JP2900356B2 - 平行定規のスタンド機構 - Google Patents

平行定規のスタンド機構

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JP2900356B2 JP17169394A JP17169394A JP2900356B2 JP 2900356 B2 JP2900356 B2 JP 2900356B2 JP 17169394 A JP17169394 A JP 17169394A JP 17169394 A JP17169394 A JP 17169394A JP 2900356 B2 JP2900356 B2 JP 2900356B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は平行定規を使用条件に応
じて基準面に対して傾斜状態に保持するスタンド機構に
関する。
【0002】
【従来技術とその問題点】この種の平行定規は、これを
載置するデスク面などの基準面に対してほぼ平行状態で
使用したり、傾斜状態で使用したりする。このためのス
タンド機構としては図4のように、図板20の裏面に固
定されたスタンドホルダ21にスタンド22を回動自在
に支持させ、傾斜状態で使用するときは、スタンド22
を回動により図板に対して起立させていた。
【0003】しかしながら、スタンド22がスタンドホ
ルダ21の一端に回動自在に支持されているため、起立
時にはスタンド22の凸部23がスタンドホルダ21の
端部の壁によるストッパ部24に係合するが、製図作業
者が上半身を図板上にかけたときのように、スタンド2
2に大きな荷重が加えられたとき、スタンド22からの
偏荷重を受けてスタンドホルダ21のストッパ部24が
破損するおそれがある。
【0004】また、構造的には、スタンド22はスタン
ドホルダ21に対して金属製の回動軸25により連結さ
れているため、これら三部材を組付けた後に、組立体を
図板に取り付ける必要があり、作業が面倒であった。
【0005】
【発明の目的】本発明は上記欠点を解消し、スタンドが
スタンドホルダに安定的に保持されるとともに、スタン
ドをスタンドホルダに対して事前に組み付けることなし
に取り付けが可能な平行定規のスタンド機構を提供する
ことをその目的とする。
【0006】
【目的を達成するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明に係る平行定規におけるスタンド機構は、図
板の両側に固定されたレールに沿って同方向に同量だけ
移動可能なスケールを備えるとともに、上記図板の裏面
に固定されたスタンドホルダに対してスタンドを回動自
在に支持させた平行定規において、上記スタンドホルダ
の中央部にU字状の軸受部を図板側に開口させて形成
し、軸受部をはさんだ両側には第1の受け部と第2の受
け部とをそれぞれU字状に形成して図板と反対側に開口
させる一方、上記スタンドの基部の両側には上記スタン
ドホルダの幅よりもやや幅広の間隔をおいて壁部を形成
し、両側壁部間の基部側端部には上記軸受部に回動自在
に軸受けされる回動軸を両側壁部間に形成し、この回動
軸から等距離をおいた位置に上記第1の受け部と第2の
受け部にそれぞれ係合可能な第1の軸と第2の軸とを上
記回動軸に平行に形成し、上記スタンドを上記回動軸を
中心に回動させて上記第1の軸を上記第1の受け部に係
合させたときにスタンドを図板にほぼ平行な状態とし、
上記第2の軸を上記第2の受け部に係合させたときにス
タンドを図板に対して起立状態とすることを特徴とす
る。
【0007】なお、前記回動軸と第1の軸と第2の軸が
合成樹脂により一体に形成するのが望ましい。
【0008】
【発明の作用、効果】請求項1の発明によれば、スタン
ドを倒伏するときはスタンドの第1の軸をスタンドホル
ダの第1の軸に係合させる。そして、スタンドを起立さ
せるときはスタンドの第2の軸をスタンドホルダの第2
の受け部に係合させるが、このときスタンドは図板等の
荷重を受けて第2の軸を中心に回動して回動軸を図板裏
面から離反させようとする力が働く。ところが、回動軸
はスタンドホルダの中央部のU字状の軸受部に軸受けさ
