JP2901519B2 - グラフィックカーサ表示装置 - Google Patents
グラフィックカーサ表示装置Info
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- JP2901519B2 JP2901519B2 JP7177265A JP17726595A JP2901519B2 JP 2901519 B2 JP2901519 B2 JP 2901519B2 JP 7177265 A JP7177265 A JP 7177265A JP 17726595 A JP17726595 A JP 17726595A JP 2901519 B2 JP2901519 B2 JP 2901519B2
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、情報処理装置で使用す
るカーサを表示するグラフィックカーサ表示装置に関す
る。
るカーサを表示するグラフィックカーサ表示装置に関す
る。
【０００２】
【従来の技術】グラフィック表示装置において、特定の
グラフィック座標を示すカーサは、背景のグラフィック
に対し、諧調値の論理積（ＡＮＤ，図４）ないし排他的
論理和（ＸＯＲ，図５）という論理演算によって異なる
諧調値を生成し、カーサの形状に応じて背景グラフィッ
クの諧調値と演算結果の諧調値を切り替え、諧調値に比
例した輝度でディスプレイ装置に表示している。
グラフィック座標を示すカーサは、背景のグラフィック
に対し、諧調値の論理積（ＡＮＤ，図４）ないし排他的
論理和（ＸＯＲ，図５）という論理演算によって異なる
諧調値を生成し、カーサの形状に応じて背景グラフィッ
クの諧調値と演算結果の諧調値を切り替え、諧調値に比
例した輝度でディスプレイ装置に表示している。
【０００３】このときカーサの形状に対応した輝度の変
化によって、カーサの存在を示している。
化によって、カーサの存在を示している。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】背景グラフィックの諧
調によっては、演算の結果カーサと背景が同様な輝度諧
調値となる場合があり、背景グラフィック上に存在する
カーサの識別が困難になるという欠点がある。
調によっては、演算の結果カーサと背景が同様な輝度諧
調値となる場合があり、背景グラフィック上に存在する
カーサの識別が困難になるという欠点がある。
【０００５】例えば表示装置１８の表示輝度１７が１６
段階の諧調値（２進数４桁）で表現される場合、図４に
おいて、グラフィックカーサの論理積演算１３が論理積
演算であり、背景グラフィックの輝度諧調値１１が００
００の場合、カーサの輝度諧調値１２との論理積演算の
結果１４も００００となり、背景グラフィックの輝度諧
調値１１と等しくなる。
段階の諧調値（２進数４桁）で表現される場合、図４に
おいて、グラフィックカーサの論理積演算１３が論理積
演算であり、背景グラフィックの輝度諧調値１１が００
００の場合、カーサの輝度諧調値１２との論理積演算の
結果１４も００００となり、背景グラフィックの輝度諧
調値１１と等しくなる。
【０００６】また図５において、グラフィックカーサの
論理演算２３が排他的論理和演算であり、背景グラフィ
ックの輝度諧調値２１が１０００、カーサの輝度諧調値
２２が１１１１の場合、論理演算の結果２４は０１１１
となり背景グラフィック２１である１０００との諧調差
は小さい。この場合も背景グラフィックとカーサの輝度
差は非常に小さく、識別は困難である。
論理演算２３が排他的論理和演算であり、背景グラフィ
ックの輝度諧調値２１が１０００、カーサの輝度諧調値
２２が１１１１の場合、論理演算の結果２４は０１１１
となり背景グラフィック２１である１０００との諧調差
は小さい。この場合も背景グラフィックとカーサの輝度
差は非常に小さく、識別は困難である。
【０００７】これらのような論理演算でカーサの識別を
容易にするためには、カーサ諧調値を複数の値の組み合
わせによるパタンとする必要があり、カーサ形状のデザ
インに制約を科している。
容易にするためには、カーサ諧調値を複数の値の組み合
わせによるパタンとする必要があり、カーサ形状のデザ
インに制約を科している。
【０００８】
【課題を解決するための手段】本発明のグラフィックカ
