JP2900382B2 - 固体撮像装置 - Google Patents

固体撮像装置

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JP2900382B2 JP63292116A JP29211688A JP2900382B2 JP 2900382 B2 JP2900382 B2 JP 2900382B2 JP 63292116 A JP63292116 A JP 63292116A JP 29211688 A JP29211688 A JP 29211688A JP 2900382 B2 JP2900382 B2 JP 2900382B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、固体撮像装置に関し、特に、スミアを低減
せしめた固体撮像装置に関する。
[従来の技術] 電荷結合素子(CCD)を用いた固体撮像装置は、ビデ
オカメラの固体撮像装置として実用化されている。従
来、この種固体撮像装置は、第5図に示すように、感光
部1で蓄積された電荷を垂直方向に転送する垂直転送レ
ジスタ2、垂直転送レジスタの終端に配置された、電荷
を水平方向に転送する水平転送レジスタ3′および水平
転送レジスタの終端において電荷を検出する電荷検出部
6で構成され、そして、感光部および垂直転送レジスタ
は、第6図に示すように2つの感光部に対して垂直転送
電極4つが対応するように構成されている。
この固体撮像装置は次のように駆動される。第1フィ
ールドではまず感光部1−a、1−c、…の光電変換電
荷を転送電極1−2、2−2、…の下に読み出し、この
電荷を転送電極1−4、2−4、…の下まで転送する。
次に、感光部1−b、1−d、…の光電変換電荷を転送
電極1−4、2−4、…下へ読み出し、感光部1−aと
1−bとの電荷を、また、感光部1−cと1−dとの電
荷を合成する。そして、このフィールドの画像を水平レ
ジスタ3へ向けて転送する。第2フィールドでは、感光
部1−bと1−cとの電荷を合成して画像を形成する。
[発明が解決しようとする問題点] 固体撮像装置をビデオカメラの撮像装置として使用し
た場合の画像の重要な特性の1つはスミアである。これ
は、高輝度被写体を撮像した時画面の中でその高輝度被
写体の上下が帯状に白くなる現象であり、このスミアが
大きいと画質は劣化する。そして、スミアが一定レベル
を超える場合にはその製品は不良と判定されるので、ス
ミアは歩留まりを下げる重大なファクターとなってい
る。しかるに、従来の固体撮像装置の構成ではスミアを
大きく低減させたりあるいはこれを除去したりする構成
にはなっていないので、従来装置は画質に問題があり、
また高歩留まりで製造することのできないものであっ
た。
よって、本発明の目的とするところは、画質に優れ、
歩留まり高く製造することのできる固体撮像装置を提供
することである。
[問題点を解決するための手段] 本発明の固体撮像装置は、光電変換を行う列状に配列
された感光部と、該感光部から光電変換電荷を読み出し
これを転送する電荷転送レジスタと、該電荷転送レジス
タを転送されてきた電荷を検出する電荷検出部とを具備
する固体撮像装置において、前記電荷転送レジスタの電
荷転送電極は、転送される各光電変換電荷が蓄積される
井戸の間にもう一つの井戸を形成しうる数だけ備えられ
ており、前記感光部から光電変換電荷を読み出す電極位
置は前記感光部一つおきに同じで隣接する感光部同士で
異なっており、かつ、前記電荷転送レジスタの後段に光
電変換電荷に基づく信号から、前記転送レジスタを当該
光電変換電荷に隣接して転送されてきた蓄積電荷に基づ
く信号を差し引く機構が備えられたものである。
[実施例] 次に、図面を参照して本発明の実施例について説明す
る。第1図は、本発明の一実施例を示す平面図であり、
第2図は、その部分拡大図、第3図は、その垂直転送レ
ジスタ部分の断面図である。
第1図において、感光部1に蓄積された光電変換電荷
