JP2901913B2 - 脱水槽のバランサ - Google Patents

脱水槽のバランサ

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JP2901913B2 JP8054651A JP5465196A JP2901913B2 JP 2901913 B2 JP2901913 B2 JP 2901913B2 JP 8054651 A JP8054651 A JP 8054651A JP 5465196 A JP5465196 A JP 5465196A JP 2901913 B2 JP2901913 B2 JP 2901913B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は液体封入タイプで内
外複数重構造の脱水槽のバランサに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、例えば脱水兼用洗濯機におい
て、回転による遠心力で脱水をする脱水槽には、洗濯物
の片寄りによるアンバランスを修正する機能をもつ液体
封入タイプのバランサが設けられている。又、このもの
においては、その修正力を大きくするために、内外複数
重構造としたものが供されている。
【0003】図21及び図22はその液体封入タイプで
複数重構造のバランサを示しており、バランサ容器1が
内部を仕切壁2により内外二重の室3,4に分けられ、
この両室3,4にわたりバランサ容器1に蓋5が封着さ
れていて、この蓋5に設けられた注入口6,7から各室
3,4にそれぞれ液体(一般には塩水)8が注入され、
そして、注入口6,7にそれぞれ栓9,10が封着され
ている。
【0004】しかして、このものの場合、各封着部の水
密性がおろそかであると、液体8の漏れが発生し、所期
の性能が得られないため、その検査を厳重にする必要が
あり、それは下記の手順で行なわれている。
【0005】(1)バランサ容器1に蓋5を封着する。 (2)加圧検査機により注入口6を通じてバランサ容器
1の内側壁と蓋5との封着部分11及び仕切壁2と蓋5
との封着部分12の水密性を検査する。 (3)同加圧検査機により注入口7を通じてバランサ容
器1の外側壁と蓋5との封着部分13の水密性を検査す
る。 (4)注入口6,7から各室3,4にそれぞれ液体8を
注入する。 (5)注入口6,7にそれぞれ栓9,10を封着する。 (6)栓9,10の封着部分の水密性を真空(減圧)又
は加圧検査機により検査する。
【0006】このような手順を経るのは、仕切壁2と蓋
5との封着部分12の水密性を検査しなければならない
からであり、最終完成品で検査したのでは、仕切壁2と
蓋5の封着部分12の水密性がおろそかで室3から室4
へ、あるいは室4から室3へ液体8が漏れるようなもの
でも、それが分からないからである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
手順を経て水密性の検査をする従来のものでは、工数が
多く、更に、バランサ容器1内の室数が三重、四重…と
増えれば、一層工数が多くなる。又、検査箇所が多種で
あるため、検査設備も複雑となり、多大な投資を必要と
する。
【0008】一方、バランサとしての能力を高めるに
は、上述のごとくバランサ容器1内の室数を増やすか、
又はバランサ容器1の高さを大きくして液体8の注入量
を増やすことで対処されているが、いずれにしても、バ
ランサ容器1が大きくなるため、それだけ洗濯機が大形
化したり、あるいは洗濯容量が減ったりしていた。
【0009】更に、バランサとしての能力はバランサ容
器1の形状で決定されるものであり、バランサ容器1の
形状が決定された後では、バランサの能力の変更ができ
なかった。
【0010】本発明は上述の事情に鑑みてなされたもの
であり、従ってその目的は、第1に、封着部分の水密性
の検査が容易にできる脱水槽のバランサを提供し、第2
に、バランサ容器を大きくすることなくバランサの能力
を高めることのできる脱水槽のバランサを提供し、第3
に、バランサ容器の形状を変更することなくバランサの
