JPH0637731Y2 - ワンタッチ式簡易ブックホルダー - Google Patents
ワンタッチ式簡易ブックホルダーInfo
- Publication number
- JPH0637731Y2 JPH0637731Y2 JP1989058009U JP5800989U JPH0637731Y2 JP H0637731 Y2 JPH0637731 Y2 JP H0637731Y2 JP 1989058009 U JP1989058009 U JP 1989058009U JP 5800989 U JP5800989 U JP 5800989U JP H0637731 Y2 JPH0637731 Y2 JP H0637731Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- book
- punching
- book holder
- slit
- chevron
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Tables And Desks Characterized By Structural Shape (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は読書時に本を開いた状態で且つ本を立てた状態
で保持し、その使用時及び不使用時にワンタッチで折り
畳んだり開いたりの操作ができる簡易なブックホルダー
に関するものである。
で保持し、その使用時及び不使用時にワンタッチで折り
畳んだり開いたりの操作ができる簡易なブックホルダー
に関するものである。
一般にこの種のブックホルダーとしては、木製又は金属
製の組み立て式のスタンドが従来例として周知である。
この従来例においては、複数の部品が別々に構成され、
夫々に係合部又は係合穴などを形成し、これ等を挿着係
合させて固定することにより組み立てる構成になってい
る。
製の組み立て式のスタンドが従来例として周知である。
この従来例においては、複数の部品が別々に構成され、
夫々に係合部又は係合穴などを形成し、これ等を挿着係
合させて固定することにより組み立てる構成になってい
る。
前記従来例においては、各部品が別々に形成されている
ため、組み立て作業並びに不使用時の保管管理が厄介で
あるばかりでなく、その材料が金属又は木製であるため
相当な重量があって、持ち運び又は携帯に著しい不便が
ある。従って、この種ブックホルダーとしては、組み立
ての作業性並びに保管管理の容易さ、及び携帯の便利さ
の面で課題を有している。
ため、組み立て作業並びに不使用時の保管管理が厄介で
あるばかりでなく、その材料が金属又は木製であるため
相当な重量があって、持ち運び又は携帯に著しい不便が
ある。従って、この種ブックホルダーとしては、組み立
ての作業性並びに保管管理の容易さ、及び携帯の便利さ
の面で課題を有している。
上記従来例の課題を解決する具体的手段として本考案
は、前面部材に対し、山形を形成する背当部材と、支持
部材と、折畳み罫線とスリット状打抜穴とを有するベー
ス部材とを長方形のボード素材で一連に夫々連設部を介
して形成し、前記前面部材には前記連設部に沿って略中
央部に位置するように係止用の打抜舌片を設けると共
に、複数の起立自在な保持片を夫々設け、前記背当部材
には略中央部で中間付近から上方に前記支持部材との連
設部をわずかに越えて略長方形状の切欠部を設け、前記
背当部材と支持部材とベース部材とを山形に起立させ前
記打抜舌片を前記スリット状打抜穴に係合させて山形を
維持させ、前記折り畳み罫線を折ったり伸ばしたりして
前記山形を閉じたり開いたりできる構成にしたことを特
徴とするワンタッチ式簡易ブックホルダーを提供するも
のであり、各構成部材を長方形のボード素材に一連に形
成することで、使用時のセット及び不使用時の折り畳み
がワンタッチで行え、しかも軽量で保管管理及び持ち運
びが容易になるのである。
は、前面部材に対し、山形を形成する背当部材と、支持
部材と、折畳み罫線とスリット状打抜穴とを有するベー
ス部材とを長方形のボード素材で一連に夫々連設部を介
して形成し、前記前面部材には前記連設部に沿って略中
央部に位置するように係止用の打抜舌片を設けると共
に、複数の起立自在な保持片を夫々設け、前記背当部材
には略中央部で中間付近から上方に前記支持部材との連
設部をわずかに越えて略長方形状の切欠部を設け、前記
背当部材と支持部材とベース部材とを山形に起立させ前
記打抜舌片を前記スリット状打抜穴に係合させて山形を
維持させ、前記折り畳み罫線を折ったり伸ばしたりして
前記山形を閉じたり開いたりできる構成にしたことを特
徴とするワンタッチ式簡易ブックホルダーを提供するも
