JP2901004B2 - Dnaの塩基配列決定法 - Google Patents

Dnaの塩基配列決定法

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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はDNAの塩基配列決定に関する。
〔従来の技術〕
従来DNAの塩基配列決定はオートラジオグラフィを用
いて行なっていた。一方、最近、蛍光標識を用いた実時
間検出システムが発展してきた。それらでは末端塩基種
を対応する4種の蛍光色素でDNA断片を標識し、1つの
泳動路上に注入して一定長さを泳動させた後レーザーを
照射して発する蛍光を観測する。蛍光の波長と検出時間
からDNA断片の末端塩基種を知り、塩基配列を決定す
る。また、4種の断片群を単一の蛍光体で標識し、4種
の断片群を別々の泳動路上に注入して蛍光測定し、配列
を決定する方式もある。
〔発明が解決しようとする課題〕
これらの技術では測定しようとする試料毎に試料の調
製作業を必要とし、手間がかかる難点があった。このよ
うな手間を省略する手法として異なるDNA試料を別々の
ベクターに組み込み、単一の試験管内で同時に相補鎖合
成を行ない、電気泳動分離、フィルター転写後それぞれ
の試料とだけ結合する放射性標識されたDNAプローブを
付着させてDNA断片を検出し配列決定する手法が提案さ
ている。一度測定した後はこの放射性標識付プローブを
洗い流して別のプローブを付着させれば別の試料の配列
決定データが得られる。このように1回の反応と泳動で
多種の試料のDNA塩基配列決定ができる(Science 240,1
85(1988))。しかし、この手法はDNAバンドパターン
をフィルターに固定化することが必要で放射性標識以外
には使用できない。蛍光プローブを使用しようとする
と、フィルターからの散乱光などのために十分な感度が
得られないからである。
本発明の目的はこのような難点を解消し、多数試料を
同時に処理して、かつ蛍光検出を可能とする手法を提供
するものである。
〔課題を解決するための手段〕
本発明者らは、研究の結果、種々の試料を異なるベク
ターにクローニングし、これらを混合物の形態で前記各
ベクターに対応してそれぞれ特異的にハイブリダイズし
得、かつ、それぞれ異なる蛍光体で標識した異種プライ
マーを用いて相補鎖合成し、得られた処理混合物から、
4種の末端塩基種を有するDNA断片群を調製し、これら
4種の群毎に別の泳動路上を泳動させ、各群の発する蛍
光を検出する手法をとることにより、上記目的が良好に
達成されることを見出し、この新知見に基づいてさらに
研究を重ねて本発明を完成するに至った。
したがって、本発明のDNAの塩基配列決定法は、それ
ぞれ異なるベクターに組み込まれた異なる複数の一本鎖
のDNA試料と、それぞれ塩基配列が異なり、異なる発光
波長をもつ蛍光体で標識され、前記各ベクターの1種類
のみにハイブリダイズするプライマーとを調製するステ
ップと、前記各DNA試料と前記各プライマーとを全て混
合して処理し、前記各ベクターに前記プライマーをハイ
ブリダイズさせて、処理混合物を4分割するステップ
と、前記4分割された処理混合物から、前記各DNA試料
に由来し、DNA断片の末端塩基種がアデニン、シトシ
ン、グアニン、及びチミンのいずれかであるDNA断片
群、即ち、前記各DNA試料に由来するアデニン断片群、
シトシン断片群、グアニン断片群、及びチミン断片群
を、相補鎖合成により調製するステップと、前記各断片
群を電気泳動して、前記各断片群毎に前記発光波長の差
に基づいて前記DNA試料に由来するDNA断片の分離検出を
行なうステップとを有することを特徴とするDNAの塩基
配列決定法である。
ベクターとしては、例えば、M13ベクター、YACベクタ
ー、pUCベクター等が用いられ、一本鎖のDNA試料は、例
えば、目的DNAをこれらににクローニングした後、アル
カリ変性させるなどして1本鎖DNAとして調製する。
プライマーは、上記ベクターの一部と相補的な18〜20
塩基からなるオリゴヌクレオチドを合成し、これを蛍光
標識することにより得られ、配列がそれぞれ異なること
により、前記各ベクターの中の一種類のものにのみハイ
ブリダイズし得る構成となっている。プライマーを標識
