JP2901161B2 - カラーバランス測定装置 - Google Patents

カラーバランス測定装置

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JP2901161B2
JP2901161B2 JP3096860A JP9686091A JP2901161B2 JP 2901161 B2 JP2901161 B2 JP 2901161B2 JP 3096860 A JP3096860 A JP 3096860A JP 9686091 A JP9686091 A JP 9686091A JP 2901161 B2 JP2901161 B2 JP 2901161B2
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  • Control Of Exposure In Printing And Copying (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は感光材料へ画像を露光す
る写真プリンタのカラーバランスを調整するためのカラ
ーバランス測定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】写真プリンタによってネガフイルムに記
録されたカラー画像を印画紙へプリントする場合に写真
プリントの仕上がりを良くするためには、露光量及びカ
ラーバランスを正確に制御する必要がある。このため、
露光量とカラーバランスとを操作して色補正を行い、最
適な写真プリントが得られるようにした写真プリンタが
種々考案されている。
【0003】写真プリンタのカラーバランスの調整は、
中央部に丸く所定色の画像が記録されている基準ネガフ
イルム(以下「目玉ネガ」と言う)を印画紙へプリント
した基準プリント(以下「目玉プリント」と言う)と、
予め目玉ネガに記録された画像を適性状態でプリントし
た写真プリント(以下「リファレンスプリント」と言
う)とを、濃度測定部に設けられた受光素子によって、
青、緑及び赤の色別に光源から照射された光の反射光の
光量を測定する。このリファレンスプリントと目玉プリ
ントのとの測定結果を比較することによって、写真プリ
ンタでの露光条件(露光量、色別の露光時間)を設定す
ることができる。
【0004】また、濃度測定部では、受光素子の測定誤
差を調整(以下「キャリブレーション」と言う)する必
要がある。これは、濃度測定部によって白色基準板の各
色についての反射光の光量を測定して行われる。
【0005】写真プリンタには、このカラーバランス測
定装置が操作パネルに配置されたものがあり、カラーバ
ランス測定装置に白色基準板、目玉プリント及びリファ
レンスプリントを各々差し込んでカラーバランスを測定
し色補正を行っている。
【0006】通常の写真プリンタにおいては、このカラ
ーバランスの調整を日常の作業前に行う必要があり、ま
た、写真プリンタの露光部の部品交換、印画紙の交換、
現像処理液の交換などの後にも行われている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、キャリ
ブレーション及びカラーバランスを測定する作業は、白
色基準板、レファレンスプリント及び目玉プリントを濃
度測定部へ密着させて行わなければならず、作業は煩雑
で面倒となっている。また、この作業を容易にするため
めに写真プリントの搬送路に濃度測定部を配置したので
は、濃度測定部が写真プリントの表面へ接触することが
あり、写真プリントの表面に傷をつけ仕上がりを損ねて
しまうことがある。
【0008】本発明は上記事実を考慮して、写真プリン
トの搬送路に沿って濃度測定部を配置したカラーバラン
ス測定装置であって、写真プリントの表面を傷付けるこ
とがなく、かつ、適切なカラーバランスの測定が容易と
なるカラーバランス測定装置を得ることが目的である。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明に係るカラーバラ
ンス測定装置は、フイルムに記録されたカラー画像に応
じて印画紙を露光して写真プリントを得る写真プリンタ
において露光時のカラーバランスを調整するために写真
プリントのカラーバランスを測定するカラーバランス測
定装置であって、搬送路を搬送される前記写真プリント
の表面に対して離間して配置され光源から搬送路へ向け
