JPH07507511A - キーボードの傾斜角を可変に調節する装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 キーボードの傾斜角を可変に調節する装置本発明は請求項１の上位概念に記載の 形式の装置に関する。

装置を操作するためのキーボードは、特にデータ処理装置におけるように、長時 間にわたってキーボードを操作するような場合、操作し＆さを得るための人間工 学的な必要性を満たさなければならない。キーボードの人間工学的に提供された 種々の構成のうちの一つには、水平方向に延びる作業面に対するキーボードの傾 斜を調節可能にし、異なる操作員の姿勢や、キーボードの異なる使用場所の寸法 にキーボードの傾斜を適合させるような構成がある。

キーボードケーシングの傾斜角調節のための装置は、例えば欧州特許第２１６２ ７４号明細書およびｒｌＢＭ　Ｔｅｅｈｎｉｃｉｌ　Ｄｉｓｃｌｏｓｕｒｅ　Ｂ ｕｌｌｅｔｉｎ、　Ｖｏｌ、　２６．　Ｎｏ、７Ａ、　１９８３年１２月、　第 ３２７７〜３２７８頁」に基づき公知である。これらの公知の両装置においては 、旋回可能なスタンド基部の固定のために設けられた支承エレメントの構造が比 較的複雑なので、これらの支承エレメントを収容するキーボードケーシングのた めにも、構造的かつ製造技術的な極めて大きな手間が一層必要となる。

本発明の課題は、ケーシン・ｆの形状への構造的な干渉が必要とならないような 、キーガードケーシングの傾斜角を調節する装置を提供することである。

この課題を解決するために、本５１′明の構成では、請求項１の特徴部に記載の ようにした。本発明の有利な構成は、請求項２以下に記載されている。

以下に本発明の実施例を図面につき詳しく説明する第１〜３図はそれぞれ、本発 明による装置の平面図、側面図および正面図である。

第１図〜第３図に示された、キーボードケーシングの傾斜角を調節する装置は、 ２つの部分、つまり支承エレメント１とこの支承ニレメンｈ　１に旋回可能に取 り付けられたスタンド基部２とから成っている。この支承エレメント１は、管状 体からＬｚつている。この管状体の開いた両端部には、スタンド基部２のそれぞ れ１つの支承ピンが進入して案内されている。この管状の支承エレメント１は、 キーボードケーシング下側部分５の底面に配置されており、場合によっては、扁 平な円弧状に成形された溝に埋め込まれている。両支承ビン３．４によって旋回 可能な取り付けられたスタンド基部２は、互いにＬ字形に配置された、異なる長 さの２つのＵ字形部材６．７から成っている。それぞれの両Ｕ字形脚部を結合す る部分は、これらのＵ字形脚部に対して直角に延びるウェブとして形成されてい る。

このウェブのそれぞれの外縁部に、このスタンド基部は、異なる長さの両Ｕ字形 部材のうちの一方に合わせて調節することによって、異なる２つの傾斜角位置で 支持される。

両Ｕ字形部材７のうちの長めのＵ字形部材が舌片８を有しており、該舌片が、ウ ェブに一方の側で緊定されていて、Ｕ字形脚部に対して平行に延びていると有利 である。この舌片の自由端部は支承エレメント１に係止して係合する。このこと を目的として、円弧状セグメントとして支承エレメント１の周面に密着した舌片 自由端部が、支承エレメント１に向いた面に係止エレメント９を有している。こ の係止エレメントは楔状の横方向ウェブの形を有している。この係止エレメント は、スタンド基部２の位置に応じて、９０″だけ互いにずらされて配置された２ つの係止切欠き１０．】１のうちの一方に係合する。支承エレメント１にスタン ド基部２を組み付けるのを簡単にするために、管状の支承エレメント１の両端部 に、管軸線に対して直交方向に延びる乗上げ斜面１２．１３が設けられている。

これらの乗上げ斜面に沿って、スタンド基部２の支承ビン３，４が、組付は時に Ｕ字形部材７の僅かな拡開下でスライドし、次いで、両管端部内に進入する。

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Claims (6)

【特許請求の範囲】
1. １．平らな設置面に載置された方形のキーボードケーシングの傾斜角を、キーボ ードケーシングの後ろ側の両角隅域に旋回可能に支承されたスタンド基部を使用 することによって、可変に調節する装置であって、スタンド基部が、少なくとも ２つの異なる傾斜角位置に固定可能である形式のものにおいて、ケーシング底部 に、両端部で開いた管状の支承エレメント（１）が固定されており、該支承エレ メント（１）に、それぞれ１つの支承ピン（３，４）によって両管端部で案内さ れたスタンド基部（２）が固定されており、該スタンド基部が、異なる長さの２ つのＵ字形部材（６，７）から成っていて、該両Ｕ字形部材が、それぞれ支承ピ ンから突出して互いにＬ字形に配置されており、両Ｕ字形部材（７）のうちの少 なくとも一方に、支承エレメント（１）に係合する係止エレメントが設けられて いることを特徴とする、キーボードケーシングの傾斜角を可変に調節する装置。
2. ２．両Ｕ字形部材（６，７）のそれぞれの両Ｕ字形脚部を結合する部分が、Ｕ字 形脚部に対して直角に延びるストリップ状のウェブとして形成されている、請求 項１記載の装置。
3. ３．両Ｕ字形部材（６，７）のうちの少なくとも一方のＵ字形部材において、該 Ｕ字形部材に一方の側で緊定された舌片（８）が、Ｕ字形脚部に対して平行に延 びており、舌片の自由端部が、支承エレメント（１）に係止して係合している、 請求項１または２記載の装置。
4. ４．管状の支承エレメントの外面に、溝状の少なくとも２つの係止切欠き（１０ ，１１）が、管軸線に対してそれぞれ平行に延びている、請求項３記載の装置。
5. ５．舌片（８）の自由端部が、支承エレメントの外面に適合した円弧セグメント 状の形状を有しており、支承エレメント（１）の係止切欠き（１０，１１）に係 合する係止エレメント（９）が、円弧セグメントの内面に配置されている、請求 項３または４記載の装置。
6. ６．管状の支承エレメント（１）の両端部に、管軸線に対して直交方向に延びる 乗上げ斜面（１２，１３）が設けられており、該乗上げ斜面に沿って、スタンド 基部（２）の支承ピン（３，４）が、組付け時にＵ字形部材（６，７）の僅かな 拡開下でスライドし、次いで両管端部に進入するようになっている、請求項１か ら５までのいずれか１項記載の装置。