
けられており、8ビットの原画像データを圧縮して、4
ビットの画像表示用のデータとして4ビット入力のLC
Dドライバに出力する装置である。
【0015】このような場合、原画像データの8ビット
のうち下位4ビットは切り捨てられてしまい、上位4ビ
ットのみが画像表示用のデータとして用いられる。よっ
て、このままでは階調が24 =16階調しか得られない
ので、擬似表現によって原画像に近づける擬似階調化処
理をする必要がある。なお、ここでは、赤(R)一色の
データに関してのみ説明する。青、緑の各色について
は、同様の装置による同様の処理を並行して行っている
ため、省略する。
【0016】本発明の一実施例に係る画像情報処理装置
は、図3に示すように、第1のラッチ回路(11),第
2のラッチ回路(12),比較回路(13),加算回路
(14),第1のマルチプレクサ(15),第2のマル
チプレクサ(16),第3のラッチ回路(17)及び第
4のラッチ回路(18)からなる。なお、以下で、第N
番目のフレームの第n番目の画素を、「第〔N,n〕の
画素」と称する。
【0017】第1のラッチ回路(11)は、入力される
8ビットの各画素の原画像データ(SD)を一旦保持
し、ドットクロック(DK)に基づいて第2のラッチ回
路(12),比較回路(13)及び加算回路(14)に
出力するための回路である。第2のラッチ回路(12)
は、例えば第〔N,n〕の画素を処理する際に、第
〔N,n〕の画素の原画像データ(SD)と、第〔N,
n−1〕の画素の原画像データ(SD)とを比較するた
めに、第〔N,n−1〕の画素の原画像データ(SD)
を1フレーム間保持し、比較回路(13)に出力する回
路である。
【0018】比較回路(13)は、第2のラッチ回路
(12)から出力される第〔N,n−1〕の画素の原画
像データ(SD)と、第〔N,n〕の画素の原画像デー
タ(SD)との差分をとり、該差分が、予め内部に設定
している閾値を超えた場合には第2のマルチプレクサ
(16)に駆動制御信号(DS)を出力するものであ
る。加算回路(14)は、第3のラッチ回路(17)か
ら読み出される4ビットの第〔N,n−1〕の画素の誤
差データ(EI)と、第1のラッチ回路(11)から出
力される8ビットの第〔N,n〕の画素の原画像データ
(SD)とを加算して、8ビットの第〔N,n〕の画素
の補正画像データ(HD)を作成し、第1のマルチプレ
クサ(15)に出力するものである。
【0019】第1のマルチプレクサ(15)は、8ビッ
トの第〔N,n〕の画素の補正画像データ(HD)を第
2のマルチプレクサ(16)に出力するものである。第
2のマルチプレクサ(16)は、比較回路(13)から
出力される駆動制御信号(DS)に基づいて、第1のマ
ルチプレクサ(15)から入力される8ビットの第
〔N,n〕の画素の補正画像データ(HD)と、第1の
ラッチ回路(11)から入力される8ビットの第〔N,
n〕の画素の原画像データ(SD)とのいずれかに基づ
いて、4ビットの第〔N,n〕の画素の誤差データ(E
I)と4ビットの第〔N,n〕の画素の画像表示データ
(GD)とを生成して、第3のラッチ回路(17)と第
4のラッチ回路(18)とにそれぞれ出力するものであ
る。
【0020】例えば、比較回路(13)から駆動制御信
号(DS)が出力された場合には、第〔N,n〕の画素
の原画像データ(SD)に基づいて第〔N,n〕の画素
の画像表示データ(GD)と誤差データ(EI)とが生
成され、駆動制御信号(DS)が出力されない場合に
は、第〔N,n〕の画素の補正画像データ(HD)に基
づいて第〔N,n〕の画素の画像表示データ(GD)と
誤差データ(EI)とが生成される。
【0021】第3のラッチ回路(17)は、誤差データ
(EI)を一画素間保持して加算回路(14)に出力す
るものである。第4のラッチ回路(18)は、ドットク
ロック(DK)に基づいて画像表示データ(GD)を不
図示のLCDドライバに出力するものである。以上説明
したように、本発明の実施例に係る画像情報処理装置に
よれば、加算回路(14)と、第2のマルチプレクサ
(16)と、第2のラッチ回路(12)と、比較回路
