JP2901454B2 - プログラマブルコントローラ - Google Patents

プログラマブルコントローラ

Info

Publication number
JP2901454B2
JP2901454B2 JP5106890A JP10689093A JP2901454B2 JP 2901454 B2 JP2901454 B2 JP 2901454B2 JP 5106890 A JP5106890 A JP 5106890A JP 10689093 A JP10689093 A JP 10689093A JP 2901454 B2 JP2901454 B2 JP 2901454B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
simulation
instruction
execution flag
sequence program
output
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP5106890A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH06318106A (ja
Inventor
久祥 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP5106890A priority Critical patent/JP2901454B2/ja
Publication of JPH06318106A publication Critical patent/JPH06318106A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2901454B2 publication Critical patent/JP2901454B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Testing And Monitoring For Control Systems (AREA)
  • Programmable Controllers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、プログラマブルコン
トローラに関し、特に、シーケンスプログラムのシミュ
レーションを容易にするプログラマブルコントローラに
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来におけるシーケンスプログラムのシ
ミュレーションの技術に関しては、特開昭63−223
903号公報の「プログラマブルコントローラのシミュ
レーション方式」に開示されているものがある。
【0003】従来にあっては、疑似入力データエリア
と、疑似入力指定エリアと、切換スイッチを設け、疑似
入力データエリアには対応する入力のデータを設定し、
疑似入力指令エリアと切換スイッチでは実入力データと
周辺機器の疑似データのいずれを入力するかを周辺機器
により指定することによって余分な配線や余分なプログ
ラムを不要とし、オンライン上においても簡易にシミュ
レーションを可能にしたものである。
【0004】その他、この発明に関連する参考技術文献
として、特開平1−177608号公報に開示されてい
る「PCのシミュレーション方式」、特開平1−177
609号公報に開示されている「PCのシミュレーショ
ン方式」、特開昭57−174705号公報に開示され
ている「プログラマブル・ロジック・コントローラ」、
特開平2−184902号公報に開示されている「シミ
ュレーション機能付コントローラ」、特開平2−284
205号公報に開示されている「PCのシミュレーショ
ン方式」、特開平4−137102号公報に開示されて
いる「プログラムのシミュレーション方法」、特開昭6
2−99807号公報に開示されている「シーケンサの
入出力制御方式」がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来に
おける上記プログラマブルコントローラのシミュレーシ
ョン方式にあっては、シーケンスプログラムに書かれて
いるシーケンス命令のシミュレーションができない。
【0006】すなわち、LD(ロード)命令、LDI
(ロードインバース)命令、OR(オア)命令、ORI
(オアインバース)命令、AND(アンド)命令、AN
I(アンドインバース)命令等の接点命令において、内
部リレー(M)等の入力デバイスのシミュレーションが
できず、さらに、OUT(アウト)命令、SET(セッ
ト)命令、RST(リセット)命令等の出力命令におい
て、コンタクタ等の外部機器(図示せず)を制御する出
力(Y)などの出力デバイスもシミュレーションができ
ないという問題点があった。
【0007】この発明は、上記問題点を解決するために
なされたもので、内部リレー(M)や出力(Y)などの
全てのデバイスのシミュレーションを可能とするため、
シーケンスプログラムに書かれているシーケンス命令毎
のシミュレーションが可能なプログラマブルコントロー
ラを得ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明に係るプログラ
マブルコントローラは、シーケンスプログラムを格納す
るシーケンスプログラム記憶手段(後述する実施例1の
SPM1に相当)と、デバイス結果を格納するデバイス
記憶手段(デバイスRAM2に相当)と、接点や出力等
のハードウェア命令を演算するハードウェア演算手段
(ハードウェア演算回路20およびビット処理回路に相
当)とを有するプログラマブルコントローラにおいて、
前記シーケンスプログラム記憶手段に書かれた命令に関
して通常処理を実行するか、あるいはシミュレーション
処理を実行するかを示す第1の実行フラグメモリ(EF
M0(25)に相当)と、前記第1の実行フラグメモリ