て照射される光及びこの光の反射光が通過する測光孔が
設けられ、該測光孔を通過した反射光の量を色別に測定
する濃度測定部と、前記搬送路を挟んで前記濃度測定部
と反対側に搬送路を搬送される写真プリントの裏面に対
して離間して設けられた押さえ部材と、前記押さえ部材
の搬送路側に設けられた白色基準板と、前記写真プリン
トの搬送路から離間した状態の前記押さえ部材を前記
度測定部の測光孔の周囲に当接して密着する状態へ移動
させる移動手段と、を有することを特徴とする。
【0010】
【作用】上記構成の本発明のカラーバランス測定装置
は、写真プリントの搬送路を挟んで濃度測定部と押さえ
部材とを設けている。また、押さえ部材には、白色基準
板を配置している。さらに、濃度測定部の測光孔及び押
さえ部材は、それぞれ搬送路に沿って搬送される写真プ
リントと接触しないように退避して配置されている。
【0011】これによって、濃度測定部が写真プリント
へ接触することがなく、写真プリントの表面を傷つけ仕
上がりを損ねることはない。また、白色基準板が設けら
れている押さえ部材も写真プリントの搬送路から離間し
ているので、写真プリントと接触してしまうことがな
い。 移動手段は、押さえ部材を濃度測定部の測光孔へ向
け移動することにより、押さえ部材によって濃度測定を
行う写真プリント又は、キャリブレーションを行うため
の白色基準板を測光孔の周囲に密着させる。 このよう
に、互いに写真プリントの搬送路から離間している押さ
え部材と濃度測定部を移動手段によって移動して密着さ
せることにより、押さえ部材に設けられた白色基準板に
よって適正なキャリブレーションが可能となる。
【0012】さらに、カラーバランスを測定する際は、
リファレンスプリントを濃度測定部と押さえ部材との間
に挿入し、押さえ部材と濃度測定部との少なくとも一方
を互いの密着方向へ移動させる。これによって、リファ
レンスプリントの濃度測定が可能となる。
【0013】さらに、目玉ネガより印画紙へプリントし
た目玉プリントを、濃度測定部まで搬送して停止させ
る。この後、押さえ部材と濃度測定部とにより、目玉プ
リントを濃度測定部へ密着させ濃度測定が可能となる。
【0014】尚、移動手段としては、押さえ部材を濃度
測定部へ向けて移動させるものが適用可能である。ま
た、押さえ部材を濃度測定部から離間させるための付勢
手段の適用も可能である。
【0015】
【実施例】図1及び図2には本発明が適用された写真プ
リンタと現像装置が設けられたプリンタプロセッサ10
が示されている。まず、このプリンタプロセッサ10の
全体構成を説明する。
【0016】プリンタプロセッサ10は外部がケーシン
グ12で覆われている。プリンタプロセッサ10は、図
2における左方にケーシング12から突出する作業テー
ブル14を備えている。作業テーブル14の上面にはネ
ガフィルム16がセットされるネガキャリア18が載置
されている。
【0017】図1に示される如く、ネガキャリア18の
側部には、ネガフィルム引出し部20が配設されてい
る。このネガフイルム引出し部20は、図示しないカー
トリッジ本体からネガフイルム16を引き出すようにな
っている。
【0018】また、作業テーブル14の下方には光源部
36が設置されている。光源部36は光源38を備えて
いる。光源38から照射された光線は、フィルタ部4
0、拡散筒42を介してネガキャリア18にセットされ
たネガフィルム16へと至る。フィルタ部40はC、
M、Yの3枚のフィルタから構成され、各フィルタは前
記光線の光軸上を出没可能とされている。
【0019】プリンタプロセッサ10から突出するアー
ム44には光学系46が取り付けられている。光学系4
6はレンズ48及びシャッタ50を備え前記光線の光軸
上に配置されている。ネガフィルム16を透過した光線
はレンズ48及びシャッタ50を通過し、露光室52に
セットされた印画紙54上にネガフィルム16の画像を
結像させる。
【0020】また、光学系46はネガフィルム16の濃
度を測定する例えばCCD等の濃度測定器56を備えて
いる。ここで、光源部36と光学系46と露光室52と
により焼付処理が可能となり、露光部58が形成され
る。
【0021】アーム44の上方には装着部60が設けら
れている。装着部60へは印画紙54をリール62に層
状に巻き取って収容するペーパマガジン64が装着され
るようになっている。
【0022】装着部60の近傍にはローラ66が配置さ