(13)とを具備している。
【0022】例えば、第2のラッチ回路(12)によっ
て、第〔N,n〕の画素の処理の際に、第〔N,n−
1〕の画素の原画像データ(SD)が一時保持されて比
較回路(13)に出力され、加算回路(14)によって
第〔N,n−1〕の画素の誤差データ(EI)が、第
〔N,n〕の画素の原画像データ(SD)に加算処理さ
れ、8ビットの第〔N,n〕の画素の補正画像データ
(HD)が作成されて、第2のマルチプレクサ(16)
に出力され、比較回路(13)によって第〔N,n−
1〕の画素の原画像データ(SD)と、第〔N,n〕の
画素の原画像データ(SD)との差分がとられ、該差分
が、一定値を越えた場合には、駆動制御信号(DS)が
第2のマルチプレクサ(16)に出力され、一定値を越
えない場合には、駆動制御信号(DS)が出力されな
い。
【0023】第2のマルチプレクサ(16)に駆動制御
信号(DS)が入力されると、誤差拡散がなされず、第
〔N,n〕の画素の原画像データ(SD)の上位4ビッ
トが、第〔N,n〕の画素の画像表示データ(GD)と
して出力され、駆動制御信号(DS)が入力されないと
きには、誤差拡散の結果である8ビットの第〔N,n〕
の画素の補正画像データ(HD)の上位4ビットが、第
〔N,n〕の画素の画像表示データ(GD)として出力
される。
【0024】このため、画像が急峻に変化する箇所で
は、第2のマルチプレクサ(16)に比較回路(13)
から駆動制御信号(DS)が出力され、該駆動制御信号
(DS)が出力されると、第2のマルチプレクサ(1
6)によって誤差拡散がなされず、第〔N,n〕の画素
の原画像データ(SD)の上位4ビットがそのまま画像
表示データ(GD)とされる。
【0025】これにより、一定値を適切に設定すること
で、画像が急峻に変化する部分(例えば画像のエッジ)
ではその部分を挟んで隣接する画素の原画像データ(S
D)と誤差データ(EI)との加算処理をしないように
することが可能になるので、本発明の実施例に係る画像
情報処理方法が実現できる。以下で、本発明の実施例に
係る画像情報処理方法について当該装置の動作を補足し
ながら説明する。図4〜図6は、本実施例に係る画像情
報処理方法を説明するフローチャートである。
【0026】まず、図4のステップP1で、第1番目の
フレームの第1の画素である第〔1,1〕の画素に対応
する8ビットの第〔1,1〕の原画像データ(SD)を
保持する。このとき、第〔1,1〕の原画像データ(S
D)が第1のラッチ回路(11)を介して第2のラッチ
回路(12)に入力・保持される。
【0027】次に、ステップP2で、第〔1,1〕の原
画像データ(SD)の上位4ビットを第〔1,1〕の画
素に対応する第〔1,1〕の画像表示データ(GD)と
し、下位4ビットを第〔1,1〕の画素に対応する第
〔1,1〕の誤差データ(EI)として保持する。この
とき、第1のラッチ回路(11)から第2のマルチプレ
クサ(16)に第〔1,1〕の原画像データ(SD)が
出力され、該第2のマルチプレクサ(16)によって、
8ビットの原画像データ(SD)が上位4ビットと下位
4ビットに分割される。このうち、上位4ビットが第
〔1,1〕の画像表示データ(GD)として第4のラッ
チ回路(18)に出力され、ドットクロック(DK)に
同期して不図示のLCDドライバに出力される。一方、
下位4ビットは第〔1,1〕の誤差データ(EI)とし
て第3のラッチ回路(17)に出力され、保持される。
【0028】次いで、ステップP3で、n=2なる初期
条件の設定処理をする。次に、ステップP4で、第
〔1,n〕の原画像データ(SD)を保持する。このと
き、第〔1,n〕の原画像データ(SD)が第1のラッ
チ回路(11)を介して第2のラッチ回路(12)に入
力・保持される。次いで、ステップP5で、第〔1,
n〕の原画像データ(SD)と、第〔1,n−1〕の原
画像データ(SD)との差分をとり、それが予め設定さ
れている一定値を超えたかどうかの判定処理を行う。該
差分が一定値を超えた場合(Yes)は、ステップP6
に移行し、一定値を超えない場合(No)は、ステップ
