JPH0226349Y2 - - Google Patents

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JPH0226349Y2
JPH0226349Y2 JP1985015027U JP1502785U JPH0226349Y2 JP H0226349 Y2 JPH0226349 Y2 JP H0226349Y2 JP 1985015027 U JP1985015027 U JP 1985015027U JP 1502785 U JP1502785 U JP 1502785U JP H0226349 Y2 JPH0226349 Y2 JP H0226349Y2
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JP
Japan
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opening
support rail
groove
side end
upright object
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JP1985015027U
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JPS61131948U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、本棚の仕切板などの板状の起立物を
取外すことなく、取付位置を変更可能にする起立
物支持装置に関する。
本棚に収納した本の傾斜や倒伏を防止したり、
または区切りのための仕切板は、従来はあらかじ
め定められた位置に固定状に設けられている。し
たがつて、その区切られた間隔内で本の間に隙間
があるときは仕切板を移動させることができない
から、本が傾斜したり、また倒伏して体裁が悪く
なる問題を有する。
また、本の厚さなどに対して本を挾持する間隔
を変更できるものとしてブツクエンドがあるが、
これは仕切板であるブツクエンドが固定されてい
ないから、重量のなる本、たとえば電話帳などを
並べておく場合、その重量のためにブツクエンド
が移動して本を支持することができず、本が傾斜
したり、倒伏する問題を有するものである。
本考案は、本棚の仕切板などの板状の起立物を
取外すことなく、その位置を容易に変更でき、か
つ確実な固定状態をうることが可能な起立物支持
装置に関する。
本考案の起立物支持装置は、長さ方向に開口部
を有し、その開口部の背後にこの開口部の開口幅
よりも溝幅を大きくした収容溝を有する支持レー
ルと、板状で、その側端面に厚さが収容溝の奥行
と同一またはそれよりも小さい二枚の板状の可動
片をこの側端面に直交状態のときにはその間に間
隙が形成され、しかもその外側面間長さを収容溝
の溝幅と同一またはそれよりもやや大きくし、開
口部の奥行とほぼ同一の間隙をその側端面側との
間にあけて軸体によつて回動自在に枢支したこと
を要旨とする。
本考案の起立物支持装置は、たとえば本などの
配列方向と同一方向に支持レールを設置し、仕切
板などの起立物に軸体を介して取付けられた二枚
の可動片を支持レールの収容溝に挿入して使用す
る。そして、起立物を二枚の可動片と直交させて
立起させたときには、支持レールの収容溝にその
溝幅と同一またはそれよりもやや大きくした外側
面間長さを有する二枚の可動片が固定状態とされ
るから、起立物はその状態で確実に固定される。
逆に、起立物を可動片と直交状態以外にしたとき
には、支持レールの収容溝に収容された二枚の可
動片が収容溝の溝幅よりも小さくなるから、二枚
の可動片は支持レールに対して非固定状態とな
り、起立物は支持レールの長さ方向にスライド可
能となる。
したがつて、本などの数量または厚さに合わせ
て起立物の位置を変更し、起立物を固定すること
で本などを確実、かつ体裁よく支持することがで
きるものである。
本考案にかかる起立物支持装置の詳細を添付の
図面にもとづき更に説明する。
1は断面コ字形の両端が互いに近接する方向へ
直角に曲折された支持レールで、両端部間の長さ
方向に開口部2が設けられている。そして、支持
レール1の内側、すなわち開口部2の背後には結
果として開口部2の開口幅よりもその溝幅が大き
い収容溝3が形成されている。4は本棚の仕切板
などの板状の起立物である。また、5は起立物4
の側端面に設けられた二枚の板状の可動片で、そ
れは厚さが収容溝3に挿入可能なように収容溝3
の奥行と同一またはそれよりも小さく形成され、
その起立物4の側端面に第1図や第2図に示すよ
うに直交状態のときにはその間に間隙が形成さ
れ、しかもその外側面間長さl1を収容溝3の溝幅
と同一またはそれよりもやや大きくするととも
に、開口部2の奥行、すなわち図示した実施例で
は支持レール1の構成部材の厚みとほぼ同一の間
隙をその起立物4の側端面に設けた取付板7との
間にあけて軸体6,6aで取付板7に枢支したも
のである。この取付板7は起立物4の側端面にビ
ス止めなどで固定し、もつて二枚の可動片5,5
がこの側端面に第1図の直交状態から第4図や第
5図で示す非直交状態へ傾動変位可能としてい
る。また、可動片5と取付板7または起立物4の
側端面との間には開口部2の奥行、この場合支持
レール1の構成部材の厚みとほぼ同一の間隙が設
けられるから、起立物4または取付板7と支持レ
ール1の開口側との密着状態は良好なものとな
る。
なお、可動片5の起立物4への枢着は取付板7
を介した構成としたが、起立物4に対して直接軸
体6,6aで固着可能であれば軸体6,6aのみ
で可動片5を起立物4に枢着することもできる。
また、第6図に示すように取付板7を断面コ字形
に形成することもできる。
この起立物支持装置は、支持レール1を本棚な
どの本の配列方向と同一方向にして設置し、支持
レール1の収容溝3に二枚の可動片5を挿入して
使用するものであり、まず第4図や第5図に示す
ように起立物4の側端面に設けられた二枚の可動
片5を側端面に対して非直交状態にする。この状
態の二枚の可動片5の外側面間長さl2は第1図に
おける二枚の可動片5の外側面間長さl1よりも小
さくなる。すなわち、二枚の可動片5に軸着され
た二つの軸体6,6aを結ぶ線分と可動片5が平
行に近づくにしたがつて、二枚の可動片が互いに
その幅方向に接近する。したがつて、二枚の可動
片5の外側面間長さl2は支持レール1の収容溝3
の溝幅よりも小さくなり、このため支持レール1
の長さ方向の端部から収容溝3内に二枚の可動片
5を挿入することができ、かつ移動できる。その