れており、印画紙54を挟持して露光室52へ搬送す
る。また、露光室52の近傍にはローラ68が配置さ
れ、露光室52においてネガフィルム16の画像が焼付
けられた印画紙54を挟持して、露光室52と隣接する
リザーバ部70へ搬送する。
【0023】リザーバ部70では、焼付処理済の印画紙
54をストックし、焼付処理を行う露光部58と現像、
漂白定着、水洗の各処理を行うプロセッサ部72との処
理時間の差を吸収する。
【0024】リザーバ部70から排出された印画紙54
は、リザーバ部70と隣接するプロセッサ部72の発色
現像部74へ搬送される。発色現像部74は印画紙54
を現像液に浸して現像処理を行う。現像処理された印画
紙54は発色現像部74と隣接する漂白定着部76へ搬
送される。漂白定着部76は印画紙54を漂白定着液に
浸して漂白と定着処理を同時に行う。定着処理された印
画紙54は漂白定着部76に隣接するリンス部78へ搬
送される。リンス部78は印画紙54を洗浄水に浸して
水洗処理を行う。
【0025】水洗処理された印画紙54はリンス部78
と隣接する乾燥部80へ搬送される。乾燥部80は印画
紙54をローラに巻付け高温の空気にさらして乾燥させ
る。
【0026】印画紙54は一対のローラ82Aに挟持さ
れ、乾燥処理の終了した印画紙54を乾燥部80から一
定速度で排出させている。ローラ82Aの上方には一対
のローラ82Bが配置され、乾燥部80の下流側に配置
されているカッタ部84の処理に対応して断続的に回転
されている。これにより、カッタ部84は、印画紙54
に付与されたカットマークを検知するカットマークセン
サ86と印画紙54を切断するカッタ88とで構成さ
れ、印画紙54を画像コマ毎にカットし、プリンタプロ
セッサ10のケーシング12外部へ排出する。
【0027】上記の如く構成されたプリンタプロセッサ
10のカッタ部84には、図2に示されるように、本発
明が適用されたカラーバランス測定装置であるプリント
測定部100が設けられている。
【0028】図2及び図3に示されるように、このプリ
ント測定部100は、カット部84の側板84Aと側板
84Bとの間で印画紙54の搬送路に沿ってカットマー
クセンサ86の上流側(図2に示す乾燥部80側)に設
けられ、搬送路を挟んで濃度測定ヘッド102及びプリ
ント押圧部104が配置されている。
【0029】図6に示されるように、乾燥部80で乾燥
処理された印画紙54は、ブラケット90Aを介して取
り付けられたガイド90とブラケット92に軸支された
小径ローラ94及びガイドローラ96とによって案内さ
れ、プリント測定部100に設けられたペーパーガイド
106へ案内される。尚、ブラケット90Aは、後述す
るブラケット114へ取り付けられ、ブラケット92は
シャフト92Aを介してブラケット114に軸支されて
いる(いずれも図示は省略)。
【0030】図5及び図6に示されるように、ペーパー
ガイド106は、搬送される印画紙54の幅方向の両端
部に一対設けられている。これらのペーパーガイド10
6は、印画紙54の幅方向(図4及び図5に示す矢印W
方向)に沿って配置され、ブラケット114(図5に示
す)に架け渡された一対のガイドシャフト108に沿っ
て互いの接離方向へ移動可能に支持されている。これに
よって、一対のペーパーガイド106の互いの溝110
の間隔は、印画紙54の幅寸法に応じて調整が可能とな
っている。尚、図5は、印画紙54の搬送路の下流側か
ら見たプリント測定部100の断面図とされ、二点鎖線
で示されるペーパーガイド106は、ガイドシャフト1
08に沿って互いに離反する方向へ移動した状態が示さ
れている。
【0031】図5及び図6に示されるように、ペーパー
ガイド106には、印画紙54の幅方向の端部が挿通可
能とされる溝110が設けられ、また、外周の一部が溝
110内に突出したコロ112が軸支されている。この
コロ112の支軸は印画紙54の幅方向とされている。
コロ112は、溝110内を搬送される印画紙54の幅
方向の端部を押さえて移動させるようになっている。
【0032】図5に示されるように、ペーパーガイド1
06の近傍には、カッタ部84の側板84A、84Bの
各々の近傍に一対のブラケット114が固定されてい
る。一対のブラケット114には、ブラケット116が
架け渡されている。
【0033】図6に示されるように、ブラケット116
には、プリント押圧部104が設けられている。プリン
ト押圧部104は、押さえ部材130とソレノイド11