P7に移行する。
【0029】このとき、第1のラッチ回路(11)から
第〔1,n〕の原画像データ(SD)が、第2のラッチ
回路(12)から第〔1,n−1〕の原画像データ(S
D)が、それぞれ比較回路(13)に入力され、該比較
回路(13)によって両者の差分がとられ、内部に設定
されている閾値と比較される。もし、差分が閾値を超え
た場合は第2のマルチプレクサ(16)に駆動制御信号
(DS)が出力される。差分が閾値を超えない場合は駆
動制御信号(DS)が出力されない。
【0030】なお、最初は、n=2なので、第〔1,
1〕の原画像データ(SD)と第〔1,2〕の原画像デ
ータ(SD)との差分がとられることになる。次に、ス
テップP6で、第〔1,n〕の原画像データ(SD)の
上位4ビットを第〔1,n〕の画像表示データ(GD)
とし、下位4ビットを第〔1,n〕の誤差データ(E
I)とする。
【0031】このとき、駆動制御信号(DS)の出力に
基づいて、第2のマルチプレクサ(16)によって第
〔1,n〕の原画像データ(SD)が選択され、該第
〔1,n〕の原画像データ(SD)の上位4ビットが第
〔1,n〕の画像表示データ(GD)として第4のラッ
チ回路(18)に出力され、ドットクロック(DK)に
同期して不図示のLCDドライバに出力される。一方、
下位4ビットは第〔1,n〕の誤差データ(EI)とし
て第3のラッチ回路(17)に出力され、保持される。
【0032】次いで、ステップP7で、第〔1,n〕の
原画像データ(SD)と第〔1,n−1〕の誤差データ
(EI)とを加算処理して第〔1,n〕の補正画像デー
タ(HD)を作成し、該第〔1,n〕の補正画像データ
(HD)の上位4ビットを第〔1,n〕の画像表示デー
タ(GD)とし、下位4ビットを第〔1,n〕の誤差デ
ータ(EI)とする。
【0033】このとき、第1のラッチ回路(11)から
8ビットの第〔1,n〕の原画像データ(SD)が、第
3のラッチ回路(17)から4ビットの第〔1,n−
1〕の誤差データ(EI)が、それぞれ加算回路(1
4)に入力され、両者が加算回路(14)によって加算
され、8ビットの第〔1,n〕の補正画像データ(H
D)が作成処理され、第2のマルチプレクサ(16)に
出力される。この際に、駆動制御信号(DS)は出力さ
れないので、第〔1,n〕の補正画像データ(HD)が
選択され、第2のマルチプレクサ(16)によって、8
ビットの第〔1,n〕の補正画像データ(HD)の上位
4ビットが第4のラッチ回路(18)に選択出力され、
ドットクロック(DK)に同期して不図示のLCDドラ
イバに出力される。一方、下位4ビットは第〔1,n〕
の誤差データ(EI)として第3のラッチ回路(17)
に選択出力され、保持される。
【0034】なお、このとき、加算回路(14)の加算
処理による桁上げの結果、加算回路(14)から出力さ
れるデータが“00000000”となると困るので、
このような場合には、加算回路(14)から出力される
キャリ信号に基づいて、第1のマルチプレクサ(15)
から8ビットの“11111111”が出力される。次
に、ステップP8でnに1を加算処理する。
【0035】次いで、ステップP9で第1フレームの処
理が終了したかどうかの判定処理を行う。終了した場合
(Yes)は、ステップP9に移行し、終了していない
場合(No)は、ステップP4に戻って再度上記処理を
繰り返す。次に、図5のフローチャートのステップP1
0で、N=2なる初期条件の設定処理をする。以降の処
理は第2フレーム以降の処理である。
【0036】次に、ステップP11で、第〔N,1〕の
原画像データ(SD)を保持する。このとき、第〔N,
1〕の原画像データ(SD)が第1のラッチ回路(1
1)を介して第2のラッチ回路(12)に入力・保持さ
れる。次に、ステップP12で、第〔N,1〕の原画像
データ(SD)の上位4ビットを第〔N,1〕の画素に
対応する第〔N,1〕の画像表示データ(GD)とし、
下位4ビットを第〔N,1〕の画素に対応する第〔N,
1〕の誤差データ(EI)として保持する。
【0037】このとき、第1のラッチ回路(11)から