がシミュレーション処理の実行を示し、シミュレーショ
ン処理を実行する際、データを有効にするか、あるいは
無効にするかを示す第2の実行フラグメモリ(EFM1
(26)に相当)と、前記第1および第2の実行フラグ
メモリ内の情報に従って、接点命令に関して通常処理を
実行するか、あるいはシミュレーション処理を実行する
か、を切り換える接点命令切換手段(接点命令切換回路
27に相当)と、前記第1および第2の実行フラグメモ
リ内の情報に従って、出力命令に関して通常処理を実行
するか、あるいはシミュレーション処理を実行するか、
を切り換える出力命令切換手段(出力命令切換回路29
に相当)と、を具備するものである。
【0009】また、つぎの発明において、前記接点命令
切換手段は、前記第1の実行フラグメモリ内の情報によ
り、前記シーケンスプログラム記憶手段に書かれた命令
に関して通常処理を実行するか、あるいはシミュレーシ
ョン処理を実行するか、を切り換え、前記第1の実行フ
ラグメモリ内の情報がシミュレーション処理の実行を示
し、シミュレーション処理を実行する際、前記第2の実
行フラグメモリ内のデータにより、接点データを有効
(ON)にするか、あるいは無効(OFF)にするか、
を切り換えるものである。
【0010】また、つぎの発明において、前記出力命令
切換手段は、前記第1の実行フラグメモリ内の情報によ
り、前記シーケンスプログラム記憶手段に書かれた命令
に関して通常処理を実行するか、あるいはシミュレーシ
ョン処理を実行するか、を切り換え、前記第1の実行フ
ラグメモリ内の情報がシミュレーション処理の実行を示
し、シミュレーション処理を実行する際、前記第2の実
行フラグメモリ内のデータにより、出力データを有効
(ON)にするか、あるいは無効(OFF)にするか、
を切り換えるものである。
【0011】また、つぎの発明において、前記第1およ
び第2の実行フラグメモリは、前記シーケンスプログラ
ム記憶手段と並列に構成され、前記ハードウェア演算手
段は、前記シーケンスプログラム記憶手段内のシーケン
スプログラムと、前記第1および第2の実行フラグメモ
リ内のシミュレーション情報に従って、接点や出力等の
ハードウェア命令を演算するものである。
【0012】また、つぎの発明にあっては、前記シーケ
ンスプログラム記憶手段に格納されているシーケンスプ
ログラムに書かれているシーケンス命令毎のシミュレー
ションを実行するものである。
【0013】また、つぎの発明において、シーケンスプ
ログラムを格納するシーケンスプログラム記憶手段(後
述する実施例2のSPM1に相当)と、デバイス結果を
格納するデバイス記憶手段(デバイスRAM2に相当)
と、接点や出力等のハードウェア命令を演算するハード
ウェア演算手段(ハードウェア演算回路20およびビッ
ト処理回路31に相当)とを有するプログラマブルコン
トローラにおいて、前記シーケンスプログラム記憶手段
に書かれた命令に関して通常処理を実行するか、あるい
はシミュレーション処理を実行するか、を示すと共に、
シミュレーション処理を実行する際、データを無効にす
る実行フラグメモリ(EFM0に相当)と、前記実行フ
ラグメモリ内の情報に従って、接点命令に関して通常処
理を実行するか、あるいはシミュレーション処理を実行
するか、を切り換える接点命令切換手段(接点切換回路
30に相当)と、前記実行フラグメモリ内の情報に従っ
て、出力命令に関して通常処理を実行するか、あるいは
シミュレーション処理を実行するか、を切り換える出力
命令切換手段(出力命令切換回路32に相当)と、を具
備するものである。
【0014】また、つぎの発明において、前記接点命令
切換手段は、前記実行フラグメモリ内の情報により、前
記シーケンスプログラム記憶手段に書かれた命令に関し
て通常処理を実行するか、あるいはシミュレーション処
理を実行するか、を切り換え、シミュレーション処理を
実行する際、接点データを無効(OFF)にするもので
ある。
【0015】また、つぎの発明において、前記出力命令
切換手段は、前記実行フラグメモリ内の情報により、前
記シーケンスプログラム記憶手段に書かれた命令に関し
て通常処理を実行するか、あるいはシミュレーション処
理を実行するか、を切り換え、シミュレーション処理を
実行する際、出力データを無効(OFF)とするもので
ある。
【0016】また、つぎの発明において、前記実行フラ
グメモリは、シーケンスプログラム記憶手段と並列に構
成され、シーケンスプログラム記憶手段内のシーケンス
プログラムと、前記実行フラグメモリ内のシミュレーシ
ョン情報に従って、接点や出力等のハードウェア命令を
演算するものである。
【0017】また、つぎの発明にあっては、前記シーケ
ンスプログラム記憶手段に格納されているシーケンスプ
ログラムに書かれているシーケンス命令毎のシミュレー
ションを実行するものである。
【0018】
【作用】第1の実行フラグメモリが“0”のときは、各
命令共シミュレーション処理は行わず、通常動作を行
う。一方、第1の実行フラグメモリが“1”のときは、
シミュレーション処理となり、第2の実行フラグメモリ
の内容に従って処理が実行される。すなわち、第2の実
行フラグメモリが“1”のとき、接点命令では、接点デ
ータを“1”(ON:有効)として演算し、出力命令で
は、出力データを強制的に“1”(ON:有効)として
演算する。また、第2の実行フラグメモリが“0”のと
き、接点命令では、接点データを“0”(OFF:無
効)として演算し、出力命令では、出力データを強制的
に“0”(OFF:無効)として演算する。
【0019】また、実行フラグメモリが“0”のとき
は、各命令共シミュレーション処理を行わず、通常動作
を行う。一方、実行フラグメモリが“1”のときは、シ
ミュレーション処理となり、接点命令では、接点データ
を“0”(OFF:無効)として演算し、出力命令で
は、出力データを強制的に“0”(OFF:無効)とし
