JP2901104B2 - エレベーターの制御装置 - Google Patents
エレベーターの制御装置Info
- Publication number
- JP2901104B2 JP2901104B2 JP3334586A JP33458691A JP2901104B2 JP 2901104 B2 JP2901104 B2 JP 2901104B2 JP 3334586 A JP3334586 A JP 3334586A JP 33458691 A JP33458691 A JP 33458691A JP 2901104 B2 JP2901104 B2 JP 2901104B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hall
- call
- button
- hall call
- floor
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- Expired - Lifetime
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- Elevator Control (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、身障者兼用のエレベー
ター制御装置に係り、特にいたずらによる乗場呼び登録
を防止することを目的としたエレベーターの制御装置に
関する。
ター制御装置に係り、特にいたずらによる乗場呼び登録
を防止することを目的としたエレベーターの制御装置に
関する。
【０００２】
【従来の技術】一般に身障者兼用エレベーターは、乗場
に一般用乗場呼び釦の他に身障者用乗場呼び釦を備えて
いるため、例えば身障者でない者が身障者用乗場呼び釦
をいたずらに押した場合においても身障者用乗場呼びは
登録される。
に一般用乗場呼び釦の他に身障者用乗場呼び釦を備えて
いるため、例えば身障者でない者が身障者用乗場呼び釦
をいたずらに押した場合においても身障者用乗場呼びは
登録される。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上記従来例のエレベー
ターでは、いたずらに一般用乗場呼びと身障者用乗場呼
びが登録されてしまうため、エレベーターの運転効率が
低下するという問題点があった。
ターでは、いたずらに一般用乗場呼びと身障者用乗場呼
びが登録されてしまうため、エレベーターの運転効率が
低下するという問題点があった。
【０００４】本発明は、上記問題点に鑑みてなされたも
ので、その目的は、エレベーターの運転効率を低下させ
ないエレベーターの制御装置を提供することにある。
ので、その目的は、エレベーターの運転効率を低下させ
ないエレベーターの制御装置を提供することにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記目的は、複数階の乗
場を有するとともに、各乗場に、一般用乗場呼び釦およ
び身障者用乗場呼び釦を備えたエレベーターの制御装置
において、上記複数階のうちの経験的にいたずら呼びの
多い階床を特定階に設定するとともに、この特定階の乗
場に設けられる上記一般用乗場呼び釦の上昇釦と下降釦
とが同時に押されたとき一般用乗場呼びの上昇呼びを登
録する手段と、上記特定階の乗場に設けられる上記身障
者用乗場呼び釦の上昇釦と下降釦とが同時に押されたと
き一般用乗場呼びの下降呼びを登録する手段とを備えた
ことにより達成される。
場を有するとともに、各乗場に、一般用乗場呼び釦およ
び身障者用乗場呼び釦を備えたエレベーターの制御装置
において、上記複数階のうちの経験的にいたずら呼びの
多い階床を特定階に設定するとともに、この特定階の乗