8による駆動手段とにより構成されている。
【0034】ブラケット116には、ソレノイドブラケ
ット122が取り付けられており、このソレノイドブラ
ケット122には、ソレノイド118及び押圧シャフト
120が取り付けられている。ソレノイドブラケット1
22には、一端がソレノイド118の駆動軸118Aに
連結され、他端が押圧シャフト120の端部に当接する
リンク124の中間部が軸支されている。また、押圧シ
ャフト120の中間部は、ブラケット116に設けられ
た軸受126に支持され、押圧シャフト120の他端に
は押さえ部材130が連結されている。
【0035】押圧シャフト120のリンク124側の端
部付近には、コイルストッパ132が押圧シャフト12
0の半径方向へ突出した状態に固着されている。このコ
イルストッパ132と軸受126との間には圧縮コイル
ばね134が設けられている。これによって、押圧シャ
フト120は、印画紙54の搬送路と反対方向へ付勢さ
れている。
【0036】図8に示されるように、押さえ部材130
は、小径の円筒状部材と大径の円板状部材とが接合され
た形状とされゴムによって一体に形成されている。この
押さえ部材130の押圧シャフト120側の底部130
Aには、挿入孔130Bが穿設されている。、また、押
圧シャフト120の押さえ部材130側の先端には、縮
径部120Aが同軸的に突設され、押圧シャフト120
と縮径部120Aとの間に段差部120Bが形成されて
いる。
【0037】押さえ部材130は、押圧シャフト120
の縮径部120Aが挿入孔130Aへ圧入され、押さえ
部材130の底部130Bと押圧シャフト120の段差
部120Bが当接した状態とされている。これによっ
て、押圧シャフト120へ押さえ部材130が着脱可能
に連結されている。
【0038】図6に示されるように、このプリント押圧
部104では、ソレノイド118の駆動により、駆動軸
118Aがソレノイド118内へ収容される。これによ
って、リンク124を介して押圧シャフト120が圧縮
コイルばね134の付勢力に抗して押圧されて印画紙5
4の搬送路の方向へ移動する。これによって、押圧シャ
フト120の先端に連結された押さえ部材130が、印
画紙54の搬送路へ突出する。
【0039】また、ソレノイド118がオフ状態となっ
た場合、圧縮コイルばね134よって押圧シャフト12
0が付勢され、押さえ部材130が印画紙54の搬送路
からの退避位置へ移動する。この場合、ソレノイド11
8の駆動軸118Aは、リンク124を介してソレノイ
ド118内から引き出される。
【0040】また、ネジ136がブラケット122へ螺
合され、リンク124の押圧シャフト120側で押圧シ
ャフト120の反対側へ当接している。このネジ136
は、押さえ部材130の印画紙54の搬送路からの退避
位置を規制すると共に、ソレノイドブラケット122か
らの押圧シャフト120の離脱防止とされる。
【0041】図5、図6及び図8に示されるように、押
さえ部材130の押圧シャフト120と反対側には、白
色基準板138が固着されている。白色基準板138
は、印画紙54の搬送路に対向する面が白色に焼付塗装
されたホーローが適用されている。
【0042】図5及び図6に示されるように、このプリ
ント押圧部104に対向して、印画紙54の搬送路を挟
んで反対側には、濃度測定ヘッド102が設けられてい
る。尚、印画紙54の濃度測定ヘッド102が設けられ
ている側の面は、露光部58でネガフイルム16に記録
された画像が露光される乳剤面とされている。
【0043】濃度測定ヘッド102の内部には、光源1
42及び3個の濃度センサ140がブラケット144に
よって一体に保持されている。これらの濃度測定ヘッド
102は、各々の濃度センサ140によって、赤、青及
び緑の光量を測定可能とされている。
【0044】図7に示すように、濃度測定ヘッド102
の白色基準板138に対向する位置には、光源142へ
連通する測光孔146が形成されている。尚、図7に
は、白色基準板138と測光孔146との互いに当接し
た位置における平面配置が示されている。
【0045】図5及び図6に示されるように、3個の濃
度センサ140の各々は、ブラケット144に形成され
た光路148によって、測光孔146へ連通されてい
る。この測光孔146の開口を塞ぐことにより、光路1
48及び測光孔146が遮蔽されて光源142へ外部か