て演算する。
【0020】
【実施例】〔実施例1〕 以下、この発明に係るプログラマブルコントローラの実
施例を図面に従って説明する。図1は、この発明に係る
プログラマブルコントローラ(以下、PCという)の主
要構成を示すブロック図であり、図において、1はユー
ザが作成したシーケンスプログラムを格納するシーケン
スプログラムメモリ(以下、SPMという)、2はSP
M1の内容に従ってPCにより演算した入力情報(後述
する図10のデバイスXに相当)、出力情報(図10の
デバイスYに相当)、内部リレー(図10のデバイスM
に相当)、データ情報(図10のデバイスDに相当)等
のデバイス結果を格納するデバイスRAM、3はSPM
1に書かれた命令が加減算等のソフトウェア処理の場合
に、この命令を実施するCPUである。
【0021】また、4はCPU3の処理内容を記述して
あるシステムROM、5はCPU3と後述のハードウェ
ア(以下、H/Wという)制御回路14の制御を実行す
るシーケンス制御回路、6はSPM1に記述された内容
を0番地から順に読み出すパイプラインレジスタ(以
下、B2Rレジスタ)、7はB2Rレジスタ6の内容を
読み出すパイプラインレジスタ(以下、B3Rレジス
タ)、8はCPU3によりソフトウェア命令を処理した
結果を格納するB4Rレジスタである。
【0022】また、9はB2Rレジスタ6の内容(命
令)をデコードするデコード回路(以下、DECとい
う)、10はDEC9の内容を読み出すパイプラインレ
ジスタのDECL(1)、11はDECL(1)10の
内容を読み出すパイプラインレジスタのDECL
(2)、12は基準クロックMCKを発生する発振回
路、13は発振回路12のMCKを用いて各種クロック
を発生させるクロック発生回路、14はデバイスRAM
2のアドレス、データ、リード、ライトの各信号を制御
するH/W制御回路である。
【0023】また、15はB3Rレジスタ7の、例え
ば、00〜15ビットの内容を格納する定数ラッチ、1
6はB3Rレジスタ7の、例えば、16〜19ビットの
内容を格納するデバイスRAMビット指定ラッチ、17
はデバイスRAM2の内容を格納するデバイスRAMラ
ッチ、18はデバイスRAMラッチ17の、例えば、1
6ビットデータD00〜D15の中からデバイスRAM
ビット指定ラッチ16により指定されたビット情報のみ
を抽出する16TO1セレクタ、19はデバイスRAM
ビット指定ラッチ16の4ビットデータ(前記16〜1
9ビットの内容)を16ビットデータBIT00〜15
にデコードする4TO16デコーダである。
【0024】また、20は後述のラダー回路の入力条件
を演算するH/W演算回路、21はH/W演算回路20
の演算結果を格納するシフトレジスタ(以下、Bレジス
タという)、22はデバイスRAM2の情報(デバイス
RAMラッチD00〜15)やSPM1の情報(定数ラ
ッチID00〜15)を格納するデータレジスタ(以
下、Dレジスタという)、23は後述のMOUT命令等
の時において、そのワード演算結果をデバイスRAM2
に書き込むワード処理回路、24は後述のOUT命令等
の時において、4TO16デコーダ19の指定ビットの
みその演算結果を乗せかえ、それ以外のビットはデバイ
スRAMラッチ17のデータをそのままデバイスRAM
2に返すビット処理回路である。
【0025】また、25はSPM1に書かれた命令に関
して通常処理を実行するか、あるいはシミュレーション
処理を実行するかを示す実行フラグメモリ0(以下、E
FM0という)、26はEFM0(25)がシミュレー
ション処理の実行時の際、データを有効にするか、ある
いは無効にするか示す実行フラグメモリ1(以下、EF
M1という)である。なお、EFM0(25)とEFM
1(26)の内容は、ユーザがPC用のプログラミング
装置(図示せず)を使用して格納する。27は接点命令
に関して通常処理をするか、あるいはシミュレーション
処理をするかを切り換える接点命令切換回路であり、2
8はLDI,ORI,ANI命令の時(このとき、IN
V信号は“1”)にM信号を反転させるインバース回路
である。例えば、B2Rレジスタ6、DEC9、DEC
L(1)10、およびDECL(2)11を介して読み
出されたEFM0(25)内のデータが“0”のとき
は、通常処理としてインバース回路28の出力をそのま
ま出力し、逆に“1”のときは、シミュレーション処理
としてEFM1(26)内のデータを出力する。
【0026】図2は、図1に示したビット処理回路24
の詳細を示す回路図であり、図において、29は出力命
令に関して通常処理を実行するか、あるいはシミュレー
ション処理を実行するかを切り換える出力命令切換回路
である。例えば、図示はしていないがB2Rレジスタ
6、DEC9、DECL(1)10、およびDECL
(2)11を介して読み出されたEFM0(25)内の
データが“0”のときは、通常処理としてBレジスタ2
1の出力“BR0”をそのまま出力し、逆に“1”のと
きは、シミュレーション処理としてEFM1(26)内
のデータを出力する。
【0027】図3は、この実施例に係るLD(ロード)
命令とLDI(ロードインバース)命令のシミュレーシ
ョンを図式化したものである。図4は、この実施例に係
るOR(オア)命令とORI(オアインバース)命令の
シミュレーションを図式化したものである。図5は、こ
の実施例に係るAND(アンド)命令とANI(アンド
インバース)命令のシミュレーションを図式化したもの
である。図6は、この実施例に係るOUT(アウト)命
令のシミュレーションを図式化したものである。図7
は、この実施例に係るSET(セット)命令のシミュレ
ーションを図式化したものである。図8は、この実施例
に係るRST(リセット)命令のシミュレーションを図
式化したものである。図3〜図8では、EFM0が
“0”のとき、各命令に従って通常処理を行い、EFM
0が“1”のとき、EFM1のデータに基づいてシミュ