場に設けられる上記一般用乗場呼び釦の上昇釦と下降釦
とが同時に押されたとき一般用乗場呼びの上昇呼びを登
録する手段と、上記特定階の乗場に設けられる上記身障
者用乗場呼び釦の上昇釦と下降釦とが同時に押されたと
き一般用乗場呼びの下降呼びを登録する手段とを備えた
ことにより達成される。
【０００６】
【作用】乗客が特定階に備えられる一般用乗場呼び釦の
上昇釦と下降釦を同時に押すことにより一般用乗場呼び
の上昇呼びが登録され、特定階に備えられる身障者用乗
場呼び釦の上昇釦と下降釦を同時に押すことにより一般
用乗場呼びの下降呼びが登録されるので、特定の乗客を
対象とした呼び登録を形成させることができ、この特定
階におけるいたずら呼びによるエレベーターの運転効率
低下を防止できる。
上昇釦と下降釦を同時に押すことにより一般用乗場呼び
の上昇呼びが登録され、特定階に備えられる身障者用乗
場呼び釦の上昇釦と下降釦を同時に押すことにより一般
用乗場呼びの下降呼びが登録されるので、特定の乗客を
対象とした呼び登録を形成させることができ、この特定
階におけるいたずら呼びによるエレベーターの運転効率
低下を防止できる。
【０００７】
【実施例】以下、本発明の実施例を図を用いて説明す
る。図１は本発明の一実施例を示す電気回路図、図２は
本発明の一実施例を示す乗場呼び釦の配置図である。な
お、図の符号の頭文字として、リレーはＲ、釦はＢ、ラ
ンプはＬを使用し、またリレーの接点中、常開接点、常
閉接点はそれぞれリレーの符号の末字にａおよびｂと記
載したので、接点の説明は省略する。
る。図１は本発明の一実施例を示す電気回路図、図２は
本発明の一実施例を示す乗場呼び釦の配置図である。な
お、図の符号の頭文字として、リレーはＲ、釦はＢ、ラ
ンプはＬを使用し、またリレーの接点中、常開接点、常
閉接点はそれぞれリレーの符号の末字にａおよびｂと記
載したので、接点の説明は省略する。
【０００８】Ｂ１Ｕａ、Ｂ１Ｄａは経験的にいたずらが
多いと考えられる階床である特定階の乗場に設けられた
一般用乗場呼び釦の上昇釦と下降釦、Ｂ２Ｕａ、Ｂ２Ｄ
ａは特定階の乗場に設けられた身障者用乗場呼び釦の上
昇釦と下降釦、Ｒ１Ｕは前記押し釦Ｂ１ＵａとＢ１Ｄａ
を同時に押したとき付勢するリレー、Ｒ１Ｄは前記押し
釦Ｂ２ＵａとＢ２Ｄａを同時に押したとき付勢するリレ
ー、Ｌ１ＵはリレーＲ１Ｕが付勢中に点灯する押し釦Ｂ
１Ｕａ内のランプ、Ｌ１ＤはリレーＲ１Ｄが付勢中に点
灯する押し釦Ｂ１Ｄａ内のランプ、Ｒ２Ｕｂ、Ｒ２Ｄｂ
は乗りかごが登録階に到着したときに開く図示しないリ
レーの常閉接点である。
多いと考えられる階床である特定階の乗場に設けられた
一般用乗場呼び釦の上昇釦と下降釦、Ｂ２Ｕａ、Ｂ２Ｄ
ａは特定階の乗場に設けられた身障者用乗場呼び釦の上
昇釦と下降釦、Ｒ１Ｕは前記押し釦Ｂ１ＵａとＢ１Ｄａ
を同時に押したとき付勢するリレー、Ｒ１Ｄは前記押し
釦Ｂ２ＵａとＢ２Ｄａを同時に押したとき付勢するリレ
ー、Ｌ１ＵはリレーＲ１Ｕが付勢中に点灯する押し釦Ｂ
１Ｕａ内のランプ、Ｌ１ＤはリレーＲ１Ｄが付勢中に点
灯する押し釦Ｂ１Ｄａ内のランプ、Ｒ２Ｕｂ、Ｒ２Ｄｂ
は乗りかごが登録階に到着したときに開く図示しないリ
レーの常閉接点である。
【０００９】次に本発明の動作を説明する。
【００１０】まず、乗客が一般用乗場呼びの上昇呼びを
登録する場合を説明する。
登録する場合を説明する。
【００１１】特定階において、乗客が一般用乗場呼び釦
の上昇釦Ｂ１Ｕａと下降釦Ｂ１Ｄａを同時に押したとす
る。この時、Ｐ−Ｂ１Ｕａ−Ｂ１Ｄａ−Ｒ２Ｕｂ−Ｒ１
Ｕ−Ｎの回路が形成され、リレーＲ１Ｕが付勢され、接
点Ｒ１Ｕａ1により自己保持すると同時に、接点Ｒ１Ｕ
ａ2によってランプＬ１Ｕが点灯し、更に接点Ｒ１Ｕａ3