ら光が入らない。この測光孔146の開口端は、通常、
ペーパーガイド106に案内される印画紙54に対して
接触しない程度に離して設けられている。
【0046】この測光孔146の開口の近傍には、プリ
ント押圧部104の作動によって印画紙54の搬送路へ
突出する白色基準板138が当接し密着される。また、
一対のペーパーガイド106に沿って搬送された印画紙
54が、測光孔146付近に配置された場合、プリント
押圧部104の作動により白色基準板138が印画紙5
4を測光孔146へ押圧し密着させるようになってい
る。
【0047】この濃度測定ヘッド102は、プリント押
圧部104を支持する一対のブラケット114に架け渡
された一対の支持ブラケット150に軸支されている。
この濃度測定ヘッド102は、側板84B側の端部に濃
度測定ヘッド102のケーシング102Aに固着された
シャフト152により支持ブラケット150に軸支され
て図5の矢印A方向へ旋回可能となっている。また、一
方のシャフト152の外周には、ねじりコイルばね15
4が配置されている。このねじりコイルばね154の各
々の端部は、濃度測定ヘッド102と支持ブラケット1
50とに係止され、濃度測定ヘッド102はねじりコイ
ルばね154によりシャフト152回りに矢印A方向
(図3及び図5に示す)、即ち、印画紙54の搬送路か
ら離反する方向へ付勢されている。
【0048】図3及び図4に示されるように、一対の支
持ブラケット150の間隔は、側板84A側が広くされ
て開口部が形成されている。これによって、側板84A
側から、押さえ部材130近傍の印画紙54の搬送路が
目視可能となっており、濃度測定ヘッド102に対向す
るペーパーガイド106へ後述するリファレンスプリン
ト54Bが挿入可能とされる。
【0049】また、図6に示されるように、濃度測定ヘ
ッド102の側面(図6に示す搬送路の上流及び下流側
の面)には、搬送路側の端部がケーシング102Aと一
体に成形された揺動部156が設けられている。これら
の揺動部156は、ケーシング102Aと一体とされた
端部を中心に弾性変形して反対側の端部がケーシング1
02Aからの出没方向へ揺動可能とされている。
【0050】これらの揺動部156には、ケーシング1
02Aの外方へ向けて突出された突起158が形成され
ている。さらに、これらの揺動部156には、ケーシン
グ102Aの内部で板ばね160が係止されている。こ
の板ばね160はケーシング102Aへ取り付けられた
ブラケット162に保持されている。これらの揺動部1
56は、この板ばね160によってケーシング102A
からの突出方向へ付勢されているが、この板ばね160
の付勢力に抗してケーシング102Aへの収容方向へ揺
動可能とされる。
【0051】尚、揺動部156はケーシング102Aと
一体としたものでなく、ケーシング102Aに揺動可能
に軸支されたものでも良い。また、揺動部156は、圧
縮コイルばね等によりケーシング102Aからの突出方
向へ付勢されたものでも適用が可能である。
【0052】図4乃至図6に示されるように、支持ブラ
ケット150には、濃度測定ヘッド102の揺動部15
6に対向する位置には、揺動部156の突起158が係
止されるストッパ168が設けられている。
【0053】濃度測定ヘッド102をねじりコイルばね
154の付勢力に抗して矢印A方向(図5に示す)と反
対方向へ回動させ、揺動部156の突起158を各々、
ストッパ168へ係止させることにより、濃度測定ヘッ
ド102は、ねじりコイルばね154の付勢力に抗して
の矢印A方向への回転が阻止される。これによって、濃
度測定ヘッド102は、支持ブラケット150に係止さ
れた状態となり、濃度測定ヘッド102の測光孔146
がプリント押圧部104の白色基準板138に対向する
位置となる。また、揺動部156を板ばね160の付勢
力に抗して、ケーシング102A内への収納方向へ押圧
することにより、突起158のストッパ168への係止
が解かれ、ねじりコイルばね154の付勢力により矢印
A方向へ回動される。
【0054】尚、揺動部156には、突起158がスト
ッパ168へ係止された状態で、ストッパ168を覆う
遮光部164、166が設けられている。さらに、図5
に示されるように、濃度測定ヘッド102とシャフト1
52との間には、ストッパ152Aが設けられており、
このストッパ152Aによってねじりコイルばね154
に付勢され回動された濃度測定ヘッド102は、印画紙