レーション処理を行う。
【0028】図9(a)および(b)は、この実施例に
て処理可能なPCのシーケンスプログラムの一例であ
り、ラダー回路図(a)およびニーモニック(b)によ
り記述しているが共に同じ内容である。例えば、このシ
ーケンスプログラムにおいて、入力情報X0、あるいは
内部リレーM1のいずれかがONで、かつ、入力情報X
1FがONのとき、出力情報Y0は、その期間だけON
となる。また、同様に、入力情報X0、あるいは内部リ
レーM1のいずれかがONで、かつ、入力情報X1Fが
ONのとき、以降、出力情報Y1がONを保持する(S
ET:セット)と共に,出力情報Y10がOFFを保持
する(RST:リセット)。
【0029】図10は、図9に示したシーケンスプログ
ラムをユーザがPC用のプログラミング装置(図示せ
ず)を使用して、PCの運転前や運転中にPCへ書き込
んだときにSPM1とEFM0(25)とEFM1(2
6)に格納された内容を示している。図において、アド
レス0のLD X0と、アドレス2のAND X1F
と、アドレス5のRST Y10は、EFM0(25)
とEFM1(26)がともに“0”であるため、通常処
理を示している(図3、5、8参照)。また、アドレス
1のOR M1と、アドレス4のSET Y1は、EF
M0(25)とEFM1(26)が共に“1”であるた
め、シミュレーション処理を示しており(図4、7参
照)、それぞれ、接点M1がON(有効)され、出力Y
1が強制ON(有効)された状態を示している。また、
アドレス3のOUT Y0は、EFM0(25)が
“1”で、EFM1(26)が“0”であるため、シミ
ュレーション処理を示しており(図6参照)、さらに、
出力Y0が強制OFF(無効)された状態を示してい
る。
【0030】次に、図1〜図8を用いて動作を説明す
る。ただし、SPM1に書き込まれたシーケンスプログ
ラムのパイプライン読み出し動作については、この発明
の主要部と関係ないので、その説明を省略する。
【0031】EFM0(25)が“0”のとき(すなわ
ち、B2Rレジスタ6、DEC9、DECL(1)1
0、およびDECL(2)11を介して読み出された信
号EFM0が“0”のとき)は、図1に示した接点命令
切換回路27により、インバース回路28からの信号が
選択され、また、図2に示した出力命令切換回路29に
より、BRO(Bレジスタ21出力)信号が選択される
ため、各命令共シミュレーション処理を行わず、通常処
理を行う。
【0032】一方、EFM0(25)が“1”のとき
(すなわち、B2Rレジスタ6、DEC9、DECL
(1)10、およびDECL(2)11を介して読み出
された信号EFM0が“1”のとき)は、図1に示した
接点命令切換回路27と、図2に示した出力命令切換回
路29により、それぞれEFM1(26)内のデータが
選択されるため、シミュレーション処理を行い、例え
ば、EFM1(26)の内容に従って次の処理を実行す
る。
【0033】例えば、LD,LDI,OR,ORI,A
ND,ANIの接点命令に関しては、図1に示した接点
命令切換回路27により、シミュレーション処理に切り
換えられ、さらに、EFM1(26)の内容がハードウ
ェア演算回路20で各命令に従い演算され、その演算結
果がBレジスタ21に格納される。つまり、図3、4、
5において、EFM1(26)が“1”のとき、接点デ
ータを“1”(ON:有効)としてシミュレーション処
理を行い、EFM1(26)が“0”のとき、接点デー
タを“0”(OFF:無効)として通常処理を行う。
【0034】次に、OUT,SET,RSTの出力命令
に関しては、図2に示した出力命令切換回路29によ
り、シミュレーション処理に切り換えられ、さらに、E
FM1(26)の内容がビット処理回路24により処理
され、その処理結果がワード処理回路23を介してデバ
イスRAM2に格納される。つまり、EFM1(26)
が“1”のとき、出力データを強制的に“1”(ON:
有効)としてシミュレーション処理を行い、EFM1
(26)が“0”のとき、出力データを強制的に“0”
(OFF:無効)として通常処理を行う。
【0035】なお、図2に示すビット処理回路24にお
いては、次の処理が行われる。例えば、OUT命令で
は、4TO16デコーダ19からの出力信号BIT00
〜15のうち唯一“1”となる対象ビット(B2Rレジ
スタ6、B3Rレジスタ7、およびビット指定ラッチ1
6を介して読み出された図10に示すSPM1内の15
〜0bitの内容)に対応する、出力命令切換回路29
からの信号BRO(EFM0(25)が“0”のとき)
あるいは信号EFM1(EFM0(25)が“1”のと
き)を、対応するセレクタで選択する。一方、対象ビッ
ト以外の15ビットの出力信号(BIT)については、
デバイスRAM2のそのままの内容が、デバイスRAM
ラッチ17を介してビット処理回路24にて取り込ま
れ、さらに、対応する各セレクタで選択される。そし
て、前記選択された出力命令切換回路29からの信号と
15ビットの出力信号が、ワード処理回路23を介し
て、再度デバイスRAM2へ書き込まれる(すなわち、
対象ビット以外は無処理)。
【0036】また、SET命令では、4TO16デコー
ダ19からの出力信号BIT00〜15のうち唯一
“1”となる対象ビットに対応する、信号BR0あるい
は信号EFM1が“1”のとき、データ“1”を対象ビ
ットにセットし、対応するセレクタで選択する。一方、
対象ビット以外の15ビットの出力信号(BIT)につ
いては、デバイスRAM2のそのままの内容が、デバイ
スRAMラッチ17を介してビット処理回路24にて取
り込まれ、さらに、対応する各セレクタで選択される。
そして、前記選択された対象ビットのデータ“1”と1
5ビットの出力信号が、ワード処理回路23を介して、
再度デバイスRAM2へ書き込まれる(すなわち、対象
ビット以外は無処理)。
