JP2901606B2 - 音声多重テレビ信号の識別信号検出回路 - Google Patents

音声多重テレビ信号の識別信号検出回路

Info

Publication number
JP2901606B2
JP2901606B2 JP62266217A JP26621787A JP2901606B2 JP 2901606 B2 JP2901606 B2 JP 2901606B2 JP 62266217 A JP62266217 A JP 62266217A JP 26621787 A JP26621787 A JP 26621787A JP 2901606 B2 JP2901606 B2 JP 2901606B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
circuit
output
gate
count value
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP62266217A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH01109879A (ja
Inventor
信久 小澤
博 沼田
仁 竹田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP62266217A priority Critical patent/JP2901606B2/ja
Publication of JPH01109879A publication Critical patent/JPH01109879A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2901606B2 publication Critical patent/JP2901606B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Television Receiver Circuits (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、多重化されているテレビ音声のモードを
判別する識別信号を検出するための回路に関するもので
ある。 〔発明の概要〕 本発明の音声多重テレビ信号の識別信号検出回路は、
音声多重がステレオか、又は2ヵ国語による二重放送に
よるものかを示す識別信号(Q信号)の搬送波周波数を
計数するカウンタと、このカウンタから得られる計数値
によって識別信号が検出できる期間を予測し、この期間
で出力された識別信号が通過するようなゲート回路を設
け、このゲート回路を通過した識別信号の数を判定する
ことによって、音声多重信号がステレオか又は二重放送
によるものかを検出できるようにしたものである。 〔従来の技術〕 テレビ音声信号としてはFM−FM方式と呼ばれるステレ
オ放送と、例えば2ヵ国語で放送する音声二重放送が実
用化されている。 この場合のテレビ音声多重信号は、例えば第4図に示
すように主チャンネル信号Aと、副チャンネル信号B
と、制御チャンネル信号Cとを周波数多重したものであ
り、主チャンネル信号Aは音声二重方式の場合には主音
声信号で、又、ステレオ放送の場合には和信号(L+
R)で構成されており、副チャンネル信号Bは副搬送波
中心周波数(2fH)を副音声信号(二重放送の場合)、
又は差信号(L−R)で周波数変調したもので構成され
ている。 さらに、制御チャンネル信号Cはこの2種類の放送形
態を識別する制御信号として使用されるものであり、制
御信号副搬送波周波数3.5fHを第1の周波数922.5Hz(二
重放送)及び第2の周波数982.5Hz(ステレオ放送)で
振幅変調したものである。 したがって、この制御信号に含まれている変調周波数
を検波することによって識別信号(以下、Q信号)が検
出され、現在放送されている音声信号が二重放送か、又
はステレオ放送であるかを識別する識別信号(以下Q信
号ともいう)が検出でき、このQ信号によって音声デコ
ーダ等を自動的に切り換えることもできる。 Q信号を検出する方法としては、リードフィルタを使
用して第1,及び第2のQ信号を検出する方法や、アナロ
グ的な復調回路を採用したものが知られている。 しかしながら、上記したような検出方法はアナログ的
な手法を利用しているため、機械的な振動や、温度変化
等によって時定数や、フィルタの特性が変化すると誤っ
たQ信号を検出することがあり、安定性の点で問題があ
った。 そこで、Q信号の検出を経年変化の少ないデジタル回