能力の変更ができる脱水槽のバランサを提供するにあ
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の脱水槽のバランサにおいては、回転による
遠心力で脱水をする脱水槽の全周にわたり設けられ内部
が仕切壁により内外複数重の室に分けられたバランサ容
器と、このバランサ容器の各室に収容された液体、及び
その全室にわたってバランサ容器に封着された蓋とを具
備するものにあって、第1に、上記仕切壁の蓋と接する
部分に該仕切壁に沿って延びる溝を設け、蓋の仕切壁と
接する部分に溝と連通する1個又は複数個の孔を設けた
ことを特徴とし、第2に、蓋の仕切壁と接する部分に、
該仕切壁に沿って延びる溝と、この溝と連通する1個又
は複数個の孔とを設けたことを特徴とし、第3に、上記
仕切壁の蓋と接する部分及び蓋の仕切壁と接する部分に
それぞれ該仕切壁に沿って延びる溝を設け、蓋の仕切壁
と接する部分にそれらの溝と連通する1個又は複数個の
孔を設けたことを特徴とする。これらのものによれば、
最終完成品でバランサ容器の仕切壁と蓋との封着部分を
含む全封着部分の水密性の検査が同時にできる。
【0012】
【0013】
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第1実施例につ
き、図1ないし図5を参照して説明する。まず図4には
脱水兼用洗濯機全体の構成を示しており、外箱21内に
外槽22を収容して弾性吊持機構23(一部のみ図示)
により支持している。外槽22内には洗濯槽であり且つ
脱水槽でもある内槽24を配設しており、内槽24内に
は多孔状の内バスケット25を配設し、更に、その内バ
スケット25内の底部に撹拌体26を配設している。
【0015】又、外槽22外の下方部には、洗濯時に内
槽24を制止して撹拌体26を回転させ、脱水時に内槽
24を撹拌体26と共に回転させる、モータ27を主体
とする駆動機構28と、内槽24内から外槽22内の排
水路29を通じて排水する排水弁30及び排水ホース3
1を配設している。
【0016】一方、内槽24の上部には、該内槽24の
回転による遠心力で脱水をする脱水口32を図5に示す
ように形成し、その内方から上方にかけてバランサ33
を装着しねじ34により固着している。バランサ33
は、詳細には図2及び図1、図3に示すように、バラン
サ容器35を主体とするもので、該バランサ容器35は
内部を仕切壁36により内外二重の室37,38に分
け、その各室37,38に液体例えば塩水39を収容
し、その上で、室37,38の双方にわたりバランサ容
器35に蓋40を例えば回転摩擦溶接による溶着で封着
している。
【0017】又、その構成で、仕切壁36の蓋40と接
する部分である上端面の中央部には、仕切壁36に沿っ
て延びる溝41をあらかじめ形成し、蓋40の仕切壁3
6と接する部分であるほゞ中央部には直径が溝41の幅
とほゞ同じで溝41と連通する1個又は複数個(この場
合、例えば6個)の孔42を同じくあらかじめ形成して
いる。更に、蓋40には溝41の両側に位置して仕切壁
36の上部を挟み込む2条のリブ43,44をあらかじ
め形成している。
【0018】さて、上述のごとく構成したものの場合、
バランサ33の水密性の検査は下記の手順で行なう。 (1)バランサ容器35の各室37,38に塩水39を
注入する。 (2)バランサ容器35に蓋40を封着する。 (3)バランサ33を例えば真空装置内にセットし、真
空引き(減圧)して真空室の真空度の変化をみる真空検
査機により、バランサ容器35と蓋40との封着部分の
水密性を検査する。
【0019】この検査により、バランサ容器35の内側
壁と蓋40との封着部分45の水密性がおろそかであれ
ば、そこから室37内の空気が漏れ、バランサ容器35
の外側壁と蓋40との封着部分46の水密性がおろそか
であれば、そこから室38内の空気が漏れ、更に、仕切
壁36の溝41より内側の上端面部と蓋40との封着部
分47の水密性がおろそかであれば、そこから溝41及
び孔42を通じて室37内の空気が漏れ、仕切壁36の
溝41より外側の上端面部と蓋40との封着部分48の