【0037】また、RST命令では、4TO16デコー
ダ19からの出力信号BIT00〜15のうち唯一
“1”となる対象ビットに対応する、信号BR0あるい
は信号EFM1が“1”のとき、データ“0”を対象ビ
ットにセットし、対応するセレクタで選択する。一方、
対象ビット以外の15ビットの出力信号(BIT)につ
いては、デバイスRAM2のそのままの内容が、デバイ
スRAMラッチ17を介してビット処理回路24にて取
り込まれ、さらに、対応する各セレクタで選択される。
そして、前記選択された対象ビットのデータ“0”と1
5ビットの出力信号が、ワード処理回路23を介して、
再度デバイスRAM2へ書き込まれる(すなわち、対象
ビット以外は無処理)。
【0038】以上により、この実施例に係るシミュレー
ション処理が、図3から図8において図式化されたよう
に動作し、シーケンス命令毎のシミュレーションが可能
なる。
【0039】〔実施例2〕 次に、この発明に係るPCの第2の実施例について説明
する。なお、図1に示す実施例を同一の構成および機能
については、同様の符号を付して説明を省略する。
【0040】図11は、この実施例に係るPCの主要構
成を示すブロック図であり、図1に示した構成と比較す
ると、EFM1(26)がなく、また、接点命令切換回
路27とビット処理回路24が、それぞれ接点命令切換
回路30とビット処理回路31に変更されていることが
異なる。接点命令切換回路30は、B2Rレジスタ6、
DEC9、DECL(1)10、およびDECL(2)
11を介して読み出されたEFM0(25)内のデータ
が“0”のときは、通常処理としてインバース回路28
の出力をそのまま出力し、逆に“1”のときは、シミュ
レーション処理を行うため、信号“0”を出力する。ビ
ット処理回路31は、前述のビット処理回路24と基本
的には同様の処理を行う。
【0041】図12は、図11に示したビット処理回路
31の詳細を示す回路図であり、図2に示したビット処
理回路24の回路構成と比較すると、出力命令切換回路
29が出力命令切換回路32に変更となっていることが
異なる。出力命令切換回路32は、図示はしていないが
B2Rレジスタ6、DEC9、DECL(1)10、お
よびDECL(2)11を介して読み出されたEFM0
(25)内のデータが“0”のときは、通常処理として
信号BR0をそのまま出力し、逆に“1”のときは、シ
ミュレーション処理を行うため、信号“0”を出力す
る。
【0042】図13は、この実施例に係るLD(ロー
ド)命令とLDI(ロードインバース)命令のシミュレ
ーションを図式化したものである。図14は、この実施
例に係るOR(オア)命令とORI(オアインバース)
命令のシミュレーションを図式化したものである。図1
5は、この実施例に係るAND(アンド)命令とANI
(アンドインバース)命令のシミュレーションを図式化
したものである。図16は、この実施例に係るOUT
(アウト)命令のシミュレーションを図式化したもので
ある。図17は、この実施例に係るSET(セット)命
令のシミュレーションを図式化したものである。図18
は、この実施例に係るRST(リセット)命令のシミュ
レーションを図式化したものである。図13〜図18で
は、EFM0が“0”のとき、各命令に従って通常処理
を行い、EFM0が“1”のとき、シミュレーション処
理を行う。
【0043】図19は、図9に示したシーケンスプログ
ラムをユーザがPC用のプログラミング装置(図示せ
ず)を使用してPCの運転前や運転中にPCへ書き込ん
だときにSPM1とEFM0(25)に格納された内容
を示す。図において、アドレス0のLD X0と、アド
レス2のAND X1Fと、アドレス5のRST Y1
0は、EFM“0”であるため、通常の処理を示してい
る(図13、15、18参照)。アドレス1のOR M
1と、アドレス3のOUT Y0と、アドレス4のSE
T Y1は、EFM0(25)が“1”であるため、シ
ミュレーション処理を示しており(図14、16、17
参照)、それぞれ、接点M1がOFF(無効)され、出
力Y0とY1が強制OFF(無効)された状態を示して
いる。
【0044】次に、図11〜図18を用いて動作を説明
する。ただし、SPM1に書き込まれたシーケンスプロ
グラムのパイプライン読み出し動作については、この発
明の主要部と関係ないので、その説明を省略する。
【0045】EFM0(25)が“0”のとき(すなわ
ち、B2Rレジスタ6、DEC9、DECL(1)1
0、およびDECL(2)11を介して読み出された信
号EFM0が“0”のとき)は、図11に示した接点命
令切換回路30により、インバース回路28からの信号
が選択され、また、図12に示した出力命令切換回路3
2により、BRO(Bレジスタ21出力)信号が選択さ
れるため、各命令共シミュレーション処理を行わず、通
常動作を行う。
【0046】一方、EFM0(25)が“1”のとき
(すなわち、B2Rレジスタ6、DEC9、DECL
(1)10、およびDECL(2)11を介して読み出
された信号EFM0が“1”のとき)は、接点命令切換
回路30により、信号“0”が出力され、また、出力命
令切換回路32により、信号“0”が出力されるため、
シミュレーション処理を行う。
【0047】例えば、LD,LDI,OR,ORI,A
ND,ANIの接点命令に関しては、図11に示した接
点命令切換回路30により、シミュレーション処理に切
り換えられ(出力“0”)、さらに、各命令がハードウ
ェア演算回路20で演算され、その演算結果がBレジス
タ21に格納される。つまり、図3、4、5でいえば、
接点データを“0”(OFF:無効)として、通常処理
を行うことになる。
【0048】次に、OUT,SET,RSTの出力命令
に関しては、図12に示した出力命令切換回路32によ
り、シミュレーション処理に切り換えられ(出力
“0”)、さらに、各命令がビット処理回路31により