れているため、上記の力はスタンドホルダに均等に分散
し、スタンドホルダに偏荷重が働かない。したがって、
スタンドホルダが破損することはない。
【0009】また、図板裏面に取り付けるときは、スタ
ンドの基部の両側にはスタンドホルダの幅よりもやや幅
広の間隔の壁部が形成されているので、両側壁部間から
スタンドホルダを挿入してその軸受部に回動軸を軸受け
させた状態でスタンドホルダを図板裏面に固定すればよ
い。このため、両部品は事前での組付けが不要で、組付
けと取り付けとを同時に行なうことができ、作業が簡単
である。
【0010】請求項2の発明によれば、回動軸と起立・
倒伏時の各第1の軸と第2の軸とが一体に成形されてい
るので、スタンドホルダに対して誤差が発生しにくく、
このため、起伏時と倒伏時において、スタンドとスタン
ドホルダ間でのガタつきがない。また位置決めが確実と
なり使い勝手が向上できる。
【0011】
【実施例】図1は平行定規で、この平行定規は図板1の
両側に固定されたレール2に沿って同方向に同量だけス
ケール3を移動させるスケール3の同期移動機構(図示
せず)を備えているとともに、図板1の裏側には図板1
を平行定規を載置した(机上面などの)載置面に対して
ほぼ平行な倒伏状態にしたり傾斜状態にしたりするスタ
ンド機構が設けられている。
【0012】このスタンド機構は、図2に示されるよう
に、図板1の裏面に固定されたスタンドホルダ4に対し
て支持されたスタンド5を回動により倒伏または起立可
能に構成してなるものである。
【0013】スタンドホルダ4は合成樹脂により一体成
形され、図3に詳しく示されているように、その中央部
にはU字状の軸受部6が図板1側に開口して形成されて
いる。また、軸受部6をはさんだ両側には第1の受け部
7と第2の受け部8とがそれぞれU字状に形成され、図
板1と反対側に開口している。第1の受け部7と第2の
受け部8の両端には固定用のネジ孔9が形成されてい
る。なお、スタンドホルダ4は左右対称に形成されてい
る。
【0014】次に、スタンド5も合成樹脂により一体成
形され、その基部の両側には上記スタンドホルダ4の幅
よりもやや幅広の間隔をおいて壁部10が形成され、両
側壁部10の先端側は連結部11によって連結されてい
る。また、両側壁部10間の基部側端部には上記軸受部
6に回動自在に軸受けされる回動軸12が両側壁部10
間に形成されている。そして、回動軸12から等距離を
おいた位置に、上記第1の受け部7と第2の受け部8に
それぞれ係合可能な第1の軸13と第2の軸14とが上
記回動軸12に平行に形成されている。これらの第1の
軸13と第2の軸14とはそれぞれ回動軸12から離れ
た位置に第1の軸13と第2の軸14がそれぞれ形成さ
れている。なお、15は補強用リブである。
【0015】ところで、スタンド5の両側壁部10の間
からスタンドホルダ4を挿入し、回動軸12をスタンド
ホルダ4の軸受部6に係合させた状態で第1の軸13を
第1の受け部7に係合させたときにスタンド5がスタン
ドホルダ4にほぼ平行な状態となり、上記第2の軸14
を上記第1の受け部7に係合させたときにスタンド5が
スタンドホルダ4に対して起立状態となるように設定す
る。
【0016】前記構成のスタンド機構の取り付けにあた
っては、まず、スタンド5の両側壁部10の間にスタン
ドホルダ4を挿入し、回動軸12をスタンドホルダ4の
軸受部6に係合した状態で、スタンドホルダ4のネジ孔
9からネジ16を挿通して図板1の裏面に止着固定すれ
ばよい。スタンド5とスタンドホルダ4は通常の場合、
図板1のペンシルケース17の反対側の裏面に取り付け
られたゴム製の脚18と所定距離を有した位置に取り付
ければよい。
【0017】次に、上記作図作業において、図板1を平
行定規の載置面に対してほぼ平行な状態にして使用する
ときは、スタンド5は上記回動軸12を中心に回動させ
て上記第1の軸13を上記第1の受け部7に係合させて
倒伏させればよい。そして、図板1を載置面に対して傾
斜状態で使用するときは、スタンド5を回動させて第1
の軸13と上記第1の受け部7との係合を解除して、上
記第2の軸14を上記第2の受け部8に係合させたとき