ーサ表示装置は、カーサの表示される背景のグラフィッ
クの輝度を諧調値として保持する手段と、カーサ輝度を
諧調値として保持する手段と、背景のグラフィック諧調
値とカーサ諧調値を入力データとして加算して表示する
輝度値を出力する加算手段と、カーサの形状に応じて背
景グラフィック諧調値と加算結果の諧調値を自動的に選
択する手段と、選択された諧調値に比例した輝度で表示
する表示手段とを具備することを特徴とする。
ーサ表示装置は、カーサの表示される背景のグラフィッ
クの輝度を諧調値として保持する手段と、カーサ輝度を
諧調値として保持する手段と、背景のグラフィック諧調
値とカーサ諧調値を入力データとして加算して表示する
輝度値を出力する加算手段と、カーサの形状に応じて背
景グラフィック諧調値と加算結果の諧調値を自動的に選
択する手段と、選択された諧調値に比例した輝度で表示
する表示手段とを具備することを特徴とする。
【０００９】
【作用】本発明のグラフィックカーサ表示装置は、カー
サの背景グラフィックの輝度を保持する手段からの諧調
値とカーサ輝度を保持する手段からの諧調値を算術加算
する手段を持ち、カーサの形状に応じて背景グラフィッ
ク諧調値と加算結果の諧調値を選択する手段によってカ
ーサの形状に合わせた諧調値を変化を作り出す。
サの背景グラフィックの輝度を保持する手段からの諧調
値とカーサ輝度を保持する手段からの諧調値を算術加算
する手段を持ち、カーサの形状に応じて背景グラフィッ
ク諧調値と加算結果の諧調値を選択する手段によってカ
ーサの形状に合わせた諧調値を変化を作り出す。
【００１０】この諧調値に比例した輝度により表示装置
を動作させることで、背景グラフィックおよびカーサを
表示する。
を動作させることで、背景グラフィックおよびカーサを
表示する。
【００１１】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。
る。
【００１２】ここでは、表示装置は１６段階の諧調値
（２進数４桁）に比例した輝度で表示されるものとす
る。
（２進数４桁）に比例した輝度で表示されるものとす
る。
【００１３】図１は、従来の論理演算手段に代り、算術
加算手段を使用し、カーサの輝度諧調値を任意の１諧調
値に定める場合の回路構成を示す。
加算手段を使用し、カーサの輝度諧調値を任意の１諧調
値に定める場合の回路構成を示す。
【００１４】カーサの形状に応じて背景グラフィック輝
度諧調値３１と加算結果の諧調値２４を選択する輝度諧
調値選択手段３５によってカーサの形状に合わせた諧調
値の変化３７を作り出す。
度諧調値３１と加算結果の諧調値２４を選択する輝度諧
調値選択手段３５によってカーサの形状に合わせた諧調
値の変化３７を作り出す。
【００１５】算術加算演算手段３３で、背景グラフィッ
クの輝度諧調値３１が００００の場合、カーサ輝度諧調
値３２が１０００であれば、算術加算結果３４は１００
０となり、背景グラフィックの輝度諧調値３１との諧調
差が従来より大きくなる。これを輝度諧調値選択手段３
５で選択することにより、識別可能なカーサが表示装置
３８に表示される。
クの輝度諧調値３１が００００の場合、カーサ輝度諧調
値３２が１０００であれば、算術加算結果３４は１００
０となり、背景グラフィックの輝度諧調値３１との諧調
差が従来より大きくなる。これを輝度諧調値選択手段３
５で選択することにより、識別可能なカーサが表示装置
３８に表示される。
【００１６】また桁上がりを無視することによって、背
景グラフィックの輝度諧調値３１が１０００の場合で
も、諧調値３４は００００となり、大きな諧調差が生じ
て識別可能なカーサが表示される。
景グラフィックの輝度諧調値３１が１０００の場合で
も、諧調値３４は００００となり、大きな諧調差が生じ
て識別可能なカーサが表示される。
【００１７】なお、カーサの輝度諧調値３２に２の補数
の値をおくことにより、加算だけでなく減算により同様
の効果を得られる。
の値をおくことにより、加算だけでなく減算により同様
の効果を得られる。
【００１８】図２は、図１と同様、カーサの輝度諧調値
４２を任意の１諧調値に定めた場合だが、カーサの形状
に合わせて輝度諧調値を選択する輝度諧調値選択手段４
４を算術加算演算手段４６の前段においた場合の構成を
示す。
４２を任意の１諧調値に定めた場合だが、カーサの形状