路によって行うことが提案されている。(特公昭60−53
990号公報) 第5図は、デジタル手法によってQ信号を検出する従
来例の概要図を示したもので、端子Tから入力された音
声多重の制御信号(搬送周波数f=55.1KHz)は、AM検
波器1と、ゲート回路2に入力されている。ゲート回路
2を通過した制御信号の搬送周波数はカウンタ回路4へ
供給されるが、AM検波器1によって検出されたQ信号を
波形整形回路3においてパルス信号とし、そのパルス信
号によって、ゲート回路2の通過時間が設定されている
ので、例えば第1のQ信号(922.5Hz)の信号の周波数
で開かれているゲート回路2を通過する搬送波信号の波
数がカウンタ回路4を所定の計数値にしたときのみ、カ
ウンタ回路4の出力がLレベルとなり、第1のQ信号の
検出信号が出力されて切換信号発生回路5を二重放送の
制御モードにする。 又、第2のQ信号(982.5Hz)がAM検波器1によって
検出されたときは、ゲート回路2の通過時間は短くな
り、この期間に通過する搬送波信号の波数が所定の計数
値Nとならず、カウンタ回路4の出力は“H"レベルに反
転する。 そして、切換信号発生回路5はカウンタ回路4の出力
を判別してステレオ信号の受信状態又は二重放送の受信
状態とを示すコントロール信号を形成する。 〔発明が解決しようとする問題点〕 上記した従来例のQ信号検出回路は、デジタル回路に
よって構成され、経年変化を受けることがないが、第1,
及び第2のQ信号を検出する際に所定の計数値Nとなっ
たときにのみ出力信号が反転するようなカウンタ回路4
を使用しているので、受信状態が悪いときに制御信号に
ノイズや、Q信号の欠落等が多発すると、誤動作を起し
易いという問題がある。 〔問題点を解決するための手段〕 本発明は、かかる問題点にかんがみてなされたもの
で、制御信号の搬送波を計数する計数回路と、この計数
回路の計数値によって識別信号が検出できる期間を予測
し、この期間のみ開かれるような第1,及び第2のゲート
回路を設け、この第1,及び第2のゲート回路を通過する
Q信号が所定の数となったことを判別する判別手段を設
けることによって、音声多重信号のモードを識別するよ
うにしたものである。 〔作用〕 制御信号の搬送波周波数を計数している計数回路は、
識別信号が検出される期間を指定しており、この期間に
到来するQ信号を予測してゲート回路を開くようにして
いるので、ノイズ性のQ信号によって応答することを防
止できると共に、検出された第1,及び第2のQ信号が所
定の範囲の数に達していることを判別する判別制御期間
を設定してQ信号を判別するQ信号判別手段が設けられ
ているので、偽のQ信号が多少検出されたときにも、音
声多重の識別を誤ることが防止される。 〔実施例〕 第1図は本発明の具体的な実施例を示すブロック図で
ある。 この図において、10は音声多重信号を識別している制
御信号の検出部を示し、制御信号(3.5fH)を通過する
バンドパスフィルタ11、このバンドパスフィルタ11で抽
出されたキャリア周波数(55.1KHz)に同期しているPLL
回路12,及びPLL回路12の出力を計数可能な信号に変換す
る波形整形回路13を備えている。 又、バンドパスフィルタ11で抽出された制御信号はAM
検波器14にも入力され、制御信号の搬送波を変調してい
る第1のQ信号(922.5Hz),及び第2のQ信号(982.5
Hz)を検出する。そして検出された第1のQ信号(二重
放送)及び第2のQ信号(ステレオ)は低域のバンドパ
スフィルタ15(952Hz)によって抽出され、波形整形回
路16で矩形波に変換される。17は変換された矩形波の立
上がり(又は立下がり)エッジを出力するエッジパルス
発生回路である。 20はQ信号の検出部を示し、前記キャリア周波数を計
数する第1の計数回路21、この計数回路21をリセットす
るためのアンド回路22、RSフリップフロップ(R/RFF)2
3を備えている。24,25,26は計数回路21の所定計数値で
ウインドパルスを発生する第1,第2,第3のデコーダを示
し、第1のデコーダ24は、例えば制御信号のキャリア周
波数をf0、第1のQ信号の周波数f1とするとき、f0/f1
となる計数値N1を中心としてN1±ΔNの範囲のパルス幅
をアンドゲート27に供給するようにしている。 又、第2のデコーダは同様に第2のQ信号の周波数f2
に対してf0/f2となる計数値N2を中心としてN2±ΔNの
範囲のパルス幅をアンドゲート28に供給する。 さらに、第3のデコーダ26は例えば第1,及び第2のQ
