JP2902866B2 - エレベータの待客人数検出装置 - Google Patents

エレベータの待客人数検出装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の目的】
【産業上の利用分野】本発明は、エレベータホールでの
利用客の待客人数を検出する装置に係り、特に、ホール
での待客が少ないか若しくはいない場合にも、的確に待
客数を検出して、基準階への引き戻し制御の誤作動を防
止できるエレベータの待客人数検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、基準階(通常1階)エレベータホ
ールにおけるエレベータの待客人数を検出する待客人数
検出装置が設けられることがある。この検出装置では、
基準階ホールの天井に設置されたカメラにより撮影され
た基準階におけるエレベータ利用者の映像は、エレベー
タ機械室に設けられた人数検出器に送られ、この人数検
出器によりエレベータ利用者数に応じたデータに変換さ
れる。この変換されたデータは群管理制御装置に入力さ
れ、あらかじめ決められた一定のデータ値と比較検討さ
れ、エレベータ主制御装置に対し、基準階におけるエレ
ベータ利用者がホール呼びを押さなくても、自動的にホ
ール呼びが登録され、エレベータを基準階に引き戻す制
御(以下、基準階への引き戻し制御と言う)が行われて
いる。さらに、基準階のエレベータホールでの待客が多
い場合、通常、エレベータ利用客の全てがこのホールで
待っているわけではなく、エレベータホールの入口から
外(例えば、通路)に溢れて待っていることが多い。そ
のため、待客人数検出装置では、ホール入口付近にカメ
ラがもう1台設置され、ホールから外に溢れている待客
をも検出されるようにしている。ホールでの待客人数
に、このホール外に溢れた待客人数が加算されて、エレ
ベータの待客人数とされている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ようにホール入口付近にもカメラを設置してある待客人
数検出装置では、ホール内で待っている人がいなくて
も、この2台目のカメラにより撮影される領域、即ち、
ホール入口付近の外側(例えば、通路)を多数の人が次
々と通行しているときには、これらの通行している人も
エレベータの待客人数として検出される。その結果、実
際には、ホールには待客がほとんどいないか又はいない
にも拘らず、待客が多数いるというように検出され、待
客数が多い状態と同じ制御(即ち、基準階への引き戻し
制御)が行われるという問題があった。
【0004】そこで、本発明の目的は、上述したような
課題を解決するためになされたものであって、ホールに
は待客がほとんどいないか又はいないにも拘らず、ホー
ル入口付近の外側を通行している人をも待客として検出
することを確実に防止し、待客人数を正確に算出するこ
とができるエレベータの待客人数検出装置を提供するこ
とにある。
【0005】
【発明の構成】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、エレベータホール内での待客を撮影する
第1カメラと、ホール入口付近の外側の待客を撮影する
第2カメラと、第1及び第2カメラで撮影した待客をそ
れぞれに応じた待客数のデータに変換する変換手段と、
第1カメラでの待客数のデータを、予め設定された人数
値と比較する比較手段と、第1カメラでの待客数のデー
タが予め設定された人数値より多い場合には、第1カメ
ラでの待客数のデータに、第2カメラでの待客数のデー
タを加算してエレベータ全体の待客数とする一方、第1
カメラでの待客数のデータが予め設定された人数値より
少ない場合には、第1カメラでの待客数のデータのみに
よりエレベータ全体の待客数とする演算手段とを具備す
ることを特徴とするエレベータの待客人数検出装置であ
る。
【0006】
【作用】エレベータホールで待客が満配になりホール入
口にも溢れている場合には、第1カメラでの待客数のデ
ータが予め設定された人数値より多いと判断されて、第
1カメラでの待客数のデータに、第2カメラでの待客数
のデータが加算されてエレベータ全体の待客数とされ
る。その結果、基準階への引き戻し制御が行われる。一
方、ホールに待客がほとんどいないか又は全くいない場
合であって、ホールの入口付近を人が通行している場合
には、エレベータホールでの待客数が予め設定された人
数値より少ないと判断されて、エレベータホールのみで
の待客数(即ち、第1カメラでの待客数のデータ)のみ
がエレベータ全体の待客数とされ、ホール入口付近の外
側(例えば、通路)での待客数が検出されずキャンセル
される。
【0007】従って、従来のように、ホールには待客が
ほとんどいないか又はいないにも拘らず、ホール入口付
近の外側を通行している人をも待客として検出すること
が確実に防止される。これにより、ホール内および外に
多数の利用客が待っている場合には、待客人数が的確に
把握され、利用客へのサービスが十分に行われると共
に、ホール内での待客が少ない場合にも、ホール入口付
近の通行人を待客として検出することが防止され、基準
階への引き戻し制御の誤動作が防止されて、他の階での
サービスの悪化が防止される。
【0008】
【実施例】以下、本発明によるエレベータの待客人数検
出装置の一実施例を貼付の図面を参照して説明する。図
1(a)は、本発明の一実施例によるエレベータの待客
人数検出装置の概略構成図である。図1(b)は、本発
明の一実施例によるエレベータの待客人数検出装置によ
り待客数を検出する階のエレベータホール及びその入口
付近の平面図である。
【0009】図1(a)に示すように、本実施例による
待客人数検出装置には、エレベータホール内での待客を
撮影する第1カメラ1と、ホール入口付近の外側の待客
を撮影する第2カメラ2とが設けられている。第1カメ
ラ1は、図1(a)に破線で示すような検出範囲1aを
撮影し、第2カメラ2も、破線で示すような検出範囲2
aを撮影する。図1(b)に示すように、平面図におい