にスタンド5を図板1に対して起立状態とすればよい。
【0018】以上のように、スタンド5を起立させると
きはスタンド5の第2の軸14をスタンドホルダ4の第
2の受け部8に係合させるが、このときスタンド5は図
板1等の荷重を受けて第2の軸14を中心に回動して回
動軸12を図板1裏面から離反させようとする力が働
く。ところが、回動軸12はスタンドホルダ4の中央部
のU字状の軸受部6に軸受けされているため、上記の力
はスタンドホルダ4に均等に分散し、スタンドホルダ4
に偏荷重が働かない。したがって、スタンドホルダ4が
破損することはない。
【0019】また、図板1裏面に取り付けるときは、ス
タンド5の基部の両側にはスタンドホルダ4の幅よりも
やや幅広の間隔の壁部10が形成されているので、両側
壁部10間からスタンドホルダ4を挿入してその軸受部
6に回動軸12を軸受けさせた状態でスタンドホルダ4
を図板1裏面に固定すればよい。このため、両部品は事
前での組付けが不要で、組付けと取り付けとを同時に行
なうことができる。
【0020】また、図板1裏面への取り付け時にスタン
ドホルダ4が対称形となっているため部品の方向性を考
慮せずに組付けることができる。
【0021】さらに、回動軸12と起立・倒伏時の各第
1の軸13と第2の軸14とが一体に成形されているの
で、スタンドホルダ4に対して誤差が発生しにくく、こ
のため、起伏時と倒伏時において、スタンド5とスタン
ドホルダ4間でのガタ付きがない。また位置決めが確実
となり使い勝手が向上できる。
【0022】加えて、回動軸12から離れた位置に第1
の軸13と第2の軸14がそれぞれ保持されるため、図
板1の起立・倒伏時に各軸は近接位置に配置されている
構造に比較し保持力をアップできる。このため不用意な
力に対する起立・倒伏各状態の解除をより少なくでき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る平行定規の斜視図
【図2】本発明に係るスタンド機構の説明図
【図3】スタンドとスタンドホルダの斜視図
【図4】従来のスタンド機構の断面図
【符号の説明】
1 図板 2 レール 3 スケール 4 スタンドホルダ 5 スタンド 6 軸受部 7 第1の受け部 8 第2の受け部 10 壁部 12 回動軸 13 第1の軸 14 第2の軸
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B43L 13/02 B43L 5/00 B43L 3/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 図板の両側に固定されたレールに沿って
    同方向に同量だけ移動可能なスケールを備えるととも
    に、上記図板の裏面に固定されたスタンドホルダに対し
    てスタンドを回動自在に支持させた平行定規において、 上記スタンドホルダの中央部にU字状の軸受部を図板側
    に開口させて形成し、軸受部をはさんだ両側には第1の
    受け部と第2の受け部とをそれぞれU字状に形成して図
    板と反対側に開口させる一方、 上記スタンドの基部の両側には上記スタンドホルダの幅
    よりもやや幅広の間隔をおいて壁部を形成し、両側壁部
    間の基部側端部には上記軸受部に回動自在に軸受けされ
    る回動軸を両側壁部間に形成し、この回動軸から等距離
    をおいた位置に上記第1の受け部と第2の受け部にそれ
    ぞれ係合可能な第1の軸と第2の軸とを上記回動軸に平
    行に形成し、上記スタンドを上記回動軸を中心に回動さ
    せて上記第1の軸を上記第1の受け部に係合させたとき
    にスタンドを図板にほぼ平行な状態とし、上記第2の軸
    を上記第2の受け部に係合させたときにスタンドを図板
    に対して起立状態とすることを特徴とする平行定規のス
    タンド機構。
  2. 【請求項2】 前記回動軸と第1の軸と第2の軸が合成
    樹脂により一体に形成された請求項1記載の平行定規の
    スタンド機構。
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