処理され、その処理結果がワード処理回路23を介して
デバイスRAM2に格納される。つまり、出力データを
強制的に“0”(OFF:無効)として通常処理を行
う。
【0049】なお、図2に示すビット処理回路31にお
いては、次の処理が行われる。例えば、OUT命令で
は、4TO16デコーダ19からの出力信号BIT00
〜15のうち唯一“1”となる対象ビット(B2Rレジ
スタ6、B3Rレジスタ7、およびビット指定ラッチ1
6を介して読み出された図19に示すSPM1内の15
〜0bitの内容)に対応する、出力命令切換回路32
からの信号BROを、対応するセレクタで選択する。一
方、対象ビット以外の15ビットの出力信号(BIT)
については、デバイスRAM2のそのままの内容が、デ
バイスRAMラッチ17を介してビット処理回路31に
て取り込まれ、さらに、対応する各セレクタで選択され
る。そして、前記選択された出力命令切換回路32から
の信号と15ビットの出力信号が、ワード処理回路23
を介して、再度デバイスRAM2へ書き込まれる(すな
わち、対象ビット以外は無処理)。
【0050】また、SET命令では、4TO16デコー
ダ19からの出力信号BIT00〜15のうち唯一
“1”となる対象ビットに対応する、信号BR0が
“1”のとき、データ“1”を対象ビットにセットし、
対応するセレクタで選択する。一方、対象ビット以外の
15ビットの出力信号(BIT)については、デバイス
RAM2のそのままの内容が、デバイスRAMラッチ1
7を介してビット処理回路31にて取り込まれ、さら
に、対応する各セレクタで選択される。そして、前記選
択された対象ビットのデータ“1”と15ビットの出力
信号が、ワード処理回路23を介して、再度デバイスR
AM2へ書き込まれる(すなわち、対象ビット以外は無
処理)。
【0051】また、RST命令では、4TO16デコー
ダ19からの出力信号BIT00〜15のうち唯一
“1”となる対象ビットに対応する、信号BR0が
“1”のとき、データ“0”を対象ビットにセットし、
対応するセレクタで選択する。一方、対象ビット以外の
15ビットの出力信号(BIT)については、デバイス
RAM2のそのままの内容が、デバイスRAMラッチ1
7を介してビット処理回路31にて取り込まれ、さら
に、対応する各セレクタで選択される。そして、前記選
択された対象ビットのデータ“0”と15ビットの出力
信号が、ワード処理回路23を介して、再度デバイスR
AM2へ書き込まれる(すなわち、対象ビット以外は無
処理)。
【0052】以上により、この実施例に係るシミュレー
ション処理が、図13から図18において図式化された
ように動作し、シーケンス命令毎のシミュレーションが
可能なる。
【0053】
【発明の効果】以上、説明した通り、この発明に係るプ
ログラマブルコントローラによれば、第1の実行フラグ
メモリが“0”のときは、各命令共シミュレーション動
作はせず、通常動作を実行する。一方、第1の実行フラ
グメモリが“1”のときは、シミュレーション動作とな
り、第2の実行フラグメモリの内容に従って処理が実行
される。例えば、第2の実行フラグメモリが“1”のと
き、接点命令では、接点データを“1”(ON:有効)
として演算し、出力命令では、出力データを強制的に
“1”(ON:有効)として演算する。また、第2の実
行フラグメモリが“0”のとき、接点命令では、接点デ
ータを“0”(OFF:無効)として演算し、出力命令
では、出力を強制的に“0”(OFF:無効)として演
算する。
【0054】このように、この発明によれば、内部リレ
ー(M)や出力(Y)などの全てのデバイスのシミュレ
ーションが可能となり、シーケンスプログラムに書かれ
ているシーケンス命令毎のシミュレーションが可能とな
る。
【0055】また、つぎの発明に係るプログラマブルコ
ントローラによれば、実行フラグメモリが“0”のとき
は、各命令共シミュレーション動作はせず、通常動作を
実行する。一方、実行フラグメモリが“1”のときは、
シミュレーション動作となり、接点命令では、接点デー
タを“0”(OFF:無効)として演算し、出力命令で
は、出力データを強制的に“0”(OFF:無効)とし
て演算する。
【0056】このように、この発明によれば、内部リレ
ー(M)や出力(Y)などの全てのデバイスのシミュレ
ーションが容易に可能となり、シーケンスプログラムに
書かれているシーケンス命令毎のシミュレーションが可
能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明に係るPCの主要構成(実施例1)
を示すブロック図である。
【図2】 図1に示したビット処理回路の詳細を示す回
路図である。
【図3】 この発明に係るLD(ロード)命令とLDI
(ロードインバース)命令のシミュレーションを図式化
したものを示す説明図である。
【図4】 この発明に係るOR(オア)命令とORI
(オアインバース)命令のシミュレーションを図式化し
たものを示す説明図である。
【図5】 この発明に係るAND(アンド)命令とAN
I(アンドインバース)命令のシミュレーションを図式
化したものを示す説明図である。
【図6】 この発明に係るOUT(アウト)命令のシミ
ュレーションを図式化したものを示す説明図である。
【図7】 この発明に係るSET(セット)命令のシミ
ュレーションを図式化したものを示す説明図である。
【図8】 この発明に係るRST(リセット)命令のシ
ミュレーションを図式化したものを示す説明図である。
【図9】 PCのシーケンスプログラムの一例(ラダー
回路(a),ニーモニック(b))を示す説明図であ
る。
【図10】 図9に示したシーケンスプログラムをユー
ザがPC用のプログラミング装置を使用してPCの運転
前や運転中にPCへ書き込んだときにSPM,EFM
0,EFM1に格納された内容を示す説明図である。
【図11】 この発明に係るPCの主要構成(実施例
2)を示すブロック図である。