水密性がおろそかであれば、そこから同じく溝41及び
孔42を通じて室38内の空気が漏れるもので、これら
により、全封着部分の水密性を同時に検査することがで
きる。
【0020】かくして、上記構成のものの場合、従来の
もののような多くの工数を要することなく容易にバラン
サ33の水密性の検査ができるものであり、バランサ容
器35内の室数が上述の二重から三重、四重…と増えて
も、それは同様で、要するにバランサ容器35内の室数
が1つのものと同じ工数と設備でバランサ33の水密性
の検査ができ、工数並びに設備投資の削減ができる。
【0021】又、仕切壁36は溝41を形成する関係
上、板厚が従来のバランサ容器1の仕切壁2の板厚より
大きく、例えば仕切壁36の溝41より内側及び外側の
それぞれ板厚が従来のバランサ容器1の仕切壁2の板厚
と同程度であり、かくして蓋40との溶着面積が増し
て、溶着強度を高めることができる。
【0022】更に、蓋40には溝41の両側に位置して
仕切壁36の上部を挟み込む2条のリブ43,44をあ
らかじめ形成しており、これによって、溶着時の仕切壁
36の室37側又は室38側への倒れ込みを防止でき
て、より確実に封着ができ、水密性を向上させることが
できる。
【0023】以上に対して、図6ないし図8は本発明の
第2実施例を示すもので、上述の溝41相当の溝49を
蓋40の仕切壁36と接する部分に設けると共に、孔4
2相当の孔50も同じく蓋40の仕切壁36と接する部
分に設けたものを示しており、このようにしても上述同
様の作用効果を得ることができる。
【0024】図9及び図10は本発明の第3実施例を示
すもので、仕切壁36の蓋40と接する部分に溝41を
設けると共に、蓋40の仕切壁36と接する部分にも溝
49を設け、そして、蓋40の仕切壁36と接する部分
にそれらの溝41,49と連通する孔50を設けたもの
を示しており、このようにしてもやはり前述同様の作用
効果を得ることができる。
【0025】図11ないし図14は本発明の第4実施例
を示すもので、溝51を仕切壁36に断面V字状に設け
たものを示している。この場合、図13はこの断面V字
状の溝51を設けた仕切壁36と蓋40とを溶着する前
の状態を示しており、溝51の両側上方には溶着しろの
部分52があり、この部分を溶解させて仕切壁36と蓋
40との溶着がなされる。
【0026】このとき、溶着のための摩擦熱は溝51の
溶着しろ部分52に等しく伝わるが、断面V字状の溝5
1の両内側面は斜面状を成し、両外側面は垂直面状を成
しているため、それらに等しい距離伝わっても、直下方
へは垂直面状を成した両外側面側に比して、斜面状を成
した溝51の両内側面側の伝わり方が遅く、この結果、
溶着しろ部分52の熱分布は図14に示すごとく溝51
の両内側面側から両外側面側へ斜めになる。このため、
溶着かすは外方へ垂れて溝51内には垂れず、かくし
て、溝51が溶着かすで埋められることなく確保される
ものであり、この溝51から孔42を通じての水密性の
検査がより確実にできる。
【0027】図15及び図16は本発明の第5実施例を
示すもので、溝51同様の断面V字状の溝53を蓋40
に設けたものを示しており、このようにしても上述同様
の作用効果を得ることができる。
【0028】図17は本発明の第6実施例を示すもの
で、バランサ容器35の各室37,38にともに塩化カ
ルシウム溶液を注入したものAのアンバランス修正力
を、他の例(塩化カルシウム溶液と塩水とを分けて注入
したものB、塩水のみを注入したものC、及びバランサ
容器35内の室数が1つのものD)と比較して表わして
いる。この場合、アンバランス修正力は、バランサ容器
35の各室37,38に塩化カルシウム溶液を注入した
ものAが最も高く、次いで、塩化カルシウム溶液と塩水
とを分けて注入したものB、塩水のみを注入したもの
C、及びバランサ容器35内の室数が1つのものDの順
に大体なっている。
【0029】これは、塩化カルシウム溶液の飽和溶液の
比重が塩水のそれの約1.2倍程度あるからであって、
バランサ容器35を大きくすることなくバランサ33の
能力を高めることができるものであり、バランサ33の