は、垂直転送レジスタ2に読み出され、このレジスタを
介して第1水平転送レジスタ3へ向けて転送される。こ
こで、垂直転送レジスタ1を転送される光電変換電荷
は、後述するように、レジスタに形成される井戸の中の
1つおきに蓄積されて転送され、そして、光電変換電荷
が蓄積されない井戸には、スミア分の電荷が蓄積されて
転送される。光電変換電荷は、第1水平転送レジスタ3
へ転送された後、このレジスタを転送され、電荷検出部
6から検出される。一方、スミア分の電荷は、第1水平
転送レジスタ3および制御電極5を介して、第2水平転
送レジスタ4へ転送され、このレジスタ内を転送された
後に電荷検出部7から検出される。
第2図に示すように、垂直転送レジスタ2の転送電極
は、各感光部1−a、1−b、…に対して4つずつの転
送電極、即ち、第1転送電極(n−1)、第2転送電極
(n−2)、第3転送電極(n−3)、第4転送電極
(n−4)の4つの電極(但し、n=1、2、…)が対
応するように構成され、そして、各感光部において、そ
の光電変換電荷を読み出すことのできる垂直転送電極
は、第1、第3電極と垂直方向に交互になっている。
また、垂直転送レジスタの各転送電極は、第3図に示
すようにN型半導体基板10上に形成されたPウェル層9
内のN-層8上に酸化膜を介して配置されている。
この固体撮像装置の通常使用されるフィールド駆動で
の動作は次の通りである。
まず、第1フィールドについて説明すると、感光部1
で蓄積された電荷は、ある時刻に垂直転送レジスタ2へ
転送される。第2図においてこの時の動作は、1−1、
2−1、3−1、4−1、…の電極に読み出しパルスが
印加されると、感光部1−a、1−c、…の電荷が1−
1、3−1、…の垂直転送電極へ移動するものである。
この時感光部1−b、1−d、…の電荷は転送されな
い。次に、垂直転送電極に転送パルスを印加し電極1−
1、3−1、…下の電荷を2−3、4−3、…の転送電
極の位置まで転送する。次に、この状態で、今度は転送
電極2−3、4−3、…に読み出しパルスを印加する。
この時感光部1−b、1−d、…に蓄積されていた電荷
は転送電極2−3、4−3、…下へ移動し、それぞれ感
光部1−a、1−c、…の電荷と合成され、テレビ画面
の第1フィールドの信号が作られる。この時、最初電極
2−1、4−1、…下に形成されていた井戸は、転送電
極3−3、…下に移動しているが、転送電極3−3、…
に読み出しパルスが印加されても今度も感光部からの電
荷は転送されない。従って、垂直転送電極下に形成され
る井戸において、感光部からの光電変換電荷は1つおき
の井戸に存在する形になる。そして、感光部からの電荷
の転送を受けない井戸には、垂直転送レジスタに直接蓄
積される電荷のみが蓄積されるのであるが、ここに蓄積
された電荷はほとんどスミア成分で占められている。
一方、感光部からの光電変換電荷も垂直転送電極下を
転送されて来るため転送中に直接入ってくる電荷スミア
が加算された形になっている。この垂直転送レジスタで
の電極下におけるポテンシャルプロファイルと信号電荷
の位置関係とを第4図に示す。即ち、転送電極1−1、
1−2;3−13−2;…下の井戸には、スミア分を含む光電
変換電荷Aが蓄積され、また、電極2−1、2−2;…下
の井戸にはスミア分の電荷Bが蓄積され、そして、両電
荷はこの位置関係を保持したまま、即ち、両電荷は一つ
おきに並んだ状態で水平転送レジスタへ向けて転送され
る。そして、先に述べたようにスミア分を含む光電変換
電荷Aは、第1水平転送レジスタ3を介して電荷検出部
6から、また、スミア分の電荷Bは、第1水平転送レジ
スタ3、制御電極5および第2水平転送レジスタ4を介
して電荷検出部7から電気的信号として取り出される。
その後、電荷Aに基づく信号からそれに隣接していた電
荷Bの信号を差し引くことにより光電変換信号からスミ
ア分を取り除くことができる。
次に、第2フィールドについて説明する。まず感光部
1−b、1−d、…に蓄積された光電変換電荷を転送電