信号の周波数f1及びf2より低い周波数f3を想定し、f0/f
3となる計数値でパルスを出力し、n進カウンタ29に供
給する。 30は検出されたQ信号を誤りなく判別するQ信号判別
部を示し、31は加算及び減算が可能な第2の計数回路、
32は検出された第1,及び第2のQ信号をアンドゲート33
又はオアゲート34に分配する制御回路を示し、計数回路
31の計数値が0にされているときに、例えば、第1のQ
信号が入力されたときは、この第1のQ信号をアンドゲ
ート33に供給し、計数回路31で逐次加算するが、このと
き第2のQ信号が入力されたときはオアゲート34に供給
して計数回路31に減算入力として供給する。しかし、計
数回路31の計数値が0のとき第2のQ信号が入力された
ときは、この第2のQ信号はアンドゲート33に供給され
て逐次加算され、このとき、第1のQ信号が入力された
ときはオアゲート34に供給し、減算信号として計数回路
31に供給する。 そして同時にアンドゲート33に供給されている信号が
第1のQ信号のときはアンドゲート39Aに対して“H"レ
ベルの信号を供給し、逆にアンドゲート33に供給されて
いる信号が第2のQ信号のときはアンドゲート39Bに
“H"レベルの信号を供給するものである。 35,36は前記第2の計数回路31の計数値がm、又はl
(l>m)となったときに検出パルスを出力する第4,及
び第5のデコーダを示し、この検出パルスはR/SFF37の
セット端子及びリセット端子に供給される。 38は計数回路31が0になっていないときに開かれるア
ンドゲートを示し、このアンドゲート38及び前記オアゲ
ート34を介して前記したn進カウンタ29の出力が減算出
力として供給される。 40Aは、第1のQ信号、つまり二重放送のときに出力
される信号を表示し、又は受信機を二重放送に切り換え
る信号を発生する出力部、同じく40Bは第2のQ信号、
つまり、ステレオを表示し、又ステレオ状態に切り換え
る信号を発生する出力部を示す。 本発明の実施例は上記したようなデジタル回路によっ
て構成され、以下の動作説明に示すように音声多重の制
御信号から第1,及び第2のQ信号を検出して音声多重モ
ードの判別を行う。 制御信号検出部10のバンドパスフィルタ11によって音
声多重の制御信号(3.5fH)が検出されると、この信号
はPLL回路12によって55.1KHzの連続した信号に置換えら
れ、波形整形回路13において55.1KHzクロック信号に変
換されて第1の計数回路21に入力される。一方、3.5fH
の制御信号に含まれているQ信号はAM検波器14によって
検波され、バンドパスフィルタ15、波形整形回路16を介
して、エッジパルス発生器17に供給される。 第2図に55.1KHzのクロック波形A、波形整形された
第2のQ信号波形B、そのエッジパルス波形Cが示され
ている。(点線は第1のQ信号の場合を示す。) クロック波形Aは第1の計数回路21に入力されて、ア
ンドゲート22にQ信号のエッジ(波形C)が入力された
ときに0にリセットされる。 第2のデコーダ25は、クロックの周波数f0を第2のQ
信号の周波数f2で除算した計数値N2の前後の値N2±ΔN
を検出し、第2図のD波形に示すウインドウパルスPW2
を出力する。したがって第2のQ信号が出力されている
ときはこのウインドウパルスPW2の期間に到来するQ信
号検出信号のみがアンドゲート28を通過して出力され
る。 同様に第1のデコーダ24はf0/f1の計数値N1を中心と
する計数値N1±ΔNを検出し、第2図のE(点線)で示
すウインドウパルスPW1の期間に到来した第1のQ信号
(点線で示すC波形)のみがアンドゲート27を介して通
過するように制御する。 しかし、第1及び第2のQ信号が無いとき(例えばモ
ノラル)は、計数値N1よりさらに大きい計数値N3を検出
するように設定されている第3のデコーダ26から出力さ
れる信号によって、R/SFF23がセットされ、アンドゲー
ト22を閉じる。そして、リセットされない計数回路21が
一巡して0になると、R/SFF23がリセットされ、アンド
ゲート22が開きQ信号の待機状態になる。したがって、
第1,及び第2のQ信号の双方が検出されないときは、n
進カウンタ29の計数値が増加し後述するように制御信号
にQ信号が付加されていない、モノラル受信状態である
ことをQ信号判別部30で検出することができる。 アンドゲート27,又は28から第2,又は第1のQ信号が
得られているときは、以下の説明に示すようにQ信号判
別部30が、第1,又は第2の判別信号を出力部40A,又は40
Bに出力する。 まず、Q信号が検出されていないときは、n進カウン