能力を高めるのに、洗濯機が大形化したり、あるいは洗
濯容量が減ったりすることを避けることができる。
【0030】又、バランサ容器35の各室37,38
に、塩化カルシウム溶液と塩水、すなわち比重の異なる
液体を分けて注入したものBでは、その各室37,38
にともに塩化カルシウム溶液を注入したものAと、塩水
のみを注入したものC、及びバランサ容器35内の室数
が1つのものDとの中間のアンバランス修正力が得られ
るもので、このようにすることにより、バランサ容器3
5の形状を変更することなくバランサ33の能力の変更
ができる。この場合、塩化カルシウム溶液は室37,3
8のいずれに注入しても良いが、外側の室38に注入し
た方がアンバランス修正力がより高く得られる。
【0031】図18及び図19は本発明の第7実施例を
示すもので、バランサ容器35に、これの成形用ゲート
部54と中心部Oとを結ぶライン上に位置させて放射状
のリブ55を設けたものを示している。この場合、リブ
55を設けていないものでは、図19に示すように、ゲ
ート部54から注入される湯(溶融樹脂)の圧力によっ
て型56が傾き、バランサ容器35の内側壁部分に成形
不良を生じやすいが、上述のごとくリブ55を設けたも
のでは、ゲート部54から注入された湯がリブ55部分
を通って型56を傾かせるまでもなくバランサ容器35
の内側壁部分にいち早く達し充填されるから、成形不良
を生じることはない。
【0032】図20は本発明の第8実施例を示すもの
で、バランサ容器35に、上述とは位置が異なる成形用
ゲート部57と中心部Oとを結ぶライン上に位置させて
放射状のリブ58を設けたものを示しており、このもの
でも上述同様の作用効果を得ることができる。
【0033】なお、上記各実施例では本発明を脱水兼用
洗濯機の脱水槽のバランサに適用して述べたが、それに
限られず、二槽式洗濯機の脱水槽のバランサやあるいは
脱水機単体のものの脱水槽のバランサにも同様に適用し
て実施することができる。そのほか、本発明は上記し且
つ図面に示した実施例にのみ限定されるものではなく、
要旨を逸脱しない範囲内で適宜変更して実施し得る。
【0034】
【発明の効果】本発明は以上説明したとおりのもので、
下記の効果を奏する。請求項1ないし3の脱水槽のバラ
ンサによれば、最終完成品でバランサ容器の仕切壁と蓋
との封着部分を含む全封着部分の水密性の検査が同時に
できて、その検査に要する工数並びに設備投資の削減が
できる。
【0035】請求項4の脱水槽のバランサによれば、水
検査のための溝をバランサ容器と蓋との溶着による
溶着かすで埋められることなく確保できて、水密性の検
査がより確実にできる。請求項5の脱水槽のバランサに
よれば、バランサ容器と蓋との溶着時の仕切壁の両側へ
の倒れ込みを防止できて、より確実に封着ができ、水密
性を向上させることができる。
【0036】請求項6の脱水槽のバランサによれば、塩
化カルシウム溶液の比重の大きさで、バランサ容器を大
きくすることなくバランサの能力を高めることができ、
洗濯機の大形化や、あるいは洗濯容量の減少化を避ける
ことができる。請求項7の脱水槽のバランサによれば、
各室に封入する液体の比重の違いで、バランサ容器の形
状を変更することなくバランサの能力の変更ができる。
請求項8の脱水槽のバランサによれば、バランサ容器の
成形が内側壁に不良を来たすことなくできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す図2のE−E線に沿
うバランサ単体の縦断面図
【図2】バランサ単体の部分平面図
【図3】図2のF−F線に沿うバランサ単体の縦断面図
【図4】洗濯機全体の縦断側面図
【図5】脱水槽単体の縦断面図
【図6】本発明の第2実施例を示す図2相当図
【図7】図6のG−G線に沿う図1相当図
【図8】図6のH−H線に沿う図3相当図
【図9】本発明の第3実施例を示す図1相当図
【図10】図3相当図
【図11】本発明の第4実施例を示す図1相当図
【図12】図3相当図
【図13】仕切壁と蓋との溶着前状態の縦断面図
【図14】仕切壁と蓋との溶着中状態の拡大縦断面図