のであり、各構成部材を長方形のボード素材に一連に形
成することで、使用時のセット及び不使用時の折り畳み
がワンタッチで行え、しかも軽量で保管管理及び持ち運
びが容易になるのである。
次に本考案を図示の実施例により更に詳しく説明する
と、例えばダンボール紙からなる長方形のボード素材に
前面部材１、背当部材２、支持部材３及びベース部材４
とが夫々連設部、即ち罫線5,6,7を介して隣設状態に一
連に形成し、前記前面部材１を除き、前記背当部材２、
支持部材３及びベース部材４とで山形を形成するように
構成されている。 前記前面部材１には前記罫線５に沿って略中央部に位置
するように係止用の打抜舌片８を設けると共に、両サイ
ドに振り分けて各一対の起立自在な保持片9,10,11,12を
夫々折り目13,14,15,16を介して打抜形成する。一方の
一対の保持片9,10は大きな本を読む時に使用し、他方の
一対の保持片11,12は小冊子の本を読む時に使用され
る。そして前記背当部材２には略中央部で中間付近から
上方に前記罫線７をわずかに越えて長方形の切欠部17を
設け、該切欠部には本の綴代部分が位置する。更に、前
記ベース部材４の略中央部には折り畳み用の罫線18が設
けられると共に、前記係止用の打抜舌片８が挿着係合す
るスリット状打抜穴19が形成される。尚、このスリット
状打抜穴に代えて、例えば係止用の打抜舌片８を接着剤
によりベース部材４に貼着することもできる。 このように各部を一連に形成した本考案のブックホルダ
ーは、第２〜５図に示したように、罫線５を内側に折
り、罫線6,7を夫々外側に折って背当部材２、支持部材
３及びベース部材４で三角形状又は山形を形成し、前記
ベース部材４のスリット状打抜穴19に対して前記前面部
材１に設けた係止用の打抜舌片８を差し込み係合させる
ことにより、前記三角形状又は山形の形成維持ができ、
第３図に示したような組み立てが完成する。 このように組み立てたブックホルダーは、第４図に示し
たように、ベース部材４に設けた折り畳み罫線18を内側
に折って、背当部材２と支持部材３との間にベース部材
４を折り畳み、更に前面部材１を背当部材２に当接する
ように折り畳むことで、全体が第５図に示したような、
折り畳み状態になる。そして、このような折り畳み状態
で、所定の袋等に収納した保管管理又は持ち運ぶことが
できるのである。 この折り畳み状態から、使用状態にするには、単にベー
ス部材４の折り畳み罫線18を伸ばし、前記第３図に示し
たようにセットする。そして、第６図に示したように、
セットされたブックホルダーに対し、所定の本20を背当
部材２に寄り掛けるようにして載置すると、本20の綴代
20aが前記長方形の切欠部17に嵌まり、本の頁を開いた
時に安定する。そして、両側に開いた頁は前面部材１に
設けたいずれか一対の保持片9,10又は11,12を夫々折り
目13,14又は15,16を介して起立させることにより保持
し、本20を開いた状態が安定して保持され、両手を自由
に使用できることになる。この場合に、両方の保持片を
同時に使用することもできるが、本が大きい場合には一
方の一対の保持本9,10を使用し、小冊子の本の場合には
他方の一対の保持片11,12を使用すれば良い。尚、前記
実施例においては、ボード素材としてダンボール紙の場
合について説明したが、これに限定されることなく、例
えば厚紙素材又はけりプラスチックボード等が使用でき
ることはいうまでもない。そして、プラスチックボード
の場合には、前記罫線又は折り目等の連設部がヒンジ部
となるのである。
と、例えばダンボール紙からなる長方形のボード素材に
前面部材１、背当部材２、支持部材３及びベース部材４
とが夫々連設部、即ち罫線5,6,7を介して隣設状態に一
連に形成し、前記前面部材１を除き、前記背当部材２、
支持部材３及びベース部材４とで山形を形成するように
構成されている。 前記前面部材１には前記罫線５に沿って略中央部に位置
するように係止用の打抜舌片８を設けると共に、両サイ
ドに振り分けて各一対の起立自在な保持片9,10,11,12を
夫々折り目13,14,15,16を介して打抜形成する。一方の
一対の保持片9,10は大きな本を読む時に使用し、他方の
一対の保持片11,12は小冊子の本を読む時に使用され
る。そして前記背当部材２には略中央部で中間付近から
上方に前記罫線７をわずかに越えて長方形の切欠部17を
設け、該切欠部には本の綴代部分が位置する。更に、前
記ベース部材４の略中央部には折り畳み用の罫線18が設
けられると共に、前記係止用の打抜舌片８が挿着係合す
るスリット状打抜穴19が形成される。尚、このスリット
状打抜穴に代えて、例えば係止用の打抜舌片８を接着剤
によりベース部材４に貼着することもできる。 このように各部を一連に形成した本考案のブックホルダ