タ29から出力される信号がアンドゲート38、オアゲート
34を介して第2の計数回路31を減算し、この計数回路31
の計数値がゼロになるとインバータI2を介してアンドゲ
ート38が閉じることになり、計数値0の状態を保持す
る。 又、このときは制御回路32の出力G,Hはすべて“L"レ
ベルであり、出力部40A,40Bの出力信号も“L"レベルと
なりモノラル受信状態を示す。 次にバイリンガルモードとなり第2の計数回路31がゼ
ロのときに入力される最初のQ信号は、制御回路32を介
してアンドゲート33に供給される。そして、このQ信号
が第1のQ信号であるときはアンドゲート39Aに“H"レ
ベルの信号が供給される。 アンドゲート33から供給された信号は計数回路31にお
いて加算され、計数値が増大し、例えば、その計数値が
lとなると、第4のデコーダ35から“H"レベルの信号が
出力され、R/SFF37をセットすることによって“H"レベ
ルの信号がアンドゲート39A,39Bに供給される。 その結果、第1のQ信号が増加するとアンドゲート39
Aの出力のみが“H"レベルとなることによって、出力部4
0Aが点灯し、二重放送であることを示す。 又、第4のデコーダ35の出力はインバータI1を介して
アンドゲート33を閉じるから、計数値がlとなったあと
は加算動作が中断される。しかし、この状態で次にステ
レオモード、又はモノラルモードになると第2のQ信号
又は、n進カウンタ29の出力信号が入力され、これ等の
信号はオアゲート34に供給され計数回路31の計数値を減
少させる。 そしてその計数値がm(m<l)となったときは第5
のデコーダ36から信号が出力され、R/SFF37をリセット
する。そしてアンドゲート39Aの出力は“L"レベルに反
転して、バイリンガルモードの終了したことを示す。 計数回路31の計数値がさらに減少し、ゼロになると、
アンドゲート38は閉じられ、同時に制御回路32はこのゼ
ロの時点から入力されているQ信号をアンドゲート33の
方向に転出するようになる。すなわち、計数回路31がゼ
ロになって最初に入力されるQ信号は加算方向に転出さ
れ、このQ信号が第1のQ信号であるときは、アンドゲ
ート39Aに“H"レベルの信号が、第2のQ信号の場合は
アンドゲート39Bに“H"レベルの信号が供給されること
になる。 Q信号判別部30は上述したような動作をしているか
ら、第3図のタイムチャートに示されているようにQ信
号検出部20から出力される第1のQ信号(波形C1),第
2のQ信号(波形C2),及びn進カウンタ29から出力さ
れているモノラル状態を示す信号(波形F)によって計
数回路31の計数値Pが変化する。 すなわち、第3図の時点t1で示すように計数値Pが0
の状態で最初に第1のQ信号(C1)が制御回路32に入力
されると、この時点でアンドゲート39Aの入力(G)が
Hレベルとなると同時に計数値Pは第1のQ信号を加算
して上昇を始める。そして計数値Pがlとなる時点t2
R/SFF37のQ出力が“H"となり出力部40Aに“H"レベルの
信号(I)が出力される。 この時点t2以後は第1のQ信号(C1)で加算(但し、
計数値はl以上には上昇しない)、第2のQ信号
(C2)、又は信号(F)とで減算されることなるが、計
数値がm以下にならなければ出力部40Aは“H"レベルを
維持しており、ノイズによって誤った第2のQ信号が検
出されたときや、第1のQ信号の欠落が多少あってもこ
れらには応答せず、二重放送モードであることを維持し
ている。 しかし、時点t3でバイリンガルモードからステレオ受
信モードになると、第2のQ信号がQ信号検出部20から
多数供給されこれが減算入力となるので、そのため、計
数値Pが減少して行き、その計数値がmまで低下する
と、時点t4でR/SFF37がリセットされ、アンドゲート39A
の出力(I)は“L"レベルに反転する。 計数回路31は、さらに第2のQ信号によって減算さ
れ、時点t5で計数値がゼロになる。 すると、この時点で入力されている第2のQ信号が制
御回路32において加算入力側に出力され計数値は再び増
加を始めると共に、アンドゲート39Bの入力信号(H)
が“H"レベルに反転する。そして、計数値がlに達する
時点t6でR/SFF37がセットされ、その結果、出力部40Bの
入力(J)が“H"レベルとなってステレオ放送モードに
なっていることを示す。 なお、この状態になると、例えば電波状態が悪くな
り、第3図のB1の期間に示すように第2のQ信号が多少
欠落しても計数値は低下せず、又、B2期間に示すように
