JPS6237485Y2 - - Google Patents

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JPS6237485Y2
JPS6237485Y2 JP1983156846U JP15684683U JPS6237485Y2 JP S6237485 Y2 JPS6237485 Y2 JP S6237485Y2 JP 1983156846 U JP1983156846 U JP 1983156846U JP 15684683 U JP15684683 U JP 15684683U JP S6237485 Y2 JPS6237485 Y2 JP S6237485Y2
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JP
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deck
circular
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horizontal
horizontal groove
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JP1983156846U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、甲板の摺動と甲板の回転との連続的
な操作がスムーズにでき、その甲板保持部材を簡
単且つ正確に取付けることができ、さらに甲板の
板厚に関係なく取付けることができ、取付後も長
期に亘つて前記操作を極めてスムーズにできるラ
イテイングデスクの甲板支持装置に関する。
〔従来の技術及びその問題点等〕
従来より、ライテイングデスクにおける甲板の
取付け装置は、種々存在している。しかるに甲板
の摺動と甲板の回転との連続的な操作がスムーズ
できないものが大半であつた。その操作が比較的
スムーズにできるものとして実公昭57−38020号
公報が存在している。ところが、この場合には、
その甲板を回転させる部材(回転体)はライテイ
ングデスクの側板に別の部材を装填し、溝は側板
に直接刻設したものであるために、溝の長手方向
の中心線と甲板を反転転させる部材の中心とを正
確に一致させて製作することは製作時において比
較的困難であるし、さらにその長期の使用による
木製の側板歪やゆがみ等でその溝の長手方向の中
心線と甲板を反転させる部材の中心とが屡ずれる
ことがあり、これによつて摺動から回転までの一
連の連続した操作がしにくくなる等の問題点があ
つた。又、実公昭57−38020号公報においては、
回転体の上下の突起で、その甲板を保持している
ために、甲板の板厚を一定にする必要があり、そ
の甲板の板厚が変化した場合には別の回転体を使
用しなければならない問題点があつた。
〔問題点を解決するための手段〕
そこで考案者は、前記問題点等を解決すべく鋭
意、研究を重ねた結果、本考案を、ライテイング
デスクにおける甲板を倒立状態から前倒しの水平
状態に回転させ、又はこの逆に反転させ、且つそ
の水平状態で甲板を適宜前後に摺動可能にしたも
のにおいて、そのライテイングデスクの両側板の
対向する内面に水平状溝及び該水平状溝の中心線
を略中心とした円形穴部を水平状溝端に形成し、
そこに水平状溝形杆と、該端に該水平状溝形杆の
中心線を中心とした円形軸受収納部とを一体形成
した水平状溝形杆付きの円形軸受収納部を前記水
平状溝及び円形穴部に各々嵌合し、その円形軸受
収納部内に円形回転軸受を軸支し、該円形回転軸
受の表面側の中央位置には直径方向に溝部を形成
し、且つ甲板を水平状位置にした場合に、その円
形回転軸受の表面側の上側位置に突起部を甲板上
面に略接して形成し、その甲板の両側の後部位置
に設けた横長摺動片が前記水平状溝形杆の溝内を
摺動し、且つその横長摺動片を円形回転軸受の溝
部に収納可能にしたことからなるライテイングデ
スクの甲板支持装置としたことにより、甲板の摺
動と甲板の回転との連続的な操作がスムーズにで
き、その甲板保持部材を簡易且つ正確に取付ける
ことができ、さらに甲板の板厚に関係なく取付け
ることができ、取付後も長期に亘つて前記操作を
極めてスムーズにでき前記の問題点等を解決し、