する蛍光体としては、FITC(Fluoreseince isothicayan
ate,発光極大波長515nm),NBD-F(発光極大波長540n
m),TRITC(発行極大波長575nm),Texas Red(発光極大
波長605nm)等を用いることができる。
上記プライマーをベクターにハイブリダイズさせる処
理、及び、相補鎖合成は、いずれも常法にしたがって行
うことができる。
各群の分離検出は、例えば、各群を別々の泳動路で泳
動させて、各群が所定距離泳動した部位をレーザー照射
することによって発する蛍光を波長分割手段で分割し、
前記分割した各波長を二次元蛍光検出器で個別に検出す
ることにより試料の分離検出を行うとともに、発光する
泳動路の位置に基づいて末端塩基種の種類を特定するこ
とにより、複数の異なる塩基配列を持った、一本鎖のDN
A試料の塩基配列を同時に決定することができる。
上記、泳動路は、石英板、ガラス板等のゲル保持板間
に形成されたポリアクリルアミドゲル又はアガロースゲ
ルのゲル板により構成することができる。
〔作用〕
異種プライマーを発光波長の異なる蛍光体で標識し、
前記各プライマーでハイブリダイズした異種のDNA断片
からなる試料は混合物の状態で塩基種毎に相補鎖合成す
る。前記相補鎖合成した混合物について、各末端塩基種
の群毎に別の泳動路上を泳動させる。一定距離泳動させ
た所をレーザー照射して発する蛍光を検出して通過する
DNA断片を検出する。発光波長から試料の種類を、ま
た、泳動路の位置から末端塩基種を、それぞれ特定し、
試料毎の塩基配列を決定することができる。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を第1〜3図により説明す
る。
まず、塩基配列を決定しようとする2種の二本鎖DNAa
及びDNAbを単離する。これらの正逆方向(表、裏)合計
4種の塩基配列を決定する。このために、これらDNAを
それぞれ、4種の異なるM13ベクター1〜4を用いて、D
NAの塩基配列の決定を行う。
すなわち、前記二本鎖DNAaの表の一本鎖DNAa1と裏の
一本鎖DNAa2、前記DNAbの表の一本鎖DNAb1と裏の一本鎖
DNAb2が前記4種の異なるベクター1〜4に組み込まれ
た組換ベクターからなる4種類の一本鎖のDNA試料5〜
8を調製する。
一方、それぞれ塩基配列が異なり、前記ベクター1〜
4の一種類にのみハイブリダイズし得る塩基配列を持っ
たプライマー9〜12を、それぞれ異なる発光波長の標識
蛍光体、Fluoreseince isothicayanate(FITC;発光波長
515nm),4-fluoro-7-nitrobenzofurazan(NBD-F;発光波
長540nm),TRITC(tetramethyl rhodamine isothiocyan
ate;発光波長573nm),およびTexas Red(発光波長605n
m)で標識する。
ついで、各DNA試料5〜8と各プライマー9〜12の全
てを一緒に混合することによりハイブリダイゼイション
処理を行う。この際、各プライマー9〜12は、それぞ
れ、各DNA試料5〜8のベクター1〜4の一種類にのみ
ハイブリダイズし得るものであるから、第1図に示すよ
うに、5-9,6-10,7-11,8-12の組み合わせで前記標識され
たプライマーが前記各ベクターにハイブリダイズされた
各DNA試料5-9,6-10,7-11及び8-12の処理混合物が得られ
る。
つぎに、前記処理混合物を4分割し、これら4分割し
た各試料の処理混合物に対し、それぞれ、末端塩基種が
アデニン、シトシン、グアニン、及び、チミンとなるよ
うに個別にデオキシヌクレオチドおよびダイデオキシヌ
クレオチドを調合し、酵素反応(第1図において、それ
ぞれ、A,C,G及びT処理として図示)して相補鎖合成を
行う。前記相補鎖合成により、前記各試料5〜8に由来
し、その混合物中のDNA断片の末端塩基種が前記4種の
いずれかであるDNA断片群、すなわち、DNA断片の末端塩
基種がアデニンであるA群(前記各ベクターにハイブリ
ダイズされた各DNA試料の末端塩基種がアデニンである
群、すなわち、第2図の5-9-A,6-10-A,7-11-A及び8-12-
Aからなる群)、DNA断片の末端塩基種がシトシンである
C群(前記各ベクターにハイブリダイズされた各DNA試
料の末端塩基種がシトシンである群、すなわち、第2図