ノイズ性の信号によって、本来この期間に出力される筈
のない第1のQ信号や、n進カウンタ29の出力(F)が
入力されても、第1のQ信号がこれ等の信号より多いと
きは計数値がmまで低下せず、ステレオ受信モードを安
定に示すことができる。 ステレオ受診状態が終了すると、n進カウンタ29の出
力(F)が増加し、これがアンドゲート38を介して減算
されるので計数値が低下する。そして、計数値がm以下
になるとR/SFF37がリセットされ、アンドゲート39Bの出
力(J)が時点t7で“L"レベルに反転し、ステレオモー
ドの終了を示す。さらに計数値がゼロになると時点t8
アンドゲート39Bの入力(H)も“L"レベルになる。 又、計数値がゼロになるとアンドゲート38が閉じもは
やn進カウンタ29の出力(F)によって減算されること
はない。 そして、この計数値ゼロの状態で最初に検出された信
号が第2のQ信号(C2)であるときは、時点t5の状態に
戻り、前述したように再びステレオ受信モードを示すこ
とになる。 なお、上記のQ信号判別部30では計数値が負とならな
い計数回路31を使用しているので、計数回路の桁数を少
なくすることができる。 しかし、負の計数値が出力される計数回路を使用する
と、制御回路32を省略して同様な動作を行う判別回路を
簡易化させることができるようになる。 〔発明の効果〕 以上説明したように、本発明の音声多重テレビ信号の
識別信号検出回路は、Q信号の検出及び判別がデジタル
回路によって構成されているので、経年変化をなくする
と共に、IC化が容易となる。 又、受信した制御信号が劣化し、ノイズ性の偽のQ信
号や、異形のQ信号が多少混入しているときでも、第2
の計数回路によって識別信号の判別を行う制御期間を設
定するようにしているので、Q信号判別部によって誤動
作が生じないようにして判別させることができるので、
受信回路の制御系がバタ付くことが防止できるという効
果がある。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明の一実施例を示すQ信号検出及び判別を
行うための回路図、第2図はQ信号の検出波形図、第3
図は判別部の動作例を示すタイムチャート、第4図は音
声多重の周波数配置を示すグラフ、第5図は従来例のQ
信号検出装置のブロック図を示す。 図中、10は制御信号検出部、11はバンドパスフィルタ、
12はPLL回路、14はAM検波器、20はQ信号検出部、21は
第1の計数回路、24,25,26は第1,第2,第3のデコーダ、
30はQ信号判別部、31は第2の計数回路、35,36は第4,
第5のデコーダを示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 竹田 仁 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソ ニー株式会社内 (56)参考文献 特公 昭60−53990(JP,B2)

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.音声多重テレビ信号から検出された制御信号の搬送
    波周波数にロックしているPLL回路と、 前記制御信号を復調して周波数の異なる第1及び第2の
    識別信号を検出するAM検波回路と、 前記PLL回路に同期したパルス信号を計数し、リセット
    端子に供給されている前記AM検波回路の出力信号でリセ
    ットされ、前記第1、及び第2の識別信号を抽出するた
    めの信号を出力する第1の計数回路と、 前記第1の計数回路から出力された信号に基づいて、前
    記第1の識別信号、および第2の識別信号を選別して出
    力する第1及び第2のゲート回路と、 前記第1、及び第2のゲート回路を通過した前記第1、
    および第2の識別信号の有無を検出すると共に、当該第
    1,及び第2の識別信号の一方の個数を加算し、他方の個
    数を減算した第2の計数回路の計数値が所定の計数範囲
    内となるように制御する制御回路と、 前記第2の計数回路の計数値が、所定のしきい値(l、
    m)内となっている期間を定める信号を出力するデコー
    ダと、 前記デコーダから出力された信号と、前記第1,または第
    2の識別信号の有無の検出に基づいて前記制御回路から
    出力される信号を演算して、音声多重モードの判別を行
    う識別信号判別手段とを備えていることを特徴とする音
    声多重テレビ信号の識別信号検出回路。