第2のマルチプレクサ(16)に第〔N,1〕の原画像
データ(SD)が出力され、該第2のマルチプレクサ
(16)によって、8ビットの原画像データ(SD)が
上位4ビットと下位4ビットに分割される。このうち、
上位4ビットが第〔N,1〕の画像表示データ(GD)
として第4のラッチ回路(18)に出力され、ドットク
ロック(DK)に同期して不図示のLCDドライバに出
力される。一方、下位4ビットは第〔N,1〕の誤差デ
ータ(EI)として第3のラッチ回路(17)に出力さ
れ、保持される。
【0038】次いで、ステップP13で、n=2なる初
期条件の設定処理を行う。次に、ステップP14で、第
〔N,n〕の原画像データ(SD)を保持する。このと
き、第〔N,n〕の原画像データ(SD)が第1のラッ
チ回路(11)を介して第2のラッチ回路(12)に入
力・保持される。次いで、ステップP15で、第〔N,
n〕の原画像データ(SD)と、第〔N,n−1〕の原
画像データ(SD)との差分をとり、それが予め設定さ
れている一定値を超えたかどうかの判定処理を行う。該
差分が一定値を超えた場合(Yes)は、ステップP1
6に移行し、一定値を超えない場合(No)は、ステッ
プP17に移行する。
【0039】このとき、第1のラッチ回路(11)から
第〔N,n〕の原画像データ(SD)が、第2のラッチ
回路(12)から第〔N,n−1〕の原画像データ(S
D)が、それぞれ比較回路(13)に入力され、該比較
回路(13)によって両者の差分がとられ、内部に設定
されている閾値と比較される。もし、差分が閾値を超え
た場合は第2のマルチプレクサ(16)に駆動制御信号
(DS)が出力される。差分が閾値を超えない場合は駆
動制御信号(DS)が出力されない。
【0040】次に、ステップP16で、第〔N,n〕の
原画像データ(SD)の上位4ビットを第〔N,n〕の
画像表示データ(GD)とし、下位4ビットを第〔N,
n〕の誤差データ(EI)とする。このとき、駆動制御
信号(DS)が出力されることにより、第2のマルチプ
レクサ(16)によって第〔N,n〕の原画像データ
(SD)が選択され、該第〔N,n〕の原画像データ
(SD)の上位4ビットが第〔N,n〕の画像表示デー
タ(GD)として第4のラッチ回路(18)に出力さ
れ、ドットクロック(DK)に同期して不図示のLCD
ドライバに出力される。一方、下位4ビットは第〔N,
n〕の誤差データ(EI)として第3のラッチ回路(1
7)に出力され、保持される。
【0041】次いで、ステップP17で、第〔1,n〕
の原画像データ(SD)と第〔1,n−1〕の誤差デー
タ(EI)とを加算処理して第〔1,n〕の補正画像デ
ータ(HD)を作成し、該第〔1,n〕の補正画像デー
タ(HD)の上位4ビットを第〔1,n〕の画像表示デ
ータ(GD)とし、下位4ビットを第〔1,n〕の誤差
データ(EI)とする。
【0042】このとき、第1のラッチ回路(11)から
8ビットの第〔N,n〕の原画像データ(SD)が、第
3のラッチ回路(17)から4ビットの第〔N,n−
1〕の誤差データ(EI)が、それぞれ加算回路(1
4)に入力され、両者が加算回路(14)によって加算
され、8ビットの第〔N,n〕の補正画像データ(H
D)が作成処理され、第2のマルチプレクサ(16)に
出力される。
【0043】この際に、駆動制御信号(DS)は出力さ
れないので、第〔N,n〕の補正画像データ(HD)が
選択され、第2のマルチプレクサ(16)によって、8
ビットの第〔N,n〕の補正画像データ(HD)の上位
4ビットが第4のラッチ回路(18)に選択出力され、
ドットクロック(DK)に同期して不図示のLCDドラ
イバに出力される。一方、下位4ビットは第〔N,n〕
の誤差データ(EI)として第3のラッチ回路(17)
に選択出力され、保持される。
【0044】なお、このとき、加算回路(14)の加算
処理による桁上げの結果、加算回路(14)から出力さ
れるデータが“00000000”となると困るので、
このような場合には、加算回路(14)から出力される
キャリ信号に基づいて、第1のマルチプレクサ(15)
から8ビットの“11111111”が出力される。次