ーは、第２〜５図に示したように、罫線５を内側に折
り、罫線6,7を夫々外側に折って背当部材２、支持部材
３及びベース部材４で三角形状又は山形を形成し、前記
ベース部材４のスリット状打抜穴19に対して前記前面部
材１に設けた係止用の打抜舌片８を差し込み係合させる
ことにより、前記三角形状又は山形の形成維持ができ、
第３図に示したような組み立てが完成する。 このように組み立てたブックホルダーは、第４図に示し
たように、ベース部材４に設けた折り畳み罫線18を内側
に折って、背当部材２と支持部材３との間にベース部材
４を折り畳み、更に前面部材１を背当部材２に当接する
ように折り畳むことで、全体が第５図に示したような、
折り畳み状態になる。そして、このような折り畳み状態
で、所定の袋等に収納した保管管理又は持ち運ぶことが
できるのである。 この折り畳み状態から、使用状態にするには、単にベー
ス部材４の折り畳み罫線18を伸ばし、前記第３図に示し
たようにセットする。そして、第６図に示したように、
セットされたブックホルダーに対し、所定の本20を背当
部材２に寄り掛けるようにして載置すると、本20の綴代
20aが前記長方形の切欠部17に嵌まり、本の頁を開いた
時に安定する。そして、両側に開いた頁は前面部材１に
設けたいずれか一対の保持片9,10又は11,12を夫々折り
目13,14又は15,16を介して起立させることにより保持
し、本20を開いた状態が安定して保持され、両手を自由
に使用できることになる。この場合に、両方の保持片を
同時に使用することもできるが、本が大きい場合には一
方の一対の保持本9,10を使用し、小冊子の本の場合には
他方の一対の保持片11,12を使用すれば良い。尚、前記
実施例においては、ボード素材としてダンボール紙の場
合について説明したが、これに限定されることなく、例
えば厚紙素材又はけりプラスチックボード等が使用でき
ることはいうまでもない。そして、プラスチックボード
の場合には、前記罫線又は折り目等の連設部がヒンジ部
となるのである。
以上説明したように本考案に係るワンタッチ式簡易ブッ
クホルダーは、前面部材に対し、山形を形成する背当部
材と、支持部材と、折畳み罫線とスリット状打抜穴とを
有するベース部材とを長方形のボード素材で一連に夫々
連設部を介して形成し、前記前面部材には前記連設部に
沿って略中央部に位置するように係止用の打抜舌片を設
けると共に、複数の起立自在な保持片を夫々設け、前記
背当部材には略中央部で中間付近から上方に前記支持部
材との連設部をわずかに越えて略長方形状の切欠部を設
け、前記背当部材と支持部材とベース部材とを山形に起
立させ前記打抜舌片を前記スリット状打抜穴に係合させ
て山形を維持させ、前記折り畳み罫線を折ったり伸ばし
たりして前記山形を閉じたり開いたりできる構成にした
ことにより、特に各構成部材を長方形のボード素材に一
連に形成し、且つ山形の形状を予め形成しておき、その
山形が折り畳み罫線で折り畳んだり開いたりすることが
でき、使用時のセット及び不使用時の折り畳みがワンタ
ッチで行え、しかも軽量で保管管理及び持ち運びが容易
になる等の優れた効果を奏する。 又、背当部材の略中央部で中間付近から上方に長方形状
の切欠部を設けたことにより、本の大きさ及び厚さに影
響されることなく、その切欠部に開いた本の綴代部分の
上部が落ち込み、表紙の上部が背当部材に平面的に当接
して載置状態と開き状態とが安定し、前面部材の両サイ
ドに保持片を設けたことにより、本を開いた状態におけ
る係合保持が安定するという優れた効果も奏する。
クホルダーは、前面部材に対し、山形を形成する背当部
材と、支持部材と、折畳み罫線とスリット状打抜穴とを
有するベース部材とを長方形のボード素材で一連に夫々
連設部を介して形成し、前記前面部材には前記連設部に
沿って略中央部に位置するように係止用の打抜舌片を設
けると共に、複数の起立自在な保持片を夫々設け、前記
背当部材には略中央部で中間付近から上方に前記支持部
材との連設部をわずかに越えて略長方形状の切欠部を設
け、前記背当部材と支持部材とベース部材とを山形に起
立させ前記打抜舌片を前記スリット状打抜穴に係合させ
て山形を維持させ、前記折り畳み罫線を折ったり伸ばし
たりして前記山形を閉じたり開いたりできる構成にした
ことにより、特に各構成部材を長方形のボード素材に一
連に形成し、且つ山形の形状を予め形成しておき、その
山形が折り畳み罫線で折り畳んだり開いたりすることが
でき、使用時のセット及び不使用時の折り畳みがワンタ
ッチで行え、しかも軽量で保管管理及び持ち運びが容易
になる等の優れた効果を奏する。 又、背当部材の略中央部で中間付近から上方に長方形状
の切欠部を設けたことにより、本の大きさ及び厚さに影