【図12】 図11に示したビット処理回路の詳細を示
す回路図である。
【図13】 この発明に係るLD(ロード)命令とLD
I(ロードインバース)命令のシミュレーションを図式
化したものを示す説明図である。
【図14】 この発明に係るOR(オア)命令とORI
(オアインバース)命令のシミュレーションを図式化し
たものを示す説明図である。
【図15】 この発明に係るAND(アンド)命令とA
NI(アンドインバース)命令のシミュレーションを図
式化したものを示す説明図である。
【図16】 この発明に係るOUT(アウト)命令のシ
ミュレーションを図式化したものを示す説明図である。
【図17】 この発明に係るSET(セット)命令のシ
ミュレーションを図式化したものを示す説明図である。
【図18】 この発明に係るRST(リセット)命令の
シミュレーションを図式化したものを示す説明図であ
る。
【図19】 図18に示したシーケンスプログラムをユ
ーザがPC用のプログラミング装置を使用してPCの運
転前や運転中にPCへ書き込んだときにSPM1,EF
M0に格納された内容を示す説明図である。
【符号の説明】
1 シーケンスプログラムメモリ、2 デバイスRA
M、3 CPU、4システムROM、5 シーケンス制
御回路、10 DECL(1)、11 DECL
(2)、14 ハードウェア制御回路、15 定数ラッ
チ、16 デバイスRAMビット指定ラッチ、17 デ
バイスRAMラッチ、20 ハードウェア演算回路、2
3 ワード処理回路、24 ビット処理回路、25 実
行フラグメモリ0、 26 実行フラグメモリ1、27
接点命令切換回路、28 インバース回路、29 出
力命令切換回路、30 接点命令切換回路、31 ビッ
ト処理回路、32 出力命令切換回路。

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シーケンスプログラムを格納するシーケ
    ンスプログラム記憶手段と、デバイス結果を格納するデ
    バイス記憶手段と、接点や出力等のハードウェア命令を
    演算するハードウェア演算手段とを有するプログラマブ
    ルコントローラにおいて、 前記シーケンスプログラム記憶手段に書かれた命令に関
    して通常処理を実行するか、あるいはシミュレーション
    処理を実行するかを示す第1の実行フラグメモリと、 前記第1の実行フラグメモリがシミュレーション処理の
    実行を示し、シミュレーション処理を実行する際、デー
    タを有効にするか、あるいは無効にするかを示す第2の
    実行フラグメモリと、 前記第1および第2の実行フラグメモリ内の情報に従っ
    て、接点命令に関して通常処理を実行するか、あるいは
    シミュレーション処理を実行するか、を切り換える接点
    命令切換手段と、 前記第1および第2の実行フラグメモリ内の情報に従っ
    て、出力命令に関して通常処理を実行するか、あるいは
    シミュレーション処理を実行するか、を切り換える出力
    命令切換手段と、 を具備することを特徴とするプログラマブルコントロー
    ラ。
  2. 【請求項2】 前記接点命令切換手段は、前記第1の実
    行フラグメモリ内の情報により、前記シーケンスプログ
    ラム記憶手段に書かれた命令に関して通常処理を実行す
    るか、あるいはシミュレーション処理を実行するか、を
    切り換え、 前記第1の実行フラグメモリ内の情報がシミュレーショ
    ン処理の実行を示し、シミュレーション処理を実行する
    際、 前記第2の実行フラグメモリ内のデータにより、接点デ
    ータを有効(ON)にするか、あるいは無効(OFF)
    にするか、を切り換えることを特徴とする請求項1記載
    のプログラマブルコントローラ。
  3. 【請求項3】 前記出力命令切換手段は、前記第1の実
    行フラグメモリ内の情報により、前記シーケンスプログ
    ラム記憶手段に書かれた命令に関して通常処理を実行す
    るか、あるいはシミュレーション処理を実行するか、を
    切り換え、 前記第1の実行フラグメモリ内の情報がシミュレーショ
    ン処理の実行を示し、シミュレーション処理を実行する
    際、 前記第2の実行フラグメモリ内のデータにより、出力デ
    ータを有効(ON)にするか、あるいは無効(OFF)
    にするか、を切り換えることを特徴とする請求項1また
    は2記載のプログラマブルコントローラ。
  4. 【請求項4】 前記第1および第2の実行フラグメモリ
    は、前記シーケンスプログラム記憶手段と並列に構成さ
    れ、 前記ハードウェア演算手段は、前記シーケンスプログラ
    ム記憶手段内のシーケンスプログラムと、前記第1およ
    び第2の実行フラグメモリ内のシミュレーション情報に
    従って、接点や出力等のハードウェア命令を演算するこ
    とを特徴とする請求項1ないし3いずれか一項記載のプ
    ログラマブルコントローラ。
  5. 【請求項5】 前記シーケンスプログラム記憶手段に格
    納されているシーケンスプログラムに書かれているシー
    ケンス命令毎のシミュレーションを実行することを特徴
    とする請求項1ないし4いずれか一項記載のプログラマ
    ブルコントローラ。
  6. 【請求項6】 シーケンスプログラムを格納するシーケ
    ンスプログラム記憶手段と、デバイス結果を格納するデ
    バイス記憶手段と、接点や出力等のハードウェア命令を
    演算するハードウェア演算手段とを有するプログラマブ
    ルコントローラにおいて、 前記シーケンスプログラム記憶手段に書かれた命令に関
    して通常処理を実行するか、あるいはシミュレーション
    処理を実行するか、を示すと共に、シミュレーション処
    理を実行する際、データを無効にする実行フラグメモリ