に、図6のフローチャートのステップP18でnに1を
加算処理する。
【0045】次いで、ステップP19で第Nフレームの
処理が終了したかどうかの判定処理を行う。終了した場
合(Yes)は、ステップP20に移行し、終了してい
ない場合(No)は、ステップP14に戻って再度上記
処理を繰り返す。次に、ステップP20でNに1を加算
処理する。次いで、ステップP21で全部の処理が終了
したかどうかの判定処理を行う。もし終了した場合(Y
es)は、終了し、終了していない場合(No)は、ス
テップP14に戻って再度上記処理を繰り返す。
【0046】このようにして、上記の処理を繰り返すこ
とにより、第〔1,1〕の画素、第〔1,2〕の画素、
第〔1,3〕の画素…、第〔1,n〕の画素、第〔2,
1〕の画素、第〔2,2〕の画素…、第〔2,n〕の画
素、第〔3,1〕の画素、第〔3,2〕の画素、……、
第〔N,1〕の画素、第〔N,2〕の画素、…、第
〔N,n〕の画素、…と順次画素ごとの情報処理をする
ことになる。
【0047】以上説明したように、本発明の実施例に係
る画像情報処理方法によれば、図5のフローチャートの
ステップP15〜P17に示すように、第〔N,n〕の
原画像データ(SD)と、第〔N,n−1〕の原画像デ
ータ(SD)との差分をとり、それが予め設定されてい
る一定値を超えた場合は、第〔N,n〕の原画像データ
(SD)の上位4ビットを第〔N,n〕の画像表示デー
タ(GD)とし、下位4ビットを第〔N,n〕の誤差デ
ータ(EI)とし、差分が一定値を超えない場合は、第
〔1,n〕の原画像データ(SD)と第〔1,n−1〕
の誤差データ(EI)とを加算処理して第〔1,n〕の
補正画像データ(HD)を作成し、該第〔1,n〕の補
正画像データ(HD)の上位4ビットを第〔1,n〕の
画像表示データ(GD)とし、下位4ビットを第〔1,
n〕の誤差データ(EI)としている。
【0048】このため、画像が急峻に変化する画像のエ
ッジでは、エッジを挟んだ原画像データの差が大きいの
で、隣接する画素への誤差データの加算処理がなされ
ず、第〔N,n〕の原画像データ(SD)の上位4ビッ
トがそのまま第〔N,n〕の画像表示データ(GD)と
され、下位4ビットを第〔N,n〕の誤差データ(E
I)とされる。よって、エッジを挟んだ二画素の輝度の
差が少なくなることによるエッジでのぼけを防止するこ
とが可能になり、画像のエッジが鮮明で原画像に近い画
像を表示することが可能になる。
【0049】なお、本実施例において、保持手段の一例
として第2のラッチ回路(12)を、比較手段の一例と
して比較回路(13)を、加算手段の一例として加算回
路(14)を、情報生成手段の一例として第2のマルチ
プレクサ(16)を、それぞれ用いているが、本発明の
構成はそれに限らない。また、本実施例では、8ビット
入力−4ビット出力の装置について説明しているが、そ
れに限らず、例えば8ビット入力−3ビット出力の装置
や、6ビット入力−3ビット出力の装置などにも適用可
能である。
【0050】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る画像
情報処理方法によれば、第1の原画像データと、第2の
原画像データとの差分をとり、該差分が、一定値を越え
た場合には、第2の原画像データと第1の誤差データと
の加算処理を行わずに、第2の原画像データの上位Lビ
ットを第2の画素の画像表示に対応する第2の画像表示
データとして用いている。
【0051】このため、画像が急峻に変化する画像のエ
ッジ部分では、隣接する画素への誤差データの加算処理
がなされないので、エッジが鮮明で原画像に近い画像を
表示することが可能になる。さらに、本発明に係る画像
情報処理装置によれば、加算手段と、情報生成手段と、
保持手段と、比較手段とを具備している。
【0052】このため、比較手段によって、画像が急峻
に変化する箇所では、情報生成手段に駆動制御信号が出
力され、該駆動制御信号が出力されると、情報生成手段
によって誤差拡散がなされず、原画像データの上位Lビ
ットがそのまま画像表示データとされる。これにより、