の5-9-C,6-10-C,7-11-C及び8-12-Cからなる群)、DNA断
片の末端塩基種がグアニンであるG群(前記各ベクター
にハイブリダイズされた各DNA試料の末端塩基種がグア
ニンである群、すなわち、第2図の5-9-G,6-10-G,7-11-
G及び8-12-Gからなる群)、及び、DNA断片の末端塩基種
がチミンであるT群(前記各ベクターにハイブリダイズ
された各DNA試料の末端塩基種がチミンである群、すな
わち、第2図の5-9-T,6-10-T,7-11-T及び8-12-Tからな
る群)を個別に作成する。
つぎに、第3図の多色蛍光検出型電気泳動装置の図に
示すように、200mm×300mmの大きさの石英板間の0.3mm
の間隙の間に形成された6%ポリアクリルアミドゲルか
らなる泳動分離ゲル板10の試料注入ウエル12,13,14,15
に、上記A,C,G,Tの各群を注入具11により、それぞれ、
滴下し、これを泳動させる。ついで各群が前記ウエル下
底から約25cmの距離泳動した部位を前記ゲル板の側面か
らレーザー16によりレーザー照射することによって発す
る蛍光を像分割プリズムとフィルター(図示せず)で前
記各試料5〜8のそれぞれ異なる蛍光体標識に対応する
波長に分光させ、前記分光した各波長の蛍光を二次元蛍
光検出器17の結像部位に各試料5〜8に対応する蛍光線
画像として結像させる。
二次元蛍光検出器17の結像部位に結像された各蛍光線
画像は、モニター21に各試料5〜8に対応する4本の線
画像22として表示されるとともに、コントローラ18、デ
ータ処理器19を経て表示器20に表示される。
第4図は、前記モニター21に表示された線画像22の拡
大図であって、4本の線画像は、上から順に前記試料5
〜8に対応し、…で示したA領域、C領域、G領域及び
T領域は、それぞれ、各試料のA群、C群、G群及びT
群に対応する領域を示す。
したがって、上記データを演算処理することにより、
各試料の塩基配列を同時に決定することができる。
なお、本実施例では光源としてアルゴンレーザー(48
8nm)およびHe-Neレーザー(543nm)を用いた。アルゴ
ンレーザーとHe-Neレーザーを一体化して同一場所を照
射しても良いが、2mmあるいはそれ以上離れた位置を照
射しても良い。使用した上記標識蛍光体のうち、FITCお
よびNBD-Fの励起にはArレーザーを、TRITCおよびTexas
Redの励起にはHe-Neレーザーを使用した。試料数が多い
ときにはこれらに加えて更に発光波長の長い蛍光体を使
用することもできる。この場合、He-Neレーザ(633nm)
や半導体レーザーを使用することもできる。
〔発明の効果〕
本発明によれば、多数の試料を同時に混合物の形態の
まま処理することができるので操作の手間が省ける利点
がある。また、A,C,G,Tを異なる色素で標識し、同一泳
動路上を泳動させる方式では標識色素の違いによる泳動
時間の差などを補正する必要があるが本法では同じ試料
は同一色素で標識できるので補正の必要はない利点もあ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第2図は本発明の試料調整の模式図、第3図は
本発明に使用する多色蛍光検出型電気泳動装置の概念
図、第4図は、第3図に多色蛍光検出型電気泳動装置に
おけるモニターに表示された線画像の拡大図である。 a,b……二本鎖DNA、a1……aの表の一本鎖DNA、a2……
aの裏の一本鎖DNA、b1……bの表の一本鎖DNA、b2……
bの裏の一本鎖DNA、1,2,3,4……それぞれ、異なるベク
ター,5,6,7,8……DNA試料、9,10,11,12……異なる色素
で標識されたプライマー、5-9,6-10,7-11,8-12……異な
るプライマーでハイブリダイズされたDNA試料、A処理
……末端塩基種がAとなる相補鎖合成、C処理……末端
塩基種がCとなる相補鎖合成、G処理……末端塩基種が
Gとなる相補鎖合成、T処理……末端塩基種がTとなる
相補鎖合成、A群……末端塩基がAのDNA断片群、C群
……末端塩基がCのDNA断片群、G群……末端塩基がG
のDNA断片群、T群……末端塩基がTのDNA断片群、10…
…泳動分離ゲル、11……注入具、12〜15……試料注入ウ
ェル、16……レーザー、17……二次元蛍光検出器、18…
…コントローラ、19……データ処理器、20……表示装