極2−3、4−3、…に読み出しパルスを印加すること
により読み出し、この電荷を転送電極3−1、…まで転
送してからこの電極に読み出しパルスを印加して感光部
1−c、…の蓄積電荷を読み出し、2つの感光部(例え
ば、1−bと1−c)の光電変換電荷を合成する。これ
以降の動作は第1フレームの場合と同様である。
なお、この実施例で、感光部の読み出し電極位置を隣
接する感光部同士で異ならしめかつ感光部一つおきに同
じにしたのは少ない相数の転送パルスによって電荷を転
送するための工夫である。第2図に示す電極構成の場
合、例えば、八相の転送パルスを用いるならば、感光部
の読み出し口は同一の場所であっても、この実施例と同
様の動作を行わせることが可能である。しかし、八相の
転送パルスを用いるのは、基板上の配線が錯綜し、か
つ、転送パルス系が複雑化するので本実施例のように、
感光部の電荷読み出し口を異ならしめた方が有利であ
る。
また、実施例では水平転送レジスタを第1と第2の2
つに分けていたが、これに替えて全ての電荷を1本の水
平転送レジスタをによって転送するようにしてもよい。
ただし、この場合、水平転送レジスタの転送速度を2倍
に高めなければならない。
さらに、本発明は、二次元の固体撮像装置のみなら
ず、一次元のものに対しても適用できるものである。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明は、光電変換電荷を転送
する垂直転送レジスタの転送電極数を、光電変換電荷を
通常の状態で転送することができる電極数の2倍とする
ととも感光部より光電変換電荷を読み出す電極位置を隣
接する感光部同士で異ならしめ、かつ、転送されてきた
光電変換電荷に基づく信号から当該光電変換電荷に隣接
して転送されてきた蓄積電荷に基づく信号を差し引く構
成を備えたものであるので、本発明によれば、転送パル
スの相数を増加させることなく、従って、転送パルス用
配線や転送パルス系を複雑化させることなく、スミアの
ない高画質の固体撮像装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例を示す平面図、第2図は、
第1図の部分拡大図、第3図は、第2図の縦断面図、第
4図は、第3図のポテンシャルプロファイル、第5図
は、従来例の平面図、第6図は、第5図の部分拡大図で
ある。 1、1−a、1−b、1−c、1−d…感光部、2…垂
直転送レジスタ、3−第1水平転送レジスタ、4…第2
水平転送レジスタ、5…制御電極、6、7…電荷検出
部、1−1〜4−4…垂直転送電極、8…N-層、9…P
ウェル層、10…N型半導体基板。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光電変換を行う列状に配列された感光部
    と、該感光部から光電変換電荷を読み出しこれを転送す
    る電荷転送レジスタと、該電荷転送レジスタを転送され
    てきた電荷を検出する電荷検出部とを具備する固体撮像
    装置において、前記電荷転送レジスタの電荷転送電極
    は、転送される各光電変換電荷が蓄積される井戸の間に
    もう一つの井戸を形成しうる数だけ備えられており、前
    記感光部から光電変換電荷を読み出す電極位置は前記感
    光部一つおきに同じで隣接する感光部同士で異なってお
    り、かつ、前記電荷転送レジスタの後段に、レジスタを
    転送されてきた光電変換電荷に基づく信号から、当該光
    電変換電荷が蓄積されていた井戸に隣接した井戸に蓄積
    されていた電荷に基づく信号を差し引く機構が備えられ
    ていることを特徴とする固体撮像装置。
JP63292116A 1988-11-18 1988-11-18 固体撮像装置 Expired - Lifetime JP2900382B2 (ja)

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