後、二枚の可動片5を起立物4の側端面と直交状
態になるように起立物4を回動させると第2図に
示したように二枚の可動片5は収容溝3の溝内面
側に密着するか、または二枚の可動片5の外側面
間長さが収容溝3の溝幅よりもやや大きいときに
は可動片5が収容溝3を拡開する方向に押圧力が
作用して可動片5が確実に固定される。したがつ
て、起立物4を支持レール1に固定することがで
きる。
固定された起立物4を支持レール1の長さ方向
にスライドさせるときには、起立物4の側端面と
支持レール1とが非直交状態となるように起立物
4を回動させる。そうすると第5図に示す状態に
なるから、可動片5が支持レール1の収容溝3内
で非固定状態となつて、起立物4を支持レール1
の長さ方向に移動させることができるようにな
る。そして、任意の位置に移動させたのち、起立
物4を回動させることで前記したように固定状態
にでき、仕切板などの起立物4を本などの数量ま
たは厚さに合わせた任意の位置に移動させて固定
させうるものとなるのである。
二枚の可動片5の支持レール1への挿入は、起
立物4の非固定時において二枚の可動片5の外側
面間長さl2を開口部2の開口幅よりも小さくして
おけば、支持レール1の長さ方向の端部からだけ
でなく、支持レール1の長さ方向の任意の位置に
おいてその開口側から挿入可能となる。
以上のようになる本考案にかかる起立物支持装
置にあつては、収容溝を有する支持レールに対し
て収容溝に固定または非固定の選択が可能な二枚
の可動片を軸体を介して起立物の側端面に取付け
たので、起立物を支持レールの長さ方向の任意の
位置に確実に固定することができ、本などの数量
または厚さ、更には重量などを考慮することな
く、起立物をそれらに常に接触させておくことが
できるから、本などが傾斜したり、倒伏すること
がなく、体裁よく収納できる。また、起立物は支
持レールに強固に固定されるから、重量の大きい
本なども確実に支持しうるものとなる。
更に、可動片は二枚の板体から構成され、しか
もその外側面間長さを自由にその起立物の側端面
との間で形成する角度を変位させることで変えう
るから、起立物の支持レール内に沿つた移動、ま
た固定が容易に行なえるのである。また、可動片
は幅方向に分離されていることで長さ方向に対し
て制限を受けることがなくなり、その長さを大き
くすることも可能であるから、可動片と収容溝の
接触面積を大きくすることができ、使用状態に応
じて最適なものが選定できる。しかも、支持レー
ルの開口部の開口幅はその背後の収容溝の溝幅よ
りも小さいから、収容溝に係合された可動片の抜
け出しを防止して、起立物に対する支持レールの
位置を、たとえば起立物の上方などに設定するこ
とも可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案にかかる起立物支持装置におい
て固定時における支持レールと起立物を分離した
斜視図、第2図は同じく固定時における支持レー
ルの背板を除去した状態の拡大断面図、第3図は
同じく固定時における第1図中のA−A線断面
図、第4図は非固定時における支持レールを除い
た斜視図、第5図は同じく非固定時における支持
レールの背板を除去した状態の拡大断面図、第6
図は取付板の他の実施例の斜視図である。 1……支持レール、2……開口部、3……収容
溝、4……起立物、5……可動片、6,6a……
軸体、7……取付板。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 長さ方向に開口部2を有し、その開口部2の背
    後にこの開口部2の開口幅よりも溝幅を大きくし
    た収容溝3を有する支持レール1と、 板状で、その側端面に厚さが収容溝3の奥行と
    同一またはそれよりも小さい二枚の板状の可動片
    5,5をこの側端面に直交状態のときにはその間
    に間隙が形成され、しかもその外側面間長さl1
    収容溝3の溝幅と同一またはそれよりもやや大き
    くし、開口部2の奥行とほぼ同一の間隙をその側
    端面側との間にあけて軸体6,6aによつて回動
    自在に枢支した起立物4と、 よりなる起立物支持装置。
JP1985015027U 1985-02-05 1985-02-05 Expired JPH0226349Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985015027U JPH0226349Y2 (ja) 1985-02-05 1985-02-05

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985015027U JPH0226349Y2 (ja) 1985-02-05 1985-02-05

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61131948U JPS61131948U (ja) 1986-08-18
JPH0226349Y2 true JPH0226349Y2 (ja) 1990-07-18

Family

ID=30500493

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1985015027U Expired JPH0226349Y2 (ja) 1985-02-05 1985-02-05

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JP (1) JPH0226349Y2 (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5720037U (ja) * 1980-07-04 1982-02-02
JPH0717730U (ja) * 1993-09-01 1995-03-31 光永通商株式会社 容 器

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5720037U (ja) * 1980-07-04 1982-02-02
JPH0717730U (ja) * 1993-09-01 1995-03-31 光永通商株式会社 容 器

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Publication number Publication date
JPS61131948U (ja) 1986-08-18

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