54の搬送路から離間し側板84Bの近傍で停止保持さ
れるようになっている。
【0055】尚、プリンタプロセッサ10のカラーバラ
ンスの調整は、一色の円形カラー画像が記録された図示
しない目玉ネガを露光して目玉プリント54Aを作成す
る。また、前記目玉ネガを用いて適性条件(カラーバラ
ンス及び露光量)で予めプリントし保管してあるリファ
レンスプリント54Bと比較して色補正が行われる。目
玉プリント54Aの測定値とリファレンスプリント54
Bの測定値とを図示しない比較演算部で比較し、この比
較情報を基準として印画紙54を焼付ける際の各色の補
正を行うものとする。色補正は、印画紙54を露光する
際、C、M、Yの各フィルタによる露光量(露光時間)
を調整する。
【0056】また、目玉プリント54A及びリファレン
スプリント54Bのプリント測定部100への配置は、
図7に示すように、画像部分が押さえ部材130上とな
るように配置される。
【0057】以下に本実施例の作用を説明する。まず、
プリンタプロセッサ10による露光手順及び印画紙54
の処理手順を説明する。
【0058】処理が開始されると、光源38を点灯し、
ネガキャリア18を駆動してネガフィルム16の位置決
めを行う。次に濃度測定器56によりネガフィルム16
のLATD(平均透過濃度)を測定し、露光量(露光時
間)を演算する。この場合、フィルム識別番号に基づき
同時プリント時の露光補正量が読み出され、これらを照
合して最適なプリント条件を得る。
【0059】次に印画紙54を露光室52へ搬送し位置
決めを行い、シャッタ50を開放する。これにより、光
源38が照射する光線はフィルタ部40、ネガフィルム
16を透過して露光室52へ到達し、露光室52に位置
決めされた印画紙54はネガフィルム16に画像焼付け
が開始され、露光条件に従って前記光線の光軸上に位置
しているC、M、Yの各フィルタを移動させる。所定の
露光時間が経過した後で、シャッタ50を閉止する。以
上でネガフィルム16の画像1コマ分の焼付処理が終了
する。これを繰り返すことにより、印画紙54の焼付処
理された部分を順次リザーバ部18へ搬送する。
【0060】リザーバ部70へ搬送された印画紙54は
発色現像部74へ搬送され、現像液に浸して現像処理が
行われる。現像処理された印画紙54は漂白定着部76
へ搬送され定着処理される。定着処理された印画紙54
はリンス部78へ搬送され水洗処理される。水洗処理さ
れた印画紙54は乾燥部80へ搬送され乾燥処理され
る。
【0061】乾燥処理された印画紙54は、カッタ部8
4へ搬送される。カッタ部84では、印画紙54がカッ
トマークセンサ86及びカッタ88によって画像コマ毎
に切断され、この後、画像コマ毎に切断された印画紙5
4がケーシング12から排出される。尚、プリント測定
部100の濃度測定ヘッド102及び押さえ部材130
は、印画紙54の搬送路から離れているため、搬送され
る印画紙54と接触することはない。
【0062】次に、このプリンタプロセッサ10のプリ
ント測定部100のカラーバランスの測定について説明
する。
【0063】まず、カラーバランスの調整を行う前のプ
リント測定部100の校正、即ち、キャリブレーション
は、濃度測定ヘッド102の光源142を点灯させ、光
源142が安定させて行う。
【0064】プリント押圧部104を作動させることに
より白色基準板138が濃度測定ヘッド102のブラケ
ット144の測光孔146近傍へ密着される。この際、
押さえ部材130が濃度測定ヘッド102をねじりコイ
ルばね154の略付勢方向へ押圧しているため、濃度測
定ヘッド102は、突起158とストッパ168によっ
て確実に固定される。また、押さえ部材130がゴムに
より形成されているため、濃度測定ヘッド102を必要
以上の力で押圧することがない。さらに、白色基準板1
38が濃度測定ヘッド102の測光孔146に対して均
等に押圧し傾いた状態で当接した場合、押さえ部材13
0が押圧シャフト120の押圧力によって弾性変形し、
白色基準板138を濃度測光ヘッド102へ均等に接す
るようにしている。
【0065】これによって、光源142から発した光
は、白色基準板138で反射して光路148を経て濃度
センサ140に達する。3個の濃度センサ140によっ
て、青、緑及び赤の光量が測定される。
【0066】白色の場合、これら青、緑、赤の光量を等
しく反射させており、これによって、3個の濃度センサ