響されることなく、その切欠部に開いた本の綴代部分の
上部が落ち込み、表紙の上部が背当部材に平面的に当接
して載置状態と開き状態とが安定し、前面部材の両サイ
ドに保持片を設けたことにより、本を開いた状態におけ
る係合保持が安定するという優れた効果も奏する。
第１図は本考案に係るワンタッチ式簡易ブックホルダー
を展開して示した平面図、第２図は同ブックホルダーの
組み立て途上を示す斜視図、第３図は同ブックホルダー
の組み立て完了時の側面図、第４図は同ブックホルダー
の折り畳み途上を示す斜視図、第５図は同ブックホルダ
ーの折り畳み完了時の斜視図、第６図は同ブックホルダ
ーの使用状態を示す斜視図である。 １……前面部材、２……背当部材 ３……支持部材、４……ベース部材 5,6,7……罫線（連設部） ８……係止用の打抜舌片 9,10,11,12……保持片 13,14,15,16……折り目 17……長方形の切欠部 18……折り畳み用罫線 19……スリット状打抜穴 20……本、20a……綴代
を展開して示した平面図、第２図は同ブックホルダーの
組み立て途上を示す斜視図、第３図は同ブックホルダー
の組み立て完了時の側面図、第４図は同ブックホルダー
の折り畳み途上を示す斜視図、第５図は同ブックホルダ
ーの折り畳み完了時の斜視図、第６図は同ブックホルダ
ーの使用状態を示す斜視図である。 １……前面部材、２……背当部材 ３……支持部材、４……ベース部材 5,6,7……罫線（連設部） ８……係止用の打抜舌片 9,10,11,12……保持片 13,14,15,16……折り目 17……長方形の切欠部 18……折り畳み用罫線 19……スリット状打抜穴 20……本、20a……綴代
Claims (1)
- 【請求項１】前面部材に対し、山形を形成する背当部材
と、支持部材と、折畳み罫線とスリット状打抜穴とを有
するベース部材とを長方形のボード素材で一連に夫々連
設部を介して形成し、前記前面部材には前記連設部に沿
って略中央部に位置するように係止用の打抜舌片を設け
ると共に、複数の起立自在な保持片を夫々設け、前記背
当部材には略中央部で中間付近から上方に前記支持部材
との連設部をわずかに越えて略長方形状の切欠部を設
け、前記背当部材と支持部材とベース部材とを山形に起
立させ前記打抜舌片を前記スリット状打抜穴に係合させ
て山形を維持させ、前記折り畳み罫線を折ったり伸ばし
たりして前記山形を閉じたり開いたりできる構成にした
ことを特徴とするワンタッチ式簡易ブックホルダー。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989058009U JPH0637731Y2 (ja) | 1989-05-19 | 1989-05-19 | ワンタッチ式簡易ブックホルダー |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989058009U JPH0637731Y2 (ja) | 1989-05-19 | 1989-05-19 | ワンタッチ式簡易ブックホルダー |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02147044U JPH02147044U (ja) | 1990-12-13 |
| JPH0637731Y2 true JPH0637731Y2 (ja) | 1994-10-05 |
Family
ID=31583231
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1989058009U Expired - Lifetime JPH0637731Y2 (ja) | 1989-05-19 | 1989-05-19 | ワンタッチ式簡易ブックホルダー |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0637731Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4978042U (ja) * | 1972-10-23 | 1974-07-05 | ||
| JPS604424U (ja) * | 1983-06-21 | 1985-01-12 | 富士写真フイルム株式会社 | 包装兼陳列容器 |
-
1989
- 1989-05-19 JP JP1989058009U patent/JPH0637731Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02147044U (ja) | 1990-12-13 |
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