その目的を達成したものである。
〔実施例〕
以下、図面の実施例に基づき本考案を説明す
る。
第1図乃至第4図は本考案の実施例を示すもの
であつて、ライテイングデスクAの側板1,1間
の高さ方向の中間位置に甲板2が設けられてい
る。
該甲板2の後部に後部立上り片2aが設けられ
ている。その甲板2を第2図実線に示すように倒
立状態にして、後部の本立10箇所を覆うような
役割をなしたり、或いは第2図点線又は第3図実
線に示すように前倒しの水平状態にして机の上板
としての役割をなしたり、或いは第3図右側点線
に示すようにその甲板2を後方に摺動させておき
単に物を載せておく化粧板としての役割をなすも
のである。その側板1,1間の高さ方向の中間位
置の奥側に水平状溝1a,1aが設けられ、その
前端に連続して該水平状溝1a,1aの中心線を
略中心とした円形穴部1b,1bが設けられてい
る。
3は水平状溝形杆で、前記水平状溝1aに嵌合
するものであり、その水平状溝形杆3の端部に、
該水平状溝形杆3の中心線を中心とした、椀状の
円形軸受収納部4が一体形成され、該円形軸受収
納部4は前記円形穴部1bに嵌合されるものであ
る。その水平状溝形杆3付き円形軸受収納部4は
摩擦係数の少ない合成樹脂等にて一体形成されて
いる。
又、その水平状溝形杆3の溝は円形軸受収納部
4の端部に連通している(第5図参照)。
5は円形回転軸受であつて、該円形回転軸受5
の表面側の中央位置には水平状の直径方向に溝部
5aが形成され、且つ円形回転軸受5の表面側の
上側位置にのみ突起部5bが設けられている。該
突起部5bは第4図,第5図に示すように、三日
月状をなし、この下面は平坦状をなしている。そ
の円形回転軸受5,5は前記円形軸受収納部4,
4内に回転可能に軸支され、その円形回転軸受5
本体はその円形軸受収納部4内に全て納まるよう
に構成され、且つその突起部5b,5bのみが側
板1,1の内面より突出するように構成されてい
る。その突起部5bの下面が、水平状態にした甲
板2の上面に略接するようにして該甲板2が摺動
可能に設けられている。
6は側面からみて長方形状をなした横長摺動片
であつて、前記甲板2の両側の後部位置に左右対
称的に固着されている。その横長摺動片6は前記
水平状溝形杆3の溝内を摺動し、且つ前記円形回
転軸受5の溝部5a内に収納するように構成され
ている。このとき、その横長摺動片6の長さは円
形回転軸受5の溝部5aの長さに略相当してい
る。
図中7は受板で、前記甲板2の下面で、側板
1,1間の高さ方向の中間に設けられている。
8,8は支持片でその受板7の両側と側板1,1
との隅角箇所に固着され、前記甲板2を前倒しの
水平状態にして机の上板としての役割をなしたと
きに、その甲板2の中間位置の両側を支持するよ
うに構成されている(第1図、第3図参照)。9
は棚板、10は本立、11は引出しである。
〔作用〕
まず、第2図実線に示すように甲板2が倒立状
態をなして、後部の本立10箇所を覆うような位
置から円形回転軸受5の中心0(第3図参照)、
即ち、その甲板2の横長摺動片6の中心0を中心
として第2図実線から反時計方向に回転してその
甲板2の両側部が前記支持片8,8に当接して停
止し、第1図、第2図点線又は第3図実線に示す
ように前倒しの水平状態にして机の上板としての
役割なす。そして、その甲板2を化粧板としてす
るのに、水平状溝形杆3,3内での横長摺動片
6,6の摺動にて、甲板2を後方に、第3図右側
点線に示すようにセツトする。又、これらとは反
対に第3図右側点線に示すような状態から第3図
実線に摺動し、そして甲板2を倒立させるように
セツトできる。
〔考案の効果〕
本考案においては、ライテイングデスクAにお
ける甲板2を倒立状態から前倒しの水平状態に回
転させ、又はこの逆に反転させ、且つその水平状
態で甲板2を適宜前後に摺動可能にしたものにお
いて、そのライテイングデスクAの両側板1,1
の対向する内面に水平状溝1a,1a及び該水平
状溝1a,1aの中心線を略中心とした円形穴部
1b,1bを水平状溝1a,1a端に形成し、そ
こに水平状溝形杆3と、該端に該水平状溝形杆3
の中心線を中心とした円形軸受収納部4とを一体
形成した水平状溝形杆3付きの円形軸受収納部4
を前記水平状溝1a,1a及び円形穴部1b,1
bに各々嵌合し、その円形軸受収納部4,4内に