    と、 前記実行フラグメモリ内の情報に従って、接点命令に関
    して通常処理を実行するか、あるいはシミュレーション
    処理を実行するか、を切り換える接点命令切換手段と、 前記実行フラグメモリ内の情報に従って、出力命令に関
    して通常処理を実行するか、あるいはシミュレーション
    処理を実行するか、を切り換える出力命令切換手段と、 を具備することを特徴とするプログラマブルコントロー
    ラ。
  7. 【請求項7】 前記接点命令切換手段は、前記実行フラ
    グメモリ内の情報により、前記シーケンスプログラム記
    憶手段に書かれた命令に関して通常処理を実行するか、
    あるいはシミュレーション処理を実行するか、を切り換
    え、 シミュレーション処理を実行する際、接点データを無効
    (OFF)にすることを特徴とする請求項6記載のプロ
    グラマブルコントローラ。
  8. 【請求項8】 前記出力命令切換手段は、前記実行フラ
    グメモリ内の情報により、前記シーケンスプログラム記
    憶手段に書かれた命令に関して通常処理を実行するか、
    あるいはシミュレーション処理を実行するか、を切り換
    え、 シミュレーション処理を実行する際、出力データを無効
    (OFF)とすることを特徴とする請求項6または7記
    載のプログラマブルコントローラ。
  9. 【請求項9】 前記実行フラグメモリは、シーケンスプ
    ログラム記憶手段と並列に構成され、シーケンスプログ
    ラム記憶手段内のシーケンスプログラムと、前記実行フ
    ラグメモリ内のシミュレーション情報に従って、接点や
    出力等のハードウェア命令を演算することを特徴とする
    請求項6ないし8いずれか一項記載のプログラマブルコ
    ントローラ。
  10. 【請求項10】 前記シーケンスプログラム記憶手段に
    格納されているシーケンスプログラムに書かれているシ
    ーケンス命令毎のシミュレーションを実行することを特
    徴とする請求項6ないし9いずれか一項記載のプログラ
    マブルコントローラ。
JP5106890A 1993-05-07 1993-05-07 プログラマブルコントローラ Expired - Lifetime JP2901454B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5106890A JP2901454B2 (ja) 1993-05-07 1993-05-07 プログラマブルコントローラ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5106890A JP2901454B2 (ja) 1993-05-07 1993-05-07 プログラマブルコントローラ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH06318106A JPH06318106A (ja) 1994-11-15
JP2901454B2 true JP2901454B2 (ja) 1999-06-07

Family

ID=14445082

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5106890A Expired - Lifetime JP2901454B2 (ja) 1993-05-07 1993-05-07 プログラマブルコントローラ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2901454B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH06318106A (ja) 1994-11-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0488819B1 (en) Conditional branch instructions execution apparatus
JPS6313215B2 (ja)
JPH07105093A (ja) データ処理装置
JPS5975347A (ja) 論理回路のシミユレ−シヨン装置
US4967339A (en) Operation control apparatus for a processor having a plurality of arithmetic devices
JP2901454B2 (ja) プログラマブルコントローラ
JPH024010B2 (ja)
JP3846540B2 (ja) Plc用制御プログラムの実行シミュレーション装置、並びに、制御プログラム実行シミュレーション機能を有するplc
JP2581080B2 (ja) デバック用マイクロプロセッサ
JP4125531B2 (ja) マイクロプロセッサ
JPH0241770B2 (ja)
JP2757388B2 (ja) マイクロプログラム制御装置
JP2503634B2 (ja) マイクロプログラム制御装置
JPS5949609A (ja) 模擬実行機能を備えたプログラマブル・コントロ−ラ
JP3111372B2 (ja) プログラマブルコントローラ
JPH0233173B2 (ja)
JPH0512009A (ja) デイジタル信号処理装置
JPH0612256A (ja) 命令キャッシュ制御方式
JPH0895610A (ja) プログラマブルコントローラ
JPH01112429A (ja) マイクロコンピュータ
JPS6015969B2 (ja) マイクロ命令アドレス生成方式
JPH0330029A (ja) 計算機の入出力シミュレーション装置
JPH0576660B2 (ja)
JPH0682321B2 (ja) マイクロ制御装置
JPS6093519A (ja) プロセス入出力信号の模擬装置