によって従来から普通に設けられている上昇呼び登録回
路ＵＰＣが動作する。これによって乗客に一般用乗場呼
びの上昇呼びが登録されたことを知らせ、乗りかごをそ
の特定階までサービスさせる。
の上昇釦Ｂ１Ｕａと下降釦Ｂ１Ｄａを同時に押したとす
る。この時、Ｐ−Ｂ１Ｕａ−Ｂ１Ｄａ−Ｒ２Ｕｂ−Ｒ１
Ｕ−Ｎの回路が形成され、リレーＲ１Ｕが付勢され、接
点Ｒ１Ｕａ1により自己保持すると同時に、接点Ｒ１Ｕ
ａ2によってランプＬ１Ｕが点灯し、更に接点Ｒ１Ｕａ3
によって従来から普通に設けられている上昇呼び登録回
路ＵＰＣが動作する。これによって乗客に一般用乗場呼
びの上昇呼びが登録されたことを知らせ、乗りかごをそ
の特定階までサービスさせる。
【００１２】次に乗客が一般用乗場呼びの下降呼びを登
録する場合を説明する。
録する場合を説明する。
【００１３】特定階において、乗客が身障者用乗場呼び
釦の上昇釦Ｂ２Ｕａと下降釦Ｂ２Ｄａを同時に押したと
する。この時、Ｐ−Ｂ２Ｕａ−Ｂ２Ｄａ−Ｒ２Ｄｂ−Ｒ
１Ｄ−Ｎの回路が形成され、リレーＲ１Ｄが付勢され、
接点Ｒ１Ｄａ1により自己保持すると同時に、接点Ｒ１
Ｄａ2によってランプＬ１Ｄが点灯し、更に接点Ｒ１Ｄ
ａ3によって従来から普通に設けられている下降呼び登
録回路ＤＮＣが動作する。これによって乗客に一般用乗
場呼びの下降呼びが登録されたことを知らせ、乗りかご
をその特定階までサービスさせる。
釦の上昇釦Ｂ２Ｕａと下降釦Ｂ２Ｄａを同時に押したと
する。この時、Ｐ−Ｂ２Ｕａ−Ｂ２Ｄａ−Ｒ２Ｄｂ−Ｒ
１Ｄ−Ｎの回路が形成され、リレーＲ１Ｄが付勢され、
接点Ｒ１Ｄａ1により自己保持すると同時に、接点Ｒ１
Ｄａ2によってランプＬ１Ｄが点灯し、更に接点Ｒ１Ｄ
ａ3によって従来から普通に設けられている下降呼び登
録回路ＤＮＣが動作する。これによって乗客に一般用乗
場呼びの下降呼びが登録されたことを知らせ、乗りかご
をその特定階までサービスさせる。
【００１４】なお、この特定階においては図１に示すよ
うに、一般用乗場呼び釦の上昇釦Ｂ１Ｕａのみが押され
ても、また下降釦Ｂ１Ｄａのみが押されても回路は閉成
せず 、乗りかごは運行されない。同様に、身障者用乗場
呼び釦の上昇釦Ｂ２Ｕａのみが押されても、また下降釦
Ｂ２Ｄａのみが押されても回路は閉成せず、乗りかごは
運行されない。このように特定階において、一般用乗場
呼び釦の上昇釦Ｂ１Ｕａと下降釦Ｂ１Ｄａとが同時に押
されることにより一般用乗場呼びの上昇呼び登録が行な
われ、またその特定階において、身障者用乗場呼び釦の
上昇釦Ｂ２Ｕａと下降釦Ｂ２Ｄａとが同時に押されるこ
とにより一般用乗場呼びの下降呼び登録が行なわれるの
で、不特定多数のいたずらによる当該特定階の一般用乗
場呼びおよび身障者用乗場呼びの登録を不可とすること
ができる。
うに、一般用乗場呼び釦の上昇釦Ｂ１Ｕａのみが押され
ても、また下降釦Ｂ１Ｄａのみが押されても回路は閉成
せず 、乗りかごは運行されない。同様に、身障者用乗場
呼び釦の上昇釦Ｂ２Ｕａのみが押されても、また下降釦
Ｂ２Ｄａのみが押されても回路は閉成せず、乗りかごは
運行されない。このように特定階において、一般用乗場
呼び釦の上昇釦Ｂ１Ｕａと下降釦Ｂ１Ｄａとが同時に押
されることにより一般用乗場呼びの上昇呼び登録が行な
われ、またその特定階において、身障者用乗場呼び釦の
上昇釦Ｂ２Ｕａと下降釦Ｂ２Ｄａとが同時に押されるこ
とにより一般用乗場呼びの下降呼び登録が行なわれるの
で、不特定多数のいたずらによる当該特定階の一般用乗
場呼びおよび身障者用乗場呼びの登録を不可とすること
ができる。
【００１５】
【発明の効果】本発明によれば、あらかじめ定められる
特定階におけるいたずらによる一般用乗場呼びおよび身
障者用呼び登録を不可とすることができるので、エレベ