円形回転軸受5,5を軸支し、該円形回転軸受
5,5の表面側の中央位置には直径方向に溝部5
a,5aを形成し、且つ甲板2を水平状位置にし
た場合に、その円形回転軸受5,5の表面側の上
側位置に突起部5b,5bを甲板2上面に略接し
て形成し、その甲板2の両側の後部位置に設けた
横長摺動片6,6が前記水平状溝形杆3,3の溝
内を摺動し、且つその横長摺動片6,6を円形回
転軸受5,5の溝部5a,5aに収納可能にした
ことからなるライテイングデスクの甲板支持装置
としたことにより、第1に甲板2の摺動と甲板2
の回転との連続的な操作がスムーズにでき、第2
にその甲板2の保持部材を簡易且つ正確に取付け
ることができ、第3に甲板2の板厚に関係なく取
付けることができ、取付後も長期に亘つて前記操
作を極めてスムーズにできる等の効果を奏する。
これらの効果について詳述すると、まず、実公
昭57−38020号公報にかかる技術内容では、甲板
を回転させる部材はライテイングデスクの側板に
別の部材を装填し、且つ溝は側板に直接刻設した
ものであるために、溝の長手方向の中心線と甲板
を反転させる部材の中心とを正確に一致させて製
作することは製作時において比較的困難である
し、さらにその長期の使用による木製の側板歪や
ゆがみ等でその溝の長手方向の中心線と甲板を回
転させる部材の中心とが屡ずれることがあり、、
これによつて摺動から回転までの一連の連続した
操作がしにくくなる等の問題点があつたが、本考
案では、水平状溝形杆3付きの円形軸受収納部4
を、水平状溝1a及び円形穴部1bに嵌合したこ
とにより、横長摺動片6が摺動するのは、あくま
でも側板1に取付けた水平状溝形杆3であり、木
製の側板歪やゆがみ等には殆ど関係なくなり、水
平状溝形杆3の溝の長手方向の中心線と甲板2を
回転させる円形回転軸受5の中心とが予め一致
し、且つ水平状溝形杆3と円形軸受収納部4とが
一体化しており、長期の使用によつてもこれは殆
ど変化せず、これらから甲板2の摺動と甲板2の
回転との連続的な操作がスムーズにでき前記の問
題点を一切解消できる。
さらに、甲板2の回転時には、横長摺動片6が
円形回転軸受5の溝部5aに収納されるため、横
長摺動片6の回転につれて円形回転軸受5がスム
ーズに回転できるし、その倒立状態になつた甲板
2の下がり防止は、円形軸受収納部4の円筒縁部
にて好適に対応できる。
又、側板1に水平状溝1aを荒仕上げしたもの
でも、この水平状溝1aに、摩擦係数等の少ない
水平状溝形杆3を嵌合することで甲板2の保持部
材を簡易且つ迅速に取付けることができる。
又、実公昭57−38020号にかかる技術内容では
回転体の上下の突起で、その甲板を保持している
ために、甲板の板厚を一定にする必要があり、そ
の甲板の板厚が変化した場合には別の回転体を製
作して使用しなければならない問題点があつた
が、本考案では、前記円形回転軸受5の表面側の
上側にのみ突起部5bを形成したので、第6図に
示すように甲板2の板厚がt1からt2に変化しても
常に同一の円形回転軸受5で対応できる利点があ
る。これは各種のライテイングデスクAが存在す
ることから極めて大きな効果である。
この場合、甲板2の摺動時には、甲板2の荷重
は左右の横長摺動片6,6にて水平状溝形杆3,
3の溝に支持され、且つ甲板2を前倒しの水平状
溝にして机の上板としての役割をなしたときに
は、甲板2は受板7の左右の支持片8,8と横長
摺動片6,6を収納した円形回転軸受5の溝部5
a,5aにて支持され強度的には十分対応でき
る。
又、甲板2を水平状位置にした場合に、その円
形回転軸受5,5の表面側の上側位置に突起部5
b,5bを形成し、該突起部5b,5bの下面に
甲板2の上面が略接しているため、横長摺動片6
が円形回転軸受5の溝部5aから離れて、水平状
溝形杆3内を摺動していても、その溝部5aの水
平方向が常に一定となり、再びその横長摺動片6
を円形回転軸受5の溝部5a内に容易且つ確実に
収納できる利点があるし、第3図右側点線に示す
ように、その甲板2を後方に摺動させておき単に
物を載せておく化粧板としての役割をなす状態
で、そのまま甲板2を持ち上げてもその突起部5
b,5bの存在にて水平状態を保持でき、横長摺
動片6の捩による破損等を阻止できる利点があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の要部斜視図、第2図は本考案