置、21……モニター、22……モニターされた線画像、A
領域……A群に対応する領域、C領域……C群に対応す
る領域、G領域……G群に対応する領域、T領域……T
群に対応する領域。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) C12Q 1/68 G01N 33/58 C12N 15/00 G01N 27/26

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】それぞれ異なるベクターに組み込まれた異
    なる複数の一本鎖のDNA試料と、それぞれ塩基配列が異
    なり、異なる発光波長をもつ蛍光体で標識され、前記各
    ベクターの1種類のみにハイブリダイズするプライマー
    とを調製するステップと、 前記各DNA試料と前記各プライマーとを全て混合して処
    理し、前記各ベクターに前記プライマーをハイブリダイ
    ズさせて、処理混合物を4分割するステップと、 前記4分割された処理混合物から、前記各DNA試料に由
    来し、DNA断片の末端塩基種がアデニン、シトシン、グ
    アニン、及びチミンであるDNA断片群、即ち、前記各DNA
    試料に由来するアデニン断片群、シトシン断片群、グア
    ニン断片群、及びチミン断片群を、相補鎖合成により調
    製するステップと、 前記各断片群を電気泳動して、前記各断片群毎に前記発
    光波長の差に基づいて前記DNA試料に由来するDNA断片の
    分離検出を行なうステップとを有することを特徴とする
    DNAの塩基配列決定法。
  2. 【請求項2】請求項1に記載のDNAの塩基配列決定法に
    おいて、前記分離検出を行なうステップでは、前記各断
    片群を異なる泳動路で泳動させて、各泳動路において、
    前記発光波長の差に基づいて前記各DNA試料に由来するD
    NA断片の分離検出を行ない、前記複数の一本鎖のDNA試
    料の塩基配列を決定することを特徴とするDNAの塩基配
    列決定法。
  3. 【請求項3】請求項2に記載のDNAの塩基配列決定法に
    おいて、前記各泳動路の泳動開始点から所定の位置を、
    レーザー光照射して前記蛍光体から発する蛍光を検出す
    ることを特徴とするDNAの塩基配列決定法。
  4. 【請求項4】請求項3に記載のDNAの塩基配列決定法に
    おいて、前記各泳動路での前記発光波長の差に基づく前
    記DNA断片の分離検出を、前記蛍光を分光して、分光さ
    れた各波長の光を検出器により検出することを特徴とす
    るDNAの塩基配列決定法。
  5. 【請求項5】請求項4に記載のDNAの塩基配列決定法に
    おいて、前記検出器が2次元光検出器であることを特徴
    とするDNAの塩基配列決定法。
  6. 【請求項6】それぞれ異なる発光波長をもつ蛍光体で標
    識され、複数種類の一本鎖のDNA試料の各DNA試料にそれ
    ぞれハイブリダイズするプライマーと、前記各DNA試料
    とを混合して、前記各DNA試料と前記プライマーとをハ
    イブリダイズさせて、末端塩基種がアデニン、シトシ
    ン、グアニン、及びチミンであるDNA断片群、即ち、ア
    デニン断片群、シトシン断片群、グアニン断片群、及び
    チミン断片群の各断片群に分けて、前記蛍光体で標識さ
    れたDNA断片を相補鎖合成により合成し、前記各断片群
    を異なる泳動路で電気泳動して、前記各断片群毎に前記
    発光波長の差に基づいて前記DNA試料に由来するDNA断片
    の分離検出を行ない、前記複数種類のDNA試料の塩基配
    列を決定することを特徴とするDNAの塩基配列決定法。
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Science 240 p.185−188(1988)

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JPH02268700A (ja) 1990-11-02
DE4011991A1 (de) 1990-10-18

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