140の感度が等しくなるように相対的に補正する。
【0067】プリンタプロセッサ10のカラーバランス
の調整は、プリント測定部100の光源142が安定し
た状態で、図5に示す側板84A側でカット部84の外
方からリファレンスプリント54Bを挿入する(図5及
び図7に示す大矢印B方向へ挿入)。この場合、図3及
び図5に示すように、濃度測定ヘッド102の揺動部1
56をケーシング102A内へ押し、突起158のスト
ッパ168への係止状態を解除し、濃度測定ヘッド10
2を矢印A方向へ回動させる。これによって、白色基準
板138及びペーパーガイド106付近が開放される。
【0068】このリファレンスプリント54Bの挿入
は、図4及び図5に示す大矢印B方向からリファレンス
プリント54Bの一端を側板84B側のペーパーガイド
106の溝110へ挿入し、さらに、リファレンスプリ
ント54Bの画像部分を白色基準板138上に配置する
(図7に示す状態)。これによって、リファレンスプリ
ント54Bの画像部分が濃度測定ヘッド102の測光孔
146へ対向する位置となる。この後、濃度測定ヘッド
102をねじりコイルばね154の付勢力に抗して白色
基準板138方向(図3及び図5に示す矢印A方向と反
対方向)へ回動させ、濃度測定ヘッド102の突起15
8を一対の支持ブラケット150の各々に設けられたス
トッパ168へ係止させる。また、濃度測定ヘッド10
2をロック部164、166によって係止した位置にお
いても、濃度測定ヘッド102と側板84Aとの間の開
口部から、目視しながらリファレンスプリント54Bを
挿入することができる。
【0069】これによって、濃度測定ヘッド102の測
光孔146がリファレンスプリント54Bの画像部分に
対向する。
【0070】この後、プリント押圧部104を作動させ
て押さえ部材130を突出させることによりリファレン
スプリント54Bは、濃度測定ヘッド102へ密着され
る。
【0071】この状態で、濃度測定ヘッド102では、
3個の濃度センサ140によってリファレンスプリント
54Bから反射した光の青、緑、赤の各々の光量を測定
する。
【0072】さらに、目玉ネガの画像を印画紙54へ露
光し、現像及び乾燥処理して目玉プリント54Aを作成
する。目玉プリント54Aを乾燥部80から搬送し、プ
リント測定部100のペーパーガイド106まで搬送し
た後、目玉プリント54Aの画像部分が濃度測定ヘッド
102の測光孔146に対向した位置で搬送を停止させ
る。
【0073】この位置でプリント押圧部104を作動さ
せることにより、押さえ部材130が目玉プリント54
Aを濃度測定ヘッド102へ密着させ適性な濃度測定が
可能な状態となる。
【0074】濃度センサ140によって測定された目玉
プリント54A及びリファレンスプリント54Bの青、
緑及び赤の光量を基に、図示しない比較演算部によって
比較する。この比較演算部での情報によって、プリンタ
プロセッサ10の露光部58で露光する際の、C、M、
Yの各フィルタによる露光量(露光時間)の調整を行え
ばよい。
【0075】プリンタプロセッサ10のプリント測定部
100は、濃度測定ヘッド102及び押さえ部材130
が、通常、印画紙54の搬送路から離れた状態となって
いる。これによって、プリンタプロセッサ10の通常の
使用に際し、プリント測定部100近傍を搬送される印
画紙54に接触し、印画紙54の表面に傷等を付けるこ
とがない。
【0076】また、キャリブレーションは、押さえ部材
130に白色基準板138を設けているため、押さえ部
材130によって白色基準板138を濃度測定ヘッド1
02へ簡単に密着させて行うことができる。
【0077】さらに、押さえ部材130を押圧シャフト
120から着脱可能とすることにより、白色基準板13
8の交換が容易となっている。
【0078】カラーバランスの測定のためのリファレン
スプリント54Bの濃度測定ヘッド102への配置は、
濃度測定ヘッド102を回動させることにより、押さえ
部材130近傍を開放して行うことができる。さらに、
押さえ部材130によって、このリファレンスプリント
54Bを濃度測定ヘッド102へ密着させているため、
リファレンスプリント54Bの濃度測定が容易となって
いる。
【0079】また、目玉プリント54Aの濃度測定ヘッ
ド102への配置は、現像及び乾燥処理された目玉プリ
ント54Aを濃度測定ヘッド102へ対向する位置まで
搬送して停止させればよい。