の縦断側面図、第3図は第2図の要部拡大側面
図、第4図は本考案の要部拡大斜視図、第5図は
本考案の主要支持部材の分解斜視図、第6図は本
考案の要部断面図である。 A……ライテイングデスク、1……側板、1a
……水平状溝、1b……円形穴部、2……甲板、
3……水平状溝形杆、4……円形軸受収納部、5
……円形回転軸受、5a……溝部、5b……突起
部、6……横長摺動片。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ライテイングデスクにおける甲板を倒立状態か
    ら前倒しの水平状態に回転させ、又はこの逆に反
    転させ、且つその水平状態で甲板を適宜前後に摺
    動可能にしたものにおいて、そのライテイングデ
    スクの両側板の対向する内面に水平状溝及び該水
    平状溝の中心線を略中心とした円形穴部を水平状
    溝端に形成し、そこに水平状溝形杆と、該端に該
    水平状溝形杆の中心線を中心とした円形軸受収納
    部とを一体形成した水平状溝形杆付きの円形軸受
    収納部を前記水平状溝及び円形穴部に各々嵌合
    し、その円形軸受収納部内に円形回転軸受を軸支
    し、該円形回転軸受の表面側の中央位置には直径
    方向に溝部を形成し、且つ甲板を水平状位置にし
    た場合に、その円形回転軸受の表面側の上側位置
    に突起部を甲板上面に略接して形成し、その甲板
    の両側の後部位置に設けた横長摺動片が前記水平
    状溝形杆の溝内を摺動し、且つその横長摺動片を
    円形回転軸受の溝部に収納可能にしたことからな
    るライテイングデスクの甲板支持装置。
JP15684683U 1983-10-12 1983-10-12 ライテイングデスクの甲板支持装置 Granted JPS6065039U (ja)

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JP15684683U JPS6065039U (ja) 1983-10-12 1983-10-12 ライテイングデスクの甲板支持装置

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JP15684683U JPS6065039U (ja) 1983-10-12 1983-10-12 ライテイングデスクの甲板支持装置

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Publication Number Publication Date
JPS6065039U JPS6065039U (ja) 1985-05-08
JPS6237485Y2 true JPS6237485Y2 (ja) 1987-09-24

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JP15684683U Granted JPS6065039U (ja) 1983-10-12 1983-10-12 ライテイングデスクの甲板支持装置

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5738020U (ja) * 1980-08-07 1982-03-01

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS53136307U (ja) * 1977-03-31 1978-10-28
JPS5523373Y2 (ja) * 1977-11-12 1980-06-04

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5738020U (ja) * 1980-08-07 1982-03-01

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Publication number Publication date
JPS6065039U (ja) 1985-05-08

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