に合わせて輝度諧調値を選択する輝度諧調値選択手段４
４を算術加算演算手段４６の前段においた場合の構成を
示す。
【００１９】減算手段への入力の一方を背景グラフィッ
クの輝度諧調値４１、他方をカーサの輝度諧調値４２な
いし００００の諧調値４３をカーサ形状に応じて選択し
た輝度諧調値選択手段４４の出力４５とする。
クの輝度諧調値４１、他方をカーサの輝度諧調値４２な
いし００００の諧調値４３をカーサ形状に応じて選択し
た輝度諧調値選択手段４４の出力４５とする。
【００２０】背景の輝度諧調値４１が１０００、カーサ
の輝度諧調値４２が１０００の場合、輝度諧調値選択手
段４４がカーサ表示制御信号４７により、カーサ表示位
置ではカーサの輝度諧調値１０００、その他では諧調値
００００を選択する。
の輝度諧調値４２が１０００の場合、輝度諧調値選択手
段４４がカーサ表示制御信号４７により、カーサ表示位
置ではカーサの輝度諧調値１０００、その他では諧調値
００００を選択する。
【００２１】算術加算演算手段４６ではカーサの輝度諧
調値４２と選択された諧調値４５を加算し、出力の諧調
値４８はカーサ表示位置では００００、カーサ非表示位
置では００００となり、大きな諧調差が生じて識別可能
なカーサが表示される。
調値４２と選択された諧調値４５を加算し、出力の諧調
値４８はカーサ表示位置では００００、カーサ非表示位
置では００００となり、大きな諧調差が生じて識別可能
なカーサが表示される。
【００２２】図３はカーサの輝度諧調値を形状に合わせ
て複数定めた場合の構成を示す。
て複数定めた場合の構成を示す。
【００２３】図２と同様に、輝度諧調値を選択する輝度
諧調値選択手段５５は輝度諧調値算術加算手段５７の前
段におき、複数のカーサの輝度諧調値５２ないし５３、
およびカーサのない領域に相当する００００の諧調値５
４を選択する。
諧調値選択手段５５は輝度諧調値算術加算手段５７の前
段におき、複数のカーサの輝度諧調値５２ないし５３、
およびカーサのない領域に相当する００００の諧調値５
４を選択する。
【００２４】カーサ輝度保持手段５２が０１００、カー
サ輝度保持手段５３が１１００を持ち、背景グラフィッ
クの輝度諧調値５１が００００の場合、カーサ表示制御
信号５８によりカーサ輝度１が指定されたとき、輝度諧
調値算術加算手段５７の出力諧調値５９は０１００とな
る。またカーサ表示制御信号５８によりカーサ輝度２が
指定されたとき、輝度諧調値算術加算手段５７の出力諧
調値５９は１１００となる。カーサ非表示の位置では、
輝度諧調値算術加算手段５７の出力諧調値５９は１１０
０となる。これらは相互に大きな諧調差を生じ、識別可
能なカーサが表示される。
サ輝度保持手段５３が１１００を持ち、背景グラフィッ
クの輝度諧調値５１が００００の場合、カーサ表示制御
信号５８によりカーサ輝度１が指定されたとき、輝度諧
調値算術加算手段５７の出力諧調値５９は０１００とな
る。またカーサ表示制御信号５８によりカーサ輝度２が
指定されたとき、輝度諧調値算術加算手段５７の出力諧
調値５９は１１００となる。カーサ非表示の位置では、
輝度諧調値算術加算手段５７の出力諧調値５９は１１０
０となる。これらは相互に大きな諧調差を生じ、識別可
能なカーサが表示される。
【００２５】図３の構成では、カーサ輝度保持手段が複
数存在するため、カーサの諧調を複数持たせることが可
能になる。このため、カーサ形状の自由度が増大する。
数存在するため、カーサの諧調を複数持たせることが可
能になる。このため、カーサ形状の自由度が増大する。
【００２６】
【００２７】
【００２８】
【００２９】
【００３０】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
カーサの諧調値を加算することにより、演算結果は必ず
元の値から一定値離れた値となるので、カーサは背景グ
ラフィックの諧調に関わらず、容易に識別できる。
カーサの諧調値を加算することにより、演算結果は必ず
元の値から一定値離れた値となるので、カーサは背景グ
ラフィックの諧調に関わらず、容易に識別できる。
【図１】本発明の第１の実施例のブロック図である。
【図２】本発明の第２の実施例のブロック図である。
【図３】本発明の第３の実施例のブロック図である。
【図４】カーサの合成に論理積演算を採用した従来例の
ブロック図である。
ブロック図である。