画像が急峻に変化する部分では隣接する画素の原画像デ
ータと誤差データとの加算処理をしないようにすること
が可能になるので、本発明に係る画像情報処理方法が実
現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る画像情報処理方法の原理を説明す
るフローチャートである。
【図2】本発明に係る画像情報処理装置の原理図であ
る。
【図3】本発明の実施例に係る画像情報処理装置の構成
図である。
【図4】本発明の実施例に係る画像情報処理方法を説明
する第1のフローチャートである。
【図5】本発明の実施例に係る画像情報処理方法を説明
する第2のフローチャートである。
【図6】本発明の実施例に係る画像情報処理方法を説明
する第3のフローチャートである。
【図7】従来例に係る画像情報処理装置の構成図であ
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 森脇 和彦 大阪府守口市京阪本通2丁目18番地 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 清水 真 大阪府守口市京阪本通2丁目18番地 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 上原 久夫 大阪府守口市京阪本通2丁目18番地 三 洋電機株式会社内 (56)参考文献 特開 平2−285771(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G09G 5/00 - 5/40 G06T 5/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 Pビットの原画像データに基づいて、P
    ビットよりも少ないビット数であるLビットの画像表示
    データを生成する画像情報処理方法であって、 1フレーム内の第1の画素に対応する第1の原画像デー
    タと第1の画像表示データとの誤差分である第1の誤差
    データを、前記第1の画素に隣接する第2の画素に対応
    する第2の原画像データに加算した後に、該加算処理の
    結果であるPビットのデータの上位Lビットを前記第2
    の画素の画像表示に対応するLビットの第2の画像表示
    データとして用いる誤差拡散法において、 前記第1の原画像データと、前記第2の原画像データと
    の差分をとり、該差分が、一定値を越えた場合には、前
    記第2の原画像データと前記第1の誤差データとの加算
    処理を行わずに、第2の原画像データの上位Lビットを
    前記第2の画素の画像表示に対応する第2の画像表示デ
    ータとして用いることを特徴とする画像情報処理方法。
  2. 【請求項2】 Pビットの原画像データに基づいて、P
    ビットよりも少ないビット数であるLビットの画像表示
    データを生成する画像情報処理装置であって、 1フレーム内の第1の画素に対応する第1の原画像デー
    タと第1の画像表示データとの誤差分である第1の誤差
    データを、前記第1の画素に隣接する第2の画素に対応
    する第2の原画像データに加算処理してPビットのデー
    タを作成し、情報生成手段に出力する加算手段と、 駆動制御信号に基づいて、前記加算処理結果であるPビ
    ットのデータ又は第2の原画像データの上位Lビット
    を、前記第2の画素に対応する第2の画像表示データと
    して出力する情報生成手段と、 前記第1の原画像データを一時保持して比較手段に出力
    する保持手段と、 前記第1の原画像データと、前記第2の原画像データと
    の差分をとり、該差分が、一定値を越えた場合には、前
    記駆動制御信号を前記情報生成手段に出力し、一定値を
    越えない場合には、前記駆動制御信号を前記情報生成手
    段に出力しない比較手段とを具備することを特徴とする
    画像情報処理装置。
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