【0080】このように、本実施例に係るプリンタプロ
セッサ10では、カラーバランスを測定するためのプリ
ント測定部100を印画紙54の搬送路に沿って配置し
ても、搬送される印画紙の表面を傷付けることがなく、
また、カラーバランスの測定も容易となっている。
【0081】尚、本実施例では、プリント測定部100
をネガフイルム16に記録された画像を印画紙へプリン
トするプリンタプロセッサ10に適用して説明したが、
ポジフイルムに記録された画像を印画紙へプリントする
プリント装置等への適用も可能であり、カラーフィルタ
によって露光したカラー画像をプリントするプリント装
置のカラーバランス測定装置においても適用できる。
【0082】
【発明の効果】以上説明した如く本発明に係るカラーバ
ランス測定装置は、濃度測定部と押さえ部材とを写真プ
リントの搬送路から離して設けられている。これによっ
て、濃度測定部と押さえ部材とが搬送される写真プリン
トと接触し、写真プリントの表面を傷付けることがない
顕著な効果を得ることができる。
【0083】また、このカラーバランス測定装置を用い
ることにより、写真プリンタのカラーバランスの測定が
容易となっている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例に係るプリンタプロセッサの斜視図で
ある。
【図2】本実施例に係るプリンタプロセッサの内部を示
す概略構成図である。
【図3】本実施例に係るプリント測定部を示す図1と異
なる方向から見た要部斜視図である。
【図4】本実施例に係るプリンタプロセッサの外方から
見たプリント測定部の要部平面図である。
【図5】図4の5−5線に沿った要部断面図である。
【図6】図4の6−6線に沿った要部断面図である。
【図7】本実施例に係る押さえ部材と測光孔との位置関
係を示す概略平面図である。
【図8】本実施例に係る押さえ部材を示す図5の8−8
線に沿った要部断面図である。
【符号の説明】
10 プリンタプロセッサ 16 ネガフィルム 54 印画紙 100 プリント測定部 102 濃度測定ヘッド 104 プリント押圧部 118 ソレノイド(移動手段) 130 押さえ部材 134 圧縮コイルばね(移動手段) 138 白色基準板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭60−2943(JP,A) 特開 平1−134445(JP,A) 特開 平2−91637(JP,A) 特開 平1−245237(JP,A)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フイルムに記録されたカラー画像に応じ
    て印画紙を露光して写真プリントを得る写真プリンタに
    おいて露光時のカラーバランスを調整するために写真プ
    リントのカラーバランスを測定するカラーバランス測定
    装置であって、 搬送路を搬送される前記写真プリントの表面に対して
    間して配置され光源から搬送路へ向けて照射される光及
    びこの光の反射光が通過する測光孔が設けられ、該測光
    孔を通過した反射光の量を色別に測定する濃度測定部
    と、 前記搬送路を挟んで前記濃度測定部と反対側に搬送路を
    搬送される写真プリントの裏面に対して離間して設けら
    れた押さえ部材と、 前記押さえ部材の搬送路側に設けられた白色基準板と、前記写真プリントの搬送路から離間した状態の 前記押さ
    え部材を前記濃度測定部の測光孔の周囲に当接して密着
    する状態へ移動させる移動手段と、 を有することを特徴とするカラーバランス測定装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS602943A (ja) * 1983-06-20 1985-01-09 Noritsu Kenkyu Center:Kk 写真感光材料処理装置における露光条件設定方法
JPH01134445A (ja) * 1987-11-20 1989-05-26 Fuji Photo Film Co Ltd 画像記録装置
JPH0291637A (ja) * 1988-09-28 1990-03-30 Fuji Photo Film Co Ltd カラーテストチャートの設定方法およびこれを用いた画像形成装置

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