JP62266217A 1987-10-23 1987-10-23 音声多重テレビ信号の識別信号検出回路 Expired - Lifetime JP2901606B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62266217A JP2901606B2 (ja) 1987-10-23 1987-10-23 音声多重テレビ信号の識別信号検出回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62266217A JP2901606B2 (ja) 1987-10-23 1987-10-23 音声多重テレビ信号の識別信号検出回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01109879A JPH01109879A (ja) 1989-04-26
JP2901606B2 true JP2901606B2 (ja) 1999-06-07

Family

ID=17427887

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP62266217A Expired - Lifetime JP2901606B2 (ja) 1987-10-23 1987-10-23 音声多重テレビ信号の識別信号検出回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2901606B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH01109879A (ja) 1989-04-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
NL8203292A (nl) Am-stereofonie-ontvanger en loodssignaal-detector voor verscheidene systemen.
US8014741B2 (en) Signal quality estimation and control system
JPH0723010A (ja) 受信信号の品質に依存する少なくとも1つの品質信号の導出回路装置
US4356510A (en) Television sound multiplex signal receiving device
JP2901606B2 (ja) 音声多重テレビ信号の識別信号検出回路
JPH0235502B2 (ja)
JP3839041B2 (ja) デジタル信号処理部を有する放送受信機
CA1176312A (en) Tone detector circuit
JP3676363B2 (ja) オーディオ信号のマスキングのための信号の導出用回路装置
CA1171139A (en) Dual mode tone detector circuit
JPH02903B2 (ja)
US4982431A (en) Signal distinction circuit
US7457420B2 (en) Method and system for detecting signal modes in a broadcast audio transmission
JPS6053990B2 (ja) テレビ音声多重放送受信装置
KR0134912B1 (ko) 이중 반송과 음성다중 방송에서의 방송 상태 판별 회로
JPS5910080A (ja) テレビ音声多重放送受信装置
USRE33381E (en) Multiple system AM stereo receiver and pilot signal detector
JP3519839B2 (ja) 波形同一識別回路
JPS58148528A (ja) スケルチ回路
JPS59153358A (ja) 単一周波数成分検出方式
JP2890411B2 (ja) テレビジョン音声多重信号の復調装置
JPH06205332A (ja) 音声信号判別回路
JPS63177635A (ja) Am受信機
JPS61289738A (ja) Amステレオ受信機
JPH05235904A (ja) 音声秘話受信装置

Legal Events

Date Code Title Description
EXPY Cancellation because of completion of term
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080319

Year of fee payment: 9