【図15】本発明の第5実施例を示す図1相当図
【図16】図3相当図
【図17】本発明の第6実施例を示す特性図
【図18】本発明の第7実施例を示すバランサ容器の部
分平面図
【図19】バランサ容器の成形中状態の縦断面図
【図20】本発明の第8実施例を示す図18相当図
【図21】従来例を示す図2相当図
【図22】図21のI−I線に沿う図1相当図
【符号の説明】
24は内槽(脱水槽)、33はバランサ、35はバラン
サ容器、36は仕切壁、37,38は室、39は塩水
(液体)、40は蓋、41は溝、42は孔、43,44
はリブ、45,46,47,48は封着部分、49は
溝、50は孔、51は溝、52は溶着しろ部分、53は
溝、54はゲート部、Oは中心部、55はリブ、57は
ゲート部、58はリブを示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭55−133294(JP,A) 特開 平3−207397(JP,A) 実開 昭63−192990(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) D06F 37/12 D06F 37/24 F16F 15/32

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転による遠心力で脱水をする脱水槽の
    全周にわたり設けられ内部が仕切壁により内外複数重の
    室に分けられたバランサ容器と、このバランサ容器の各
    室に収容された液体、及びその全室にわたってバランサ
    容器に封着された蓋とを具備するものにおいて、前記仕
    切壁の蓋と接する部分に該仕切壁に沿って延びる溝を設
    け、蓋の仕切壁と接する部分に溝と連通する1個又は複
    数個の孔を設けたことを特徴とする脱水槽のバランサ。
  2. 【請求項2】 回転による遠心力で脱水をする脱水槽の
    全周にわたり設けられ内部が仕切壁により内外複数重の
    室に分けられたバランサ容器と、このバランサ容器の各
    室に収容された液体、及びその全室にわたってバランサ
    容器に封着された蓋とを具備するものにおいて、その蓋
    の仕切壁と接する部分に、該仕切壁に沿って延びる溝
    と、この溝と連通する1個又は複数個の孔とを設けたこ
    とを特徴とする脱水槽のバランサ。
  3. 【請求項3】 回転による遠心力で脱水をする脱水槽の
    全周にわたり設けられ内部が仕切壁により内外複数重の
    室に分けられたバランサ容器と、このバランサ容器の各
    室に収容された液体、及びその全室にわたってバランサ
    容器に封着された蓋とを具備するものにおいて、前記仕
    切壁の蓋と接する部分及び蓋の仕切壁と接する部分にそ
    れぞれ該仕切壁に沿って延びる溝を設け、蓋の仕切壁と
    接する部分にそれらの溝と連通する1個又は複数個の孔
    を設けたことを特徴とする脱水槽のバランサ。
  4. 【請求項4】 溝を断面V字状に設けたことを特徴とす
    る請求項1ないし3のいずれかに記載の脱水槽のバラン
    サ。
  5. 【請求項5】 蓋に仕切壁を挟み込むリブを設けたこと
    を特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の脱水
    槽のバランサ。
  6. 【請求項6】 バランサ容器の各室に収容する液体を塩
    化カルシウム溶液としたことを特徴とする請求項1ない
    し3のいずれかに記載の脱水槽のバランサ。
  7. 【請求項7】 バランサ容器の各室に比重の異なる液体
    収容したことを特徴とする請求項1ないし3のいずれ
    かに記載の脱水槽のバランサ。
  8. 【請求項8】 ランサ容器の成形用ゲート部と中心部
    とを結ぶライン上に放射状のリブを有することを特徴と
    する請求項1ないし3のいずれかに記載の脱水槽のバラ
    ンサ。
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