【図５】カーサの合成に排他的論理和演算を採用した従
来例のブロック図である。
来例のブロック図である。
３１ 背景グラフィックの輝度諧調値 ３２ カーサの輝度諧調値 ３３ 算術加算演算手段 ３４ 諧調値 ３５ 輝度諧調値選択手段 ３６ カーサ表示制御信号 ３７ 選択出力 ３８ 表示装置 ４１ 背景グラフィックの輝度諧調値 ４２ カーサの輝度諧調値 ４３ 諧調値 ４４ 輝度諧調値選択手段 ４５ 諧調値 ４６ 算術加算演算手段 ４７ カーサ表示制御信号 ４８ 出力 ４９ 表示装置 ５１ 背景グラフィックの輝度諧調値 ５２ カーサの輝度諧調値 ５３ 輝度諧調値 ５４ 諧調値 ５５ 輝度諧調値選択手段 ５６ 諧調値 ５７ 輝度諧調値算術加算手段 ５８ カーサ表示制御信号 ５９ 出力 ６０ 表示装置
Claims (1)
- 【請求項１】 カーサの表示される背景のグラフィック
の輝度を諧調値として保持する手段と、カーサ輝度を諧
調値として保持する手段と、背景のグラフィック諧調値
とカーサ諧調値を入力データとして加算して表示する輝
度値を出力する加算手段と、カーサの形状に応じて背景
グラフィック諧調値と加算結果の諧調値を自動的に選択
する手段と、選択された諧調値に比例した輝度で表示す
る表示手段とを具備することを特徴とするグラフィック
カーサ表示装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7177265A JP2901519B2 (ja) | 1995-07-13 | 1995-07-13 | グラフィックカーサ表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7177265A JP2901519B2 (ja) | 1995-07-13 | 1995-07-13 | グラフィックカーサ表示装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0926772A JPH0926772A (ja) | 1997-01-28 |
| JP2901519B2 true JP2901519B2 (ja) | 1999-06-07 |
Family
ID=16028044
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7177265A Expired - Fee Related JP2901519B2 (ja) | 1995-07-13 | 1995-07-13 | グラフィックカーサ表示装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2901519B2 (ja) |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH01155390A (ja) * | 1987-12-14 | 1989-06-19 | Hitachi Ltd | カーソル制御装置 |
| JP2867283B2 (ja) * | 1990-02-23 | 1999-03-08 | 株式会社コパル | 画像表示システム |
| JPH04251893A (ja) * | 1991-01-29 | 1992-09-08 | Seiko Epson Corp | 表示装置 |
-
1995
- 1995-07-13 JP JP7177265A patent/JP2901519B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0926772A (ja) | 1997-01-28 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19990209 |
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| R250 | Receipt of annual fees |
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|
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
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