ては、第1カメラ1は、エレベータホール3の中の破線
で示す検出範囲1bを撮影し、第2カメラ2は、エレベ
ータホール3の入口付近の外側4の中の破線で示す検出
範囲2bを撮影する。なお、符号5は、エレベータかご
を示している。
【0010】これら第1及び第2カメラ1,2で撮影さ
れた映像は、エレベータ機械室(図示略)に設けられた
人数検出器6に送られるように構成されている。この人
数検出器6内には、第1及び第2カメラ1,2で撮影し
た待客をそれぞれに応じた待客数のデータに変換する変
換手段7が設けられ、さらに、第1カメラ1での待客数
のデータを、予め設定された人数値と比較する比較手段
8が設けられている。さらに、人数検出器6には、演算
手段9が設けられ、この演算手段9は、第1カメラ1で
の待客数のデータが予め設定された人数値より多い場合
には、第1カメラ1での待客数のデータに、第2カメラ
2での待客数のデータを加算してエレベータ全体の待客
数とする一方、第1カメラ1での待客数のデータが予め
設定された人数値より少ない場合には、第1カメラ1で
の待客数のデータのみによりエレベータ全体の待客数と
する演算をなすように構成されている。
【0011】この人数検出器6は、群管理制御装置10
に連結されている。変換手段7で変換され比較手段8及
び演算手段9を通った待客数のデータがこの群管理制御
装置10に入力され、あらかじめ決められた一定のデー
タ値と比較検討され、エレベータ主制御装置(図示略)
に対し、基準階におけるエレベータ利用者がホール呼び
を押さなくても、自動的にホール呼びが登録され、基準
階への引き戻し制御が行われるように構成されている。
なお、比較手段8において比較する「予め設定された人
数値」は、この基準階への引き戻し制御を行う人数であ
るか否かを基準として決定されている。
【0012】次に、図2に示すフローチャートを参照し
つつ、本実施例に係る作用を説明する。ステップ1にお
いて、第1カメラ1によりエレベータホール3内におけ
る待客が撮影され、変換手段7により、ホール3での待
客数が算出される。ステップ2において、比較手段8に
より、第1カメラ1での待客数のデータが予め設定され
た人数値より多いか否か判断される。エレベータホール
3で待客が満配になりホール入口の外側4にも待客が溢
れているような場合には、第1カメラ1での待客数のデ
ータが予め設定された人数値より多いと判断(即ち、Y
ESと判断)されて、ステップ3に進む。
【0013】このステップ3において、第2カメラ21
によりホール入口の外側4で待客が撮影され、変換手段
7により、ホール入口の外側4での待客数が算出され
る。さらに、ステップ4において、演算手段9により、
第1カメラ1での待客数のデータに、第2カメラ2での
待客数のデータが加算されてエレベータ全体の待客数と
される。その結果、基準階への引き戻し制御が行われ
る。一方、ホール3に待客がほとんどいないか又はいな
い場合であって、ホールの入口付近の外側4を人が通行
している場合には、ステップ2において、第1カメラ1
での待客数のデータが予め設定された人数値より少ない
と判断(即ち、NOと判断)されて、ステップ4に進
む。その結果、エレベータホール3のみでの待客数(即
ち、第1カメラ1での待客数のデータ)のみがエレベー
タ全体の待客数とされ、ホール入口付近の外側4での待
客数が検出されずキャンセルされる。従って、ホール3
には待客がほとんどいないか又はいないにも拘らず、ホ
ール入口付近の外側4を通行している人をも待客として
検出することが確実に防止される。
【0014】
【発明の効果】以上述べたように、本発明では、ホール
に待客がほとんどいないか又はいない場合には、エレベ
ータホールのみでの待客数のみがエレベータ全体の待客
数とされ、ホール入口付近の外側での待客数が検出され
ずキャンセルされる。そのため、ホールには待客がほと
んどいないか又はいないにも拘らず、ホール入口付近の
外側を通行している人をも待客として検出することが確
実に防止される。これにより、ホール内および外に多数
の利用客が待っている場合には、待客人数が的確に把握
され、利用客へのサービスが十分に行われると共に、ホ
ール内での待客が少ない場合にも、ホール入口付近の通
行人を待客として検出することが防止され、基準階への
引き戻し制御の誤動作が防止されて、他の階でのサービ
スの悪化が防止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1(a)は、本発明の一実施例によるエレベ
ータの待客人数検出装置の概略構成図であり、図1
(b)は、本発明の一実施例に係るエレベータの待客人
数検出装置により待客数を検出する階のエレベータホー
ル及びその入口付近の平面図である。
【図2】図2は、本発明の一実施例によるエレベータの
待客人数検出装置のフローチャートである。
【符号の説明】
1 第1カメラ 2 第2カメラ 3 エレベータホール 7 変換手段 8 比較手段 9 演算手段

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】エレベータホール内での待客を撮影する第
    1カメラと、 ホール入口付近の外側の待客を撮影する第2カメラと、 第1及び第2カメラで撮影した待客をそれぞれに応じた
    待客数のデータに変換する変換手段と、 第1カメラでの待客数のデータを、予め設定された人数
    値と比較する比較手段と、 第1カメラでの待客数のデータが予め設定された人数値
    より多い場合には、第1カメラでの待客数のデータに、
    第2カメラでの待客数のデータを加算してエレベータ全
    体の待客数とする一方、第1カメラでの待客数のデータ
    が予め設定された人数値より少ない場合には、第1カメ
    ラでの待客数のデータのみによりエレベータ全体の待客
    数とする演算手段と、を具備することを特徴とするエレ
    ベータの待客人数検出装置。
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