ーターの運転効率低下を防止できる。また、押し釦の接
点を直列に構成するという簡易な回路であるため、例え
ば既納品の身障者兼用エレベーターに対し本発明を付加
する際には、押し釦部の配線変更のみで実現できるの
で、既納品に対し極めて安価にエレベーターの運転効率
低下の防止を図ることができる。
特定階におけるいたずらによる一般用乗場呼びおよび身
障者用呼び登録を不可とすることができるので、エレベ
ーターの運転効率低下を防止できる。また、押し釦の接
点を直列に構成するという簡易な回路であるため、例え
ば既納品の身障者兼用エレベーターに対し本発明を付加
する際には、押し釦部の配線変更のみで実現できるの
で、既納品に対し極めて安価にエレベーターの運転効率
低下の防止を図ることができる。
【図１】本発明の一実施例を示す電気回路図である。
【図２】本発明の一実施例を示す乗場呼び釦の配置図で
ある。
ある。
Ｂ１Ｕａ 一般用乗場呼び釦の上昇釦 Ｂ１Ｄａ 一般用乗場呼び釦の下降釦 Ｂ２Ｕａ 身障者用乗場呼び釦の上昇釦 Ｂ２Ｄａ 身障者用乗場呼び釦の下降釦 Ｒ１Ｕ 一般用乗場上昇呼び記憶リレー Ｒ１Ｄ 一般用乗場下降呼び記憶リレー Ｌ１Ｕ 一般用乗場上昇呼び登録表示ランプ Ｌ１Ｄ 一般用乗場下降呼び登録表示ランプ ＵＰＣ 上昇呼び登録回路 ＤＮＣ 下降呼び登録回路
Claims (1)
- 【請求項１】 複数階の乗場を有するとともに、各乗場
に、一般用乗場呼び釦および身障者用乗場呼び釦を備え
たエレベーターの制御装置において、上記複数階のうち
の経験的にいたずら呼びの多い階床を特定階に設定する
とともに、この特定階の乗場に設けられる上記一般用乗
場呼び釦の上昇釦と下降釦とが同時に押されたとき一般
用乗場呼びの上昇呼びを登録する手段と、上記特定階の
乗場に設けられる上記身障者用乗場呼び釦の上昇釦と下
降釦とが同時に押されたとき一般用乗場呼びの下降呼び
を登録する手段とを備えたことを特徴とするエレベータ
ーの制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3334586A JP2901104B2 (ja) | 1991-11-25 | 1991-11-25 | エレベーターの制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3334586A JP2901104B2 (ja) | 1991-11-25 | 1991-11-25 | エレベーターの制御装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05147833A JPH05147833A (ja) | 1993-06-15 |
| JP2901104B2 true JP2901104B2 (ja) | 1999-06-07 |
Family
ID=18279061
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3334586A Expired - Lifetime JP2901104B2 (ja) | 1991-11-25 | 1991-11-25 | エレベーターの制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2901104B2 (ja) |
-
1991
- 1991-11-25 JP JP3334586A patent/JP2901104B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH05147833A (ja) | 1993-06-15 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |